一目惚れ(BL)

俺もだけど、下手したらお前もな。…なんかあったら呼べよ。
（機嫌を良くした相手に単純だなと思いつつ微笑ましくて薄っすらと微笑み、眉を下げる相手に自分の連絡先を書いた紙を渡して。表情が明るくなった相手を見てこちらも微笑み。遅刻だと言われ時計を見れば確かにそうで、「あ、まじだ…」と呑気に言えば後を追うように荷物を持って出て行き。体力はあるため軽々と走って。）

え…?いいんですか?
(連絡先を書いた紙を見ながら)
はぁッ…、せ…先輩待って。無理ー…
(最初は軽快に走ってたもののいつの間にか抜かされていて息をあらげながら相手の背中に声を掛け止まり息を深く吐いて)

まぁ、飯のお礼っつー事で。
（これから作ってもらうということのお礼としてだと言っておき。「情けねーなー…ほら、引っ張ってやるから頑張れよ。あと少しなんだから」立ち止まり後ろを振り向けば多少は息を上げつつ呟き、相手の手を強制的に掴み引っ張って。）

ありがとうございます…!
(後で登録しようとポケットに入れ)
は、はい…!
(手を掴まれては少し驚くものの握り返し走って)
ま…間に合ったｧ…。…っ、天宮先輩
(はぁはぁ、息切れしながら校門を通り過ぎ教室に行こうとすれば昨日の不良グループが居て)

チッ…最悪じゃねーか…
（グループを見るなり舌打ちをし、眉をひそめボソッと呟いて。相手を隠すように少しずれれば「…とりあえず、もしなんかあったらお前は隙見て逃げろよ…」最悪の場合喧嘩になりかねないため相手だけは無事に送ろうとそう言って。）

え、…先輩を置いてなんか行けませんよ…
(服を掴み首を振ってこそっと相手の後ろから覗き)
喧嘩になりませんように…、喧嘩になりませんように…ひぁ?!
(先輩の背を押しながらゆっくり何事もないよう祈りながら歩いて行けば案の定絡まれてしまい)

(/急にすみません！もしこんな設定したい！等ありましたらどんどんやっていきたいと思いますので良ければ言ってくださいね？(’-’*)♪
勝手に進めてしまってるので是非お相手様のやりたいことも、と思いまして…!)

…足ひっぱんなよ
（逃げるつもりのなさそうな相手に諦めて足だけは引っ張るなと念を押して。「あ”ぁ〜…くそっ…！」絡まれてしまえば苛立ちを露わに髪を掻き上げ不良グループを睨み完全に相手を守るように立って。さっさと逃げようと内心では考えていて。）

（/ 今の状況は軽く喧嘩して屋上辺りに逃げれればいいなんて思ってます…！あ、質問なんですが、一目惚れってどっちなのかなー？とは思ってまして…そこが決まらないと恋愛が発展しないかと…。あと、１つ流れの提案なんですが、守りながら一緒にいるうちに一樹が誠に惹かれていって、どっかでこんな危険な場所にいさせたくないという思いを爆発させて告白的なの出来れば…なんて考えてました。）

へ…?は、はい…!
(あわあわと焦りながら相手の言葉にﾊｯと我に返り頷き出来るだけ先輩から離れないようまた邪魔にならないようにし、昨日の遣り返しだと言わんばかりのことを言いながら不良達が先輩に襲い掛かり)


(/はっ！すみません！誠が一樹に一目惚れしています
ただ、本人がそのドキドキ感など尊敬のほうだと思っていてこの喧嘩後に安心させてくれる一樹に対してあれ？これってもしかして好き？と恋愛感情だと気付く、みたいな…わかりにくくてすみません;
はあぁー！なんて美味しいｼﾁｭなんでしょうか！)

っ…！
（襲い掛かってきた不良たちからそばにいる相手を軽く押し自分から離れさせて。不良たちの攻撃をかわしたり受け止めたりし怪我もしながら、こちらも負けじと反撃して。その間も時折相手の事を見てしっかりと気にしていて。）

（/なるほどなるほど！良いですねぇ、そーゆーの！好きですよ！
ありがとうございます！じゃあ、お互いに案採用ってことでいいですかね？）

っ、…天宮先輩…!
(相手の殴られてしまう姿に眉をしかめ今にも泣きそうになり騒ぎを聞いて教師達が慌てて出てきて)



(/よ、よかったぁー！
はい！もちろんです！宜しくお願いします！)

…チッ…西條！逃げんぞ！
（あともう少しで勝てそうなところに教師たちが来てしまい邪魔されて舌打ちをすると、すぐに切り替えて相手の事もあるため逃げようとまた相手の手を握り走り出し屋上へと向かい。）

（/こちらこそ！よろしくお願いしますね！また何かあれば言わせていただきますんで！）

わ、…せ 先輩…!
(引っ張られながらただただ着いていき)
先輩…怪我は!?痛いところない…!?
(屋上へと着けば相手を心配し見上げ身体中を触りながら見るも怖さと不安から涙が目尻に溜まり肩を震わせて)


(/はい！宜しくお願いします！)

は？…いや、ちょっ…だ、大丈夫だから落ち着けよ…な？
（着くなり問いかけてくる相手に困惑し。目に涙を溜め肩を震わせる相手を見て驚くと、自分の身体にある手を掴み相手の後頭部に手を添え自分の胸に寄せて撫で安心させようとして。）

ッ、……怖かっ…俺が居たから先輩殴られて…
ごめんなさい…っ。
(相手の胸に顔を埋めてはｷﾞｭｯと制服を掴み自分が邪魔になったせいで相手は怪我をしたと、ただ相手の温もりが安心出来て震えが止まり)

別にお前のせいじゃねーよ…喧嘩なんてあんなもんだし。…それに…お前を守れたんなら、俺はそれで十分だしな。
（謝る相手にぽんっぽんっと子供をあやすように頭を撫で、決してお前のせいじゃないよと言いたくて。微笑みながら相手の無事が一番だというのを伝えるように呟いて。）

…っ、天宮先輩…。
(先輩の言葉がどれほど嬉しいことか不安や先程の恐怖も消えこのドキドキは好きなんだと、そう思いまだ会ったばかりの人に好きなんて言えるわけもなく)
ご…、ごめんなさい…!先輩怪我してるのに俺…!手当て…ッ
(我に返り相手が怪我をしていたことを思いだし慌てて離れ)

んなの洗っときゃそのうち治るっつのー…心配しすぎ
（こんな時まで自分のことを心配する相手にお人好しかと内心ツッコミ、そんなところが微笑ましくて思わず笑顔を見せながら言って。すると口が切れているらしく痛みが走りいって…と眉をひそめて。）

洗っただけじゃ治りません…!
化膿したら大変…!っ、ほら…痛いんじゃないですか…。
(口端の傷を見て眉を下げながら)
保健室に行きましょう…?
(相手の手を握り)

今のはたまたまで…
（目をそらし苦笑いして誤魔化そうとするが、実際身体中痛いし隠せそうになくて。「…はぁ〜…分かった。行くよ…」手を握られチラリと見た相手の顔に断る言葉出来ずに言って。）