一目惚れ(BL)

はい…!あっ…写真撮っとけばよかったぁー…
(携帯を弄りながら残念そうに小さく呟き)
んーん、向こうに行ってからがいい…!
(首を横に振りながら見上げ)

…やめろよ絶対…
（聞こえてきた自分には全く得のない話に眉を寄せ言って。「そうか。じゃあ、準備すっかー」頷くと、出掛けるための準備を始めようと促して。）

んぅ、先輩ケチだー
(やめろと言われ唇尖らせ見上げ)
はい…!デートっ…デートっ…!
(楽しげにはしゃぎながら服を着替え身仕度し癖毛のある髪が寝癖で余計に跳ねていて)


(/すみません！遅くなっちゃいました( ；∀；))

別にいいじゃねーかよ。どうせ見ようと思えば見れるんだし。
（どうせ同じ場所に居るのだから写真なんてとる必要無いだろと言って。「…お前これ、直さねぇとやばいぞ。」自分も着替えふと相手を見ると寝癖が付いており笑いながら髪に触れ言って。）

（/大丈夫ですよ！d('∀'*)）

んぅ、そうですけど…。
(まだ頬が膨れていて残念そうに小さく呟き)
んえ?…あわわ爆発してる…!
(鏡に行けばボサボサの髪に慌てて櫛でとかしながら整え)


(/ありがとうございます(。>д<))

…じゃあ、俺が気づかないように撮れよ。気づかないようにな！
（残念そうにする相手に随分と自分も甘くなったものだと感じながら仕方なく自分が知らないなら良いと言って。「たく…」微笑ましくしながら呟くと荷物なども準備して。）

えっ?…やったぁー!
(膨れ面を直ぐ様にこにこさせて喜び)
先輩っ!出来ました…!
(紺色のﾆｯﾄｾｰﾀｰに白のｽｷﾆｰﾊﾟﾝﾂを着用し寝癖もしっかりと直して現れ)
先輩暖かくして下さいね?…今日は寒いですから!
(ﾏﾌﾗｰを巻きながら相手を心配しつつ)

はぁ…誰にも見せんなよ
（相手以外には寝顔なんて見せたくないため念を押して。いつもよりは多少のおしゃれをし、「あー、そっか…マフラーくらいしてくか」寒いと言われると自分もそうマフラーくらいして行こうかと思い巻いて。）

はい…!見せるわけないです…!俺だけの寝顔ですからねー!
(えへへ、と笑いから見せないと述べ)
わ…、先輩かっこいい…
(初めて見る私服姿にﾄﾞｷﾘとしながら)

…まぁ、それなら良しとするよ。
（相手の笑みにつられ微笑むと、それならいいだろうと許して。「…どーも。お前は可愛いけど。」相手の言葉に一瞬キョトンとすると口角を上げ礼を言い、可愛いと言いながら頭を撫でて。）

はい…!
また可愛いって言う…。そんなに俺可愛いですか…?
俺も先輩みたいにかっこいい男になりたいのにー…。
(頭を撫でられ恥ずかしそうに抱き付きぐりぐりと頭を擦り付け)

言ったろ。俺からしたら可愛くにしか見えないんだよ。諦めろ。
（抱き着かれてこちらも背中に腕を回すとぽんぽんと子供をあやすようにしながら諦めろと笑いながら言って。「つーか、そうやって抱きついてくるとこから可愛いから。」何しても可愛く見えてしまう何て終わってるなと思いつつ言って。）

先輩からしたら…んぅ、ならいいですけど…
(背中をポンポンと叩かれあやされては素直に納得し)
だって先輩とくっついてたいし…こうしてると安心するんです…!
(えへへ、と笑いながら見上げ)
先輩行こう…!
(手を取り引っ張るように外に出て)

あ、おいおい…あんま引っ張んなよ。
（軽く引っ張られながら歩き出すと困ったように笑いながら言って。「さて、まずは水族館だな。…とりあえず駅行かねぇとな。」外に出て行き先を確認するように呟くとこの当たりに水族館はないため電車に乗ろうと時計を確認しながら駅に向かって。）

（/えっとー…電車で行く感じでいいですかね？水族館と遊園地はバス移動な感じで…？飛ばすのもありですけど！）

水族館ー…!
駅までれっつごー!
(目を輝かせわくわくした様子で手を繋いだまま歩き)
先輩ペンギンさん居ますかね?…水族館に！
(にこにこしながら見上げ問い掛けて)


(/電車にしましょう!
乗った後は飛ばしますか…!)

はしゃぎ過ぎて迷子とか、問題起こすなよー。
（目を輝かせワクワクしている様子の相手に微笑みながら注意するように言って。「んー…まぁ、居るだろ。普通は。」ペンギンがいるかどうか問われると、少し考えた後相手を見ながら言って。）

（/じゃあ、そういう事にしましょう！ありがとうございます！(｀・ω・´)ゝ）

迷子なんて…子供じゃないんですから大丈夫です…っ!
(首を横に振り迷子になんてならないと述べ)
やったー!ひょこひょこ歩くのが可愛いんですよねー…!
(彼の一言に明るい表情見せ歩いていれば駅に着き)

別に迷子になるのは子供だけってわけじゃねぇだろ？油断すんなよ。…ついでに、俺がなったらそん時はよろしく。
（ニヨニヨと相手を威かすように言うと、最後は頭をぽんぽんと撫でながら言って。自分もなる可能性があるため笑いながらよろしくと先に言っておいて。「ああ…確かに可愛いよなぁ。…あ、アレだな。まぁまぁいい時間だな。」特に赤ちゃんが可愛いよななんて考えつつ微笑みながら共感すると、目当ての電車のホームに向かい。）

うう…わかりました…。気を付けます…!
…先輩が迷子…?先輩が…ふふ!
(彼の迷子した想像し笑ってしまい)
俺がちゃんと見つけてあげます!
(彼に着いていきながら電車に乗り込み)
うー…わくわくするー…!
(落ち着かないのかそわそわしていて)

笑うなよ…言っとくけど俺は自分の身よりお前の身の心配するからな。
（例え迷子になったとしても自分より相手の心配をすると告げて。「ん。じゃあ俺もちゃんと見つける。」微笑み相手を見ながら言って。「あと少しだからなー。」そわそわする相手を落ち着かせるように言って。そうしていれば駅につき、相手を緩く引っ張りながら降りて。）