黒雪姫 2015-10-24 20:53:00 |
通報 |
黒雪さん
大体の状況が呑み込めました。
まず、あなたが反抗的な態度を取ったり、言葉使いが悪くなったりすると言うのは、普通の子供ならみんなやる事です。それが「反抗期」というもので、自覚の有る無しの除いて一度は通る道ですね。
ごく稀に、反抗期など無かったという人もいるでしょう。
反抗期の無い人は、大人の顔色ばかりを伺いながら生きてきた人です。
なので、自分自身の意思を殺して他人に嫌われない様に神経を使い、相手が喜びそうな「言葉」や「行動」をとるようになります。
その結果、自分自身の心が壊れて行っている事に気が付きません。
黒雪さんは運が良い事にその事に気が付き疑問を持ち始めたのですね。
そこで、親の問題点ですが、確かに「叱らない子育て」「褒めて育てる子育て」というのは20年以上前に「子育て本」として一世を風靡しました。
それに従って子育てをした人も多い事でしょう。
その結果、叱られた事の無い子供は社会に出て上司や先輩に叱られると、直ぐに仕事を辞めてしまうかフラフラと定職にも付かずに暮らしている人が多いです。
お母さんの間違いは「叱る」ではなく「怒る」所にあります。
「叱る」と「怒る」は同じようで大きく違います。
「叱る」は、子供の間違いをただす事であり、子供の言い分もよく聞き、もし親自身が勘違いで叱っってしまった時には、親自身も子供に対して「ごめんなさい」と言わなければならないのです。
「叱る」は「躾」とも言い、悪い事をした時にその場で叱ります。後から「怒る」のは「躾」ではありません。勿論、過去の出来事を持ち出して「怒る」事は言語道断です。
子供にしてみれば「いま、その事は関係なくね?」と思いませんか?私は思いますね。
小学校中学年辺りになれば、親の言う事は理解できます。
でも、上から目線で頭ごなしに言われれば、いくら子供でも素直に受け入れる事は難しいでしょう。
親としてやらなければならなかった事は、「子供の目線にまで下がる」と言う事です。
黒雪さんのお母さんはそれをしなかったようですね。だから子供の気持ちが理解できていないのです。
いつまでも自分の思う通りに行動してくれる人形のような扱いをしてるのではないですか?
それと、お母さんは、怒った後にしなければならない事もしていないようですね。
怒りっぱなしでは子供に良い影響は与えません。
「怒った」「叱った」後にやらなければならない事とは「褒める」事です。
ほんの些細な事でも褒められれば誰だって嬉しいはずです。
お母さんは、自分が子供時代にあまり褒めて貰った事が無く育って来たのでしょう。
だから「褒める」事ができない人なのかもしれませんね。
出来ないというか、「褒め方が分からない」と言った方が分かり易いでしょう。
お母さんの、怒った時に殴る蹴るの行為は、自分の思い通りにいかない為に、イライラが募っているという事ですね。
たぶん夫婦仲もあまり良いとは言えない。一見仲良く見えてはいても、相当お父さんに不満を持っているはずです。
お父さんに当たる事ができないので子供に・・・・という母親も中にはいます。
これら全てお母さん自身の問題点であり、子供にその責任は一切ありません。
ここで一つ提案です。
お父さんに、もっとお母さんに優しくしてほしいと言ってみてはどうでしょうか。
例えばご飯を食べる時に「美味しい」と言ったり、「いつもありがとう」とねぎらいの言葉を掛けてやってほしいと。
たぶん、その言葉を言われた日は、お母さんは優しいお母さんになるのではないでしょうか。
この魔法の言葉は、お父さんだけではなく黒雪さんも使えます。
一度試してみてください。
ご飯を作ってもらって当たり前、と言う様な顔で食べられると虚しくなります。
「美味しいね」はそれを解消してくれる魔法の言葉。
無言で食べられると「私は飯炊きババアじゃない!」と思ってしまいます。
世話をしてもらって当たり前。ご飯を作ってもらって当たり前と思いこみ、感謝の言葉を聞けない時は「私は家政婦か!?」となります。
それでも子供は自分の命と引き換えにしても良い位可愛いので世話はしますが、「いつもありがとう」のたった一言でイライラやモヤモヤが晴れて行く時もあります。
タイミングを見計らって一度言ってみてはいかがですか?
言い続ける事によって、お母さんの態度が変わるかもしれませんよ。
トピック検索 |