「掃き溜めみたいに惨めなこの世界から、一緒に逃げよう。」
Story.
時は18世紀末、とある王国で手工業分野を発端に産業革命が巻き起こった。
軽くて丈夫な特殊繊維、きらきらと輝く不思議な石を燃料に走る蒸気機関車。
国中に敷いた鉄道で特殊繊維を港町へと運び、それを他の国々へと輸出する貿易業により栄えた王国は、世界中の国々の手本となった。
この街はまるで、そんな輝かしい栄光の陰のようだった。光が強まる程影は濃くなってゆく。
女は一日中特殊繊維の紡績、男は蒸気機関車の燃料となる魔法の石を掘り出すために炭坑に籠った。
十分な食事も睡眠も摂れず、すぐ横を下水が流れるようなスラム街で、石造りの家屋が所狭しと立ち並ぶ中一等高い塔の上から
遠くに光る都市の灯りを見た。
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…というわけで!いきなりの長文申し訳ありません!!
薄々お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、この架空の王国のモデルは産業革命期真っ只中のイギリスでございます。
簡単に説明させていただきますと、過酷な条件の下炭坑仕事という重労働を強いられていた主c&お相手様cが、
「やってらんねーーーー!!」
と一念発起し、街を抜け出そうと試みるところから物語は始まります。
テーマだけはやたらと重たくなってしまいましたが、笑いあり、シリアスあり、恋愛ありで楽しくできれば!と思っています。
また、こちらの勉強不足ゆえに、世界観に矛盾が目立つかと思われますが、あくまでファンタジーとして考えていただければと思っておりますゆえ、「世界史知らないよ!」という方でもお気軽にご参加くださいませ!
ルールや主cプロフィール、お相手様のコピペ用プロフィールをご用意いたしますので、しばらく書き込み禁止とさせていただきます!