夢有 2015-10-21 02:20:10 ID:f8f303366 |
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いいよ~じゃ始めるね
勇者「ったくベルカたち遅いな...」
酒場で昼食をとりながら
魔法使い「またどっかで迷ってるんじゃないの?」
剣士「...心配」
僧侶「グレイがついてるから大丈夫だろ。どうせ寄り道してるだけさだって」
勇者「だといいけどな」
ため息を吐いて
サンキュー
お姫様「おまたせしましたわ~」
荷物を沢山抱えて
ナイフ使い「あっ、この定食セット一つで」
ちゃっかり勇者たちの隣に座りながら注文をして
盗賊「あ、アタシはちゃんととめたんだぜ」
弁解するように
そろそろ落ちるから、また夜に
勇者「お前らおせぇよ! どんだけまたせる気だ! つかナギ! なに当たり前のように注文してんだよ!!」
怒ったように
剣士「怒るのよくない...アレン落ち着いて」
僧侶「そうそう。怒ったっていいことないって」
魔法使い「それよりどこに行くのか考えようよ」
りょ
ナイフ使い「僕、ベルカに振り回されてお腹空いてるんだもん」
悪びれもなく定食を食べて
お姫様「私はエレネール草原に行きたいですわ! 一度文献で拝見してからずっと気になっていましたの」
盗賊「げっ、もしかしてエレネール草原ってあのエレネール草原!?」
お姫様「そう、あのエレネール草原ですわ! ね、アレン行きましょう!」
おまた
勇者「ちょ、ちょっとまて! あのエレネール草原ってどのエレネール草原だよ!!」
魔法使い「え~アレン知らないの~ダッサ~」
僧侶「あんなに有名なのに知らないなんてね」
呆れたように
剣士「......アレン、勇者の資格ない...」
勇者「うるせぃ! どいつもこいつも言いたい放題言いやがって! おいこらベルカ! そのエレネール草原とやらについて説明しやがれ!」
魔法使い「あっ、私はエレネール草原行き賛成。めずらしい薬草があるみたいだし」
剣士「サラが賛成なら俺も賛成だ...」
きたか。とりまメールで説明送っといたから
盗賊「ひぇ~まさか知らない奴がいるなんてな。いいかエレネール草原ってのは......」
なぜかグレイが説明しだして
お姫様「私とてもわくわくしてますの!
ああ、とても楽しみですわ! ナギ! さっそく準備しますわよ!」
ナイフ使い「え~僕もやるの!? まだ食べてる途中なんだけど」
お姫様「いいですかナギ、これは命令です! 直ちに毒消しと麻痺消しを普段より余分に買ってくるのです! 食べてる場合ではありませんわよ!」
びしっとナギを指差して
ナイフ使い「はいはい.....はぁ、グレイ行くよ」
盗賊「え~なんでアタシまで」
長文乙。洞窟でイベント起こす形でいいよな
勇者「ほうほう、なるほど。じゃあエレネール草原に行くかっ...てなるかッ!!! 集団で襲いかかってくるスライムに強力な毒を吐いてくるワーム、更にはドラゴンまでいるあぶねーところには絶対いかん!!」
魔法使い「ベルカ行く気満々だけど」
ベルカを指差して
剣士「行かないのか...?」
僧侶「今さらそんなこと行ったって無駄だと思うよ。前も結局行くはめになっただろ」
勇者「うっ...前と違って今回はい、行かないからな」
魔法使い「時間の無駄だからはやく決めて」
勇者「ううっ...」
そんな感じ。あとはいつも通り流れで
お姫様「アレン行かないのですか?」
目をうるませて上目使いで
ナイフ使い「買ってきたよ~...ってまだ悩んでるの?」
盗賊「へへっ、アタシの腕に掛かれば値下げ交渉なんて楽勝だぜ!」
ひとり場違いなことを言い
ナイフ使い「あ、ベルカが欲しがってたアレも買っといたから」
お姫様「さすがナギ!私の好みをしっかりと把握してますわね!」
オッケー
勇者「うううっ.....わかったよ! 行けばいいんだろ!」
魔法使い「さすがアレン、チョロい」
勇者「うるせぇ! 出発すんぞ!」
僧侶「エレネールの近くに村があるらしいから野宿はさけれるな」
剣士「念のため...テント持っていくべきき」
勇者「じゃあ行くぞ」
酒場にお金をはらい村をあとにして
お姫様「よーし、出発ですわ~!」
ナイフ使い「ここからだと二日以上かかるね」
盗賊「うえ~マジで行くのかぁ~」
びびり気味に
ナイフ使い「いやなら行かなくてもいいよ」
冗談めかして
盗賊「ば、バッキャロー! 行くに決まってんだろ!」
お姫様「そうですわ! グレイが居なくては冒険のお楽しみがへってしまいますから」
盗賊「それって鍵開けのことだよね...」
ナイフ使い「はやくしないと置いてかれるよ」
先に酒場を出た四人のことを言い急かすように
お姫様「わかってますわ! あ、グレイは先程の薬草を持ってきてくださいね!」
盗賊「え、あれ一人で持っていくの!?」
ナイフ使い「当然」
盗賊「とほほ...」
三人で勇者たちをおいかけて
じゃエレネール草原についたところから
勇者「大群で襲いかかってくるとは聞いていたが多すぎないか!?」
スライムの大群に囲まれて息を切らしながら
魔法使い「ん~...MP切れそうかな~」
剣士「まだ、やれる...」
僧侶「うわぁ、倒しても倒してもきりがないね」
お姫様「まったく減る兆しがないですわ。個々の能力は低いですけどここまで数が多いと...キャッ」
スライムの攻撃を受けて
ナイフ使い「ベルカは後ろにさがってて」
ベルカをかばうようにしてスライムにナイフを投げて
盗賊「腕の見せどころだぜ!!」
一人自信満々にスライムの群れに攻撃をしかけて
盗賊「くッ...なかなか強いじゃん」
狼をつれた女「あなたたち大丈夫!? ゼロ、いって」
銀の毛並みの狼に指示をだして
フードを深くかぶった少年「リッカ...余計な手助けはしないんじゃなかったデスか...?」
リッカ「気が変わったの! いいからレイもあの人たちを回復してあげて!」
レイ「やれやれデス...」
ベルカに近づくと回復の呪文を唱えて
お姫様「あ、ありがとう」
レイ「ボクではなくリッカに言ってくださいデス...」
ちょ、新キャラ(笑)
ゼロと呼ばれた狼がスライムを次々と倒していき
勇者「す、すげぇな...」
僧侶「...あの呪文は......」
レイの呪文を聞いてなにか思うところがあるのか顔をしかめて
剣士「ラーミア、怖い顔してる...」
僧侶「...なんでもない」
魔法使い「なんでもいいけど助かったっぽいね」
リッカ「ふぅ、ゼロお疲れ」
スライムを一掃したゼロを撫でて
勇者「えっと、助かった。ありがとな」
リッカ「いや、私が好きでやったことだ気にしないでくれ...ただ、その...」
勇者「さすがに実力差がありすぎたからな今回は諦めて帰ることにするよ」
リッカ「そうか、なら...」
僧侶「...ない」
ぼそぼそと小さな声で
剣士「ラーミア?」
僧侶「アレン、私はここに残るよ」
勇者「なッ...!?」
お姫様「ラー...ミア? どうしたの...?」
明らかに様子が変わったラーミアに戸惑いを隠せず
ナイフ使い「僕も残ろっかな」
盗賊「よっしゃ帰れ...ってええっ!! ラーミアにナギまで嘘だろ!」
お姫様「せめて理由をお話ししてくださいませんの? 納得できませんわ」
ナイフ使い「ラーミアが話すなら...僕からは言えないかな」
ID間違えてるよ~ボソッ
勇者「そうだ、ちゃんと理由を聞かないと俺たちも行動のしようがない」
僧侶「ごめん、言えないんだ」
うつむいて
僧侶「みんなは戻っといていいからさ」
リッカ「その、本気か? はっきりいってあなたは弱い」
僧侶「ああ、わかってる。でも行かなくちゃならない。リッカさん、レイに.....と伝えておいてください」
リッカ「...? わかった」
ラーミアに頼まれてリッカがレイになにかを伝えて
レイ「そうでしたか...まさかこんなところで会えるとは思ってもみなかったデス」
キャラブレが激しくなってきた。スマヌいったん切る
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