匿名さん 2015-10-19 19:19:15 |
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お嬢様…っ
(今度はカナンからのキス…もうどうにでもなれと、優しく抱き寄せて。握られていた手は崩れたけれど、開いた左手は所謂「恋人繋ぎ」に繋いで、先ほどとは違って握り返して。
抱き寄せているせいもあって、1度目よりもずっとずっと、長く長く…互いの心臓の音も聞こえそうな距離で、唇を重ね合って)
っ…、有希
( 暫く抱き合ったまま唇を重ね合わせていたが息苦しさを感じ始め自分から唇を離し呼吸を整えながらややぼんやりした瞳で相手を見つめてから愛おしさ余って首に腕を回してぎゅっと抱き着くと今更ながら前のような関係には戻れない後悔や先ほどの幸せな時間を思い返しながら暫く黙ってそのままで )
…………お嬢様
……ずっと、ずっとお慕い申し上げております
私は執事…その立場は分かっておりますが、それでも…っ
(今まで押し殺してきた感情はもう抑えられず、抱き返したカンナの耳元でその告白をする。声が震える。もし馬鹿な勘違いだったとしても、まるで耳にキスするようなこの瞬間は忘れない。)
……、そんな、そんなことって。
( 相手の言葉に暫し動けずに居たが自分なりに解釈をすると一旦身体を話し驚いたように相手の表情を見据え、「一度だって執事だなんて思ったことがないわ…貴女が好きよ」とふわりと笑いながら頬に触れて )
……お嬢様……
…もしかしたら夢ではないでしょうか…お嬢様、抓って頂けますか?
(嬉しさのあまり涙が一筋。カンナの手に手を重ねて…今まで幾度となく触れ合った手だけど、今はとても特別に思える。)
あら、夢じゃありませんわ…有希。
( 相手の頬を伝う涙を指先ですくって、相手の言う通りに軽く頬を抓ってみせると「これでいいのかしら?」と小首を傾げるとその手を離して。大袈裟ながら相手らしい反応に愛おしく思うと額に口付けを落として )
いたたた……夢じゃ、ありませんね…
…お嬢様、と呼ばれるのはお嫌いですか?
(執事と思った事はないという事はあくまで同目線がいいのかなと考えて。しかし悩んでも仕方なく、直接聞いてみる。少なくとも人前ではお嬢様だけれど二人きりの時には意思に従いたく。)
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