主 2015-10-17 23:48:35 |
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(珍しく抗議を起こす相手を横目で一瞥するが何か言う前に既に別の感情に支配されていることに気づくとそのまま口を噤んだまま握る腕の強さを強め。ただでさえ、相手の容姿は目立つ存在。そんな様子の彼が笑みを撒き散らして幸福を噛み締めている所を町中を歩く誰でも瞳が向かってしまうもので、言葉が発せられるたびに若者の視線が痛いほど此方へと飛び交い。「しねぇわ。何がそんなに喜ばしいんや、たかが同じ道通って帰るだけやろが」小さく舌打ちを鳴らすと、早く相手を歩かせようと無意識の内に足の速度を速めて時折背後を振り返り相手を見上げ)…もう少しそのキラキラオーラなんとかならんのか?目立つやろが**ッ
(/今気付いたのですが規制にかかってしまいました/土下座/どうやらこの口調では宜しくない言葉だったようです以後気を付けますね/汗)
ふふっ、一緒にいれるだけで僕は嬉しいんだよ〜。
(引っ張られたままスピードが速くなっても頑張ってついていき、ニコニコと嬉しそうに答えて。「?…キラキラオーラ?…確かになんだか見られてるよね〜。あ!まさかゆーくんのこと狙ってるんじゃ…!」歩きながら何故か時々振り返る相手を不思議に思っていると、急にキラキラオーラや目立つと言われキョトンとし首を傾げて。確かにさっきから周りの視線を感じるなぁ〜とは思っていたが、ほとんどいつもと変わらないせいか気にしていなくスルーしようとしたらふととある考えが浮かびブラコン丸出しの言葉を言って。本人は至って真剣で。)
(/だ、大丈夫ですよ!自分もやったことありますから(笑)
あとついでに、家って、和ですかね?洋ですかね?)
はああ?俺なんか見てなんの得になるんじゃ、どう見ても兄貴やろが!
(何処まで相手は鈍くて天然なのか、いつか恐ろしい事態発展しそうな程重点を逸れた発想しか出来ない発言の数々にもう何度も言い放った言葉を本日もまたぶつけて。言ったところで相手はまさか自分が見られているという事を実感しないだろう、胸がもやもやする感覚は苦手で顰めっ面で前に向き直るとそれ以降は無言のままそこそこ豪邸の類に入る自宅へと帰宅し「今日も親父ら遅いんやって、何か作ってや」傷の手当など当然受けるつもりはなく家に着くなり手を離して部屋の奥へとずいずい進んでいき)
(/有難う御座います!外見はどちらかといえば和です!中はフローリングであったり部屋によっては畳などもあります!)
えっ、僕⁈…でもゆーくんが狙われてないならちょっと安心かな…。
(相手から幾度も聞いた言葉にまさか自分がなんて思っておらずいつもの如く驚き声を上げて。すると、薄っすらと微笑みながら軽く俯き小さくマイペースな考えをつぶやいて。ふと顔を上げると相手の様子がちょっとおかしいなと心配していると自宅へと着き、中へ入るなり手を離されてしまい残念に思いつつ後をついていき。「あ、うん。今からじゃあるもので作るしかないけど。…準備してる間にお風呂入ってきちゃっていいからね」ご飯を作ってくれと頼まれれば快く頷き笑顔を向けて。今からじゃ買い物に行くわけにもいかないため置いてあるもので作るしかないため呟いて。キッチンに向かおうとして、水に濡れていた相手に風邪をひかないよう微笑みながら風呂を勧めて。)
(/なるほど、和洋折衷ですね!豪華だ…そんな家に住んでみたい(笑)回答ありがとうございます!)
(大きな家にも関わらず出入りするのは父の部下ばかり、家政婦など雇ってはいないので常に部屋を清潔に保つのは母一人。家にいない場合の役割は兄だと暗黙のルールが立てられており。下手に他所のものを口にするよりも親しんだ味がいい変な所でチャレンジ精神を持ち合わせない己は返って兄の作る料理は特別で。当然一度も口には出した事がなく、無防備な笑みを浮かべる相手を尻目に風呂場へと向かい。「なんであんなにもヘラヘラしてられるんだ。理解が出来んわ」濡れた服を籠の中へ、さっと入浴を済ませると乱雑に髪を拭いてまだ湿った足の裏でぺたぺたと音を鳴らしながらリビングへと戻り)
(/確かに住んでみたいですねえ(笑)はい!失礼しますね!)
あ、ゆーくん早かったね。ちょっと待ってね、あと少しだから。
(キッチンに向かい何があるのかと冷蔵庫を物色すれば、今から簡単に作れるもので無難にカレーが作れそうだったため材料を出し慣れた手つきで作り始めて。特に理由はないが今にも鼻歌を歌い出しそうな雰囲気で煮込んでいると、足音が聞こえ鍋から目を離し扉を方を見て微笑みながら声をかけて。視線を鍋へと戻しあと少しの時間を待てばいい具合になったためよしっと呟き火を止め盛り付けに入って。「ゆーくんお待たせ!熱いから火傷しないよう気を付けてねっ」二人分のカレーを両手に持ちテーブルへと運べば笑顔で相手に出来たことを伝え、一言余計な心配を付け足して。)
うん。…あ?
(廊下までカレーの香ばしい香りが漂ってきていて自然と眉を下げて扉から覗いたところキッチンに立つ兄の姿を発見して、待つ、という言葉に頷きそろそろと席へと移動して。ぼうっとして待っていれば二人分のカレーが目の前に置かれ、早速スプーンを手に取った所、己を赤ん坊のように気遣う一言にぴくりと眉を下げ。「いつまで俺の事ガキに見てんや。そんな手を焼かれる歳やないぞ」改めてスプーンを握りカレーを少しすくうとそっと口に運んで。確かに出来立ては熱く真っ先にコップを手に取るがスプーンを進めるのは止めずに。時折ちらりと時計を確認して)
別に子供扱いしてるわけじゃないよ?ただ心配してるだけだよ、ゆーくんが火傷したら大変だからねっ
(そんな歳じゃないと反抗されると相手を見ながら少し首を傾け誤解だと微笑みを浮かべながら、言ってることが一緒のような違うような微妙なところを通りながら言って。それから、自分も相手とは違いなるべく冷ましてから食べ始め、相手がちゃんと食べているとこを見て上手くできたと薄っすらと微笑み自己満足して。すると、時折相手が時間を気にしていることに気付き「どうしたの?このあと何か予定でもあるの?」と手を止め何かあるのかと様子を伺うように尋ねて。)
それが子供扱いしてるって言うんや
(ブラコン故に過保護になっているのは伝わってくるが思春期真っ只中己にとっては鬱陶しいのみ、何故笑っているのかさえ理解が出来ず冷たい水を喉の奥へと流し込みつつ、机の下で相手の膝辺りを軽く蹴りあげ。時間を気にしていた事に気付かれると一瞬スプーンを口に運ぶのを止め相手を見返し「後で少し出掛ける。遅くにはならないと思う」具体的には述べずに相手が心配しすぎてついてこないように曖昧でありながら的確な返答をして。夕方独特のオレンジ色の太陽が沈む一連をカーテンの隙間から確認しつつあっという間に食べ終わり)
えー?そうかなっ⁉︎…も〜…
(納得いかずに首を傾げていると膝あたりを不意打ちで蹴られ喋っている最中だが声上げて。蹴られた場所をさすりながら注意出来ずに不満そうに呟いて。相手の口からこの後出掛けるという言葉が発せられるとえっ!と声を上げてから「何処に?誰と?まさか危険なことじゃないよね?」と前のめり気味に少しでも情報を得ようと問いただして。まさか喧嘩とか危ない事だろうかとか、遂に夜遊びをし始めたのかと気になって仕方なくて。)
…!すぐ帰るって言うたやろ、いちいち細かいところまで気にし過ぎや
(相手が少し前のめりになり心配で止まない形相で質問を繰り返すと思わず身を硬直させて瞳を僅かに見開き。直ぐに仏頂面へと戻ってしまうと当然内容を教えるわけでもなく食べ終わった食器を相手の目の前にぶっきらぼうに差し出し、洗えと言わんばかりの図々しい態度で示し。「兄貴が思うような事やないて。…早くお前も風呂入れよ」相手か一度スイッチが入ってしまうと後に引けないとわかっているため安堵させようとなるべく声は荒げずに真顔の状態から口角を上げて)
えー…だって…
(微かに驚きを見せた相手にこちらも驚くが、食べ終わった食器を洗えと言わんばかりに差し出され受け取るしかなくて。体を元の体制に戻すと、「…分かったよ…。でも、危ないことは絶対にしないって、約束して」これ以上踏み込むなと言われているような気がして不満そうな顔で渋々引き下がり完食した自分の皿と相手の皿を重ねて。それでもやっぱり、信用してないわけじゃないが納得していないため約束と小指を出し指切りをしようとして。)
こんな容易なことで満足できるんか(差し出された小指を見下ろし見つめてはみるが指切りをして約束を出来るかと言えば今回だけに限らずに別の日でも嘘をついてしまう事になりかねず、少々躊躇いがちに相手を見上げ。恐らくこの指に誓わらければ相手は満足しないと分かりきったことで何度か惑いつつもゆっくりと小指を差し出し「俺が危ないと思う事ならどう思う。兄貴はいつもオーバーに取っちまうやろ?」指を絡めはするが離さずに答えを聞くまではしっかりと繋がったままで)
当然だよ、だって大事な弟だもん。
(オーバーに取るだろと言われてしまえば、自分ではさほどオーバーに取っているつもりはないがもしかしたらと否定することはできず肯定し簡単な理由を微笑みながら述べて。普段自分が危ないなど言ってはいるが本人が危険を感じることは滅多になかったため、そうなったらとても正気じゃいられない自信があり、「ゆーくんの身にそんな危険が迫ってるなら僕ができることすべてを尽くして守りたいね。」こちらもしっかりと指を絡めたまま、非力ではあるが何か自分にできることで相手を守りたいと心底願い、微笑んでいるもののしっかりと伝えて。)
一発食らっただけで倒れちまいそうやで?
(誰から見ても無謀な願望で呆れてしまう他ないが、これ程にまで気にかかる存在には思わず苦笑してしまい小さく喉を鳴らし。密かに気持ちだけは相手には勝てないだろうと確信しつつ、絡めていた指を離して席を立ち上がり。「それじゃあ行ってくるわ。ついてくるとよせよ?」しかねないために一応釘を刺しておきとっぷりと暮れてしまった街路へと出掛けて行ってしまい。その後数時間の間は戻らず帰ったのは午前零時を過ぎた頃で、静まった玄関をゆっくりと開き)
あはは…それは否定出来ないなー…
(相手の言葉に返す言葉も無く勝てるとしたら気持ちくらいで、困ったように笑いながら言って。指を離し立ち上がった相手に少し寂しく思いながら「我慢出来たらね」と冗談まじりに笑顔を見せて言って。相手を見送ると約束通りついて行くことはせず片付けや入浴などで時間を潰し帰りを待って。そんなに遅くならないと言っていたにも関わらず相手は帰ってくる気配は無く物凄く心配で探しに行こうかと思ったところで玄関から物音が聞こえ、相手であると信じ玄関に駆ければ、ゆーくん…!と抱き着き「良かった…!帰って来たぁ…もう、心配したんだよ…⁈」と相手の気持ちなど御構い無しに半泣き状態で言って。)
……ッ!
(帰ってきた直後の顔色は凄まじく不機嫌を丸出しにした様子で眉間には深い皺が刻まれており、通常誰も寄り付かない所を唐突に抱き着かれるとそのままよろけて閉めた扉に背を軽く当て。たらりと片口角から血が滲み出ると舌で舐め取り舐め取り相手の後頭部の髪をわしゃっと掴み「たかが数時間じっと待つ事できへんのか、あ?余計な心配する時間があるなら先に寝とけばええやろうが」顔を離して下から見上げると、相手の瞳には明らかに涙が浮かび上がっており、内心遅すぎてしまったかと思い至るも謝罪を述べるにはプライドが高すぎてしまうせいで棘ばかりを吐き)
ご、ごめんね?…でも…ゆーくんが帰って来ないと安心出来なくて…
(怒っているような相手の言葉に涙を拭い眉を下げしょんぼりしたような態度で機嫌を伺いながら謝り、言い訳するように相手のことが気になりそれどころじゃなかったと伝えて。「…あの、それより怪我の手当てしないと…」怪我が優先だが、ずっとここにいるわけにもいかないので話を切り替えるように恐る恐る相手を見ながら怪我をどうにかしないとと言って。夜ということもありいつもより大人しいのだが、相手が怒っているのだと勘違いしているため萎縮しているような感じで。)
ああ?……心配は鬱陶しい言うたやろ、何度言えばわかるや
(相手が悪い訳では無いが気が立った興奮状態の余韻がまだ抜けないせいで萎縮してしまっている様子を見るだけで苛ついてしまい良いように言いたい放題となってしまい。睨みつけるように見上げて相手の胸倉を掴むと後ろに押し返して玄関から廊下へと上がり。「手当もいらねぇよ。舐めれば治るってのも何度も言ってんだろ?」放っておき歩き出そうとするが少しばかり思い止まった後、一度振り向き”寝ろよ明日もあんだろ”と付け加えて)
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