或る本丸には二振りの『 鶴丸国永 』が存在していた. 一振りは 白一色の衣装を身に纏った本物 、もう一振りは 本物と異なって黒一色の衣装を身に纏い . 加えて髪と瞳の色までもが違った偽物. ブラック本丸に居た鶴丸国永の心の奥底にある人間に体しての 怨みや憎しみ 、不信感といった " 闇の感情 " を抱え込み過ぎた結果 . 闇堕ちした『 鶴丸国永 』が現れた.