主 2015-10-12 23:13:55 |
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じゃあいくらでも触っていいよ
(にこにこと無邪気な笑顔でそう述べ。抱き寄せられるとそれに答えるように抱き締め返し。「ん…ありがと」終わったのがわかるとふにゃりと表情を緩ませお礼を言って。「ほんと?じゃあ僕のこと好き?」相手の言葉にぱぁっと花を咲かせた様な笑顔を浮かべそんなことを聞いて。)
はは、それは嬉しいけど……そろそろ夕飯作らないとな。
(相手の背中をぽんぽん、と撫でて相手を離せば立ち上がり、白衣を脱いでハンガーへ掛けて。どういたしまして、と言葉を返しつつ相手の質問に驚いた様に目を見開くも、すぐにふわりと柔らかく微笑んで「……好きだよ?好きでなければ手当てなんかしないだろう?」と答え、相手の頬に軽く“ちゅ、”と口付けて。
じゃあ僕も手伝う!
(立ち上がった相手に続いて立ち上がり、ダメ?とでもいうように首をかしげ。自分の欲しかった言葉が返ってくるとにへらと笑い。「んー僕も大好きー」頬に口づけられ上機嫌になると珍しく自分から相手の頬に口づけ)
いや、助かるよ。有難う。
(ふふ、と朗らかに笑えば相手の頭を褒めるようによしよしと撫でて。「今日はご機嫌だね。・・・あ、そういえば。」相手のご機嫌な様子に此方も嬉しそうに笑い、ふと思い出した様に鞄からごそごそと袋を取り出せば「カスタードプリンを買って来たけど。デザートに食べる?」と尋ねつつ冷蔵庫にそれを入れて。
うん。僕なにすればいい?
(褒められることが嬉しいのか嬉しそうに目を細めると、そう尋ね。包丁も当然使うだろうと思い、なにか切ってみたいな、なんて思ったりもしていて。「おぉっ!食べるっ!」プリンと聞いた瞬間に目をきらきらと輝かさせ心底嬉しそうに頷き。)
んー・・・そうだな。この野菜を切っ・・・いや、俺が切るから、鍋を見ててくれ。
(相手に切らせようと包丁を渡そうとするも、ふと相手では危ない、と変更して自分が持ち、野菜を洗い始め。「ん、分かった。あ、袖、汚れるから。」相手を後ろから抱き込む様に相手の袖を捲って。
えー…僕切りたい
(切ると言われ一瞬嬉しそうになるも、すぐに鍋と言い換えられて不満そうにそう呟き。「ありがと」お礼を口にし、ぐっと自分でも気合を入れるかのように袖を捲り上げ。)
包丁は危ないから。…それとも大人しくテレビ見て待つ?
(心配そうな顔をするもにこっと有無を言わさない笑顔浮かべ提案し。「いーえ。っと……」礼を言う相手にいい子だ、と一撫でした後野菜を慣れた様子で手早く切り。
……鍋見てる
(テレビを見ているのだけは絶対に嫌だと考え、渋々といった感じではあったものの素直にそう述べ。「おぉ…」相手の手さばきに思わず感嘆の声を漏らし、じっと手元を見つめ。)
ん、いい子だな。
(素直に言ってくれた相手に顔を綻ばせて、頭に手をぽんっと置き。サクサクと手を止める事無く動かしていればふと相手の視線に気がつき、相手の視線を辿れば自分の手。何かおかしいところがあっただろうかと手の平を相手に見せて。
ん…でも次はやらせてね?
(こくっと頷き、続いて相手を見上げると強請るようにそう言い。「あ、おかしいとかじゃないよ?ただ凄いなって」相手が手のひらを見せてきて少し頭にはてなが浮かぶがすぐにじぶんが見過ぎていたからだと気が付き慌ててそう言い。)
……はぁ。仕方ないな。怪我しないようにやりなさい。
(見上げられれば甘やかしたくなってつい包丁を置いて位置を代わり“凄い”と言われてしまえば自分にとっては当たり前の事であった為そんな些細な事でも気付いてくれる相手が可愛い様子でふふ、とつい笑って有り難う、と何時もと違った嬉しそうな笑顔を浮かべれば“prrr…”と仕事用の携帯が鳴った為リビングへ走り、急いで出て。
(/遅くなりましてすみません…!(涙)インフルさんに襲われまして寝込んでおりましたっ!(土下座)もう遅ければどうぞリセットなさって下さいませ…!
やった!ありがと!
(相手の言葉にぱあっと顔を綻ばせると嬉嬉として包丁を握り。いつもダメだといっても結局は自分のやりたいことをやらせてくれる相手に改めて好きだな、なんて思い。有り難うといった相手の笑顔を見るといままであまり見たことのないためか一瞬ぽかんとして。しかしすぐさまこちらも笑顔になり。相手が行ってしまうと仕事かな、なんて思案して。)
(/いえいえ!インフルつらいですよね…治ってよかったです!廉様のほうでリセットしてほしいという場合以外はリセットは考えておりませんよ!のんびりいきましょう!笑)
ん、どういたしまして。
(さりげなく相手の額にキスを落としてにこりと微笑み。鍋を見つつも皿を取り出したり飲み物を用意しながら心配そうに横目で相手を見ていて。「・・・はい、はい。急患、ですか・・・?チッ、何故俺が・・・いえ。分かりました、診療所に戻りますから通しておいて下さい。」ピッと通話を切れば溜息を飲み込みつつひょっこりと顔を出して“ごめん、祐斗。これから診療所に戻らなくちゃいけない”と一言告げれば再び鞄に畳んだ白衣を入れて。
(/お心遣い有難う御座います・・・!
ん…
(頬に口づけられ一瞬びくっとするも少し頬を染め照れくさそうに笑って。相手の心配を知ってか知らずか目の前の野菜を切ることに夢中になっており。相手の電話の対応から大体予想はついていたのかどこか悲し気な表情が浮かび。しかし相手の仕事の邪魔はできないしと割り切り「「え…あ、……そっか。分かった。頑張って」と無理やり笑顔をつくると小さく手を振り)
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