通りすがりだった暇人 2015-10-12 22:46:16 |
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ん 、う ... ( 緩く肩を揺さぶられると小さく声をもらしながらゆっくりと瞼を上げて数刻 寝てしまっていた と気付くと体を起こすようにして 「 起こしてくれてありがとう 、行かなきゃね 」 とまだぽわぽわする脳内でそう言いつつ鞄を手に取って )
二限始まるまで後20分はあるからゆっくり教室に向かえば良いと思うよ?俺は少し教室まで距離あるから先に行くね?またサークルで!(相手が起きたのを確認すると入り口まで一緒に歩きながら上記を述べ手を振って先に図書館を後にし)
うん 、またあとでね ! ( 頷きつつ笑顔でそう述べると歩いて行く後ろ姿を見えなくなるまで見送るようにすると鞄を肩にかけて歩き出し 、数分歩くと友達と出会い談話をしつつ歩を進めて 。一足遅い青春だなあ 、なんて薄く笑いながら )
おはよ。ははっまたかよ(相手と別れてから講義を受ける教室に向かう途中色々な友達から声を掛けられ挨拶を交わしたりしながら教室に到着すると予習に気を取られ今日提出する課題をし忘れたと言う友人から写させて欲しいと頼まれ笑ってツッコミながらも承諾し教室で講義が始まるぎりぎりまで友人達と談笑し講義が始まると真面目に授業を受け)
( 最近あったことやサークル活動のことを楽しそうに会話しつつ教室へと足を運んでは入口に近いところの席に共に座り 、鞄からノートなどを出すと今日の授業のことについて話をしたり 、授業が始まると頬杖をつきつつ遠いボードを眺めるように見てそれを板書しては先程の真面目に予習をしていた相手の姿が思い浮かんだりもして )
(講義を受けながらふと思い出すのは図書館で陽だまりの中幸せそうに眠る相手の顔で…成長しても寝顔と笑顔は変わらないんだなぁとしみじみ思っていると課題を貸していた友人から声を掛けられ我に返り課題を受け取ると授業に意識を戻し)
( 何も考えずに板書をしていると気付いたら一時間が終わっていて 、授業中ぼうっとしてしまうのは悪い癖だ と毎回思うのも日常で 。 もう一限も同じ教室で続けて行われるとのことだったので動かずに隣の子とお話をしたりして早く終わってほしいと思うのは初めての気持ちだったりもして )
(一限が終わり課題を提出すると次の講義の為に教室移動している最中ふと思いつき携帯を取り出し『お昼、カフェテラス行かない?』と相手に早速メールを送り目的の教室に辿り着き席に着いて友人と駄弁りつつ講義開始のチャイムを待ち、チャイムが鳴るとまた真面目に講義を受け)
あ 、たーくん ( ちらりと携帯端末を見ると画面には相手からメールが来ており舞い上がる気持ちを抑えてぼそ 、と反射的に呟き すぐ様 『 勿論 !! 誘ってくれてありがとう 、嬉しい 』 と純粋に感謝の気持ちと共に返すと同時に講義が始まり 、お昼を一緒に過ごせることに俄然やる気が出たらしくペンをすらすらと )
(講義開始のチャイムと同時に端末のバイブ機能がメールの着信を知らせぱぱっと操作し内容を確認すると先程メールを送った相手からでふっと笑みを浮かべ端末をポケットに戻し講義に戻り二限も終わり午前ラストの三限はこの教室のままな為そのままの席で『じゃあ、お昼はカフェテラス前に集合ってことで。』と返信メールを送り大学の敷地内にあるカフェテラスのよく友人と座るもう指定席みたいになっている席を思い浮かべ友人とまた駄弁りながら始業のチャイムを待ちチャイムが鳴ると講義に集中し)
えへへ 、やったあ .. ( そんなこんなで2限があっという間に終わっていたことに驚きつつカフェテラスに集合というメールに笑みが隠せず上記ぼそぼそ呟いていると隣の友人から事情聴取のようなものをされ今までのことをこの休み時間で教室を移動しながらどこか自慢げに話して 、 教室に着くと同時に3限の始まりを知らせるチャイムで真面目に講義を受けて )
(午前ラストの講義終了のチャイムを聴き、昼一緒に食おうぜ!と誘って来る友人数人を断りカフェテラスへ向かい相手と待ち合わせの場所で待っているとご主人様の帰りを待ちわびて尻尾を振る大型犬の様にしか周りからは見えない違う講義を受けていた友人一人が駆け寄って来て、今日は待ち合わせしてるからと断るも一度火が点いたわんこは諦めが悪く)
たーくん ! ( 講義が終わると友人も驚く程の素早さで真っ先にカフェテラスへと足を進めてその足取りは軽やかで 、少し遠くから相手が見えると自分を待ってくれているその子犬かのような姿に可愛いと思わざるを得なくて 、後ろから駆け寄るようにそちらへ向かうと上記名前を呼びながら気付いてもらえるように服の裾を引っ張って )
!…こず(服の裾を引く感覚と声で相手だとわかり笑顔で振り向き「ほら、言ったろ?」とわんこ友人に告げるとやっと諦め辺りをキョロキョロすると他の友人の姿を見つけそっちへ駆けて行き、それを見送ると相手に身体を完全に向け直し「何かごめんね?俺、席取っとくからこず先に買って来ていいよ?」と声を掛けもう指定席みたいになっている席へ移動し)
ううん 、わかった 、買ってくるね ( 返すように笑顔で前記 、逆にこちらが謝るべきだったと思いながら少し混んでいるメニュー板が置いてあるところで並び温かい紅茶とよく食べるサンドウィッチを素早く買えば 、それを手に持ってきょろきょろと相手の姿を探して )
たーくんみっけ ( 相手の姿を見つけるとそちらへ足をやり上記かくれんぼでもしていたかのように幼けが残る笑みで言うと手に持っていたものを机に置いて椅子に座り鞄を膝に置いて 、周りを見ると相手のことをちらちら見ている女の子がいて何だか申し訳ないな なんて )
何かかくれんぼみたいだったね?じゃあ、俺も買って来るよ(相手の言動に笑い、相手が自分の元へ辿り着くと上記を述べ立ち上がりだいぶ空いた列に並び結構短時間で自分の番になり珈琲とサンドイッチセットとパフェを購入し相手の待つ席へ戻り机にトレイを置き「お待たせ」の言葉と共に座り)
いただきます ! ( 相手が買うのを済ませこちらに来たのが分かり お待たせの言葉に微笑みで返すと上記手を合わせながら述べてサンドイッチを小動物かのように咥えては口に含んで咀嚼をし 、やっぱり美味しい と満足げに思って )
いただきます。(幸せそうに食べる相手を暫し眺め、両手を合わせると小さく上記を呟きセットな為一つのサイズが二口で食べきれるサイズで口に含むと二口でちょうど食べきれ、3つ程食べ終わると一旦珈琲で喉を潤し)
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