人間風情と鬼の頭領

>風間

……｡(睨み)
そのような後悔はない｡よって天邪鬼ではない｡(相手が言うような後悔をした覚えはない為､天邪鬼を否定し､肩に置かれた手を見つめ「好いた者?貴様､一体何の話をしているのだ?」と自分の気持ちに気づいていない為頭に？を浮かべｷｮﾄﾝとし)

なんだその威圧感も何も無い顔は。(ふんっ／頭をぽんぽんと)

貴様はあの女鬼に好意を寄せているのではないのか？
よく共に笑いあっている所を見るが。
(きょとんとする相手に｢雪村千鶴もまた、貴様に好意をとみているのだが。｣さらっと告げてはちがうか？と首をかしげて見せ)

>風間

…｡(睨むのを諦め､むすっと眉を寄せ)
好意?あいつは弱音も吐かず毎日雑用をこなし皆に気を配りながら真っ直ぐに前を見て進んでいる…その姿は好ましいと思うがそれだけだ｡(相手の言に雪村のことを思い浮かべながら淡々と述べ「それはないだろう｡俺は彼女に好意を持たれることなどしてはいない…彼女を守るも新選組がそうと決めたからに過ぎん｡もし彼女が好意を持つとすれば左之か平助辺りだろう…」とゆるりと目を閉じ否定し)

貴様は謙虚なんだな。
少しは面白みのある人間もいるものだ。
(相手の物言いに少しばかり感心しては｢ほう、雪村千鶴は賑やかな者が好きか。｣原田や藤堂はいつもわいわい騒いでいるという印象があるため少し意外そうに)

>風間

俺は思ったままを口にしたまでだが(相手の言に目を開け相手を一瞬見るが目を伏せ「平助とは屯所に来た翌日辺りから打ち解けていたし､左之は新八や平助と共に居る時以外は落ち着いている…彼女のことも常に気に掛け話し掛けていたし女の扱いにも慣れている」と意外そうに言う相手に述べ)