ギルガメッシュ 2015-10-04 22:31:47 |
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そう大きな声を出すな…我は唯お前の母親の形を模した聖杯の泥を斬り捨てたにすぎぬ。本体は当の昔に別の者が殺した。
(振り払われた手を驚いた様子で暫く見つめれば、彼女の発した大声が耳に痛かったのか再び顔を顰め。此処で綺礼が母親を殺したと言うのは、相手を10年間側に置く上で中々都合が悪い為適度に暈して己が殺した訳ではないと説明をし。「名を語るような関係ではなかったのか?お前の父親のサーヴァントの青甲冑の金髪の女だ」幾らマスターと不仲だったとはいえ、一目くらいその娘に会った事はあるだろうと考えそう述べては「あのまま我が妻になっていれば良かった物を…。」愚かだと言わんばかりに嘲笑し)
うそ・・・
(母親は既に死んでいると告げられると信じられないといった顔しオロオロと酷く困惑した様子で先程と同じように母親の吹っ飛んでいった方向見つめて。相手の口から人物の特徴聞くとそういえばよく自分の母親と一緒にいるところを目にしたなと思い、だが話す機会は無かったため相手の言う通り名前は知らなくて。嘲笑する相手の顔を覗き込んでは「そのセイバーって人のこと好きなの?」と言葉を選ばない真っ直ぐすぎる言葉で質問して、)
>22
(/大丈夫ですよ!ミスは誰にでもあることなのでお気になさらず!蹴可と書かれていますが一応返信させて頂きました/此方も蹴り可です。)
戯け、この我が噓偽りを申すものか。そしてお前の母親は聖杯として完成し、父親に令呪を行使されたセイバーによって破壊された。
(母親が死んだと聞かされた子供の反応としては、彼女の反応は至極当然の事なのだろうが、自尊心の強い己としてはそれを嘘と言われる事は不快でそう否定し「其処に転がっている輩が破壊された聖杯から溢れ出した泥だ…我も浴びたがな」と先程斬り捨てた物を顎で示し。余りにストレートな表現に一瞬ポカンとした表情になるも直ぐに「はははッ…そんな事を言われるとは思わなんだ」と腹を抱えて笑った後「よく聞け小娘。この世の全ては、この王たる我の物だ。セイバーもお前も我の物だ。好き嫌い等どうでも良い些事に過ぎん」グシャグシャと相手の髪を撫で混ぜては自信満々に語り)
そんなの嘘よ!キリツグがそんなことするハズないっ!
(相手の言葉を嘘だと言い続け決して信じようとはせず上記大声で叫ぶと「だってお母様はちゃんと聖杯になってキリツグが守るんだって・・・」と言葉を続けて、突然笑い出す相手をポカンとした表情で見ていたが頭を撫でられるとその撫で方が嫌だったのかぱしっとその手を弱く払い「王様なの?・・・でもイリヤ、あなたの物になったつもりない!」と頬をぷくりと膨らますとキッパリと自分は相手の物ではないと否定し、)
何度も言わせるでない…あの男はお前と母親よりも60億の人間を選んだのだ。
(泥を浴びた際に己が見た、アンリマユが相手の父親と邂逅した際の情景_幻とはいえ衛宮切嗣が目の前の少女を銃殺した光景を思い返しては「守るだと?ハッ…剰え夫に呪いの言葉を吐いておったぞ」相手の否定を鼻で笑い、残酷過ぎる顛末を惑う事なく告げ「我に逆らうとは大した気の強い娘だ。だが…もう良い」再び振り払われた手を摩れば「邪魔立てする雑種が嗅ぎつける前に早々に此処を去るとしよう」とアインツベルンの使者がやって来る事を危惧してか、相手を軽々と抱き上げ立ち上がっては、まるで物を運ぶかのように肩に担ぎ上げて出口へ向かおうとし)
ちょ、ちょっとイリヤをどこに連れて行くつもり!?
(反論の言葉述べようと口開きかけるが不意にふわりと体が宙に浮き担ぎ上げられれば慌てて上記述べ、そのまま出口に向かおうとする相手に城の者達に自分の危機を知らせるように「やだ!イリヤ絶対行かないんだから!離しなさいよ!!」と大きな声で目一杯叫ぶと相手の肩を叩いたり足をじたばたさせたりと必死に抵抗して、)
冬木…即ち日本だ。我が態々単独行動のスキルを用いてあの東国からこの北国へと出向いてやったのだ、有り難く思って大人しくしていろ。
(ワルサーよりも軽い体重の少女の抵抗等、受肉したとはいえ英霊である己にとっては蚊が一匹止まった様な物で、涼しい顔で返答をし歩を止めず。相手の悲鳴で城の者が異常事態に気が付いたのか、何やら背後が騒がしい。面倒臭そうに顔だけを其方に向ければ、般若の如き顔で階段を駆け下りてくる白髪の老人とホムンクルス達が目に入るも、別段慌てた様子も無く「何人集まろうと雑種は雑種に過ぎん…。」と口元を三日月に歪めれば彼等に剣の嵐を放ち)
・・・・・・
(自分を助けにきた者達の姿見えると助かったと思いパッと顔明るくさせ思わず笑みがこぼれるもその希望を打ち砕くように直後無数の剣が彼等めがけて放たれればその絶望的な光景に思わず言葉を失い抵抗することも止めて。床には剣が突き刺さり半壊した部屋を絶望の色に染まった瞳でじっと見つめていて、)
他愛の無い……そんな虫ケラの様な力でこの娘を傀儡にしようと策謀していたとは、笑止千万。身の程を弁えよ、雑種!!
(希望から一瞬にして絶望の底に突き落とされた少女の表情は、人の不幸を悦とする己にとってこの上無い至高の物であったが、このまま彼女が壊れてしまっても面白味が無い為「そう案ずるな…加減はした故死んではおらん」と囁き掛け。然し事実を知らないとは言え、これから拷問の様な幾多の実験を自身の体にするであろう彼等に相手が希望を見出したのが癪に障り、彼女にもそれを理解させる意図で真実を城中に轟く様な声音で告げ)
・・・どういうこと…?
(死んでいないと聞かされ安心したのも束の間城内に響き渡る声に耳を傾け。相手から衝撃の事実を明かされると目を見開き顔を青く強張らせポツリと呟き、弾かれたように相手の方みては事の真理を詳しく聞こうとして、)
…お前の母親は聖杯としての役目を完遂せずして破壊された。ならばアインツベルンはその悲願を次の聖杯戦争に持ち越す他無い。では娘よ、お前自身に問おう…この家は誰をその贄とすると思う?
(いつか相手にも真実と向き合わなければならない時が来る、それが早いか遅いかの違いだけ。意識が朦朧としているであろう中、尚『サーヴァント風情がこれ以上余計な事を言うで無い!』『お嬢様!その者に耳を貸してはなりません!!』真実を少女に知られたくない為だけに制止を試み叫ぶ当主とホムンクルス達を無視して、相手の瞳を真っ直ぐ見据え問いを投げ)
…私、だ……次は私の番なんだ。
(思い迷うように自分に惑わされるなと言ってくる者達を一瞥するが問いかけを投げられると其方の方に向き直り。問いかけについてはもう考える必要もない。次の聖杯の器となるのは他の誰でもないこの自分なんだと確信すると暫く沈黙した後焦点の合わないぼんやりとした口調で答えて、)
然り、…分かっているでは無いか。見直したぞ。
(少女を抱え直しその頭を緩い手付きで撫でた後、糸の様な髪を数束己の指に絡め取って弄び。真実を知ったその瞳は当初はこうなってしまっては一番面白く無いと考えていた、正しく人形宛らに虚ろな物であった物の未だ修正の利く範疇だろう_そう考えては目を細め「小娘よ…名をイリヤと言ったか」と此処で初めて彼女の名を呼び「共に来い…微々たる命を拷問に費やすなど粗末な考えではないか。我と生きようぞ」再び交渉を持ち出し悪魔の契約の様な言葉を微笑みを浮かべては、耳元でゆったりとした口調で囁き)
……うん。
(母親は既に亡くなり信じていた者達は自分を利用としていると聞かされた今の絶望的な状況で彼の言葉はまるで暗闇の中に差し込んだ一筋の光のようで彼が今どんな顔をして自分に囁いてるかなんて見えていなくただは今彼の言葉に縋るしかなくて。虚ろな瞳でぼんやりと相手見るとこくりと頷き、)
……ならば、行くぞ。
(これから10年もの時間が有るのだから、その間構い倒せば元の性格にも戻りその先に最高の表情を見せるだろう_。そんな破綻した考え等微塵も表情には出さず満族気に微笑み。『お前もアインツベルンを裏切るのか…?』という当主の恨みの篭った言葉を完全に無視して歩き出そうとするも、ふと相手がワンピース一枚という、これから雪道を行くには非常に寒々しい恰好である事に気が付き。一旦相手を地に下ろし王の財宝を開けば「コレにでも包まっていろ」と何処かの神話の逸品と記憶している真っ白なマントを取り出しふわりと彼女を包み)
(/突然背後会話失礼します!そろそろ場面転換を考えているのですが、此処からいきなり空港のシーンとかでも大丈夫でしょうか?ギル様の桁外れな財力と教会側の根回しで飛行機を貸し切って冬木に行くストーリーを考えているのですが…w)
(/此方は全然大丈夫ですよ!ギル様ならそのぐらい容易いことでしょうしww )
……
(背後から声を掛けてきた主のことを一瞬チラリと見るが後は何も言わずそのまま前を向き。突如なにもないところから黄金色の空間が現れそこからマントを取り出す相手の姿にマジックや魔法みたいだなんて思い驚き目を丸くしてどこかにタネや仕掛けでもあるのだろうか…なんて思えば羽織っているマントをじーっと見つめたり触れたりしてみたもののその仕組み分からず相手の服の端っこクイッと引っ張ると「…今のなに?なんにもないところからマント出た…」と首傾げ、)
む?これは王の財宝と言う我が宝具の一つでだな…宝物庫に空間を繋げ、中の武具や財宝を取り出す事が出来るのだ。
(マントの首元の金牡丹を閉じ、その襟元を正していれば己の服を引っ張り問いを投げる相手。彼女が興味を示した事が余程嬉しかったのか、簡易的ながら得意気にその説明をすれば「宝物庫の物はどれも至高の一品よ。」と再び金色の空間に手を突っ込み、手品の如く色取り取りの宝石数点と何故か大きなライオンのぬいぐるみを取り出しては相手に押し付ける様に渡し)
(/御賛同有難うございます!では適当な所で場面転換させて頂きますね*)
(/了解しました!)
わぁー可愛い!そのほうぐっていうのとっても凄いのね!
(聞き慣れない言葉が出てきたものの説明を聞けばへぇ~と関心した眼差し向けて。先程と同じ黄金の空間が現れればやっぱり不思議なのかじーっと食い入るように見つめていると空間の中から綺麗な宝石とぬいぐるみを取り出しそれらを相手から渡されれば、うわーと大きな赤い瞳を更に大きくさせ瞳をキラキラと輝かせるとぬいぐるみを嬉しそうにギュッと抱きしめて、)
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