――蜜に浸かりて藤は咲く――

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匿名  2015-10-04 19:37:43 
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  • No.1 by 匿名  2015-10-05 01:09:34 



※はじめに※

題名でわかる方もいらっしゃるかと思いますが、当トピは腐向け(燭台切光忠×へし切長谷部)の要素が含まれます。
加えて主の趣味により燭台切さんが結構がっつり病んでしまっていますので、そういった表現が苦手な方もご退室なさる事をお勧め致します。




《 設定 》

とある新人審神者の本丸にて。
新たな戦力を求め、ある日審神者は鍛刀を行った。これまで数回やったとうりに資材を小さな刀工達に託す。ここで既に一つの問題が起きていた。使用した玉鋼の一部に、偶然ある者の血液が付着していたままだったのだ。
ある者_そう、『へし切長谷部』である。

しかし、それに誰一人として気が付くこと無く作業は行われ、やがて顕現したのが『燭台切光忠』。本丸待望の初めての太刀だったという訳だ。

審神者に忠実でありながら物腰柔らかく、また皆に平等に笑顔を振り撒く彼はあっという間に本丸に馴染み、戦力としても、一人の人間としても欠かす事の出来ない存在となった。

それから数日後のある日の事。
近侍として夜遅くまで審神者と共に次の戦場での策を練っていた長谷部が自室に戻ろうとした時。
長谷部の喉元へ突然背後から刃が向けられた。

まさか、敵襲か。長谷部の背筋に冷や汗が流れたと同時に耳元に流れ込んできたのは、他でもない燭台切の声で。

「_ねぇ。こんな時間まで、一体何をしてたの」

振り返りざまに長谷部が捉えた蜂蜜色の瞳の中では、嫉妬の炎が爛々と燃え上がっていた。


その日から燭台切の長谷部へ向ける好意は顕著なものになった。
他の者が居る時はさながら刷り込みをされた小鳥のようにあくまで無邪気に長谷部の傍をついて回り、二人きりの時は恥ずかしげもなく甘い言葉を囁く。

燭台切に対し淡い恋心のようなものを芽生えさせていた長谷部にとってそれはけして悪いことではなかったのだが、その愛情の重たさにはさすがに身の危険を感じると共に呆れざるを得ず、結局想いを伝える事は見送った。


「君は僕の一部なんだ。だから、ずっと一緒に居よう。ずっと、ずーっとだよ」

‘’君は僕の一部‘’。その一言が本当の事であるなどとは誰も思わぬまま、今日も本丸の少し変わった日常は続く。


_ _ _ _ _ _ _ _


二人は現在
燭→→→→→→→→→→→→→←←←へし
くらいの割合で(長谷部が未だ告白していないため)所謂両片思いの状態。
燭台切本人は恋人同士だと思っているため恋人の様に接しますが、まだそのような関係にはなっていません。そのような関係にはなっていません。大事なことなので二回(ry


ちなみに募集するのはお相手様のやりやすい方、どちらか一人となっております。優遇順はありません。


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