〜〜 2015-10-03 01:51:43 |
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名前:vice(ヴァイス)
年齢:外見年齢-20代前半 実年齢-1000年前後
容姿:漆黒に増して暗い色味のある髪は光を反射すると仄かに照り返し、指通りは思いの外滑らか。重力に逆らわず真っ直ぐに肩口まで伸びており、箇所による長さの違いが見受けられる。襟足は横髪よりも長めであり、前髪は覆い隠しこそしないが目元よりも長く伸びている。その前髪の隙間から覗く瞳は暗く、倦怠を漂わせる伏し目。目の下には色濃く隈が残されている。毒々しい程に赤い虹彩に縦長の瞳孔。薄い唇の隙間からは鋭い犬歯が覗く。身長181cm。病的に白い肌。殆ど露出の無い肌は黒の衣服に包まれており、中指に通したリングから縫い止められた布が上半身を包み込み、その上から膝辺りまでの長さのあるジャケット肩に掛ける形で羽織っている。下半身はフィットタイプの黒のパンツに包まれ、膝から下は側面に黒釦の並んだヒールの高いブーツを着用。肩甲骨辺りからは黒く自らの体をも包み込む程の大きな蝙蝠のそれによく似た翼を持つ。両の手の鋭く尖った爪は黒塗りを施してある。左腕の二の腕から肘に掛けて大きく抉られた様な生々しい傷跡がる。首元には白い包帯が巻かれ、黒の中に際立つ色合いとなっている。
性格:人に憎まれ忌み嫌われ、それに呼応するかの如く人々を不幸の深淵へ突き落す事を生業とし生き甲斐とする。深い腹の底など幾ら覗こうが見えはせず、嘘に嘘を重ね自らの核をも嘘に塗り固められた様な腐っていると形容するのさえ可愛らしい程の性根の持ち主である。正に他人の不幸は蜜の味。他人の言う事等に一切耳を貸そうとはせず、常に己の思うまま好き勝手な振る舞いを見せる。その一方で固執してしまった物への執着心は強く、止まる事無く深みへ嵌ってしまう致命的な一面もある。高く聳え立つ虚栄心が崩壊してしまえば此方が深い闇へ落ちるのは一瞬であり、一度負った傷は中々に消えようとしない。根付いた警戒心は日を追う毎に深まり今となっては人間への恐怖心すら芽生え始めてしまった。嘗ての傲岸不遜な態度は成りを潜め、弱々しく人間への嫌悪と怯えばかりが膨れ上がっている。
備考:嘗ては自らの大きすぎた能力を駆使し思うままの虐殺を繰り返していた。一方で若気の至りに気紛れに芽生えた孤独へ付け込んで来たのは一人の魔導師、愚かにもその魔導師に心を許した結果、契約を交わし首筋へ刻印を成される事となる。それからは魔導師に付き従い穏やかな短い一時を送り、ある日の事。嘗て己が犯した罪の贖いとしてその魔導師が処刑されるとの知らせを受け、国から派遣された兵により攻撃を受けそうになった魔導師を庇って左腕に傷を負う。だがその切っ先には魔導師による呪術が施されており、突然に襲う苦しみと痛みに耐え兼ね倒れ込んだ所を魔導師に襲われる。元よりその魔導師は国と手を組んで己を貶める為に動いていたに過ぎず、それによって騙されていた事を知る。咄嗟にその魔導師を手に掛け残された力を振り絞り何とか逃げ伸びた先が一軒の家屋の傍。魔導師が命を落としても尚呪いは消えず、生々しい傷は致命傷にこそならないものの時折酷く痛み、同時に心の奥底へ飲み込まれそうなまでの闇と深い恐怖心を与える。
単なる聖水や光ではなんのダメージも受けないが、大きな力を持った物であった場合傷の効力も相俟って大きなダメージとなる。
っ、ぅ…、くそ…っ人間風情が…!
(草むらへ身を潜め蹲る影は時折苦しげに肩を震わせ、荒い呼吸に上がったままの心拍数は中々に治まらない。左腕の深い傷からは血の筋が伝い薄気味悪く肌の上を這って行くが、このような状態に貶められても尚殺めた直後目にした魔導師の表情が頭に焼き付いて離れない。今は傷よりも包帯の下に隠された契約印が疼くような感覚が煩わしく、自らの首筋に深く爪を食い込ませ。それだけの僅かな力を込めただけで一層噴き出す嫌な汗に眉を顰めた刹那、鋭い痛みが左腕から全身に広がり苦しげに漏れる呻きが耐えきれず、絞り出したような声はどす黒い憎しみを惜しみなく滲ませており。何故、と己に問うたところで意味は無い。それ以前に全ては己が愚か過ぎただけの事。やり場の無い怒りと恐怖と孤独と、こんなにも何かに押し潰されそうになるのは産まれて初めてで)
(/>5にて参加を希望させて頂いた匿名さんです!あまりに気持ちが逸ってしまい、急ぎで仕上げてしまった為に何かしら不備が御座いましたらお手数をお掛けしますがご指摘くださいませ;;)
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