匿名さん 2015-10-02 14:03:20 |
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此れからも沢山教えてね?
(食堂を後にしてからも表情は緩く、新しい空気に当たるとふぅ、と小さく息を吐きながら手を握ると甘えた様な声で。)
身体がぽかぽかするわ。…ナンシア、一緒に横になりましょう?
…ああ、勿論だ
(ぎゅっとその手を握り返して。自分の部屋に、ベッドにぽふりと座る。靴を脱いで所謂女座りに。)
…これでは身体が鈍ってしまうな。契約が終わった後に庭へ出よう…
ええ、そしたらずっとナンシアと同じ生活が出来るのね。
(同じく靴を脱いで相手のベッドへ腰を掛けこてん、と相手の方へ首を乗せ。心地好さと酔いも手伝ってか瞼は重く、うつらうつらしている様子で。)
今寝たらもう夜かしら…
そうだな。……私だって金が無尽蔵にあるわけではない…少し働きに行く時がある
その時は一緒に来るか?恐らくニーナがするような事はないが。
(ニーナを抱きとめると、横になり腕枕をするような形に。猫をじゃらすように喉元を擽って。)
だろうな…
連れてって?ナンシアのこと色々知りたいの。
(横になると相手の方を向いて身体を密着させ、やや見上げる形になりながらときおり擽ったそうに瞳を細めて。)
……眷属になったら、血の味が変わるって言ってたわよね。
ああ、分かった。まあそれはまた後でで良いだろう
……暖かい、な
(酔いのためか赤いニーナの頰にひんやりとした手で触れる。なんだか面白くなって撫でたり、優しくつまんだり。)
……ああ。少なからず私の血が混じる事になる
それをニーナ、お前のものとできれば味は変わらない。
…遊んでるでしょう。
(やたらと頬を触られたのでぷく、と膨らませてみるもののすぐにくすくすと楽しそうに笑い出し、同じ様にワインを飲んだ筈なのに対していつもと変わらない様に見える相手の頬に手を添えて。)
自分のもの…?その、変わっちゃうなら最後に飲んでみたら、って思ったの。
(まだふわふわと酔っているせいか不思議そうに聞き返しながらやや照れ臭そうに続けて。)
ああ、面白くてついな。
(ちょっと怒ったニーナに思わず頬をゆるめ頰から手を離す。ニーナにつられてクスクスと笑って。ナンシアの頬はニーナに比べ幾分冷たいが僅かに暖かみはあって。)
……ああ、言われずともそうするさ
しかし、それは次に目覚めてからにしよう…ニーナも眠いだろう
(優しく頭を撫でつつ眼を閉じて)
ナンシアも暖かいわ。……ええ、おやすみなさい。
(その白い頬をゆっくりと撫でながら暖かみを感じ。そっと手を離すと相手の言葉に頷いてから再び身体を寄せあう様にして、頭を撫でられると心地良くあっという間に深い眠りに付いて。)
……おやすみ、ニーナ
(ぐっと抱きしめて、ニーナが眠ったのを確認するとナンシアもまた眠りにつき。)
(おおよそ5時間後。ニーナが眼を覚ました時にはナンシアはもうベッドにいない)
んんん、…ナンシア…いない…
(ふと目を覚ますと既に辺りは薄暗くなってきており、隣に寝ていた筈の相手の姿は無く残念そうに呟くと身体を起こして。深く眠ったせいか目覚めは良く、ぐっと身体を伸ばすとベッドから降り、一先ず食堂へと向かい。)
ーー…ナンシア、いるかしら。
ーーー…………
(館はいつになく静かで。風が窓を揺らす音一つしない。 食堂からはカチャカチャと皿のなる音。食堂に入ったニーナの瞳に入るのは夕食の準備をするノワール。4種類の料理が3つづつテーブルに置かれ、更に3皿同じ料理を持ってくるノワール。「豪華な夕食」と言える程に種類は多く、ニーナを気遣ってかそれぞれの量自体は少なめ。
料理はロールキャベツにシチュー…どことなく体が温まる家庭的なものばかり。 ここにはナンシアの姿はない。館のどこを探しても見つかる事はない…ものの、書斎で備え付けのはずの本棚が横に動いて階段がぽっかりと口を開けている。真っ暗な階段からは冷気が漂って)
あら…?
(食堂に入ると既に食事は用意されていたものの居るのはノワールだけで読みが外れたのかと不思議そうに瞳を丸くして。何処と無く雰囲気の違う館にやや不安を覚えつつ机の上に用意された食事はこれから行う儀式をさらに意識させる程に豪華な物で、堪らずノワールへ近寄り。)
ノワール、ナンシアが何処にいるか知っているかしら?
(言葉では答えなかったものの、こくりとうなづく。皿を置いて、厨房の火を止めて…小走りでニーナの元に戻ってきて。「こっち」というように歩き出す。)
(しばらく歩くと書斎へ…と、ナンシアが出てくる所。ふうと一息ついていて)
…ふむ、ニーナにノワール。どうした?
ありがとう、ノワール。何だか静か過ぎて不安になっちゃったの。
(頷くノワールに少しほっとしつつ相手の後ろを付いて歩いて。着いた先は書斎、ちょうどナンシアが出てくるところで安心した様に頬をゆるめ。)
ナンシアのところまでノワールに案内してもらったのよ。食堂にいなかったから…それにしても今日の夕飯は本当に豪華ね。二人ともありがとう。
(案内をしてもらったお礼も込めてノワールの頭をそっと撫でて。)
ん?ああ…
私に感謝するのはお門違いだ。私は命じただけだからな。さて、夕食にしようか
(ニーナの頭をぽふぽふと撫でて。ニーナの首に手を回し食堂へ。ノワールはといえば頭を撫でられるとくすぐったそうにして。 二人の後ろをついてくる。)
ふふ、その気遣いが嬉しかったのよ。有難う。
(相手を見上げる形になりながら笑みを浮かべながら首に手を回されると相手に擦り寄って改めて感謝して。食堂に戻るとほっとするような温かい食事が待っており空腹を感じ。)
……よくわからないな
さあ、いただこうか…
(食卓につけば手を合わせ、「いただきます」と言って。料理の一つに手をつけて。)
(/特に何もなければご飯終了まで飛ばしちゃいましょう)
…ーーごちそうさまでした。どれも美味しかったわ。
(談笑を交えながら食事を済ませ。どの料理も身体が温まるような優しい味で満足気に両手を合わせるとナプキンで口元をそっと拭いて。)
…そういえば、契約で私の方で準備しておくことってあるかしら。
(/飛ばさせて頂きました!)
…ごちそうさまでした
そうだな……大したことはない、が……汚れても良い服装が好ましい
私も着替える…1時間後、書斎に来るように。
(口元を拭きつつ、ニーナの問いに答える。ちょっと含みのある笑みを浮かべて。それ以上の事は答えず、すたすたと自分の部屋へ入ってしまって。)
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