匿名さん 2015-10-02 14:03:20 |
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……そうだったな…なら仕方ないか
(むう、と少しばかり不満げにこぼす。しかしニーナのいう事はもっとも、仕草も可愛らしく素直に従う事にし。その店に入れば、
「……私には明るすぎる…」ジュエリーショップは宝石を綺麗に見せるためにとても明るく、日傘もさす事ができないので顔をしかめ。「どんな物が良いのだ?」)
(/分かりました。できるだけ早くそうさせていただきます!
私から……なら、寝起きのキスをして欲しいかもですね。すぐにでなくて良いので。受け受けしいのも大好きですよ?)
…――決められないわ。もう一箇所見てもいいかしら
(眩しそうにする相手に自身もややそう感じるのか小さく笑いながらこくりと頷き。輝く宝石に半ば圧倒されながらも目的を果たすべくリングを見て回り。いくつかシンプルなものはあるもののこれだと心に留まるものが見つからないらしく、眉を下げながらそう提案して。もう一軒は少し歩くもののそう遠く離れた場所でもなく、しかし相手がいくつと回るのが辛い様だったら此処で決めてしまってもいいかもしれないとも思っており)
(/急がなくて大丈夫ですからね!タイミングが合えばぜひお願いします。分かりました、これから一緒に寝ることになりそうですしね。では最初のうちは受け受けしい感じでいきたいと思います!)
……分かった。まだ9時だ、時間に余裕はあるだろう
(ニーナが満足しなければ意味はない、そう考えて懐中時計を確認する。今は9時過ぎ、あと一箇所二箇所なら充分に見て回れる時間がある。ダメだという理由もなく二つ返事で了承すれば背中を向けジュエリーショップを後にする。
「…暫く忙しくなるからな、できれば午後を使っても今日中に決めておきたい。……焦る必要などないのだがな」寿命は人間に比べそれこそ無限と言える程、1ヶ月遅れたとしてもそこまでは大きくないはずなのにどうしてもリングが欲しく)
(/では、忘れた頃に不意打ちで。笑
改めて、これからもよろしくお願いします!)
ありがとう。…ねえ、シルバーはあまり良くないわよね?プラチナなら大丈夫?
(自身のわがままに付き合ってくれることに素直に感謝して。まだ日は上がったばかりだがこのまま悩んでいたら一日あっという間に過ぎてしまいそうで、次の店で良いものがあることを願いながら歩を進め。そういえば、と思い出すのは指輪の素材、契約時の相手が突き刺したシルバーのナイフを思い出せば普段身に付けるものも避けたほうがいいのかと問い掛けて。次ぐ相手の台詞にはきょとんと見上げながら「忙しくなるの?お仕事?」と小首を傾げ)
(/こちらこそよろしくお願いします!素敵なお相手様と繋がれて感謝です!それでは何もなければ失礼いたしますね。)
なに、お前が気にする事ではない。
そうだな……その昔、あえて銀の指輪を嵌めた夫婦もいたそうだが。プラチナなら全く問題はない。
(銀は忌避すべき物ではあるものの、それ単体で死にはしない。だからといってずっと嵌めているものに使うのはいかがなものか…ナンシア自身も銀の指輪をはめるのは好まず。
「そうなるな。私の出している貿易船が帰ってくる頃だ」貿易船といえばお金が稼げると男達の憧れ、それを指揮しているという事。しかも自分の船を持っているという事は元より相当なお金持ちにしかできない芸当で)
(/はい。こちらも背後は失礼しますね)
敢えてシルバーを嵌めた意味はあるのかしら…?
(頷きながらその夫婦の考えてみるものの特には思い付かず独り言の様に呟いてみて。忙しくなるとわかれば自身ももう他人事とは言えないがまだまだ実感は沸かないようで「ふふ、良い息抜きになったかしら、」とゆるりと微笑んで。談笑しているうちに次のジュエリーショップへと到着すれば先ほどの店同様明るい店内に瞳を細めて「…大丈夫?」と相手を見上げて)
そうだな…指に焼き付いて外せなくなる、だったか。
(面白い話であったため覚えていた、自分はといえばリスクを負ってまでそうする気にはならず。「ああ。お前には暇をさせることになるが」ニーナができる事は現状なく、つまらないだろうと心配。
そうこうしている間に店に着けば、「ああ…大丈夫だ。好きに見なさい」宝石の類は嫌いでないもののこれとそれとは別問題。しかめっ面で少し怒っているようにも見える)
…素敵な話ね。でもナンシアにはさせられないわ。
(成る程と納得すると静かにくすりと笑って。「大丈夫よ、貿易船なんて見たことないからわくわくしちゃう。」と相手の心配を他所にどんなに大きな船なのかと期待を膨らませており。店内を見て歩けば二つの指輪が目に付いて。一つは細いリングが二本絡まり一つの指輪になっているもの、もう一つはやや太めのリングに小さな宝石がきらりと光るもの。じっと見ていたかと思えば相手を呼んで「…この二つがきになるのだけれど…どちらがいいかしら、」と問い掛け)
ああ。私も折角のお前を傷つけたくはない。
……すぐに飽きると思うが
(ナンシアからすれば幾度も見た船、今更面白い事などなく。しかし、楽しみにしているのであれば良いかと半ば呆れ笑い。
「ふむ。どちらも良いがーー」目が慣れて来た頃。ニーナの示した二つを交互に見る、少し難しい顔をした後に「やはりつけてみるべきだろう。」と店員を呼び。)
いいの、それにお仕事しているナンシアも…ううん、何でもないわ。
(仕事をしている相手の姿を見るのも楽しみの一つであったが仕事とプライベートをあまり混合させるのも良くないと考え直すと口を噤んで、そっと楽しむことにして。「そうね。……、うん、どっちもすてき」とリングを目の前にしては瞳を細めて、「嵌めてあげましょうか?」と白い相手の腕をとって)
……?
おかしなやつだ
(何か言いかけたニーナ、不思議に思うも特に追求はせず、首を少し傾げるのにとどめ。
「ああ……そうだな。私も嵌めてやろう。 こちらから頼む」先に選んだのは二本が絡み合ったデザインのもの。ちなみに、二つとも値札がない。)
はい、どうぞ。…、ふふ、似合う。
(リングを手に取ると相手の細い指に丁寧に指輪を嵌めて。結婚式でよく見る光景をまさか自身がこんなに早くするとは思っておらず、はにかみながら相手を見上げて。それから自分の手をおずおずと出して)
……不思議な気分だ。まだ決めてもいないというのにな。
私の番だ。
(今まで幾度も指輪をはめた事はあったが、その中でも一番素晴らしい。それは指輪だけの価値でなく。
そっとニーナの手を取れば、揃いのリングをそっと嵌める。そして、その手の甲へ口付けを落とし。)
本当ね、……に、似合うかしら。
(指輪をされる番になると何だか恥ずかしいような嬉しいような相手の言う"不思議な気分"というものでその様子をじっと見ており。突然手の甲に口付けをされれば未だ慣れないスキンシップに頬を上気させ、そっと相手を見上げてるものの頭の中は指輪云々よりもそのことでいっぱいになっており)
………ふむ……こういった物も普段つけておくなら良いものだな。
次だ。今度は私が嵌めるとしよう
(お互いの指にはまったお揃いの指輪を感慨深そうに眺め。まあこれはこれと案外簡単に外してしまうと、もう1つの少し太いリングを手に取り)
つけてみたら決まると思ったけど…、やっぱり迷ってしまうものね。
(嵌めてもらうと薄く微笑み此方からも相手に嵌めて。きらりと宝石が光る指輪、良く見えるように手を開いてみてはううんと小さく唸りながら「こっちの方がしっくりくる…かしら。」とまだ迷いながらも普段着けておくには丁度いい存在感だと思うと相手の方を見ては小首を傾げ)
……………。
……分かった、こうしよう… どちらを買うかは秘密だ。その時が来たら私から渡す
(難しい顔をし考え込む。散々悩んだ挙句その結論を出す。というのも未だ決められずにおり、2つとも買ってゆっくり考えようと考えていて。)
それでいいか?
…!ナンシアが選んでくれる…ってことよね。
(新たな提案にぱっと顔を上げると、相手が選んでくれるものは何でも嬉しいと言わんばかりに顔色を明るくして。当然相手の考えなど読めるはずもなく勿論、と頷いて)
(/上げありがとうございます。お待たせして申し訳ありませんでした;)
ああ。…いつやるかは未定だが…その日までの楽しみ、だ
先に出ていてくれるか?
(流石にこう言った手前二つ買うのは恥ずかしく。隣にニーナがいれば勿論バレてしまうので、少し申し訳ないものの出ていてもらう事にして。ただ表はガラスなので、覗き込めばナンシアが2セット買う姿は見える。)
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