匿名さん 2015-10-02 14:03:20 |
通報 |
大丈夫だろう。自分の身体にやるようにやってやればいいのだ。
ああ…その点は大丈夫だ。何と説明するか…まあ、洗わなくとも問題ない
(と、丁度よくノワールが入ってくる。どことなく嫌そう…「今日こそは洗うからな」と手を引いてシャワーの前に。ノワールは珍しく不機嫌そうに「カァー」と鳴く。)
ニーナ、やるぞ?
(/まだキスもしていませんし、もっと深めていきたいですね!)
あら、ノワールったらシャワーが苦手なの?
(嫌そうな少女の表情を見れば相手の言葉の意味を理解してはゆっくりと頷いて。シャワーの前に連れてこられる少女を見ては自分より歳上だなんて思えないとばかりについ、小さく笑みを浮かべてしまい宥めるように頭をぽんぽんと撫でて)
ええ、…終わったら好きなだけ泳いでいいからね。
ああ。それに面倒くさいらしくな、まさに鴉の行水というわけだ
…じゃあ、お前に全て任せても良いか?下手に手分けしても面倒臭いだろう
(石鹸とシャンプー&リンス、スポンジやらを手元に引き寄せて、いつでも洗えるという体制。ノワールの方も覚悟を決めて椅子に座って瞳を閉じる。)
(/体洗うのは全カットでもいいですよ!こんな所に時間かけてもあれですし)
ええ、任せて。……大丈夫よ、痛くしないもの。
(二つ返事で頷けばスポンジを手に取って泡を作っていき、ふと椅子にノワールが瞳を堅く閉じていることに気付くと安心させようとそう声を掛け、自分の身体を洗う様に手際良く済ませて。しっかりと泡を流してやるとぽんっと背中を撫でてまるで妹が出来たかのような感覚になりつつ「お終いよ、良く我慢できました」とどちらが年上が分からないようなセリフを吐いては風呂へ入るように促し、やや身体が冷えたのかくしゅんっとクシャミを一つ、自分ももう一度温まろうと湯船に向かい)
(/お言葉に甘えて飛ばさせて貰いました!)
うむ、随分綺麗になったようだ。ノワール、もう泳いでもいいぞ。
…風邪を引くなよ…私も身体を温めるとしよう
(やっと終わったとばかりにトテトテとお風呂へ向かって飛び込むノワール。それに頬を緩めて、再び湯に浸かる。シンクロナイズドスイミングじみた動きをするノワールは気になるが、ままゆっくりと休める。明かりを落とせば満天の星空。)
……また、来ようか
わあ、…綺麗。別世界に来たみたい。
(風呂を楽しむノワールを満足げに見守りつつ再び湯船に入れば温まる身体にほっと一息つき、ふと空を仰げば満天の星空に感嘆を漏らし。歩き回って怠い脚をゆっくりと揉みほぐしながら視線を相手に戻し薄く微笑みを浮かべては)
そうね。……、不謹慎だけれど生贄になって良かったわ。こんな景色や世界、知らなかったもの。
…くく、私も喰わなくて良かったと思っているぞ。お前といると………何と言うのだろうな。私には分からない…
…ニーナ、こっちに来なさい
(血が、飲みたい。身体が落ち着くと最も吸血鬼の原始的な感情が頭をもたげてくる。その様子はニーナにも伝わるか…酒に酔っているような、ぼんやりとした瞳でじっとりと見つめて)
…もう。血が飲みたいですって顔に書いてある。
(顔を相手に向ければ酔っているような視線、その表情を見れば血を欲しがっていることは一目瞭然でありため息混じりにそう述べるも決して嫌な表情はせず寧ろ吸われたいなどという衝動すら覚えている自身に戸惑いつつも、大人しく相手の言う通りに近くへ寄り)
……なら、話が早いな
…お前もされたがっているようじゃないか…
(抱き寄せて、その顔を間近でじっと見つめる。互いの吐息がかかるような距離。そっとニーナの背中を撫ぜ、自らの高鳴る鼓動も落ち着かせようとする…不意打ちに、そしてやり返しに、ニーナの首筋をぺろりと舐め上げる。)
ひゃぁ、…っ
(突然首筋を這う舌の感触にびくっと肩を揺らすとこそばゆさに思わず声を漏らし、先ほど自分がした行為を仕返しされているのだと分かりつつも「食べられちゃうみたい、」とか細い声で呟けば高鳴る鼓動を感じつつ物欲しげな瞳で相手を見上げ、次いで来るであろう痛みを想像してはきゅっと拳を握り)
…私も自制しなければな…本当に喰いたくなってしまう…
(白いが自分より血の通っている健康的な色をしたニーナの柔肌を優しく撫でる。それは既に吸血鬼となった身体とはいえ…どうしても美味そうに見えてしまう。その衝動を押さえつけるように、叩きつけるように、ニーナの首筋に噛み付く。いつに無く荒々しく、もしかしたら快感よりも痛みの方が大きいかもしれない…)
…っ、う。ナン…シア。美味しい…?
(優しく撫でられたかと思えばいつになく荒々しい相手の動作、鋭い痛みが首筋に走ると堪らず声を漏らしながらも、何処かで待ち侘びていた為かやや甘い声色で問い掛け。こちらを気にすることなく風呂を堪能しているノワールの水音と相手の呼吸の音を感じながらぎゅっと瞳を閉じると、強い痛みとそれでも感じられる快感に行き場を失った手を相手の背中に回すとがりっと無意識のうちに爪を立てていて)
ーーくふ、ぁ
…ああ、ニーナ……すまなかった
……ニーナ、お前は私の側にいてくれるか…?
(背中に立てられる爪がニーナの痛みを代弁する。申し訳なさでいっぱいになり、ニーナを胸元に抱きしめて謝る。背の差の問題だけでなく、とてもニーナが小さく見える。そんなニーナに無理をさせた、自分を抑えられなかったと自らを悔やみ。不安からか、二人の誓いを確認する。はいと返事が来るであろう事は分かっているのに、それでも聞かざるをえなかった)
…ーーはっ。…もちろんよ。貴女が必要としてくれる限り私はずっと側にいるわ。
(牙が抜けると同時に身体の力が抜け抱き締める相手の腕に体重を預けてはやや上気した頬で熱い息を吐いて。不安そうな相手の声に既に痛みは忘れており、薄く微笑みながら相手の背中を優しく撫でては「だからそんな顔しないで」と顔を上げると安心させようとちゅっと額に口付けを落とし)
ーーーー。
……ありがとう、ニーナ。もう大丈夫だ。私はもう出るとしよう
(ニーナに安心させて貰っている、それは悪い気分ではなかった。不意の額へのキスに、はっと驚き…微笑む。 「大丈夫だ」と言い残し風呂を後にする。自制できなかった事、ニーナを困らせてしまった事、反省する。少しばかりのろのろと脱衣所へ…ノワールが不思議そうに2人の方を見ていた。)
…ーー私も出ようかしら。ノワールはまだ入ってる?
(先に出た相手は一人になりたいのだろうかと思うと直ぐには出られず未だ速い鼓動を落ち着かせようとゆっくり息を吐いて。夜空を眺めたりして少しの間を空けてから立ち上がるとまだぱしゃぱしゃと遊んでいるノワールを振り返り、質問に対しこくりと頷くのを見れば微笑みつつ先に出ることにし)
…ニーナ、出たか…
(先に出ていたナンシアは何をしていたかと言えば、ワインを飲んでいた…ただ、ニーナが出てくるまでのそれほど長いとは言えない間に2本目に手をつけている程のペース。ワイングラスに赤ワイン、夜景を椅子に座って眺める姿はやはり似合うが)
ふ、ふふ…お前の準備が出来次第出かけよう
(お酒に強いのか普段との差はあまり感じさせない、しかしやはり頬は少なからず紅潮しワインの匂い。)
…やだ、もうこんなに飲んでたの?
(風呂から上がり支度を済ませ、先に待つであろう相手の元へ行けば椅子に腰掛けワインを嗜む姿に様になるなあなんて思ったのも束の間、既にワインは二本目を開けており驚いたようにそう述べ。血が飲み足りなかったのだろうかと考えつつ相手の元に寄ると「ノワールはまだお風呂だけれど…、呼んでこようかしら?」と)
……高い物だからな…ついつい「もう一杯」となってしまってな
お前の準備が出来次第出かけるとしよう
(苦笑いしてグラスを揺らす。芳醇な香りが漂う…酒の力か先程の事が嘘だったかのように心地好さそうな笑み。少しグラスに残ったワインを飲み干して瓶に手を伸ばす、しかし流石にもう一杯とはいかずコルクを押し込み。
「いや、ノワールには留守番をさせよう。奴はこういう時でもなければ羽を伸ばさないからな」椅子から立ち今閉じたワインをワインセラーに入れに行く。ちらと見えるその中には同じワインがあと3本は用意されており)
飲み過ぎには注意してほしいわ。貴女だけの血じゃないんだから。
(先程とは打って変わって心地好さそうな笑みを浮かべる相手に内心ほっとしいつもの調子で小言を告げワインの行方を目で追いそれがワインセラーに片付けられたのを見届けては頷き、寝室へと着替えをしに行って。髪を乾かし先程相手に買ってもらったドレスを身に纏い、おかしなところがないかと鏡の前でくるりと一周してから、相手の元へ戻ると「お待たせ、行きましょう?」と小首を傾げ)
トピック検索 |