匿名さん 2015-10-02 14:03:20 |
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し、して欲しいわけじゃないのよ?ただナンシアがリードを持ってるのは様になるなあと思って…!
(あわあわと慌てた様子で否定しつつ先ほど想像してしまったことを口にしてしまい、落ち着こうと息を吐くと「…冗談よ」と一応付け足しておいて)
…殆ど貸し切り状態ね。私達には有難いけれど。
(相手の言葉に頷くと先にバスへ乗り込み、二人掛けのシートへ腰掛け辺りを見回しても自分たちの他に乗客は一人で、小声で囁き。バスに揺られ始めると早朝の為か欠伸を一つ零し)
そうだろうか……
……生憎私は動物を飼ったことがないからな…当然犬もだ。よく分からない
ああ…ん……すまなかったな。変な空気にして
(何となく微妙な空気にしてしまった、その原因は自分が変な事を言ったため。一応謝っておいて)
始発だからな…それにしても少ないか
…しばらく掛かる、眠っておくといいだろう
…そうね、ナンシアが手を繋いでてくれれば首輪もリードも要らないわ。
(言葉を選びながら変な空気になったというのを首を振り、くすっと笑って指を絡めてみて)
うん…少しだけ…
(あっという間にうとうとし始めるとこてんと相手の肩に頭を預け瞳を閉じて。次に起きたときには都市に着いているであろう)
……そうだな。万一にも迷って欲しくはないからな
(指を絡め手を握り、違いないと微笑む。握っていない方の手で頭を撫でて)
………おやすみ、ニーナ
(眠ってからも、暫くは落ち着くように優しく頭を撫で。何となく、日の見えない空を眺めてみたり。)
……着いたぞ。起きなさい
(顔を覗き込んで肩を揺する。辺りは騒がしく、街に着いたのだと分かる。
イメージは駅のバスターミナルのような所、多くの人が行き交い大きめの店も見える。)
んっ、もう着いたのね。ーー凄い…!
(起こしてもらうと眠い目を擦りながらバスから降り。辺りを見渡せば見たこともないような街並みに瞳を輝かせながら視線を動かすもまずは用事を済ませないとと思い、相手と離れないように隣を歩いて)
(建物は2階建3階建てが当たり前……建物の間に、大きな壁が二つ見える、ここは円形の街という所からも分割されているのだという所が分かるか)
凄いだろう、私も初めてきた時は驚いた
まずは日傘、次は服…気になった物があれば遠慮なく言ってくれ
(バスを降り日傘をさし、ニーナと一緒に商店街を通る。食料品店やリサイクルショップ、その他色々な店が軒を連ねていて)
日傘…、あっ、ねえ、ナンシア、あのお店は?
(街の雰囲気に圧倒され視線はきょろきょろと動くもののまずは目的のものを探そうとすれば店先にアンティーク調の小物の並んだ雑貨屋を見つけ、相手の裾を軽く引っ張りつつ指差して。日傘があるかは分からないものの店の雰囲気に彼女の心は惹かれたようで物欲しそうな瞳で相手を見上げ)
…ふむ、寄った事はないな…入るか
(ニーナが指差す先の店は雑貨屋、言われてみれば気にならないわけでもなく。抱き寄せて頭を撫でる、その店に歩き出して。)
気になった物は何でも言いなさい
(店の前まで来れば日陰、日傘を閉じて)
何だかとっても甘やかされてる気分だわ。
(相手の言葉は自身にとっては新鮮であり柔和な笑みを浮かべながら店の前に立つとそっと扉を開けて店内へ。アンティーク調やゴシック調のものからクリスマスを意識した雑貨までもが並んでおり、瞳を輝かせながら店内をゆっくり見て回り)
もうすぐクリスマスだものね。見て、可愛い。
(自分とはあまり縁のないものだと思いながらも半球の中に雪だるまが閉じ込められたスノードームを指さすと相手がどんな反応を示すのか興味を含みつつにっこり笑い)
……なんだ、厳しくした方がいいのか?
(自分は厳しくも甘やかされても育っていない、寧ろこういった「外の世界」に触れたのは精神的に成長しきってから。いまいち「甘やかす」という事が分からない。)
(種類様々な雑貨、その間を見て回る。なんとなーくニーナの後ろをついていくような形で。)
…クリスマス、か
……………変な物だな
(ニーナの指差す物をしげしげと見つめる。雪達磨、それを半球の中に入れ水で満たしてある。クリスマスか冬をイメージした物だとは分かるがあまり心惹かれず。首を傾げ、素直な感想を返す)
いいえ?もっと甘やかしてくれてもいいのよ。
(不思議そうな相手の反応に冗談か否かどちらとも取れない様な口調で上記を述べるとくすり、と優しく笑みながら後ろをついて回る相手を振り返り)
ふふっ、確かに変なもの、ね。…ーーねえ、この傘はどうかしら。
(率直な感想に肩を揺らして小さく笑うと欲しかったわけではないのか直ぐに興味は逸れて。次いで見つけたのはややゴシック調の日傘。漆黒に同じ色のレースがあしらわれており、持ち手は木で出来たシンプルなもの。丈夫そうで値段もそう高いものではないため、小首を傾げて相手にきいてみて)
そ、そうか…なら甘やかす事にしよう
(わしゃわしゃと頭を撫でる。と、少し手を止めて…「ここにあるもの、何でも買ってやろう………こんな感じか?」ちょっと偏った「甘やかす」を実行したナンシアであった)
……お前が納得する物ならなんでも構わない。
品質の方は問題なさそうだな
(その傘を手にとってちょっと力をかけてみたり布の厚さをみたり。傘は手加減していたとはいえナンシアに堪えたので結構丈夫なはず)
その調子よ。ふふ、でも本当に欲しいものだけ買ってもらうわ。
(頭を撫でる手に心地好さそうに瞳を細め、相手の言葉を冗談だと思い笑ってしまい)
…似合うかしら。少し派手?
(相手の納得のいく傘だったことに少し安堵しつつ今度はその傘を受け取って他の雑貨に当たらない様周りに注意しながら開いて見せると小首を傾げ)
……ふむ、そうか
(納得したようなしていないような。しかしもうそれはどうでもいい。笑顔になったのを見て満足し、腕を組んで)
うむ、似合っているぞ…日傘はここで買っていくか
(財布を出すと店主の元へ向かって。何もなければ会計まで。)
ありがとう。大切にするわ。
(会計を済ませる相手の後ろをちょこちょこと付いて歩き、初めて相手に買ってもらった物だと思うと更に嬉しくなり相手を見上げながら上記を述べて)
…次は仕事着、かしら。
(店の出口まで向かうと確認するように小首を傾げつつ、そういえば仕事の内容も知らなかったなとぼんやり考え)
………何度も買いに来たくはないからな。傘などそうそう壊れるものでもなかろう
(何となく照れ臭く、少しずれた答えをして。頰はほんのり桜色)
そうだな。…まあお前に力仕事はさせられないし形ばかりの秘書をやってもらう事になるだろう
(日傘をさして日の下に。折角日傘を買ったのだしそれに入るだろうとニーナを待って。 勿論ナンシアの日傘に入ってもいい)
えっと…それってナンシアは力仕事してるってこと?
(買ってもらった傘を大切そうに両手で持ちながら傘をさすか一瞬迷いつつもすすすっと相手の隣に並び、更に腕を組む形に。何か言われれば自分の傘をさそうと思いつつにこりと笑って、相手な言葉には相手の華奢な身体つきからはその仕事内容は想像出来ず不思議そうに聞き返して)
…うーん、言ってしまうか
外国と貿易をしている。私の仕事はその管理…やら何やらだ。力仕事は人間の男達の仕事だ
(折角だから秘密にしておこうかと思っていたが、拗れそうなので言ってしまう事に。往復に1月もかかる貿易、その分利益は大きい)
…秘書の服は決めていないから好きな服でいいぞ…前はこれはノワールの仕事だったのだがな
(自然と傘の中に入ってきたニーナの事は特に触れず。丁度いいドレスや紳士服が置いているような店はこの辺りになく)
服は富民街にしかないだろう…歩くぞ
(商店街を抜けて、向こうに見える大きな壁の方へ。根元には門があって少なくとも今は自由に行き来できるようになっている)
貿易…、秘書といっても本当に形だけしか出来そうにないわ。
(仕事の内容を聞けばきょとんと瞳を丸め。只々難しそうとのイメージしかない仕事に力なく笑いながら眉を下げて)
わあ、こっちはこっちで活気があるのね。…秘書の服はナンシアに選んで欲しいわ。
(相手に連れられ富民街にくればまた違った雰囲気にあちらこちらに視線を向けて。服屋には華やかなものからシンプルなドレスまで並んでおり。服装が決まっていないとは言えど相手の仕事に関わるものとすれば自分よりも相手が選ぶ方が適切だろうと考えるとおずおずと申し出て)
そうだな…まぁその辺の奴の手伝いでもしていればいいだろう
一番の仕事は「私の秘書になりたい」なんて言う奴を避けるためだ、いるだけでいい
(頭を撫でて、励ますように。励ましになっているかと言えば微妙かもしれないが)
ふむ、私がか…………
……これはどうだ?
(薄い桃色の地に黒のレースがあしらわれているデザイン。裾はあまり広がっておらず薄い素材になっており、どちらかというと華やかなワンピース。歩きやすそうに見える。)
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