◇ 2015-10-02 08:17:30 |
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理不尽な事は嫌い。
自分が好き勝手振舞うのに彼の自由を奪うのはどうなのかな。
まあ、彼はその縛られる行為お嬉しく思っているみたいだけど。
俺には分からない。もう色恋のごたごたに巻き込まれたくない。
独占欲や支配欲、束縛、嫉妬――そういう感情を抱くのも向けるのも疲れた。
だからこそ自分は好き勝手な事をして、歯の浮くような科白を平然と吐いて。
「好きだよ」「有難う」 このやりとりの繰り返し。愛を貰っても渡さない傲慢で狡い奴。
それでも俺を愛した事を後悔させないように、別の方法でちゃんと真心を返す。
そういう利害関係で良いと思っている。
あんたからなら何をされても構わない、と許してくれるのが好き。
私にだけ甘えてくれるところが好き。
食べてしまいたいと言ってくれるのが好き。
誰にも触れさせたくないと言ってくれるのが好き。
目一杯甘やかしてくれるのが好き。
許して委ねて、私の醜い部分もひっくるめて好いてくれるのが嬉しい。
独占欲も執着心も、嗜虐的な言動も、全てひっくるめて貴方が愛おしい。
「命名までしておきながら直臣でもない男に下げ渡す、そういう男だったんですよ。前の主は。」
というへしへしさんの台詞について少し考察したい。
まずは「命名まで~そういう男だったんですよ。」という台詞。
信長公から黒田の家に下賜された事にちょっぴり恨みというか、何百年経ってもやっぱり思う所があるんだなあと思える。
長谷部はとても誠実な質だから、信長様にとても忠義を抱いていたはず。
愛刀として大切にされていたみたいだし、信長様に一生添い遂げるような心づもりで居たんだろうね。
「それなのにどうして下賜なんてしたの?もうこの(刀)身は貴方(が斬った人の血)で染められているのに。この鞘を握る人は貴方だけで良いのに。貴方の目的を果たすならば何でもするからお傍に。」
という感情かなあと。これはちょっと人っぽすぎるけど。
そういう頃の感情が残っているから、前の主=信長というイメージが強いのかな。黒田の事は回想くるまでほとんど語らなかったし。
次に、「前の主は。」という言葉。
此処はわざわざ倒置法を用いられているところがポイントだと思う。
「前の主は、命名までしておきながら直臣でもない男に下げ渡すような男だったんですよ。」でも良い筈。
それなのに「前の主は、」という言葉を後に持ってきたのはそれを強調したいから。
「前の主」は自分の事なんて必要ないと下賜した。けど今の主は貴方――つまり審神者を指す。
「貴方は前の主のように俺を見捨てたりしませんよね?」という暗示が込められているのではないかと思わずにはいられない。(へしかわ)
前の主への執心を捨てきれずにいるけれど、今の主は貴方ですよという意思を示してくれている。
もしかしたら長谷部が自分自身に言い聞かせているのかもしれない。
「貴方の目的が果たされるまでお傍に置いてください、捨てないでください。」と。
何でもしますという過剰な忠誠心がその不安からきていると考えるとドチャクソ可愛い。
っだああああああああああああああああああああああ最悪!!!!!!!!!!!!!!!!!!
折角あそこまで下げたのに!!!!!!!!!!!!なんやねんくそk!!!!!!!!!!!
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