匿名さん 2015-10-01 18:48:44 |
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勿論。っと、あそこの部屋にどっさりあるから好きに着替えて。
……あーお腹すいたなー
(指をひょいと振ると、少し離れた扉がギイィと音を立てて開く。中はクローゼットになっていて、魔女らしい服、平民らしい服…何故かバニー服まで色々置いてある。)
…これも、貴女が?
(相手が指を振ると少し離れた扉が音をたてて開き、中はクルーゼットのようでどれを着ようかと選んでいたら明らかに場違いなバニー服が目に留まり気になったのかバニー服を指差しながら相手に問いかけて)
え?
あ、うーん、そうね。あんまりにも暇だったから作ったんだけど…
結局一度も着てないんだよね。着る?
(くすくす笑いながらそんな冗談を言う。その他にも尻尾のついたメイド服(猫の手のグローブつき)だとか海賊の服だとかおかしな服が探せば結構見つかるはず。)
…もしかして貴女…。
いえ、それはご遠慮願いたいわ。
(興味があるがそれを肯定する勇気がなくふるふると首を横に振って否定をするが今までの会話の内容からあることが導き出される。己を攫った相手はもしかしてずっと一人で生きてきたのではないかということである。だがそれがまだ真実だとは決まっていないためあえて言いかけた言葉を飲み込み、服を選び始ること数分後、魔女らしい服装に決めたのかそのうち一着を手にとって)
んー、なんか言ったー?
…おー、似合ってる似合ってる
汚れても綺麗にできるやつだから気にせずやっちゃって大丈夫だから
(「それじゃ料理頑張ってねー、とリリアナの偽物がうたたねしていた隣でテーブルに突っ伏して。どうやらここが食事の場、隣がキッチンのようで。
…キッチンの隣に、倉庫らしい扉がある。その中には「酸」やら「水」やら「スライム」やらが詰められた瓶が並べられていて、その中に「自白剤」もある。)
…いいえ、なんでもないわ。
ふふ、ありがとう。
ええ。腕によりをかけて作らせてもらうわ。
(相手に見送られながらまずは食材選びからだとキッチンだと思われる扉の隣にならぶ扉は倉庫だと思われるためそちらのほうに歩みを進め倉庫の中へと入り食材を選んでいると目に留まったのは自白剤。もし仮に料理に自白剤を混ぜれば容易に相手から何から何まで聞きだせるだろう。だが、人としてその手段をとっていいものかどうかしばし迷い。卑怯な手段は使いたくないと自白剤をとらずに食材だけを選び始めて)
(/自白剤を使う展開にしてほしいという要望でしたが、アリアの性格上卑怯な手段はとらないとおもったのでとらずに正々堂々疑問をぶつけることにいたします。…リリアナの性格を考えると答えてくれるどうか疑問、ですけれどね…。)
………zzzzz
(逃げないと思っているのか、或いは演技なのか…赤いクッションを枕にして爆睡している。
当然アリアには返事は帰って来ない。しかし「ご飯を作れ」と言われたのだから料理に関しては好きにしていいはず……)
(/分かりました。では料理に満足してお願いを一つ聞く、と言うところで聞くのはどうでしょうか?)
…こんな感じ、かしら。
(己に出した相手の料理になぞらえて相手の気分を和らげようとホッとするやさしい味のミルクスープをつくり、スープの具は適当に選んだものを使いそれに切ったパンを添えてから眠っている相手の元へと料理が乗ったトレイをもった状態で戻ってきて)
(/はい、そのつもりでいました。ではそういう風にロルをまわしますね。)
………んんっ
…なんだ、アリアもスープとパンにしたんだ。
ふふ、美味しそうな香り…いただきます
(ミルクスープのいい香りに目を覚まし、スプーンを手に取る。匂いを深く嗅ぐと、まずはスープを一口。)
…………美味しい。教えた人はそうとう上手ね
(よしよし、とアリアの頭を撫でる。なんでスープを作らせたのかまるで忘れているようで。)
ええ、あまり待たせないようにって思って。
…よかった、お口にあって嬉しいわ。
(相手の言葉に返事をしながら若干の緊張感の中相手がスープを一口飲み、美味しいと感想を述べて心底ほっとしたような安堵の表情で緩く微笑みながら頭を素直に撫で受けて)
…なんだ、アリアちゃん結構慣れて来ちゃってるじゃん。
本当は攫われたかったとかー?
(思いの外嬉しそうなアリアを茶化すように笑う。「そんな格好だともう魔女の仲間だね」なんて付け加えて、またスープを飲み。)
…そんなことはないわ、ただ…。
貴女の寂しさが紛れるなら、って思っているだけよ。
(攫われたい等とは一度も考えていなかったがこんなこと一国の姫が述べるべき言葉ではないことはわかっている、だけれど相手の寂しさを知ってしまった以上放って置けるほど非情な人間でもないためぽろりと本音をこぼし)
(ぴたり、とスプーンが止まる。掬われたスープは皿へと返された。)
……あんたも変人だねぇ…自分を攫った奴に情をかけるなんて
…それで?紛らわせてどうするの?…王位を継承しないとは言っても王女、あなたはいずれ帰るのでしょう?
(ゆっくりと立ち上がる。その表情にもう先程までの微笑はない…今現れているのは素の心)
それとも…私のために、ずっと共にいるの?
自分でも驚いているわ、普通なら情なんてかけるべきじゃないことなんて分っているわ。
だけど、貴女の寂しさを紛らわせいって一緒に居たいと思ってしまった。たとえそれが国を捨てることに、なることでも。
(直感でわかる、今相手が述べている言葉は真実なのだと。ならば己も嘘偽りなく本音を言うのが道理と判断したのか真剣な瞳と凛とした表情ではっきりと相手の目を見据えながら「私でよければ、喜んで。」と小さく頷いてみせて)
……………………
……ありがと、アリア
流石私が惚れた女だよ
(ふぅーっと息を吐き、椅子に座り直す。先程までの作ったような笑みではなく、自然な笑みを浮かべて。腕をアリアの首に回せば、抱き寄せ再び唇を奪う。)
私を惚れさせた責任、しっかりとってよね?
(本音でぶつかりあった結果、気持ちが通じ合いこちらも自然な笑みを浮かべると、己の首に再び腕を回しキスをしてくる相手にそっと目を閉じてキスを受け入れて)
ーーーーー………
……勿論。
(最初とは違う…長いキス。先に離したのはリリアナ、額同士を合わせ目を合わせ、それを誓う。)
…アリアも食べましょう?
折角のスープが冷めてしまっては台無しだから。
(立ったまま、片腕で抱き寄せたままスプーンでスープをひとすくい。そのままアリアの唇に近づけて「あーん♪ら」なんて。)
…ありがとう。
(己の言葉にしっかりと返事をしてくれる相手に今度はこちらがお礼を述べて)
え、そんな悪いわよ…!
(いまだ抱き寄せられた体勢で一緒に食事をしようという相手に、相手のために作ったというのに尾上が食べるわけにはいかないと拒否しようとするが断りにくい状況に「あ、あーん。」としぶしぶといった様子でスプーンにすくわれたスープを一口含んで)
ふふっ、美味しいでしょ?
あなたが作ったんだから当然ね。
ほら、次々!お腹空いてるんだろうから食べなさい!
素直に食べないなら、口移しで食べさせちゃうよ…?
(にっこり、もう既にスプーンにはもうスープが掬われていて。自分の口に運ぶかアリアの口に運ぶかとゆーらゆら。)
じ、自分で食べれるから…!
(明らかに己の反応を見て楽しんでいる相手に、口移しだけは避けたいと自ら相手の持っているスプーンにすくわれたスープに再び口をつけてスープを飲み込む、味は相手の料理と比べれば段違いでこれから一緒に暮らしてゆくにあたって料理を教えなければと食事をしながらそんなことを考えていて)
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