匿名さん 2015-10-01 18:48:44 |
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良かったー、不味いって言われたら次からあげない予定だったよ
(しゃがんで目線を合わせる。鍵は相変わらず手の中。まずまずなんて言いながら全部食べるアリアをかわいいなーなんて思いながら空のお皿を回収して。)
なんでって?……んー、アリアちゃんがかわいいから!
(明らかに適当、キラッ☆とふざけた顔をしながら答える。最後のスプーンに手を伸ばして……今なら手を掴めるかもしれない。)
(そうですね。一度牢を抜け出してみて欲しいです。館を見て、広いなかたった一人…とか逃げようとしているのに気付いていながら気付いていないふりをしたとかで確信して貰えれば)
背に腹はかえられないだけよ。このまま飢え死には避けたいし。
(相手の思い通りになってたまるか、なんて思いながらも綺麗に食べたのはどんな状態でも食べ物を粗末にしてはいけないという教えを忠実に守っているからだがそれを口に出さずに建前を述べて)
…とりあえず、そういうことにしておくわ。
(明らかに適当に答えた相手にいまの段階ではこれ以上追求しても無意味だろうと判断したためそうのベルのものの、スプーンに手を伸ばす相手をみて最後のチャンスだと勘が働いたのか咄嗟にスプーンを取ろうと手を伸ばして)
(了解です。ではそういうふうに経緯を得て魔女がさびしかったことに気づいて一緒に旅に出よう等とこちらが誘うということで。ちなみに旅に誘い出すのは魔女でも構いません。)
ふふっ、そっか。じゃあ次はもっと沢山もってくるよ
お腹いっぱいの方がいいもんね?
(アリアの発言は誠か嘘か計りかねた。何であっても本当に自分の物にするにはまだかかりそうとため息を一つ。)
うわっ!?びっくりした………そんなにスプーンが欲しいならどうぞ?
(突然掴んだ彼女に驚くも、とりあえずスプーンを手放し手を引っ込める。硬い壁だし掘って逃げることもあるまいと許した事。「何か要望があったら言ってね」と言い残し姫が使用人を呼ぶのに使っていたベルを置いてその場を去っていく。アリアの元にはスプーンとベルだけが残る。)
(……鉄格子のうちの1本、その根元が少し水で腐食している。素手では無理そうだが、スプーンで少し削れば蹴って折れそう)
(ただベルを残したと言うことは音が聞こえるという事…全ては静かにしなければならない)
…いえ、流石にそんなにたくさんは食べられないからさっきの量でいいわ。
(見た目と同じように少食なのか先程の量で満足だと述べて、正直言ってあれ以上持ってこられたら食べきれる自信がないからで)
…ありがとう。
(スプーンをあっさりと手放した相手にもっと抵抗されるかと思ったため拍子抜けを感じるものの無事スプーンを己の手元へと残し、よく己が使うベルを置いて去って行く相手を見送ると薄暗い牢の中で昨日からいたせいか目が随分と暗さに慣れたのか鉄格子のうち一本が水で少し腐食していることに気づき、スプーンを持ったまま腐食している場所へとスプーンを当てて削り始めて。もちろん音がしないように静かにである)
(……10分くらいして。鉄格子の太さは半分程になった。筒状になっている格子はなんとか折れそうな位にはなった。押せば少したわむ程。
もし折れれば体を横にしてすり抜けられるだけの幅がある。
出る事に成功すれば、牢からの道は一つ。リリアナの向かった方向)
(ねます!おやすみなさい!)
…よし、あとは…。
(しばらく鉄格子と格闘すること数十分後、鉄格子の太さは先程よりも半分となりなんとかすれば折れそうなくらいで徐に蹴りで静かに鉄格子を折ると華奢な体格を生かして牢から外へと出ると進むべき道は相手が進んでいった方向しか残されておらず慎重に極力足音を立てぬように相手が向かった方向の道を歩き始めて)
(おやすみなさい、良い夢が見られることを祈っています!)
(壁の左右に蝋燭が立てられており、足元は最低限見える。曲がればすぐ吹き抜けとなっており、なるほど音が響きそうな構造をしている。
梯子を登れば半開きの扉から光が漏れている…外はすぐそこ
扉を開くと大きな館の廊下に出る。その正面は食堂となっていて開け放したドアから寝こけているリリアナの姿が。眠っているとはいえ正面を通らなければならない……)
…慎重に、ね。
(折角ここまできたのだ、大きな物音をたてて見つかってしまっては脱出の機会は失われるだろう。こここは慎重に慎重を期さねばと己に言いきかせるように誰にも聞き取れないくらいのトーンで呟くと意を決して抜き足差し足忍び足を意識しながら目的地である外への道を歩き出して)
(卓に頬杖をつきよく眠っている。そっと歩いているおかげか、赤いカーペットのおかげか足音はほぼ出ず起きる気配はない。……が…)
にゃーん♪
(金色の瞳をした黒猫が食堂の方から歩いてくる。「見知らぬ奴がいる」とばかりにじゃれついて。首輪に鈴がついていなかったのが救い。
魔女の飼い猫は喋れる、なんて噂がある……それをアリアが知っているかはわからない。
またこの黒猫がリリアナと同じ瞳の色、黒髪と黒猫と言うところでリリアナが化けている姿だという事はもしかしたら分かるかもしれない)
…?!
(慎重に慎重に一歩一歩歩みを進めていると黒猫が食堂の方から歩いてきておもわずきょろきょろと周囲を見回すが特に人の気配は感じられずほっと胸を撫で下ろすと己の足元へとじゃれ付く猫に癒されるが、ふと猫に関しての噂が脳裏をよぎる。魔女の飼い猫は喋れるという噂である。それにこの黒猫は己を誘拐した相手と特徴が似ているのだ。世の中には変身の魔法というものが存在していてそれを使う人もいるときく、もしかしたらという憶測から小さくため息をついたのち徐に口を開き下記を述べえ)
…ふぅ、それで私の目を誤魔化したつもり?
……あははっ、ばれちゃあしょうがないか
(1秒、2秒。はったりではないと思えば、声を出し正体を現す…黒猫は歪みリリアナに、そしてうたた寝していたリリアナは赤いクッション二つに。)
もう少し様子を見てたかったんだけどね…はぁあ、残念。
…牢屋を壊しちゃうような悪い子にはお仕置きが必要かもね?
(腰に手を回し、顔を近づけさせる。お仕置きなんて勿論する気はないが、どんな反応をするかな、と笑ったまま怒っているような本気の演技。
あえて逃げられるように腕に力はあまりかけない。突き飛ばす事も、数十年前の知識では王族は会得しているはずの護身術でも逃げられるはず。勿論逃げなくてもそれはそれで面白い。)
女は勘が鋭い生き物。貴女も同性なら、分かるでしょ?
(黒猫から己の見た姿へと変わった相手にたいして驚いた様子を見せずにくすりと小さく不敵に微笑身を浮かべて)
あら、脱出方法にご不満かしら。
それに本気で私を逃がしたくないのならもう少し厳重な警備がつきものじゃないの?
(お仕置きといいながら怒っているような表情の相手に己の立場がどういうものか知っているはずなのにあえて己が感じた疑問をぶつける、己の腰に回った手に力があまりかかっていないことから護身術で逃げることは可能だ、だが己はなぜか相手のことを詳しく知りたかったから)
…….アリアちゃんはこうでなくちゃね♪
(その答え、アリアの気の強い答えに満足して微笑み、突然アリアの首に手を回しキスをする。一瞬触れあうだけ、それでも自分には十分。)
ふう。こういうのは初めて?
(唇同士は離すものの抱きしめたまま、耳元に囁くように問う。今までで一番リリアナの感情が出た行動…)
…なっ?!
(己の答えに満足したのか微笑んだかと思えば、突然己の首に手を回し一瞬触れるだけのキスをされて突然の出来事に目を数回瞬きし、こういうことに慣れていないのか一気に顔を赤らめて)
は、初めてに決まっているでしょ…!
(今だ抱きしめられたまま、耳元で囁かれるように問われた言葉に初めてだと答えて。嫌ならば相手を突き飛ばしてこのまま逃げればいい、だがなぜか初めてのキスはさほど嫌という気持ちは起こらずにもっと相手のことを知りたいという気持ちが己の胸のうちで育ってゆき)
そうよね。まだ結婚していないのだし……
…そうだ、一つごはんを作ってもらおうかな。
満足したら帰してあげる…いや、お願いごとを一つ聞いてあげる。どう?
(「スープ、まずかったでしょ?」なんてわらってみせて。まだまだ真意は見せない。)
(/料理に自白剤を仕込めるようにしますので、そこから聞き出してください!)
結婚も何もそういう付き合いの男性すらいないの。
…え。簡単な料理しかできないけれどそれでよければ…。
(真意がつかめない相手にごはんをつくってほしいといわれてそういうことも教わってはいるが人前で披露したことはほとんどなく謙遜するような言い方をして)
(分かりました、そういう展開でいきますね!)
私の料理の腕見た……っていうか食べたでしょう?
もう自分の料理を食べるのは飽きたの。簡単でも私が満足すればいいのよ
(抱きしめていた腕を離すと、その額をつんとつついて。「ね、お願い♪」なんて言う魔女はアリアを攫った人間とは思えないぐらい優しい笑みを浮かべていて。)
…それで納得がいったわ。
はぁ、いっておくけれど味の保障はしないからね。
(己を攫った者とは思えない優しい笑みに毒気が抜けたのか、それともアリア本来の優しさからなのか料理を作るとうけとれる言い方をして)
ありがとーっ!
……あー、その格好じゃなんだから、私の服で良かったら着替えあるけど…
(恐らく承諾の返事を貰ったので嬉しさを抱きついて表現。と、腕を緩めてアリアの服を見れば攫ったままの見るからに高い服。料理で汚させるのもあれかと思い提案して)
…そうね、このままじゃ汚れてしまうしよかったら貸してもらえる?
(己に抱きつく相手に抵抗せずに受け止めるものの、己の服を見ながら言われた言葉に己にとっては当たり前の服だが相手と比べると明らかに己のほうが高い印象を与えるため汚すのはまずいと思い相手の好意に甘えるような言い方をして)
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