霧嶋絢都 2015-10-01 18:42:36 |
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ふぅん、人間には言えない事?
(言葉を濁す相手を少々からかってみたくなり、にんまりと笑って上記。「っふふ、だって…!彼女ってさ…!…アヤトくんみたいな人にこんなちんちくりんって…!」相手の姉の疑問を真っ先に否定しつつ、笑い過ぎで滲む涙をゴシゴシと拭き取り。)
人間には言えねーよ、いろいろとやばいからな(そう言い「何にやけてんだよ?俺だって人間なんかと付き合えるかっての!」と必死になっていい)
まあ、血塗ろそうだし聞くのは遠慮しておこうかなぁ。
(綺麗なお話で済むとは思っておらず、無理に聞くことはせず。「わかってるよ。アヤトくん、弱いの嫌いだもんね、」と先程言われた言葉を復唱しつつ。その際、チクリと胸に痛みが走った気がして。一瞬のことだった為、気のせいだろうと相手の方に向き直り。)
ねぇ、これからどうするの?それ…食べるんだよね。
分かってんじゃん、そうだよ。弱いのには興味ねーし…これ?あぁ…食べるけど?(そう言って紙袋の中身を見て「…入ったばっかのやつだなこれ」と呟き)
だって、さっき言ってたじゃん。ほんとに興味無いんだねぇ…わたし、さっき中二病こじらせたのかと思っちゃったよ。
(喰種にとっての人間は弱くて脆い、といった認識なのだろう。あくまでも肉体面の話だが。少々揶揄いも交えつつ感心した様に頷いて見せ。「食べるのは良いんだけど…、今?わたし…同族のお肉なんて見れないかもしれない……。」目の前で食べるのかと目で訴えながら左記)
中二病?…よくわかんねーな、喰う場所考えねーとすぐに喰種だってばれる(そう言い「見た目が喰種の特徴そのものになっちまうから」と付け足し)
何でもない!……そう…なの?目が赤くなるのも、喰種の特徴…?
(食べる場所で喰種とバレる、とはどういうことか。人間として生まれ、今の今まで喰種と関わって来なかった己には検討も付かず。「でも、あの羽根みたいなのは綺麗だったなぁ…。」ふと思い出した様に呟き。)
赫子が綺麗だとかいう奴はそうそういねーよ…そうだな、それも特徴だ。だから人気のない所を喰種は好む(そう言うとどこで食べようか考えだし「あぁ、腹減った」と呟き)
ちょ、わたしのこと変わり者って言ってんの?
(初めて聞く単語を心の中で復唱しながらも相手の言葉につい突っ込みを一つ。「人を襲うのにも便利だよね、人気の無い場所って。」不審者以外にも人気の無い場所を好む人なんて居たんだ、と思いつつ。ふと、食べる際わたしは何処か違う場所に居た方が…?という考えに至り、)
あ、ねぇ。わたしもう帰ろうか?ご飯、食べるんでしょ…?
そりゃな、かなり変わってる。そんな場所に来るってことはそれぐらい覚悟してるか、ただの考えなし。俺たちからしたらどうぞ食べて下さいって言ってるようなもんだぜ(そう言うと「俺はどっちでもいいぜ、お前が気分悪くなるだけだし」と付け足し)
そーかなぁ…。わたしだって喰種に会おうと思ってあそこに居た訳じゃない。近道って訳でも無いけどさ…貴方に会ったのは偶然。まさか貴方に会うなんて思わなかったし…。
(人と感覚が違うのかなぁ、なんて考え込むも相手の言葉にツンと唇を尖らせ言い訳がましく述べ。「んー、わたし…一回家に帰ろうかな。もう暗くなってきたし…ね、アヤトくん。また会える?」と。あまり遅くまでウロウロしていると親が心配するし、なんて。ただ、相手とこれっきり会えなくなるというのも寂しい気が。折角会えたのだし、と思いそう聞いてみて。)
じゃあ、またね?
(絶対的な約束ではないが、何故か相手とはまた会う気がして。怖いと思っていた喰種だが、これだけ短時間の間に印象はガラリと変わり。…相手限定の話かもしれないが。手を振り、我が家への道のりを駆け出して。)
〜〜一ヶ月後〜〜
(すっかりあんていくの珈琲を気に入り、あれから二度程足を運んだのだが例の青年には会えず、軽い足取りで店へ向かっては意気消沈して帰るのを繰り返し。やっぱり喰種とは相容れなかったのかなぁ、なんて溜息。其処に現れた以前、青年と戦っていた男が現れ。喰種には気を付けて。最近、黒ラビットが人間を襲っているんだ。そう告げると颯爽と自分に背を向け歩いて行き。黒ラビット、と言えばあの青年に名前を聞いた時、そう言い淀んだ記憶がある。まさか、と思いつつすっかり暗くなった公園で一人ブランコに座っており。)
(長くなって済みません!勝手ながら時間を進まさせて頂きました汗
)
…人間がこんな時間に此処にいるってことは、少しは覚悟してんだろうなぁ…?(彼女だという事にまだ気付いていないのか、黒ラビットと言われるにふさわしいマスクをして赫子を出しながらそちらに近付いて行って「そんなに腹減ってねぇけど…クソハトが最近しつこくてイライラしてんだよ、そのイライラぶつけていいか?」と言い)
(/お気になさらず!)
(地面から足を離さず、膝を屈伸させる様にブランコを前後に動かしていると何処かで聞いた事のある声が。然し、それが何処で聞いたものか、誰のものか等思い出せずふと考え込み。ハトに追われているということは喰種で間違いないのだが、喰種となると例の青年が脳裏を掠め。)
___っわたしを食べても、美味しくないと思います。
(俯き気味の顔を意を決して上げ、恐る恐るといった様子で其方を見やり。そこには黒いウサギの面を被った人物。その後ろに見えるのは、以前自分が綺麗と言った羽根。段々と記憶が鮮明になり、驚きに目を見開くと「アヤト…くん…?」と。)
(有難う御座います!)
あ…?お前は確か前会った…ナツ…メ?(自身の名を呼ばれ知り合いか?と思いつつ記憶をたどっていくと前に会った彼女で。「何してんだよ、こんな時間に一人で。喰われちまうぞ」と言い赫子を消し、マスクを取って)
やっぱりアヤトくんだ…、!
(ゆったりとした動作でマスクに手を掛けた相手が知り合いだと確信すると安堵した様な表情を浮かべ。「ん、ちょっと。」特に用事は無かったが、何もと言えば相手は呆れるだろうと言葉を濁し。)
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