アブ 2015-09-26 23:05:36 |
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そうですねぇ。絶好のレトやん苛め日和ですねぇ。
(ふふふと笑いながら相手を立ち上がらせ、「レトルト君が欲しいものを何でも一つ、買ってあげますよ。」だから行ってらっしゃい、というように相手の背中押して診察室へ入れ、自分は待合室のソファで無駄に長い足()を組ながら診察が終わるのを待ち。
マジで!?
なんでもかー、どうしよっかなー。
(「マジでご褒美だった!」と上機嫌になれば、そのままの勢いで診察室へ入るも、医者が消毒液などで治療を始めた途端「ぎゃー!痛い痛い痛い、ムリムリムリ!!」と大袈裟な声が診察室に響き渡り)
ぶはッ……!レトやんてば、声うるさっ…!
(ふはは、と口許抑えて笑いつつ、可愛いなぁ、なんて頬を緩めて。相手の悲鳴をBGMに取ってきた雑誌を広げ、読書し始め。暫くそうしていればうとうとと眠りこけて。
ありがとうございましたー……
(凄く疲れきった様子で、しかし礼儀はしっかりしており気のない声ではあるが医者へ礼を述べながら診察室のドアから出てくると、気持ち良さそうにウトウトしている相手を見つけ、相手の目の前に立ち暫く眺めていたが、こちらは大変だったのに相手だけずるいと徐に手を伸ばしては相手の頬を引っ張り)
いっ…!?いだだだだっ!!なんっ……!?あ、レトやん。
(痛みに驚いて目を覚ませば不機嫌そうな相手の顔が見えて“終わったんですね。”とくぁ、と欠伸を溢しながら伸びをして。「どうでした?捻挫してませんでした?」と相手の足を気にしながら自分も立ち上がり。
湿布貼っときゃ治るって。それより擦り傷の方が致命し、しょー
(未だに若干涙目の状態で依然不服そうなまま、それでも医者の話キチンと伝えると、消毒の痛さったらなかったとウンザリしながら「致命傷」と言おうとするも、いつもの見事な噛みを発生させると「俺噛んでません」というようになに食わぬ顔で続けて)
うわ、痛そうね……。てか今レトやん噛んだ?ねぇ噛んだよね?
(相手の顔をじっと見ながら私ちゃんと聞きましたよという顔をして。とにかく歩くのに支障が無かったみたいで良かった、と一息つけば“じゃあ学校戻りますかね、”と駐車場へ向かって歩き出し。
えー?噛んでないですよー?聞き間違いじゃないですかー?
(お決まりの白々しいシラの切り方で聞く耳持たずを突き通すと頑なに「噛んでない」と主張し続け、学校に戻るという相手の後ろ着いていきながら)
えー、アブ先生戻んのー?まっじめー
大丈夫。レトやんは常にカミカミですから。気にならないですよ。
(にこっ、と笑顔でさらりと毒を吐き、“舌を使えばもっと滑舌良くなるんじゃないですか?練習します?”なんて冗談を口にしながら、相手の顎をクッと持ち上げニヤニヤ。「そりゃあ、怪我人がいたら私がいないとまず………あぁ。レトやんたら、二人きりが良かったのかな?」冗談であるため、そんな事は少しも思っていないだろうと分かりつつ、可愛いなぁ、なんて呟いてからかう様にくすくすと助手席のドアを開けてエスコートして。
舌の練習?さくらんぼのヘタ結べるようになるとか?あれぜってー出来ねーよ!
(舌の練習と聞いて普段から密かに憧れていたさくらんぼの術思い浮かべると「できる気がしねー」と真面目に答え、相手の真面目教師発言に「うぐっ、確かにそうだけどさー…」とぐうの音も出ずに大人しく助手席に乗り)
言っとくけど二人きりになりたいとかじゃないからな!俺がゲーセン寄りたかっただけ!
・・・はぁ。全く・・・。レトやんはお子様ですねぇ・・・。
(ぽんぽん、と相手の頭を撫でて離れれば自分は運転席へ座り、もう鈍い相手には諦めるしか無いと開き直って。相手の発言にゲーセンに行きたいのか、と理解し「・・・少しだけですよ。あと足を使うゲームはしないで下さいね。」と最寄りのゲームセンターに駐車して苦笑しつつ。
わおっ、さすがアブ先生っ。わかってるぅ!!
(車が停まった場所はゲーセンの前で、意気揚々と中に入っていけばクレーンゲームにカニのぬいぐるみがあり食い入るように見詰め)
わぁ、カニいるじゃん!!カニがいるじゃないっすかー!!
おー。やっぱレトやんはカニが好きですねー。
(HAHAHA、と笑えばコインを入れて、どうぞ?と相手に視線で促し。流石にスーツで入ると目立つな・・・と周りの視線に気がつき、ジャケットを脱いで手に持ち、ネクタイを緩めて傍にある椅子に“よっこらせ・・・”と座り。
お、さんきゅ。
アブ先生の分も取っちゃうぞー!
(学校から身ひとつで出てきたため財布など持っておらず、こんな昼間に制服姿の自分とスーツ姿の相手は周りから注目も浴びているが、そんなことは露知らず大声で「先生」と呼びクレーンを動かしていって)
・・・レトやん声が煩いですからねー。って聞いてねー。
(はぁ、と溜息を吐けば今ので関係性がバレただろうな・・・と顔を引きつらせて辺りを見回し、長居は出来なさそうだと悟れば相手が楽しんでいるのを微笑んで見つめた後、目立たない為には少し離れているか・・・。と考えてそっと相手の傍にお金を置き、のろのろと他のゲームを見ながら歩いて。
んー……あ゙ーっ、くそっ、惜しいっ!!
もう一回!!………あれ?
(すっかりカニに夢中で相手が離れたことにも気付かずに、相手が置いてくれたお金でカニの捕獲に勤しんでいたが、中々取れずにふとゲームが得意なアブ先生なら簡単に取れるだろうかと振り向くとそこに相手はおらず、どこにいったのだろうとゲームセンター内をふらふら歩き始め)
アブ先生ー?どこー?アブー?
うーん。こう、で、こうか。
(何やら目に入ったガンシューティングをやっていれば中々続いてしまい、人だかりが出来ているのにも気付かずに最高記録を更新しながら愛くるしい敵キャラを撃っていき。ふと相手の呼ぶ声が聞こえて「はいはーい。っとあああ!」と集中力が切れたのかゲームオーバーになって。
お、声が聞こえた気がした!
(どさくさに紛れて呼び捨てで相手の名前を叫びながらガヤガヤとうるさいゲーセン内を歩いていたが、相手の声はなぜが耳にスッと入ってきて、声がした方角へ向かうと何やら人だかりが出来ており、「よいしょ、よいしょっと」と言いながら人だかりの中を懸命に進んでいくと、ゲームをしている相手を見つけ大声で後ろからいきなり声を掛け)
あー!!先生こんなとこで何してんだよ。また新記録なんて出しちゃってさー、うらやましー。
ちょっ・・・!レトルト君、“先生”って呼んじゃダメでしょーが!
(周りの視線を気にしながらも、相手の耳へ口を寄せて相手を小声で注意。それにしてもこの状況はマズすぎる、逃げるが勝ちか、何て素早く判断すれば相手の手を引き早足でゲームセンターを出て駐車場へ。「はぁ・・・。ほら、帰りますよ。午後の授業、受けて下さいよ。」なんて疲れを滲ませた表情で車へ乗り込み。
えー、まだカニ取ってないのにー。
(焦ってゲームセンターを後にする相手の表情を眺め、相手の気持ちを知ってか知らずか終始ニヤニヤしていて。車に乗り込み午後の授業の話がでるとめんどくさそうにカニを取ってないからまだ学校へは戻りたくないと訴え)
は、あ・・・!?何言ってるんですか、そろそろ戻らないと・・・。もうすぐ5限目終わりますよ?6限目から参加しないと・・・。
(腕時計を見ながら上記述べ、キーを差し込んで、車のエンジンを掛けて。くぁ、と欠伸を零しながらも眠たそうに車を発進させて、左手をするりとハンドルから滑らせて相手の頭にぽん、と置き。
6限目か……、まあ、音楽だからいっかー。
(相手の発言にもうそんな時間かと車内の時計にチラと目線を移し、6限目はなんだったかとズボンのポケットに入れっぱなしになっているボロボロの時間割表広げては「音楽」と書いてあり、確か合唱の練習だったなと少し嬉しそうに言い。頭にポンと相手の手が乗ると負けじと自分も手を伸ばし、相手の頭にポンと手を乗せ、どや顔し)
レト君は、音楽好きですよね~。
(ふと相手の歳相応な部分を見てふわりと微笑み、相手に頭を撫でられればふっと頬を緩め、相手の頭をわしゃわしゃと撫でてやり。「レトルト君は授業に戻るいい子なので、ご褒美をあげないとですねー。」何てくすくすと笑いながら“どうかな?”とでも言う様な視線で相手をちらり。
わっ!?
(わしゃわしゃと撫でられればどや顔などすぐに崩れ慌てて髪の毛を直そうとするも、直している途中で「ご褒美」と聞けば手が止まり目を輝かせ相手に詰め寄り)
え、ご褒美!?なになに?何かくれんの!?
んー。何がいいかなぁ。やっぱカニぬいぐるみですか?
(考える様に顎に手を当てて、相手に提案。そうしていれば相手が詰め寄ってきた為チャンスとばかりに相手の腕をぐいっと自分の方へ引き寄せて。
カニのぬいぐるみ!?マジで!?
(本当にご褒美だと興奮し更に詰め寄るも腕を引かれればバランスを崩してしまい「わっ」という声と共に相手の肩口に顔を押し付け、それでも興奮冷めずに顔をあげると)
それってさっきのゲーセンのぬいぐるみ?取ってくれんの?
……レトルト君、もう少し危機感を持ってくださいよ…。
(はぁっと溜め息を吐きつつ何も気にしない様子の相手に少し心配の表情。「あのゲーセンのがいいんですか?売ってるやつじゃなくて?」と尋ねている内に学校へ着き。「……じゃあ特別に、今日の授業後、取ってあげますから。頑張って授業受けてきなさい。」とヤレヤレ、といった表情で述べては相手を助手席から降ろし。
危機感………?
(何か危険が迫っているのかと辺りをキョロキョロ見回したあと、何もないと首をかしげるも、ため息を吐く相手にムッとして「危機感なんてちょー持ってるしー。持ちすぎてるしー」なんて軽口を叩いているうちに学校へと到着し、車から降りると音楽室へ駆け出して)
おう!じゃあバッチリ歌ってくる!!
音楽って歌うだけじゃな……って早ぇ!!
(突っ込みを入れようとするも既に相手の姿は無く、ふぅっと息を吐いて一度職員室に戻り、報告を終えて白衣を着直して保健室へ。早速待たせていた体調不良らしき生徒に駆け寄り、「大丈夫ですか?……どうしました?」と対応を始めて。
この大空~に~、翼を広~げ~♪
(いつもの音程が来いでお馴染みの歌声を上げながらクラスのみんなと合唱をするものの、人一倍元気にイキイキと歌うため、クラスの声をかき消しており
ふむ。もういいですよ。・・・少し横になりますか?
(ぴたり、と額に手を当てて検温。気分が悪そうな生徒がフラついている為仕方なく、ゆっくりと生徒を抱きかかえて優しく寝かせ、椅子に座ってパソコンにデータを打ち込んでいれば音楽室を越えて反対側に位置する保健室まで聞こえてくる相手の声に苦笑して。
あー、楽しかったー!
(授業が終わると、やっぱり歌うのは楽しいやーと上機嫌に自分の教室へと戻り、その後の帰りのホームルームは完全な居眠りで過ごし、周りが下校していく中友人から「レトー、起きろー、帰るぞー」などと声を掛けられるも全く起きることなく一人寝続け)
・・・ん・・・っと。あれ、もうこんな時間か・・・。あれ?レトやんは・・・。
(カタカタ、とパソコンをタイピングする手を止めてぐっと伸びをして。ふと時計を見ればもうすぐ18時で。部活に参加していたかどうか分からないが、とりあえずあの子だったら遊びに行くとなれば部活もサボりそうなものだし、と考えれば少し気になったのか立ち上がり、ベッドで寝ている生徒に“先生少し教室に行って来ますから、もし何かあれば職員室にね。”と優しい声で声をかけて相手の教室へサンダルをぺたぺた鳴らしながら。
ん~、孔明がこんなところにー……
(もうすっかり暗くなっている教室で一人机に俯せたまま静かに寝息をたてていたが、マリオメーカーの夢でも見ているのか急にうなされたと思ったら何やら恨み言を言いながら、それでも起きることなく眉を八の字にさせており)
・・・?声?・・・あ。ったくもう・・・。
(ふと相手の教室から声が聞こえたのでひょっこりと覗けばやはり相手の姿があり、はぁ、と溜息を吐けば相手の傍まで寄って、しかし頑張ったから疲れているのだろうと珍しく菩薩の様な優しさを見せて優しく相手を揺すって“ほーら、レトやーん。起きて下さいよー。もうすぐ消灯ですよ~?”と。
へ?んー……あと3時間半……
(マリオメーカーでドッスンにやられ続ける夢を見ていたが、なにやら声が遠くから聞こえ、間抜けな声で返事をするも、未だ夢見心地で、通常なら5分と言うところを、3時間半ととてつも長く答えれば再び寝ようとし)
どんだけ寝るつもりだよ。
(思わずツッコむ様にべしりと相手の頭叩き、カチンときたのか、相手の耳元に顔を寄せ、ふぅ…っと息を吹き掛けて。
っ、のわっ!?アブ先生!?
(耳のこそば痒さに一気に目が覚め、耳を押さえながら何事かと勢いよく起き上がると、息が吹きかかった方を向き、相手の姿が目に入ると「何でこんなところに?」「え?保健室じゃないよね?次の授業保健体育なの?」と寝ぼけた頭で意味不明なことを考えており)
何で、じゃないですよ。あんまりにも君が遅いから、迎えに来てあげたんじゃないですか。
(はぁ、と溜息を吐きつつ頭を抑えて。相手の寝ぼけている姿に人差し指でぐーっと相手の額を押し、「・・・行きますよ。カニルト君。」何てフッと悪戯に微笑んで。
カニルトじゃねーし、レトルトだし。
(楽しそうに相手が付けた変なあだ名を否定すれば、立ち上がり机の中のものを大雑把にカバンの中に入れて帰り支度を整えると、足取り軽く扉に向かい)
カニのぬいぐるみとってくれるんでしょ?
失敗したら今日の夕飯はカニだからねー、先生の奢りで!
はっ!?カニ!?ちょ、高すぎません?
(夕飯にカニをリクエストされれば困った様な顔で相手を見返し、助手席のドアを開けながら「まぁこの天才アブ様にかかれば取れないものなんて無いですけどね?」ふふん、と余裕顔で相手に座る様に促し。
そう言うと思ってこの、天才レトルト考えておきました!!
アブ様はきっと完璧だから?ぬいぐるみなんて一発で取れちゃいますよねー、もし取れなかったらカニ食べ放題ね!
(必ず取れると自信満々な相手に、相手がゲームがすごく得意なのは知っているため、カニを食べるためにと、こじつけながら理由をつけて難易度を一気に高くしてニヤニヤと相手の様子を眺め)
(/すみません!見落としてましたぁぁ!
んんっ!?あ、あー。えーと…
…食べ放題は流石に無理ですけど、うちでカニ鍋ご馳走するのは、どうです?
((慌てた様に妥協案を上げれば本人は気付いていないのかお家デートの誘い染みたものを。ニヤニヤとする相手に我が儘なところも可愛いな、何て感じれば無意識に頬が緩んでよしよしと頭を撫でていて。
え!?アブ先生んちで!?
(初めて相手の家に遊びに行けるかもしれないと心躍り嬉しそうに聞き返すも、ハッとしてわざとらしい咳払いをひとつすれば「仕方ないなー、カニ鍋で手を打とう」だなんて冷静さを装って言えば、撫でられる手を払いのけ)
なんだその余裕は!
あっ、さてはなんか秘策があるな?
(/おかえりなさい!
いえ、何も?ほら、着きましたよ。ちなみに、もし取れたら…分かってますよね?
((昼に駐車したばかりの其処へもう一度車を入れればにこりと綺麗な笑顔にも関わらず悪魔のようなオーラを出しながら上記述べ、よいしょー、と中年特有の掛け声でスーツの上着を綺麗に畳んで車の座席に置けばワイシャツの袖を捲ってゲーム機の前へ。真剣な表情でスッと目を細めて脳内で計算しつつアームを動かし。))
さーて。やりますかー。……うん、良いな。もう少し、手前。うんうん。
(/有り難う御座いますー!
そっちこそ、もし一度で取れなかったら……、分かってますよね?
(黒いオーラ感じつつ一瞬ビクッとするものの、負けじと相手の口真似をしながら言い返しニヤリと精一杯の黒い笑みで対抗し、ゲーム機の前まで行くと雰囲気の変わる相手の横顔カッコいいなちくしょーなどと思いながら見つめていれば、動き出したアームに目線を移し、息を飲んでじっとアームの行く先を見つめ)
はいはい、っと・・・。うん、この位置だな。よし、行けッ。
((ぽちりと決定ボタンを押せばアームは降りていき、確実に外れなさそうな角度でぬいぐるみを掴めばそのまま持ち上がりよっしゃ!と拳を握って、勝ちが確定したと思っているのかニヤけ顔をしてアームの行先を見詰めていて。))
あ、ちなみに取れたら補習を受けてもらうのと、次のテストで全教科70点以上取って貰いますね。
げっ、マジかよ、この鬼畜っ!!
(相手の出した条件に「嫌々」という気持ちが目一杯表れている表情を見せれば、ぬいぐるみを掴んでゆっくりと動いていくアームに「ヤバイ」と焦りながら機械のガラスにへばりつきアームに向かって懇願し出し)
頼むー、落ちてくれー、今すぐ落ちてくれー!落としてくれー!!
ふふん、これは勝ち確・・・て、うぉっ!?
((どん、と他の客にぶつかり、思わずゲーム機にバン!と手をついてしまい、その振動でぼとりとぬいぐるみが落ちてしまってぽかん、と口を開け。
・・・え、・・・え?・・・いや、今のは無しでしょ・・・。
(/遅くなってすみません・・・!
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