アーサー・カークランド 2015-09-23 19:38:30 |
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まあ、どうでもいいが。(本人の口から直接聞かずとも何となく想像はつく為無理矢理聞き出そう何て事はせず、寧ろ相手のお陰でルートヴィッヒが静かになりそうだと腹黒い考えを持ち合わせては鼻で軽く笑い飛ばして、「大半が悪い事だけどな?…よし、じゃあ会議始めんぞー。そこ早く席着け。」嬉しいとばかりにキラキラと瞳を輝かせる相手におお眩しいと目を細めると、各国達が全員揃っているのに気付きパンッと手を鳴らし騒がしい者達を静めては居眠りすんなよ、とにやけ顔で付け足し言うと自分の席に座り。)
居眠りなんか誰がすっかよ( ケッ、と悪態を着くように返しながら席に着く相手を横目で見ては直ぐに手元の資料へと視線を移して。資料をパラパラと捲っては会議なんて何百、いや、何千年ぶりだろうかと双眸を細め乍隣に座っている弟が己の話を例え悪い話であっても他の人々に話している事を知った今嬉しいような気持ちに包まれれば口元を緩ませて)
——ってな感じになってるが誰か他に意見は…フランシスとアルフレッド以外で、何か意見ある奴は今の内に言ってくれ。無ければ俺が勝手に決っいッ……このクソ髭…。(資料を片手に今の所何事も無く会議を着々と進めて行き、最後の纏めへと突入すれば一部を除く者達に意見を求め。どうせまともな意見は来ないだろうと予測しそれなら全て己が決めてしまえば良いかなんて資料を閉じようとしたところで隣に座っているフランシスに仕返しのつもりなのか足を踏まれ。顔こそは笑みを浮かべているが青筋を立てており、そのまま掴み掛かっては周りの目も気にする事なくいつものように口汚ない発言を。)
……んん?…なぁ、アーサー、取り込み中悪ぃんだけどよ。これどうなってんだ?ここ、こうした方が良くねえ?( 取っ組み合いを始めそうな2人をちらりと見て弟へ視線を投げればいつもの事だと目を伏せられ苦笑を浮かべ直ぐに手元の資料へと視線を移してから手を挙げれば納得のいかない部分があったのか発言を許可されていない状態で喋っては「フラン、お前そうやって喧嘩ふっかけるの止めろよな。いっつもルッツがそれで迷惑してんだぜ」と己とよくつるむ相手にいい迷惑だと眉間にしわ寄せて )
ああ?…あ、悪い。!…なるほど…流石ギルベルト。じゃあここは修正…っと。(頗るご機嫌が悪くなった様子で相手に声を掛けられると思わず不機嫌丸出しな返事と表情をしてしまい、慌てていつもの調子に戻すと耳に入って来た相手のその意見に驚いたように目を見開き。こう見えて相手は結構頭良かったりするんだよなぁと後頭部を掻くと資料にメモを書きながらthanksと礼を述べ、「え、っと、いやこれは俺が悪いっつーかなんつーか…すまない、大人気無かった。」フランシスを叱る相手を見て柄にもなくあわあわとしてはバツが悪そうな顔をし、首の後ろを掻くとポツリと謝罪を。)
………ったくー、俺様の意見はこれで終わりだぜ。そこ直せば良くなると思うぜ( 謝る相手に苦笑を浮かべ軽く手をヒラヒラと振れば自分の意見はもう無いと伝え欠伸を零して肘杖を立てて資料を見ればそれをよく思わなかった弟に軽く頭を叩かれればぶーたれたように唇尖らせ姿勢を直し今何時だろうか、腹減ったなぁと会議には全く関係の無いことを考えながらホットケーキが食いてぇぜと小さく呟いて)
OK. …よし、とりあえずこれで良いか…じゃあ今日は解散だな。お疲れさん。(椅子に座り直し何かを考えるようにボールペンで頭を突くと懐中時計を懐から取り出し時間を確認して。もう話し合う事もない為このまま解散しようと皆に声を掛けてはひらひらと片手を振り。ぞろぞろと会議室を出て行く者達を目で追いながら相手に「お前もこのまま帰るか?時間あるんならどっか飲みに行こうぜ。偶にはお前とも話してぇし。…って別にお前の事が気になるとかじゃなくてだな…っ!今後必要となる情報を集めたいだけであって…だから勘違いすんじゃねぇぞ!」と声を掛けると、忙しなく目を動かしつつ誘ってみたり。)
ん?俺様か?俺様はこの後暇だぜ。おお、丁度俺様も呑んで帰ろうと思ってたんだよな!此処、お前んとこだしいい店あんだったら教えてくれよ( 書類を持って立とうとした時に相手から話し掛けられれば驚いた様に双眸を丸くするも直ぐにいつもの調子の笑みを顔に浮かべれば上記を。「ルッツ、お前先に帰っとけよ!またな、フェリシアーノちゃん!」己より先に先を立っていた弟に告げた後側にいた普段から可愛がっているフェリシアーノに手を大きく振ってはその背中を見送り相手へ向かい直れば「行こうぜ」と書類を持って席を立ち)
おっ、じゃあ行くか。オススメの場所は結構あっからなあ…。(承諾を得るなりぱあっと嬉しそうに表情を明るくさせると急いで荷物を纏め、俺も連れてってよと言うフランシスに嫌だと即答しながら外に出ると相手のリクエストに応えようと必死に頭を捻り。そしてこの間一人で行った店が中々良かったなと思い出すと「んじゃ、あそこにすっか。行くぜギルベルト。」と、相手の肩を指で突くと先に歩き出し。)
おう!…あ、フラン、トーニョまたな!お兄様もまたな!( つつかれれば相手の後について歩き出し一度会議室から出るも直ぐに戻り己の親友とその親友の子分に大きく手を振りにっと笑っては急いで相手の元へ戻れば「しっかし、お前から誘ってくるなんて珍しい事もあんじゃねぇか。ケセセセッ」愉快に笑えばここの土地には余り来たことがないのかキョロキョロと忙しなく辺りを見回していると普段一緒にいる小鳥が頭の上へ飛んでくれば「あれ、お前も来てたのかー?」と触り心地のいい羽を撫でては双眸を細め)
たっ、偶々だ!偶々!偶然!……ん?鳥?可愛いな…。(相手は滅多に此方へ出向いて来ず、更に自分も其方へと出向く暇さえ無かった為本日は本当に運が良かったと内心浮き浮き状態なのだが勿論それを表に出す訳無く。元弟を鍛えたという相手は一体どんな奴なんだろうと相手の横顔を興味津々と見つめていると、黄色い可愛いらしい小鳥が相手の頭の上に飛んで来たのを視界に入れるとぱっと目線を上に向け。触りたそうに手を伸ばすもすぐ引っ込めては誤魔化す様に咳払いを一つ。)
ふぅん、偶々なのか。おう、小鳥だぜ!俺様のように可愛らしいぜー!…触りてえの?( 偶々だとしても誘ってくれる相手は話で聞くよりずっと優しい奴じゃねえかとその話をしたのは誰だったかと首を傾げつつ相手からの視線を感じるも己の頭の上にいる小鳥への視線だと勘違いすれば手のひらへと乗せずい、と差し出し「触ってみろよ、すげえ触り心地抜群なんだぜ」と笑っては小鳥が移動する度に擽ったいのかくくっと喉で笑って )
い、いや、いや、…そういう訳じゃ…っやっぱ触る…。(他人の前で動物にデレデレしている自分の無様な姿は見せたくないらしく手を振って断ろうとしたが触りたいという欲望にはやはり勝てず。恐る恐る指で小鳥の頭を撫でてはその撫で心地の良さに瞳を輝かせ。なんせ動物自体を触ったのが久しぶりでわしゃわしゃと撫で続けては「可愛いなぁあ…!」と無意識のうちに思った事を声に出しており。)
………お前、動物好きなのか?( わしゃわしゃと撫で始める相手を双眸を丸めながら問いかければまさか相手にこんな一面があるとはと意外そうに思いつつも小鳥を可愛がるやつに悪い奴はいねぇ!と己の解釈で相手の印象をガラリと変えてはケセセセッと笑うなり「今度俺んち…っつーより、ルッツの家に来いよ。犬いるぜ」と相手を勝手に動物好きにしながら誘ってみて)
…まあ嫌いじゃねえぞ。犬?…ルートヴィッヒの犬か…なんか噛まれそうだな…。(動物より妖精とのふれあいが多い為、その場合はどっちなんだろうと顎に指を当てて思考巡らしては曖昧に答えて、初めて他の人から家に誘われ心底嬉しそうにするもルートヴィッヒの犬と聞けば口端引き攣らせ。そうこうしている間に目的の場所、他と比べると少々小さめのパブに到着すると店の扉を開け相手に中に入る様促し、「ここの酒すげー美味いんだよ。」と自信満々とした表情浮かべては相手の背中を押し。)
バカいえ!ルッツの犬は噛まねえよ!…って、ここか?なんかイメージとちげえけど…酒がうまいならいいか!( 双眸を丸めながら否定してはついたパブへ首を傾げ想像していたものと違ったらしくぽかん、とするも背中を押され酒がうまい、となるとどこも変わらないと思ったのか笑いながらパブへ入り「どこ座るんだ?」と後ろの相手に問いかけ。普段パブではなく家で飲むことが多い為か賑わう此処を見回して)
ホントかよ…。どんなのをイメージしてたんだぁ?俺ん家っつったらパブだろ。(疑わしげに相手の目を見詰め、中に入った相手の背中を押しながらそのままカウンターの席に座らせると「エール二つとフィッシュアンドチップス。…お前は何食う?」自分も相手の隣に座りつつ早速注文をしてはメニュー表らしきものを相手に渡し。)
えー…、お前んとこ何がオススメなんだよ。( メニュー表を受け取ればそれを見つめるも余り自分のところ以外のは食べたことが無いのか首を傾げつつ視線を相手へ投げ掛け悩むのか眉間に皺を寄せて)
Haggis…あ、いや!そうだな、オススメか…ローストビーフだな!(無意識なのかポロリと即答で口から出てしまい、この前フランシスに食べさせようとした時その見た目の悪さにドン引きされたのを思い出すとハッと我に返り。自分が頼んだ物と一緒というのもプライドが許さず、昔美味しいと言われた数少ない料理を必死になって思い出しては悔しい感情を押し込めつつキラキラとした笑顔でオススメ料理を。)
…ローストビーフ?じゃあ、俺はそれでいいぜ?( 相手の口から出た物の名前に首をかしげ言い換えるは必要はあったのかと思いつつ。やけにキラキラした笑顔に疑問を抱きつつも相手がおすすめというのならそうなのだろうと納得してメニュー表を相手へ返そうと差し出し。店の中をぐるりと一回り見てみれば中々いい雰囲気で )
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