Mayu 2015-09-21 17:30:13 |
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「んーっ…ねみぃ…。」
そう言い目を擦りながら歩いていた。
すると___、
「きゃっ…」
ある女の子にぶつかった。俺はとっさに
「あぁ、ごめんなさいっ…!! けが…してませんか…?」
女の子はずっと下を向いており顔が全然見えなかったが体の大きさからいうと小学生の高学年ぐらい。
(ん…? いや…待てよ…。これ…うちの高校の制服じゃ…。)
「わ…私も少し急いでて…。ごめんなさいっ…。」
そう言って女の子は上を向いた。
「っ…///」
(キタコレー!!! なにこの子!! めっちゃ可愛いっ!! 耐えろ…耐えるんだ俺の理性…!!)
肌が白く、顔がすごく小さい。腰ぐらいまでの栗色の髪。クリッとしたパッチリ二重。今にでも折れそうな細い体。
「どうかしました……?」
上目遣いでこちらを心配そうに見てくる女の子。
「い…いえ…なんでも…。」
これが俺と彼女の出会い__。
今更だが俺の自己紹介としよう。
俺、沢日高校1年、相川 巧。みんなからは「たっくん」などと呼ばれている。そろそろそれはやめてほしい…。
頭は中の上といったところだろう。運動は…ま…まぁまぁ…。……体育では2以上はとったことがない…。
運動が出来なくても生きていける!!((
中学では美術部に入っており、絵を描くのは好きだ。
俺のコンプレックス…それは…この191cmという長身。どこにいても目立ってしまう。
黒髪で長髪でもなく短髪でもない。
男子からも女子からも程よく人気だ。
彼女は昔一人いた。1ヵ月ぐらいだが…。
いたって普通の男子高校生だ。
そんな俺がなんと今…女の子と登校しているっ…!!!
夢のようだ。いつもはゲームとかしながら一人で登校していた。
しかもこの子…俺のタイプのどストライク((
俺は幼い感じの子がタイプだ。って俺のタイプとかどうでもいいよ。
「……ます? 聞いてます…?」
ようやく我に返り…
「ごめんごめん…んと…なんの話だっけ…?w」
「ちゃんと聞いててくださいよねぇ…。だからぁ…」
文句を言いながらも最初から話してくれた。……なんて可愛いんだ((
いつもは1時間ぐらいに感じるのがわずか20分で学校に着いた。
(そういや名前聞いてなかったな…。)
「あの…名前…。」
と、向こうからたずねてきた。エスパーか((
「俺は相川 巧。たっくんでいいよ。」
自分から「たっくんでいいよ」って…馬鹿じゃねぇの…?((
「たっくん…。えと…私は蓮井 春海。私のことは…はるちゃん…で…//」
下を向いて髪を耳にかけた。照れてるとこもまた可愛い。
「ちなみに高校2年生ですっ…!!」
そっかぁ…高校2年かぁ……え?((
「お…俺より先輩…!?」
つい本音が…。
はるちゃんは少し拗ねたように、
「なんですかその反応は…。」
頬を膨らませ唇を尖らせた。
(可愛すぎるから…俺の理性が持たないから…(()
では。と言ってはるちゃんは友達のほうへ走っていった。
1限目…数学…。俺の一番苦手な教科。xとかyとか…2aとかy=axとか…なんで数学にアルファベット出てくんだよ…((
ため息を吐きながらいつものように窓の外を見ていた。
コンコン。誰かに机を叩かれた。そう隣の席で幼馴染みの夏樹。通称「なっちゃん」
「たっくん、どこ見てはるんー?」
京都弁で高くもなく低くもない絶妙な夏樹の声が俺の耳を擽る。夏樹の声は耳障りがいい。
「んー、ちょっとなぁ。」
俺は素っ気なく返事をした。
すると夏樹が俺の机になにかを書き始めた。
【好きな人でも出来はった? さっきからソワソワしてるで>ж<*】
夏樹はニコッとして黒板のほうを向いた。夏樹がショートカットの髪を耳にかける度に視界に入る。
机に書かれたのは……スルーしよう…((
俺はそれを消さずにまた窓の外を見ていた。
更新すごい遅いという…。w
明日ぐらいにまたつづき書きますね。w
よんでくださってる方、たのしみにしてくださっている方、ありがとうございます。
更新すごい遅いという…。w
明日ぐらいにまたつづき書きますね。w
よんでくださってる方、たのしみにしてくださっている方、ありがとうございます。
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