好きだからこその嘘 .. / bl

「何も知らない馬鹿で居たかったなぁ。…奥さんの事を知らなければ、偽りの幸せにずうと浸る事が出来たのに」
「ごめんね。俺は先生の幸せを壊してでも、幸せになりたい。――だから、俺だけに愛されて…奈落に落ちよう？」

名前　一途　永遠(ひとと　とわ)
年齢　18
役柄　生徒
性格　底抜けの無い前向き思考の持ち主/犬コロのようにあざとい懐っこさを持ちながら貴方の傍に寄り添います/甘え上手なだけではなく本能に従う様に自分の考えに忠実であり、隠しきれない野性的な面を持ち合わせる/本能に忠実だからこそ我儘が隠しきれない/演劇被れのように、どこか現世を渡るような現実味の薄いフワフワとする会話を好む/解り易い好意を向けたと思えば瞬時にそれをはぐらかし、まるで何が正しく本心なのかが伝わらない/胸の内では熱烈な愛を焦げ付くまでに燃やし、大好きなあなたを独り占めしたいとその気持ちばかりが日々募り行く/諦めが悪い。諦めが悪いと自覚している上に先走る妄想癖が有る。事実を押し曲げて自分に都合の良い内容に押し曲げる/何処までも一途で盲目的な愛を押し付ける悪癖が有る。/盲目的一途だからこそ相手の他には何もいらないと考える。素直な考えだけなら未だしも事実を押し曲げる思考回路はぐちゃぐちゃと必要以上に考え込み、そして自分でもどうしたら良いか見失うほど考え込む癖が有る/好きだから触れたい、傍に居たい、アナタだけを見て居たい、と欲深い思考は留まりを知らずに次を次をと求めてしまう/

容姿　癖の強いウェーブが掛かる髪を持ち、全体的な長さは短髪であるが前髪だけが長くアシンメトリーで左目が隠される。髪色は黄金色をしており柔らかな印象と愛嬌の有る雰囲気を醸し出す/切れ長で目尻が細まる垂れ目が特徴的であり、露出される右目の下には泣き黒子が一つ/身長は177cmと平均的で細身な体付きをしており、健康的に焼けているのか小麦色に染まる/瞳の色は黄金に近い茶色をしており雰囲気だけならば幼さを与える黒目勝ちの眼球を持つ/装飾品は目立つものは特にないが薄い唇に被さる様に下唇の左側に銀細工の被せピアスがつけられる。他には腕時計一つ付けていない/爪には真黒のポリッシュを載せているようで、塗ったばかりだとシンナーの香りが仄かに纏われている/制服は確りと着用している当たり不真面目ではないようで、かと言って根っ子からの真面目と言う訳でも無ければボタンを開けていたりネクタイを緩めていたりと教師から咎められない程度の着崩しを行っている/前髪にて隠されている左目は薬品を被ったような火傷痕が見っとも無く残っている。女じゃないので気にしないが、それでも見る人を不快にさせるだろうと前髪を上げる事は無い/

備考　父親は個人医院を経営する外科医、母親は其処の看護婦であり地元では有名な一家/両親とも仕事第一の考え方なので幼少期から愛されると言う感覚が今一解らないで育ってしまう。そんな両親に関心を持って貰いたいと薬品を顔に被ったのが歪んだ愛情表現が生まれる切欠であり、顔に一生残る火傷痕を残したそれでも両親の愛が自分に向けられることは無かった。/現在では頭が可笑しいと尚更距離を取られてしまい、今ではもう親との付き合い方はこう言う物なのだと間違った認識をしてしまっている。/それでも諦めが悪い自分は初めて優しくされた"先生"に誰が見ても異常な程の執着を持ち始め、最初は親に貰いたかったその愛情を少しでも向けて欲しいと相手に寄り添っていたが今ではそれが恋愛感情として相手の事を求めているのだと気付くか気付けないかの曖昧な所に居る/愛される感情を疑似体験する為か、甘いものを好んでおり最早中毒的に甘いものを好んでいる節が見られる。意識すれば飴だったりチョコレートだったり何かしらの甘いものを手に持ち口に含んでいる/演劇部に所属しているようで喋り方が一々演劇臭い/

ロルテ　凄い、器用だね。アリガト(授業が自習だったのだろう、半ば自由時間と変わりないその時間で前の席に座る女子生徒が悪戯の一環として長く伸びる爪をファイルで尖らせて形を整えてくれて。授業の終わりを告げるチャイムを何処か遠くに感じながらお礼の言葉を残して昼休みを迎え、普段よりも鋭い爪は研ぎ澄まされた獣のようだと一瞥しながら感情が漏れて。購買へと向かう途中通りかかる職員室、チラリと盗み見るその席はすっかり見慣れた決まった場所でそこに望んだ姿が無ければ寂しさゆえ、尖る爪が手の平に食い込んで爪の痕がジンワリと残る事に気も留めず。目的の彼がそこに居なかったと言うだけで意識せずとも寂しがり、眉尻を落として目尻を細めるそんな情けない表情を顔に浮かべて)

(/お待たせした上に短くまとめるのが苦手で長くなってしまいすみません><！　癖の有る子になってしまったのでもしこの子でも大丈夫でしたら選定の一つに加えて頂けると嬉しいです。)