【三国無双】promise / 昭元

あんまダラけてると、本当に愛想尽かされそうだしな……仕方ねぇ、分かったよ…勉強はそれなりにする。(ため息ついた所で頬にキスが降ってくると驚いて目見開き)
……優等生が授業中にキスなんてな(小声で話しながら少し赤い頬押さえ)ああ、あと、さっき屋上で言ってたアレ。本当だろうなっ

元姫がいれば、それだけで俺は幸せだ。当ったり前だろ(片目瞑ってウインクして)

其は子上殿が真面目に勉強した御褒美。つぎもこの調子で勉強して呉れるならしてあげない事も無いわ。(相手と視線逸らしたまま紅潮顔でボソと呟き先程屋上で話した事に眉寄せ口ぱくぱくさせ)…あ…あれは本当の事よ。勉強頑張ればの話だけれど。

…私も…子上殿が傍に居て呉れるなら凄く幸せ…大好き…(相手の言葉に赤面させたまま告げ微笑み)学パロの事だけど前世の記憶はある方が良いかしら？

元姫の口付けがかかってんのか……つか、頑張らないとそーいうのナシって彼氏としてはどうなんだ…。(黒板の内容をノートにとりながら口を固く結んで複雑な表情浮かべ)
じゃあ…今度の期末テスト、学内成績10位以内にはいったら元姫の部屋行ってもいいだろ？(自信が無い訳ではないのか相手に笑み向け)


元姫の口から大好きなんて言葉、2回も聞けるなんてな。こりゃ明日は槍でも降るかな…(満足そうに頷き)
そうだなー…うん、そっちのがやりやすいしそうするか。前世の記憶有り、現在は許嫁で恋人同士。って感じかな！

少しでも気持ちが緩めば成績さがるわよ？無しと言う事は無いけど勉強真面目に頑張ればあげない事もないから。(教科書口許隠しつつ真面目に勉強する相手見て告げくすくす微笑み掛け)学内成績1０以内だなんて…別に良いけれど上には上が居ると言う事忘れないで。貴方の事応援するから。

…や…槍なんて降れば私達の命が危ういわ。余りそう言う事言わないで。(眉寄せたまま両腕組み告げ)…貴方のお父上…司馬懿殿も私達の婚約認めてくださって居るんだもの。恋人同士とは言え気を緩めずにね？

元姫はいつも上から10番目にはいるよな…となると、元姫もライバルって事か……あと同じ学年で障害になりそうなのは、陸遜 姜維とかか…鍾会辺りも頭はイイからなぁ…。(博識なメンツの顔を思い浮かべていたが相手に応援すると言われてはへらへらと笑顔向け.授業が終わると開放感で嬉しそうに腕を伸ばして)


大丈夫、もし本当にそんな事があっても、俺が守ってやるからな(明るい表情浮かべ)
へいへい…元姫はとことん真面目だなぁ

…ふふ…どの子も成績優秀ね。私は学内1０以内だけど貴方なら必ず抜いて呉れると信じる。遣ればソコソコ出来るのだから本領発揮見せて？(相手の言葉に頷き授業が漸く終了すれば教科書やノート鞄に仕舞い相手の方に片手差伸ばせば首傾げ微笑み掛け)…一緒に帰りましょう…？


…あ…ありがとう…子上殿は優しいのね。(くす)貴方が不真面目なだけよ。本当に大丈夫かしら？

本領発揮ねぇ…ま、たまにはお前の要望に応えるとするか。元姫、来週を楽しみにしとけよなっ(此方もスポーツバックに適当に荷物詰め込むと背負い)本格的にテスト勉強入る前に、今日はこのままデートすっか！(クラスメイトに挨拶し返し元姫を振り向きながら提案し)


誰にでもって訳じゃねぇぞ？(微笑)大丈夫大丈夫、ちょっとは信頼しろよな〜

…はいはい…子上殿の活躍期待して居るわ。(相手の言葉さらりと受け流すも「デート」と言う言葉に紅潮させ頷き片手握り締め)…けど…どこに行くの…？余り遠い所に行くと怒られるわよ？

反んな事分かって居るわよ。(はあ)…ええ…子上殿の事信じる。

今からなら駅前とかだな、遠出はまた今度にとっておいて、今日は適当にブラつければいいや。(元姫と時間を過ごせればどこでも良かったので適当に決めると駅前方面へ歩いて向かい)


ありがとよっ、期待にはこたえてやるさ(にこ)

駅前なら大通りに良いもの見つかるかもしれないわね。遠出ならまたつぎの機会に行く事も出来るし、とりあえず歩いて回りましょう？(相手の言葉に頷き片手相手の手繋ぎ指絡めたまま告げ駅前の大通り歩き回り)…あ…見て…指輪…！凄く綺麗ね？いつか嵌めるときが来るのかしら。

どういたしまして。私も貴方の期待に応えるから。(頷き)

指輪かぁ…女って本当キラキラしたモン好きだよなぁ…そんな石のどこがいいんだか(元姫の指す指輪を見るが眉寄せて理解出来ず不思議そうにして)そりゃあお前……ケッコンしたら嵌めるだろ？女性なら……

おう、頼りにしてるぜ〜(ひらひら)

指輪は女の憧れなのよ。男の貴方には分からないわ。(相手の言葉にやれやれとあきれ気味返せばジロジロ見て)…ならいつか…子上殿と結婚するときが来たら…指輪買って？

…私も…頼りにして居るわ。私の未来の旦那様。

憧れねぇ…やっぱお前もこーゆうの好きなのか…(最後ら辺は自分にしか聞こえない様な声でボソボソと1人呟き)給料3ヶ月分ってやつだろ…あんま期待すんなよ？……でもまっ、ちゃんと待っててくれよな(元からそのつもりなのか眉ハの字にして少し頬染めながら笑って)

…何か言ったかしら…まあ私は別に高い指輪が欲しいと言う訳じゃ無いから、余り期待せず待つ事にするわ。(相手の言葉に頷きくすと微笑み)…あともう一つ…約束があるの。どんな事が待ち受けようとこの先私の傍に居て呉れる？私は勿論、貴方の傍にずっと居るわ。前世での子上殿との約束だもの。

かと言って、おざなりな指輪なんか渡せないしな、元姫に釣り合うくらいのを買うとなると……(真面目に働く未来の事を考えていつもの口癖が出そうになるがグッと堪え)
なっ…おま……そんな事聞くなよっ…白昼堂々こんなん…その…照れんだろ！……俺はその…お前の事手放す気なんてないし、離れる気も勿論無い。…ずっとずっと昔も、今も……同じ気持ちだよ。元姫が側にいてくれりゃ、俺は…。

…喩えおざなりの指輪貰った所で私の指に合えば良いんだもの…我儘は言わないわ。(相手が真面目な表情で呟く言葉に驚きつつ首振り告げ微笑み)…私も…凄く放って置けない所があるけど、前世も来世も変わらず貴方の事大好き…傍に居て呉れれば幸せよ。

好きな女に贈る、重要な意味を持った物だぜ？適当なやつになんて出来ねーよ(相手の言葉聞くと珍しい素直な対応に面食らうも相手の気持ちは昔から充分理解しているつもりなので優しく微笑んで)昼間、兄上の恋人になるーとかなんとか抜かしてなかったか〜？(遊ぶように額小突き)

…あら…貴方素直ね？いつもならメンドクセって言うのに…勉強も面倒臭がらずそうすれば良いのだけれど。(素直で率直な言葉に自身の目見開き驚き口許片手当てくすくす微笑み)あれは子上殿が悪いのよ。あんな体たらく見せるから言っただけ。けど真面目に勉強する姿見たときは流石に見直したわ。私は貴方が恋人で良かった。(額小突く相手に眉間皺寄せるも表情緩め告げ)

めんどくせーけど、ソレはソレ……俺の中で、元姫は特別なんだよ(陽が傾きかけると元姫宅の方向へ足を向け歩きながらヘラヘラした表情で笑って)お前にも、俺しかいないって事だな。…ずっと前も、今も、何で俺を選んでくれたのかって思うが…俺には、お前しかいないからな。

…特別…私も、貴方だけは特別。この先も子上殿と共にあるわ。(陽が傾く方向と別の自身の自宅の方に相手と片手繋ぎ歩き)…ううん…私自身で選んだ事なの。前世も後世も貴方の傍にありたいと想うから子上殿の事選んだの。この先も子上殿と恋人同士で居たい事もあるし、貴方と幸せになりたいの。