とある町に双子の御曹司が生まれました。
しかし兄弟が6歳になった頃、両親の外国での仕事が決まり家族全員移り住む事になりましたが、兄弟は生まれ育ったこの家に残りたいと告げました。
いくら説得しようとしても聞き入れてくれない兄弟に困り果てた両親は、仕方なく彼らの意見を受け入れる事にしました。
兄弟それぞれ専属の執事を仕えさせる事を条件に。
執事は昔からこの家系と主従関係にある家系から選ばれる事になり、父親が選んだのは双子の執事。
「双子」の事は「双子」に任せる事にした、と。
暫くして、執事を迎えて4人での日々が始まりました。
初めこそわだかまりがあったものの次第に打ち解け、12年経った今ではそれぞれがかけがえのない存在へとなったのです。
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