敗北の証【ダーク/NL/ファンタジー】

（足音で戻ってきたとわかると瞼を閉じて眠ったフリをしていると恥ずかしくなる様な台詞の後に頬へキスをされると頭が真っ白になり。相手が眠っている事を確認してからベッドから起き上がれば相手の寝顔を見つめ、起こさない様に小声で呟いて）
冗談は止めてって言ったのに……ソランの馬鹿。
（ベッドからおりると眠る相手がいる隣のベッドへと移動して相手と同様に眠っていると思い頬へキスをしようとしたが前科があるので唇へ指で触れて感触を楽しんでから身体の火照りを冷ます為に部屋から出て宿の外へと移動し）
風が冷たくて気持ちいいわね。……私は奴隷なんだから綺麗じゃないわ。醜い、醜い女よ。

──だから、醜かったら選ばねぇって言ってんだろ？俺が醜い奴を奴隷にするような奴に見えるか？
(実は最初から寝ていなかった…訳ではなく、扉が開く音で起きたので唇に触れられたことなどは知らず。醜いと自嘲する相手に後ろから声をかければ少しイラついている様子で)

俺ぁなエミリア…お前に出会うまでどんな女でも心が満ちることは、どんな女でも奴隷にしたいと思うことはなかった。テメェは俺が唯一奴隷にしてぇと思った女だ。…そんな女が、醜い訳ねぇだろうが
(あくまで自分がイラついたから上記を言っているのであって、相手のためを思っての発言ではなく。しかしその言葉はさながら告白のようで)

醜いかどうかは私の気持ちの問題。いくら美人だろうと奴隷になってしまったら、他人からそういう風に見られるのは当たり前でしょう？
（イラついた様子で相手が現れると振り向く事はなく背中を向けたまま淡々と心情を伝えると相手は最初から己の為を想っての発言でないのは理解しており、それだからこそ告白のような発言に対して冷静になり対処できて安心し）
ソランの思い描く奴隷って何なの？女なら美人で、しかも自分の思い通りに動いてくれれば幸せよね！……美人で私より強い女ならこの世の中たくさんいるわよ。だからそういう相手に出逢った時、私は用済みなのは目に見えているわ。私はもう奴隷だから自由な暮らしはできないし……それなりに覚悟はできているわ。

……！！
(相手に思いの丈をぶつけられれば、自分も真剣の自分の気持ちと向き合う。目の前の女を失うことを考える。今まで出会ってきたどんな女性にも代え難い…いや、代えることの出来ない女を失う？考えられないことだ)

…俺の思い描く奴隷、いや、思い描く女はテメェだ。奴隷じゃねぇ…女としてテメェを見てんだよ俺は…。奴隷にしたのだって、テメェを離したくなかっただけだ…ヘッ、笑っちまうだろうがな、俺ぁどうにもテメェに惚れてんだよ。用済みになんざ一生するわけねぇ
(奴隷としてではなく、一人の女性としてみていることに気付き。今度は自分の思いの丈をぶつける。今までの扱いからすれば本当に笑ってしまいそうなほどバカな言い分であることは百も承知で)

ソラン……でも私は貴方の奴隷。貴方は私の御主人様。この関係は変わらないでしょう？……首の印がある限り。
（相手の告白に目を見開いて驚くと御主人様と奴隷等関係無く告白を喜ぶも首筋の“印”に軽く触れつつ心情を伝えると複雑な心境となるが気にしてられず先程は怒られたキスについて質問し）
ねぇ、ソラン。それは愛の告白、として受け止めていいのかしら？もしそうなら……キス、はどうなるの？私には前科があるし、あの時すごく怒られたから。

キス…あん時のキスはただ単に俺への嫌がらせでしたもんだろ？ノーカウントだノーカウント。…ま、俺とテメェの関係がどうだろうと俺は惚れた女を手放すような真似はしねぇ、覚えとくんだな
(つまり、これから先も一生奴隷として一緒にいてもらう、そう相手に言っていて)

これからは好きなときにキスしていいし、俺も好きなときにテメェにキスする…良いな？言っとくがテメェに拒否権はないからな
(そう言ってにやりと笑みを浮かべればぎゅっと後ろから抱きしめて)

（背後から抱き締められたり、抱擁には慣れていなく免疫がないので感情に関係無く照れて頬が紅潮してほのかに色付き。己は恋愛初心者でありからっきしなので珍しく感情が露わになりあたふたすると相手の腕に優しく触れて）
好きなときに、キス……それはそれで恥ずかしいわね。しかも一生奴隷として一緒にいてもらうとか、何だかプロポーズみたいだったからその……危うく勘違いしてしまうところだったわ！！

ま、結婚するわけじゃねぇしプロポーズとは違うだろうな…。
(そう言うと抱きしめていた手を離し相手の隣に立って)

…こんな気持ちになったのは生まれて初めてで、よくわかんねーけどよぉ…好きだぜ、エミリア
(そう言って素直に気持ちを相手に伝えれば、両手で相手の頬を包みチュッと触れるだけのキスを相手の唇にして)

両親を殺害した相手もそう、だけど……ソランも復讐の対象でしかなかったのに、そんな相手にこんな事されたら……バカバカ！！
（好きだと言われ触れるだけだが唇へとキスをされてしまうと今迄相手は復讐の対象でしかなくてそれは今後も変わらない筈だったのだが、キスと告白で気持ちが大幅に揺らいでしまい頬を赤らめると想わず相手から顔を逸らし。キスをされるのは嫌いじゃないがその相手が肝心だとずっと考えていたが今ではどうでもよくなり再び相手の顔を見つめると今度はからかうつもりではなくてキスがしたいと素直になって再び相手の唇へキスをするが少し長めで）
ソラン……っ！

復讐したい相手でも、惚れちまったらお前の負けだ…ま、俺は最初から負けてたってことになっちまうがな…
(長めのキスをすればどうしようもなく相手のことが愛おしくなって。たまらず真正面から相手のことを抱きしめる。夜ということもあって周りには誰もおらず、夜の闇はただ二人だけを包んでいた)

(/すいません、ダークな雰囲気で行こうと思っていたのにいつの間にかただのバカップルに…これはこれで有りだと此方は思ってるのですが、お相手様はどう御思いでしょうか…？)

ソラン……これからどうするの？私はソランの奴隷として貴方についていくわ。
（正面から抱き締められ未だに優しい相手に中々馴染めなくて戸惑うが嘘をついて騙そうとしている様には見えないので抱き締め返すと下から見上げ今後についての質問をして）


(/息子様が徐々にデレてきた頃からニヤニヤが止まりませんでした！！
此方もこれはこれでアリかと思います！微笑ましいばかっぷるですね～！(笑))

…そうだな。奴隷を増やして俺のハーレムを作る…なんて言ったらどうする？
(これ以上素直になるのは恥ずかしく、また相手を好きな気持ちがあったとしても性格や本質は変わらず、少し意地悪い笑みを浮かべれば上記を述べて)

(/そうですね。まぁソランは本質的には悪なのでどうなるかはわかりませんが…(苦笑)

はぁ……面白い冗談なことで。ハーレムを作ってソランが満足ならそれはそれで構わないわ。私に否定する事はできないし。
（ハーレムと聞いて溜息しか出ないが己は奴隷なので拒否する事はできず、本音は絶対に嫌なのだがそればかりは仕方無いので嫌々ながら肯定し）
……少し肌寒くなってきたわね。部屋へ戻りましょう？


(/ハーレムとは面白い(笑)息子様の事なのでスタイル良くて美人な女性しか侍らせないですよね？)

おい、良いのか？もしハーレムが出来ちまったら今みたいに二人きりで居れる時間が減るんだぜ？
(二人で宿場の部屋に戻れば、先ほどの話に戻し、相手が本音を言わないことを良いことに、相手が険しい表情になるような台詞を吐いて。寧ろ相手を不機嫌にするのを楽しんでいるようで)


(/きっとそうなると思います。…実際に、別な女性にも目がいって修羅場的な展開になっても構いませんでしょうか？そう言った展開が好きでなければ拒否してくださって全然構いませんので)

本音は嫌よ！だけど私は奴隷だから嫌だなんて言えないし……本当にハーレムを作ったら私―――ううん。何でもない。ソランの好きにすればいいよ。
（想像してしまったのか気分は悪気なる一方で不機嫌になり本音を伝えるが、最後まで気持ちを伝えることが出来ずに無理矢理何でもないと言って終わらせるとベッドにそっと腰掛けて）
私以外に素敵な女性なんて星の数程いることだし、ソランが私だけで満足するような男じゃないって理解してるから。


(/ 修羅場大歓迎ですので遠慮せずにお願いしますね！！ハーレム……楽しみであったりするので！)

当たり前だろ？俺の好きなようにする…安心しな、俺は一番なんて作らねえ、全員平等に愛してやるからよぉ
(クックックと喉から捻り出すような陰湿な笑いをしつつ相手の顎を指で持ちクイッとこちらを向かせてそのまま無理やりキスをしてすぐさま離れ)

愛してるぜエミリア、従順な俺の女…俺の愛、受け取ってくれるよなぁ？
(相手を幸せにしようという気はなく、ただ己を満たすためだけ相手を愛する。…恐らく一生変わらないであろうその自己中心的な愛を相手に受け入れさそうとして。仮に断られたとしてもそれはまた一興と、どちらにしても楽しむつもりで)

(/修羅場なので、もう一人女性キャラを参加させたいのですが…NPCにしますか？それともPCにしますか？)

（何時の間にか両親の様にお互い愛し合えって支え合う。そんな理想を思い描いていたのか心から愛のない、愛の言葉を囁かれてもただ虚しくなるだけで全く心は満たされず。相手の思惑を理解しているからか顔を上げさせられキスをされても全く嬉しさは感じられなく悲しみが募るばかりで己は相手の奴隷なので否定する事も嫌になり力なくただ肯くと相手に背を向けてしまい）
私は、ソランの奴隷だから。奴隷になってしまった時点で、ソランに本当の愛なんて求めて無いし。貴方はただ、常に自分の隣へ美人で従順な都合の良い奴隷を侍らせたいだけだものね！


(/どちらでも構いませんが……では、NPCでも大丈夫でしょうか？)

…そうやって悔しそうにしゃべる姿がたまらねぇ…ククク…エミリア…
(そっと後ろから抱きしめれば本当にこの女は自分を愛しているのだと思う。一生変わらないつもりで居た自己中心的な愛、けれど、けれど、そんなにも必死な相手の姿を見ればその愛に思いやりを入れても良いかもしれないと、そんな風に思えてきてしまって)

…つくづくダメだな、最近の俺は…。俺ぁお前をいじめたいけどよぉ…惚れてんだよな本気で、お前に…やっぱハーレムは止めだ。テメェの悔しそうな姿は最高に可愛いけどよ…悲しそうなのは嫌になっちまう


(/…なんだかぐだぐだですいません。娘様の悲しい姿を見ているとどうしてもソランを外道に染めきれないです…)

止めって……ソランありがとう。嬉しいわ！
（背後から再び抱き締められると抱き締めてくる腕に軽くてを添えて。ハールムの件が止めになるとわかれば最初は相手の発言に驚くもその対応に感謝すると同時に顔を赤らめて）
本気で、惚れてるって……不意打ち、禁止！！


(/娘の影響でしたか！？何だか申し訳ないです……息子様に本気で惚れられて舞い上がってしまいました！！)

はん、止めるわけねーだろ？こんな簡単にテメェを赤くさせれることをよぉ…
(此からも隙あらば続けていくと、そう言うと相手を離しまた正面を向かせれば今度は相手の頬に手を当てて)
その代わり、テメェ一人で俺を満足させろよ？俺の欲は深いってこと、よぉくわかってるんだろ？覚悟しておけよ…クックック…
(そしてまた楽しそうに邪悪な笑みを浮かべてチュッと唇にキスをして。そして相手の胸に手を当てれば服越しにその柔らかさを確かめるように指で押して)

(/いえ、可愛くて美しい娘様と愛し合えてソランも満足ですので(笑))