主 2015-09-17 18:19:51 |
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ソラン、待って!……行ってきます。
(女の部だとわかると少しホッとするが相変わらず最低な発言ばかりする相手を驚かせようと観客席へ向かう背中を追い掛けて正面に立てばそのままゆっくりと顔を接近させ軽くだがお互いの唇が合わって。奴隷にキスをされるのは屈辱以外の何物でもないと考えているので少しは気が晴れたのか控え室へ向おうと相手に背を向け歩き出すとひっそりと囁いて)
奴隷にキスをされるなんて屈辱的だもの……ソランが激怒する姿が安易に想像つくわね。
…安いキスなんざしてんじゃねぇよ、ぶっコロすぞテメェ
(歩き出す相手の肩を掴み此方へむかせると上記を述べて睨みつける。しかし、怒っているのはキスをされたことではなく、相手が簡単に自分とキスをしてしまった、そのことを怒っているようで)
気高くねぇテメェのキスなんざ何の価値もねぇ、次同じマネしたら命は無いと思えよ、いいな?
(相手の肩を乱暴に押せば少し怒り気味で語気を強めてそう言い放ち。今度こそ観客席へと向かって行って)
――ソラン!御主人様……さっきは、ごめんなさい。私、頑張るから!
(相手が怒っている理由がキスをされた事に対してでないと理解すると、奴隷となってから憎しみしか抱いてなかったので優しい相手に複雑な心境となってしまい。だが兎に角謝罪しょうと立ち去る相手の名を呼んでから謝ると何年か振りに心から笑える事ができて気持ちが落ち着くと今度こそ控え室へ向かい)
優しいところ、あるんじゃない……少しだけ、気持ちが変わったかも。
(控え室へ到着すると何をする訳でもなく置いてある椅子に腰掛けると試合前に精神統一する為瞼を閉じては瞑想を始めて外部の音を一時的に遮断して)
……ソラン。
…バカな女だな、悪い奴が少し良いことをしただけで良い奴に見えるというのは本当のようだな
(謝り、笑みを見せる相手をバカな女と一蹴するも心の奥底では相手の笑顔が引っかかり。そして自分は観客席に座り試合の開始を待つ。そしてしばらくして試合が始まればうわあああ!と言う歓声が聞こえてきて。リングの上では奴隷の女性が二人、闘いを始めて)
…アイツは三試合目か
(プログラムを見るとエミリアの名前が書いてあるのは三試合目で。対戦相手はどうやら同い年くらいの少女のようで)
(戦闘は好きではないが生きていく為には必要不可なので仕方無く、といった感じで。そろそろ試合が始まるのでリングへと移動すると対戦相手は己とさほど年齢が変わらない女性であったが試合は試合なので情けは無用と判断した後観客席をちらりと一瞥してから再び対戦相手の方を見詰めると独り言を呟いて)
同性相手だからやりにくいことはないわ。相手は私と同じ奴隷なんだし。殺さない程度に、倒せればいいのだけど……うーん。
…見物だな。観客が試合内容に納得いかなきゃやり直し、ってわけだしな…クックック…
(試合が開始されてもお互いに仕掛ける気配のない二人を見て上記を述べる。もし中途半端な試合であればやり直し、続行と言うことになる。それが一番つらいだろう。そう考えていると対戦相手の少女が「うわああ!」と声を上げながらエミリアへと襲いかかって)
はぁ……仕方無い。
(ルール等を思い出すと納得行かなければ再試合となっていたのであまり乗り気では無いが対戦相手が迫ってくると隙がありすぎなのでタイミングを見計らい相手の鳩尾へ長い脚を利用し回し蹴りを喰らわせるとヒットして。相手が床へと倒れ込んだ隙に太腿からハンドガンを取り出すと引金を引き身体の急所を外して銃を二発発砲すると一応警戒し相手から離れて様子を伺い)
彼女がどれほどの実力だかわからないけど、私……負けたくないから。
銃なんか使ったら…詰まんねーだろうがよぉ
(こりゃ再試合か、なんて思っていたが幸いにも今回の観客の目玉はどうやら五試合目の試合だったらしく、寧ろ早々に終わって次の試合になった方が良いらしいので再試合の要求もなくエミリアの勝利で三試合目は幕を閉じた)
──もっと面白い試合になると思ったが、テメェの相手の奴隷が弱すぎたな
(三試合目が終わり、リングから出て行くエミリアを見ればその後の試合を見ることなく会場から出たエミリアの元へ行き後ろから声をかけて)
――ソラン。銃を使用した事に後悔はしていないわ。戦闘に慣れていれば銃をよけることも可能だし……でも彼女はよけなかった。
(背後から声がすると振り返ることなくそのまま話し掛け、先程の試合について不満はないが対戦相手に対して少し気がかりだが忘れる事にして。気分が落ち着いてから振り向き相手を見詰めると今後について質問して)
この後はどうするつもりなの?私はソランの奴隷だから行きたい場所に行けないし……自由という概念が無いから。
自由にさせる気もねぇ、テメェは一生俺の奴隷だからな。…ああ、これからは新しい奴隷を探す。テメェと張り合えるくらい強い奴隷をな
(今の目的はエミリアと戦える奴を捜すというのが目的のようだった。この男は自分がギリギリの戦いをすることに快楽を感じ──さらに他者が戦う姿を見るのも好きという嫌な趣味を持っていて)
…あ、おいエミリア、テメェ胸のサイズはいくつだ?
(宿屋へ帰って行く途中、唐突にそんなことを尋ねて)
一生、俺の奴隷……それはそれで良いのかも知れないわね。冗談だけど。
(発言を聞いて相変わらずな相手に最早呆れることはなく何に対しても素直な相手に尊敬すら覚えると冗談を言えるようになるまで成長して。だがサイズについて聞かれては先程の尊敬を返して欲しいと内心思うと怪訝な表情で相手を見詰め恥ずかしいのか小声でサイズを説明して)
バストサイズって……F、だけどそれがどうしたの?
次見つける奴隷はなるべくお前と張り合う奴が良いつっただろ?顔も、体型も張り合えるような奴だと良いと思ってな…ったくテメェがブスで貧相な体なら探す手間はねぇのによ…。ま、そんな奴の試合見ても楽しくはねぇがな
(顔を見れば並大抵の美貌ではなく、体型を見ればその恵まれたものに大抵の女性が溜め息をつきそうな相手のそれを見れば、同じように綺麗で体型も整った女など見つけれるかわからないなと笑って)
…そういやさっきみてぇな話はしたが、別にテメェを襲おうなんざ考えちゃいねぇから安心しな。肉体関係で無理矢理するのは趣味じゃねぇ
(宿屋に着けば二人で一緒の部屋を借りてその中に入る。そして先ほどの会話を思い出しては一応、と相手に向かって言い放ち)
(次見つける奴隷という発言が耳に届くと用済みになったら捨てられてしまうのではないかと一瞬胸がドキッとなるが一度奴隷の刻印を押されてしまっているので捨てられても自由にはなれなくてどのみち奴隷からは解放されないことを改めて理解し)
何だか意外だわ。ソランは強ければどんな女性でも奴隷にしたがるのかと想っていたから。それに、ソランが奴隷を襲うなんてありえないのでお気遣い有難う御座います。貴方の場合、そんな気分になったらそういう店に行くだろうし。だから肉体関係とかそういうことは一切気にしてないわ。
(宿で一部屋のみしか借りないのは予想通りだったのであまり気にする事はないがあからさまに襲わないや肉体関係等言われるとムカッとなったのか珍しくムキになり皮肉めいて発言すると戦闘で汗をかいてシャワーを浴びたいのかその旨を相手に伝えて)
先にシャワーを浴びても構わないかしら?戦闘で汗をかいたから髪を洗ったりカラダを綺麗にしたいのよ。
んなわけねーだろ、強いだけじゃねぇ…気高く、美しく…要するにお前みたいな女、それが条件だ。…襲わねぇのはそれだけじゃねぇよ、ある意味でテメェは俺が惚れた女だからな、適当に扱うなんてことはしねぇってだけだ
(相手がムキになった様子が少し面白かったのか、からかい半分で上記を述べる。しかし半分は本音でありからかいのつもりを込めつつも本心であることに変わりはなく)
風呂か?ああ、構いはしねぇ。寧ろそうしろ、俺としてもテメェが綺麗でいる方が気分がいい
な、何よそれ!?ほ、惚れたって…言っていい冗談というか……熱でもあるんじゃないの?!
(からかわれ冗談発言だと理解しているが惚れただの優しい発言する相手がいつもの調子ではないのでこちらもどんな反応をしたら良いかわからなくなり。冗談でも異性から惚れただのそういう事を言われた事が無く免疫がないので瞬時に頬が赤くなって調子が狂うと恥ずかしそうに頬を赤らめたまま逃げる様に浴室へと走り去り)
な、何なのよ……奴隷だからって馬鹿にしすぎだわ。でも、冗談でもあんな奴に惚れた女とか言われて、嬉しいと感じてしまった自分が憎い。
(浴室へと逃げてからは気持ちを落ち着けるように胸元へと手を添えて。暫くして落ち着くと脱衣場で服を脱ぎ籠に置いてから浴室の扉明け早速熱い湯で先程の事を忘れようと必死になり)
ソランの馬鹿、バカ、ばか…!?
…あーたまんねえ…やっぱアイツ最高だぜ…クックック…
(逃げるように浴室へと行った相手を見て歪な笑みを浮かべる。今まで出会ってきた女の中でも、やはり別格だとつくづく思う。けれど、今の様子を見れば気持ちが揺らいでいることがわかる。憎しみが薄れて淡い感情が生まれていると)
ただ…それを俺に持ったら最後…利用されるだけだってことに、気づいてねぇなぁ…。ま、アイツは特別だ。手放さねぇようにしねぇとな…
(恋心を抱かれたとして、それを利用し、飽きたら捨てるのがソランという男だ。しかしどうやらエミリアに対しては少し特別な感情があるらしく、利用したとしても捨てる気はないらしい)
(シャワーを浴びて少しは頭も身体もスッキリしたのか大分気持ちは落ち着き着替え終えるとシャワーを浴びた後なので赤髪はまだ湿っていてその髪を珍しくまとめ髪にしてバレッタ等で留めるといつもは見えない項が見えて少し色っぽくなり。肩にタオルを巻いたまま戻ると窓際に移動して少し窓を開けて涼み)
ソラン、先にありがとう。 ふぅ……風が涼しいわ。
…ああ、それじゃ、俺も入るか…
(ああ、綺麗だ…そう思う。心が冷めて自身の快楽に為だけに生きるようになってから何かを綺麗だと思わなくなったが、目の前の相手の姿は、何故か美しくみえる。それが彼女を特別視する最大の理由かもしれない)
あんな女を…もう一人欲しいって思うのは欲張りだろうなぁ…けど、欲しいぜ…エミリアが、あんな女が二人居て、二人とも俺の奴隷なんざ最高じゃねぇかよ
(風呂場に入りながらククク、と歪んだ笑みを口元に浮かべて、野望というにはちっぽけで、しかし実現はかなり厳しいであろうことを口にする。だが、欲しくなった物は仕方がない。必ず手にしてみせる、そう決意し歪んだ笑みを更に歪ませて)
(窓を閉めてから髪を乾かし終えると再びまとめ髪にしてバレッタで留めると陽が傾いてきて暗くなる景色をベッドに腰掛けて窓からぼんやりと見詰めていたのだが精神的に色々と疲れてそのまま横になると左側を向いて今日の出来事を振り返り小声で囁いて)
私はソランの奴隷……なんだから。それ以上でもそれ以下でもない。あんな最低な男、復讐の対象でしかないのに……。
ふぅ…
(シャワーを浴びて汗を流し、石鹸で軽く体を洗えば着替えて風呂場から出てきて。先に眠ってしまっているようなエミリアを見ればその相手に近づいて)
…無防備過ぎるだろ、おい。気高さも、美しさも、強さも…寝てりゃ消える。けどテメェは…テメェはよぉ、寝てても綺麗なんだよ。ケッ、贅沢な女だぜ…
(目を瞑った相手を見て、寝ているだろうと勝手に思い、少し恥ずかしい台詞を囁きながら頬に軽いキスをして。そしてそのまま隣のベッドに横になれば眠気が来たのかぐぅと寝始めて)
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