トフレ 2015-09-07 08:35:35 |
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【~悲しみから安心へ~ 3話】
(女性の叫びにより気づきファンでもなく女性が見ていたのは目の前の拳銃を持っていた男性であり。剛は何とかしようとするが光一は相方には傷つけたくないので拒否し別の方法を考えてたその時拳銃を持っていた男性が二人の方に向けていて拳銃を向け一発発砲しそれを動けない光一を剛は庇って倒れそうになり。)
光一:…おっおい!
剛:まさか撃たれるとは…思ってへんかったな。
(倒れそうになる相方を光一はそれを受け止めゆっくりと下へ移動し。光一は剛に声をかけ。剛の胸あたりから徐々に血が溢れて流れていき)
光一:…しっかりしろ!
剛:…大丈夫やって…簡単には死 なへんよ。
(体を支え心配そうに見つめる光一。剛は大丈夫と笑みを見せ。それが辛そうに感じ自分は泣きそうになったその時)
剛:…何泣いとんねん。俺が…死 ぬ訳じゃないやろ。こんなんへでもない。
…ちょっと苦しいだけや。
(剛は光一に泣くなと息切れはしてるがそれでも説得し。光一は小さく首を横に振りながら「もう喋るな」と小さく呟いていて)
剛:…俺がいなくてもお前はやっていける。もし俺の事で出来ひんかったら承知せぇへんぞ。お前には色々ある舞台、ソロ、俳優お前にしか出来ない仕事があるんや。ダンスでカッコ良く見せたいんやろ?ならその気持ちを忘れるな。お前は…いい相方や。
光一:もう…会えないような事を言うなよ!これからたくさんお前とツアーしたりロケしたり歌だってある!俺を一人にするのは許さないからな!
(剛の精一杯の言葉に光一は精一杯剛にぶつけ今の剛は喋られない状態ではいたがこの時相方に伝えたい事があった。)
剛:あぁせやったな。たくさんしたいな。光一とこれからたくさんやりたい。お前とたくさん歌いたいわ…でも俺は死 なへんよお前を置いていかへんし。俺がいないと行かへんやろ…光一…俺がいなくても見てるからな。だから…元気だ…せや。
(徐々に言葉の切れがあり。光一は剛の手を握っていたが言葉がなくなったと思うと剛の手の力がなくなりスッと落ち。意識を失った。)
光一:…剛?なぁ嘘やろ?今日俺の家に来るんと違ったのか?これから歌歌ったり笑ったりコンビ芝居したり色々するんと違ったんじゃないのか?
なぁ返事しろよ。何寝とんねんいつものようにお前の表情を見せてや。そして俺に言ってや。お前の声聞かせてや。
なぁ…剛っ…っ
(4話へ続く)
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