募集中! 2015-09-04 01:56:01 |
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櫻井
なんか……、仲いいんだな、アンタら。
(相手の口から色々と言葉は飛び出てくるも、その端々からボディーガードとの絆のようなものを感じればそう言って、今回は諦めたのか手を引かれるまま相手と共に学校へと向かえば、丁度登校時間の為クラスメイトもちらほらと姿が見える校門に差し掛かればクラスメイトの女子生徒に見つかり、まるで手を繋いで登校してるかの様子の自分たちに対し、何やら友人間でコソコソ話をしており)
……やっと見つけた。
(相手の予想通り学校の敷地内を探して回り、昇降口にたどり着いた時点でクラスメイトに話し掛けられ、「今日は菊池くんと別々に来たんだねー、珍しい。菊池くんが付き合い始めたの知ってたの?」などと聞けば嫌な予感がして校門へ走りだし、上記を呟くも、隣の人物が目に入れば、相手の手首を掴んで二人を引き剥がし自分が間に入って櫻井と対峙し、櫻井を睨み付け)
……暫く大人しいと思ったら。一体コイツに何を吹き込んだわけ?
………!?碧…?
(意地を張って相手よりも早くに慣れない早起きをしたために、頭の中は眠いや寝たいの睡眠欲しかなく、櫻井の手首を掴んだままのも忘れてぼーっとした状態のまま校門を通れば、いきなり手首を掴まれ引っ張られ。反応に一瞬遅れるも驚きの声をあげれば櫻井の手を離してしまい、そのまま引っ張られると、ようやく相手の姿を確認して名前を呼び。「あ、あー…俺が連れてきたんだ…たまたま会ったから」といけなかっただろうかややっぱり怒っているだろうかと思い、相手から顔をそらして頬を軽く指でかきながら櫻井と一緒にいる事情を話して
……柳から?
(相手が口を開いて発した言葉を聞いて少しの沈黙の後反芻すれば、チッと舌打ちをして、櫻井に「いいか、金輪際コイツには近付くな」と釘を刺しては、相手の手首を掴んだまま踵を返して。授業が始まるにも関わらずどんどん階段を登っていき、屋上を目指し)
え…ちょっ…碧…?
(櫻井を置いてきてしまい、ずんずん無言のまま歩く相手を見ればやっぱり怒ってる…と思い。このまま教室に行くのだろうと思っていたが、何故か教室に向かわず、授業が始まるにも関わらずさらに上に登っていく相手に驚きながら声をかけて。「………碧?」屋上のドアを開けると屋上に着き。やはり、もう直ぐ授業が始まるために屋上に居る者は誰も居らず。いまだに沈黙を貫いている相手にもう一度声をかけて
お前一体どういう神経してんだ!!
相手はついこの間お前に刃を向けてきた奴だぞ?姿を見て全力で逃げるならまだしも、自分から近付いていくなんて……っ……
(屋上へと着けば手首を離したとほぼ同時に相手と向き合う体制になれば相手の後ろのコンクリートの壁に手を突き、端から見れば所謂壁ドンの体勢で相手を怒鳴り付け、壁についている手は微かに震えており)
や、やっぱり怒ってた…
(手を離されると、やっと離したと思い、相手をチラッと見るといきなり壁際まで追いやられ、驚いている暇などなく壁ドン状態になると今の状況が理解できずに頭の中はハテナマークでいっぱいで。相手に怒られると顔を軽く背けながらぼそっと呟き。「あ、碧…ほら、今、はたから見たら壁ドン状態だからさ…」と苦笑いしながら言えばなんとか抜け出そうとそーっと動き
話をそらすな!
(壁についている手と逆方向にそーっと動き出す相手に更に怒鳴り付ければもう片方の手も壁について逃げられないようにし、「何でお前はいつもそう……」自分の危険を省みないんだと言葉を繋げようとしたものの言葉を止めて、項垂れたように相手の額に自分の額をくっつければ)
頼むから……、もっと自分の事を大事にしてくれ。俺の心臓がもたない……
うっ…
(空いている方から逃げようとしたが、すかさず空いてる手で退路をたたれるとビクッとしてしまい、オロオロし始めて。「碧……それは、碧を信じてるから。俺が逃げても逃げてもどこからか現れて、いつも俺を助けてくれるからだよ…」自分と相手の額がくっき、泣き出しそうな声で自分を大事にしてくれと言われると、相手の頭を優しく抱きしめながら囁くように言えば目を閉じて
……俺は、そんなに万能じゃない。叔父や叔母だって俺の目の前で…
(「助けたい」と心の底から思った相手を目の前で失った経験があるからか、どうしても自分の力不足で相手を失ってしまう事を考えずにはいられず、実はその度に夜うなされて起きていることもあり、そのまま力なく壁に付いた両手を下に垂らし)
でも、俺は助かってる…助けてくれる碧がいるから安心して外に出れる
(相手の過去のことをかつて聞いていたため、今も過去のことを引きずっているのだろうと思い。しかし、自分の今の心境を相手に言えば相手の頭を撫で始め。「大丈夫…俺は碧の前から居なくなったりしない」体重をこちらに預けるような形になった相手をはたから見れば抱きしめている形で。頭を撫でながら相手の叔父や叔母のようにはならないと言えば微笑み
………約束だからな。
(「叔父や叔母のようにはならない」という言葉を聞けば少し落ち着きを取り戻しそう言って。暫くすると頭の整理がつき落ち着きを取り戻せば、今の体勢がまるで相手に抱き締められているようだと気付き、急いで相手の肩口を両手で掴み離れれば、弱い自分を見せてしまった恥ずかしさと合間って顔が熱くなるのを感じながらうつ向いたまま)
もう大丈夫。ありがとう……
碧があんなことを言うなんて…ねぇ?
(クスクス笑いながら先程の相手の弱っている姿を思い出して、意地悪なもの言いをすれば、真っ赤な顔をした相手をじっと見て。「あーあ、碧が怒って屋上に来るから、授業が始まってる…」時計を見ればすでに授業は始まっており、やれやれと言いながらその場にしゃがみこんで
うるさい!見るなっ
(頬に感じる熱さから自分でも赤くなっているのがわかり、からかうようにこっちを見てくる相手にそう訴えればくるりと背を向けて。「悪かったよ。でもお前が軽率な行動をするのが悪いんだからな!」相手の隣に座れば、確かに自分がサボらせてしまったようなものだが、もとはといえば相手の言動だと意地を張り)
えー…碧、それは責任転嫁ってやつじゃ…
(隣に座った相手の顔をじーっと見ればすぐに疑問を相手に言って。はぁっと溜め息をつけば軽く欠伸をして、早く起きたせいかうとうとし始めて。「……眠い…」とボソッと呟けば、隣の相手の肩に頭を乗せて寝息をたてながら眠り始めて
そんなことはない。
(相手の発言は的を射ていたが、一度文句を言った手前覆せずに更に強がりを重ね、肩に少しの重さを感じて横を振り向けば、相手が気持ち良さそうに眠っているのが目に入り、苦笑すればそのまま自分はすぐ後ろにあるコンクリートの壁にもたれ掛かるように座り、起こすことのないようなるべく動かずに空を眺め)
ん……あ……
(暫く経ち、1時間目の終了を知らせるチャイムが学校に鳴り響けばそれで目が覚めて。いまだにぼんやりとした視界の中、相手の肩から頭を起こして座ったまま背伸びをすれば誰もいない屋上を眺めて。「あー…授業にいかなきゃ…」と現実世界に連れ戻されたような顔で言えば軽く溜め息をつき
よく寝てたな。寝不足か?
(教室へと向かおうとする相手の後ろを着いていきながら、夜ぐっすりと眠れていないのではと気になりそう尋ねれば、教室に帰れば櫻井ともう一人、怪しいやつがいると、気を引きしめなおし)
早起きしたから…眠い…
(教室に向かっている途中に、相手から話しかけられると、目を擦りながらそう言って。数分後、教室に帰りつけば、誰にも気づかれないようにスススと教室の中に入っていけばいつもの自分の席に座って、再び寝ようと机につっぷして
そうか。
(何か悩みごとがあっての寝不足でないならいいと軽く返事をすれば、相手の後ろの自分の席へと座り、机に顔を伏せていまだに眠たそうにする相手に少し微笑むも、教室内に視線を巡らせ、櫻井と新藤の位置を把握し)
…………
(何かを思い出したのか、ピクッと反応すれば机につっぷしていた顔をあげて教室内をキョロキョロし始めて。探しているものが見つかったのか、一点を見ると立ち上がってその人のもとへと行き。「櫻井さん、帰らなかったんだ。今朝は碧がごめん…」と今朝、学校に連れてきたのはいいが、碧に屋上に連れていかれてそれ以降会えていなかった為、あやまり
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