主 2015-09-02 20:09:40 |
通報 |
( ふん、と鼻を鳴らすとくすりと笑われ恥ずかしかったためか、頬を染めると先ほどまで相手を見ていた瞳も居た堪れなくなって思わず目を逸らし。「_それもそうだな、何か飲み物でも持ってこようか、」手を取られると驚いたように息を吸い込むも周りの視線に早からず気付いてちらりと相手を見て頷き。相手が立ち止まった所で丁度よくあった椅子に相手を座らせ、前期を述べながら首をゆるりと傾げ。
あ、では…
(相手の口述で"飲み物を購入してくる"と捉えれば、椅子に座ったまま狩衣の懐へ手を入れて何やら漁り始め。其処から財布を出すと、更にその財布を開けて小銭を取り出し「私の分の代金です、」一言添えると共にその小銭を相手に差し渡して)
_No,thank you.そんぐらいは奢らせろ、菊。
( どこまでも相手らしいな、と相手の手の中に銀色に鈍く輝く硬貨を見つけると苦笑いして。その手を相手の胸元に押し戻すようにすると、流れで柔らかい黒髪の頭をポン、と撫で上記を述べ。懐から財布を取り出すもふと思い出して「アルコールか?其れとも茶とかか?」相手の希望を聞いておこうと思い振り返りざまに一言。
え、否しかし…
(我が国では他人に奢らせることはたとえ一寸やそっとのことでも失礼なことには変わりなく。眉下げながら言葉を返そうとしたが、あまり控えめ過ぎるのも面倒臭がれるということを何処かで思い出せば暫し間を空けた後"恐縮です"と肩竦めつつお言葉に甘えることにして。「では、緑茶でお願い致します」ぺこ、と軽く頭を下げて頼み、)
ん、リョクチャ、って奴だな。
( 口を開き反論しようとしたのを抑えようと言葉を脳内で並べていると、今回は奢らせてもらえるようで。これもお国柄だと割り切りこく、と頷き小さく微笑めば、「じゃあ一寸待ってろよ。」嬉々とした表情で相手に軽く手を振りその場を離れ。
はい、分かりました
(堅い表情をふ、と緩めれば小さく頷いて了解の意を示し。遠くなる相手の背中を見送りつつ"本当に良かったのだろうか…"と未だ少しだけ不安が残っていて)
(/遅くなってしまい申し訳御座いません!)
( /いいえ多分此れからお互い様にもなるでしょうし、お気になさらず!/蹴り可)
_くそあの髭野郎…菊、待たせたな。
( 相手から離れるなり自分の所ににやにやと笑みを浮かべて近づき、からかってきた腐れ縁を思い出し軽く顔をしかめては。結局緑茶が何処にあるのか教えて貰ったのだが、悪態を付きつつ相手の所へ戻っては。にこやかな笑みに戻ったと思うと緑茶を相手に差し出し。
嗚呼、有難う御座います…
(此処に辿り着く迄不機嫌そうだった相手に疑問を抱きつつ、差し出された緑茶を有り難そうに受け取れば少しの間を空けた後「如何なされたようで?」と相手が機嫌を損ねていた理由を聞こうとして)
あ?_い、否、フランシスの野郎が絡んで来ただけだ。
( エールの香りを嗅ぎ軽く毒見をしては、相手が此方の言葉を聞いていたことに意表を突かれ思わず柄も悪く聞き返してしまい。誤解されちまう、なんてはっと我に返って慌てて手を突き出し修正すれば苦笑し上記を。
成る程…相変わらずですね、
(相手の反応に一瞬ぎくりと僅かに身を揺らしたものの、怒っているわけではないと分かれば内心安堵し。先程彼の機嫌が悪かったことにも合点がいきつつ、其の仲の睦まじさに羨ましさを感じては分かり易くも表情に表れてしまって)
…まぁ、彼奴になんかされたら俺に言ってくれ、はっ倒しに行くから_
( 一瞬身を硬くした相手に悪ぃ、と一言。どこか複雑げな表情にまさか羨みとは思っていなかったのか不思議そうに首をゆるり、と傾げながらも言葉を続け、相手の身を案じるように癖であるのか自分の後頭部をわし、と掻くと上記を。
大丈夫ですよ、フランシスさんはとてもお優しい方ですし…(確かに己も服を脱がされそうになったことはあるが/公式()/、悪い人ではないということは十分に理解しており。ふるりと首を軽く横に振った後、微笑混じりに上記を述べては持っていた緑茶を飲み始めて)
…騙されんなよな、
( 自分から振った話とは言え、相手が彼奴のことを何となく微笑を交えて話しているのを見ると嫉妬に近い感情が沸き。目を細め相手を眩しそうに見つめてはなんだこれ、口の中で呟くとエールをぐいと仰ぎ横目で上記を述べて。
ええ、御心配為さらず
(緑茶を三口程喉に通し、縁から口を離せばふ、と表情を緩めて頸を僅かに傾け。「…アーサーさんも、飲み過ぎには気を付けて下さいね」確か相手は酒癖が悪かった筈、と思い出すとエールに目線を送りながら述べて)
こんくらいは何ともねぇよ、菊も飲むか?
( 其れなら良い、相手からふと視線を逸らし。話しているうちにだんだん酔いが回ってきたような気がするも、このくらいは何ともないので相手の言葉にふるふると首を振り、エールをくるりと回すと相手に向けて。
それでは、一口だけ…
(日本酒しか飲んだことが無い為、他国の御酒を飲むことに躊躇の心が現れるも、其れ以上に興味の方が高まってきたのか人差し指を立てれば遠慮がちに諾って)
結構強めだから気ぃつけろ、
( こくりと頷き、微妙に呂律の回らない注意とともに相手にエールを差し出すと。相手が酒を飲む姿は初めて見るはず、此方も興味があるのかじっと見つめ。
はい、早速頂きますね
(差し出されたエールを受け取り、相手の注意に少し緊張した様子で頷いて。態とか、それとも偶々なのか相手が口を付けた部分に己も口を付ければ、恐る恐るといった様子でエールを喉に通し。表情はみるみる煌々へと化していくと、縁から口を離し少しの間を空けた後「…美味しいです」と単純だが良好な感想を述べて)
だろ、これは俺のお勧めのやつだからな、
( 相手が其れを喉に通すのを眺め、感想を待ち。感触は良好、誇らしさに胸を張るとへへ、と小さく笑い上記を得意げに述べて。「_暑ぃな、」ぼそりと一言呟くと上着を一枚脱ぎ。( )
然しやはり強め…ーー!
(胃の中を巡るエールの刺激に日本酒との格差がよく分かり、再び相手へ視線を送れば上着一枚脱いでいただけで押っ魂消て。しかし一枚だけなので突っ込むことはなく、僅かに耳赤らめつつ目を逸らし)
トピック検索 |