主 2015-08-30 22:06:01 |
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まぁ、そんな感じの話だけで肝心なことは何も分からなかったけど。
(早々に収穫0ということを明かしながら肩を竦め)
どうするって、前の続き以外に何かすることでもあるの?
(あくまで事件の真相を追求するために此処に来ているわけで、遊びに来た、というのも何か違う気がするし、相手の後に続いて歩きながら困惑した表情を浮かべ)
ん、そうだな。じゃあ次は客間にでも行ってみるか。(近くにあった部屋に今度はドアを開けて入る。広い部屋の中にはソファとローテーブル、いくつかの本棚があるだけで
パッと見手がかりはなさそう…けどまぁ何か使えるものくらいはあるかもな。(ほとんど空の本棚を眺めながらなにかないかと所々漁ったりしている
それにしても広い家…瑠衣ちゃんってかなりのお嬢様だったんじゃないの?
(部屋に入った途端高級感漂う部屋に感動し、ふかふかのソファにぼふんと腰掛け。真面目に手掛かりを探す彼女の方を向きながら茶々を入れて)
はは、そうかもな。でもお嬢様なんてガラじゃないだろ?(使われていなかっただけありホコリっぽい棚に顔をしかめながら、後ろでくつろぐ客の言葉にクックッと喉で笑って
…あー…。(一通り棚を漁った所でいくつかの物をポケットにしまうとくるりと振り向いて肩をすくめ
ま、まぁ何というか、その口調さえどうにかなれば…。
(恐らく自分でも分かっているのだろうが、つっこんで良い部分なのかと少々戸惑い、苦笑を交えてその勇ましい口調について指摘して)
何かみっかったー?
(さっきのやる気は何処へやら、完全にソファでくつろぐ客と化し、間延びした声で問いかけて)
らしくしてみようか?そうだな…(顎に指を添えて考え
「ごきげんよう、お会い出来て光栄ですワ。」(一昔前の少女漫画を読んでいた世代らしいお嬢様言葉でセーラー服の裾をちょこんとつまんでお辞儀をしてみせて
いいえ、何もございませんでしたことヨ(もはや遊んでいるようなおかしな言葉使いでお手上げポーズをとり
……。
(もはや絶句の一言に尽きる。さっきまでとのギャップがありすぎる故にこれじゃない感が物凄く、何とも言えない表情でジトっと目を細め)
そ、そうでございまするか…。
(相手に便乗して同じような口調で返すもやはりこれじゃない感が)
…そんな顔すんなよ…その、うん。ふざけすぎた。(若干苦笑いをすると腕を組んだ通常状態に戻り、どこか悟ったような顔で頷いており
真面目にやりゃできないこともないんだけどなー…気持ち悪くてどうにも無理だ。(はぁ、とため息をついて頭を振って
でもお嬢様だったらそういう言葉使いとかに関しては親に厳しく指摘されるもんじゃないの?
(今の発言から、どうもこの男らしい口調が素であるらしいと察し、生前の家族の反応がどうだったのかを問い)
もちろんうるさく言われたと思う。でもまぁ、すぐ諦めたんだろ。(やれやれ、というように首をかしげて
…ここにはもう何もなさそうだし、次行くか。(両手をぽんと合わせて話を打ち切り忙しなく次の部屋へ移動していく
ふーん。まぁでも、俺は見た目とのギャップがあって逆に可愛いと思う。
(あまり触れられたくない話題だったのか、それを察してこれ以上話を広げようとはせず)
そうだな、俺なんもしてないけど。
(言われなくても分かっていることを述べ、ソファから腰を上げて相手の後ろを歩いて行き)
…そう。(逃げるような速さが少し緩み、聞こえるか聞こえないかほどの小さな声で返事を返して
こことか、どうだろう。(着いたのは書庫らしく、沢山の本や紙の束が残されている狭い棚の間をスルスルと移動していく
こんなのすぐに見失っちゃうよ…!
(相手が棚の隙間を通る度に自分は遠回りしなくてはならなく、とうとう相手を見失うとたくさんの棚に囲まれた場所で立ち尽くし)
ほら、なに迷子になってるんだ。(どこから持ってきたのかランタンを片手に立ち尽くす相手の近くまでやってきて
棚は多いが大して広くない、とりあえず窓から反対に歩けば出られるぞ。(指差した先には小さめの窓がいくつも並んでおり、薄く月明かりが差し込んでいる。対して反対側は屋敷側だからか窓が無く闇に覆われており
ごめん助かった。
(大して広くはないが迷路のように入り組んだ書庫に困惑していると光と共に救いの手が。いい加減棚を通り抜けてくるのはやめてほしいが)
なるほど…ん?
(言われた通り窓から反対方向に歩を進めていると、途中で気になる空間を発見し、そちらに向けて方向を変えて進み)
こうしてるとお前も幽霊のようだな?(ぼんやりと灯りに浮かぶ顔がどこか現実離れして見えて、なぜか嬉しそうに笑う
どこいくんだ?(何かに気を取られた様子の相手の後ろを少し離れたところからひょこひょことついて行って
(暫く進むと小さな空間に出て、そこには月明かりに照らされた一つの本棚があり。その中の一際使い込まれた風に見える本を手に取ると、適当なページを開き)
なんだろうこれ。日記…?
(そこに書かれていたのは誰かが書いた文字。見ようによっては誰かの日記のようにも見え、首を傾げながら相手に向けて本を開き)
何だそれ?……っ!(細く繊細そうな字の並ぶ日記帳のようなものに目を落とした次の瞬間慌てて手をパンッとたたむような仕草をしてそれを閉じさせ
…読んだか?(開かないようにするためか手のひらを合わせたまま本に落とした視線を合わせず静かに問いかけて
い、いや…。
(直接触れられてはないものの、自らの手に相手の力が加わる感覚がすると同時に本が勝手に閉じており目をぱちくりさせて。日記のほんの一部分しか読んでいないことと、相手の反応から読んではいけないものだと察知して首を横に振り)
ここで一旦本編から離れるな。
このトピもこれで200レスを達成した。
一時は無くなりかけてどうなることかと思ったが、こうやって毎日会いに来てくれて嬉しいよ。これからもよろしくな、トモハル。
ちなみに、今の時点でも私に関する謎解きやヒントは結構出てる。物だけじゃなく会話とかにもちりばめてるからな。「この時の台詞はそうだったのか…!」みたくなるように努力していくから、ぜひともガンガン解いていってくれ。
挨拶終わり!では、本編に戻るぞ。
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