モブA 2015-08-27 15:16:05 |
![]() |
通報 |
私は嘘つきです、小さい時についていた嘘は「宿題やった」でした。
今もなおついているけどある日、自分に嘘を吐いていることに気がついてしまいました。
でも、嘘を吐くのはやめられないのです。私を守るために。
そもそも私が自分に嘘をつくきっかけとなったのは父に怒られていたときのことです。
私は泣きたくなくとも涙が出ます、父は私に言います。
「泣くのは汚い」
母は私に言います。
「涙は武器だから泣くな、こっちが不愉快だ」
私は両親にいいます
「違うよ、泣きたくて泣いてるんじゃないよ」
両親は私にいいます
「そんな訳ない」
本当の事を言っても信じてもらえない、自業自得かもしれないけど「宿題やった」以外の嘘なんて一度もついたことありません。
その前は友人に濡れ衣を着せられ、親は友人の方を信じ私を叱りました。
だから私は親に本音を言うのを止めました、嘘で笑うことを選んだのです。
何度叫んでも届かないと言うのならーーー叫ぶなんて無駄でしょ?
私たち一般人なんて所詮この世界の歯車の一部にしか過ぎないのです、
例え私一人が消えたところで何事も無かったかのように世界は回り続けるのでしょう。
けれど居なくなっていい存在なんていないと叫ぶ私もいるのです。
きっと前者は自分への想い、後者は他の人への想い。
この六畳の小さな部屋、ここだけが私の居場所です。
ここでなら私は偽ることなく、私として過ごせるのです。
ここでなら泣けるのです。
ある人が私に言いました
君の居場所はないんだねと、
確かにその通りです。
私の居場所はここにしかない。
ふとネットの友人の絵を見てみたら絵の題名には代わりがいれば私はいらないと書いてありました。
その絵は天使の輪と羽を着けた女の子がにこりと笑い今まで本当にありがとうといっていました。
その天使の見た目は、私が教えてもらったそのネットの友人の姿と同じだったのです。
その子は私の他に数人友人が居ます、全員私の知ってる子、でもこの絵のことは誰も知らない
だからこのことは誰にも教えない、私が一人で背負うから。他の子には苦しい想いをしてほしくないから。
苦しむのは私でいいの。
トピック検索 |