怖い話を言うトピック

えっと…。
家、かなり田舎で民家もポツポツとしか無いのですが…窓から見える位置に何件かはあるんです。
で、私と母は一緒に寝ています。私は窓際。
母が寝て窓に背を凭れさせて携帯をいじっていたのですが。
鉄格子があり、網戸もしているのに…両方の音が無く、窓を叩くんですよね。
勿論、夏なので網戸だけの時もあります。
その時は網戸を叩くんです、とんとん、とんとんって。

この体験は窓を閉めていた時でした。
いつもの様に叩かれる窓ですが、慣れる筈も無く怖くて振り向けずに居たら、とんとん、とんとん、とんとん、とんとん。ドンドンドンドンドン！！！！！
窓が割れてしまうのではと思う勢いでした。
意を決し振り向くと何も居らず、ホッとしていたのですが…急に耳元で息遣いの様な音を聞き、驚いて目を向けると青白い顔だけが浮いていて…。きっと女の子だったと思います。


人間というのは本当に怖いと声が出なくなるものなんですね、初めて実感致しました。
声が出ず、母を起こそうと唯一動いた足で突っつく(行儀悪く、本当に申し訳ありません)も起きず。
一度ギュッと目を瞑りました。再び開くと何も居らず、ホッとした途端。
『入れてくれないの…？』

という声が耳元で聞こえた途端、気を失っていました。

それからはたまに窓を叩かれるだけで見てはいません。