フランシス・ボヌフォワ 2015-08-26 01:08:10 |
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それはそうだけどさ…そこまでお前が好きになるヤツ、凄い気になるんだが…写真とか無いのか?アプローチだってことにただ気付いてないだけじゃないのか、そいつ。鈍感そうだな…。まあ、逆効果だろうけど…んん、お嬢様か…この辺り、というか此処には近いのか?そいつの家。…身分的にもか…。…そこまで言うなら仕方ねえから気にしないでおくけどよ……。ど、どこでもいい、けど、その、動物、は見たい…とか思ってないこともない…っ。ど、こでもいいからお前が決めろよ!はっ、本気で掛かってこいよ。受けてたってやるぜ?ふうん、セーフって事にしといてやるよ。…だから、もう気にすんなっつってんだろしつこいぞフラン。ややこしい奴で結構、どんな手で来るのか楽しみにしてやるよ。絶対言わねえけど。おかしかったとかじゃなくて、だな…、俺だってそろそろ可愛いよりもかっこいいとかの方が嬉しいし…からかう意味だけじゃなくても可愛いよりもかっこいいって言えよ!愛くるしい…も微妙、 だな。…おう、どんなに気が合う親友が出来ても、だ。なんだ、そんなに不安なのか。そっ、そりゃ、美味いから好きだけど…別に寂しくねえし…か、勘違いすんなよぶぁーかぶぁーか!……すきだ。…なんていうと思ったか糞ヒゲ!笑うなっつってんだろ!くそ!…そんなもんか?気にしなくてもいいと思うけどな(ふと気になった疑問を幾つか問いながら何故そこまで気にしなくてもいいと言ってくるのだろうかと考えれば知られたくないのかもしれないとおもうなりやはり謎の痛みが胸を襲うもそれには気付かない振りをして動物、と聞けば思わずキラキラと相手を見つめるもハッと我にかえればもごもごと口ごもり乍動物を希望しつつやはり自分の事だとは思わずに胸の痛みを悟られるわにはいかないし何故かその話題に触れただけで痛くなるだけだからそこまで心配することではないなんて。相手より先に席に座れば大丈夫なのか、と視線だけを相手に向けながら)
ん?…ああ、俺自身も話した内容とかその時の思い出とか思い返したくてお願いしても中々撮らせてくれなくて生憎無いんだよ。まあそうだね、でもあんまり外に出るようなタイプじゃないしばったり会ったりとかは無いだろうけど。まあね…でも…はは、勿論俺も身分が高いからなんて理由で好きになった訳でもなければ諦めが付く訳でもないんだけどね。う、うん。ありがとう。あれ?ま、まあいいか。じゃ、じゃあ動物園にしようか!ほら、パンダとかフェレットとか可愛いと思うし、園内のレストランや土産屋も楽しいと思うし…ど、どうかな?そうさせてもらうよ、お前こそ油断はしない方がいいよ。気付いたら虜になってた、なんて恥ずかしいぜ?な、なんだよまるで本来ならアウトみたいなさ…。う、き、気にしてるっつうか。今のはただそのありがたくてつい出ただけで…。…余裕綽々としやがって…思わず素直な言葉が出ても恨むないでよね。そ、りゃあ女の子とかからはかっこいいって言われてもおかしくはない年かもしんないけど俺がお前にかっこいいって言うのも…う…うぅーん……愛々しい……?……そっか…よかった……え?いや…不安って言うかさ…お、お前のこと一番解ってるのは俺だけで良いんだってば。他の誰かなんかいいじゃん、ってだけ。い、いままでずっとそうだったからさ。そ、それだけ。勘違いなんかしてませーん、ほんとのほんとに俺の作る菓子が大好きで無くなったら寂しいって口は言わずとも態度がゆってくれてるもーん。……ッ…、……だよなぁ。べーつにぃ?皮肉やでつんつんな坊っちゃんがこうも素直に好きなんかゆってくれる訳ないし。きゅ、急になんか話が突飛に…ふふ…っ恋人っつったのに急に妖精っておま…っ……。お前が気にしなくたって気になるもんなの。だからあんまり…その……あー……。変な女の子に騙されたりとかしちゃ駄目だからな?(自分の好きな相手とやらを聞きたがる様子の相手の質問には嘘は言っていないがごく自然に別の人物が浮かぶような言葉を選びながら説明をくわえるもあからさまに好きな相手が居るってアピールし過ぎるのもなんだか可能性を潰して逆効果になってる来もしなくもないなあ…なんてひそかに苦笑いしつつもどうやら動物のくだりは当たりだったらしく、目を子供のように輝かせる相手に良かったと嬉しそうに笑むとこりゃ相当楽しそうな顔も喜ぶ顔も拝めそうだと言葉を濁す相手には構わずにそれを提案しては喜んでくれるのも嬉しいし、これで少しはさっきの痛そうな顔も晴れるといいんだけど、なんて思案しつつ。相手の待つテーブルへと静かに歩み寄るといつも通りの柔和な笑みを作ったまま「ごめんね、…ほら。メインのフィレのステーキだ。ソースは赤ワインのヴァンルージュだ。」と自然さを必死に装う中にも相手のその存在に近付くだけでそれさえも崩れてしまいそうで一瞬目を反らしながら確かに相手のためにと拵えたそれをテーブルに置き)
ふぅん、写真が嫌いとかそういうのか?今度さり気無く撮ればいいじゃねえか。2人で。お前そういうの好きだろ?…会う確率は低いのか…、でもここら辺でそんなお嬢様の話は聞いた事が無いんだが…最近越してきたとかではないよな?その話も聞かねえし…。身分目的だとかじゃない事ぐらい分かってる、ま、応援しといてやる。…パンダ、フェレット…どれも可愛いよな、ウサギとか…。園内のレストランよりお前が弁当作って行けばピクニックみたいで楽しいと思うが。まあ、いいと思うぞ。…はん、それはないから安心しろよ、俺から落ちることはないからな。いや、別になんでもねぇよ。んー、気にしてないならいいけどな。恨むとかしねぇよ、魔術は使うかもしれないけどな!なんだよ、男からでも言われたいだろ。可愛いって言われんのなんかすげぇ嫌だし…。なんかそれも微妙だぞ。…たまにさ、独占欲の塊みたいなこと言うやつだよなお前って、今迄がそうだったからそんなにさみしいのか?うぐ、だ、だって…俺好みの味だし…ま、まあ、寂しいとかは思ってねえけど!…物足りなくは、なるだろうけど。そんなの言うわけないだろ、期待させて上げて落とすのがいいんだからな。てか、皮肉屋っていうな!あああ!も、喋るな黙れ!過保護め。…騙されねぇよばーか。大丈夫だ(見たかったが写真が無いとなるも見れずそうか、と納得すると共に提案はしてはどうだ?と首を貸しげ見つめこの辺りは己に情報が入ってくるようにしているにも関わらずそのような話を聞いたことがなく首を捻りながら思い当たる人物は、と思考し動物園に行けるとなれば気持ちは更に高まり可愛い動物達を思い浮かべては思わず頬を緩め腕を組みながら思った事をぽつと呟くもそれじゃあ荷物になってしまうか、とな口元に指を当て考える仕草を。美味しそうなメインを見れば自然とあれだけ食べてもお腹は空いて相手が理性を保つ事に必死等分かるわけもなくナイフとフォークを持てば切り取り口へ運んで咀嚼すれば口に広がる味に「うまい」と一言つぶやき唇についたソースを舐め取り)
うーん…写真自体が嫌いって訳では無いんだろうけど…でもそうだね、思い出に二人で写ろうかって言ってみるかな。そりゃそうさ、好きな相手との思い出が形に残るなんて嬉しいさ。ん?…あ……それはその……あれだ、位置的には近いんだけど道が無いって言うか。道路のまんまにいくと曲がりくねって結果遠いんだよ。うん。……はは、そりゃどうも。…かわいい小動物とか結構好きだもんな坊っちゃん、ふれあいコーナーとかあるところにしようか。お、いい案出してくれるじゃない。そしたらお兄さん腕によりをかけてたくさん美味しいの作ってくるよ。なる前に言われたってわっかんないっての、ゆっくりじっくり大事に大切に基本にたまーに急なスパイスをくわえるのが駆け引きってもんじゃない?な、なんだよお前だって三年後はこうなんだからね。いや魔術って何、魔術って。の、呪いとか?……けど相手が俺じゃんか、さんざん年上としての振る舞いをしてきた相手に今更格好よくてクールだ、って言われても引かない?……う、うーん…と…となると…何だ…も、もう思い付かないんだけど…。へっ?そ、そう?そんなことないって、普通っしょ?…まあ…それだけって、よりかは。その。お前といるのがお兄さんほんと。案外楽しくて、心地よかったりするから、とられたくないのも、なくはないけど。……っ、…ものすごく嬉しいんだけど。お前好みの作れてるとか幸せ。なあ……俺のお菓子、大好き?お前案外と鬼畜なとこあるよな…、なにさ。じゅーぶん皮肉屋で照れ屋さんじゃないの。ご、ごめんって…ふふ、…でも安心したよ。友達には囲まれてるみたいで。……お前だからだって。…好きな相手できたら教えてくれよ。すぐに。(写真についての提案にふむ、と頷きながら考え込むと以前はからかいのまじった状況だったこともあるし一緒に出掛けるときにならもしかしたら嫌がったりしないかもしれないと思うと誘ってみるのもいいかなんて思うと聞いたことがないと言われては中々こう言うときに限って鋭いと目をわずか泳がせたまま適当に理由を模索しながらつらつらと並べ大丈夫かな、なんて苦笑い隠しては頬を緩めた相手の表情にあ、笑ってくれた。なんてただそれを嬉しく思うと自分も幸せそうにつられたように笑み浮かべてはなんだか話の流れではべつにそんなことはないのだがレストランに勝ったような感じがして相手からのリクエストならば余計嬉しいらしくめいっぱい作って持っていってやろうと相手の心配とは逆にそう意気込めば自分の作ったメインを頬張りながら漏らされるその感想の一言は何度聞こうとも飽きることはおろか、何度だって聞きたくて仕方無いらしくこれまた嬉しそうにたまらないとばかりに「いっちばん凝ったからね!ふふ、よかったあ。」と明るく宣うのだがふと唇についたソースを取ろうと這う舌先に思わず目が行くと無意識か意識的にか相手のそこへと手を伸ばし軽く拭くように指先を擦りながら「ついてる、」と呟いて)
恥ずかしい、とかか。写真が嫌いじゃあないなら…。その一瞬が記憶されちまうんだもんな、写真はさ。言ってみろよ、一緒に撮ってもらえるんじゃないか?そんなもんか、別れた後は凄い処分に困りそうだけどな。…どういう事だ、この辺じゃなくてもう少し向こうの方ってことか?それなら全然近くじゃないだろう…会わないのも話を聞かないのも納得出来るけど、本当にいつ会ったんだよ…。ふれあい…、うさぎとか触れたりすんのか?ひよことか、あれ、ひよこいたりすんのかな…。それに、お金も掛からないから節約にもなるしな。美味いもの沢山入れろよ。…んだそれ、そんなので落とそうって魂胆か?女ならころりと行くかもしれないが生憎俺は男だからな、分からねぇぞ?……、あー、そうか、三年後…。俺もそうなるのか…。魔術は魔術、黒魔術な…そうだな、呪いとかだな。バスビーの方がいいか?……高確率で引くな。散々可愛い可愛い言ってきた奴がいきなりかっこいいって言うのはちょっとな…。…どれも微妙だったな、俺も思いつかねえ…。普通なのか?他の奴とそんな話したことねえからどこが普通なのか全然分からないんだが…、ま、まあ、俺もお前とはいるのは…落ち着くし、なんつーか、気とか使わなくて楽だから、うん。そういうこと、だ。例え俺がそいつらに構ってばかりだとしてもその後でお前に構えばいいと思うんだがそれは嫌なのか?……っ、ま、不味くないからであって、別に、お前を喜ばせようと思って言ったわけじゃないからな!…お前のお菓子は、…その、…嫌いじゃないぞ…。鬼畜?なんとでも言ってくれていいぜ?皮肉は分かってっけど、照れ屋なんかじゃねえ!……おう、妖精さん沢山いるからな、友達には困ってないぞ。さみしい時にはユニコーンが側にいてくれんだ。とてもいいヤツなんだぞ。……お前に言ったらからかわれそうなんだが、絶対言わないといけないのかよ、それ。(恥ずかしくて写真撮りたくないなら俺と同じだなと少しその相手に親近感を覚えるも相手が思いを寄せる相手、1度くらい拝んでみたいような見たくないような複雑な気持ちを胸に抱きなんてアドバイスをしてい頭を抱えたくなりつつも近い様で遠いであろうその相手の家を想像しては会わないのも納得出来るなと頷き動物とふれあえるのかと相手を見つめながらもこくこく肯けば小さい動物くらいなら触りたいと思いつつあれ、と首を捻ればひよこはいるっけと疑問に思えばつぶやきレストランでお金を使うよりも作って持っていった方が安く済むし相手の料理も食べれて一石二鳥だなと一人肯けば荷物にはならなさそうだから平気かと先程迄の不安は無視して己の感想一つ一つに嬉しそうな表情を浮かべる相手をちらりと見てはすげえ嬉しそう、なんて思いつつ「これなら飽きずに毎日食べれそうだぞ」冗談交じりで言いつつ相手の指先が触れればぴくりと肩を揺らしソースを取ってくれたのだろうかと思えば「あ、わ、悪い、…ありがとう」と頬を赤くしながらぽつりと)
俺はその子の事好きだからそのときの事が残ったって嬉しくても向こう側はそういうもんなのか…でも記念にくらいなら言ってみるくらいは有りだな、宝物に欲しい。わ、別れるときの事なんか考えないってば。…も、もしそばにいられるのなら俺はずっと幸せでいられる方法を探す。い、位置は近いんだよ。位置は。道が回り道なだけ。って、そ、そんなんいいじゃんべつに。気にするなって。場所によるけど、ね。ほら、うさぎだっこしたり…ひよこはどうだろ、居るといいね。赤ちゃんライオンくらいならもしかしたらいるかもしんないよ?お前からとなれば腕を振るっちゃうよ、…お菓子も持ってこうか。特にお前は落としにくい部類だってぐらい解って言ってるんだっての、そもそもこのお兄さんが狙った獲物を易々と見逃す質だと思う?……なんだろう、何か間接的に微妙に傷付くんだけど気のせい…?…なんか割りと効き目ありそうなんだけど…妖精に魔法に呪いって吸血鬼であるはずの俺がびっくりする位だ…世界って広いな…ってゆか俺すわんないかんねそのバズビーなんちゃら。だろ?それにさ、お前の事可愛いと思うのは俺だけだってお前が言ってたなら余計そのままだって構わないじゃん。可愛がってやるから甘えてこいって。……普通にかわいいじゃだめなのか……。そ…りゃまあ、俺自身幼馴染みとしての普通を把握仕切れてるかわかんないけど…おかしくはない……と、思う。…悪い意味でなくいい意味で、な。変に気負ったりせずまんまの自分で話が出来るからな。お前にだけは見栄とか嘘とかは通用しそうにない。……ダメ、ってわけではないんだけどさ…妖精さんとかと仲良くしてたりするのもむしろありがたいって思ったし…ちゃんと今までみたくそばで居られるなら別に他の子の事まで気にしたりしないさ。たぶん、な。…喜ばせようと言った訳じゃなくって、本心からお前自身が美味しいって思ってくれてるってことだろ?お世辞じゃないってことならもっと嬉しいに決まってるじゃないの。なんでそう誉め言葉は受け取らないくせにこういうのは普通に受けとるのお前は……じゃあなんで俺と話してるときすぐ真っ赤っかになるわけさ、お兄さんと話してるときだけ恥ずかしがりやさん?ゆにこーん……ユニコーンはおにいさんわかる、なんか白いやつだ。神話とかの本で見る。…つか寂しいときあるなら素直におにいさん呼べばいいのに。…まあ多少からかいはするんだろうけど心配してるから聞きたいだけだしな、微妙に意味合い異なるけど俺の方の話も聞いてくれてたし。(以前も同じことを言っていた相手を思い出すといつだっておかしい箇所なんかなんもないしむしろいつも優しかったりかわいかったりなんだけどなあ、なんて思いつつそれらは俺の贔屓目なのもあるかもしれないしとそういうもんなのかと頷いてみると折角出掛ける約束もできたことだし誘ってみようと心に決めては好きな相手の家の位置の話にう、と言葉詰まらせつつうっかり本当の事を話さなきゃいけないような状況になることだけはどうしても避けたいらしく苦笑い浮かべながら難しそうにそう答えると動物相手には素直にうれしそうな笑顔をこぼしてくれるのだろうなんて想像しては楽しみであるだけでなく一緒にその隣に居られるのが嬉しいのか頷くと焼き菓子なら常温でも悪くなることもないしと喜んでもらえるのならそれも一緒につくって持ってこようと考えては今日はティータイムのお菓子もごはんも美味しそうに食べてもらえて何よりだと幸せそうに両頬を緩ませたままで「はは、毎日じゃさすがに飽きちゃうじゃない。…とは言うけど俺の方も飽きそうにないなあこの反応は。」なんて呟くと本当に幸せなのか先程までの感情や動悸を忘れられるようだと頭に過るもそれも束の間で、頬を染めたまま礼を呟く相手に思わず心臓が跳ねたのを感じては先程部屋で重ねたことをふいに思い出し「あ…、いや。きゅ、きゅうに触ってわるい。」なんて慌てたように続け)
そう思うんじゃねえのか…?恥ずかしい反面嬉しいって気持ちもあるかもしれないけどな、俺はそいつじゃねえからどう思ってんのかは全く解らないワケだが。言ってみればいいと思う、ま、許可が下りるかはお前次第だろうけどな。ガード固そうだし、そいつ…って、宝物ってお前……。普通は考えないだろうな、そんなマイナスの事なんて、冗談だから気にすんなよ。ふぅん…ずっと幸せでいられる方法か…。位置は近いのに遠い…もう訳分かんねえんだけどよ、取り敢えずここら辺じゃないんだな?気にするなって、気になるに決まってんだろ。お前、特別な用事以外俺の傍にいた記憶しかねえし。…うさぎ抱っこする…、ひよこいたら触りてえな…、ふわふわって聞いたから気になる。ライオンの赤ん坊?どっかの動物園で生まれたとかなんとか聞いたきがする。…お菓子もか?完全にピクニックになってねえかこれ。全然悪くねえけど、さ。周りの客が驚きそうな予感しかしないんだが。全然思えねえな、それよりずっとしつこく落としにかかってくるだろ?俺を必死に落としにかかってくるお前を見れるのも楽しそうだな。…さぁな?気のせいだ、被害妄想。一応効き目はあるけど、俺が下手なのかなんなのか分かんねえけど…たまに変なのが召喚される。その度に押し戻してるけどな…。吸血鬼も吃驚するほどって、そんなに驚くことか?バスビーズチェアだって、座ると呪われて死ぬぜ?…お前以外の奴にかっこいいって言ってもらえばいいのか、成程な。可愛がられたいわけでもねえから甘えるわけもない。いい年した奴がそんな甘えれるかよ…。…仕方ねえからそれでいいけど…。可笑しくねえ…のかな、あとで妖精さんに聞いてみるとするか…。はん、よくお分かりで。俺に嘘や見栄張ったって全部お見通しだぞ。それと同時に、お前にもお見通し、なんだろ?心配しなくともお前もちゃんと構ってやるよ、さっきも言ったけど俺のそばに置くのはお前だけなんだからな。他のやつってのは考えれねえ、な。…お世辞、じゃねえよ。ちゃんと俺の本心、のつもりなんだが。嬉しいなら、いい。うるせー、受け取ろうが受け取らないなんて俺の勝手だろ、ぶぁーか。ば、ち、ちげえよ…お前が俺の恥ずかしがることばっかいうからだろ!?お前の前だけ恥ずかしがり屋なわけねえだろ、寝言は寝てから言えよクソ髭。そうそう、一本角で、毛並みサラサラで…!すっげえ可愛いんだ。お前にも見せたいくらいに!…なんで呼ばないといけないんだよ、つーか、呼ぶ前に妖精さん達がくるし…。だからって言えってことはねえだろ?…まぁ、気が向いたら言ってやってもいいぜ。(その写真を宝物に欲しいなんて相手の口から出れば顔を引きつらせたような表情を浮かべ誰しもそう思うものなのだろうかと内心首を傾げるもわからず己のイメージ像では紳士らしからぬイメージでかなりガードが固くそう簡単に写真は撮らせない女、というもので家の位置に更に首を傾げ乍このあたり以外の事は詳しくない為こっそり妖精さんに聞いておこうと心の中で決めつつ相手は殆ど己の傍にいた為相手と知り合う時間なんてあっただろうかと記憶を巡らせて大人しくこくこくと頷き小さい頃は良くうさぎを抱っこしたななんて思い出し懐かしみながら風の噂でそんなのを聞いたと答えればライオンの赤ん坊を見るのも悪くないなと口角を上へ上げれば完璧に楽しむ気満々である相手に苦笑を浮かべ本当にこの男は美味しいものを作るのが上手いなと実感しつつこいつなら本当に料理でもやっていけれるのではないかとも思うがコックが可哀想だと言った手前その考えは捨てて「…反応って、そんなに面白い反応してるか俺。」無意識のうちに変な反応をしていただろうかと問いかけつつ「い、や…べつに、平気、だ」と赤く染めた頬を隠すかのように若干俯き乍動悸が激しくなる胸に鎮まれ…!と内心唱えつつ)
嬉しい気持ちもあるのか……完全にやだって訳じゃないなら良いんだけどな、…いや、参考になるよ。びっくりするくらいお前にそっくりだからさ。まあ…堅い割にどこか天然って言うか鈍感って言うか…。…あ、いまちょっと軽く引いたろ。可能性がない話じゃないから別に気にはしないけどさ、そもそも相手だって最初から別れると思ってたらOKなんてくれないじゃんか。ちゃんとずっと大事にするって事信じてもらわなきゃ始まらない。あ…あはは、う、うん……ま、まあそんな感じ…かな?はは。あー…えっと……それは…ほら、お、俺前にお前に隠れて夜中とかに血を求めて街に出たりとかしたって言ってたろ?その流れとかで出会って…かな。……そういやお前、ちっちゃいころよく野うさぎ抱いてたっけか……ふふ、ことりも中々可愛いもんな。ひよこっておなかを太陽に向けると寝ちゃうんだよな。かわいい。実際抱っこしたり記念撮影したりとかは予約要るとこもあるみたいだけどな、折角お前と二人で行けるんだ。入念に調べとくよ。休憩所とか売店近くのベンチとかで広げることになるとまあ目立ちそうだけどな……さすがにいつもみたくでっかいクグロフとかは無理だけどさ、マドレーヌとかマカロンとかなら平気かなって。食べたくならない?あら、そんな俺を見ようなんて随分といい趣味してるじゃないの坊っちゃん。興味ないフリされるよか必死に求められる方がお好み?べ、べつにそこまでじゃないってば…てか三年後って俺も29か……。魔法使える時点で結構びっくりなんだけど……っていうかそれ物理的に押し戻してるの?…頼むからそのバズビーズなんちゃらをどっかの博物館からうちの屋敷に買い取ったりはしないでくれよ…?………なに、どっかで女の子でも落とすつもり?ナンパなんて紳士らしくないぞー坊っちゃん。俺は年云々じゃなくってお前だから甘やかしたいんだけどね、お前から甘えてこなくても何十年経とうと甘やかし続けてやるつもりだから安心なさいよ。…その妖精さんにも長年の腐れ縁とかがいるなら解るかもしんないけど、な?…ふふ、そいつは違いないな。どうせ見破られるし偽りでぶっかってもお互いがお互いとも嫌だしお互い嫌だってこともわかりきってるしな、でもひとつ解るのは後にも先にもこんなに本当の自分としてぶつかれる相手はお前だけだと思う。……それは、その…出来る使用人としてのお褒めのお言葉?それともよく理解してる腐れ縁、として?ふふ、嬉しいよ。すごく。どんな他の相手からの言葉よりかもな。おまえに喜んでもらえるのなら幾らだってこれからも作るからな。もー、ほんっと何かありゃすぐばかばか言ってお前って奴は……折角かわいいところあるのに台無しだぞ?いやいやいや俺だから別に恥ずかしがらせようとお前に何か言ったりなんかしてないし普通に話し掛けてるだけだって……まあ俺もお前以外にだったらそう恥ずかしいようなこと言わないかもしれないけどそれでもお前だいぶすぐ真っ赤になって照れちゃうじゃん。へえ、可愛い系なんだ……俺はてっきり本によく有るような、大きくて神秘的なの想像してたけど…ふふ。はっきり見えるようになるのが楽しみだ。お前が寂しいんなら構ってやろうかなーって。ほらあんまり独りぼっちだと寂しくて泣いてるんじゃないかなぁって?…さすがにどこの誰かまでは聞く気は無いけどな。…流石の俺も、再起不能……………あ、いや、ううん。そこまで聞いちゃただの公開処刑だもんなぁ。(顔をひきつらせた相手を見逃さなかったらしくまあ確かに相手から見れば愛情の方向性が気色悪いと見られても仕方がないような気がして反論こそはしないものの正直にそう真っ正面から問えば相手が想像を巡らせている人物今ここで自分の目の前にいると言う事実が何となく面白いのかつい笑いそうになるのを堪えつつ相手の考えに気付いてか否かもし気になり出してこの地域の屋敷に住むお嬢様を調べ始めたらどうしたもんか、なんて軽く危惧すればこれはバレる前になんとか作戦を練って早くアプローチを掛けるか隠し誤魔化す言い訳を作るかしないと不味いか?と頭に過らせてからまた別の苦し紛れな言葉を返すと猛獣とはいえ幼くか弱いふわふわとした小さなそれに相手は喜んでくれるだろうと踏めばこれは実行するしかないと頷いては嗚呼、舞い上がってるな。なんて自嘲ぎみに内心で呟きつつもやっぱり嬉しさや楽しみさが込み上げてくるのが止まらないらしく笑顔のまま話を進めては生来元々自分が器用だったのももちろんあるのだろうが相手に喜んで貰いたくてお菓子作りも料理も練習した事も有るだけに誉めて貰う度に努力が報われた様でもあるのか穏やかに「…面白いって言うのかはわかんないけど。美味いって心から言ってくれるのがお前だから嬉しいだけ。」と答えては俯きがちに朱の差した顔になる相手にもっと触れたくて、それでも軽率な事は出来ないと暫し葛藤すると指で一度だけ下唇をなぞってから離すと「……そんな反応されたら、お兄さん戸惑っちゃうよ。」と呟いて)
分からないぞ、…相手に聞いた方が一番手っとり早いと思うんだが相手には聞かないのか?写真好きか嫌いか。俺に似てる…だって?…性格がって事だよな…ああ、性格か…。だって、宝物…お前からしたら宝物に欲しいかもしれねえけどさ….言い方ってもんがあるだろ…。んー、それもそうだな、確かにそれならOK出さねぇな。…なら、頑張って信じてもらえるように努力するのみだろう。……普通、その時間寝てたりしないか相手。たまたま起きてた可能性もあるけど…、お前、吸血鬼ってことバレてるのか?そいつに。野ウサギが近寄ってきたから抱っこしてやってただけだ!…太陽に腹を向けると寝るのか?知らなかった…。ああ、念入りに調べといてくれよ、折角出掛けるんだしな。マドレーヌとかマカロンあたりは大丈夫だな、そこまで目には付かねえと思うし…紅茶が欲しくなる組み合わせだな、そうなると…流石に紅茶は無理だろうから諦めるけどな。食べたい。そう…だな、そっちの方が俺の好みだな。興味無いフリって最悪フリって気付きそうにねぇし。…三十路一歩手前だな、お前、俺はまだまだ大丈夫だけどな!…そうか?昔から使ってるぞ、知らないのも無理はねえけど……ん?物理的に押し戻してるけどそれがどうしたんだ?何度もしてるけど襲ってくる気配もねえし…。残念だな…買取は出来ないんだ、実に残念だ…。本当に危ない椅子だからな、バズビーは…。はぁ!?誰がナンパするっつった!?誰が!ナンパなんてするわけがねぇだろ…ばーか!安心云々よりも、せめて俺がおっさんになった時は甘やかすのやめてくれ…流石に、おっさんになってまで甘やかされたくねえ…。ブラウニーあたりに聞いてみるか…あいつなら何か知ってそうだし…うん。俺、も、たぶんぶつかっていけるのはお前だけだと思う。俺のこと分かってるからこそ、だけどな。……それは、どっち、だろうな。その、言葉をどう受け取るかはお前だし…。大袈裟すぎるだろ流石にそれはさ。まあ、楽しみにしといてやるよ。う、うるせえ!可愛くねえって何度言えば…っ!なんかお前が言うとこっちが恥ずかしくなってくんだよ、てめぇにそんな気がなくてもな!好きで恥ずかしがってるわけじゃねぇし照れてねえ!そうだな、イメージとしてはそれで大体合ってんだけど俺からしたらすっげぇ可愛いヤツ。早く見せたい。寂しくって泣くってガキじゃあるまいし…泣かねえよ。俺だってもう大人だぜ?ベッドにゃ、テディベアもいるし。……公開処刑だけは嫌だから喋らねぇけど、今何言いかけた?(それをどう欲しいのは人それぞれだと思っているが言い方の問題だろなんて言いつつ己に聞くよりも本人に聞いた方が好き嫌いも分かって早いだろ、と相手を見つめつつ疑問な事を問い掛けては相手が吸血鬼という事を知っているのは自分だけじゃないのかと思うと同時に胸にちくりと痛みが走り首を傾げひよこが太陽に腹を向けると寝てしまうなんて知らなかったのか双眸を見開いてへぇ、と興味深く頷き早く行きたいと内心わくわくしては穏やかな相手を見つめては「……そうかよ」なんて照れ隠しのように呟き下唇なぞられればぴく、と肩揺らし戸惑う、という言葉に顔を上げれば「戸惑う…って、?」と頬はまだ赤いままで小首を傾げ)
んー?……ああ…まあそうだな、聞いてみておくよ。嫌だってこと無理強いはしたくないし、な。はは、そりゃもう瓜二つ所じゃ…?まあ…幾らなんでも女の子にそっくりとは言わないけど……。た、確かにそりゃあんまり言い聞こえはしなかったのは解るけども…変な意味とかじゃなくて純粋に大切にしたいだけだからな?そゆこと。お互いがお互いのことを信じてて、信じてもらえる努力を続けて、信じられたらずっと一緒にいられるんじゃないかって。綺麗事に聞こえるかもしれないけど。……あー……いや、えっと……あ。そう!うん、ほら酔っぱらい相手とかにも血を吸ったりしてたってい、言ったじゃん?バーに出向いたときにその子寝ちゃってて…う、うん。そっから。うん。………、…………いや。言ってないよ。お前にしか話してない。…話して受け入れてくれたのはお前だけだし。っふふ、何に対する主張なのよそれ。素直にうさぎさんがかわいかったから抱いてた、でいいじゃんか。そうそう、手のひらに乗せたままこてんって寝かせると。暖かいんだろうな、もし触れたら見てみようか。もっちろん、折角のお出掛けだもの。いいものにするから期待しといて?小さいものくらいならちょっとしたおやつで済むし、ね……紅茶か…普通の自販機で買うよか俺が淹れた方がお前の好み解ってる自信あるだけに惜しいな…。はは、なら思ったことちゃんと全部体現した方が良さそうだ…精々忠誠心ってやつを精一杯表現させていただくとしますよ。う、い、一歩手前ならま、まだ余地は…ってかほら男は三十路過ぎてから味が出るってもんだろ?大人の余裕とか。だろ?…吸血鬼の自分を今まで相当なイレギュラーだと思ってただけに、まあ。なんかやっぱこの屋敷ってちょっとしたファンタジーランドな気がするお兄さん。さ、触れるもんなんだ…そいつ。……あ、あのさ。俺が言うのもおかしいけどふわふわした妖精さんとかなら良いけどその、あんまり何なのか分かんない変なの?とかと関わるなよ。ほ、ほら…な、なんかあったら心配だから。……なんでそんな滅茶苦茶がっかりしてんだよ、欲しかったのかよ…うっかり間違えて座っちゃったらどうすんのさ……。だってお前女の子に言われたら良いって言ってたじゃんか、ナンパじゃないなら知り合いの誰に言って貰うつもりなんだって。メイドとか?………ぶっ、……ま…まあ想像したらなんかちょっと確かに来るけど。そういうんじゃなくて歳にあわせて見守るつもりだよ、今のままを続けるのちょっと面白そうだけどさ…。知ってるといいな、…腐れ縁の普通がどんなもんか。俺も聞いてみたいよ。……今更しっかり言うのも気恥ずかしいものがあるけど、そうやって俺にぶつかってくれるならいっぱい解ってあげられて良かったと心から嬉しく思うよ。そんなことない、…どっちにせよ嬉しいけどお前次第で意味は変わる…。大袈裟なもんか。嬉しくって仕方がないから作るこっちも楽しくて仕方無いくらいだし……うん、楽しみにしといて。だーから、それは坊っちゃんが気づけてないだけだってお兄さん何度も言ったろ?あんまつんけんすんのも勿体ねえぞー?…俺が言うと…?ってことはやっぱり俺が相手だから恥ずかしいだけなの?それか自覚なしに俺が相当な事いってるのか…?ふふ。お前の場合、そばにいてくれるふわふわした動物はみんな可愛いんだろうな。…俺も、早く見てみたいな。大人だって寂しくて枕を濡らす夜があるかもしれないだろ、…テディベア…お前、逆、…いや、それ…逆だろ…ってまあそんなんはいいんだけどさ。何かあったりしたらちょっとくらい俺にももたれ掛かって来いって事さ。え、あ、いや。別に何だって良いじゃんか。な、何でもないよ。(確かに相手の言う通りあまり良い言い方でもなくそれがティーンの女の子ならまだしもおっさん、もといお兄さんの自分が言うとなればあまり宜しくないだろうと理解するもそれでも本当に写真をそうする津守だったために苦笑い浮かべては相手に聞く、と言う言葉に既に目の前の存在がその相手であるために一瞬素できょとんとしてからくつくつと可笑しそうに笑いながら頷き何故かははっきりと理由にするのは難しかったが好きな人も相手で、相手は吸血鬼の事を知っているのに自分の事をそう知って受け入れてくれた人物が他に居るのだと思われるのが嫌な気がして首を左右に振ると何で嫌なんだろう、なんて自分自身不思議に思い視線動かすとうとつくひよこを思い返すと自分でも見ていて可愛かったくらいだし喜んでくれそうだともしできたら見せてやろうと決めれば呟かれた台詞に「そうだよ、お前から誉められる度に自分の頑張ってきたことが報われた気もするし…なにより、一番に嬉しい」と続け、顔をあげられたこと二よりかち合った視線にまた若干狼狽したように眉を下げながら相手を見つめ「…どこまで触れていいんだろうって。お前が傷つく境界はどこなんだろうって。」なんてどこか困ったような、どこか気恥ずかしいような難しい気持ちを表すかのように複雑そうな中に作り笑いのような穏やかなそれを浮かべながら答えて)
おう、聞くだけ聞いてみろよ。お前が良かれと思ってる事も相手からすれば嫌かもしれないしな。……瓜二つって…気になるような気にならないような…、顔は流石に違うよな?まあ、確にそれは女性に対して言ったら失礼極まりねえけども…。それは分かってるけどな、良かったな。本人が此処に居なくて。聞かれてたら引かれるどころか勘違いされてもおかしくねえぞ。…そうかもしれないな、お互いが信じてなきゃそもそも関係なんて築き上げれないと思うし、綺麗事でもいいんじゃないのか?……其処で出会った、って事か?女性1人でバーって危ないな…。まあ…別にいいけどな。……ふぅん、別に言ってたからどうするってわけでもないんだけどな。気になったから聞いただけだぞ。…本当に寄ってきたから抱っこしてただけだ、可愛いなんてお、思ってねぇし…!そう、なのか?ひよこ、可愛いな…思った以上に。でも俺達の体温てあいつらからすれば熱いんじゃないか…?、ふん、そこまで言うなら期待しといてやるよ。期待外れ、なんてことお前に限って有り得ないと思うから心配はしてねえけど。小さいものならな。…その日は我慢するしかないか、売ってるのも美味しいっちゃ美味しいが淹れたてが一番だし…はあ、帰ったら飲むしかなさそうだな。なら、期待して待っとくか、その忠誠心とやらを見せてもらおうか。いや、知らねえよ…人それぞれだろそれ、味が出るか出ないかなんて。お前がそう思うんならそれでいいんじゃないのか?十分、今でも吸血鬼はイレギュラーだろ。ファンタジーランド…妖精さんも居るし、言われてみればって感じだな。慣れすぎててたいして違和感も感じてなかった…。触れるしなんら人と変わらないような気もしてきた…。え、心配される事なんて、黒魔術しなけりゃそいつこねえし…けど、まあ、考えといてやるよ。だって、あったらかっこいいだろ?俺そんなにへましねえよ……。ま、買わねえから安心しろって。そうだな、昔から良くしてくれる町の人とか…そんなナンパとか紳士らしからぬことするわけがないだろーが、ばか。笑うなばかぁ!…それなら、いいけどさ。忘れるなよ、それ。今のままは流石に俺が嫌だ。俺より長生きだし、きっとブラウニーなら分かる、その保証はねえけど…ずっと一緒にいたし、なんとなく。……そうか、そう、思ってんならいい、それにお前のこともしっかり解ってるつもりだし。…俺次第、か。それなら、意味が変わっても変わらなくても、だな。……もう、仕方ねえな…、大袈裟じゃないんだな。勿体ないってなんだよ!ほんと、そんな可愛くねえのに…。あああ!もう知るかよてめぇで考えろ!俺はもう何も言わねえぞ!聞いてくんなよ!そうだな、そうかもしれない。妖精さんみんなかわいい。早くお前にも見せたいし、きっと仲良くなれると思うぞ。イイヤツばかりだからな!……いや、濡らさねえって。そんな夜はねえよ、俺には。は?逆って……?、気が向いたらな。多分こねえけど。……お前なんか怪しいぞ。(似ている、のは性格だけであってほしいなんて思いつつ問い掛けては分かっていても言い方のせいで勘違いしてしまうのは仕方が無い事だろ、と肩をすくませこの話を相手の思い人が聞いていなくて良かったと言いながらも内緒話のような話に何処かで優越感に浸ってそれに首を傾げ他に相手が吸血鬼という事を知る者がいないと分かれば自分のみが知っていると顔を逸らして気になったから、と言い訳のような事を呟いて己の手を見つめながら流石にひよこには体温が暑すぎやしないかと不安げに問いかけ乍「単純なヤツ、」と口元へ笑みを浮かべ答えられた言葉に目を丸くして視線を彷徨かせれば「そ、れは…」と小さい声でぽつぽつと呟きはじめるも己も何処まで相手に触られて嫌なのかわかるわけもなく戸惑ったように眉を下げ)
ああ、そうする。折角相手のことを思ってしている事なら尚更だし、な。こんな相談ばかり悪いな、…助かるよ。っくく…もし顔を合わせるようなことがあったら間違いなくお前は腰抜かすだろうな、え?あー……あはは、まあ…流石にそれはないか…うん。中身の話。…よ…良くないっての……全然…、…もう…こうなったら意地でも撮るときに良いって頷かせてやる…。……ありがとう。お前もそう思ってくれるのなら良い、それにさ。綺麗事をただの綺麗事で終わらせる津守は生憎無いしな。しっかりそれを現実にしなきゃ妄言と変わりないもの。あ、あはは、…俺が使用人だったら間違いなく外に絶対出歩かせたりしないね…はは。そうなの?でも本当のことをだからさ。一応覚えておいて?……っぷ、…な、……なんでいまそこでちょっとどもったのさ…べ、別に…かわいいと思ったって……おかしなことじゃないじゃん…ふふ…。うーん……体温についてはあんまり聞かないけど……ってかそんなとこ心配するお前なんか優しいのな、やっぱ。期待していただけて何よりだ、…かくいう俺の方こそお前に喜んでほしいのもあるけど大分楽しみでいい一日にしたいからこそ、ってのもあるけどな。舞い上がってる。……じゃあその日は帰ってきてから夜のお茶会、かしら?ああ、勿論。ちゃんとご満足いただけるよう誠心誠意心を込めて…絶対に、その視線奪ってやろうじゃない。いや出る!俺ならきっと出ると信じてる!ま、まだまだ今の俺だって若いし三十路一歩手前だって全っ然上等だ。うん。そうだけど……自分だけがファンタジーな訳じゃないんだなって思うと親近感じみたものがつい……なんか、俺もお前の使用人であることがかなり自然なような気もしなくもない。かも。ふふ。な、ならそんなリスク犯してまでしなくたってさ妖精さんと俺さえ居たら良い…じゃんか、寂しいか?危ないことはすんなって。お前が座らなくても他の使用人とかがうっかりやらかしたら犠牲者がでるじゃんか…あんまり危ないオカルトは無しだからね…って俺が言うのも矛盾してるか…。…だよなあ。よかった、そこにほら方法としてスマートに紳士らしく女の子を落とそうと試みたりとかって意味だったらどうしようかなあってお兄さん少し心配に……なる必要ない気はしたけどもさ…。わ、笑うって想像してみろよおっさんのお前のことかわいいかわいいって甘やかすさらにおっさんの俺をさあ…。ならさ、もし納得いく答えをそのブラウニーが出したら俺にも教えてよ。幼なじみとしてあるべきようになれるならそれも知ってたい。大袈裟に喜んだりなんかした覚えは今までだって一度もないよ、心から嬉しい。…ほんとにそう思うけどな、根だって本当はかわいいとこあんのに。えええ!なんでよ教えてよ!気になるじゃん、ものっそい気になる!誰にでも照れてる訳じゃないならもうそう思うからな!小動物とかも結構おまえ好きだもんな、お前がそう言うってことは本当だな。…みんなでお茶会、本当に楽しみだよ。ある人はあるんだよ、……たぶん。うん。…いや…っ、くく……だって、だってさ…くまちゃんは……くまちゃん……。はいはい、まああんま期待せずに待ってるよ。…えっ?な、なんでよ。べつに俺茶化すようなこととか言ったりしてないよ?(似ているもなにも最初からその人物が相手であるだけにどう答えたらよいものか迷いながらも女性と言う設定上似てるとは言えないが分裂した自分自身を見た相手を突飛もなく連想してはくつくつと笑い、聞いていないもなにも思いっきり聞かれてると言葉にこそできないが内心でため息を漏らしながら肩を竦めれば相手の様子からその質問も何となくであろうと解釈しつつもそれでも相手だけなんだとはっきりと頷いて断言してはひよこを抱く際の注意点思い返し足が細いから、高い所だと落ちたら危ないから、なんてものしか思い浮かばず首をかしげるも小動物に対しそんな心配をする相手がひどくいじらしくて思わず笑み溢しながら答えては「大事な相手の前じゃ単純になる、…そういうもんだろ?男って。」なんて冗談でも述べるかのような物言いで返せば視線をはっきりさせぬまま言葉の続かない様子見つめながら「…無意識にまた触れそうだ。」と溢せば眉寄せ)
思ってんなら、尚更だな。そこは慎重に行っとかないとすぐ終わっちまうしな…、難しいけど。…別に、役立ってんなら良いけど大したこと何も言ってないが…。バカいえ!俺はそんな似てるやつ見ただけで腰抜かさねえよ!お前じゃあるまいし!…中身の話だよな、良かった。こんな顔の女がいたら一度くらい見てみてえよ…安心した…。…?良くねえの?だって、本人此処にいねえだろうが、なんで良くないのか俺には分からねえな。なんでそんなにムキになってんだよ…。変な奴。お前の言う通りだな、綺麗事をそのままにしておかずしっかり現実にしてくれよ?俺も絶対一人で外に出さねえと思う、危ないしな、世の中物騒になったもんだ。でもそいつなら付き添いのやつとか、あっけなくまいてそうだな…。…仕方ねえな、覚えといてやるよ。お前の正体知ってんのは俺だけって。…っ、わ、笑うな!ばかぁ!うっせーな吃ろうが俺の勝手だろ!くそ!…どうなんだろうな?分かんねえけど。お前後で調べとけよ。…うるせー、別にいいだろ。優しい、つーか…その、可哀想だろ、熱かったら。俺よりお前の方がはしゃぎそうな予感がしてきたんだが…、ハメはずして注目浴びるとかそんな事なったらぶん殴るからな。お前の顔。夜のお茶会、いいな。昼に飲めなかった分、沢山飲む。はん、そう迂闊にしちゃいられねぇな。お前なんかに視線奪われてたまるか、くく。お前なら、な。まぁ、出ても変わんねえと思うけどな。髭が精々伸びるぐらいだろ。親近感じみるのも仕方ねえよな、妖精さんもいるし…。もしかしたら他の使用人もお前みたいな人間じゃないやつらだったりして、な。結構、自然だと思う、な…。リスクっつーか…たまたましてたら、だし…寂しいとかじゃねえよ!本当にたまたまだって。もうやらねえよ。あー…うっかり座ったら確かにやばいな、やめとくか。…オカルトって殆ど危ない気がするんだが…。いや、流石にそんな事しない…スマートに紳士らしくって…なぁ、流石に…。……うわ…、かなり嫌だしすげえおかしい構図…ふは。おう、お前にも教える。早速後にでも聞いとくか、ブラウニーも分かんなかったらお手上げだけどな。嘘だろ、一回ぐらいあっても可笑しくないぞ。うっせー!黙れ!クソ髭!勝手にそう思ってろよ気になんな!…おう、傍に居て和むしな。小動物は愛らしいし。お茶会、楽しみだな。…多分かよ、お前はどうなんだよ。枕を濡らす夜はあるのかよ?なっなんだよ、テディベアバカにすんな!お前分かんねえだろあの可愛さ!いや、なんとなくそう思っただけ。(外見も似ていたらどうしようかと思っていたがそれは外れて心底安心したように息を吐きつつ世の中にはドッペルもいるくらいだ、と完全には安心も出来そうにはないがその思考は打ち消してふん、と鼻を鳴らし乍腕を組んでは強調するように呟きそんな己に驚きつつもまぁいいか、と深くは考えず小さい子、謂わば赤ん坊になるとやはり体温調節が難しいだろうと思っての発言だった為に目を数回瞬かせた後顔を逸らしてから呟いては「そんなの女性に言えよ…」と呆れたように笑いつつそう零せば「う、…そ、そんなの言われたって、分かんねえよ…」とたじろぎながら小声でポツリと)
相手の思ってること手に取るように解るようになるってのも中々難しいもんだな…終わらせなんかしないよ、俺にとっては一番大切な存在だもん。終わられちゃ困る。いやいや凄い役立ってるさ。参考になるんだ…本当に、ね。なっ、俺だってそんなすぐ腰抜かしたりするほどへたれてないっての!でも絶対驚く、瓜二つ処なんかじゃないからな。……そうか?お前はお前だけで良いよ、お兄さんは。…よ、良くないんだよ、とにかく……はー…。……当たり前だ、俺にだって二言は無い。惚れた相手くらいずっと隣で見守り続けるしその努力を怠ったりする津守は無いさ。たとえ昼間だろうと一人で出掛けてるって聞いたらひやひやするくらいだからな、俺なんて。とてもじゃないけど真夜中なんかもっての他さ……屋敷でも探すの大変なくらいなんだぜ。絶対見つけ出すけど。おう、ありがと。お前が知っていてくれたらそれで良いことだから、さ。…っ無理、無理だって、さすがに笑うよ…ほんっと面白いやつだなお前…。ん、そうする。じゃないとお前すごいおっかなびっくりしながら抱っこしそうだし。…それを優しいって言うんだよ、お前のそういうとこ割と嫌いじゃないよ。さ、さすがにしないって…せっかく二人で出掛けれてるのに悪目立ちとか雰囲気どころか頭悪すぎるだろその俺…はしゃぎたくなるくらい嬉しいのは確かだけども。ふふ、お菓子も夜に合うように小降りでビターなものをご用意しようかしら。なんかとはまた随分と余裕そうじゃないの、燃えちゃうね。お、大人としての魅力がわくかもしんないだろ………ん?つまり剃れば今まで道理若々しい……?っふふ、主人様のまわりがこれだけファンタジーなんだ。その可能性はなくもないかもな、…後はなんだろな。妖精吸血鬼と来たら…魔女とか?…ゾンビ…はないな…でも存在はしてても不思議じゃなく思えてる自分がいる。な、なら…いい……けど。変なとこにでも連れてかれたらって心配になる……。そうしてくれ、…俺もうっかり間違えて腰掛けるんじゃないかちょっとびくついてるもん。ぷは、お前が言うなって…いや俺もオカルトに分類するから言えないか。……してたら全力で止めてるけどな、どのみち。そんな無理にかっこいいって言われなくてもほら、妖精の女の子たちからとかはどうなのよ?ちょ、お前だって笑ってるじゃ……ふふ、…だめだ。これ。つぼる。どうも。…まあそのときは俺たちが自分で考えて答えを出してみるしかないな、世間で言う腐れ縁の普通もだけど俺たちでの普通がどんなもんがもあるし。……お前が相手じゃなきゃそりゃああるんだろうけどさ、本当にいつも嬉しかったってば。わ、わかった!黙るよ!黙るけどもうそい解釈しとくからな!俺に照れてるってことにするからな!……ふわふわしてひとなつっこかったりしたらもう確かに俺でもメロメロになる自信はあるなあ…うん。その頃にはもうちょい見えるといいな。言ってみたもののほんとに枕を濡らす夜のある大人がどんくらいいるのかなんか知らないしな……うーん……枕を濡らすくらいなら泣かなくて済むような出来事作りに行くからないな……好きなもの作ったり。お前からかいに行ったり。し、してないよ!テディベアのかわいさバカにしてるんじゃなくて!…なくって……お、大人のたしなみ…なのか?その…くまちゃん、は。そ、そっか。……べつに……へ、変なことは言ってない。気にしなくていいから。(存在もしていないその誰かについて思考を巡らせている相手の様子眺めつつ仮に相手そっくりな女の子が居たとして、自分はきっと恋になんか落ちないだろうと首を横に振りながら似てないと答えては人間になりたいとまで思ったのも相手に釣り合いたいと思ったからなだけで他の理由があるはずも無い上に、はっきりしない感情でしかないが何故か他の誰にも知られたくない相手とだけの秘密でありたいような感覚が沸くのに不思議だと内心で思うとおっかなびっくりは愚か、たぶんさわらずに遠くから可愛いと賞賛するだろう相手を想像しつつくっくと笑めば目をそらす相手に反して自分は相手を見据えたままで「恋愛事以外にだって口説き口調は使えるんだよ、大人はな。」なんてふっと表情緩めながら答えてからどこか困ったような、それでも拒否されないことを嬉しいと思うような、複雑そうな笑みを浮かべながら「……嫌では、なかった?…あ…いや、さっきのじゃなくて…今のは。」と多少狼狽さを隠せぬままに問い)
そう簡単に解るもんでもないしな、もう少ししたら解るようになるんじゃないのか?解ったところで、って、感じだけどな。へぇ、一番大切な存在…。まあ、あとはお前次第だろうな終わらせないんならそのつもりでいるしかねぇだろうし、って…お前の為に言ってるんじゃないからな!そんなので落ち込まれたら鬱陶しいから言ってるだけなんだからな!ふぅん?それなら別にいいけどな。…絶対最初は、腰抜かしただろ。素直に言ってみろよ。笑わねえから。ますます気になる一方なんだが…。どれだけ俺に似てんだよ…。…そうかよ。……意味わかんねえ、本人がいるわけでもねぇのに。俺がつけ口するなんて思ってんのか?……好きなヤツの事、凄い世話焼くんだろうな….お前さ。何でも喜んで!ってやりそうな想像が出来るぞ…。一人は流石に…あぶねえと思う、真夜中なんて変なヤツうじゃうじゃ居るのによく行こうと思うよな…。…余程惚れ込んでんだな。ほんと、そいつに。…ふん、別に。…わ、らうなっつってんだろ!ぶん殴るぞ!そ、そんなびっくりしながら抱っこしねえよ!ばか!……そ、そうか、お前に好かれたって全然嬉しくないんだからな!勘違いするなよ!なら、ハメ外してそんな事にならない事を願うしかねぇな?ハメ外したら他人のふりするから覚えとけよ。…俺も嬉しくないこともないけどな…。それはそれで、楽しみだな。紅茶に合うようなものにしてくれよ?余裕そう、じゃなくて余裕だから言ってるんだが?どうだろうな、逆にわかないかもしれないだろう。…そう来たか…それは考えてなかった、が顔老けるだろ。…お前って顔老けるのか…?魔女は会ったことが無いな…、ゾンビは論外だな。そんなのいたら怖すぎる。いや、そこは否定しろよ…ゾンビなんていたら大変だろ…。心配しすぎだな、得体の知れないのは確かだがそんなこと流石にやらないだろ。そんな紛らわしい所にそもそも置かねえし、置くとしたら座れないよう工夫するし…。お前も、オカルトに分類されるな。止めるのか?なんで止めようとするんだよ。しないけど。妖精さん?滅多に言われない…おかしい。うるせ、俺はいいんだよ…っ、お前があんな事言うから暫く思い出し笑いが酷くなりそうだ。まあ、俺達の問題だろうし自分達で考えるのが一番かもしれないが一度は世間の普通を知っておかなくちゃ考えようにも考えれないしな。勝手に思ってればいいだろうが!俺は何も言わねえからな!テメェなんか勘違いでも何でもすりゃいいんだ!ばかぁ!きっとメロメロになると思うぞ、でも俺のユニコーンだから取ったりすんなよ!…そのうち見えるようになる、といいな。確定は出来ねえけど。……ないのかよ、あるのかと思って聞いたのに。ポジティブか。って、俺をからかいに来るな!…お、大人の嗜みに決まってるだろ、何言ってんだよ。テディベアはずっと一緒だぞ。…別に気にしてねえけども。(やはり相手が己の知らない人の話をするのは表情には出さないが嫌な様子でその相手が惚れ込んでいる相手は己によく似ていると言う、その人の事を好きになったのは偶然かもしれないが気持ちは少し沈むもいつも通りに接し相手が己だけに教えてくれた正体に少なからず嬉しそうにするも一体おのれは相手にどう思われているのか、と相手の言葉にそう思えば小さい子供じゃあないのだからそこまで驚きもびっくりもしないと眉間にシワを寄せながら視線はそらしたままで「随分卑怯なやつだな、大人って」と呆れたようにつぶやいた後今の、と頭の中で思い出しては戸惑ったように視線を世話なく動かしながら「……わ、からない、が、たぶん…平気だった」と小さく呟き)
だな。…けど相手からもお前が言うような感じとおんなじなんだろうけどこうまで好きだと、相手のこと何だって知りたいんだよ。…な、なんだよちょっとクサかった?かなあ、俺次第で決まるならもっと楽に相手のこと手に入ってるさ。相手の気持ちももっと聞きたいよ……ふは、俺の恋愛話の相談に乗る事のどこが俺の為じゃないんだよ。そもそもお兄さん仕事に公私混同…しまくってるけどさあ……しまくってるけどお前に鬱陶しがられる程落ち込む姿なんか見せられないっての。だ、だから抜かしてないってば。そんなことで抜かすようなやつだと思われてるのか俺。も…もう良いじゃんか…うっかりどこの誰か名言しそうで怖いから……。いや、そうじゃないけど…お、お前には変な風に伝わっただろ。少なくとも。さっきの俺変質者っぽかった気がしてきもいなと。……否定はしない。だってほら、好きな相手の役にたったり喜んで貰えるなら一番じゃない。お節介にならなければ、だけどさ…。……あ、ああ。だな……はは、ちゃんと見張っとかなきゃだ。…そりゃ……勿論。そいつがいないと駄目くらいだ……心から愛してる。ちょ、暴力反対だから!暴力だけは反対だから!…っくく、まあいいじゃんゆっくりうさちゃんもひよこちゃんも撫でに行こうよ……ふふ。…あらそう?お兄さんはそもそもお前が嬉しいかどうかなんか言ってないんだけどどうしてわざわざ否定したの坊っちゃん?……うう、大丈夫だっての。だからそんな寂しいことすんなよ頼むから……はは、そうか。うん。俺も。いっぱい期待しててな?いい一日にするから。絶対。もっちろん、かつお前の好みに合うようなものを考えておくよ。本当にせよ虚勢にせよいずれひっぺがえしてあげるけど、ね。な、なんでそう未来に対しての希望を削ぐんだよ。わ、わかんないだろ。…さ、さあ。でももしかしたら三年後全く変わらずイケメンなまんまかもしれないだろ?なんか居そうだけどね、魔女。はは、確かに死体が歩き回ってたらたまったもんじゃないけどさ…この世のどこに何がいても不思議じゃない気がしてくるんだよなあ…なんか…。そ、そうかもしんねぇけど……けど、あ、あんま呼び出すなって…心配なだけじゃなくて……ほら、その…ああもう。なんでもないよ。……それもそうか…吊るすとか?この屋敷でそんなミステリーサスペンス起きたらたまったもんじゃないな…。一応、ね。それでも普通の吸血鬼に比べたら人間よりな方なんだと思いたいけど。…………い、いちいち言わせるのかよ…それは…その、……しゅ、主人がナンパに明け暮れてたら使用人としても放っておけないだろ。…なあ、…反対に妖精さんからかわいいとは言われないの?っ…ぷは、なんだよその基準。し、しかたないだろ流石に連想しちまうって……おじいちゃんになっても続いたりしてな。シュール。ああ。ちゃんとした基準とか把握してた方が考えも出しやすいと思うし、な。お前とはいい腐れ縁のいい幼なじみで居たいとは思うからな、俺もさ。か、勘違いなんだったらちゃんとほんとのこととか事実とか言うとこなのになんも言わないだろ!俺にだけ照れてるってことでいいじゃんか!勘違いくない。…しないってば、そっちじゃ……いや、ううん。まあ坊っちゃんがふわふわしたもの好きなのはわかってるしそんなことしないさ。どうにか努力するさ、存在を信じてるだけでも変わってくるのかもわからないし。ポジティブっつーか枕を一人で濡らす程の暇があったら埋めに行きたいんだよn。寂しいじゃん?生き甲斐をしてるときって元気出るんだよ!……しゅ、収集とかならまだ大人のたしなみなのかもしんないけどさ。いっしょに……ね、寝てるの?今も。あ、え、あ、…あー……そ、そうか。ならいい。うん。大丈夫だ。(相手の頭のなかでは存在もしない誰かを描いて訊ねられたり会話を広げたりしていくための回答や言葉全てを相手のことを思いながら紡ぎだしながらも気付かれて終わる片思いだけは納得できないし何より恥ずかしさやら申し訳なさやらで突き進める気がしないのか必死に隠そうとしたりしながらも心のどこかではどんなに似てたってお前じゃないなら好きになんかならない、と呟いたりすれば複雑そうに微笑み。自分自身吸血鬼の正体だったり似てる似てない云々など関係しないと断言できたりする辺り相当末期だと自嘲でもするかのように考えながらも確かにはっきりと愛していると返せば相手の呆れたような声色に肩を竦めながら微笑みを作ると「これでも正々堂々精一杯に口説いたつもりさ」なんて困ったように宣えばあからさまに動揺を増した相手の目に気づかないわけもなく余計なことを、と後悔しながらもそれを謝ることすら余計掘り返すようでままならずに「…そ…っか。そっか。…い、いやじゃ……ないならいいん…だけど。…も、もしいやなことしてたら言ってくれ?も、もうきずつけたく、ない、し。」なんて柄にもなくぼそぼそとした口調で)
しっかし、お前が惚れた女性か…それも俺に似てるってなぁ…。お前の好みが分かんねえけど…。んん、普通はそう思うのかもしれねえな、相手のこともっと知りたいって。中々に、くさいセリフだったぞ、今のは。楽に手に入ったらつまらないだろう、もっと張り切っていけよ。だ、だから…お、落ち込まれて憂鬱になられても困るから言ってるだけで…ほ、本当にお前のためなんかじゃないんだからなっ…!しまくりすぎだっつーの、少しは控えろ…つっても、遅いんだけどな。分かんねえだろ、仮にもしそんな姿見せたらそっと俺特製のスコーン置いといてやるから…。そんな事で抜かしそうだと思ってる。うん。抜かしててもおかしくないなって。別に言っても俺は気にしないし…そんなにどこの誰かってことバレたくねえのかよ。ちゃかすわけでもねえし、素直に応援してやってもいいけど。んん?あー、まぁ否定はしないが…言い方がな、仕方ねえことだろ。ああキモかった、警察に突き出してやろうかと思った。…、そりゃそうだな、喜んでもらえるなら本望ってやつか。ちゃんと見張ってやれよ、変な奴に捕まったりしないようにな。……ふぅん。そうか。心から、か。てめぇが一々…ッ!くそ、殴るのだけはやめといてやる。し、仕方ねえな…そこまで言うなら、ゆっくり撫でに行ってやる。うぐっ…べ、べつ、に…その…、な、何でもいいだろうばかぁ!ま、お前に限ってそんな事はないと一応信じといてやるよ。他人のふりしたらさみしいか?…ああ、いっぱい期待しといてやる。それなら、楽しみにしとくしかなさそうだな。俺の好み、知り尽くしてるお前なら大丈夫だろうけどな。…ほう、いずれか。別に希望を削いでる訳じゃあないぜ?……イケメンって、お前がか?…自分でイケメンとか言うなよ…。魔女か、後で妖精さんに聞いてみるか…。その屋敷にいたら大変そうだけどな。いや、いたらそれこそ大変だろう…死体が歩いてるなんて映画の中だけで十分だ…あまりいい気分にはならない。あ?なんだよ、途中で言うのやめるなよ気になって仕方がないだろうがばか。早く言え。……そうだな。吊るして座れないようにするか、それぐらいしかない気もするが…もし買い取るならその保存の仕方だな。人間より、だろ。普通、吸血鬼って日に当たるとダメだろう?お前なんか日中動いてるしな。灰になれ。………、そういうもんか?ナンパに明け暮れるって事はねえから安心してもいいぞ。え、あー……どうだったか、言われたような言われなかったような…。…言われた回数の方が多いかもしれねえ…。うるせえクソ髭!なんだっていいだろ!…いや、もう、おじいちゃんになってまで続いてるとか流石に嫌なんだが…嫁とかもらって普通に生活したい…。無理かもしれねえけど。そうだな、基準を把握しておくか。はいはい。…だ、だから!俺は何も言わねえっつったろ!勝手にそう思ってろクソ髭!髭毟るぞ!…しないならいいけどな。ふわふわしたものが好きっつーか…生き物が好きっつーか…。ああ、存在を信じてくれてるなら見えるかもな、信じてやってくれ。埋めに、なぁ…、まぁ、濡らしてる時間が勿体無いしな、それもそうか。ふぅん、元気出るのか。う、うっせ、なんだよ一緒に寝てちゃ悪いか!テディベア抱き心地すっげーいいんだぞ!抱いて寝たことがねえから分かんねえだろうけどな!……ふぅん(相手がそこまで惚れ込んでいる事を再度知れば双眸を細めこいつに思われる奴は大変だろうがいいな。と頭の片隅で無意識のうちに考えてはふるふる頭を横へ振ってその考えをなくし、相手のその恋を仕方なくだが応援してやろうとひっそりと思えば相手の一言に視線を下へ落とし愛してるのか、と内心呟いては興味のなさそうな声色で。振られた相手を見たくないのが本音で、それを隠すように肩をぽん、と叩きながらにこやかな笑みで告げ困ったように告げられた言葉に「あれがお前の精一杯なのかよ」とお前の本気はこれぐらいじゃないだろなんて。視線を未だ動揺させては「あ…わ、わか、った…」と小さくこくんと頷き相手の方を見ようとはせず)
好み云々で好きになったつもりはない、単に気付いたらそいつのことしか頭に無くなってただけだよ。普通ならそれで良いんだけどな、俺だってモテはするけど本気の恋なんか初めてなもんで。うぐ…っ、仕方無いだろお兄さん一応純愛なんだよ。クサい台詞も出るよ。…はは、そうだな。今に手にいれてみせるさ、必ずな。お前の前での様子に支障きたすほど落ち込むほど子供じゃないったら…なに、俺が憂鬱になったら心配してくれるの?だってあくまで仕事として使用人としてお前に関わるのとか絶対無理だって、世話も甘やかしもちょっかいもぜんぶ規定量とかつまんない。えっそれ気遣いなの優しさなの?それか追い討ちなの?いやいやいやお前の中の俺かっこわるすぎるだろ、もっと頼れるお兄さんだってば……。……バレたくないって言うか知られたくないって言うか…そうじゃなくてバレたらその色々とその……あー…、…な、なんでそんな気になるんだよお前は…。え、そこまで?そこまで気持ち悪かったの俺?純粋な愛情のつもりなんだけど……そういうこと。自分の行動や言葉によって嬉しい気持ちになってくれたらそれよか嬉しいことはないな。ああ、…誰の手が伸びてきたって触らせるもんか。ずっと見はってるさ。……うん、ずっとだ。ずっと愛してた。吸血鬼だからとか身分がとかずっと腐れてきたけど、…ちゃんとぶつかんなきゃなって。お、お許し頂いてありがとう……一々?…そんなに変なことを言ってる自覚はないんだけど…。はは、そうそう。いっぱい癒されに行こうなー?もー、なあんだよすぐばかばか言って。ちゃんと聞かせろって。そりゃどうも……当たり前だろ、一人で居たって楽しくない。お前を連れていくから楽しいのに。…あら、ずいぶんと信頼されてるじゃない俺。他の誰より理解してる自信はあるけどな。使用人としてよか幼馴染みとして最高の一日にしてやるよ。そ。いずれ。徐々に剥がしていくから楽しいんだ。……げ、現実を見せているんだって事か……?…え、イケメンでしょ?多少お節介なのを覗けば非の打ち所ないって信じてr。あっさり居るって言われたりしてな、なんか魔法の薬とかあったら教えてもらおうかなー…ふは、それでもウチなら居かねないだろ。むしろゾンビが実在して喜ぶ奴なんか居んのかな……ホラー映画か…こんど借りていっしょに観賞会でもしようか。いや…だからほら、…べつにそんなんじゃないけど…ほら……い、色々と複雑だってだけだよ。な、なんてことないってば。……観賞用としてしか流石に買い取れっこないしな、バズビーなんとかだけじゃ納まらずどんどん美術館化がしそうだ…。あんま陽当たり良すぎると多少肌荒れはするけど長時間外に出なきゃ大丈夫なんだよ、狩りは夜にしてたし庭掃除なんかは暑いからとかってこじつけて帽子被れるし…ふは、そういう坊っちゃんこそあんま屋敷にばっか居ると外出たとき灰になっちゃいそうなんじゃないの?…そ、そういうもんそういうもん。お前だって使用人が不定行為ばかり働いていたら複雑だろ?そ、そうゆうことだよ。安心したけど。……俺だけの認識じゃないってのが判明していますごく嬉しいよ坊っちゃん。そうだよなあ、坊っちゃん可愛い。うん。えええくそひげ呼ばわりしないでぇ!俺だって流石に笑うよ!面白すぎるもん…っくく…てか俺おじいちゃんでも現役なんだな……流石だわ……そうなったらもうどこにもお嫁にいけないねぇ坊っちゃん。だからって大きく今の生活を返るような真似はしない気もするけど、一応な。もう、つれないの。お前もそう思うだろ?やめて!近いうち剃るから!くそひげじゃなくただのくそやろうになっちゃうからやめて!…たしかにかわいいふわふわの動物はお兄さん好きだけど取ったりまではしないって、お前が寂しくなっちゃうじゃん?動物が大好き、って感じかな。でも妖精さんとかもかわいいっていうし……ファンシーなのが好きって感じか?ああ。お前のお友だちだもの、信じてるよ。いつかちゃんとみんなで混ざってお話したいって思ってるからね。お前の目の前にいるのにくよくよしてるなんて勿体無いことでっきるわけないだろ、しかも俺に。どんなに嫌なことがあったって元気になれる自信あるね、お前を前にしたら。…っ…いや…っ、…ば、ばかにしてる…つもりは…な、ない…から…っ。……か、…いや、…うん。お前の誕生日は今度からテディベア決定だわ…うん…。……ご、…ごまかしたって…お、思ったろ…そのふーん…。(相手に似ているのだと伝えたことで逆に気味悪く感じさせてしまったのではないだろうかと相手が呟くのにひやひやとして注意深く聞きながらも平然とした表情を装いながら答えては応援しようとしてくれる相手に優しいと思いながらもどこか相手の頭では違う相手との恋を応援してるというわけで複雑になり眉下げるもどうしたら一番この言葉が伝わるかな、なんて思いながらまっすぐはっきりと言葉にしてはそれが相手がまさか色々と頭を巡らせているとも露知らず。自分の力量を訊ねるような相手の物言いに参ったような表情は一変、くっくとさもおかしそうに笑いを響かせて肩を戦慄かせれば「こりゃ一本取られたな、あくまでも正々堂々さを精一杯表現しただけだ。落とすつもりならそりゃもう這い上がれなくらいにしてやるさ」と戸惑う様子もなく言い放ってはお前もいっぺん落とされてみる?なんて首をかしげてから「……っ、ああ…。……た、食べてる最中に悪いな。なんか。わ、忘れて。」とぱっと一歩ぶん後ろへと後退して気恥ずかしさを誤魔化すように首を左右に振り)
気付かないうちに好きになってた、とかそういうあれか。特にお前とか好みにうるさそうなのにな?ああいうのがいいだとか、こういうのがいいだとか一番言ってそうだった。普通だろう、そんなの。…本気の恋なぁ、まぁ確かにお前も俺と同じで小さい時から此処にいたしそんな余裕なかったよな。一応、って、言い切らねぇのかよ!純愛だとんなクサイ台詞も言えるのか、すごいな。心配してやらんこともないが、心配してやんねぇ。…ああ、でも、放って置いたら面倒くさそうだな…。つまんないって、お前なぁ…。はぁ…。追い打ちな訳あるか!どう考えても気遣いだろうが!なんだよ、俺のスコーンいらねえっていうのかよ!…頼れるお兄さん……、頼れる…。いや、お前が気になるような言い方してるからこっちだって気になるに決まってんだろ。本人が居ねえのにバレたら良くないだとか、気になるのは仕方がないだろうが。お前の純粋は純粋じゃない気もするけどな。多分。お前って、本当に尽くすタイプだよな。損してないのかよ?…さて、ここで質問だ。そんな事をしている暇がお前にはあるのか?見張ってやれとはいったが、此処にいる以上お前にそんな余裕があるとは思えないんだが…。…ふぅん、ずっと愛してたのか…、それなら、尚更ぶつかっていけよ。うるせぇ黙れッ!…癒されたいが、餌やりとかも楽しそう、じゃないか?…ちょっと、あげてみたいような気もしないわけ、じゃねえけど…!うるさい、別に、いいだろうが馬鹿。…大した反応も出来ないかもしれないのにか?…熟、変な奴。そりゃ、一番傍にいたしよき理解者だと思ってるからな。当然だろ。この屋敷の中でも俺のことを理解してるのはお前だけだろうな、妖精が見えることだってお前にしか言ってない。はっ、楽しみにしといてやる。…そういうことだな、夢ばっか見てちゃ意味がないだろう?…お前の何処がイケメンなんだよ、鏡見て出直してこいよ髭。それはそれで、嗚呼やっぱり、って納得しちまいそうだな…。そんなもん、教えてもらってどうするんだよ?悪用しようとか思ってるんじゃないだろうな?…否定できねえ。あー…そういうのが好きな奴は喜ぶんじゃないか?俺は嫌いだけど。…お前一人で見ろよ、俺は興味がないからみねえけどお前がどうしてもって言うなら見てやってもいい。…色々と複雑?流石に無理だって、バズビーを買い取るなんてしようとも思ってないし、美術館化したら色々と面倒くさくなるだろ。肌荒れ程度、なのか…?もう少し、大変な事になるかと思ってたんだが違うんだな。帽子とかなら不審がられないしな…って、お前、俺は灰にならねえしちゃんと外にも出てるんだぞ!……まぁ、言われてみれば、複雑、だな。はぁ!?うるせーよ!ていうか、気がするってだけで本当に言われたかどうかは分かんねえんだぞ!俺は可愛くねえ!クソ髭にクソ髭って言って何が悪い!、!ず、ずっとお前と一緒は俺嫌だぞ…途中でお前をクビにしてやる……。俺はお嫁もらって幸せに暮らす…。おう、それは分かってるぜ。…ノーコメント。…髭剃ったらくそやろうって呼んでやるよ、安心しろよ。さ、寂しくなんかならねえし!取られたら、まぁ、ちょっと…あれなだけで…寂しくなんか…。ファンシーなのが好きっていうか、んー、なんて言ったらいいんだろうな。取り敢えず、生き物がすき、だな。ん、それならきっとお前にも見える。妖精さんたちだって、きっとお前と話したいって思ってる。なんだそれ、意味がわかんねえこと言ってんじゃねえぞ。慰めてとか言っても部屋に入れないからな。………馬鹿にしてるだろ、おい。正直に言えよ。お前の口にスコーン突っ込むぞ!…は?いや、もうテディいるからいらねえよ、俺のベッドが狭くなるだろ。ああ、思った。(相手の言葉を聞きながら双眸をそっと細め特に自分に似ているからどう思ったとかではなく気にしてない様子で相手が本気の恋をしていないのは己と小さい時からずっと一緒にいるせいだろうと思いつつも今になってそんな恋ができるのなら良かったのではないかと思う反面やはり相手が己の知らない人を愛してる、なんて知れば複雑な胸の心情に相手に分からないように眉間に皺を寄せその心情を消し去ろうとしてみるも出来そうにはなく、挑発のような言葉を聞いては口元に緩く弧を描き「落とせるものなら落としてみろよ」とくつくつ喉で笑った後一歩後ろへ下がった相手へ一度だけ視線を移した後小さく頷いて止めていた手を動かしてから相手に聞こえない程度の声量で「…忘れそうにも、ねえかも、」と呟いてはその呟きを消すように料理を食べ進めていき)
好みとかタイプとかって考える前に惚れさせられた。だからこそ本気の恋なのかもしれないけど俺自身びっくりしてるもの。良かった、…例え普通のことじゃなくたって貫き通すんだろうけどさ。俺は。うーん…それはどうだろうか。使用人としての仕事やお前が恋の妨げになったことは一度も無かったし…何よりも生き甲斐だからな。……ちゃんとした純愛だけかどうかって言われたらちょっと本気になりすぎてエゴっぽいとかある気がしてだな…。そのクサい台詞が本音だから仕方ないんだっての。いやどっちなんだよそれ、内心心配でしかたないけど堪えてるの?恥ずかしいの?…だ、だから大丈夫だってば……色恋でそこまで沈むほど子供でもなよくもない……。い、いいだろ。褒め言葉だよ、お前をからかうのは楽しいんだ。本当にね。あっ、いやっ、ちが。い、いらないとかじゃないから。うん、いらないとかじゃないから。ただなんていうかその。お、俺には勿体ない代物じゃないかなあ…って。あ…あはは。な、なんだよそのなんか物言いたげそうな反応は…。き、気になる言い方してるつもりはないんだけど…うーん……ほ、ほら、少し恥ずかしいだけだよ。うん。あ、あとはお前に愛情が変だって気持ち悪がられたくないのもあるけどさ。…純粋なんて言葉はちょっと綺麗すぎたかな?、?そりゃあ誰にでもそうなら損はするだろうけど…好きな相手が喜んでくれたらそれでもう得するだろ?…んー?…いいや、ここでこうしてたって十分見張れてるのさ。そりゃもうしっかりと、ね。ずっと想ってたくせにこうして口に出すのも勇気が居るのが不思議なくらい、な。……ああ、そうさせてもらうよ。真っ正面切って勝負しなきゃな、男なら。え、えええ今のどこが逆鱗に触れたの怒んなってもう…あげてみたいならあげてみたらいいじゃない、売店行けばたぶん売ってるかな。草食動物の少しずつもしゃもしゃ食べる所可愛いもんな?…そりゃまあ。反応見たさなだけで一緒に行きたいんじゃないし。一番気心知れた相手と行くのが一番楽しいに決まってるだろ?……ずいぶんと特別視されてるようでだいぶ嬉しいんだけど。俺も俺でお前だけを特別視しちゃいるけど。はは、笑われたり信じてもらえなかったりするかもとは考えなかったのかよ、お前。…ああ、また行きたいって言わせてやるよ。…う……ゆ、夢なもんか!今からちゃんとケアしときゃ夢で終わったりしない筈だろ。そうだ、きっとそうだ……。え、鏡ガン見しても同じこと言うと思うんだけど俺……ううむ。なぜかどう努力してもお前にはイケメンといってもらえない。なんかもう今さら驚けるような気がしないよなぁ……悪用……、……まあ確かにそういう類いに頼る時点で悪用に入るか。やっぱ。……そんなファンタジー過ぎる屋敷を纏める坊っちゃんってある意味人類最強なんじゃないのかと……ホラー好きな子ってたまーにいるもんな、……それでも実際に襲い掛かられたら怖いな……。…どっちなのさそれ…じゃあどうしても。お菓子とお茶いっぱい用意してDVD観賞会と洒落こまない?………だってさ、…身の危険的な意味で心配なんもあるけど。あるけど、……はあ。鈍感め。美術館化した屋敷に吸血鬼や妖精たちなんてまるで映画の中みたいだけどな、お前が収集する気ならきれいに掃除するし……あ、でも夜中に見るのはだいぶ不気味だな……。映画や漫画みたく瞬間で燃えて灰になるとか体内の水分や骨無視した燃え方しないさ、……まあ真夏に無装備で長時間外に居ると大火傷するけど。ほんとー?おにいさんよか屋敷に居る気がするんだけど?だ、だろ?そうだろ?つまりはそういうことさ。気がするってことはうっすら自分でも何となく自覚してるんじゃんか!可愛いもんは可愛いんだよ!な、ならちょっといまから妖精さんに聞きにいってみようって。クソ髭じゃないし!百歩譲って髭でもクソ髭ではないし俺!え、なにそれ寂しい。…えー……せめてさあ、現役ばりばりの使用人は無理でも新しい使用人とかの育成に回ったりとかさあ…、………お嫁さんねえ……。っつーか今さらよそよそしくしたりとか出来る気しない。…無言は肯定だと思っとくからな。何に対する安心だそりゃ……同じ文字数なんだから名前でいいだろ……。………つまり、なんだ、……寂しいんだろ?なるほど、ならあれかな、ふわふわじゃなくともきれいな魚とかイルカとかそういうのも好きか?本当?そりゃ嬉しいな、いろんなことお話したいし…自分自身だいぶ幻想的すぎる方だけど、綺麗な妖精のみんなを見てみたいな。えぇー、冷たいな坊っちゃん。俺とお前の仲じゃないの…って思ったけどやっぱ手厚く優しく慰められるよかふざけあいながらいつものようにじゃれあってる方が元気出そうだわ。いやしてないよ!してないけど……してないけど、ほら、またかわいいっつったらお前怒るだろ……ってかなんでスコーン武器として使用してるのよお前は……。そう?夜のオトモ用だけでなく観賞用にでっかいふわふわしたのとかさ、なかなかサプライズ向きじゃないかと思ったんだけど。……再起不能だ、って言ったんだよ。お前が好きな相手紹介してきたら。……その、……ほ…ほら、父親的な意味で!(いくら思い返してもこうだから好きになった、とはっきり言葉にして言える理由とかは思い浮かばずただ気がついたらどうしようもないくらいに焦がれていて気持ちにどうやっても後戻りができないくらいになっていたのだと思えば自分でも不思議だと宣い、寧ろ相手のそばにずっと居たからこそ友情や忠誠心やらはもっと別のものへ昇華してしまったのを止められなかったのだと感じては眉下げながら微笑むもこんなにも大きく育ちすぎた感情の宛先が誰なのか知ったときの相手の表情はどう変わるのだろうか、なんてちらと脳裏に過れば微笑んだ顔のなかにどこか複雑さを混ぜてから余裕げな笑みで返してくる相手にそっちがその気なら、と言わんばかりに「その反応…俺は絶対落とされないってか?甘く見てると痛い目に遭うけどそれでも良いならね?」なんて挑発をするように問い掛けてみせれば気まずさを作ってしまっただろうかと様子を伺うように相手に視線をちらと向けつつもどこか内心では勝手に先ほど触れた唇の感触を脳内で再生する自分が居ることに密かに嫌悪抱きつつわずかぽそぽそと聞こえた声に何をいったかは聞き取れなかったことに「…え、あ、なんて?」と首をかしげて)
……好みとかの前に惚れた、か…。まるでドラマのようだよな、本当に。世の中には一目ぼれってのもあるらしいからそれだろうな。お前が驚いててどうすんだよ…。普通じゃないことなんてあるんだろうか、そこら辺は俺全く分かんねえけど…、相手の事を知った上でもっと親しくなるってもんだと思ってるんだが…。だけど、その本気の恋をする暇がなかったわけだろ…?いくら生き甲斐っつっても…。どうエゴっぽいとか俺には分からねえから何とも言えないな。ふうん、本音か。まぁ別にいいけど。恥ずかしくも心配もしてねえよばぁか。俺のことはいいんだよ、今は。ま、確かにそこまで落ち込んだりするような奴じゃねえってことは知ってるからからかっただけだ。こっちは全然楽しくも面白くもなんともねえっつーの。はぁ?勿体無い?…お前の為に作ってやるんだから勿体無いことないよな?ちゃんと食えよ、な?頼れるところなんかあったっけと思っただけだ、頼ろうと思ったことがないだけかもしれないが…そんなところ見たっけ、って。お前がしてなくてもこっちが気になったりするんだよ、…てか、人の恋愛に首突っ込もうだとか思わねえからお前の愛が変だろうが俺には関係ないだろ。そうかもしれないが、ただそう思っただけだし。…ここでもって…なんか仕掛けでもしてるのか?ここから遠いんだろ?なのに見張れるって……。ふぅん…、そんなに勇気いるもんなのか?本人じゃなくても。おー、精々頑張って真正面切って勝負してこい。うるせえ!…うさぎとか、ハムスターとかの食べてるところみるとなんていうか、癒される…し、その時だけ警戒心ないってのも、いいよな。まぁ、そりゃあな。親しいやつと行くほうが楽しいし。特別視してやってんだよ、ありがたく思えよな髭。…それはそれで、慣れてるし、別に信じてもらえないならそれでいいって思ってたからな。ん、なら努力してくれよ。っは、めでたい頭してんなお前ってさ。ケアしときゃいいってか。…それは流石にねえだろ…寝言は寝て言えよ…。だってイケメンと思ってないからいうわけがねえだろばーか。生まれた時からそうだったと思えば、な。今更驚いてもな…。悪用にはいるだろ…流石に、魔女も教えないとは思うけど…。はぁ?なんでだよ、俺は至って普通の一般人、だと思いたい。常識がなんなのかわかんなくなるぞ…。俺はホラー、好きでも嫌いでもないから、まぁ普通だが…。誰かを盾にしようとしても被害が拡大するだけで何の解決にもならねえし…ゾンビは面倒くさい。…し、仕方ねえな。一緒に見てやるよ。…それも悪くないな、びっくり系だけはやめろよ?はぁ?なんだよ、鈍感って、意味分かんねえこと言うなよ!はん、そんな所で人が住んでるって知ったら見に来る奴が増えそうだな。…まぁ、そんなことはしねえからさ。そう、なのか…?……知らなかったし、ずっと燃えてなくなるもんだと思ってた。…夏はもうお前外出んなよ、流石に大火傷されたら使用人にも異常だって思われるだろ。装備しててもダメだ。う、ち、ちがっ…た、たまたま、やることが残ってたりとかするからで…!ああもううるせえし!俺は可愛くねえ!ああいいぞ、妖精さんに聞いてみようじゃねえか!…って俺が不利だろ!クソ髭クソ髭、お前はクソ髭。……お前、そこまで此処にいたいのかよ…。……な、なんだよ、お嫁さんもらえないとかいうんじゃないだろうな!?だろうな。…好きにしろよ、はぁ。おお、本当だ。文字数一緒だったな。だっ、だから、寂しくねえって言ってんだろばぁか!あ、あー、まぁ、嫌いじゃねえよ。妖精さんみんな綺麗だったりするし、ほんと、まだまだいるんだぜ?ここにあんまこないやつもいるけどさ。だろ?俺だって手優しく慰めるなんて気持ち悪くて出来ねえし。そりゃ怒るに決まってるだろうが、可愛くねえし。べ、べつに、武器じゃねえよ。食わせてやろうかと…。…抱き心地いいやつなら、許可してやる。父親って、お前、年齢的にも無理があるだろ(やはり相手はその相手に一目ぼれとやらをしたのではないか、と思うなり相手の恋愛に首を突っ込んであーだーこーだー言うつもりは更々ないわけで、相手のためと相談に乗ってはいるがやはり心情は複雑なままで苦笑を。きっと、相手が成功したりした時己は素直にそれを祝福してやれるかと言われたらどうなのだろうかと考えるも分からず。挑発するように言葉を投げてくる相手に鼻で笑えば「絶対落とされない自信があるから言ってんだろ?」とこちらも挑発するかのような口振りでいいながら首を傾げる相手に「あ、や、…なんでもねえ」と首を横へ振っては視線を相手へはせずに)
かも。もっと昔は好きかどうかわからない時期もあったけど、きっと一目会った時から好きだったんだと思う。ずっと隣を望み続けて来たからな。っはは、俺自身まさかこんな身も心も骨の髄まで虜にされるだなんて想像もしてなかったもんさ。それは…そうなんだけどよ…相手のこと知りたくて知りたくて仕方無い余り嫌われる行動までするんじゃないかって少しだけ、な。……いや、お前といられるのが一番………い…一番、相手の喜ばせ方とか立ち降るまいも勉強になってる…お、お前と似てるから好みとか参考にもなるし。大丈夫だから気にすんなよ。……うーん……わかりやすく言うとどうだろ、…俺の気持ちばっかりで鬱陶しかったりしつこかったりしないかな?って感じ?…が、柄じゃないくらいは把握してます…。えー、よくないですー。気にしてくれるんでしょ?気になるんだろ?…坊っちゃんの目の前でそんなくよくよと弱いとこ見せらんないだろ、カッコ悪い。あっはは、生きてるうちは退屈なんかそうそう出来ないと思えよ坊っちゃん?え、あ、いや、あの……しゅ、主人が作ったものをし、使用人の身分の俺が頂くなんてそ、そんな恐れ多い真似はそのあの。うぐ、あ、あるだろ。甲斐甲斐しいとことか世話焼きなとことかさ、い、一応は頼れる部類のつもりだ。そ、そんな気になる言い方してたか俺……いつか絶対お前に関係してくる話なんだっての……。それはあれだ、…あの。そう。ヴァンパイアマジックだ。飛べるし。移動速度すっごい早いんだ。………本人じゃないっていうか……お前だからな。もっちろん、……yesって言われた日にゃどでかいケーキ拵えて来てやりますよ。…あのつぶらな目とちみっこいほっぺと体で必死に精一杯もしゃもしゃしてるだけでも可愛いのにそれがさらに寄ってくるともう、な。はいはいありがたく受け取らせていただきますよー、…でもその特別視ってどれくらいの特別さなの?おにいさんが一番特別?…慣れんなよちょっと寂しいだろ……お前が大事にしてることを俺が信じない訳無いから安心なさい。はいよ、気合い入っちゃいます。は、肌の明るさとか肌年齢とか弛みとか皺とか軽減できればみ、見た目年齢はぎりぎりふ、ふせげ、……ない……かな……?…ね、寝言だったら今起きてないです…。えー……とはいえお兄さん色々結構極めたよ?どのあたりがイケメンじゃないんだよ?…だな……世の中広すぎるだろ……。…ああ、やっぱり惚れ薬とかは必要無いや。そんなんで掴んでも意味ないし、な。その普通の一般人がファンタジーランドを統括する人物だなんて逆に凄いだろ……そもそも常識ってなんだったかな…って感じだ…。映画鑑賞くらいならまあできるし俺も特別好きってわけでも嫌いってわけでもないけど……戦う前提なんだ坊っちゃん…、しかも増えるしな。あいつら俺たちよか強いと思う。よっし、決まりな。腰抜かすなよ?びっくりして声あげるお前もちょっと面白そうで見てみたいんだけど、な。わかんないから鈍感だっていってるんですー、妖精とかならまだしも魔界だかなんだか知んないけど変な友達増やすなよもう……。だな……あー、でも肝試しに勝手に入ってきちゃう奴とか居そう。なんとなく。やっぱそうしてくれ、流石の俺でも夜の見回りに腰抜かす気がするよ。そうそう、まああんま飢えが激しいと治癒力も免疫力も無いからすぐ悪化するし回復も遅いって差はあるけど…っははは、たしかに言い訳も思い付きそうにないなあそればっかりは。お前のことも驚かせちまいそうだし…心配はかけさせらんないし、な?…ほう?…ほら、あんま陽に当たってない生活送ってると俺みたく大火傷とは言わずともいざ久しぶりに外に出たときとか真っ赤になって帰ってきそうでさ。可愛いもんは可愛いんだって!絶対言うから!絶対妖精さんたち全員が可愛いって言うに決まってる!かっこいいかかわいいかの二択でもまだ俺勝てる気がするもの。違う。クソ髭じゃない、お洒落髭。優雅なお洒落髭。お洒落髭。お洒落髭なの。……ぎゃ、逆にどこに行きたがると思ってんだよ…俺の居場所も家族もここだ。そんな滅相もない!…ただなんだ、昔からさして浮いた話も聞かないしこんまま連れて来ないんじゃないかと……。そーする、た…ため息吐くなよそこで…。いやそこで感動すんなよお前…頼むぞ?頼むからフランシスって変わらず呼んでくれよ?えっ、あ、ああごめん!じゃああれだ、…なんか…そう、…こ、心細いんだろつまり?…そっか、良かった。色々選択肢が増えるな………へえ、今までちらっと名前聞いただけでも結構いた気がするんだけどまだたくさん居るんだ……っはは、知らない間にそんなにいっぱい友達作りやがって。本当に落ち込んでたら時たまーにくらいならすごく嬉しいのかもしれないけどこうやって言い合ってる方が割に合ってる。可愛くなかったら俺だってこうも何度も連呼してないっての、からかってるわけじゃなく本当にそう思ってるんだ。あ、うん、や、優しさなんだよね。うん……あ、ありがたくお気持ちは受け取らせて貰う…な…。っはは、お前にあげるものなんだからその辺に俺が抜かりないわけないじゃない。ちゃんとふわふわなの探してきますよ。そ、そうだけどその、も、物の例えだ。気になるし、過保護なのは解ってるけども心配なんだよ。(相手が口にした一目惚れ、という単語に見た目云々でのそれではないが確かにそうかもしれないとばかりにふむ、と考え込むそぶり見せてはどうにか相手の好みに繋がる事を聞き出せないか始めた会話とは言え話を進めすぎて相手の頭の中に確立した存在しない女性の存在の強さを読み取れば遠ざかってしまったような気がして多少後悔しつつ反対にいざ本当の気持ちを告げたとき相手はどんな驚き方をして、どんな反応をするのだろうかと一瞬思案しては答えが出ないのかふっと瞳めながら静かに可笑しそうに微笑むと簡単に相手の挑発には乗るらしくさも不敵そうに「言ってくれる、……いい。ほんと、お前のそういう態度。絶対俺無しじゃ生きられない位にしてやるよ」なんて自分はどうなのか、と問われたら言葉に詰まる台詞を余裕たっぷりげに返せば言葉は返してくれるもののさ迷う視線の在りかにせっかくの晩餐会をどこか気まずくしてしまったと片眉下げ申し訳なく思えばそのままくしゃ、と相手の髪をひと撫でして「そっか。…じゃあそれ食べちゃいな、そしたらおいしいパルフェが待ってるから。」と柔らかく答え)
一目ぼれ、だな。本当に。…お前さ、もう告白しちまったらいいんじゃねえの。前に言ったかもしれねえけど…。早くしねえと他の奴に取られるぞ。…いや、わかんねえけどさ。骨の髄まで虜にするなんて、そいつも中々罪なやつだな。んー…どうだろうな、多分それは人それぞれなんじゃねえの?嫌かもしれねえし、嬉しいかもしれねえし…。…?、俺と一緒にいて勉強になってんならいいけど、つっても、流石に全部好みが全てがすべて一緒ってわけでもないだろ?そこ、間違えんなよ。…まぁ、そこは大丈夫だ。気になってねえし気にもならねえよばぁか。…別にカッコ悪いとかカッコいいとか置いといて、見せてもいいんじゃねえのかよ。その、幼馴染だし。…仕方ねえな、退屈出来ねえと思っといてやるよ。その代わり退屈にさせんなよ。だから、てめえの為に作ってやるっつってんだろーが!なんでそんなに受け取ろうとしねえんだよばかぁっ!そんなに食いたくねえのかよ!…ああ、確かにそう言われればそこも一応そうだな。頼ろうとはしてねえけど。…俺に関係してくる話っつっても、俺、そいつ知らねえのになんで関係してくるんだよ?……ふぅん?疑うわけじゃねえけど、それ、他の奴に見られたらおしまいだよな?まぁ、見られる事はねえんだろうけどさ。……俺だから緊張すんのか?おー、そうだな。……想像しただけでたまんねえな…、あんなに可愛いやつらと戯れるなんて…!…そんなの自分で考えろよ。俺は何も言わねえ、その、好きなように解釈すりゃいいだろ。…そーかよ、お前だけ知ってりゃいい。さぁ、それはどうだろうな?防げるかもしれねえし、防げねえかもしれない。それはお前の努力次第ってことだな。お前…はぁ。あー、そうだなぁ…どこがイケメンじゃないって、……顔?、世の中広いよな。は、お前惚れ薬とか貰って何するつもりだったんだよ…、危ないやつじゃねえか…!…ち、小さい頃からこうだったからな、普通がこれだと思ってたし…やっぱ、傍からみりゃ、やばいか…?…まぁ、本当、驚かす系だけは御免願いたいがな。戦う前提だな、勝てる気は全くねえけど…増えるのとか気持ちが悪いな…。結構強いだろ、弱点が何処にあるのか解らない上、朝夜関係なく活動してるからな…。は、てめっ…!それ借りてきたらてめえの股間蹴り上げるからな!鈍感じゃねえよ!分からねえのは事実なんだから仕方がねえだろうが。…わ、わかったって。友達は妖精さんだけにしとく。ありえそうだから、やめとくか。そんな勝手に荒らされちゃ困る。…お前でも腰抜かすのか、それは面白いな?ふふ。定期的に飲むべきなんだよな、血。…今度から輸血パックだったか、あれ取り寄せるか?そんな毎回足りなくて回復遅いんじゃ困る。だろ、俺より他の使用人がビックリするだろ。治療室行きだな、速攻。心配かけさせたくねえなら、そんぐらい気をつけろよ。馬鹿。そ、それはねえって言ってんだろ、妖精さんと外散歩とかしてたりするし。そこまで引きこもってもねえよ。不利じゃねえか!くそ!妖精さんもお前の方に加担すんだからな!俺が可愛くねえっつっても、お前等が引かなかったら勝目ねえじゃねえか。髭髭うっせぇな髭。…別、に、その、出ていきたいんだったら出ていけばいいし…って思っただけだ、気にすんなよ。…お前に家族って思われてんのか、そっか。い、今はそんな話ねえけど、その、そういう人ができたらいいなとは思ってっから…。いいだろ、いつ溜息つこうが。仕方がねえな、フランシスって呼んでやるよ。たまにはくそやろうって呼ぶけどな。心細くもねえっていってんだろ!しつけえな!まだまだな、多分、お前そいつらと全員あったら倒れるんじゃねえかってくらいいる。だろ、お前が心配しなくても俺には友達いるんだからな!ふぅん。まぁ…お前とこうやって言い合うのも悪くはねえから、言い合ってやるよ。だ、だから、俺は可愛くねえって…何度も言ってんだろ…。そんな真面目にいうなよ、ばか。スコーンも受け取れよ。なら、そのふわふわしたテディ待ってるからな、絶対買ってこいよ。心配するこたぁねえと思うんだけどな…過保護の使用人をもつと大変だな…(相手が結ばれたことを思えば気持ちが複雑であることには変わりはないが、相手が結ばれて幸せになるのならそれでもいいか、なんて思いつつ背中を押すような発言をしつつ双眸を細め、自分の抱く気持ちが何なのかは自分でも理解は出来ておらず小さく溜息を吐いては相手の話す相手が架空のものだとは知る訳もなく不敵そうな相手の発言に鼻で笑いつつ「そんな簡単にされるわけもないからな、精々頑張ってもらおうか」と口角を上げ目を細め気まずい雰囲気のまま食べていれば不意に撫でられた髪に視線を相手の方へ投げては小さく頷き言われるままにそれを食べ終わり、ふう、と息を吐いて)
そんなドラマみたいなことが我が身に起きるとは全く想像もしてなかったよ、幾ら理解しようとしても恋ってのは不思議なんだよなあ。………ああ。……そうだ、な。決心付いたぜ、……真っ正直からぶつかってみるからさ。笑わないで聞いてくれよ、アーサー。…………あ…いや、…結果報告を、な。(励ましてくれるような台詞だけでなく自分の背中を押す台詞をくれる相手に、もしも自分が違う誰かを好きで相手にもただの幼馴染みとしての感情しか抱かなかったのならこの早くしないと、と応援してくれることに複雑さは無かったのだろうと思うもそれでも話したからか否か決意を秘めたようにしっかりと頷きながら答えればフライングしかけた言葉を戻すように照れ笑いすると余裕たっぷりに鼻で笑う相手にきょとんと目を丸くしてからおかしそうにくっくと笑うと「俺がして貰ったことをもっともっと丁寧に大切に返せば良いだけだから簡単さ」なんて軽く片手で腹を抱える様にしながら答えては言葉を紡がずとも意思を返してくれた相手に多少はほっとしつつ食べ終えた皿に目を向けてはまたくしゃくしゃと優しく髪を撫でる動きしてから「よしよし、ちゃんと食べたな。偉い偉い。……用意してくるから、良い子に待ってなさい。ね?」と微笑みながらこてんと首をかしげ)
(/突然すみません、本体に御座います。最近多々お返事お待たせしてしまい申し訳ありません。レスの流れ進行を回しやすくするためかなり蹴ってのご返事をさせて頂いたのでご連絡申し上げました、もし返し辛ければまた改めてレスさせて頂きますのでお手数ですがその場合ご連絡下さい…いつもお相手有り難うございます。)
不思議なもんだな、本当に。いつの間にか、だもんな。俺だって、身内がそんな恋に落ちてるなんて知りもしなかったからな…。……、んなの分かってる。笑わずに聞いてやる、仕方が無いからな。真正面から言ってる奴の話なんて笑ったら失礼な事ぐらい俺だって分かってる。………、それが、俺に関係する、って事か?(腕を組みながら相手を見つめれば自分の胸の中にある感情がよく分からかい渦巻きのような物になっていくことは分かるがこの感情の名を知らない己には分かるわけもなく何に対してこの感情が渦巻くのかだけは何となくわかって、相手を応援するしか今の己にはできないとそう思考しつつ肩を竦め乍真正面へ向かっていくと決めた相手のその恋が実るといいなんて。可笑しそうに笑う相手を訝しげに見やりながら「そうやって余裕ぶっこいてっと、落とせるもんも落とせないぜ?」なんて鼻で笑って首をかしげ撫で受けては「子供扱いすんな、馬鹿。早く持ってこいよ」可愛げの一つもない態度で相手を顎でしゃくっては双眸を細め)
(/こんにちは、本体です。全然大丈夫ですよ、確かに長いと返しにくいということもありますし、わたしもどうしようかと思っていたところでしたので大変助かっております。レスの方ですが、会話と照らし合わせて返してますので大丈夫な筈ですが、最後の方がもしかしたらそちらのレスと噛み合っていないかもしれません…。すみません。返しにくいということは特になかったので、大丈夫です。こちらこそ、いつもお相手をして下さりありがとうございます)
自分から堕ちるもんじゃ無いとは解ってはいたけどまさか、ね……やっぱり最初知ったときお前もびっくりしたんだ?……どうもありがと。はは。戦う決心がお陰さまでついた気がする、不思議なもんだ…ほんと。……いや。お前が関係してるっていうのは……結果を報告する事、って意味では…無い…。(相手が自分に恋を抱く人間が居ると知ったときに嫌がったり拒んだりする様子なんてなくともそれがたとえどんなに幼馴染みとしての域を出ない反応でも驚いて興味や疑問を抱いてもらえたのが何となく不思議にも嬉しいのか尋ねつつ相手のどこか確信にかすっているような質問に目を僅かに見開かせては少しだけ視線はずしながらぽつりと低く呟くように答えてから鼻で笑う相手にゆるゆると首を左右に振りながら「っはは、余裕と油断は違うさ。…本気で狩りに行くに決まってるだろ?獅子は常に全力なんだよ、世界一旨そうな兎の前じゃ尚更、な?」なんて相手を兎と例えて自信ありげな笑みを絶やさぬままに宣うと落ち着いてくれたのだろうか、まるで普段通りのような可愛いげの無い台詞が飛び出たことに安堵と嬉しさから頬を緩ませつつそれでも自分には可愛い相手に「俺から見たら可愛い子供だよ、……ちょっと待ってて?」とまた厨房へくるりと背を向けて歩き出して)
(/はい、こんばんは。せっかく返していただいている最中と言うに同じだけお返しできず本当に申し訳有りません、誠に有り難うございます。本当に助かります。こちらも蹴る際にロルに明記してある最低限の会話だけを抽出したため分かりにくいものになってしまったためどうかお気になさらないで下さいませ。本当に有り難うございます。何卒ご迷惑を度々お掛けしてしまいすみませんでした、これからも宜しくして頂けますと幸いです。)
うっかり堕ちるっつーのも、仕方がねえけどさ。…まぁ、そりゃあ、お前にそんな話があるなんて知らなかったし、知ろうとも思わなかったからな…。おお、それなら別にいいんだぜ。まぁ、お前からどうせ話すだろうから敢えて俺からは聞かねえぞ。お前から話してこい。…ああ、失恋した話はいらねえからな。……?違うのか…?じゃあ、俺が関係してるって話は一体何と関係があるんだよ?(こくんとその問いに頷いては双眸をそっと細め、相手からそういう類の話は聞かないと思っていたがいざ本当に聞くと驚くのも仕方のないことでその時の事を思い出しながら苦笑を浮かべては口出しはしないと言ったものの気になるのは事実で。腕を組んでから相手の話を聞いてやるぐらいは出来ると内心思考しつつ本当に祝福をしてやれるのかと問われれば答えはNOかもしれないがその時は嘘でも祝ってやるか、と思いつつ相手の口から出た言葉に首を傾げ乍問いかけては己を兎等とたとえる余裕のある相手を肘でド突きつつ「お前、そんなこと言ってっと落とせるもんも落とせねえぞばぁか」と口角を上げてみやり背を向けて歩む相手の後ろを見ながら「……んだよ、だから俺は子供じゃねえって」と小さく呟いては頬に手を宛てて)
(/お返事が遅くなり、申し訳ございません。いえいえ、こちらこそ同じようにお返事出来ず…申し訳ない気持ちでいっぱいです。ありがとうございます、出来るだけこちらもわかり易いようには書いてはいるのですがいまいちわからない場合はおっしゃってください。ご迷惑だなんて思っておりませんのでお気になさらずに。私は大丈夫ですので。こちらこそ、これからも何卒よろしくしていただけたら光栄です。)
うっかり……だったら既に這い上がってるだろうさ、油断無しに堕ちたんだ。…してそうな素振りとか感じなかったんだもんな、我ながら名演技…かなあ。……ああ、そりゃ勿論。上手く行ったって報告を必ずその耳に届けてやるよ。我が主に誓って……な。……お前が関係してなくちゃ、俺の恋は叶わないって話。(相手がその意中の相手そのものというのもあったが吸血鬼であることを発覚する前だったし余計に正体も恋も必死に自分が隠してきたことを思い返しつつも心のどこかでは先に正面から真っ直ぐに言ってしまっていた方が良かったのかもしれないのかなあ、なんて頭に過らせつつ失恋の話は聞かない、と答えた相手に失恋自体あり得ないようにしてやるんだと口では豪語しながらも胸の奥では断言できるほどの余裕などはなくそれでもただただ自分が抱え続けてきた感情をしっかりと伝えるのが筋だと悟ってか瞳をふっと細めると肘がぶつかった事にまるでじゃれあいでもするかのような軽さで面白そうにくっくと笑いながら「でーも油断はしないもーん、全力で奪い取る。……へぇ、坊っちゃんは落とせるもんなんだ?」なんて嬉しそうに頬を緩ませながら首をかしげてみせてから最後のデザートを出す為にキッチンにつくと先にフルーツなどを入れて用意していた容器にアイスやクリームを添えながらふうと息を付くと「…俺はあいつをどうしたいんだろうなあ…」なんて一人ぽつりと呟いて)
(/申し訳ありません、此方こそかなりお返事お待たせしてしまいました…。いえ、そのようなことは有りませんよ。私から言うのもおかしな話では有りますが気に負わずお互い様と思ってくだされば嬉しいばかりです。お心遣い有り難うございます。当方こそ分かりにくい描写多々あるかと思われます故もしなにかありましたらどうかお訊ねください。勿論です、日頃より感謝ばかりです。これからも何卒宜しくお願い致します。/蹴推奨)
油断無し、な…。というか、這い上がる事なんて出来るのかよ?名演技、だったな。だからそんな風にも見えなかったし、思ってもいなかった。吃驚するしかねえだろ、使用人からそんな話されたらさ。…嗚呼、その報告が来ることを祈っといてやってもいいぜ、お前なら成功するだろうし、な。んだよ、それ、お前そんな言葉使った事ねえのに。……どこに関係性があるのか分からねえんだけど…(相手の意中の人物が己だと分からず話をするも己はその相手が完璧に女であると思っている以上己にそっくりな女性を頭の中で思い浮かべるだけで相手に想い人がいるというのも、その可能性を考えたことも無かったななんて思考してみれば居てもおかしくはないけどな、と自己解決しては普段使うようなこともない言葉を述べる相手を双眸を細め訝しげに見つめながら首を傾げ、頬を掻きながら己と何の関係性があるのだろうかと考えようと首を捻ってみるも相談を乗ったことぐらいしか思い浮かばず頬を緩ませ問いかけてくる相手に口元を緩ませながら「さぁな?落とせるものだとして、無理だろうから諦めたほうがいいぞ?」と口元に手を当てくすくす笑いながら相手と今日一日過ごしていて何処か何かを思わせるような素振りをしてくる相手を思い出しては眉間に皺を寄せ「…一体、何がしたいっていうんだ…」と小さく呟き乍彼が戻ってくるのを静かに待って)
(/申し訳ないです、お返事が遅れてしまいました。蹴り推薦ということでしたので、蹴らせていただきますね。)
その時の気分だけみたいなのだったら、な。…だから、這い上がれない。元々這い上がれないけど、…俺自身も這い上がりたくないくらい好きなんだよ。結構ぼろ出してたような気はするけどなあ……ばれるよりも先に自分から明かす事になるとは予想外だったよ。…使用人として旦那様は裏切れないからな、そう言っておくんだ。能力高い自信あるけど…ホント?…はは、しなくてもきちんと言う覚悟はあるけど……お前にそう言われると、…心っから嬉しいね。……俺がその子に気持ちを伝えた日には必ず解るよ。今にでもな。もう、…すぐに、伝える津守だし。(相手に自分の気持ちが自分からしっかりと伝える前に気付かれてしまうのを防ぐために自分自身から相手に嘘を並べたり曲がった伝え方をした自覚は有り、すぐに伝えることになるのだとなんとなく自分でも理解しているだけにいつものように鈍感だとからかったりはせずに今まで長年抱え続けた感情をぶつけたとき、相手はどんな顔をするのだろうと、それでもきっと自分がずっと怖れていたような事態にはならないと何故か思えて正々堂々ぶつかるのみだとはっきりと確信を抱くと主人に言ったことを嘘には出来まいと誓った言葉なのだと答えればさも面白そうに笑う相手を横目で楽しそうに眺めつつ「落とせるものなら無理ってこたないだろ?落とせるね、無理でも落とす津守だ。……寧ろ落ちたくなったらいつでも自分から落っこちて来てもいいんだぜ?」なんてどこまで本気なのかからかうような口調は変えぬままに宣えばうつむきがちに今日だけでも相手が見せた沢山の表情達を思い返しながらクリームにウェハースを刺し完成させたものをトレーに乗せては昼にクグロフを持ってく時とはえらく違う感情すぎると目線落としつつ帰路を辿ればと大切すぎて確かに大事にしたい相手に、それも今までただ憂鬱で面倒なだけだった吸血鬼としての本能が芽生えているのを誤魔化せず…血、とは言わずまるごと食べてやりたい…と胸の内だけで呟くと偽善者が過ぎるなと自嘲しつついつもの笑顔を作りながら「ただいま」と声を掛けて)
(/おかえりなさいませ、いえいえ時間のあいた時に無理なくゆっくりとお互いのペースでと思ってますのでお気になさらないで下さい。蹴り了解です、有難たいです。こちらの文も気にせずで大丈夫ですよ。)
お前の話聞いてたら本当、そんな感じがする。一筋め…。そいつが羨ましい気もする…って、別に変な意味じゃねえけどな!…そうか?そんなに気にしたこともなかったからな、どこでそんなぼろ出してたんだよ…、なんだよ、バレたほうが良かったのか?そのほうが更に気まずいと思うけどな。…裏切られたら困るっての。…いう覚悟があるんなら、いいか。…すぐ、解るのか?…もうすぐ言うのか、解った(相手が誰に告白しようが己は応援すると決めた手前ぽろりと口から思わず出た言葉を誤魔化すかのように付け加えては相手がいつボロを出したのだろうかと首を傾げて思い出そうとしてみるもそれに気付かなかった為考えても無駄だということに気付いて考えるのをやめ。相手がもうすぐ、その想い人に告白することを知れば双眸を細めそれと同時に己とそれの関係性も分かるとなると内心は複雑な状況で無意識のうちに眉間に皺を寄せてこくんと頷き、複雑な状況の理由は未だに分からず放っておけば何れ無くなるだろうと疎かにしてからかうような口調の相手の言葉に「ばぁか、誰が好き好んで自ら落ちに行くかよ」なんてくつくつ喉で笑いながら答えれば声を掛けられれば「ああ、おかえり」と返し相手のトレーのモノに視線をやれば目を輝かせ相手が内心でそんなことを思っているなど知らずにそれを早く食べたい、と言う風に相手をみやり)
もうどっぷり浸かっちゃってる感じする?でも一筋なのも仕方無いさ、生まれて初めて本気でした恋だからな。……は、あははっ。なーに坊っちゃん?お兄さんに一途に想って欲しくなっちゃった?……う、……細かく説明するのに困るな……いつもの態度事態そうだけど……俺、思いっきり…体現したよな……あー…お、お前が読み取れてないってことは大丈夫だったのかな!あはは!いやいやいや、そりゃ気まずいな。そうじゃなくて隠し通せる気がしなかったんだよ。お前に。はは、違いないねぇ。しかも大事な幼馴染みと来たら余計裏切れない。うん、はっきり解ったからな。引いてる場合じゃないって。(予想すらしていなかった相手の漏らした言葉をわずかに一瞬だけ相手が自分を求めているのだと解釈し目を見開かせ頬を染めかけるもふっと軽く目を反らしてそんなことあるわけ無いじゃないか、現に俺の恋を応援してくれてるんだしとすぐに否定して誤魔化しながら茶化してみれば普段から人一倍甘やかしたり心配したりいきなりキスしたりボロどころじゃないと不思議と罪悪感すら覚えながらぽそぽそと呟いてから告白することは単に恋を叶えるだけの手段ではないのだと知れたと頷くと長年抱き続けた感情を隠さず飾らず伝えることに決め、相手の笑い声にどこか心地よく耳を傾けながら「っはは!だろうと思ったよ、やっぱお前は俺から本気で落としに行かなきゃ手に入りそうにねーな。」なんて冗談混じりにやれやれと肩を竦めては「うん。待ちわびただろー?お楽しみの食後のデザートだもんなぁ。」なんて普段通りのおちゃらけた声を出しながらも純粋にもパルフェに目を輝かせる相手にはああ、やっぱり可愛い。なんて愛おしむ感情とその反面で喉に食らいついてやりたいと無意識に沸いて出る感情に挟まれながら隠すように銀食器と共にパルフェをテーブルに配膳して)
そんな気がする。どっぷり肩まで浸かってるって感じだな。本気の恋ってのはそんなに一途にもなれたりするんだな。ばっ…そ、んなわけねえだろ!う、らやましいって思った、だけ、なんだからな!……?体現、してたか?細かく説明出来ない程にぼろ出してんだったら、その、汲み取れなくて悪い、なんて言わねえぞ。隠し通せる気がしねえって…流石にそこまで俺も鋭いわけじゃねえし、…まぁ、いずれ妖精さん達にはバレててもおかしくはねえけど。そんな幼馴染に仮に裏切られたとして、こっちの気分は糞最悪になるに違いねえな。……ふうん、そうか(己が呟いた言葉を拾われた事に関して何拾ってんだこいつ、なんて思いつつも口から出るのはしどろもどろになった言葉達で視線もおろおろと相手をまともに見れることが出来ず恥ずかしさで頬を赤く染めつつどうにかして言葉を紡いでは己は鋭いわけでも鈍いわけでもないのだが相手がそこまで説明もできないほどにしていたのだとしたらなんて鈍いのだろうかと後悔してみるも時はすでに遅し、今更どうこう言ってもどうにもならないことは分かっていて相手の正体を自身が知らなくてもきっと何処かしらで妖精にはバレてしまうだろうなんて思いつつやはり相手が告白をすると知れば胸の複雑さは増すばかりで未だ眉間に皺を寄せたままで、冗談交じりの言葉に「っは、だろ?俺を手に入れようなんて数年早いんじゃねえの?」なんてこちらもからかうように告げては相手がそんな事を思っているなど知らず置かれたパルフェに目を輝かせたまま銀食器を手に取れば「いただきます」と小さく呟き早速スプーンをそれへと伸ばして)
っはは、反論も自重できそうになくて困るな。……ああ。片想いで本気の恋なんて傷付くことばかりの筈なのにそいつしか気にならないし、ちょっと役に立てたり笑顔見れたりしただけで舞い上がったりばっかりだ。なんで俺に想われてそんなうらやましいんだよ、っはは!かーわいいなあお前も。安心しろって、ちゃんとお前のことも大事に甘やかしてやっから。……しまくってた…って言うかし過ぎた。なんでお前から汲み取らなきゃいけないんだって、まあ隠してたし隠したかった以上結果良しだ。……あ。…そう…か、居ても俺自身気付けなかったり…な…なあそれ…現に妖精さんには俺の好きな相手とかバレてると思うんだけど……。でもって俺は幼馴染みも、旦那様もそんな気分には絶対にさせたく無い…ある意味お前が付いてれば最強なんだ。……うん。だから、お兄さんちょっとかっこいいところ見せてみる、そいつに。(もちろん相手が漏らした言葉の意味は大方恋愛としての意味ではなく、純粋にに人から大切に想われることを指したのだろうと解釈し直していながらもだからこそなのか茶化すような口調はやめないまま当たり障りないように答えるとふと相手の口から妖精といった単語を耳にすれば相手には気づかれてなかったとはいえもしかしたら、と言うよりほぼ高確率で色々ばれてるんじゃないかと頭に過っては思わず苦笑い浮かべてはそのままなにか胸や肩の重たいものを取り去ったようにくすくすと笑ったまま決意を呟きながら再度頷けば次がれたやり取りに「数百年、数千年じゃないだけほっとしたよ。大丈夫、そんなに待たせないよ」なんて穏やかに答えてみせれば相手がスプーンを手に食べようとするところを瞳を細めて眺めながら「どうぞ」と微笑んで)
お前が自重する奴だとは思えないな。……例え傷ついたとしてもお前はそう簡単に諦めそうなたまじゃなさそうなことぐらい、知ってるし…舞い上がるほど、そいつのことが好きなんだろ。は、べ、別に深い意味なんてねえよばかぁ!かわいくねえし!だぁーっ甘やかさなくてもいい!お前はそいつの事だけに夢中になってりゃいい!…まぁ、気づいてなかったし、いいんじゃねえの?どうせ最後にゃバレる結果が早まったってだけだろ。……妖精さんにバレてそうなのか?それは聞いてみねえとな…、呼んでみるか?妖精さん、多分其処ら辺にいると思うんだが…。呼んでもいいよな?…なんだそれ、じゃあそんな気分にさせないようにしてくれよ、フランシス?俺が付いてたら最強って大袈裟すぎるだろうが。そのカッコいいところに惚れてもらえるといいな?(腕を組んで翠の双眸を細め乍相手を見つめれば先ほどの言葉を未だ茶化した口調で言ってくる相手へ頬を赤く染め眉間に皺をぐぐ、と寄せ乍否定の言葉を口にしつつなんで言葉に出したんだ俺のバカ、と内心で自分を咎めつつも今更後悔しても遅いということは自分自身分かっていて、勿論その言葉の意味は己でも理解は出来ていないもので戸惑うように視線を彷徨かせ、きょとんと首を傾げ乍己の友達基妖精にはバレているのではないかという言葉にそうなのだろうかと不思議に思えばやはりどんな相手なのか気になるようで部屋の窓を見た後相手の方を見れば問いかけ相手の言葉に呆れたりしながらも決して見放したりするような言葉は紡がず首を小さく傾げ乍無意識なのか己の胸元をそっと擦り穏やかに返された言葉に「ふぅん、そんなに待たせないつっても、少しは待たせるんだろう?主人を待たせるなんてな」とからかい半分にくつくつと喉で笑いそれをスプーンで掬って一口食べれば頬を緩ませ「…うまい」なんて小さく呟いてはもぐもぐと咀嚼して)
ま、まるでお兄さんが堪え性ないみたいに言うのやめてよ坊っちゃん……。……アーサー……、……ああ。うん、そうだ。片想いなんだ、苦しくて当然かもしれないけど…そいつがくれる幸せとかって言うのが、その苦しさより大きい。そう感じるくらい好きだ、……諦めて堪るもんか。深いもなにも単純でも羨ましかったんだろ?寂しい?おにいさんがだれかのとこ行っちゃったらさみしい?可愛いよお前はほんとにもぉー!はいはいどこにもいかないから安心しなさーい。……まあ…結果オーライ……なのかな、はは。まあ良しとしますか。…え…っ!ちょ!ちょ!聞かないで!聞かないでって!絶対バレてる!バレてるから!何…っ、ちょ、だめだって!早まるな考え直して…!…当然。むしろそれを心配するのは時間の無駄ってやつだよ、俺はこの屋敷で一番の使用人なんだから。最強だよ、お前の事は裏切れない。先に予告しちゃえば嘘は付けないからな。……ああ。そうさせるさ、きっとな。(自分が勘違いした意味では決してないのだと自分でそう納得しては慣れたようにはいはいといつも通り相手が怒ったり照れ隠ししたりの反応を遊ぶかのように茶化しながら子供にするそれと同じく相手の頭をぽふぽふとふざけて撫でてやっては間違いなく十中八九妖精たちには気付かれている自覚があったためにここまで決意しておきながらバラされるのは困ると顔を青くして相手の肩を掴みそれだけはやめてくれと言わんばかりに必死に首を左右にふりながら止めようと試みては相手から溢された言葉がひどく暖かく感じてふっと表情ゆるめながら頷くと喉で笑う相手に対し「おっと、それはつまり落とされることを貴方自らお待ちなんですかご主人?」と自分も普段決して使わない妙な使用人口調でおどけてみせたりなんかすればパルフェを口に含み顔を絆ばせる様子に愛おしさ感じたのか自分も瞳緩めて「ほんと?何点?お兄さんのパルフェ今日は何点?」と続けながらもまだ消えやまぬ本能からか相手の瞳をじっと見てしまい)
んだよ、違うのかよ。堪え性ないだろ、お前さ。………な、んだよ、俺、別に間違ったこと言ってねえだろ。苦しかった分、報われればその幸せが大きくなる、お前がそいつを思う事でそいつもきっとその分お前に返してくれるだろうよ。簡単に諦めるんじゃねえぞ、髭。だぁあっ、お前もううるせぇ!羨ましくも寂しくもねえよ!勘違いすんな!て、テメェがいなくなったらその分静かになるだろうがっ…可愛くねえし!お前のそのうるせえ口塞ぐぞ!結果オーライって事にしとけよ、面倒くせぇ。そんなに気になることでもねえだろ。…そんなこと言われたら、更に聞きたくなってくるのが人間だぜ?糞髭?妖精さんにはわかって、俺にはわからないって言うのがムカつくからいいだろう?さて、妖精さんを呼ぶか…。ふん、自分で言うかそれを。…まぁ、違っちゃいねえからいいけどよ。…大袈裟だってーの、ばぁか。嘘付いたらどうなるか分かるよな?せいぜい頑張れよ。(からかわれていると分かりつつも頬を赤く染め上げ悔しそうに唇を噛みつつ己の頭をふざけて撫でる相手の脛を思い切り蹴り乍否定し続け相手がこの屋敷から仮に出て行ったとしたら静かになるのは恐らく本当で何処かでそれは嫌と思う自分がいれば双眸をそっと細めては止められればニヨりと人の悪い顔を浮かべ全く聞く耳を持たず相手の両手を肩から離せば窓の方へと近寄り後ろの相手の反応をちらりと見つつ手をかけようと手を伸ばしておどけた口調の相手を見るなりはん、と鼻で笑っては「ばぁか、絶対落とされない自信があるから言ってるだけだ勘違いすんな」なんてニヨニヨ笑いながらみやり己の視線と相手の視線が合えばどことなく恥ずかしくなったのか視線をそっとそらしつつ「…まぁ、90点くらいだな」とパルフェを口に含みつつ告げ)
なっ、そ、そんなこと無いもん!ちゃんと堪え性くらい兼ね揃えてる大人ですぅー。…間違ってるとか正しいとかじゃなくって、何て言うかな。お兄さんちょっと嬉しくなくもなかったよ今の。見返りを求めてる訳じゃないけれどそうすることで俺の抱いている愛情を受け入れて貰えるなら…やっぱり、何だろうな、…嬉しいし。こんだけ想ってきたんだ、言われなくとも諦めたりなんかしないよ。うるさくないし!当然のこと言ったまでだし!坊っちゃんから可愛いことゆってきたんじゃんもうさ。てか坊っちゃんお兄さんのいないお屋敷とか大丈夫?干からびない?不便だと思うよ絶対!俺が可愛いって思ったんだから良いじゃないの口にしたって。っはは、そうする。…の筈なのに前までずっとそれにびくびくして隠し遠そうとしてたからなあ。えっちょっいやいやいやいやいや!違うよ!それはあれだよ坊っちゃんにちょっぴり探求心があるんだと思うな!ダメだよ!ダメだってなんでそんなこと知りたいんだよどうだって良いじゃん忘れろ忘れろ。っはは、ご主人様からもお墨付きみたいだしな。俺の生き甲斐だし誰にも抜かさせはしないさ。俺にとってはこれぐらいがちょうどいーんだよ、…ああ。もちろん。絶対にイエスと言わせてみせるよ。(妙に照れたり喜んでも馬鹿馬鹿しいだけだと寧ろ安心したようでからかう口調はやめぬままいるも久し振りに来た急所への攻撃に避けられる筈もなく呆気なく崩れ落ちてはだらしなくいってぇ!なんて声を上げ相手が出ていけば静かだとのたまう台詞が勿論本気ではないと解った上で仮にそうなるとしてこの可愛い幼なじみは無事生活などやっていけるのだろうか、なんて割りと本気で心配しつつ本気なのかそれとも自分の反応が面白いのか依然として妖精を呼ばんとする相手に窓を開かれては終わりだと察したのか慌てながら相手の肩を掴んだままの手を考え直せとぽんぽんと叩きながら喚くと鼻で笑う様子の相手を眺めるなり「相変わらず手厳しいなうちの旦那様は。他の誰かに惚れ込まれないうちさっさと落とさなきゃまずそうだ」なんてやれやれとかぶりを振りながら苦笑い溢すと気恥ずかしいのだろうか、視線が合わされぬままに続けられた感想にぷっと吹き出しながら「っはは、なぁんだよそれ。残り十点がものすごい気になるんだけど。」といつものおどけた口調で笑ってみせ)
どこにそんな証拠があるってんだよ。ねえだろ?俺からすりゃ、そんなもん持ってるように見えねえよばぁか。…あっそ。嬉しいなら別に、お前の為に言ったわけじゃねえけど。見返りとかじゃなくて、その分愛してもらえばいいじゃねえか。あれ、これが見返りっつーのか…?わかんねえ。ま、諦めねえのなら心配はいらねえな?うるせぇよ!お、俺がそれ言ったからって…っ…!はぁ?別に、お前がいなくても俺は干からびたりしねえよ!…そりゃ、少しは不便かもしれねえけどさ…、ちゃんと生活ぐらいは出来る。俺を誰だと思ってんだよ?うるせぇだから黙れって!可愛いとかいうな!…ま、いいじゃねえか。はぁ?じゃあ逆に聞くが何でそんなに隠したがるんだよ。もしかしたら妖精さんだって分かってねえかもしれねえじゃねえかよ、別に聞いたって何かが減るってわけでもねえんだったら聞いてもいいじゃねえか。ってことで、この肩掴む手、離せよ。気になるような言い方したの、てめえだからな!あんな言い方されちゃ、否定しようにもできねえだろーが。お前、ほんとそればっかだよな、生き甲斐生き甲斐って…。…ったく、この使用人は困ったものだな。自信満々だな。(脛を蹴ったことにより相手が崩れ落ちる様子を見ればハッと鼻で馬鹿にしたように笑えば先程まで頬を赤く染めていたせいか暑いのか両手でその熱を冷ますようにパタパタと仰いでは相手との会話の度に相手がその相手と付き合えばこういう会話も無くなってしまうのだろうかとマイナス面で考えながらそれは口には出さず己の心の中に秘めれば相手に気づかれないように小さく溜息を吐き無事に生活出来ると言いつつも確実に今と同じ生活が出来るのかと言われればそれは否だが、と腕を組み偉そうな態度で相手へ問いかけ眉を釣り上げ乍一旦窓を開けることは置きながら首を傾げどうして此処まで隠す必要があるのかも分からずいいだろ、と目だけで問いかけ己の肩にある手を指差しては視線を窓の方へやり妖精はいるだろうかと視線だけ動かしつつ手で頭を撫でる相手の手をぺしりと叩いて苦笑を溢す相手に「俺を落とそうなんてするやつはてめぇしかいないだろうし、その心配はいらねえんじゃねえの」なんて頬杖を付きながら見遣りおどけた口調にどこかほっと息を吐きつつ「うるせ、気にすんな。つうか、点数なんて必要ねえだろ」と依然視線はそらしたままでそう呟き乍も口へと運び)
そんなこと無いって!いつも余裕綽々だし十分大人なお兄さんに堪え性が無いなんてご冗談すぎるよ。はいはい、…ツンツンされるのは慣れっこだけど感謝くらい素直に浮けとったってバチ当たんないぜ?はは、どうだろな。でもやっぱりそうなれるならそれに越したことは無いし。片想いの身には愛されるのって想像するの難しいけど、心配はご無用だよ。気になるもんさ!嬉しかったし!ほんとかぁー?お菓子切れとか寂しくて乾いちゃうとかざらに在りそうでお兄さんは心配です。…不便かもなら俺ずっとここいたって構わねぇだろ?だって本音なんだから仕方無いだろ、可愛がらせろって。…結果オーライだ、そうしよう。……そ、そしたらせめて誰かまで聞かず知ってるかどうかだけでいいんじゃ………そ、それはその…あれだ、ほら……お兄さんの大事ななにかが減るって言うか…。うう、仕方がない…。つれないな、それでも俺が自信げに言わずとも他の誰かに一番隣や背中を任せたいと思える?間違いじゃないんだから仕方無いだろ、他の何よりも一番誠心誠意込めて頑張ってきた事なんだから。(吸血鬼としての強さの威厳はどこへやら、完全に情けなく蹴り上げられた箇所を擦りながら可愛いことを言ってきたのは自分の方だったくせにと恨めしげに相手見てはすっかり真っ赤になっていたじゃないかと顔を冷まそうとする手の動きに思わず笑みが噴き出しそうになるのを堪えては大丈夫だと強く断言する割にはそのあとにぽつりと溢される不安げな一言にどこかいじらしさのようなものを感じずにはいられずに元より何があっても出ていくようなつもりこそ無いが穏やかな声で出ていかないから心配そうにすんなよ、なんて続けると此方の制止も聞かずに一向に妖精に自分の恋の相手を聞こうとする相手に何をいっても止められないと悟りつつなんとか譲歩してもら得ないものかとずるずると食い下がろうとするも自信が無いのかどこか青ざめた顔のままで軽くはたかれた手のひらになぁんだよ、なんてけらけらと笑めば「そんなんわかんねえだろ、落とそうとされずともお前側が誰かにころっと落ちちゃうかもしれないだろ?うかうかしてらんないさ」なんて肩をすくませては「えー、だあって自信持ってやってる仕事なんだから満点取りたいじゃないの!……じゃあ総合評価は?今日の晩餐のさ。」なんてわざと不満げに唸りながらもそう訊ねて)
本当にあるのか?堪え性…の割には、すぐ手出しそうだよな。お前ってさ。昔から思ってたけど。…そ、そこまで言うなら、その感謝は受け取っといてやるよ。仕方なくだからな!つーか、ツンツンってなんだよ。難しいかもしれねえけど、…心配無用ならいいか。ばっ…!そ、そんなことねえって!お菓子切れだったらシェフに作らせりゃいいだけの話だし…さ、寂しくなんかねえし…!お前いなくたって、俺だってもう一人前なんだからなばかぁっ!本音って…お前なぁ…!可愛がらせたくもねえよ!……、じゃあ、誰とまでは聞かないでやるから、聞いてもいいよな…?そもそも、お前が言わなかったら俺だって妖精さんに聞こうと考えつかなかったぞ…っと、妖精さん。……お前以外に隣や背中を任せたい…、…任せたい、とは思わねえな。お前が傍にいると少し落ち着くっていうかなんていうか…っ!べ、別に変な意味じゃねえけどっ!…ふん、なら、これからも誠心誠意込めて頑張れよ。ばぁか。(手で仰ぎ乍はぁと息を吐いて落ち着かせれば恨めしそうに見られればもう一度蹴り上げようかと相手の脛へ狙いを定めるもふん、と顔をそらしてはこいつ吸血鬼なくせに脛とか蹴られると痛いんだなと今更な事を考えて次からはそこを狙うかなんて思考しては大丈夫だと言われるなり相手へ視線を向け本当に大丈夫なのだろうかと見つめるもそれは分からず仕方がないと肩を竦めれば妖精に聞くのは知ってるかだけを聞くことにしてやるかと譲歩すればよいしょっと窓を開けて妖精を探し見つけた妖精へ手招きをすれば手のひらへ乗せて見つめつつ青ざめた相手へ視線を移し、信用されていないのかと思えるような言葉に眉間に皺を寄せつつ「ばぁか、んなことありえねえっての。それはねえよ」とやれやれと首を振れば不満げな相手に小さく笑みをこぼしては「総合点は100ぐらいか。うまかったし、」と見上げながら告げ)
なっ、どっから来たんだよその推測…本気で好きな相手にそんな手荒な真似っ……、……しかけ…た事あったけどさあ…。はーいはい、…ふは。ありがと。え?そりゃ坊っちゃんの事よ、素直になりゃ可愛いものをつんつんツンツンして。…ん。長年の幼馴染みに心配されるような恋なんかしてらんないしな。えーほんとにー?とかなんとか言って坊っちゃんシェフでもの足りる?俺がいつも作っちゃうから菓子専門じゃないっしょ。…ぷっ、…な、なにその今までは俺が居てやっと一人前だったみたいな言い方…っおも…いや、かわ…面白かわいいんだけど。いやいやいや落ち着いて考えてみ坊っちゃん、俺は坊っちゃんを可愛がれる。坊っちゃんは大事にされる。winwinじゃn?……ま、まあそんくらいは……あー……うわ、墓穴掘ったか……。反対に俺も他の奴の背中や隣に付き従える自信ない……し、……っそっか。…ふふ。うん。うれしい。ありがとう、坊っちゃん。もっちろん。これからも粉骨砕身、誠心誠意頑張らせていただきますよ。(再度狙われた弁慶にやめてくれと言わんばかりにぶんぶんと首を左右に揺り動かしながら吸血鬼だろうが人間だろうが急所を蹴られれば痛いものは痛いのだと両腕でそこを庇うように覆うと相手の思考を読み取ってか否か妙な嫌な予感を感じるも気のせいだろうなんて置き捨てると窓を開けなにかを乗せるような手の動きをする様子にああ近くにいるんだろうなあなんてもし知ってたらどうしようと、そして話している言葉のあやとかで察したりなんかされたらどうしようと心臓をばくばくさせながら相手が妖精と対話しようとしているのを見守ると「そうか?……俺には数年早ぇってぐらいなのにさ。」なんてまさか自分にだけその可能性がゼロだと言い切られないわけがないだろうと考え込むように呟くとなんだかんだと笑顔を見せてくれながら満点を告げられては口元を緩めながら「良かった、坊っちゃんに褒められんのは最高だ。」と言うと相手の髪に触れてみて)
ほら、言い切れねえじゃねえかばぁか。言い切れるようになってから出直してこいよクソ髭。うるせぇ、誰もお前に可愛いだなんて思ってもらおうなんて思ってねえから安心しろ。俺はこのままでいい。まぁそうだな、心配させてるようじゃお前にはそんなのまだ早すぎるんじゃねえのか?ぷすす。ほんとだって…っ!し、シェフので足りるし…べ、別に、お菓子専門じゃなくたって一応シェフなんだから作れるに決まってんだろばかぁっ!ばっ、ち、ちげえよ!笑うんじゃねえ!お前がいなくても俺は一人前で…っああもう訳分かんねえ!……、大事にされたいとか思ってねえし…お前だけじゃないのか、それ思ってるの。俺が主人だからお前が俺を敬うのも当たり前だろ?…妖精さん、彼奴の好きな人って知ってるのか…?え、知ってる?そうか…誰かなんてすごく気になるんだが、…うん?…ま、そんなんじゃお前はここから出て行く事もないんだろうな。別に、お礼なんていらねえんだからなっ!ふん、当たり前だろ。俺の召使なんだから(脛を隠されてしまえばちっと小さく舌打ちをしつつ相手が気を抜いているうちに蹴ることなんて容易い手前今隠されたってそのチャンスはいくらでもあると企んでは手のひらに乗せている可愛らしい妖精に問いかけては応の言葉が返ってくれば目を瞬かせ気になるのか相手の方へ視線を一瞬持っていった後妖精の方へ視線を戻せば耳元へ寄ってくる妖精に首を傾げてみせれば相手が心臓をばくばくさせていることなど知らぬままに妖精の声に耳を傾けると「ま、俺を落とそうなんてするモノ好きはお前だけだし」と双眸を細め乍見遣り髪に触れられるとくすぐったそうにしながら「あっそ、」と素っ気なく返して)
う…っ、…い、今はそんな手出ししたりしてないよ!むしろへたれなくらい……いや誇れねーか……。えーちょっとなんだよそれー、そうじゃなくってさあ。損だって事よ、誤解されやすいぞ?恋愛がまだ早いとかどこぞの坊っちゃんにだけは絶対に言われたくないっての…まぁた変な笑い方してもう。作れたって完成度も俺のが上だろうと思うけどなあ……っはは!もういい加減諦めてそばにずっとお兄さん置いたら?甘やかされることによって楽もできるし中々悪くないと思うけどなー、敬う…って言うのとはまた甘やかしたいってのはニュアンスが微妙に違うような気もしないでもないんだけどさ。えっやっぱ知ってんの!!?まじで!?…ちょっ、ちょ……。お前こそ、簡単には俺をここから解雇させようなんて思わないくせに。っふふ、はいはい。世界で一番お前にとって最高の使用人でいれるよう努力しますよ。(餓えで頭の中がそれを満たすことだけで埋め尽くされない限り普通の人間、それも殴り合いを然程得手じゃないと自負までしている自分には相手が再度隙を見て蹴ろうとまでしているとも思わずにひとしきりとりあえず痛みも引いたのか脛を隠すことも忘れてぶんぶんと頭を横に振りながらへたれだと苦笑い漏らしながら呟けば相手が妖精と僅か会話して聞こえた単語とこちらへと一瞬だけ視線を移したことにどきりとすればいてもたってもいられないような様子で相手が話の中で察したりしないことを深く祈りつつ見守れば「…そうであることを祈りたいよ」なんてはふりと遠くを見つめるようにしながら深くため息を溢せば素っ気なく返す相手らしい態度にふっと安心しつつも心のどこかで不思議な高揚感に駆られては何を思ってか「そうそう。……なあ、腹一杯なったか?」と問い)
今はって…、てめぇがヘタレ?てめぇがヘタレならどっかのヘタレ野郎に謝ってこいよ。んなのが誇れるわけねぇだろーが、ばぁか。は…?損…?誤解、って、されるわけがないだろ。う、うるせぇな!別に俺には恋愛云々するつもりもねえからな!てめぇにゃ、まだ早いっつーの、ふん。完成度云々そんなのはいいんだよ、食えたら同じだろ。お前はこだわるかも知んねえけど…そりゃ、菓子なんて殆どお前が作ってたんだしシェフの方が下なのは当たり前だろ…は、な、そばにって…それだったらお前俺のこと一人前って認めねえじゃねえか。…甘やかされて楽ばっか、って訳もいかねえだろ、俺だって一応成人してんだし…。ち、違うのか…。…なんだ、その好きな人の事知ってるのかと思ったのに…、ったく…ん、ありがとう妖精さん。っは、それはどうだろうな?俺の気が変わって解雇させるかもしれねえだろ?毎日ヒヤヒヤして過ごしてろよ、くく。ふん、それでいいんだよ。くだんねーこと考えずそれに励めよ(ヘタレ、その文字に片眉を釣り上げては馬鹿にするかのように鼻で笑いながら腕を組んでは今は脛を蹴るのを止しといてやるかと相手には悟られない己の思いやりで今はそれをやめておくなり堪え性が仮に相手へあったとしてもそれが何時までもつかなんて分からず双眸を細めるだけで耳元へ寄せられた可愛らしい唇から紡がれた言葉は違う言葉で期待していたのかがっくり肩を落としつつ苦笑を浮かべ乍妖精の頭を優しく撫でれば相手の方へ視線をやり、己の気付かぬところで妖精が相手へ秘密にしておいたわなんて笑っているなど知らずに相手を見つめては「んだよ、やけに自信がなさげだな」なんて首を緩く傾げ乍どこか遠くを見つめるような相手を訝しげに見遣りつつ問われた言葉にきょとんと瞳を丸くしては「ああ、お腹いっぱいになったが…なんだ?」と行儀悪く肘を机の上へ立てながら問いかけ)
そのヘタレちゃんが仮に居たとしてその次くらいにはヘタレてそうで不安だわ…あ、やっぱ?下手に手出ししそうで引き下がってばっかだな俺……。全然そんなつもりないのに不機嫌に見られたり嫌われてるって誤解されたりさ、皆が皆お兄さんみたくおまえの事熟知して手に取るようにわかるわけじゃないし…。いやいやいや一生独身ってどーよ、この屋敷も跡継ぎ無くなっちゃうよ?俺に早かったら坊っちゃんなんてまだべべちゃんレベルじゃんか…。変わるって!変わるよ!ってかあれだけ幸せそうに食べてくれちゃってるくせに今更なんでもいいとか言わせないよお兄さん、…世界一おまえの好みに添っておやつ用意できんのは俺だけでしょー…。それは別にあと数十年もすれば変わるかもしんないし、ってか…一人前として見てもらいたがる辺りなんかかわいい。…そうだけど、長年隣同士に居まくった訳じゃん。俺のまえでくらいは甘ったれてたっていいじゃんか。えっ、やっぱ知らないの!?えっ、えっ!?うわあああもう気になる!もどかしい!ぼ、ぼっちゃん…ど、どうだって…?うーわあー、そこでわかってんじゃねーか、これからも励めよとかにっこり笑いかけてくれないあたり。くれないあたり。……まあ、ここには居たいからがんばるけどさあ…。はぁーいー、…手厳しい旦那様だなこりゃ。ふふ。(相手の思うヘタレの度合いやどんな人物か想像するとなぜか不思議なくらい掴みやすくそれでもその次ぐらいにはやばい気がすると率直に嫌な予感からこくこくと頷きながら答えては相手が脛への攻撃をやめた優しさも知らずにそこから手を離しもう痛みも大丈夫になったのかその場でとんとんと地を足で軽く叩くと堪え性がなかったからキスもしたし泣かせもしたし後悔も反省もしてるけどだからといってこのままへたれなまま終われはしないと複雑そうに難しそうな顔をすれば妖精が自分に向かってそんな優しい行動をしてくれたことに声も姿も見えないために気付かずに相手の言葉の一つ一つから読み取れる状況に一喜一憂するような形で大きくリアクションを溢せばああもし仮に解られていて秘密にしてくれただけだったらと思うとありがたいけどしにたいくらいこっ恥ずかしいなんてその通りであることを葛藤しながら視線を自分へと戻す相手の反応うかがうように見つめれば「いーや、自分に自信は有るけどさ?お前が他の誰かには決して気に入られないっていう可能性には自信がないね。」なんてゆるゆるとため息漏らしながら首を左右に振ればじっと無機質にも見える瞳で相手に視線向け続ければ「………甘そう、」なんてぽつりと呟きながら髪に触れた手のひらで相手の頬撫でて)
その次にはヘタレだろうな、お前。引くことも大事だがたまには押してみろよ。なんか変わるかもしれねえだろ。……べ、別に、そう思われたらそう思われたでどうも、しねえし…、その、この屋敷にいるやつだけがわかってくれてたらいい。後継って……そ、そうだよな…後継…俺で終わらせるわけには行かねえし…後継か…。べ、べべちゃんレベル…。う、うるせえな!変わんねえっつってんだろばぁか!た、確かに、俺好みに添って用意してくれんのはお前だけだけどよ…。ばっ…可愛くねえっつーの!…、なんか、お前の前で甘ったれるのって俺のプライドが許さねえから却下。どうせ俺が甘ったれなくてもてめぇが好き勝手に甘やかしてくんだろ。あ?あー、なんか、お前に好きな人がいることは知ってるみたいだが、その人物はわかんねえって…なんか隠してる気がすんだけどなー…妖精さんが俺に嘘なんてつくなんて思いたくねえし…。にっこり?誰がてめえなんかに笑うかよ。鼻でなら笑ってやっけどよ。うっせ、ばぁか(鼻で笑い乍ヘタレて好きな相手へ手を出せないということをわかっていながら相手が己にしたことは忘れたわけではなく、思い出すと複雑なのか記憶の奥にしまいこんではふう、と息を吐いて。相手がヘタレならきっと相手が好いている相手は大変だろうな、なんて思いつつやはり相手の好きな人には気づいていない様子で相手の言葉に表情をコロコロ変えたり青筋を立てたりと色々忙しくしつつも相手と話すのは嫌ではないようで、妖精が誤魔化していることには違和感を覚えつつ首を傾げ乍うーんと眉間に皺を寄せ唯一の友達を疑うのも嫌なのか肩を竦めては諦めるかと溜息を吐いて「さぁ、それはどうだろうな。」その時はその時だろ、なんて他人事のように呟けば相手の発言に眉間に皺を寄せ触れてくる手にぴくりと肩を揺らし見上げては「お、おい、フランシス…?」なんて困った様に名前を呼んで)
…まあ……解っちゃいるはいるんだけど、さあ……いっぺん押して失敗してるからな…今回はちょっと、押してみるけど。告白、したいしさ。…もーう。そんなんだからお兄さんお前のことが心配で心配で離れたくなくなっちゃうんじゃないの、…離れる気なんかさらさらないけどもさあ。……まあお前が結婚して子供がいないと廃れちゃうかもだもんな……なんか俺としても超複雑な話だけど……。お兄さんのがどう考えたって恋愛なんて上の上ですっての。えー、なにそれおにーさんものっそい寂し……くないですなんなのおまえ本当にありがとうございます……てなわけでずっと置いといていいんじゃない?おにーさんのこと。可愛いって、いい加減慣れろよう。ま…まあそりゃあ……否定はできないけども、さ。坊っちゃんからあまったれてくれたって全然おかしくもないし可愛いからいいのに。……そ、そっ、か。ま、まあまあいいんじゃない?どうせもうすぐおにいさん直々に結果報告するし、わ、解ることだし。…たまあにによりとも笑うよねお前……嬉しいとき照れ隠しするからなあお前……見る目があると言うほめ言葉ですー。(へたれている自覚もあれば以前の失敗に関しての反省も両方とも勿論あるのだがこのまま引きっぱなしは男が廃るし、なにより相手との約束もお流れにしてしまうとそれだけは流石に許せないらしくこのままへたれでは終わらないと首を左右に振り否定してはでもこれだけやり過ぎた自覚があるくらいにもかかわらず気づかない様子の相手見つめれば気付いてくれとも勿論思わないが天然で鈍感で可愛いこの幼馴染みには押しすぎも考えものだがへたれは必要ないのかも。なんて内心でやれやれと笑みを浮かべつつ好きな人がいるということを妖精たちが知っている、と聞けばいやもうそれ俺が妖精たちに自ら言ってないってことはやっぱり隠してくれただけでばれてるんじゃ――なんて察し心の中で土下座でもするような勢いで妖精たちに礼を叫びつつそれを表に出さないように苦笑い作りながら言うと「……はあ、ならせいぜい大事な可愛い可愛いご主人様を誰かに取られないよういいとこ見せねぇとなあ」なんて肩竦めてため息はふり。困惑した瞳で自分を見つめる仕草もなんだかいまは餓えに困っていないはずにも関わらずどこか陶酔さを含んだ感情に呑まれた頭はそれすらも可愛らしく思えるようですっと薄く笑み浮かべては椅子に座る相手に寄る形で自分もしゃがむようにしながら瞳覗き込むと低く「――食後のデザートって、どれくらい甘いんだろうね……」なんて呟くと頬を撫でた手で相手の顎をくいと掴み)
(/明けましておめでとうございます。お返事が遅くなってしまい申し訳ございません…!仕事の関係上、遅れてしまった上あと少しでお返事が返せると思うのでもうしばらくお待ち下さいませ…!ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ございません。
今回は要件のみで失礼します…!/ お返事不要 )
【あけましておめでとうございます!いえいえ、こちらこそ常日頃お世話になっているというに度々お返事お待たせしてばかりで申し訳ありません、多々長くなっている箇所もありますしもし大変でしたら蹴ってしまっても構いませんのでどうかご無理の内容にお願いします。
反応申し訳ありません、今年もよろしくお願いいたします。/蹴推奨】
(/大変お待たせしました…!やっとお返事が書けました。多少、削らせていただきました、すみません…。これからは出来るだけなるべく早くお返事出来るよう努めさせていただきます…! )
だからそんなにヘタレになっちまったのかよ、フランシス?んな失敗したぐらいでな…、押してダメなら引いてみろだとかそんなのあるだろ。せいぜい頑張れよ。…な、だから俺は一言も心配してくれなんて言ってねえし…!お前が一人勝手に離れる気がないだけだろ。お前が複雑って何でだよ、その後継云々は俺の話だろ?あー、あれか?この屋敷にここの使用人と俺以外が出入りするのが複雑なんだろ?…そ、そりゃ、俺はどうせ恋愛とかしたことねえよ…。し、仕方ねえな、そんなに言うなら置いといてやっても、いいぞ。別に。…直々に報告くるなら、…仕方ないから待っといてやる。誰が相手なのか、気になるところだが。いいだろ、別に俺がどう笑おうが…野郎にサービスする笑顔なんて持ち合わせちゃいないからな。褒め言葉かよ(もとより相手はヘタレだったのかもしれないが最近になってから余計にヘタレな部分が目立っているような気がする為にゆるく首をかしげながら相手を見つめては小さな親友から聞いた諺を述べながら小さく息を吐いて。恋愛経験など皆無な自分からすればそうやって好きな人ができ、それを報告してくる相手が羨ましくもあり複雑な気持ちなのは変わりなくその相手が己だったらいいのに、と思っている自分に驚き首を振っては相手から直々に報告が来るのをドキドキしながら待たなくてはいけないのかと額を抑え、「…誰も俺なんか興味ねえって…、まぁ、頑張れよ」なんて己は滅多に外へ出ないし知り合いの顔も少ないためそんな確率は低いのだが苦笑して、顎を掴まれれば困惑は深まるばかりで一体どうしたのだろうかと思いながらこれはマズイと脳が警告を出すものの動けずに「…さぁ、な…とびきり甘いんじゃねえのか」視線を逸らし顎を掴む相手の腕を掴み乍そう呟いて)
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