フランシス・ボヌフォワ 2015-08-26 01:08:10 |
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っは、俺は忘れねえよ。きちんと覚えとくからな、まあ。一応言っとくぐらいは良いだろ。そりゃどうも、…やっぱ物好きだよなお前さ。……さぁ、それはどうだろうな?言わねえけど(その時が訪れればきっと自分も相手も少しは成長している筈、今でも立派な大人だが紳士というにはまだ及ばない自分を思いつつその時は相手が伝えようとした事を受け入れれるといい、なんて思い乍微笑む相手に視線をやればお腹に手をやりつつ全然平気だ、まだ食える、なんて別に食い意地は張っていないのだが食べれるというのは事実で。だからと言って沢山作られて全部たべろと言われれば無理かもしれないなと思い)
ふふ、何だかんだ言いつつ坊っちゃんこういうのちゃんと覚えてそうだもんね。もし言うよりお前のが先に解っちゃったらどうしようか。……そう?いたって普通な気がするんだけどな……。ばっかだなあ、お兄さんの読みは案外と当たるもんだぜ?それに、何年お前のこと見てきたと思ってんだよ。何を言うかは解らなくともニュアンスは解らなくもない。(それでも相手を手に入れるため、ではなく自分の気持ちを伝えるために。相手に好かれるためではなくただ好きである事実を伝えるために動きたいなと脳内で纏めながらそんなことを宣えば物好きと言われ不思議そうに肩を竦めながら首をかしげ、続けられた言葉には毎日使用人として大体の食べる量を把握している故にあんまりヘビーだときついだろうし調節しようかな、なんて頭では気を回しながらも口では本当?ちゃんと綺麗に食べれたら今日のデザートは丹精込めちゃうから頑張れよ、なんて反応見たさに言ってみて)
ああ、こういうのはきちんと覚えてるぜ。...、それは有り得る話なのか?俺のほうが先に解るとか。...俺からすれば、十分物好きだと思うんだがな、そんな気がする。そんな読み外れちまえ、何年って...何年だろうな、そんなの覚えちゃいねえよ。ま、何かが解らないならいいけどな(はて、と首を傾げれば相手が言うよりも己の方が先に解ってしまう等あるのだろうかと考えれば解ったとしてもそれは当たり外れはあるだろうなと内心苦笑を浮かべつつ、個人的にな、なんて首を傾げる相手に告げれば次の言葉にう、と言葉に詰まり乍視線を己の腹へと向ければ反応見たさに言っているとは気付かずに悶々と考えれば多分、大丈夫だ、なんて答えて)
お前、律儀な所有るからなあ。嬉しくないと言えば嘘になるけどさ。…さあな、けど単純な理由だから見破られない確証は無いかな。…うーん…物好き、たってそこまで変なものを好きになった覚え、ないんだけどな…俺はちゃんと良いなって思ったものを好きになるもの。ふふ、お前がどう祈ろうが呪おうが必ずあたっちゃうんだよな、これが。……ならこれは解らず仕舞いでいいから別のこと聞かせろよ。お前は、ちゃんと俺がお前のこと大切なの気付いてる?(微妙そうに唸りながら頭を巡らせるも確率的な物もあるし、そもさも答えにたどり着けるだけの行動を先走った前科もあるわけで天然さを持っていると思われる相手とはいえ答えを見つけてしまう未来を浮かべてはその時は白状するっきゃないかなあなんて思案し、自分の好きな物を思い浮かべては難しそうに考え込むも答えが出せず眉間に皺を寄せれば最後に告げられた台詞の多分、という部分がどこか揺らいでるように聞こえたのが面白くて笑いそうになるのを堪えてはホント?じゃあ洋梨や林檎のコンポートでパルフェでも用意しとくよ、くっくと笑い)
まあ、覚えておいて損はねえと思うしな…。単純な理由?、それなら俺にもわかるかもしれないが…んん、単純な理由か…。物好きって俺がただ単にそう思っただけだから気にすんなよ。はあ!?外れろよそんなの!当たらなくていいから!……は、そ、んなの気付いてる、けど何だよ…(考える仕草をし乍単純な理由、と小さく呟きつつ考えてみるもその理由らしき理由は浮かばず相手が先走った前科は関係が無いものとして考えては相手に天然と言われる自分でも分かるのだろうかなんて思うなり眉間に皺を寄せる相手を見れば軽くてをひらひらさせて次の言葉に目をパチパチさせては視線を彷徨かせては首を傾げて。パルフェ、と聞けば悪くないな、なんて口角上げて)
ま、今すぐ答えを割り出そうなんてしなくっても良いけどな。お前が解ったとしても解ってもらうことに意味があるんじゃなくて、ちゃんと俺の口で言うことに意味がある事だからさ。…うーん。ていうか、何でそう思ったんだ?気になる。だってこれはもう最早勘っつーか経験則のレベルだもん、いつかエスパーみたくお前のことが解るようになれるかもな?…そっか、良かった。お前たまーに寂しそうな面、見せるからな。俺だけはずっと隣で腐れ縁してるから一人じゃねえっていってんのに。(自分が相手の傍に就くその理由を考え始める相手の様子を微笑みながら眺めては仮に相手がそれに気がついても自分は打ち明けるだろうと力強く頷きながら言えば物好きそうな素振りなんかあったろうかと考え込むも解るわけもなく相手に何故そう感じたかを率直に尋ねては相手の普段の様子を思い浮かべてはからかうような口調ながらも心配しているという旨をこぼし。パルフェと聞いて笑みを浮かべる相手が可愛らしく乗ってきたな、なんてくすりと笑むとそう。クリームいっぱいの。気に入って頂けた?と返し)
そんなに大事な事を言うのか...?お前の口から言わないと意味がないって。なら考えたって、意味がないと思うんだがな...。いや、気にすんなって言ってるだろばかぁ!うわ、それだけはやめろよ...気味悪いしおちおち過ごせれねえ気がするんだけど...。は、そんな顔、してねえよ。...お前がいるの知ってるし、俺には妖精さんもいるから一人じゃねえってことぐらい解る。(相手の口から言われないとその言葉は意味がない、なんて言われてしまえば考えても意味をなさないのなら考えなくてもいいか。なんて考えることを放棄しつつ気にするなと言っているにも関わらず尋ねる相手から顔を逸らしながらふん、と腕を組んではそんな顔していたのか、なんて己の頬に手をやればボソボソと呟いて心配されていると分かれば肩を竦めて。口角をあげたままこくん、と頷けば美味しく作れよ、なんて相手に)
はは、確かにそうかもな。でも低い確率だとしてもお前に先に気付かれちゃったらって思うと焦っちゃいそうでさ。えぇええ何でそこで罵倒!?そう言ったってことはなんらか理由が有ると思ったんだけどな…。お前には吸血鬼よかエスパーのが恐ろしかったか…。してるって、たまに俺なんかとか言うしな。お前だから心配なのに。…俺のこと含めて考えてくれてるのは嬉しい…けど、……そういや庭でも手の位置変だったっけ。いつも何処に居るんだよその子たち。(自分が言わなくては意味がない気持ちだとしても先に気付かれてしまったらどう開き直って伝えようかと思うとしっかり言える時を踏まえて伝えたくもやや焦る気持ちが混ざりそうで複雑げに呟けば顔を反らしてしまう相手に言いにくい理由だったのかなあ、なんて眉下げながら考えてみてはまあいっか、ごめんね?と首をこてんとさせながら謝れば相手のことが大切と言う気持ちには偽りはなくそう言いきれば人外の類いには一応己も含まれる為に存在の否定はしないがまさか屋敷に妖精が同居してたりするんだろうかなんて思い唸るとうなずいてくれた様子にもっちろん、…ご飯もとびきりなの作るからさ。楽しみにしてて。なんて柔和に表情を緩め)
んな焦る程の事なのかよ、それは。まあ、多分気付くことは無いと思うから安心しろよ。だから、理由も何もねえって言ってんだろばぁか!、…エスパーの方が、何考えてんのか分かんねえし…神出鬼没そうだしな。たまったもんじゃないぜ。ん?ああ、あいつらなら今日俺がいた所に主にいる、ブラウニーやユニコーンは偶にこの部屋に来たりするけどな。みんないい奴らだぜ?小さくて可愛いし、ユニコーンだって素直で可愛いし……って、わ、悪い(見つめ乍複雑そうな相手に上記を述べては俺はお前が言うまで待ってる、と内心で付け加えきっと言われるまで分からねえだろうしな、なんて思い乍眉間に皺を寄せて唇を尖らせ謝る相手に別に、と素っ気ない態度をとるも許してやれば妖精たちの事を聞かれれば目をキラキラ輝かせ己の部屋から僅かに見える先程迄いた場所を指で指しながら興奮気味でペラペラとしゃべれば喋りすぎた、とハッとしたように口を噤んでは、おう、なんて今日の夕飯が楽しみだと一人ワクワクして)
まあ、決死の覚悟で伝えたらいや知ってました、みたいなことになったらちょっと場の空気も呆気に取られちゃいそうで…。わかったって!わかったからすぐばかばか言わないの!お兄さん案外ガラスのハートなんだから!…エスパーなら普通に人間で居そうなのにそれよりかは怯えられないってのも何か複雑だな…。い……いや、お前の大事な友逹なんだし別に……。庭とかに居たのか…今日思い切り翼出して飛んでたし俺が吸血鬼なんもばれたかもな、……ただ、俺長年この屋敷に居るけど見たことないんだけど…。(しっかり伝えるからには場面やその場の雰囲気に配慮したいもののもしその場で気付かれていたなんて事があったら白けさせてしまいそうで考え込むも待ってると言う言葉にありがと、…あんまり待たせないようにするからと早く伝えられるような自分や状態にしようと心に決めてはすっかりへそを曲げてしまった様子の相手にそっぽ向くなよ、寂しいじゃんか。と狼狽えながら相手の表情眺めては急に妖精の話題になるなり饒舌になりそれにすら謝る相手に押され気味になりつつも別に楽しそうに語る姿も面白いので構わないのだがかなり長く居ても一度すら目にしたことのない妖精に対し存在を疑うというよりはよくお前見えたなと妙な感心をすればふふ、嬉しいねえ。そしたらそろそろ下拵えしに行こうかな、コックにも話さなきゃだし。なんて続けながら台車を軽く整理整頓してはあ、と相手に振り返れば……今日のティータイム、いろいろあったけど嬉しかったよ。坊っちゃん。と瞳を細めながら呟き)
それは、複雑だな。折角伝えたのに知られてて、ぽかんてしそうだ。伝えられた側は対して気にもしないだろうが。嘘だろ、ガラスのハートなんて。お前のハート鉄だろ?あー…まあ、な。というより、まだ実感がねえのかもしれねえ…夢じゃねえって事は分かってるんだけどさ。信じ難いというか…なんというか 。多分、ブラウニーとかにはバレたんじゃねえ?あいつ何かと鋭いし…他の妖精さん達も鋭かったり、鈍かったりするし…。はは、だってアイツら俺がいないと出てこねえからそれは当然だろ?…でも、お前にもいつか会わせたいな、妖精さん。みんないい子だからさ(それをふと想像すれば思った以上に可笑しかったのかクスクスと肩を揺らして笑えば早く伝える、なんて言葉にそこまで焦る必要ないだろ、ゆっくりでいい。と伝え乍何を言われるのだろうか、何がきてもいいように準備しておこう。と心で決めつつ狼狽える相手に完全にへそを曲げたつもりではなかった為肩をすくめながらわかったわかった、と顔をそらすのやめれば相手から振られる妖精の話題に瞳を輝かせ乍さも当然のように話してはさっきは語り過ぎて引かれちったかも…なんて眉を下げマイナスの方に考えてしまいつつ気付けばお前にも会わせたいなんて呟きながらふと何時も人間が来れば逃げてしまう彼女達を思い出せば無理そうか、と肩を落としそもそもこいつは吸血鬼で怯えて出てこねえんじゃ…、と小さくて可愛い妖精たちが震える姿を想像して)
お前側が構わないなら良いんだけど、な。でも例えそうなっても俺がちゃんと自分の言葉で気持ちを伝えられるようにするよ。坊っちゃんひどい!脆いもん!せめてアクリル位にしてよ!…まあ確かにお前からしたらかなり突飛な話だしな……でもそれって多分俺がずっと隠してたからってだけでさ。留守にして獲物を探しに街に出たりだってしてたのも事実だしな…。ブラウニー…って確か羽根ついてる女の子…だったっけ?…うーん、ただでさえ怯えられててもさ……仮に出てきてくれたとしてお兄さん見えるかなー…。…そっか。ふふ、ありがと。じゃあその時はちゃんとお前と、お友だちの分も。美味い菓子用意するよ。(いざ真剣に話をしようとして空気が固まってしまう様子を頭に浮かべるものの相手が知っていたとしてもそうならないようにちゃんと自分の言葉でしっかり伝えるのが筋だしなと考えては続く台詞に心底有り難たいと思いながらうん。ありがとう、な。ちゃんと伝えるよ。と頬を緩めて感謝しては顔を向け直してくれた相手になんとか不機嫌からは抜け出せただろうかと表情眺めては相手のからかいに憤慨だとばかりにひとしきり喚き、相手の友人達に関しては話せるものなら話してみたいがとそう答えれば自分の手が届かないところで相手を支えてくれていた事には変わりないし見えなくとも存在の有無も別に感謝はしているために挨拶くらいはするべきだな、なんて納得してはそれも楽しみだと微笑み)
俺側はそんなに気にしないけどな。お前がちゃんと伝えてくれる迄俺は待ってやってもいい。気長にな。はあ?、仕方ねえな…じゃあ、アクリルにしといてやるよ。仕方なくだからな!最初から解ってたら違ったかもしれねえけどさ、お前それ、他の奴にバレてねえのか…?バレてたらやばいと思うんだが。…ばぁか、ブラウニーは小さいお爺さんだよ。女の子はちげーよばーか!見えるんじゃね、知らねえけどさ。…それは、楽しみだな。楽しいお茶会になりそうだ。勿論お前も参加するんだろ?(腕を組み頷いては上記を。大人しく待っていればいいか、その時迄には先程己が感じた気持ちも分かるだろうかなんて。もし解ったとしてどうするのか。と1人考えては頬緩める相手に機嫌は直りふん、と偉そうに口角を上げて煩く喚く相手に耳を塞ぎ乍呆れたように訂正してやりつつ相手の口から出た間違いを否定しながらけたけた笑っては罵りの言葉を掛けつつも説明してやるなり相手に見えるかなんて考えてはおらず適当な対応になりがちになるも見えたらいいのに、なんて内心で思い首を傾げて見つめ)
良かった、それに…きっとそれが言える頃には俺ももっとお前のことちゃんと大切にしてやれてると思うし、な。ほんと!?わあいありがとう!なんに対してのありがとうか自分でもよくわかんないけど!坊っちゃんのハートはあれかな、なんだっけウルツァイト……。…お前はたぶん最初から吸血鬼だとしても怯えなかったんじゃないの?…深夜なら酔っ払いが寝てたりするからそういうの狙ってたからな…仮にバレても他の人がそいつの話を中々まともに信じないだろうし。そもそも俺は餓死しない最低限までしか狩らないしな…。へ…へえ……そ、そう…か、うん、間違えちゃってごめんな。お前から名前を聞くだけじゃ中々把握しきれないな…、……もし見えたら俺びっくりしそう。俺自身吸血鬼なのに。お前のお友だちが怯えなかったら、ね。好物とか分かるならたくさん作るし、さ。(今までずっと行動の原動力だったり悩みの種だったり、はたまた幸せの元だったりしたひとつの感情を相手に伝えられるに値するほどの自分になれていたらいいと未来を描きながら呟き、独り善がりではなく心から相手を想って行動出来るようになりたいと心から願いながら瞳を細めては余程自分のわめき声が喧しいのだろう、耳を塞ぐ相手によくわからない感謝の言葉を述べては名前を思い出すような口振りでダイヤよりも硬い鉱石の名前を口に出してからかい返してみては間違いを指摘されてもなおやはりブラウニーとやらの顔は頭に浮かべられる訳もなくクエスチョンマークを浮かせながら首を傾げれば…向こうは俺が見えてるのになあ、もし皆見えてるなら肩とか背中に乗せて飛んで遊んでやったりしたいよ。と仕方なさげに笑み)
大切に?今以上に大切にされたらお前が過保護になりそうで怖いんだけど…過保護になんなよ?、そんなのでお礼とか、お前、ははっ。は?お、俺はまあ、そんぐらいだな。お前みたいに繊細じゃないからな、俺は。…んん、どうだろうな。あ、そう、って終わるかもしれねえし吸血鬼って何だって聞いたかもしれねえし…想像もつかねえかな。酔っぱらいの血なんて飲んでたのか、美女とかじゃないのか…、ふうん、最低限か。っはは、ブラウニーが女の子…っ、妖精さんも沢山いるからな。そりゃ仕方ないぞ、俺だって間違えたりするからな。びっくりするもんか?吸血鬼なのに、可笑しいな。大丈夫だって、あいつらイイ子達ばかりだし。好物か…(今よりもっと大切にされるのは別に嫌じゃないが相手が過保護になりそうだ、なんて内心思いつつ首を傾げて見つめては念を押すように。礼を述べる相手に思わず笑い乍次の言葉に笑うのをピタリとやめれば見上げながら鉱石の名前を内心で呟いて目線を逸らしながらこくんと頷いて認めればきっとからかってんだろうな、と予想しては相手の予想を裏切る回答をして己の口から出てくる名前だけでは把握出来ないと言われればふむ、と腕を組みながら己もたまに間違える、なんて呟きながら仕方なさそうに笑う相手にどうにかして妖精たちを見せてあげたいと思うも自分には何も出来ず眉を下げ)
はは、まるで父親かなんかだなあそれじゃ…大事にされてるって言う自覚がちゃんとあるのは良いんだけどさあ…って何だよ笑うなって!ホントにありがたいなって思って言ったまでだってばもう!え、なにその薄い反応。そこまで硬くねぇよ!とかお前が脆すぎるだけだこの髭やろう!とか言われるかと思ったんだけど。……うーん…でもさ、だからって距離おいたり突き放したりはされなかったのかなあって。なんとなく。俺が都合よく解釈してんのかもだけど、さ。…まあバーとかでつぶれた女の子とおっさ…おじさまが居たらそりゃ選ぶけど生死の危機まで餓えてたら…なあ……美味くもないし、美味い物欲しさに飲んでたわけじゃないし…人間になりたかったからね。そ、そーんな笑うなってーの。あんなに妖精が大好きなお前でも間違えるくらいいっぱい居んのか…妖精屋敷だなまるで。まあ…俺は特に人間の生活に馴れちゃってるし、自分以外の人外見たことないからな…同じ吸血鬼でも話くらいしか。なら良いんだけど。俺もその子達にお礼したいことあるし。(相手の言い分がなんだか面白くてくつくつと肩を揺らしながら笑みを溢してしまえば相手のことを他の誰よりも大切な気持ちはあれどそっちの意味ではないのでそこはちゃんと大丈夫だってば、と否定しておくとぽこぽこ怒ってくる相手を予想していたために少し呆気にとられたような様子で相手の真似をしながら尋ね返してみてはブラウニーがどれほどまでに女の子とかけはなれたお爺さんか解らずそんなに面白かったのかと複雑そうな反応を示してからその子たちが俺のこと認めてくれたら見えたりするのかなあ、なんて悩むように呟いてから台車の用意を済ませては「そんじゃ、そろそろお兄さんお料理始めに行こうかなあ。…超おいしいの作るからほっぺ落とさないでよ?」なんて宣戦布告してみて)
お前が過保護になるってったら父親みたいな感じにしか思えねえよ...、まぁ、ちゃんと自覚はあるしな、その、感謝してないわけじゃあないぜ?だってそれぐらいでお礼って、なぁ。ふふ。は、否、実質お前が脆すぎるのは事実だけどな。言って欲しかったなら察せれなくて悪かったな?...どうだろうな、餓鬼の俺のする事だし突き放したりはしないんじゃねえの、妖精さんと同じって認識するだろうよ。今も昔も変わってねえんだから。嗚呼、やっぱり選ぶには選ぶんだな...人間になりたかった?傑作だな、ダメだ、思い出し笑いするかもしれねえ。そりゃ、妖精さんだって一人や二人じゃねえし...、結構居たりするんだぜ?妖精屋敷って、いいなそれ。小さい頃から俺等と一緒に生活してたらそりゃ慣れるだろ、お前仲のいい吸血鬼とかいるのか?お礼したいこと?(笑う相手を見ながら腕を組んでは想像してみて苦笑にも似た笑みを浮かべては肩を竦め。そんな想像してたのかよ、なんて呆れつつ尋ねられれば上記を述べ実際はどうかは知らねえけど、なんて呟いてハートの強さなんて己で分かる訳もなく。相手にブラウニーの予想が出来ないのは仕方ないと思うもやはり可笑しく笑って目尻に溜まった涙を拭いながらからかうように言えば悩むように呟く相手を見つめれば今度妖精さんに言ってみるか、と心の中で呟いて「はん、それは作ってから言えよな。まぁ、楽しみにしといてやるからさっさと行けよ」宣戦布告を受け取りながらくつくつ笑って手でしっしっと払う仕草をして)
いやいやいや、それじゃお前が俺の子供みたいじゃねえか……っ、ふふ。わかってるって、ただでさえずっと一緒にいて理解してたってわかりやすいもん。だから、ちゃんとずっと覚えてろよ。俺からしたらすごく嬉しかったんだよ!そんな笑うなってこっ恥ずかしいだろもう…。なっ、た、確かに最初こそガラスとはいったけどアクリルだからそこまで脆くねーし!ウルツァイトとか工事現場道具に加工されてもしらないからな!…妖精さんはほら、お前に優しいかもしんないけど吸血鬼は怖くないか……ってまあ怖がらないんだろうけど…。そりゃ…おっさ、おじさまの首筋に歯を立てるのは……どっちみち酒入ってるし美味くはなかったけどもさ………お前と、おんなじ風に居たかったからな…けど。…今のお前見てると、おんなじなのかなって思えるから良いや。えぇえ、それブラウニーちゃんに言わないでよっ?嫌われちゃうかも…!その妖精に俺も一応含まれそうでなんか微妙に複雑だけどな……案外と知らぬ間にファンタジーだったのかこの屋敷…。そもそも必要以上に人襲うつもりもさらさらなかったしな、我ながら人間じみた方だとは思う。…そもそもの生き甲斐が俺は……他の吸血鬼と違うからな…、稀に同じ吸血鬼に会っても会釈すれば良いくらいかな?…うん、お兄さんの大事なかわいい坊っちゃんの相手してくれてありがとうーってね?(自分が父親なら相手は息子じゃないかと想像続けるもそんなのお断りだとばかりに首を横に振るも例えが面白くて思わずくっくと笑いながら言えば、予想していた方向とは全く別な方向で言葉を向けてくる相手に言う口もなく自分も外れたことをわめき散らしてみればお爺さんとは解ったものの小さい、というからにはお人形みたいなかんじだろうと勝手に想像すればちゃん付けでお人形みたいならば繊細なのかもしれないと傷つけてしまわないか心配したりしてはそのまま相手を子供扱いでもするような口振りで言ってからけらりとしたようすで手をひらつかせながら「作る前から解ってるから言うんだよー。お前に食べてもらうんなら尚更張り切れるからな、…出来たらまた来るからな?」なんて相手の手の動きとは対照的にわざと大袈裟にしっかりと使用人らしい礼を決め込んでからキッチンへと向かうべく鼻唄を漏らしながら部屋を出て)
...お前の子供ってなんかヤダ、こんなのが父親だと大変そうだしな。タダでさえ今でも大変なのにな。わかりやすい、のか...。気が向いたら覚えといてやる。あー、おもしれえ...なんか久々にこんなに笑ったような気がするんだが、気のせいか。アクリルだとしても結構衝撃与えたら壊れるだろ。ごな粉とまではいかなくとも欠けていくと思うけどな。はん、加工なんて易々とさせると思うか?この俺が。妖精さんが最初から俺に優しいなんて思うなよ?ココまで仲良くなれたのは頑張った成果なんだからな!怖がらねえって。うわ...想像したくもねえけど想像しちまったじゃねえか...、あれ、酒入ってる血飲んでも酔ったりはしねえの?そこが気になるんだが。俺と同じ風に、な...見た目はそんな変わらねえけどな。そうか、それなら良かっただろ。さぁて、どうしようか...ブラウニーなら呼んだらすぐ来るんだけどな?ブラウニーだけじゃなくピクシー達にも教えてやろうか。お前は妖精じゃないだろ、一緒にすんなばかぁ!妖精さんに失礼だろ!生き甲斐が他の奴と違うって、どういうことだ?ふうん、そんなもんなのか。...お前は俺の保護者かなんかかよ...(あからさまにだるそうな顔をすればふるふると首を横へ振っては嫌味を言うようにさらりと言えば、相手をからかうのが楽しいのかわざとからかうような言い方で相手の様子を伺えば腕を組んでちらりと窓の外へ視線をやるなりによによと口元を緩ませて企むような意味を含む笑みで。ちゃん付けには敢えてスルーし乍はぁ、と肩を落としながらぽつりと呟いては「分かった分かった。待っといてやるから...ったく、ホントおかしな奴。」部屋を出て行く相手の背中を見つめながら呆れたような声色だが表情は和らいでいて)
――ふうっ…。…なんかひっさしぶりにバカ笑いしたかも。あいつもあんなにたくさん笑ってくれて良かった…。(部屋を出たあとの廊下にてがらがらと台車を引く音を響かせながらキッチンへと向かいつつ相手と交わした鉱石に例えたハートの話だったり妖精の話だったり、はたまた未来に告げるべき感情だったりを思い出しながら楽しかったと心からそう呟くと相手の表情も笑顔だったことを思い返してはあの泣き顔が晴れたことが嬉しくて上機嫌そうに微笑めばこれからの晩餐がとても楽しみで絶対に喜ばせてやるからな、と宣戦布告通り意気込むとキッチンに着くまで相手の笑顔や一連の会話を思い返しており、特に未来についてはいずれちゃんと気持ちを言えるだけの己になれる時がくるまでと心から願うものの受け入れてくれた優しさやふと思い出す唇の感触に胸が高揚するのを押さえつけるように首を横に振ると「…カッコ付けといて、駄目だなあお兄さん……」なんてため息混じりに呟いて)
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