フランシス・ボヌフォワ 2015-08-26 01:08:10 |
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俺は平気だけど…お前こそ着地ミスったようだが、大丈夫なのか…?(己の心配よりもこちらの心配を優先してくる辺りこいつらしいなと心の中で思いながらも声を掛けては「別に探さなくても良かったんだぞ」なんて顔を俯かせながらぽつりと呟いて座ったままでいる為指先で土に触れながら相手の方を見るのは気まずいのか見ようとはせずに。きっとこんな自分に相手も呆れるだろうなとマイナスに考えては首を横に振り)
お、俺は平気だから…つか今の忘れてくれると嬉しい…ってこんなんはどうでもよくて。心配だから探しに来たんだ、部屋に戻ろう?クグロフ、食うだろ。(着地を失敗したことを指摘されてはうん、まあばっちり見られたかと醜態を晒したことを恥ずかしく思い目を反らしながら言うも相手の様子に目線を合わせるように自分もしゃがみこんでそう言葉を掛ければ「…やな思い、させて悪かった。軽率な事しないって約束する。……戻ろう。」なんて相手の様子を伺いながら首を傾げて尋ねて)
…、今のら忘れといてやる。…ん、戻る。プチフールもそのままだからな(ケーキをそのままにしている事を思い出せば目線をわざわざ合わせる相手にこくりと頷けば鼻をすすってこちらの様子を伺うような相手の言葉になんて返してやろうかとと考えては「俺、あれ初めてだったんだからな…クソ髭」と立ち上がってはズボンの土をパンパンと払ってから「どう責任とるつもりだよ」なんて問い掛けて)
う、うん…なるべく思い出すなよ…。…うん、お前に食べてほしくて作ったからな。見付かって良かった…、行こう。(鼻をすすりながらも相手の涙が止まったことにも頷いてくれたことにもほっとして柔和に笑みを見せながら自分もゆっくりと立ち上がり隣に立つと問われた言葉に内心では初めてって事は俺だけだったのか、なんてどこか自分勝手にも嬉しさ覚えつつも「貴重な物頂いちゃったからなあ、お前が望むなら何でもするし……どのみち責任の前に、最初から一生お前に付き添う津守だけどさ」なんて微笑んでみせて)
思い出さねえよ、……悪かったな、いきなり飛び出して、(視線を下に落としてもごもごと口を動かし乍謝罪を小声で述べ、微笑む相手に目をぱちくりさせれば「ああ、そうだったな…責任云々の前の話だな。でもまあ、責任は取ってもらおうか」と肩を竦め乍1つ息を吐けば「ほら行くぞ」なんて相手を待たずに一人先行こうと足を元来た道へと向けながら自分が相手に抱く感情には気付かず)
良かった…カッコ悪いとこばっか見せらんないからな。…別に大丈夫だっての、驚かしちまったのは俺の方なんだし。ただ無事で良かったよ、どこにいるかわかんないのに怪我でもしてたらってさ。(笑みを絶やさぬままゆるゆると首を左右に振って俺も悪かった、と呟けばでもこうしてまたちゃんと普通に顔を合わせて話が出来たことにもほっとしており、相手の言葉に対し「そうしたくって俺はここにいるんだもの、…ふふ。どんな灸を据えられちゃうかなあ」ただ嬉しさでいっぱいなためそんなことを明るく宣うと待てってば、なんて相手の後ろをついていき)
んなカッコつけてどうすんだよ、あれか他の使用人にモテたいのか?そこまで餓鬼じゃねえよばかぁ!どうせ、此処から出ねえんだし。(からかう様に上記を告げればふう、と息を吐きつつ相手の呟きに気にすんなよ、と。笑みを絶やさず普通に接してくれる相手に目を細めてはふ、と笑みを浮かべ歩きながら後ろからの声には答えず「きついお灸を据えてやる」なんて言いながら自分の部屋へと足を運び、部屋に着くなり机へ行けば椅子に腰掛け)
?何言ってんだよ、他の子達に見せらんないなんて言ってないだろ?お兄さんカッコつけなくてもそもそもモテるし、な。…ふふ…はいはい、…本当可愛いなお前。…そうかもしんないけど…それでもお前が泣いてると、なあ…。(きょとん、とした表情で相手の言葉に首をかしげては気にするな、と自分が誤った行動をしたにも関わらずそう優しい言葉をくれる相手にありがと、と感謝しつつ続く台詞にわあー、なんて声を漏らせば「精々覚悟させていただきます」とくすくすと笑み、相手が腰かけた椅子の前で使用人のそれらしくしゃんと立ち)
うわ、マジでそれ本気で言ってるのか……?自分で言わねえだろそういうの、普通は。俺が泣いてたら、なんだよ?(首を傾げ乍続きを催促しては相手の言葉を一部スルーしてケーキスタンドに並ぶプチフールを見れば先ずはどれから食べようかなんて考えながらしゃんと立つ相手に目線をやればこうしてりゃ全然吸血鬼には見えねえんだよな、と内心思いながら「紅茶、」と一言だけ言えばカップ差し出して)
失礼な、本当の事ですー。他の使用人なんかにカッコ悪いとこ見られたって構いやしないし手出しもしないし、丁重に丁重にお断りしてるの。……駄目なんだよ、とにかく。お前が泣いてると。お前が、泣いてるのはだめなんだ。(暫し言葉を迷うように目を泳がせて考え込むと自分でも相手が泣いてると知ったら他のことや冷静な判断が頭から全部抜け落ちて相手の涙を止めることが最優先事項になって他はどうでもよくなった理由を明確に答えられる気がせずに説明になどまったくもってなってないが破綻した言い方ながらも断言してしまえば相手がケーキを選ぶ姿にどれが一番のお好みかしら、なんて楽しそうに眺めていては「はぁい、主人様」なんて台車に乗っているポットをカップへと傾けて注ぎ)
――…ふうん、知らなかった…おい理由になってねえんだけど、それ。(丁寧にお断りしている、と聞けば意外そうにしては己が泣いているのはダメ、としか言わない相手に訝しげな目線を送りつつもそんなに泣かれたくないのかなんて思えば注がれた紅茶に口を付けながら沢山のプチフールに頭を悩ませ乍近くにあったプチフールを取れば「うまそう、」と小さく呟いてから料理の腕もなかなかな腕前の相手に目を細めてはそれを口に入れて)
………うん、やっぱりお前可愛いわ。…とは言っても、なあ…俺自身何でかなんてきちんと説明出来ねえよ。でも冷静に考えられる今でもあれが間違いだったとは思わないんだよな。(かなり引っ掻き回した言い回しをした自覚はあれどカッコ悪い所を見せたくないと呟いたのも相手の前で誰にも手出ししない中で相手にキスをしてしまった事実に気付かぬ相手を鈍く思う反面で本当に疎いからこそ純粋に感情を見せてくれる節もあると思うと憎めずにいては相手の言葉はもっともだが理由など浮かばないと首を捻りながら言うと料理好きには堪らない一言に満悦とした様子で綻び紅茶も菓子もうまそうに食べるなあ、なんて嬉しいのか見つめていて)
なっ、可愛くねえよばかあ!、間違ってない、か。別にほっておいてくれても良かったんだぜ?(頬を赤くしながらむすっと。理由を聞くのをやめて首傾げ上記を告げれば美味しそうにプチフールをもぐもぐと食べて行けば見つめられている事に気付くなり「食べるか?」なんて特に何も思わず食べ掛けを差し出しては首を傾げ)
そー怒んなって、折角の可愛いお顔が台無しよ?…でもさ、仮にほっといたらまだ泣いてたかもしんねえじゃんか。それは嫌だ(相手の表情にによによと笑みを浮かべながらからかってみせるとはっきりとした理由を言葉には出来ないがそうしっかりと首を横に振ると相手の言葉や差し出されたそれに一瞬きょとんとするもそのまま飲み込めるにつれえ、あ、いや、なんて狼狽えた様子見せつつも間を置いてから「ん、」と頷けば手で受け取らずにそのまま口でぱくりと口に含み)
うるせえ!クソ髭!俺は可愛くねえよっ!……、そんなに嫌なのかよ泣かれるの(べしっと相手の背中を思い切り叩き乍むすり。しっかりと首を振る相手にまあ泣かれたら面倒くせえもんな、なんて内心思うなり目を細めては狼狽える相手に不思議そうな顔を向けながら特に気にした様子もなく他のプチフールに手を伸ばしそれを美味しそうに咀嚼してやっぱうめえ、なんて小声で呟き)
いだっ、すーぐムキになっちゃってもう。そういうとこ可愛いって言ってんだよ。…それが独りぼっちで泣くような、だと余計な。気になるし心配になる。(背を叩かれつつも相手の反応が面白くてけたけたと笑みを響かせてまたおちょくるようなことを宣うと考え込むようなしぐさをしてそばにいてやりたい、と言おうとするもうまく伝わる気がせず断念し。自分もうん、と頷きながら口に含んだケーキの甘い香りを味わいながらもくもくと咀嚼し飲み込むと聞こえた呟きにも相手の食べかけにも俺、本当に大丈夫なんだろうかとはふとため息こぼし)
おちょくってんなよ、クソ髭!こっから追い出してやってもいいんだからな!?…泣き顔なんてダサくて見せれねえだろーが…(からかう相手にイライラしつつ力一杯叩けば序だと言うようにグーで背中を殴って眉間に皺を寄せたままふん、と顔を逸らしみせられないといいつつも目の前の相手には既に見られている為説得力は無く。クグロフが欲しくなったのかため息を吐く相手に首を傾げるも「クグロフ、」と指さしては相手の悩みなど知らぬ顔で)
べっつに本当にそう思って言ってるんだしそんなことで追い出すなよお兄さん寂いっだぁあっ!!痛いよ!恥ずかしすぎちゃったの!?照れ隠しなの!?……見せろ、って訳じゃなくて…泣くようなこと一人で抱えてるのが、辛そうで、何て言うか…。(あくまでも調子づいての口調のままで言いたいらしくまた余計なことを言おうと口を開くが強さの増してきたひっぱたき方と続くパンチに思わず軽く退けぞって背中を擦りながら馬鹿げたことを宣えば自分の前で泣けとか、一人で抱え込むなだとかありふれた台詞を吐きたいわけではなくただただそんな泣くような理由を消してやりたいと願うのだが首を捻り「なんか自分で言っててわけわかんないかもな」なんてぷは、と眉下げて笑めば次の菓子を指示する様子がどうしても甘えた猫のようにしか見えずはいはい、なんて微笑みながらすでに大まかに切り分けられデコレーションされたそれを小皿に移し変えてはフォーク添えて相手の前に出し)
うるせえ!黙れ!思ってても言うなよなばかぁ!お前なんか仕事中転けてしまえ!照れ隠しな理由あるか!……あれか、つまりその泣く理由を分けろ、みたいな?(照れ隠しかと言われれば顔をカッと赤くしながら否定の言葉と罵る言葉を紡ぎ乍仰け反る相手の背中を未だ殴り続けては不機嫌そうに唇尖らせ、首を傾げながら前記を呟いては「ま、もう暫くは泣く事なんてねーよ」なんて困った様に笑う相手を見ながら目を細めて相変わらず準備の良い使用人に驚きで目を僅かに見開き乍受け取ればそれを一口サイズにフォークで切り取ればパクリと食べ口の中に広がる味に再び口元を緩めて)
だって本当にお前のことが可愛いんだもん!っつーかなにその謎の呪い!照れ隠しじゃなきゃ褒められて殴るわけないだろっ。……難しいな、半分当たりって感じだ。もっと言うと…最初から泣く事もなければ、あるならその理由を丸ごととっぱらっちまえば…って。そんな感じだ。(否定しながらも顔の色がみるみる真っ赤に染め上がっていく様子に恥ずかしいくせに、なんて内心で思いながら背を叩いてくる手をなんとか止めるために取ろうとしては「本当に?…泣かなきゃ良いって無理に我慢しても逆効果なんだぞ?」なんて釘を刺すかのような物言いで首を傾げながら問えば目を見開かせたり笑みを浮かべたり表情を感情の通りに変えていく相手が面白くて眺めていれば今おいしいって顔した?なんて言ってみて)
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