フランシス・ボヌフォワ 2015-08-26 01:08:10 |
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違いますぅー!自慢じゃないけど女の子側から話しかけられる事位ありますー。別に気にならないし気にしなくてもモテるしさ…それに、俺がそこまで女の子にだらしない訳ないじゃない。…お前からのお世辞無しの意見が聞きたいんだよ、率直に。はは、お前もなかなかいい性格してるよなあ…坊っちゃん止めといたら?お兄さんたぶん寝相悪いぞ。喜ばせるために言ってるんじゃない、本当に可愛いって思ってるから口にしただけなの。なーんだそれ、ほんとは見てみたくて仕方ないくせにい。いたいいたいいたい、なんで今の流れでムカつくのさお兄さんただ笑っただけじゃな…ふふ…。産まれてきたいきものがちがう限りそりゃ無いさ、蝙蝠は人にはなれない。それにあり得るなら既にお前とおんなじ目線に立ってる。ほんと?じゃあどちらも、って事にさせて貰うよ…ありがとう、アーサー。……お、俺はするんだ。平気さ、剥げたところでまた育毛すればいい。お兄さん毎日毛穴刺激ブラシやら育毛剤やらで可愛がってやるよ。(そもそもにモテているからどうと言うこともないのだが一応己の名誉のためそう言及しておけば小さく笑う相手の表情がなんだか少し可愛らしく思いつつも寝ている間に剃られていたら翌日鏡の前で叫ぶ羽目になると想像しては苦笑い込め、より強く踏みつけられ圧迫した足の痛みに喚きつつもやはり思い出すとおかしくなってしまうらしくまたもぷるぷると肩を戦慄かせては人間に変われるのならばとっくにそうなって相手のとなりに立っていると断言すると余計に何故自分がこんなにも急に血を求めたくなくなったのだろうと不思議になり首をかしげたりすればこれから暫くは相手の髪の毛をケアしてやるといった名目ができた以上関われる時間が僅かだろうが増えそうだとひとり内心でそんなことを思いながら微笑むとトレーの上に皿に綺麗に移し変えされたポタージュを乗せいつものように、いつものように、と頭のなかで繰り返しながら戻る道を歩くとだんだんに視界に入る相手の姿を捕らえる度に沸き上がる、まるで料理中に感じたような不思議な感覚に、首を傾げればすぐはっとなれば「お待たせ、クレソンのポタージュだよ」なんて普段通りに笑みながら配膳し)
……そうだな、昔っから声掛けられてたな。はー、もてるやつは言うこと違うな。……わかったわかった。言えばいいんだな、俺の意見。寝相悪いなら様子みながらすれば大丈夫だろ、怪我したくもさせたくもねえし。うぐ、…だ、もう……好きにしろよ、ばか。そっそんなことねえよ!…っ、な、笑い過ぎだ!やっぱ、それは有り得ないのか…。べ、つに、お前の為じゃない、し。絶対禿げたくねえ…そんな面倒なことやりたくないし、効果が出なかった時すげえ虚しいと思う…。(肩をすくませたまま昔を思い出せば昔から女性に話し掛けられてたなこいつ、なんて思い出しては納得して寝相が悪いのならいくらでも方法はあるだろうと腕を組んで考えて怪我をさせたら危ないしなと苦笑し足を踏んでいたのを辞めればむすりと不服そうな顔のままで相手を見、やはり吸血鬼は人間にはなれないとわかれば目を細めながらそうか、と頷いて余計に何故相手が血を求めなくなったのだろうかと首を傾げ己の髪へ手を伸ばし苦笑浮かべ相手が戻ってくればはふ、と息を吐いて顔を上げるも火照ったままで出されたポタージュを見れば目を細め「うまそう、」と呟き)
はは、思い出したか?…でも大方見た目だけだろうなぁ。俺の事よく知った相手に言い寄られ……たくともそんな事起こる訳がない。……ん、そゆこと。それに応じてより格好よくなってやるから見とれても良いんだぜ?諦めるって言う行動選択は無いのか坊っちゃん…。じゃあずっと可愛がり続けていくよ、可愛くて仕方ないから、な。うっそ、なんか妙に食いついてくるもん今回。…っ、だ、だって……くく、…わ、忘れるってなんだよ…嫌な思いさせたとかじゃないんなら良かったけど。………でも、なれるのなら今でも人間になりたいと思う。それは血が吸いたくないからではなく、さ。ふふ、それ二回目だぞ。嬉しいよ、本当に。……そのときはお兄さんお前のために髪を伸ばしてから短く切って鬘を作ってやるよ…。(うんうんとあからさまに大きく首を縦に振りながらもそのままはあと深く嘆息を漏らしては止めさせるために言った寝相についてが寧ろ計画を緻密にさせてしまったのではないかと諦め気味に肩を竦めれば解放された足の感覚を戻すために足首をらつかせつつ未だに笑いをひきつらせているも忘れた、と言うくらいなら深く傷付けた行動をとった訳じゃないのだろうか、と僅かに安堵すると暫し考え込むように黙り混んでからぽつりと溢せば吸血鬼であると相手に知られ、受け入れられた今でもひとりの、ただの人間として隣に居られるならそれに越したことはないのだと答えては呟かれた言葉にぱあと内心だけでなく表情を輝かせるも相手の表情の色にあれ、と目を丸くさせ首をかしげれば「暑い?…それか体調崩したか?」なんてもし後者だったらと不安なのか眉潜めながら相手見つめ)
ああ、思い出した。色んな奴から好かれてたよな、お前さ。お前の事よく知ってんのって、俺ぐらいじゃないか?幼馴染みだし。まあ俺が言い寄るなんて有り得ない話だけどな!はぁ?見とれるわけがないだろ、ばかぁ!諦めるって選択肢は今のところないな。残念だな?……好きにしろよ、もう。どうせ否定しても意味が無いんだしな。は、き、気のせいだろ。わ、笑うな!口封じるぞ!嫌な思いはしてない。………別の理由があるのか?……あっそ、それは良かったな。お前それ俺に喧嘩売ってるだろ、誰がてめえの髪で作ったもん被るかよ!(腕を組んで相手の事を知る人物を思い描いてみるも浮かばずに首をかしげながら己だろ、なんていいながらも言い寄るなんてしないと目を細めては未だに笑う相手の胸倉を乱暴に掴みながら眉間にシワを寄せるもすぐさま離してぽつりと。何か他の意味を含んだ言い方に首を傾げながら見つめては問い心配そうに見てくる相手には、とすれば頬を両手で覆い「な、んでもない!体調は平気だ」と相手から視線を外しながらはっきりと)
そうそう、…まあだから何だって話かも。俺自身好かれてたって付き合おうとか思わないし。…え?…ああ…うん、そうだな…。…はは、そりゃあわざわざ言い寄らなくたって坊っちゃんはお兄さん居なくちゃだめだってばればれだもんなあー。っはは、じゃあせいぜい見とれてもらえるよう頑張るとしますかね。その成し遂げる気持ちの強さはどっから来てるんだか…たかが髭に何のミッション計画してるのよ…。好きにする、俺だけの特権だからな。…ふふっ、だってさ…ちょっ、乱暴よー坊っちゃんー…おまえほんと面白いな…そっか。それ聞いてほっとした。…んー……気負わず正々堂々恋を…するため?なんて。…うん、良かった。俺もお前の事、とても大切に思ってるからもっと嬉しかった。売ってない売ってない、面白いからからかって…こほん。じゃあ何、今度一緒にもしもの時のために買いに行く?似合うの見繕ってあげるよ?(まさか相手から俺くらい、という言葉が出るとはおかしくもないはずなのに予想していなかったらしく目を丸くさせて僅かに照れたように目線はずすも続く言葉聞けば内心そんなことお前といた時間だけ知ってるよ、と呟きながらまたからかうように微笑むと胸ぐらを掴まれてもなお慣れているのかそれともこんな絡み方でも楽しいのか宥めるように両手のひらを見せてひらつかせるだけで特に慌てたりもせぬまま言うと解放され相手が気に病むようなことをしなくて良かったと安堵から息を漏らすとその理由を尋ねてくる相手にどう答えたら良いものかと思案すればかなり適当さを交えた言葉に作り替えて呟くとそのままこれなら伝わらないだろうかと首を傾げながら。目線を慌ててそらしてしまう相手に何ともなかったらこんなに焦ったりしないのにどうしたんだろうかと不安になると「本当かー?あんまり無理しちゃ駄目だぞ、病気して後で辛いのはお前なんだから」と眉下げながら呟くと熱だけでも大丈夫そうか確認しておこうとそっと相手の頬に触れ)
ふぅん、それ勿体ないと思うけどな。折角言い寄られてんのに。……、んだよその反応、あれか俺が知ってるのが嫌なのか。なななっ、馬鹿言ってんじゃねえよ!誰がお前がいないとだめだめだ!お前がいなくても俺は平気だ!頑張っても見とれねえから安心しろよ。髭だからこそミッション計画すんだろ?暇だし丁度いいかと思って。べっ、別に、特権、じゃねえだろ。笑うなっつってんだろばかぁ!本当に口塞ぐぞ!おもしろっ……!?面白くねえよ!……人間になって恋愛がしてえのか……?え、ほかの理由は?……うっせ、そんなの言われなくても嫌ってほど分かってんだぞこっちは。てめぇ……!だ、か、ら!俺は禿げねえって何度言ったら分かんだよ!!(反応が鈍かった相手にむ、と唇尖らせふいと視線を外しながら俺が一番、ってのが嫌だったんだろうかとマイナスに考えてはおどけてみせる相手に不機嫌そうに顔を歪めてはチッと小さく舌打ちをしてから
次の言葉に目を丸くしては首を傾げながら吸血鬼でも恋愛は出来るはずなのにどうして人間になってまで恋愛がしたいのかその理由がわからずぽかんと口を開けてほかの理由はないのか訪ねて未だからかうような口調の相手にギリギリと、歯軋りしながら自分は禿げないと主張。相手の手が頬へ再び触れればびくりと肩を揺らして更に顔を赤らめては視線をしどろもどろに動かし「だっ、大丈夫だって言ってんだろ、」と小さな声でポツリと)
そう?俺側は本気じゃないわけだし女の子も逆に可哀想だし…俺自身本気で好きな相手としか付き合う津守は無いもん。…はっ!?いやそんなことあるわけないだろ、どしたのいきなり。うっそー、坊っちゃんが一人じゃ駄目の寂しがりやさんなのも知ってるし俺さぁ自分でいうのも難だけど俺よりお前の事解ってる奴なんてこの世に居ないと思うよ?そう?坊っちゃんただでさえむっつりさんだから頑張り次第では行けるって信じてr…。どれだけ髭に対して敵意持ってんのさお前…来るならもっと普通に来いよ…。お前を可愛がれるのもお前のとなりに居てきたからだって事、俺だから出来るんだよ。っはは、いやいや面白いよ?お前といると退屈しないなあ本当。……ただ恋愛がしたい、って訳じゃなくて…好きな相手の血を吸い続けるわけにもいかないし…相手と同じ目線で生きていきたいっていう感じなのかもしれないけど。…なに、なんか他に重大な理由があると思った?ご理解いただいているようで何より。俺の方こそなんだかんだ大切にしてもらってるってわかってるよ。っははは!そうだな、せいぜい禿げないことを祈っといてあげるよ。(相手の考えていることも知らずに不機嫌そうな表情と溢された台詞にどうしてそうなると目を見開きながら有るわけもないと首を横に振って否定しては舌打ちの音が耳に入るなりそんな怒るなって、なんて宥めようと言葉かけながら苦笑い溢せば自分の理由に呆気にとられたような顔をする相手にぽつりとこぼしてからそんな表情が面白かったのかくすくすと小さく笑みこぼしながら訊ねると俺の願いはそれだけだと答え。元より危うくはげさせられかけたのはどちらだったか忘れているのか相手の肩をぽふぽふ叩きながら続ければただ頬に触れただけというにあからさまに大きな反応に不思議そうに眉潜めてはいつもみたく怒る様子もないし、なんて察すればどうしたんだろうと心配になるもそれでもこの様子だと部屋に戻って寝かせようとも首を横に振るだろうし、せめて食べられるときに食事は摂らせて栄養を接種させておいたほうがいいと判断したのか相手の頭を撫でながら「…ならいいけど、無理はするなよ?」と呟いて)
まあ、そうだよな。かわいそうだな…って、昔の話だけどな。今はどうか知らねえけどさ。てめえの反応があんま良くなかったから……ってべ、べつに、その…。なっ、俺は一人でも平気だし……!、寂しがり屋でもねえし、……そりゃ幼馴染なんだし…当然、だろ。むっつり!?てめっ、ふざけんな!俺はむっつりじゃねえ!もうホントお前…。敵意なんて持ってないぜ?…可愛がるのもそろそろやめてくれてもいいんだぞ、俺そこまで子供じゃねえし、さ。お前そればっかじゃねえか。俺からかってそんなに楽しいのかよ。……ふうん、もう少し重大な理由かと思ってた。はいはい、それなりに大切にしてやってる。ぜってえ禿げねえからな!(肩をすくめて息をはけば今の姿でもやはり相手は女性に人気なのだろうと思いつつもごもごと口ごもり乍ぽつぽつ呟いては視線を下へ落としからかうような口調で言われれば顔を上げ頬を赤くしつつ否定してはそんなガキじゃねえ!とポコポコ怒るもぼそりと小声で呟き。理由に目をぱちぱちさせてはそういうことか、と何処か納得した様子で適当にあしらうように肩を落として撫でられただけなのに大きく反応してしまった自分に驚き顔を俯かせ乍撫で受ければ相手の言葉にこくんと小さく頷き、俺一体どうしたんだ、と内心混乱して)
俺にとっても良いこと無いしな…って今も変わらないっての!っていうか昔のがニュアンス違ったし…お前の幼馴染みは今も昔もモテるまんまなの。……あー……いや、……あのな。俺の事を一番よく知ってるのは確かにお前くらいだ。で、その、嫌だって訳じゃなくて。…珍しくお前が自分からそんなこと言うから面食らっただけだよ…。お前の別に、は大概信用してないから逆効果だぞー。うん、当然だ。でもこれを当然だって言えるくらいなのも俺だけだろ?あら、あんまり茶化して遊んでると嫌われちゃう?その割には俺の髭にえらくご執心じゃない?……え、お前今まで子供扱いしてるから可愛がられてるって思ってたの?……楽しいっていうか……口にすると怒らせそうだけどお前の反応が一々面白かったりかわいかったりするからさ、つい見たくなる。っはは、それが俺にとって何よりも重大な理由なんだから仕方ない。でも良いんだ、恋が出来るのも人間らしい心を持ってる証拠だからなあ。……それなりって言いながら何だかんだ時たま必死になってくれちゃう癖に。おう、毛根に愛想つかされないよう頑張れよ。(女性から声を掛けられるのは今も昔もだと口にするも幼い頃はモテていたというよりかはその見た目的に恋愛でというよりかはただ大人達から可愛がられていただけなような気もして微妙そうな顔をすれば相手の言う別に、の意味は大半が反対言葉だと宣いながら愛おしげに瞳細めながら呟くと子供扱いの延長で可愛がってる訳ではなくむしろ一人の人間、もとい大人として行為を寄せているが故可愛がりもするし甘やかしもしている津守だったのか伝わってなかったのやもと知ればきょとんとして。もう少し重大な、と相手が認識しようとも自分にとっては最重要事項であることには変えられなく可笑しそうに笑いながら答えてはおとなしくちいさく頷くだけの様子の相手に何かあったのかな、なんて心配を続けるも僅かな間に相手の様子が変わったことから体調だけでなくなんか嫌なことでもあったのだろうか。でもそれならもっと冷めた顔をするはずだしと思案しつつもそのくせあまり見つめていると相手の赤い表情に惹かれるような、目を奪われるような感覚に陥りそうで慈しむようにぽふりとその背を撫でながら「うん、じゃあほら食べちゃいな。スープのあとはメイン、そのあとはおまちかねのパルフェ出してやるから。」といつものように微笑み)
お互いに良い事ないな、確かに。まあ、お前みたいなヤツ放っておかなさそうだし…、そりゃ今もモテるわけか…。……、嫌じゃないなら良いけど。俺だってそれぐらい言うんだからな!は、信用してねえのかよ!逆効果とか…、まじかよ…。……そう、だな。当然だって言えるのもお前だけだな。…、嫌いになるぞ。それは気のせいだろ、そんなにお前が思ってるほどしてねえって。………違う、のか?え、子供扱いしてるから可愛がってるんじゃないのか…?そ、それでからかってんのかよ!反応が可愛いとか…。もうみんなよ…なんか恥ずかしいだろ。人間らしい心、なあ。不思議だな、それ。ひ、必死になんてなってねえし、勘違いすんなよ!お前の為じゃねえし!愛想つかされねえってば!失礼だろっ、(腕組みじ、と相手を見つめては何処か納得した様に呟くも今の姿で女性に言い寄られている所は見たことが無い為本当にモテているのか首をかしげては逆効果、と言われてしまえば気付いていなかったのか口元を片手で抑えてまじか、と呟いてきょとんとする相手に目を丸くして子供扱いだから可愛がっているのではないかと驚いた様に見つめて違ったのだろうかと考えるも分からずに人間らしい心なんて言われれば双眸細めそういうの考えたことが無かったな、と小さく呟きながらそんな考えもあるのかと。顔を上げれば落ち着いたのか顔の赤みは引いてスープへ視線を落とせば「ん、わかった」と頷きスプーンでスープを一口掬って食べればやはり美味しいのか双眸細め口元を緩ませて)
そういうこと。……だと思う?中々つれない子はひとり見たことあるんだけどさ。どうしてもうまくいかないのよ。なにをどうしたら俺がお前のこと嫌がるんだよ、あるわけないでしょ。ふふ、そっか。でも本当だ、俺のこと一番知っているのは確かにお前なんだもん。照れ隠しとか無理するときに大概別にってつける癖あるからな、お前は。バレバレだっての。……今さら、違う誰かにこの座を任せられる?……からかうと嫌われるなら逆にどうしたら好きになってもらえるんだよお前の場合はさ?なら俺がいまやっぱ剃らないっつったら?……お兄さんが可愛いおこちゃまみんなに甘やかすと思ったら大間違いですー、単にお前を可愛がってるだけだって。ほらよくあるじゃん、いじめっこって反応が面白いことか気になるこによく手出しするあれみたいなさ。すぐ真っ赤になってムキになるとことか面白いし可愛いんだよなあ?…もちろん人間らしくなるために恋をしたい訳じゃないよ、好きな人と全く同じ立場に立ちたいだけなのかもわからないし。うっそー、普段かわいげないこと言いながらもいざってなると心配して大慌てしたり声かけてくれたりするじゃない…俺はなんも誰かのためだとかゆってないけどなあ?っはは、ちゃんと風呂上がり乾かしてから寝てやったりしないとそのうち嫌われちまうからなー。(こくりと頷きながら言うも放っておくはずのない、といった言葉にお前が言う台詞じゃないだろうと苦笑いしそうになってはどこか仕方なさげに眉下げながら呟くと相手がよく漏らすワードについては聞くタイミングがいつも同じような場面ばかりのために長年そばにいなくともさすがにそんなことくらい把握すると答えれば完全に子供扱いから大切にしていたと誤解しているらしい相手の様子にほんとにこいつは天然なのか鈍感なのかわかんないな…なんて思いつつも言葉にするのは難しくも恥ずかしいらしく頬をかきながら悩むそぶりをしつつ言うと人らしくなりたいのが先なら本末転倒だしそもそも人らしくなりたいのはお前が好きだからだよ、なんて言えない言葉を胸のなかだけで呟きながら微笑んだままで続けるといくらか顔の色が戻ってきた相手の様子にあ、と思えば少しよくなったのかななんてわずかにほっとしては言わずとも表情から漏れるスープの感想にくすくす笑いながら「そりゃどうも……わっかりやすい。」なんてなにも言われる前と言うに呟いて)
へえ、お前に靡かないやつ?一体そいつはどんなやつだったんだ?気になるな。あるわけないっていうけど、分かんねえだろ、そんなのさ。幼馴染みだし、まあ当たり前だけどな。うぐ…そんなに、付けてたか?俺…。………、分かんないけど、多分譲れない、だろうな。どうやったら、って、そんなの俺にわかるわけないだろ、好きになるとかよく分かんねえし…。…、まあ、見てみたかったけど諦めるしかねえよな。お前は餓鬼かよ!そんな反応面白くも可愛くもないだろ、お前しかそんこと言う奴いねえよ…。いじめっ子っていうか、好きなやつに意地悪するやつだろ、餓鬼っぽい。あれか、好きな人と同じものを見てみたい
とか…?よく分かんねえけど。そんなもん?…だからちゃんと乾かすんだから大丈夫だろ!(つれない子、と聞けば双眸を見開き気になったように問いかければそんな奴もいるなんて世の中面白いなと内心密かに思いつつ口癖になっている事に気付いていなかったのか口元を片手で抑えては視線を泳がせてどれだけ言ってんだよ俺、と自分に突っ込みながらまるで相手がする事は餓鬼っぽいと笑ってそんなに俺の反応は面白いのだろうかと首を傾げて考えてみるもよく分からず結局首を捻るだけで。ああ、と何か納得したのかこういう事だろう?と何処かドヤ顔で言うも自信はないのか疑問系になりつつ己が感想をいう前に言う相手に双眸をぱちぱちさせてはわかり易かっただろうかと頬に手を当てながらスープを食べ進めていき「人が感想いう前に言うなよな」と特に気にした様子もなく)
だった…っていうか今も靡かないけど。友達には普通に仲良くしてる癖に俺にはつんけんしたり、優しくすればそっぽ向くし意地悪しても突っぱねるし……なのにさ、本当の内面は凄い優しくて…可愛くて。素直じゃなくて。気付いたら惹かれてて。…どうやっても落ちないんだよなあ…。……未来はわからないって?でもさ、そう変わるとは思えないだろ。俺はこれまでだって変わらずにお前の隣を望んできた。付けてた。たまに無理するときにまで言ってるんじゃないかってひやひやするよ。……はは、そうか。これ以上なく嬉しい台詞だ…俺もお前以外の誰かに支えるなんてできる気がしないよ。…そんな見たかったのか…ははっ、剃るからそうがっかりすんなよ。十分に面白いし可愛いけどな…っていうか他の誰かからもからかわれてたらお兄さん流石に使用人の肩書きの元お守りしますって止めに入るって、…職権濫用かもだけど。お前が真っ赤になった顔はまあ好きだから否定しないけど?……そんな感じ、なのかな。自分自身明確には分からない節もあるから何ともだけど…それに、不公平なんだよなあ。人間に恋する以上は。吸血鬼がいるのは認めるけど恋人は嫌って奴もいるだろうし。(その相手の特徴を質問されては妙なところで天然の働く相手の事だしもしかしたら参考になるかは分からないがアドバイス的な言葉がもらえるかもしれないしいいかと思えばぽつりぽつりと胸の内をほんの少しずつ明かすような思いで呟くも苦笑い浮かべながら深くため息漏らすとわかりやすく口元を覆うしぐさ見つめながらなんだか面白くて小さく笑むもこくこくと頷きながら別に大丈夫だ、とか別に平気だ、とか言われると時たま気になって仕方ないと続ければ子供っぽいと笑われようとも否定できる気もしなければやめられるような気もしないために頷いて笑うも他人に相手がからかわれているのは勝手ではあるがどうもいい気はしないらしくぽそぽそと言いにくげに呟くと長年相手の事を想い続けていた自分でもこの感情は難しいらしくなんとなくの感覚の域は出なかったが悩むように首をかしげながら答えると相手に吸血鬼であることを受け入れてもらえたとはいえ、なんて思えばそれでも側にいられるだけでだって幸せだと瞼を細めながら呟けば否定されない様子からわかってはいたが当たりだったとしるとまた嬉しそうにはにかむと「ふふ、悪い悪い。でもあんまり旨そうに食べてくれるもんだからさ」なんて相手見つめながら)
なんだそいつ…、それでもお前が可愛いとか言うなら相当なんだろうな。女だろう?そいつ。かなりお前に興味が無いというか……。そんなやつと何処で知り合ったんだよ、すげえハマってるような気がしなくもねえけど。…、まあお前だもんな。そう簡単に変わるとは思えないのが悔しい気もするけど、…安心っちゃ安心、だ。うわ、知らなかった…。特に無理してる時とかは言ってねえと思うけど、どうだろうな。ココ最近無理した記憶もないし、大丈夫だろ。てか、お前は心配症すぎんだよ。……ふん、お前は此処でずっと俺の使用人させるつもりだったからな、俺のところのやり方が染み付いてるだろ。はぁ!?勘違いすんなよ、がっかりしてねぇよばかぁ!……ほかのやつからはからかわれたりしてねぇし、お前にしかからかわれてねぇよ!止めに入る前に、お前が俺をからかうのをやめたら話は済むんだけどな?ばっ…真っ赤になった顔とか、やめろよ…くそ。んー、人間って不思議だよな、俺も人間だけど。あれとかいいな、とか言っておいていざとなると嫌だとか言ったり、…まぁそういうの実際やってみねぇと分からないだろって思うけど(相手がポツポツ話すその相手の性格を聞けば目をパチパチさせ女なのに強気なんだな、と想像してみるも難しいようで首を傾げ相手が落とそうとするその人物とは何処で知り合ったのか純粋に知りたくなったのか問いかけてまさか相手が話すその人物は己だという事に気付かぬままにふむ、と腕を組んでは後半になるにつれ恥ずかしくなって来たのか段々小声になって口元を抑えたまま首を捻るも相手がひやひやするような事は記憶にも無いし恐らくしていないだろうと思いながらじっと見つめて己を一番からかっているのは目の前にいる男だけだし他の人々にからかわれた事も無くわざとらしくため息と肩を竦めては嫌味の含んだ言い方で相手の話を聞きながら改めて人は不思議なものだと思い呟いては矛盾もしているし仮に相手が他の人に恋をした時は大変だろうなと哀れむような視線を送った後逸らし美味しそうに食べるから、なんて言われればそんなふうに食べていたのかと驚く反面「お前の飯は上手いって言ってんだろ」とスープを平らげては一息ついてワインへ手を伸ばし)
っはは、でも見た目だけじゃないよ?本当の本当に根はとっても内面から可愛らしい子なんだ…まあその他諸々は内緒。その子が好きになってくれたら俺、付き合うけど…かもなあ。どうしたら興味持ってくれるんだろうな。絶対に変わらないってことに関しては何を掛けたっていいくらいだ、…いくらだって安心してよ。俺はここから居なくならない。かく言うお前もそう簡単には変わってくれるなよ?お前の場合無理してたって自覚しなさそうでそれも余計に………相手がお前だからって言ってるだろ、あと俺の性分だ。そりゃもう他の使用人の誰にも引けを取らないほどにね。俺はこの屋敷に仕えてる訳でも仕事内容に生き甲斐を感じてるんじゃなくお前一人に忠を尽くしてるんだから胸を張って言えるさ。してたって…はは、お前よく見たがるなそこまで。そ、それはまあ…なんていうか……け、健気で一途な男の子の若く良き探求心はお兄さん止めるほど鬼畜じゃないって言うか…はは。俺からすりゃ大抵のお前の表情は可愛いもんだけどなあ。照れてるときの赤いのは特別可愛らしいけど。そうだな、これだけ難しい生き物はきっと他にいないだろうな…ああ、…受け入れてもらえても自分の恋人には嫌だってなる事はありえなくも……。……そうだな。俺自身が引きすぎなのかも。ぶつかってみるくらいはしないとな。(やはり特徴を聞いてもその人物がいったい誰なのかに気がつかない様子にくすと笑みながらもまあでもまさか相手がこいつじゃなくたって好きなやつがいる、って言われてそれが自分だと思うやつはそうそう居ないかなんて思いながらこんな安っぽいやり取りで気づかせるほど卑怯な手段は使うつもりはないがその方法が気になってぽつりと漏らせば相手が赤くなる姿に流石にこれぐらいは俺が相手の事を見つめすぎている訳とは違うだろうし相手からすれば自覚のない癖でもまだ単なる相手の僅かな一面にしか過ぎない故に誰にでも気づきそうなくらいなのになあなんて相手の表情を眺めると心配性なのは治せそうにないと首を振り。吸血鬼の存在を他人事のそれと自分の事のそれとで大きさや重さも違うだろうと臆病と言われればそれまでだが引っ掛かる感情を呟きつつも続く言葉に目をわずかに丸くさせてはふっと口元緩めて頷いてから空になったスープの皿に満足げにしつつ相手のグラスへ手が延びる一連の動きさえもじっと見つめては「…お前に当たり前のようにそう言われるのが嬉しいんだ…料理得意で良かったよ、本当に。…メイン取ってくる、…ちゃんと残さず食えよ?」なんて感極まったように言葉にしてからまたキッチンへとくるりと使用人服の上着の裾を揺らしながら向かって)
……お前、そいつの事が好きなんだな?なんか、そいつの事話すお前楽しそうだし……内緒かよ、つまんねぇの。さぁ、その人物がお前に興味を持つかなんてお前の努力次第じゃないのか?せいぜい興味もってもらえる様に頑張れよ。なんで俺が変わる必要があんだよ、俺だってそう簡単に変わらねえし何掛けてもいいぐらいだぜ?俺はずっと俺のままだ。は、自覚してるしそこまで無理する事なんて何もねえし……、いい加減その心配症どうにかしろよ。…ふん、当然だろう。長年務めてるお前が他の人に劣ってたらそれは考えものだったけどな。それの必要は無かったが……。てめえの気のせいだ、がっかりしてねぇ!そこまで見たがってもねえってば!……ふうん?止めるほどじゃねえって?…クソ髭。お前もう喋んな…可愛いとかもう黙れよ…恥かしくなんだろ…しかも、俺を恥ずかしがらせてるのがお前って言うのが気に食わねえ!…複雑すぎんだろ、人間って。うーん、分かんねえけど。そうそう、1度くらいぶつかってみろよ(相手の話を聞きながらその人物の事を話す相手が楽しそうに思える途端胸にちくりと小さな痛みを伴えば首を傾げて自分の胸元に手を当てるも気のせいかと腕を下ろし他の事を暈す相手にむすりと不貞腐れたような表情を浮かべつつも話す気がないのならそれ迄かと息を吐きやはりその人物の事を自分だとは思わずにひらひらと手を軽く挙げ心配症をこれ以上こじらせたら大変だと思えばどうにかしてその心配し思考を巡らせるも思い浮かばず人の事を散々可愛いだとか照れた顔が好きだとかペラペラ喋り出す相手の声を聞きたくないのか耳を塞いで恥ずかしそうに視線をうろつかせながら頬を段々と赤く染めていきやはり相手という事が気に食わないのか次第に眉間に皺を刻んでいき身を翻して再びキッチンへ行く相手の背を見ながら「……、さっきのは一体なんだったんだ」と先ほどのことを思い出しては首を傾げそのまま両手で頬を抑えるも熱は完全になくなっていて一層分からなくなり)
………ああ……好きだよ。中々振り向いちゃくれないし状況は不利な筈なのに、そいつと居るだけでたまらなく幸せでさ。振り向いてくれない度胸がちくちくして、届かない気がする度悲しいくせにちょっと笑ってくれるだけでたまらなく嬉しい。ちょっとそばにいられるだけでたまらなく幸せ。はは、そりゃ俺だってこんなこと恥ずかしくって言えないよ。……うん、これからも頑張るよ。ありがと坊っちゃん。だよなあ、それでこそ俺の主人だ…じゃあ決まりだな。俺たちはこれからもずっと変わらず隣同士だろ?……そ、…りゃかなり心配性な自覚はあるけどさ……相手がお前じゃなかったらこんなに気にかかって心配なんてしてないってば。まあ生き甲斐だしねえ。仕事っていうよか毎日の楽しみって感じだし。……それに、誰にだろうと負けられないよ。それは俺だけの座なんだから。ほんとお?なんか寝てる間に剃られた朝の俺の反応よかある日いきなり剃ってきたときのお前の反応のが面白そうな気がするんだけど。………ど、どうあれ好意であることにはか、かわり、ないし……あ、…あはは……。えーなんだよそれ、まるでそれじゃあ他の誰かからなら恥ずかしがらせられたって構わないみたいじゃない。…それに俺は本当に好きだよ?…さらにそれになりたいって思う心理って相当複雑なんだろうなあ……。そうする、……吸血鬼としての愛情じゃなくて、一人の普通の人間として好きだって感情を伝えるんだからそれくらいいいよな。(直球的な好きなのか、と問われる言葉に胸の奥まで貫かれたような感じがして思わず目を見開かせ刹那瞳を揺らすと僅か俯いたまま照れ隠しか自嘲なのか自分でもわからぬ笑みを漏らしながら答えては本人に話すことじゃないけど、気付かせることじゃないし、当たり前の事だらけだけど、目前のお前が好きなんだよ。と無言で切実に呟くもそれが届くことはもちろんなく複雑そうに眉を下げたりしては単なる心配性なだけではなく大事だと思う人間が対象であるがゆえに沸き起こる思いでもあるのだがとごにょごにょとした言い方で呟くと嫌がるわりにはこんな話をしている今でさえ顔の色を真っ赤に染めてしまうあたりがまた可愛くて他に照れさせられるのがいいと言うのなら聞き捨てならないらしくそう突っ込んでおくもののやめる津守は無いようで相手の顔を眺めながら微笑みを浮かべたりしては相手がそう思考を巡らせていることも露知らず上機嫌ぎみに鼻唄をキッチンに溢れさせながらまた小気味良い音で下拵えを終わらせたフィレ肉をフライパンで熱を通しながらメインではどんな顔を見せてくれるかなあなんて思いながらひっくり返したりして、レアに焼いたそれを付け合わせと一緒に皿に盛ればそのまま楽しそうに絡めるための赤いソースの入った容器を傾けてはその液体に一瞬相手の首筋が頭のなかで浮かび、瞳を見開かせ一度手の動き止めては「……あれ、」なんて呟いたりして今のは何だと首を傾げ)
……ふぅん。そいつに告白はしないのか?いや、まずは振り向いてもらう所からか、いきなり告白されちゃ相手もびっくりするだろうしな。…1度くらい遊びに誘ったりとかしてみりゃいいんじゃないのか、もしかしたら振り向いてもらえるかもしれねぇぞ。……べっ、別にお礼言われるようなことしてねえよ…!せいぜい頑張れよ。…おう、ずっと変わらず隣同士でいてやるよ、仕方が無いからな。感謝しろよ!…その心配症が俺だけってのも分かってる。けど、そこまで気にかけてもらうようなことも何もねえし、人の事心配するより自分の心配もたまにはちゃんとやれ!命令だからな。……はぁ、どうせその座を譲る気もないんだろう。お前みたいなヤツなかなか居ないからな、安心しろよ。……容易く想像ができるっつーか、俺そんな驚かねえと思うけど…何かいつもと違うきがする、とか言って終わらせそうなんだが…。面白さを求めんな髭。好意、ねえ…。そういう意味で言ったんじゃねえよばか!ていうか、他の奴にそんな恥ずかしくなるような事とかそもそも言われねえし…。…はいはい。それくらいならいいだろ、…人間と違えど、同じ生物なんだしよ。(相手が話す度に胸にチクチクした痛みが訪れ病気かと疑うも体調はその痛みを除いて元気だしと余計に分からなくなりつつこの痛みはなんなんだろうと若干顔を俯かせ乍肩を竦めては俺がこんなにこいつを心配症に仕立て上げてしまったのだろうかと片手で顔を覆うも人の心配よりも自分の心配を優先しろと相手に釘を打てばやれやれと首を横へ振って呆れたような態度を取りつつ己に恥ずかしいことばかり言うのは目の前の相手しかおらず妖精たちはそんな事を言わないし知り合いなんてごく数人、その数人も言ってこないと伝えては1人残されワイングラスを指でなぞったりと暇を弄ぶような仕草をしながらも頭の中では先程の己の反応の原因をずっと考えただ頬を撫でられただけなのにどうして女みたいな態度を取ったのだろうかとずっと一人悶々と考えつつふと噛まれた痕を指先でなぞり)
…んー…反応からするとまあ早い気がする…俺自身いいのかなあってへっぴり腰になってんのかも解んないけど……、……。……そっか。デートくらい行っても良いもんな、一緒に出掛けたことはあるけどちゃんとそれらしく約束をしてデートなんかしたことないかも。いいなそれ。お前のお陰でもっと頑張れるよ。なあ、お前どこに行きたい?どこでも連れ……あ、いや。ほら、ど、どんな場所が良いかなって?話聞いてくれたお礼もしたいし。プライベートで遊びにいくのも子供の時位な気がするし。で…出掛けてみないか?…っふふ、どうしたって離れることなんかないんだ、ある意味仕方ないのかもしれないけどそれがまた嬉しいねぇ。何してもこのままの関係なのが。最高に嬉しいに決まってる、他の使用人に目移りなんてさせないさ。有り難いお言葉感謝しますよ旦那様。解ってくれてるなら忘れないでくれよ、お前以外にここまで思ったりしない。あらら、命令とあっちゃそうせざるを得ないか…って言っても俺もそんな危なっかしい節あったかな…?そりゃ勿論、…ご主人様公認で安心していいなんて仰って下さるのも光栄だな。俺も他の誰かに忠誠心の欠片さえも抱く事はないけどさ。えー、目ぱちぱちさせながら凝視したりとかしてくるかなあって思ったんだけどな…まあ剃った方が好みなら驚かなくともそっちに変えるまでだから良いけど。な、なんだよう坊っちゃん。お兄さん嘘はなんも言ってないじゃん、てか流石に俺だって嫌いな相手にちょっかいなんか掛けないよ。…反応見たさにからかってる自覚はあるけど照れさせようとは思ったりはしないんだけどな、…そりゃよかった。そいでも照れた顔しちゃう辺りが可愛くてお兄さん好みだから取られたくないんだもん。誰にも。ええー、ちょ、簡単に流すなよー。……そう言ってもらえると自信も勇気もなんとなく湧くような気がするよ、人間と同じように好きになれて良かった。伝えてみる、ちゃんと。(相手の抱いている胸の痛みには気付かずに悩むように眉を寄せながら唸って続けるもふと相手が顔を俯かせたことにどうしたんだろうと首を傾げては重すぎる話題を振って迷惑をかけただろうか、なんて予測違いの心配をすれば素で相手に普通のデートのそれを誘いかけたのを慌てて取り消しながらも自信こそなかったが問い掛けるようにその約束を持ち掛けてみては相手を心配するのは使用人としての思いや兄心にちかいそれでは収まらないのだけど、と内心だけで苦笑いしつつ腕を組みながら自分の行動を振り替えるようにしてははて、と目をきょとんとさせたりしながら聞けば相手のことを可愛いからと茶化したりからかったりをしているのは認めるが恥ずかしい台詞を吐いている自覚はどこにもないらしくこくと頷きながらも照れた様子は愛おしいためにそれを誰かに見せたいとは思わず嫉妬心をふざけておどけた口調で塗り替えながら冗談めかして呟くと居ないことにすぐに安心した反面ひどい話だと自分自身思うもののそれが嬉しくて俺、こいつが知らない以上にすごいクズかも。なんて脳内で自分を罵ってはそのままぼうっとした様子のままソースを容器からステーキへ垂らし終え、余分に余ったそれに心を奪われた様に見つめる度にあの時の映像がフラッシュバックのように浮かぶのに何故かどくりどくりと胸を高鳴らせては作っていた時のと同じだと思う反面でさっきより強く相手の様子が浮かび、何を思ったか余ったソースの容器に指を差し入れ滴る赤色を纏った人差し指をちゅ、と口付けてから柔く咬み、飲み込む動作をすると深く息を付き低く「……違う、」と漏らせば肌を思い出す様に自分の手首を弱く噛んで)
早くてもいいんじゃないのか?でもまあ、お前がそれだけ考える相手ってのはよーくわかった。へぇ、あるのか、知らなかったな。……え、俺?いや、俺よりもそいつ誘った方がいいんじゃ…俺は別にどこでもいいし、ってか、ほんと、そいつ誘えよ!お、俺といても、その、楽しくないだろ…? …ふん、そうか。はん、せいぜい目移りしないよう日々努力してもらわないとな?そのうちふらっと違うやつにいくかもしれねえぞ。……仕方が無いから忘れないでいてやるよ。あっただろ、お前俺以上に無理してる気がするけどな…。すぐ他の奴に誓われたらこっちが困る。あー、まあ、それぐらいはするかもしれねえけどさ、そこまでお前が思ってるくらいには驚かない自信はあるし…。剃ったお前が見てみたいだけで…。は…な、それだと俺がひとり勝手に照れてるみてぇだろ…!?…誰も俺の照れた顔なんて興味ねえからそんな心配する必要もねえって、そんな嫉妬みたいな事言うなよ。おかしいやつ。…なんて反応すりゃ良かったんだよ、俺も好きって?おう、頑張ってみろ。(無意識のうちにぎゅ、と自分の服を握り締め乍何処かで嫌だと思う自分がいる事と相手に出掛けを誘われれば驚いた様に見つめた後言いにくそうに顔を逸らしながらポツポツと呟き先程のことも含め、無理をしているような相手を数回見た事を思い出しつつ上記を述べればもう忘れたのか、これだから歳は、なんてからかうような言い方で相手を見て笑えばこちらもおどけた様に言えばひらひら手を振り、相手が出て行ってから数分経っても出てこない相手に首をかしげ席を立てばそろりとキッチンの方を覗いて背中しか見えず相手がなにをしてるかまでは解らず「フラン?」
と声を掛け)
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