フランシス・ボヌフォワ 2015-08-26 01:08:10 |
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気になるだろ、そんなの言われたら。剃ったとしてもかっこいい大人だろ…。はあ!?分かるに決まってんだろ!俺は可愛い顔なんてしてねえ!お前の目がおかしいだけだろ!別にほかの急所狙われるよりかはマシ、って意味だ。裏拳なんてやんねえよ…。まあ、個人的に、だし。分からなくてもいいし、感謝されるのも悪くねえから、気にするなよ。良くしてるつもりはねえけど。はっ、せいぜい禿げねえように頑張れよ。そのうち禿げてくるかもな(たとえ髭があってもなくても相手はかっこいい大人、と無意識のうちに呟けばはっとして視線を逸らしてはふとなぜ俺の前だけかっこいい大人でいたいんだ、と首を傾げるもののまあ紳士ならそうか、と納得しては自分でわかるわけがないと言われるもそれぐらいは自分でもわかるし俺はかっこいいって言われたいなんて内心で思うだけで自分を可愛いという相手の目がおかしいだけだと言えば今度俺が切ってやってもいいな、と失敗する確立はかなり高いがそんなことを企みつつ相手の髪の毛を見れば流石に長くねえか、と首を傾げて「だ、だって、」とたじたじのまま声を絞り出せば相手へ視線を「…ふ、流石だな。」椅子へ座れば口元を緩ませて)
…うーん……、……元々これ大人っぽくなりたくて生やしたからなぁ…。でもお前がそう言ってくれるならたまには剃ってもいいかな、伸ばし直した時の無精髭に笑わなきゃだけど。っていうか顔だけの話じゃないしお前の場合はさ。ほかの急所って…脛の時点で結構際どいんだけど。…そうか?ならまあ写真はやめておくけどさ、覚えておいて俺が懐かしめばいいんだし…でも個人的なのは解るけどお前もそんな気にしすぎなくても良いんだよ?居てくれて嬉しいことばっかりだから。…ま、まだこの年で禿げるわけないでしょ…ふわっふわのふっさふさなんだから…。(相手の前ではしっかりとお兄さんのままで居たい、そして居たいから伸ばし始めた節もあるのだが剃っても変わらないと相手の口から聞けば暫し悩みつつ夏場とか位なら良いかな、試しに。なんて思うもまた伸ばす津守でそうとだけ付け足せば可愛くないと首を横にふる相手にまあ頷く男の方がおかしな話ではあるのかもしれないしそりゃ俺が贔屓目なのかもしれないけど見た目云々だけでなくそもそもの仕草だって間違いなく可愛く愛おしい為にそう呟くと自分の髪に関しては柔らかい髪質の方だし括っておけばなんて事ないけどな、と返し相手が切る、という思惑も知らず短い方が男らしくて案外格好よくなるならそれもいいかなあなんて興味示せば「…どうあれ親切にはして貰ったしね、お兄さんお礼したいからなあ」と次にまた相手と関われる事を作ろうと考えて口にすれば「お前の食べる量くらいは把握するさ、…さて。まずは食前酒だ、白のスパークリングワインをご用意しました」なんて使用人らしく説明を交えながら後方へと下がるとキッチンの側にある冷蔵庫から緑のガラス瓶とグラスを運ぶと馴れた手つきで注ぎ)
たまにはいいだろ。まあ、…無精髭に笑うか笑わないかはその時になってみねえと分かんねえかな。笑うというより、それって言うかもしんねえけど…。は?顔だけじゃねえってどういう事だよ!だろうな、急所は有りまくりだからな。思い出すな忘れろ。そんな事覚えてなくていいんだよ、…別に気にしすぎてねえよ!うっせえ。何がふわっふわのふっさふさだよ、その歳で禿げてるやつに失礼だろ(剃ったあとの無精髭が生えた相手の想像してみればふ、と鼻で笑った後実際見てみねえと笑うかなんて分からないと口元を手で隠すようにしては無精髭を生やしたままは余り身なりは良くないが、と。可愛いのは顔だけではないと言われれば目を見開いて顔だけじゃなかったら後は何処がそう思わせるのかなんて腕を組んで考えてみるも思いつかず眉間にシワを寄せて相手へ視線を送りこの歳で、と相手が言えば世の中にはお前くらいの年でもいるんだぞ、という意味を込めて視線をやればそういえば、一時期俺も髪を伸ばしてた時があったっけ、なんて小さいときの記憶を掘り起こしてくれば相手の髪が羨ましかったからだったか、と双眸を細め「は?お礼?んなの気にしなくても…」と首を傾げて見やれば「…悪くないな、」と口元を更に緩ませれば満足そうに呟き)
お前がその方がいいって言うんなら、な。そ…その反応からして間違いなく笑われる気がするんだけど気のせい?まあやっぱしばらくマスクかなー…。いや、だから……かわいげないこと言いながらもたまに優しかったりさ、照れるとなんも言えなくなったりさ。そういうとこ結構俺は可愛いなって思うんだけど。……流石に鼻とかは勘弁してくれよ?べつに思い返すくらいいいじゃねーの、生き甲斐だって言ったろ?てかやっぱ気にしすぎてるし。いや俺はべつに同年代で禿げてる人の事を言いたい訳じゃ…じゃなくって!俺は絶対に禿げないから!(見てみないとわからない、と言いながらも口元を隠してしまう様子に間違いなく半端な無精髭を見せたら笑うんだろうなあと予想しつつまあそれでも相手が今より良いって言うなら考えようと思いつつ相手の見た目以外の可愛い点を口にするのはやや恥ずかしい気もしたがそんなことをわずかにだけ口ごもらせながら呟くと相手の台詞に思わず同年代でなった人間に何故か罪悪感感じるもいやいや違う、とすぐに首を左右に振り回せば昔はすっげぇ輝かせた目で俺の髪の毛見てたのになあ、とため息混じりに呟き。「お前からは親切したって思ってなくとも俺はして貰ったって思うからさ、…どうすっかな。」と何か次の約束を取り付けようと思案しては俺も卑怯なことするなあ、と少しだけ自己嫌悪しつつ口元を緩ませた相手にお、と嬉しげに呟くと「食前酒を白のスパークリングにしたのには訳があってね、前菜が…スモークサーモンのマリネで御座います。よく合う筈だ」とボトルをテーブルに置いてまた冷蔵庫へと戻ると中位のガラス皿に盛られた鮮やかなサーモンのマリネを出してテーブルに置き)
笑わねえから、な?剃ってみろよ。マスクなんてすんな、そしたら見れねえだろうが。それにお前が笑ってるか分かんねえし…目が笑ってなかったら怖いし…。ばっ、う、うるせえ!誰も説明しろなんて言ってないだろばかぁ!お前の目なんて腐っちまえ!鼻は可哀想だからやめといてやる。生き甲斐って、それとこれは別だろ?…だから、気にしてねえってば。…ふぅん?禿げたら笑ってやるから安心しろよ?(口元から手を離せばじい、と見つめつつマスク姿の相手を想像すれば流石に目が笑っていないと怖いしな、なんて呟きつつマスクが無ければ笑ってしまうかもしれない、と思いつつ自分の可愛いと思うところを呟き出す相手に顔を赤らめれば耳を塞いで聞こえないようにしては眉間にシワを寄せて同年代で禿げたヤツ可哀想なんて思いながら今でも長い相手の髪の毛を見つめれば相変わらず綺麗な髪してるな、と目を細めては自分の髪はボサボサでよくこんなので相手の髪に憧れたんだろうかと苦笑しては「勝手に思ってろ、……どうすんだ」と悩む相手を見つめては腕を組み「……うまそうだな…」思わず歓喜の声を出しながらはっとしたように顔を背けて)
剃るのは良いんだけどさ……まあたしかにそりゃ不気味だな……となると今度はまた伸ばすっつって半端な無精髭生やしてたらそれはそれでお前が剃刀持って来そうな気もするんだけどなぁ…。何でぇえ!?どういう事だって聞いてきたのはお前だったでしょうが!目が腐るとか仕打ちが過激すぎるんだよ…。なら他の急所って何処なんだ…というか鼻以外に顔は本当にご遠慮頂きたい。お前をからかったりお前と時間過ごしたりが生き甲斐なんだからそれを思い出したくもなるんだよ。なら思い出すくらいは許してよ、お前はいつだってちゃんと可愛かったり優しいまんまだ。……何に対しての安心なのそれは……。(相手の言葉にまあ表情の半分以上が見えないとなると相手から見たらかなり不気味なのかもしれないと賛同しつつもとなればやはり無精髭を晒す他ないと思うと出てくる心配ごとは変わり相手じっと見たりしてはすっかり赤い顔で聞くまいとする相手に聞きたがったのはどちらからだと喚くも顔を赤くする辺りやっぱり仕草から可愛らしさも来てるんだな、と再確認したりすれば未だに自分が禿げたときの話を止めぬ相手に恨めしげに視線送りながら結構これ手入れ頑張ってんのになあ、でも相手の髪にもやってやったら結構良くなるかもなあ。なんて思いながら相手の髪に目線移すと「そうする、…んー……そうだ。お前高いところ平気か?」と暫し悩んだあとに相手にそう首を傾げれば相手から漏らされた料理人としてはこれ以上ない賞賛に嬉しくて堪らないと目を輝かせては「良かった!…喜んで貰えたならお兄さん幸せだわ」なんて表情ゆるめ)
不気味だろ、それを俺に見せるのか?……さぁ、どうだろうな、持ってくるかもしれねえし持ってこねえかもしれねえ。マスクなんてやめとけって。だっ、だからってんな説明するかよ普通はさ!こんのばかぁ!腐っちまえ!過激すぎるとか知ったこっちゃねえ!顔以外だったらいいんだろ?……そもそも吸血鬼って傷とか回復すんのか…?そこがすごい気になんだけど、どうなんだ?わ、わかった、それぐらいは許しといてやっけど誰にも話したりすんなよ?いいな、話したりしたらお前の命ないと思えよ。だ、か、ら、可愛くねえってなんど言えば…。さぁ、何に対しての安心だろうな?(ヒラヒラと手を振ってやめとけ、と見ながら言えば持ってきそう、なんて言葉に強ち間違っちゃいないなと内心ひっそり笑ってやるも言葉ははぐらかす様な言い方で肩を竦めて耳を塞いだまま不服そうな顔を浮かべてどういうことだと聞いたのは確かに己だがそんな説明をされるとは思っていなかった等嘆くように言いつつも口をもごもごさせてはふと思ったことを首を傾げ乍問いかければ良く本等で見る吸血鬼は直ぐに傷が癒える等書いてあったりもするが目の前の吸血鬼は一体どうなのだろうかと双眸を細めて見つめつつ相手の視線が髪に行っているのに気付けばんだよ、と髪を触って眉間に皺を寄せた後「高いところ…?、あー、まぁ平気だけどどうしたんだそれが」と頷き乍相手の意図が読めずに頭にクエスチョンを浮かべ「そ、そんなに喜ぶなよ…」表情を緩める相手に頬を赤らめて行けばぼそぼそと呟いて)
うーん……確かに使用人としても余り頂けないか…嘘、お前その反応からして顔に「持ってきます」って書いてあるようなもんだろ…。俺はべつに普通に思ってることを口にしたまでだよ……はいはい、ごめんね。急に変なこといわれて恥ずかしかった?い、いやべつに良いよって意味では無いんだけど…出来れば手厚く優しくして頂きたいんですが…。……しようと思えば即治療も出来るけどその分体力浪費して餓えるし…任せとけば人間と大体おんなじ早さで回復する感じだな。餓えるのが怖いからあんましないけどさ。え、命かかってるレベルなのこれ。…っつーかお前との事なんて誰に話すんだよ、勿体ないし…。……そうは言うけど禿げってストレスと深く関係してるみたいだしな、お前溜め込む方だし坊っちゃんこそ危ないんじゃなくって?(確かにマスクをして顔を隠したまま給仕するのも使用人としてあまりよろしくないと暫し考え込んでは相手の反応から嫌な予感しかせずにエンドレス無毛顎になりそうだ、なんてよくわからないことを呟くといやむしろそこまで怒られるような反応…いや照れ隠しなのかもわからないが、をされるとはこっちこそ予想外だったと眉下げ苦笑い込めながら相手見つめてはたしなめるように柔らかく声を掛け、問いにたいしてううむ、と考え込む素振りをしては指切ったとかほんのちょっとの怪我すぐ治すくらいならそんな変わんないけど重症治療したら腹へって自我なくしそうでこわい…と青ざめた表情をしては自分の視線に気づいた相手に一瞬わた、と調子を崩してからふにゃと笑うといや?またいつぞやみたいに髪の毛ケアしてやろーかなあって?なんて言ってみれば「そっか。よかった。じゃあもういっこ質問、…星は?好き?」とまたもう一度こてんと首をかしげながら問うと「お前のそういう言葉が聞きたくって頑張ったんだからそりゃ嬉しいさ、…食べてみて?」と顔を赤くしてしまう相手につい微笑みを浮かべてしまいながら相手のすぐとなりに立って様子うかがい)
まあ、使用人がマスクってのはな、流石にアウトだろ。…持って来ねえって…、なんなら約束してやるよ。う、うるせえ、恥ずかしくなってねえよ!勘違いすんな!大体思った事なんでも言いすぎなんだよてめえは!…はあ、仕方ないな。手厚く優しくしてやってもいいぞ、保証はしないけどな。へえ、吸血鬼ってのも大変なんだな。回復する代わりに体力消耗とか…、そんなの関係ないとばかり思ってたんだが違ったんだな。別に命は関わってねえけど、今のは脅し文句。…まぁ、お前が他の奴と喋ってるところ見た事がねえし…それは低いかもしれねえけど…って、勿体無い?…ばっ、ばかいえ!俺はまだ禿げるわけにはいかねえし、それに、ストレス溜め込んじゃいねえぞ!(うんうんと頷きながら、基本的にマスクは無しだと告げれば相手に自分の考えが読まれていると気付けば心の中で舌打ちをしながら半ば諦めたように首を傾げて相手を挑発するような言い方で耳から手を離しては相手のせいだと言わんばかりの言葉で素直に何でもかんでも言ってしまう相手が悪い、なんて言いながらむすりと顔は不服そうなままで吸血鬼でも傷の治療は簡単ではないという事を知れば驚いた様に双眸を丸めてぽつりとつぶやいてはそこは人間と変わらないのか、と小さくつぶやいた後に髪のケア、と聞けば…お前みたいにサラサラになるか?なんて首を傾げ眉を下げながら問い掛けては自分の髪が相手のようになるのならそれは喜ばしい、なんて思いつつ「ああ、星は好きだ。綺麗だしな」こくんと頷いて肯定しては「…ん、いただきます」挨拶を小さな声で呟いてナイフとフォークで器用に切れば一口口の中へ入れた途端広がる味に頬を緩ませて「…うまい」と小さく)
だよなあ…いっくら髭か情けないからって使用人としてみっともないのはちょっとな……、…ほんとに?まじで無精髭だよ?結構気になると思うよ?じゃ、じゃあどうしてそんな怒ってんだよ!聞かれたこと答えてなにが悪いのよ!あとせめて素直って言って!……ちなみに言うけどその手厚く優しくってのは…なるべくそういう風に殴ってくれ、って意味じゃないからな…?まあ普通の吸血鬼ならもっと血吸ってるだろうから大怪我治すくらいはお茶の子さいさいなんだけどな。人離れした能力の吸血鬼ってのはそういう奴等だ。んな脅さなくとも誰にも話さねえよ、……べつに。なんとなくもったいないって思っただけよ。でも積極的に発散するタイプではないだろ?きっと枕の下にぱらぱらと髪の毛が落ちている日が今に来るぞー?(そりゃもちろん使用人として身なりがきちっとしていることも大事だがそれで失礼にあたっちゃ本末転倒にもほどがあると頷くもそれでもいざ自分の無精髭を目にしたら伸ばす間もなく剃られそうで念のために尋ね返せばすっかり拗ねたような表情をしてしまった相手にそんなにも色々と言ってしまっただろうかと思考巡らせつつも嘘をいったつもりもなければ普段のようにからかったつもりもないために声をあらげておくとあくまで生命活動に必要な最低エネルギーだけを摂取してる自分には難しいだけだと首を横に振り。髪の毛に関して訪ねてくる姿がなんとなくどこか小さい頃のまんまに見えて可愛いな、なんて思いながら時間はかかるかもしんないけどだいぶは良くなるだろ、毎晩乾かしてやったり必要かもだけど、と慈しむように微笑みながら答えれば頷かれた答えに満足そうに笑むと「それもよかった、なら自然プラネタリウムにでも招待しようかな。抱いて飛んで高台までいってさ」なんて続ければそのまま相手が食べる様を幸せそうにじっと眺めていると紡がれた呟きにまたふっと柔和に表情をゆるめながら「…ああ、嬉しい。」と漏らすとたまらなくなって相手の髪をわしゃり、とひと撫でして)
使用人としてみっともないのは嫌だろ?俺も使用人がみっともないのは嫌だ。…しつこい、剃らねえし気にもならねえってば!もうお前黙れよ!恥ずかしいから怒ってるわけじゃねえからな!は?解ってるけど、お前、俺をなんだと思ってんだ…流石にしねえよ……。ふうん、お前もそこら辺の狩って飲んでくればいいだろ、そうしたらお茶の子さいさいだな。てか、色んな吸血鬼がいて訳わかんねえな…。変なヤツ、勿体無いなんて。や、やめろよ!気になって寝れなくなっちまうだろ!(肩を竦めてはわざとらしく溜息を一つついてはしつこく問う相手に眉間に皺を寄せて睨む様に見やればそんなに剃って欲しいのか、と言わんばかりの雰囲気で別に恥ずかしいからじゃない、と自分に言い聞かせるように言いながらもやはりあんなふうに言われるのは恥ずかしいのか顔を見られないように逸らすもなんてことをさらりと告げるもきっと相手はしないだろうなと分かりつつもついつい言ってしまい相手の様な吸血鬼もいれば他の吸血鬼もいる、と混乱してきつつ苦笑を浮かべ。微笑みながら言われればそうか、それでもサラサラになるんなら、なんて目を細めて自分の髪をくしゃりとなぜて告げられた言葉にぱちぱちと瞬きしては「へ、飛んでいくのか、」と目を丸くしては「わ、な、撫でんなよ!」と一気に恥ずかしくなって相手の手を退かせて)
うーん…お前に嫌がる以上俺もそうはしたく無いな…悪い悪い、つい剃刀片手に全速力で追い掛けてくるお前が想像出来て……ま、それなら一回位は剃ってみるか。え、じゃ、じゃあなんで怒ってるの坊っちゃん…。確かにお前にばれちゃった以上そうするのが一番なんだけどさ…何か、…なんでだろうな…極力吸いたくないと思ってる。ふふ、吸血鬼の時点で相当訳分からないだろうし、ね。……変かなぁ、やっぱり。でも教えたくないし話したくないんだよ、誰にも。……俺の年でも禿げたらかなり辛いけど俺一応四捨五入したら三十路じゃん?坊っちゃんだけは気を付けてな…。(自然に相手の嫌がる使用人、としてではなくいやがる人物像、としての答えが出てしまったことにはっとなるも不自然な返しではないだろうと放置しては一度くっくと笑いながらからかってから相手の反応もみたいところだし一度くらいは試してもいいか、なんて思えば一向に怒っている理由がべつに照れていたわけではないと否定し続ける相手にまさか本当に気に触ることを、なんて心配になってはさっと一瞬顔を青くするも顔を横に振ってそれを繕いつつ尋ね、吸血鬼について難しい顔を見せる姿にけたりと軽い笑みを響かせてはそれでも自分でももうそうする理由はないのにと不思議になりつつ他の誰かの血を生命活動に必要な最低限のための最終手段として以外はなるべく体内に取り込みたくないと断言すれば髪の手入れに許可してくれる相手にうん、と頷けば暫くはお風呂上がりにでも呼んでくれたらやってやるよ。と続けてやり、手を離されてしまえば思わず撫でていたことに「ごめん、ついすっごく嬉しくてさ。幸せで触れたくなった……コックの仕事も身に付けたいくらいだ、こんなに嬉しいもんなのか」とそれでも尚瞳を細めながら幸せだと呟いて)
ん。じゃあ、付けなきゃいい話だな。…お前、…そこまで俺は鬼じゃないぞ。流石に持って追いかけたりしねえよ…。じゃあ、早速今日にでも剃るのはどうだ?――……、なんでだろうな。何でだよ、吸わないと生きていけねえんだろ?…まあ、吸われる側はご愁傷様としか思えねえけどさ…。そうだな、吸血鬼の時点でちょっと分かんねえかな。…変なヤツ、俺が恥ずかしい話以外なら話せばいいだろう?ばっ、気をつけるに決まってんだろ!お前こそ禿げんなよ!(こくんと頷いてはこの件の話は終わったとでも言うようにぐ、と腕を伸ばしては剃った相手を見るのが楽しみだ、と内心でひっそり楽しみにしてなんで怒ってる、なんて言われてしまえば照れていないと否定していた手前でそれを修正することはほぼ不可能に近く視線を逸らしはぐらかす様に呟いてから本当にこいつは大丈夫なのか、と心配する様に見上げてはまあおっさんの血なんて嫌だよな、と頷いて一人納得しつつ血を吸われたやつは可哀想だけどなと他人事の様に。お風呂上りにでも、と相手に言われればしてもらおうかと考える素振りを見せて「やめてやれ、お前がコックの仕事を身に付けたら可哀想だろう」と現コックの顔を思い出しながら苦笑を浮かべ)
そうなるな、ならしょうがない。お前の反応も気になるところだし剃ってみるとするかな。ふふ、ごめんって、つい。まあでも無精髭剃るか伸ばすかはお前の反応に合わせて決めるさ…って随分急じゃない。そんなに見てみたい?……っぷ、…っ…くく、なんだよそれ。何か傷つけちゃったかなってすっげぇ不安になっちまったじゃんか。明らかに前とは全く違う理由で吸いたくないのは確かなんだけどその理由が自分でも明確に解んないんだよなあ…。だろ?そもそも生命維持するのに食事以外に血液が居るとか動物的に人間より劣ってる様な気がするよ……。…だーめ、教えたくない。それこそ俺とお前の事ならお互いの記憶と胸の中にあればいーんだよ。俺は髪の毛大事にしてるもんさ、せいぜい俺より早く禿げないでよ?(相手がその方がいいというならまあそうなっても仕方無いしそうでなければまた伸ばすまでだと髭くらい好きな相手の好みに合わせてもはぐらかすような口ぶりの相手に自分でなんでだろうなってなんだ、と思えばおかしくなって吹き出すように言えばでも逆にそれがまたお前を襲っちまう原因になっちゃうのかもと思うと……なんて葛藤するように呟くも、誰かの血液をむさぼりたいと言う気持ちは全く沸かず。相手の髪を観察するように眺めながらさらさらになったらきっと手触りもよくなるだろうと撫でる日が楽しみだと柔らかく微笑むと「はは、そうだな。こんなに幸せなお仕事とられちゃあものすごく悲しいかも。食べてくれる奴も嬉しい反応してくれるし」とこくこくと頷きながら笑み浮かべて)
気になるって、笑うかマジマジと見るかの二つしかないと思うんだが。実際見て見ないと分からないのはわからないが……。ついって、お前な……。俺の反応を見てからで良いのか?笑うかもしれないぞ?……まあ、気になるには気になるから見てみたいな、どれだけあどけなくなるのか。わ、笑うなよばかぁ!何に対して怒ってたか忘れただろうが!明確にわからねえのに吸いたくねえってのも、不思議だよな。比べようにも比べれねえから何とも言えないが、それが吸血鬼なら仕方が無いだろ。……、そんなに話したくないのか。そこまで話したくないものなんてあったか?誰がお前より早く禿げるか!お前よりかはまだ若いだろ!(反応なんて決まってるぞと言わんばかりの物言いで告げればこくこくと頷きながら今すぐにでも見てみたいと見上げて笑われてしまえば頬を赤らめまた相手のせいの様な口振りでポコポコ怒ってはうーんと首を傾げ乍眉を下げつつなんと言おうか悩む仕草をしつつぽつぽつ呟き。サラサラになって昔の自分に会えるのなら髪の手入れは怠るなよなんて言いたいと思いつつ「だからやめてやれ、お前は俺の周りの世話をすりゃあいい」と食べながら告げて)
気になるって、笑うかマジマジと見るかの二つしかないと思うんだが。実際見て見ないと分からないのはわからないが……。ついって、お前な……。俺の反応を見てからで良いのか?笑うかもしれないぞ?……まあ、気になるには気になるから見てみたいな、どれだけあどけなくなるのか。わ、笑うなよばかぁ!何に対して怒ってたか忘れただろうが!明確にわからねえのに吸いたくねえってのも、不思議だよな。比べようにも比べれねえから何とも言えないが、それが吸血鬼なら仕方が無いだろ。……、そんなに話したくないのか。そこまで話したくないものなんてあったか?誰がお前より早く禿げるか!お前よりかはまだ若いだろ!(反応なんて決まってるぞと言わんばかりの物言いで告げればこくこくと頷きながら今すぐにでも見てみたいと見上げて笑われてしまえば頬を赤らめまた相手のせいの様な口振りでポコポコ怒ってはうーんと首を傾げ乍眉を下げつつなんと言おうか悩む仕草をしつつぽつぽつ呟き。サラサラになって昔の自分に会えるのなら髪の手入れは怠るなよなんて言いたいと思いつつ「だからやめてやれ、お前は俺の周りの世話をすりゃあいい」と食べながら告げて)
お兄さんは案外剃った方が好評であった、という僅かな希望に掛けてるのさ。いや、追いかけるまではしなくても鬱陶しげに俺が剃ってやろうかとか言ってきそうだってつい想像が。駄目そうなら数日我慢して元通りにしたら良いことだし一回くらいは別に良いよ、…早くてもいいけどさ、あんまりひどいと今度はお前を童顔だってからかえなくなりそうなんだよなあ…。ぶはっ、忘れたってなんだよ!なんで忘れてんだよ…くくっ…。俺自身かなり不思議な気分、あんなに飢えていたし…飢えで辛かったことも有るのに、不思議と血を吸いたくないよ。面倒な生き物に生まれてきちゃったなあ…本当に主人がお前でよかったよ。……話したくない訳じゃなくて…ただ…誰かに…お、教えることじゃないし。その年でも禿げる子はいるじゃない、あんまりケアしてなかったら今にどんどん禿げてくぞ?(言う態度はふざけ半分、内心はそれならずっと剃ってたって良いと割かし本気らしくわざときりっとした表情を作りながら答えれば余程髭のない自分が見たいのだろう相手の言葉に普段からかっている言葉が今度は言えなくなると苦笑い漏らしてみては笑うことを怒る相手には悪いが忘れた、と聞けば余計におかしくて込み上げてくる笑みは止まることがなく。きっと昔のこいつに素直にさらさらにしてやる、っていってあげてたら大喜びしたんだろうなあなんて過去の自分に罪悪感を感じて眉潜めれば「ふは、そうだな。それも俺の特権みたいなもんだし。…スープ、とってくるな、」なんて笑みを浮かべ相手の頬に手を伸ばすとすると愛おしむ様に撫でてからキッチンへと踵を返し)
ふうん、剃ったほうが女性にはもてるかもな?僅かな希望だから、そう思われるかは知らないけど。………、あー、敢えて否定はしないでおく、言いそうだからな。からかえなくていいだろ、俺は童顔じゃねえし!早くてもいいなら今日な。〜〜…っ、う、うるせぇ笑うなよばかぁ!でも、吸っておかねえとまた倒れそうになるんだろ?何でかは知らないが無理すんなよ、って、別に倒れたら困るからだからな!…ふん、俺が主人で良かったな。光栄に思えよ。……?教えたくねえ、ってことか?ばっ…は、禿げねえよ!ちゃんとケアすればいいんだろ!(僅かな希望を聞けばふは、と笑いながらその希望が叶うといいなと。相手が自分を童顔だとからかえることが出来ないとなるとこちらは都合が良い、今度はこっちがからかってやろう、と心に決め。笑わわれむっと唇を尖らせ不服そうな顔をしながら見つめれば相手の足をぐっと踏んづけ。過去を思っても仕方が無い、と肩を竦めながら自分の髪が本当にサラサラになるのかが楽しみだと言わんばかりの雰囲気で「お前にしか頼んでないしな。………!」頬を撫でられればその手付きにびくりと肩を揺らしキッチンへと戻っていった相手を思えば顔を赤らめ俯きながら最後の一口を口に含み)
別に女の子からは剃る前からモテてるから良いんだよ、お前の反応が良いんだ。…ほら、お前は変なとこあったらちゃんと正面から言ってくれるだろ?…追いかけてくるのは流石に誇張表現が過ぎたけど持ってくるまではその延長戦で有りそうだなあと。童顔だろ、だいぶかわいい顔立ちしてるって毎回言ってるじゃんか。はいはい、じゃあ精々風呂上がりを楽しみにしといてよ。だ、だってお前おもしろ…いっでぇ!!踏まなくたって良いでしょ!そうなんだよなあ……何でかこの事について最近妙に違和感を感じるな…、……それは倒れられたら心配で困るって事?それか他に代わる有能な使用人がいなくて困るって事?どっちにせよ嬉しいんだけど。そりゃ勿論、そもそもにお前だから仕えてるんだけどな。……そう、だけども。っはは、物分かりが良いな坊っちゃん。その髪質もお前らしくて安心するけど撫で心地が良くなるならそれに越したことないもの。(自分の希望に笑みを漏らす相手に微妙そうな表情浮かべながら肩を竦めながら言うもつい溢れた本音を誤魔化すために率直な意見が欲しいと述べれば別に相手に大人っぽい顔立ちになってほしいといった願望はないしむしろ可愛らしい顔立ちに表情が明確に出る様子は生き生きしていて好みなために怒ったり照れたりの反応欲しさなのだが口に出さぬままからかえば肩を震わせたままでひきつる笑いに思わず手で口元を押さえながら言うも踏まれた痛みに言葉を吸いとられ、相手の髪の質が自分が整えてやって少しずつ撫で心地が変わっていくのも楽しそうだと嬉しそうな顔をしては相手に振り向かぬまま手を振りながら「最高の誉め言葉としてとっとくよ」なんて言えばキッチンに着き、皿に鮮やかな乳白色と緑色のスープを掬いながらどこか煩く高なる心臓を感じながらはふりとため息こぼし)
それ気のせいだろ。…は、俺の反応?……、まあ、確かに変なところがあれば指摘するけど、女性からの反応じゃないんだな。驚いた。お前が寝てる間に髭剃ったりしてるかも、な?起きた時のお前の顔が楽しみだな、ふふ。だから、可愛くもねえって!俺は男だっ可愛いなんて言われて喜ぶわけねえだろ馬鹿!……、気に食わねえけど、待っといてやるよ。ムカついたから踏んづけただけだ、俺は悪くないからな!吸血鬼から人間になる、とか有り得る話か……?べ、つに、お前の好きな様に解釈すればいいだろ、!、何でだよ、損はしないだろ?うっせ、禿げるよりかはましだ。(女性からもてている、等聞けばハッと鼻で笑い飛ばした後訝しげに相手を見るも後から述べられた理由に腕を組みふむ、と頷きながら見やりつつわざとらしく肩をすくめいたずらっぽい笑みを浮かべながら相手をからかえば起きた時の顔を想像して一人ワクワクして、ぐぐぐと踏んでいる足に力を一層強く入れればふん、と顔をそらし。ふとある疑問が浮かべば首を傾げ乍それを問い、その可能性があるとするならそうなのではないかという考えが頭を過ぎり己の髪を触ればあまりいい触り心地とは言えず唇を尖らせるも今後のケアによってこの髪質がどんどん変わっていくことを予想してはどんな髪質になるのだろうかと楽しみではあるようで相手に撫でられた頬に手を当てれば頬が火照っていることに気付き何で火照ってんだよ!と一人自分に突っ込むも動悸がいつもより早い事にどうしちまったんだ、俺、なんて俯いたまま)
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