とくめーさん。 2015-08-25 12:10:39 |
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ねぇ、俺のこと知ってる?
(と首をかしげている相手を見て、自分を指さし聞いてみて。生徒指導の先生には嫌でも覚えられているが教科担当の相手には覚えられているだろうかと見ていて、顔は分かるという先生は何人か見てきたので相手はどうだろうと試すように質問していて。なぜな素直に相手の前では笑ってしまっていて、先生って感じがしないから表情とか出るのかなーと思っていて。また相手をじっと見るとどこからどう見ても先生には見えないよなと思い一人で頷き。欠伸をするのを見れば「眠いの?」と聞いてみて)
吸うなって言われてもなー…あ、じゃあ藍原が飴毎日くれんだったらいいけど?んーわかったわかった、気が向いたら出るよー
あー、お前あれだろ、赤津類
( 俺の授業に出ないのお前くらいだからな、なんて言いながらふふんと何処かどや顔で上記を述べると合ってるだろ?なんて言いたげな顔をして。他の生徒も覚えている人もいれば今すぐ当てろと言われても当てられない生徒のほうが多いわけで今回も合っているかはどうかなんて本人から聞かなければ何とも言えないが少しばかり自信があり。自分をじっとみているかと思えば一人で頷いている相手に一瞬怪訝そうな顔をするがまあ、聞いたところで子供の考えることであるからさほど大事なことではないだろうたとたかをくくり。相手の問いかけに「そりゃあな、教師は問題が一杯あるんだよ」なんて冗談をぽつり。それから相手の言葉にやれやれと言いたげな顔をすると、「 藍原" 先生 " な。なんで俺が毎日飴持ってこなきゃならねーの、今回はたまたま有っただけだからな。次回は無し。」なんて。)
あー? 気が向いたらってお前なあ…
おー正解でーす
(授業に出てないのか俺だけと言われると、俺のいるクラスに不良は俺だけだしなと思いながら、女子が今目の前にいる先生は顔はかっこいいというのを聞いたことがあるので、サボるやつは少ないだろと思い。相手の顔を見れば合ってると言うようにコクっと頷いて。なんか自信あるなーと思いながら診ていて、問題児として有名だしそりゃあ覚えてるかと考えて。自分の問いかけに答える相手を見てポケットからチョコレートを出せば相手の手のひらに置き「疲れた時はチョコ食べるといいらしいよ」と言い。「藍原でいいだろー。えー…じゃあいいよ、タバコ吸うから」とムスッとした顔をして飴を舐めていて)
なに?俺に出て欲しいの?
おお、俺の記憶力もなかなか、
( 相手が合っていると頷くのを見るなり自分の記憶力に感心したのか上記を述べて。たまにサボる生徒は居たとしても次の授業のときにはきちんと参加している子のほうが多いわけで相手のようにかなりの回数サボる生徒はむしろ珍しく、相手が世にいう不良かあ、なんて普通は思わないであろうことを単純に考えて。相手の問いかけに冗談で答えたあとになぜかチョコを渡され相手の言葉にへえ、と初めて知ったのか前記のような短い言葉を吐くと「どーも、」と礼を言いながらそのチョコ口に含んで口の中で溶かし。何故かむすっとしている相手の顔に はぁ、と小さく溜め息を溢してから「まあ、いいけどさ。勘弁してくれよ…注意しないと怒られんのは教師の方なんだから」と面倒くさそうにぽつり。相手の問いかけに はぁ?と間の抜けた声を出すと。 )
俺じゃなくて他の教職員が言ってんの、
そんなおっさんみたいな事言うなよ
(記憶力のことに対していう相手を見てケラケラと楽しそうに笑っていて、見た目的にもまだ若いだろうとお腹を抱えていて。なにか考えてるなーと思いながら、生徒にも他の教師にも不良と思われているし、自他共に認めてる不良なので相手にどう思われてようがあまり気にしないでいて。「いえいえ」と返事すればチョコを食べる相手を見て満足そうに頷いてニコッと笑い。ため息をこぼす相手を見て楽しそうに笑い「ん、じゃあ約束。明日から飴よろしくねー。飴をくれる限りタバコは吸わないよ。それなら怒られないでしょ?」と一応相手の心配もし。間の抜けた声が聞こえるとくすっとし)
ふーん?でも成績で悪い点取らなければいいって言われたけど
実際、もうそろそろで三十路だし?
( けらけらと楽しそうに笑っている相手に上記の言葉で返事を返すと肩をすくめて見せて。見た目は若そうに見えたとてもう実際は相手とは十歳も離れている身であーあ、と自分の年齢思い返せば小声でぽつり。まあ、別に相手が不良であろうとなかろうと特に大きな問題を学校の外で起こさなければなんら問題はないわけで ま、いっか、なんて楽観的に考えていたり。意外にも素直な表情を見せる相手に こいつもやっぱ年相応には子供なんだよなぁ、と独りでに思い至っており。明日からよろしくと言ってくる相手が一応自分の心配をしてくれているであろうその言葉に 気にするなと言わんばかりにだるそうに ひらひらと手を振ってから「はいはい、解ったよ、飴な」となかば諦めたようで。悪い点を取らなければ良いのも確かであるが常にギリギリなのも如何なものかと思うがゆえに、 )
点もそうだけど授業態度最悪だと進路に響くだろ
え、そんなになんの?
(まだ20代前半だと思ったので衝撃的なことを聞いたというような顔で見ていて。三十路かーとおもいながらまじまじと相手の顔を見ていて、本当に見えないなと思いながら三十路ってまだ若いのかと思い。不良でも悪いことをしたいと思わないし、自分のしたいようにしてればいいやという考えなので相手の迷惑にはならないだろうと思い。何かを思ってるのであろう黙ってる相手を見てこの人の授業だけには出てやるかと思い決めていて。ひらひらと手を振る相手を見て前から思ったけど常にだるそうだなーと思いながら頷き諦めたように飴の約束をしてくれればよっしゃーと嬉しそうに手を挙げて。点数は悪くないがギリギリなのもあって、実技などが点数になるやつは常に0なので本当にテストの点数だけで)
んーそこは先生がなんとかしてくれよー
俺もう27だぞ、
( 相手の意外そうな反応に何をそんなに驚いているのかという意味も込めて相手に自分の年齢を教えてから「ほんっと歳って取りたくねーよな」なんて自分の歳への口を相手に溢し。何処かで授業の終わるチャイムの音が聞こえればそういえば次は授業有ったかなぁとそんなことを呑気に考えていて。嬉しそうに手をあげる相手に「お前そんなに飴もらえるの嬉しいのか…やっぱ子供だなあ」なんてからかうような口調で上記を述べてからけたけたと可笑しそうに笑い。なんとかしろなんて他力本願なことを言ってくる相手にデコピンを食らわせると立ち上がり、「ばーか、そこは自分でなんとかすんだよ。」と言ってから相手の頭に手を伸ばすなりぐしゃぐしゃと乱暴に撫で。 )
んじゃ、俺そろそろ行くからなー
27って俺と10歳差?
(27ってそんなに歳上なのかと思い、なんか兄さんみたいな感じだなと思って。「でも、大人になるって楽しいじゃん」と笑い好きなことできるしいいなーと思っていて、愚痴を聞かされるとクスクスと笑っていて。チャイムが聞こえればそろそろ相手も戻るのかなと思い見ていて。「だって、タバコ吸えないなら飴舐めたいし…はぁ?子供って17なんすけどー」と可笑しそうに笑う相手を見てムスッとしながら頬を膨らませていて、いつも眠そうな相手がこんなに笑うのを見て驚き。またデコピンをされっと目をつぶるとさすりながら「藍原、先生ならなんとかしてくれよー」ぐしゃぐしゃと乱暴に撫でられて恥ずかしそうにむぅっとし)
あ、うん、じゃーなー
お前もちゃんも授業出ろよな、
( じゃーなという言葉にひらひらと手を振りながら最後に、と上記をからかうようなトーンで述べて。若干さびついていることできしむ音のする屋上の扉を開けば涼しい空気から一変、生暖かい空気が身を包んで。ああはいったものの正直授業に出るか出ないかなんて本人次第であって、自分自身そこまで絶対に出ろと言うつもりもなく。それでも珍しく覚えていた一人の生徒のことはそれなりに気に入ったようでその日は久しぶりにどこか機嫌の良さそうな雰囲気を纏いながら職員室で次の授業の準備をいそいそと始め。そこで思い出したのは )
あ、そういや、俺一服出来てねーじゃん…はあ。
んー藍原先生の授業なら出るよー
(楽しそうに笑って手を振る相手を見れば自分も手を振りじゃーねーと、からかうような声で言われるとこちらもからかってるような本気のような感じで返事し、戻ってったのを見れば一人になって。相手がいなくなっては静寂に包まれ、また寝転がるとあー楽しかったと伸びをして。タバコの代わりに相手からもらった飴の棒のところを指で持って口からだし嬉しそうに見ていて。授業に出れば相手に褒められるかなーと思いながら屋上を後にして、今日初めての自分の教室に行って周りがざわつくも気にしないで席に着き。そういえば先生なんで屋上きたんだと不思議そうに首をかしげていて)
( 全くもってやる気がでない、だがしかし出なければあとで文句を言われるのもわかっているし、行くかぁと仕方なしに自分の机から離れると授業に遅れるからか軽く走っている生徒をぼんやりと眺めて。そういえば次の授業は何処のクラスだったかなと教師にあるまじきことを考えてはまあ、のんびり行くかともうすでになっている授業開始のベルにちょっとだけ歩みを進めて。授業開始から五分が経過した頃にやっと担当の教室に辿り着けば「いやぁ、悪い悪い、迷った」なんて悪びれもなく謝罪の言葉に投げると教壇にたち、欠席を確認するように教室を見渡して。 )
(教室には来て授業を受けようと思ったものの、教師は来てなくてなんだ、教師がサボりかよと思いながら机に突っ伏すと目をゆっくり閉じて。飴を舐めながら眠ろうと思っていると、チャイムが鳴り始まったなと思えばそのまま眠り出して。遠くから人の声が聞こえるが起きる気もなく起きる必要も無いだろうと思い気持ちよさそうにすやすや眠っていて。授業を受けに来たが実際にやろうとは思わずこのまま寝て時間を潰そうと考えていて、席は一番後ろの窓側なのでバレないだろうと余裕で)
あれ、今日全出?珍しいな
( 教室内を見渡したわけだが確かこのクラスって赤津がサボっていることで一人常に欠けていなかったか?あれ、そもそも赤津ってこのクラスだったっけ、なんてぐるぐると色んなことを考えていたのだがまぁ、考えるだけで答えなんて出るはずもなく仕方なく出席ほど開くとやはり合っていた。席の後ろの方を確認するとなんともまぁ気持ち良さそうに寝ている生徒が一人。やれやれと溜め息を溢すと数学の教科書を片手に相手のいる机へと足を運び。教科書を筒上に丸めるとそれで相手の頭をスコーンッといい音をたてながら軽く叩いて。 )
(いつの間にか深い眠りについていて、周りの声も音も何も入ってこなくて気持ちよさそうにしていたが、急に頭に鈍い痛みが走ると「いったぁ!」と叫んで頭を上げ。自分の頭を叩いた相手が先程まで話してた相手だと分かると驚くのもあったが嬉しさもあり一瞬にへらと笑うが、直ぐにむすーっとして痛いんだけどーとわざとらしく叩かれた頭を撫でて。「暴力反対だぞー」と飴を口からだしその飴で相手を差せば怒った顔をして。周りからは珍しいや先生逃げてと言った声が聞こえてはぁっとため息をつき)
( 意外にも大声をあげた相手に おぉ、と此方も思わず小さく声をあげて。一瞬笑ったかと思えば今度は怒ったような表情になる相手にこいつ表情コロコロすぐ変わるなぁと面白いものを見るような気分でいて。「痛くなかったら注意になんねーだろ、」と叩いたことは否定せずにどや顔で相手に述べて。飴で自身を指してくる相手にやれやれと溜め息をつけば相手の手から飴を奪ってそれ歯で噛み砕き半分は残した状態で相手に返すと「飴ありがとなー」なんてまたもからかうような冗談を織り混ぜたトーンで話始め。周りの声に対しては )
はいはい、寝坊助も起きたことだし授業再開な、
(小さい声を上げる相手を見てくすっと笑い。何故か相手といると嬉しかったり怒ったりと様々な感情が出てきて、その度に表情も変わってしまい変だなと思って。「でも頭叩かれたら馬鹿になんだろー」と文句があるのかドヤ顔で述べる相手を見てははぁっとため息をついて、これで馬鹿になったら先生のせいだからなーと付け足して。飴を奪われるとあっと声を出し、今日の放課後までの頑張って舐めてようと思ったのに噛み砕かれ、半分になった飴が返ってきて呆然としていて。「お、お、俺の飴!」と飴を持ちながら叫びうわぁーと机に突っ伏し授業再開と言われるとぐーっと体を伸ばして頬杖をつき)
( バカになるだなんだと言っている相手の声が聞こえれば「元からバカなんだからなるわけないだろー、全部を先生のせいにするんじゃねーの、」としっしっという素振りをやりながらへらっと此方も笑い。一丁前にため息なんぞ吐きやがってという意味も込めては今度は軽くデコピンをして。口の中にある飴の塊がりがりと歯である程度細かく噛み砕いてから相手の悲痛な叫びに「また持ってきてやるから小学生みたいに喚くなよ、」とまたも相手を完全に子供扱いしたような、それでいてからかうような言葉で相手の言葉を受け流し。頬杖をついてるだけならまだいいかと思い至れば他の生徒のためにと授業を再開するように黒板へと向き直って。 )
(相手の態度を見て「な、酷すぎだろ先生…馬鹿がもっと馬鹿になったらもしかしたら先生のこと忘れるかも…叩いたのは先生だ!」と少し大げさな反応をすれば楽しそうに笑っていて。ため息をついた後油断していると、軽くデコピンされいてっと小さく声を出すと撫でていて。飴を噛み砕く音がすると俺の飴ちゃんがと相手の顔を見ていて、「じゃあ次は桃の飴持ってきてくださいねー…子供扱いすんなよーおっさん」と子供扱いされるとむっとしたのか相手の歳のこともありおっさん呼ばわりをして。黒板に向き直る相手を見てこの景色初めて見るなとぼーっとしながら見ていて。)
はいはい、忘れてもいいから教科書だけでも準備しろ、
( そこまで強くも叩いていないのに記憶が飛ぶわけないだろ、とバカにするような、それでいて面倒くさそうなものを相手にするような態度で上記を述べ。背後から聞こえた要望とおっさんという言葉に眉を寄せると「貰う側なんだから味の指定なんてするんじゃねーよ、おっさんも禁句。」と黒板から相手の方へと体を向けて少し遠い相手をチョークを握っている手でビシッと指し。これだから子供はとでも言いたげにやれやれと左右に何度も首を振ると他の生徒のこともあるために今回の授業範囲である教科書の一問をささっと黒板に写しとり。 )
ちぇー…
(もっと遊びたかったが授業も始まってる事もありつまらなそうにしながら教科書を出して適当に開き机の上に立てて。チョークを持ってる手で自分を指す相手を見ておっさんって単語意外に気にしてんだと思えばくすっと笑い「はいはい」と返事をしていじるの楽しいなーと思いながら黒板に書かれていく問題をぼーっとしながら見て、どうせ当たらないし考えなくていいやと思えばあまり使っていないからか綺麗な教科書をパラパラめくり面倒くさと思っていて)
( 黒板に問題写し終われば皆が解き始めているのを確認するかのようにぐるりと見渡していた訳なのだが、どうも相手は解いていないどころか問題の乗っているページも開いていないようにも見える。まったくこいつは…と言いたくなる気持ちを圧し殺しながらある程度の生徒が解き終わったらしいその雰囲気に んー、と唸るような声を小さくあげ。手持ちぶさたに出席簿で肩をとんとんと叩きつつ 教室内にいる生徒を確認するようにきょろきょろと見てから あー、じゃあ…と悩むように前記のような言葉を短く溢すと相手を指差したあとにまた親指で黒板の文字を指差して。 )
赤津、解け。
は?やだ
(相手が黒板を書き終えると周りからは一斉にシャーペンを走らせる音が聞こえて、みんな真面目だなーとか思いながら自分には関係ないと教科書を眺めていると、相手がなにやら声を発しだし自分の苗字を呼んでいるのが聞こえて、他にも赤津ってやつがいるんだろうと思うが、一向に誰も動かず相手の方を見るとこっちを見てるのがわかり。頭を左右に振り嫌だと主張すれば教科書で自分の顔を隠して、俺は知りませんというようにそこから動こうとはせず)
やだ、じゃないっつーの、
( 相手を名指しで指名すれば相手に嫌だと即答され、他の生徒でも嫌そうな顔をしたところで嫌だというような生徒は居らず、はあ、と大きな溜め息を溢してから「解いてないのお前だけなんだから黒板で解け」とそれらしい理由をつけては面倒くさそうな顔を一瞬見せてから教科書で顔を隠した相手の席まで歩いていって。相手の腕を掴めば強引に立たせるように上へと引っ張りあげて。自身が持っていたチョークを相手の手に握らせると「ほら、いってこい、」何て言いつつ相手の背中をバシッと叩いて。 )
やーだーめんどいー
(黒板で解けと言われても面倒くさいので嫌だと頭を横に振って、ちらっと教科書から相手の顔を見ると一瞬見せた面倒くさそうな顔を見て、教師がそんな顔すんなよと思いまた教科書で隠し。近づいてきたのは分かったが腕をつかまれ上に引っ張られるとうわっと小さい声で驚き、背中を叩かれると痛いなーと文句を言いながらしぶしぶと黒板の方に行き。手に持っていたチョークを見て、チョークで書くの苦手なんだよなーと思いながら問題を見てどんなふうに解くんだと思いながら相手に助けを求めるように振り返って見ていて。)
俺のほうがめんどくせーよ
( あーだこーだと文句をつけてくる相手にたいして面倒くさいことこの上なしとでも言いたげな顔で上記を溢すと渋々ながらも黒板に向かった相手に よしよしと完全に小バカにしたようなトーンで相手を見送って。よっこいせ、なんていったかと思えば相手の席に座って足を組んでいた訳なのだが何故か助けるようにこちらを振り向いた相手に目をぱちくりさせると「え、お前……まじか」なんて完全に教師が使うような言葉ではないそれを惜しむことなく溢して。あーあ、と言えば相手の席から立ち上がり相手の隣に立つと。 )
お前よく学年上がれたな、
前の数学担当の教師にいろいろ頑張ってもらった
(助けを求めたのは自分だが相手の言葉と態度に助けなんて求めなきゃ良かったと思い、数学だけは嫌いなんだよーと小さく呟いて。学年上がれたなと言われると前の教科担当に頼み込んだり、いろいろ頑張ったのだが相手を見ると今回はそうはいかないなと少し落ち込み。分からないものは分からないしここがテストに出なければいいしと楽観的な考えをして、「立ってんのも疲れたから早く教えろ」と教えられる立場ではないような言い方をして)
じゃあ今も頑張れよ、
( 前の数学担当って誰だったかなと思い返しながらはあぁ、と大きな溜め息を吐くとベシッと頭を軽く叩き。相手にたいしてこれはあれだな、居残りか宿題か渡さないとだな、なんて口には出さないがそんなことを一人思い。相手の大人にたいしての物の頼み方に「教えてくださいだろ」と文句を言うように相手に言葉を投げて。相手から一旦その他の生徒に向き直ると黒板軽く叩きながら「ここ、テストに出すからなー」とやる気無さそうに早口に述べ。さてとまずは目の前の彼だなと思い至ればなんともだるそうに説明をはじめて。 )
先生、ため息つくと幸せ逃げるよ?
(ため息をつく相手を見て自分のせいでついてるとも知らずに上記を述べて、頭を叩かれるとこの人はなんで頭を叩くんだと思い相手の言葉に頭を左右に振り。別に教わりたくないのに学んでるんだからと子供のような言い訳を考えていて相手の言葉に「敬語嫌い」と言えば先生と付けるのも面倒くさくて。今解けない問題がテストに出ると言われるとえぇーっと相手の近くで文句を言いだし、なんでここ出すんだよーと思いながら頬を膨らませていて。説明をされてうんうんと頷いていて、「よく分かんないから藍原が解いてみてよ」と言い出して)
もう逃げてるよ
( 誰のせいだと思ってんだよ、とでも言いたげな表情を浮かべると「お前今日残れ。」と相手のこと見下ろしながら頭のなかで考えていた相手の勉強の出来なさを何とかしようと思った結果のそれを述べて。敬語が嫌いだとか言っている相手に「俺だって嫌いだけど偉い人たちにはちゃんと使ってんだから見習え」とどこか上から目線で。ぶーぶー文句を垂れる相手のことはもうスルーしていたわけなのだが聞いているかと思えば今度は自分に解いてよなどと抜かす相手に 呆れたような顔をするとひらひらと手を振りながら、 )
あー、わかったわかった。もうお前席もどれ、
大丈夫ー?お守りあげようか?
(逃げてるという相手を見て先生も大変なんだなーとのんきに言うと幸福のお守りでもあげようかと思い。今日は時間通りに来たので家に帰ってゲームをするか、早く寝ようと思っていたが残れと言われると首をかしげて「え、やだけど」と拒否をして。上から目線の相手をじとーっと見ていて「藍原見習ったら藍原二号になるじゃん」と意味のわからない事を述べると敬語は使わないといいはり。自分の言葉に対して呆れる相手の顔を見て、この顔好きだなーと思いながらくすくすと笑っていて、席に戻れと言われるとヤッターと喜びながらそそくさと席に戻り)
そんなもん要らん、
( いったい誰のせいだと思ってるんだよと頭を抱えたくなる気持ちを抑えながら相手の言葉に適当なものを返すと居残りをしろという自分の言葉に間髪入れずに拒否の言葉を吐き出した相手に「お前に拒否権はねーの、子供は大人のいうことを聞け。」とだけ相手に述べて。「いや、もういっそのことなれよ、」と相手の意味のわからない台詞に此方も真顔で返すとふんっと相手のこと鼻で笑ってみて。席に戻っていった相手にため息をはくとその場を持ち直すように軽く手をパンッと鳴らすと、 )
んじゃ、解説するぞー、
じゃあ、いいや
(いらないんだーと思えばどうやったら相手の幸運が逃げないんだろと思い、ため息つく前に口を押さえてやろうかと考えていて、拒否をしたらそれで終わりだと思ったが拒否したのにも関わらず拒否権がないと言われると驚き「えー俺だって人間だから拒否権あるしー。見返りもないのにいうこと聞きたくない」と屁理屈を述べて。真顔で変な事を返され鼻で笑う相手をじとっとし「やだ、藍原類になるのは勘弁」と拒否をして。手の音に驚きながら席につき解説するのをぼーっとしながら見ていて、口の中の飴が無くなったのに気づき口の中から棒を出して小さくため息をつき)
( 子供の癖にあーだこーだと文句を言ってくる子供面倒くさいんだよなぁ、なんて言いたい気持ちを抑えながら見返りねぇ…と一人で考えるようなしぐさを見せてから「とりあえず放課後職員室な」とだけ言って。ええっと、と切り返すような言葉をぽつりと述べると問題の解説をしたあとにまた別の問題を今度は相手ではなくて別の生徒を指名して解かせるというのを何度か繰り返し。余談を交えたりなんだをしている内に授業の終わるチャイムが鳴れば「あー、やっと終わった」なんて言いながら終わりの挨拶もせずに前にいた生徒に宿題のプリントだけ渡せばそそくさと教室から出ていって。 )
(ここまでなにかいえば諦めるかなと思っていたが、相手も引くことはなく職員室なと言われれば拒否権もないのかと少しうなだれながら「はーい」と適当に返事をして。解説を聞いているがよくわかんねーなと思っていて、それを何回か続くと眠気が襲ってきたのかくぁっと小さく欠伸をして。そろそろやばいと思っていると終のチャイムが鳴りぐーっと体を伸ばして、やっと終わったぁぁと一人で言えば教室から出ていく相手を目で追いながらも、珍しく起きて授業を受けていたため疲れたと机に突っ伏して)
はー……終わった終わった。
( 職員室へと戻る道中自分の担当する授業はこれにて終了であとは放課後になるまで特にこれと言ってすることもなくあとは楽に過ごせるかな、なんて教師にあるまじきことを考えながら職員室の自分の席にどっこいせと腰かけて。ぐぃーと背中を反るようにして伸びをすれば ふわぁああ、と大きな口を開けて欠伸を漏らし。さーてと放課後相手に来るように言ったが言うことを聞くかどうかも解らず、まぁ、それでも一応来たときのために空いている教室を探すかなぁなんて呑気なことを考えてからポケットにいれてあるタバコの存在を思い出し。今度こそは一服したい……なんて。 )
ん、へーい?
(授業が終わりぼーっとしながらゲームをしていると誰かに呼ばれた気がして顔を上げると、不良仲間である違うクラスの男子に呼ばれていて。適当に返事をしながらそちらに行くと、今日の放課後遊ぼうと言われたがよろこんで行きたかったが先生から呼ばれてることを思い出し、ごめんなーと謝って自分の席に戻り次の授業ってなんだっけと思うが出るか出ないかって言ったら出たくはないが先生に怒られるのもめんどいしこのまま寝てようとゲームを再開して。早く放課後になんないかなーと口が寂しくなってきてはぁっとため息をついて)
( そういえば相手の飴噛み砕いたこと思い出すと近所のコンビニに売っていたっけなと思い返し。まぁどうせ自分の担当する授業は終わったわけだから有るか無いかは置いといて見に行くだけでも良いかと思って。財布をポケットに突っ込んではそそくさとまた職員室から出て。教員用の下駄箱に向かうように方向転換すると頭上ではチャイムがなるのが聞こえ。相手は真面目に授業を受けているのかと思いながら 今日マトモに会話したとも言える相手のことを気にしたところで仕方ないのだけれどと思って。 )
(次の授業は日本史で好きでもなく嫌いでもない授業なので適当に授業を聞いていて、相変わらず黒板は見ずノートも取らないが教科書を見ていて。相手は今何してんだろーなーと思うが相手は教師だし自分が気にすることでもねーよと思えばつまらなくなったのか机に突っ伏して。このままサボるのもいいが動くのも面倒くさいし、日本史の先生もしつこくうるさいのでこのまま静かに黙っていようと思えばそのまま目を閉じて。早く飴が欲しい、と思っているとズボンのポケットに入っていたタバコを握りしめてうーっと眉を下げて)
おぉ、意外にあるなぁ、
( 学校の近所にあるコンビニにたどり着けばまず最初に向かったのはお菓子のあるコーナーで意外にもそれなりの量がおいてあったその事に感銘を受けたのか独り言を恥ずかしがることなくおぉと感嘆符付きでぽつり。桃寄越せとか言ってたなと思い出せばどうせこれから毎日餌付けすることになるわけだし、それなりの量買っていくかと思い至っては財布に入っている残金を確認してから買えるだけ買おうと思ったらしくなんとも大量とその飴をレジで会計してもらい。無事に買い物が終わればそのまま戻るのも面倒なのでタバコを道の端で吸い始め。 )
(気持ちよさそうに寝ていてこのまま放課後まで寝ていようかと考えていると、遠くの方で日本史の先生が騒いでるのに気づき。なんだよと言うように頭を上げてそちらを見るとこちらを見て起こってるのが分かって、寝るなってことかと思いだるそうに椅子に座ってゲームをやりだし、先生は先生でもこいつはあいつと違うなと相手と比較すれば嫌そうな顔をしていて。その態度にキレたのか近寄って来るのを感じると授業が終わりのチャイムが鳴り、早く帰れよという目で見てばいばーいと微笑みながらゆるく手を振り)
( 相手のことなど露知らずのんきに未だ労働時間内であるというのにも関わらずタバコなんてふいていたわけなのだけれどそういやまだ空き教室探してない。やべーやべーなんて危機感を感じてない程度の焦りだけを感じては持っていたタバコを消して。またのんびりとした足取りで学校に戻っていたわけなのだけれど そういやなんであいつ不良になんてなったんだろーなんて先程まで気にしたことなどなかった相手のことをようやく気にし始めたようで学校にたどり着くまでの間思い付くことをポンポンと挙げていたのだが分かるわけもなくたどり着くなり本人に聞くか、なんて完全に考えることは諦め。腕時計をちらっとみやり。 )
(イライラしながら帰ってく先生を見て、早く帰りたいなーと思いながら時計を見ていて。時間もあるし相手のこと弄ってこよーっと席を立つと廊下に出て、すぐに先ほどの日本史の先生に呼び止められると説教なのか腕をつかまれて使われてない部屋に連れてかれグチグチといろんなことを言われ。はぁっとため息を小さくついて聞いているが頭には入って無く流すように聞いていて、目は時計だけを見ていて早く終われーそれかチャイムなれと思いながらいると、寝ていたところを起こされたからか少しだけ眠くて小さく欠伸をしてぼーっとしていて)
( 職員室にある鍵を指に引っ掻けてくるくると回しながら歩いていたわけだけれど普段使われていない教室探しに歩いていれば相手が教師に連れていかれるのが見えて おやおや?なんて思いながらこそこそとそれ付いていって。どうやら説教をくらっているらしいと中から聞こえるその声にそう判断すれば んー、と少しばかり唸るような声をあげて扉に手をかけるとけろっとした顔で扉開き。わざとらしく目を見開けば埃臭い教室にげほげほと噎せるような仕草を見せつつ頭をがしがしと掻きながら、 )
もしかしてここ、使ってます?
あ、
(黙って説教を聞いていて、下を見ながら目を閉じて首に手を当てていると扉が開く音と見知った顔の相手が立ってるのに気づき。説教していた先生は相手が急に現れたことにより驚いてバツが悪そうにこれからは気をつけるんだぞと一言いうとその教室から出ていって。あーやっと終わったと黙っていたため固まった筋肉をほぐすように体を伸ばしてなんで相手はここに来たんだろうと思いながら近づいて「藍原、いいタイミングだった」といえば相手に向かった親指を立ててにっと明るく笑って見せ)
( 説教している教師とされている側の態度の相違に笑いそうになるがさすがにそれは失礼かと思い、真顔を貫いて。ばつが悪そうに教室から出ていった教師にたいして軽く頭を下げてから教師がいなくなったのを確認し。大きなため息を漏らして。相手のよくやったという言葉と親指をたてながら笑うという行為に軽く頭にチョップをかますなり、あのなぁと前置きをおいて。「お前なにしてんの、」と呆れたような、それでいて面倒くさそうなものを見るような顔を見せて。 )
あたっ…
(相手を褒めたのにまさかチョップを貰うとは思わなく痛いなーと文句をいいながらさすっていて。呆れたように何をしたかと聞かれると「ん?授業中ぼーっとしたり、飴欲しいなーって思ったり、寝てたらあいつに怒られた」とケラケラと楽しそうに笑いながら伝えればあー疲れたと声を漏らして。相手の授業以外もサボらなかったのでなにか欲しいなと思いながら相手を見ていて、そういえばと思えば「藍原なんでここにいんの?」と首をかしげて聞いてみて、タバコでも吸いたいのかなと思えばここではやめなよと注意するような目で見ていて)
おまえさぁ……
( きちんと授業を受けようとした相手の気持ちはまぁ、それなりに尊重したいとも思っているがどうもその授業態度が宜しくないようで、そりゃ怒られるわとでも言いたそうな顔をするがそこまで説教するのが得意ではない己は何をいったか良いのかいまいち解らなくて。相手の視線振り払うようにふぃと窓の外を見て。何をしていたのかと問われればコンビニから直接ここに来たことを思い出し。「ん、」とだけ言えば飴の入ったビニール袋を相手に見せて。相手の視線に言いたいことを悟ったのか、 )
子供じゃねーんだから、いいことと悪いことくらい解る、
いいじゃん、ちゃんと授業は出てんだから
(今までまともに出ていなかった自分が最初から最後まで真面目とまではいかないが、普通に出ていたことは大きな進歩だと思うぞと思っていて。呆れた感じだが相手からの説教はなくて、相手みたいな教師が増えればいいんだと思っていると、自分の視線から逸らすように窓のほうを見たのがわかり見られるのは嫌いなのかなと小さく笑って。飴の入ったビニール袋を見ると目を輝かせて嬉しそうに笑っていればちょうだいと手を差し出し、先程もらったのは相手のせいでもあるが直ぐに無くなってしまっていて。相手の言葉に安心したように笑えば)
よかった、こんな所でタバコ吸うのかと思った
いや、まあ、そうだけど…
( うーん、と悩ましげな表情を浮かべながらがしがしと乱暴に頭をかいて。何とも言いがたい様子を見せながらもそうなのかなぁなんて思いつつ腑に落ちないまま相手の言葉にたいして上記。相手が手を差し出してきたのを見ると はぁと本日何度目かもわからないため息を惜しげもなく吐いて。適当に袋のなかに手を突っ込むと丁度手に取れたあめ玉を ほれ、と言いながら相手の手に乗せて。こいつ本当に17か?なんてちょっとだけ失礼なことを思っていたり。相手の意味のわからない心配とその言葉に何を言ってるんだか、とでも言いたげに眉を寄せて。 )
お前の補修に使う教室探してたんだよ、ばーか。
だろー?
(ニコッと笑いながら相手を見ていて、これからもちゃんと授業は出ようとは思っているが勉強はしないと決めていて。相手の腑に落ちなそうな感じを見ていると面白いやつだなーと思っていて。ため息をこぼす相手をじーっと見ていて、手に乗せられた飴に目を移すとありがとうと小さくお礼を言い早速開けて指でつまむと、んーと考えてちらっと相手を見て相手の口元に持っていき「はい、あーん」と口を開けて。ため息ばかりをつく相手なので疲れてるのかと思い甘いのを舐めれば元気出るよねと思い。眉を寄せる相手を見てくすっとし、相手は人気のある先生なのであまりそういうところを見せるのもなんだしと思っていて。)
げっ…別に探さなくていいよー
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