そらいろまふらー　【非募集】

ふぅーん、(此方も負ける気がしないのか相手の意気込みをあまり真剣に受け止めず自身も束から線香花火を出し。蝋燭の火に花火を近付けては「俺、負けないから」と真剣な表情で前記を述べにやりと笑って)

いや、僕本気出しますから！
(先程の勝負でも見たニヤリとした相手の笑みに自分も自信ありげといった表情で手にした線香花火を掲げ。早速蠟燭にそれを近付けて火を点けると、先程よりも真剣な表情でじっとそれを見つめており)

(真剣な眼差しでぱちぱちと火花を散らす線香花火を見つめているもふいにぽとり、と落ちたそれは地に落ちて灯を消し。それと同時にはっとなっては「あ、落ちた」とぽつりと発し)

やった！僕の勝ちですね！
(それまで真剣そのものな表情で線香花火を見つめていたものの、相手の火玉が落ちたことを知ると同時に相手の方を向き。その振動で持っていた自身の火玉も落ちてしまうもののそんなことは気にすることなく、相手を見ながら「どうぞそらるさん！」と何処か楽しむかのように発し)

なんかその表情..むかつく、(二度目の相手からのキスを望んでいたため嬉しそうにする相手とは反対にややしゅんとした表情を浮かべ。ルールはルール、しかも自身から提案したこともあり今更拒否権はなく、相手の顎を強引に掴み此方に引寄せては一瞬のうちにキスをして。「はい、終わり」と簡単に口づけを済ませれば立ち上がり風の影響等で散らばった線香花火を纏めにいき)

…？そらるさん何か不機嫌ですね？
(キスされた直後こそ幸せそうに微笑んでいたものの、相手の何処かしゅんとした様子に首を傾げ。花火を纏めに行った相手を追い掛け、「そーらーるーさん、何に怒ってるんですか？」と後ろからそっと抱き締め)

不機嫌っていうか..なんか俺ばっかりその気で悔しいっていうだけ(後ろからの抱き締めにさえどきりと反応するも平静を装う為直ぐにまた作業を始め。線香花火をまとめ終えればくるりと後ろへ振り返り相手を抱き締め返せば「俺だけ本気とか..悲しいし」とぽつりと吐けば相手を抱き締め返し)

そらるさんだけが本気？何言ってるんですか？
(抱き締め返す相手の言葉の意味が掴めないのか首を傾げ。しかし悲しげな相手の様子に冗談ではないのだろうと察し、相手の背中をぽんぽんと優しく撫でながら「僕はそらるさんのこと大好きですよ？」と声をかけ)

もうなんか、離したくないんだけど(相手の言葉に嬉しそうに表情を和らげては再度相手と唇を重ね。先程とは違い深く口づけを済ませてはゆっくり距離をとり「部屋、戻ろ」と相手を離し後片付けを始め)

はい！
(元気になったように見える相手の様子に安堵しながら頷き。自分も後片付けを手早く済ませて荷物を纏めてから再び相手の傍へと近寄ると、「そうだ、写真撮りましょうそらるさん！そらるさんの浴衣姿なんて滅多に見られませんし！」と携帯を取り出し)

ん。撮るか(近寄る相手の方を見れば一度纏め終わった荷物を置いて。相手の方へ身を寄せては「どうせなら二人で撮りたい。」と相手の携帯を取ってはカメラ機能を起動させこれでもかとくっつけばシャッターを切って)

(何の躊躇いもなく相手に寄り添って満面の笑みを浮かべて写真に映り。写真を撮り終わったタイミングを狙って相手の頬に口付けてから、「大好きです、そらるさん」と相手の耳元で微笑みながら囁き)

あ。そういうのはシャッター切る前にしろよ..(暫く何が起こったかわからず固まるものの直ぐに相手へ視線を向けてはやや不満そうに上記。相手へ携帯を返しては「俺も好き、」と返答し。優しく頭を撫でてやれば手を離し纏めた線香花火等を持ち屋上の出口の方へ向)

写真に残ったら後で見るたびに僕発狂しそうですよ。
(相手から携帯を受け取って懐へ仕舞いながらクスクスと苦笑混じりに答え。自分も纏めた荷物を持って相手の後ろをついて行きながら再び携帯を取り出し、「待ち受けにしときますか」とさっそく設定しだし)

それはそれで見てて面白いから良いじゃん(脳内で勝手に発狂する相手の場面を想像すれば軽く吹き出すように笑い。待受にするなんて聞けば「俺もするから後で送っといて、」と述べ。屋上を出て自分の部屋へ着けば鍵を取り出して扉を開け)

それじゃあ送っておきますね。
(設定の完了した待受画像を見ているうちに無意識ながらもにやけが抑えられなくなっており。短い挨拶と供に再び相手宅へと上がり込み、「…これツイッターに上げていいですかねー」と相手に写真を送信しながら何気ない口調で問いかけ)

何か変な顔してるよお前(にやける相手の顔をまじまじと見ては懐で振動する携帯を確認し自分も家へ上がり。相手からの質問には少し考えるも「良いけど..。あ、顔隠しはしてね」と告げて)

そらるさんの浴衣姿なんてレアですからね！
(相手の指摘に一瞬ハッとするものの、すぐに開き直ったのか隠すとなく笑みを浮かべ。部屋へ向かいながらも早速相手の言葉通りに沿って顔を隠して投稿。すぐに反応が来たのか、「そらるさんと距離近っ！だそうですよ」と何処か楽しそうにそれらを読み上げて相手を見て)

えー、そうかな(レアなんて聞けば浴衣の袖を持ち上げて自身の姿を見ては首を傾げ。読み上げられた言葉には「え、反応するのそこなんだ」と若干苦笑しつつも微笑んで。実際、ツイッターに載せられた写真以上に密着しているなんて事が知られればどうなってしまうんだろうなんてやや不思議そうに思うもそんな事は気にしないで今感じる幸せな時間を大切にしようと思えば小さく頷き)

そうみたいですね…。
(早くも寄せられたリプライをスクロールして読んでいきながらクスクスと笑みが溢れ。ある程度まで読んだところで携帯を懐へと仕舞い、「そらるさんそらるさん、」とちょいちょいと手を動かして手招きし)