そらいろまふらー　【非募集】

へー、..(相手の返答を信じていない為、空返事で済ませれば脇腹をツンツンとつついて。先程の発言について再度言おうか迷ったものの多分このモヤモヤがはっきりしないのはこのせいだとおもい「俺だけにこうされてれば良いのになって言った」とはっきり相手に伝え)

そらる…さん？
(つつかれたときこそ擽ったそうに笑っていたものの、次に発された内容に言葉を失い。驚いたように数回目を瞬かせたものの、ほぼ意識のないうちに嬉しさに身を任せて相手を振り返って抱き締めており)

んん..まふまふ?(気付けば相手は此方を向いていて自分を抱き締めており。暫く嬉しさと驚きで固まってしまうも相手の背中を軽くぽんぽんと叩けば相手の名を呼び。自然と笑みを溢せば「まふまふ?..え、何、どうした」と顔を微かににやつかせながら問いかけて)

はい？
(背中に感じる心地良い振動に呑気に幸福感を噛み締めていたものの、すぐに我に返り。無意識のうちにそうしていたためか慌てて相手を抱き締める腕を離すと、「す、すみません！つい…」と顔が赤くなるのを感じたのか自然と視線が落し気味になり)

好き、(離れる相手に少し残念そうな一瞬を見せれば立ち上がりのそのそと相手に近づき壁際まで押し寄せれば相手の腕を掴み抵抗できぬ様にすれば少しずつ顔を近づけて「なんで謝るの」と問い)

え…。
(不意に聞こえてきた言葉に心臓が跳ね。聞き返そうかと思案しているうちにいつの間にか追い込まれるような形になっていることに気が付き。普段よりも近くに見える相手の顔につい目が行ってしまいながらも、「いや、何も考えずに行動して申し訳ないなぁ、と…」としどろもどろな上に尻すぼみになっていき)

ん?(動揺したような表情の相手にはお構いなしにどんどんと距離を縮めては「俺が怒ってると思う?」なんて問いかけて。このままもっと密着したいと思うも嫌われる、嫌がられるなんて余計な事が脳裏を過れば抵抗しないよう握っていた手の力を緩めては離し二・三歩後退りすれば複雑そうな顔をして黙り混み)

怒るというか困らせそうだとは思いますけど…。…そらるさん？
(好きな相手の顔が近くにあるというせいか、若干混乱気味になりながら言葉を紡いでいたものの、その気持ちとは裏腹に難しい表情で離れる相手。その姿を見つめながら、「…やっぱり困らせました？」と黙り込む相手に近づき)

怒ってもないし困ってもない(中々伝わらない自身の好意にやや苛立ちが隠せないのか少しきつめの口調で言い放ってしまった事に自分でも驚きはっとすれば下唇を噛み。近づく相手に手を伸ばし相手の肩へ手をおけば「お前にとっての俺ってなんなの、」と聞いてみて)

僕にとってのそらるさんは…
(迷惑をかけたわけではなさそうなことにほっと息をつくものの、次にかけられた問いに身体が固まり。滑り出しこそよかったものの、ふと頭の中を過ったのは玉砕した際の関係の崩壊。一瞬相手を見たものの迷いが生じたのか、「す……大事な人、です」と曖昧な言葉に落ちてしまい)

それって曖昧だよね、(相手のその後の言葉に期待と不安でいっぱいだったものの次に言葉を聞けば顔を顰めては上記を述べて。暫く他に言葉は出ないのかと待っているも相手も気が動転しているのだと思えば相手の頭に手をのせ「ごめん、ちょっと意地悪した」と謝れば「気にしないで、今のやりとり」と告げて)

そらるさん謝ることしてないですよ？
(自分の返答を聞いた相手の様子を見てか言葉に詰まり。間をおいて相手を不機嫌にさせたことが気にかかるのか、謝罪を口にする相手の唇に人差し指を当てながら「…今回の収録終わったら曖昧にしないで言いますね」と微笑み)

..、(唇に残る相手の指の感触にどぎまぎしながらもこくりと頷けば顔をあげ。「とりあえず先に終わらせよ」と口にして機材やら何やらが置いてある部屋へと移動すれば少し重かった体を解すために大きく背伸びをして)

うわぁ…これ見るとやる気が…。
(自宅でもよく使用する目の前のそれらに明らかにやる気が減退していくように苦笑を浮かべ。しかしやらなければ期日に間に合わなくなることもわかっているためか、一度息をついてからその部屋へと入り「やりますか」と意気込みを入れ)

うん、じゃー早速(相手が来る前に粗方の準備は済ませていたため直ぐにでも収録を始めようとマイクチェックやら何やらを進めて。「まふまふ、準備良い?」と相手の方へ振り向けば首をかしげながら問いかけて)

僕は大丈夫ですよ！
(若干自爆したようにすら感じる先程の発言に後悔を覚え始めながら相手の後ろ姿を眺めており。此方を向いた相手に笑いかけながらも早速収録に取り掛かろうと相手の隣へと歩み寄っていき)

じゃあこの前LINEで打ち合わせした通りで(隣に寄る相手に収録を始めるとの合図を大きな頷きで示し。収録を開始すればいつもより声が張っていて楽しく歌えており。それも隣にいる相手のおかげかもと思えばちらりと歌いながら相手の方を見て)

わかりました！
(相手の合図を理解したのか、それと同時に自分も頭の中を切り替えて収録に集中し始め。テンション高めに歌っていたものの、やはり気になるのか相手の方へと自然と視線が向いてしまい。こっそり見るつもりだったものの、ちょうど相手が此方を見るタイミングと合致してしまいふと視線を落とし)

..(気持ちよく歌っていたものの目があった途端に視線をそらした相手が気になり後半ではあまり思い通りに歌えず。とりあえず最後まで歌いきればマイクのスイッチを切り、相手の方を向いては「ねぇ、俺のこと嫌いなの?」と不安げに聞いて)

え…？
(思いがけない相手の発言に驚いたように目を見開いて相手の方へと視線を向け。一旦マイクを置きながら慌てて首を横に振り、「そんなわけないじゃないですか！もしかして僕何かしました…？」と不安そうな相手の肩を掴み)