そらいろまふらー　【非募集】

..へー、心配してくれてるの(差し出された手にどうしたのだろう、と疑問を感じて首を傾げて相手も見つめるもきっと自分の事を心配してくれているのだろう。嬉しさで口元をにやけさせてはその手に自分の手を重ねぎゅ、と握りしめ)

…そらるさん、にやけてますよ。
(相手の手を握り締めながら歩き出すものの、ちらりと見えた相手の表情に指摘を。そのまま看板の示す山道を歩いて行くうちに宿らしき建物が視界に入り、「あ、あれですかね！」と指差し)

に、にやけてないし(それほどまでに分かりやすいにやけ方だったのだろうか、恥ずかしそうに口元を手で覆い隠してはむきになった様な口調で。指を指された方向へ視線を向けゆっくりと足を進めては「あー、そうだね。あそこっぽい」と小さく頷き)

なら、あと少しですね。
(満足気な微笑を浮かべて恥ずかしそうな相手の様子を見ていたものの、もう少しということもあってか心なしか歩みが早くなり。宿の前に着くと先程の相手のことを思い出して一度握っていた手を放し、「わー、着きましたね。意外と大きい」とその場で携帯を取り出して写真を撮りだし)

眺めも良いし..此処って結構良いね(離されたと手を手を名残惜しげに交互に見るも自分の前に建つ風情ある立派な宿を目を丸くしながら見詰めては感嘆の吐息を漏らし。自分も相手に続くかのように鞄から携帯を取り出してはまずは宿のみの写真を。その次に少し遠くから宿を撮る相手の写真を撮りくすり、と小さく笑っては嬉しそうに保存して)

…？
(相手の行動に何か勘付いたようにそちらを見るものの、何かまでは特定出来ずに不思議そうに視線を向け。しかしすぐに相手の方へと駆け寄ると、「そろそろ中入った方が良さそうですね。予約時間もうすぐですし」と時計を見ながら声を掛け)

ん、(相手が此方に駆け寄る足音が聞こえ急いで携帯を尻ポケットに仕舞い込み小さく頷けば置きっぱなしにしていた鞄を掴み宿の方へ。風情ある中を見渡しながら受付の方へと予約の確認をし部屋の鍵を受け取っては「二階、..だから此方」と階段を指差して)

良い宿取れたみたいですね！
(物珍しげに宿内を見回しながら楽しげな笑みを浮かべ。相手の指差す方向へと視線を向けて一度頷いてから部屋の方へとゆっくりとした動作で向かい。ようやく部屋の前まで辿り着くと相手の持つ鍵に記載された部屋番号と目の前のそれとを見比べて確認してから、「此処ですね」と確認するように呟き)

そうだね(部屋と鍵の番号を自身も確認した上で鍵を開けて部屋の扉を開けば綺麗に掃除された和室で。靴を脱ぎ荷物を置くため部屋の隅まで上れば眺めはどうだろうかと障子を開け窓から広がる景色に息をのみ)

綺麗ですね。
(相手に倣って一旦荷物を置いてから相手の横に並んで窓の外の景色へと視線を向け。普段見ることのできない光景に思わず感嘆の息をつきながら暫くそれに見入ってしまい)

うん(視線を景色から相手に向けふと笑みを浮かべればまふまふ、と静かな口調で相手の名を呼び相手の頬に自分の手を添えて。暫くの間キスをしていなかった為、しようしようと思っていたもののいざとなると恥ずかしくなり結局今まで出来ずにいて「うん、やっぱ俺キスするの好きかも」と顔を近づけながら呟けばゆっくりと唇を重ねて)

…っ。
(雰囲気からキスするだろうと予測できたため、ゆっくりと目を閉じてそれを受け入れ。しばらくしてゆっくりと相手から離れるも、「…僕もそらるさんとのキス、好きです」と微笑とともに告げたのち、相手を優しく抱き寄せて自分から口付けし)

んん..、(重なり合う柔らかい唇の感触を嬉しそうに楽しみながら一度離されたそれを物足りない様な表情を浮かべて。抱き寄せる相手に優しく笑みを向けては相手からの口づけを目をゆっくり瞑りながら受けて)

…そらるさん、わかりやすいですね。
(一旦唇を離すものの、唇が触れるか触れないか程度という近距離で相手の額と自分の額を合わせ。くすりと柔らかい笑みを浮かべたものの、「…でも、こんなそらるさん他の人には見せたくないです」と急に真面目な声とともに相手を強く抱き締め)

他に見せるやつとかいないし..誰にこんな姿見せるかよ、(焦れったい相手との距離にむっと口を尖らせて真っ直ぐに相手を見詰め。抱き締められては相手を宥めるようにそっと背中に手を回し優しくその背を撫でたりし。｢逆にお前も。俺以外にこういうこと言ったりしたりしてほしくない｣と嫉妬したり独占したいという気持ちは此方もあるとでも宣言するかの様にはっきりと告げて)

僕の好きな人はそらるさんだけです。
(相手のきっぱりとした口調に驚いたようにしていたものの、ふと柔らかな笑みを浮かべてから抱き締めていた力を緩めると相手を正面に見ながら真面目に答え。そのまま「だから…いいですか？」と相手の顎を片方の手で緩く持ち上げると相手の目を真っ直ぐに見つめて)

..そう、(安心したような表情で軽く口角を持ち上げ相手の温もりを感じては静かにその嬉しい言葉へ返答し。真剣な様子である相手の流れに鼓動が高鳴りながら視線を相手からそらしては｢ん..うん..｣と明らかに照れているとわかるような返答を返し)

(相手の返答にふと柔らかく微笑を浮かべてから相手の唇にそっと口付けし。一度離れて相手の前髪を少しかき上げ額にも一度軽くキスを落としてから、「そらるさん、大好きです」と囁いて)

まふまふばっか..ずるい(恥ずかしそうに顔を赤らめては先程から自分は相手から何かをされてばかり、悔しそうな表情で下唇を噛み締めては｢俺もお前の事..大好き｣と相手の後頭部に手を回し此方に引き寄せては有無を言わせぬ早さで距離をつめ口づけを落とし)

っ、ん…(相手にキスをしたことで満足そうに微笑んでいたものの、離れたはずの相手の顔が至近距離にあるということに一瞬驚いたように目を見開き。しかしすぐに状況を理解すると、後頭部に回される腕に手を添えてそっと目を瞑り)