そらいろまふらー　【非募集】

..?(相変わらず携帯画面相手に笑う相手を身遣りながらそろそろ着替えでもしようかと部屋の隅に置いてある私服を取ろうとし。しかし自分の名を呼びながら手招きする相手を見ては服へ伸ばされた手を戻し相手に駆け寄り)

(此方へ来てくれた相手をそのまま正面からそっと抱き締め。抱きしめていた片方の手を相手の頭へ持ってきてぽんぽんと優しい力加減で撫でながら、「帰ってきたらそらるさんのこと撫でるって決めてたので」と微笑み)

うわ、それ覚えてたの?(自身でさえ忘れていたこと、急な抱擁と撫でに一瞬驚くも静かにされるがままの状態で。相手の腰に自分の腕を回せば嬉しそうに笑ってみせ)

覚えてますよ？そらるさん撫でられた時ちょっと嬉しそうでしたし。
(くすりと微笑みながら相手の頭を優しく撫で続け。相手の髪を柔らかい力で掬ったり指先から滑らせるように落としたりしながら、「…そらるさんの髪ふわふわしてるんですね」と楽しそうにその感触を味わっており)

..そういう記憶、忘れて良いのに(変なところだけ覚えている相手にくすりと軽く笑えば自分の頭に乗せられた手の心地に気持ち良さそうにして。暫く撫でられているも相手を壁際に寄せては相手の唇へと自身の唇を重ね)

…っ。
(相手の柔らかい唇の感触を目を瞑ったまま幸せそうに味わい。一度相手の唇と自分のそれを離してから、「…あと、そらるさんはキスが好きですよね」ふと意地の悪い笑みを一瞬浮かべ、相手の頬を両手で包んで自ら唇を重ね)

__んん(自身の両手を壁にあてれば相手を逃がさぬ様にし。「うん、でもまふまふとだけ」と返せば相手の意地悪そうな笑みを見て少し照れた表情を見せ。再度重なった唇を嬉しそうに相手と重ね合わせてはするりと相手の口内へと舌を滑らせ)

っ、ん…。
(侵入してきた舌の感覚にピクリと反応するものの、すぐにそれが何かわかると両頬に添えていた手を相手の後頭部に回してより密着するように抱き寄せ。躊躇することなく自分の舌を相手のそれに絡ませて吸い付き)

..っんん、(より密着する自分と相手との距離に満足なのか積極的に相手と絡みに行き。吸い付く相手を可愛いと思いながら壁に置かれた手を相手の首もとに回せば息する暇なく舌を絡め)

＿＿ん、ぷは…っ。
(ほぼ無心状態になって相手の舌に絡みついていたものの、息を止めているのも限界に達したのか苦しげに眉根を寄せ。名残惜しく感じながらも流石に息が持たないのか、後頭部に添えていた手の力を緩めて少し顔を背けてやっと息を吸い込み)

ごめん、ちょっと本気になりすぎた(苦しそうな相手から一歩離れては自分も息を吸って。相手を好きすぎるあまり、無我夢中で絡みあっていたことを思い出せば申し訳なさそうに相手から視線を落とし俯いて)

そらるさんこっち向いて。
(十分に新鮮な空気を取り込んだ後、相手が俯いていることに気が付き。俯く相手に合わせるように少し目線を低くし、相手と視線を合わせようとしながら落ち着いた声色で声をかけ)

え..う、うん(俯いていた顔をあげては相手を真っ直ぐ見詰め。しかし恥ずかしさやら何やらでほんの数秒目を合わせただけですぐに視線が揺らぎ視点があやふやになり)

…そらるさん？
(自分からすぐに視線を外してしまった相手をしばらく見詰めていたものの、相手の顎に指を添えて持ち上げ。「もしかして…照れてるんですか？」と普段からは想像もつかない相手の様子に少し驚いたように問いかけ)

いや、照れてないし(此処は普段の接し方や年上ということもあり相手の行動言動に反応してしまう等みっともない為強気な表情で返せば目を細め相手から視線をそらしては唇をきゅっと結び)

それならどうして僕の方を見てくれないんですか？
(あくまでも自分を見ようとしない相手を真っ直ぐに見つめながら上記。顎を持ち上げる指はそのまま相手との距離を縮めながら、「そらるさん、」と鼻先触れそうになる距離まで近づき)

(相手からの問いかけに黙り込んでしまえばこのまま視線を外していれば逆に照れていると思われかねないと考え揺らぐ視線を相手に戻しては見詰めて)

(ようやく自分を見てくれた相手に安堵したように柔らかく微笑みを浮かべ。しかしすぐに相手の顎を持ち上げていた指に力を入れて相手の唇を奪うと、「…僕、そらるさんとキスするの好きです。本気になってくれて嬉しかったです。だから謝らないでください」と告げてから相手から離れ)

っ、... (ふいに自身の唇と重なる相手のそれの感触に驚くもその後の表情は和らいでおり。相手の言葉には微笑し反応すれば「まふまふには何回好きって言っても足りないかも」なんてくすりと笑い口元に手を置き)

それならずっと言ってていいですよ！
(幾分和らいだように見られる相手の様子に嬉しそうに笑みを浮かべながら相手の言葉に頷いて。相手をまっすぐに見つめながら、「僕はそらるさんに好きでいてもらえれば十分すぎるくらい幸せです」とはにかみながら告げ)