「__..大丈夫、貴方が一番素敵だよ。」
そう言って目の前に屈む黄金の髪の小さな少女は優しく微笑み掛ける。
「__..貴方さえ良かったらだけどね、私を御世話してくれないかな?」
執事長にも見放され、同僚にも嘲笑われる様な落ちこぼれた執事の俺に手を差し伸べてくれた貴女。
「__俺何かが..宜しいのですか..?」
貴女はにっこりと満面の笑みを浮かべ、深く頷いた。それからだった、俺が一生貴女に支え、この命までも貴女に捧げると誓ったのは。
__だから今は。
「__や..っ、やめて..貴方が..死んじゃうよ..!!」
「__良いのです、お気になさらず。私は貴女にこの命を捧げると誓った執事。..私が死に貴女が生きる。..この様な終りを望む事を御許し下さい。」
私が貴女に誓った日から7年、私も貴女も成長をしやがて夢にも無い戦が始まった。兵士は皆殺しにされ、貴女の父である国王までもが殺された。残るのは執事の私と姫の貴女。貴女に不似合いに血塗れたこの状況から一刻も早く救いたかった。それが故に、私は貴女を庇い前へ出る。
「___有..難う...私、しあわ..せ...」
この細い声が聞こえたのも束の間。私を庇って倒れる貴女が一人。貴女が血に塗れて仕舞われては..。私の腕の中で透明な涙を流し貴女は目を閉じた。
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前置きが長い!!(( 詳しいストーリーはレスにて載せます!
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