[あんスタ!] - 星屑ロンド - [BL募集]

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Russian Blue  2015-08-18 22:00:45 
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――大海原に面した丘に建つ『私立夢ノ咲学院』
男性アイドル育成に特化し、綺羅星の如き才能に溢れた若者たちを、代々芸能界へと輩出してきた歴史を持つ

そんな学院で奏でられる青春のEnsemble、秘めた愛のSerenade
無数の星屑に紛れる様にして、今日も彼らは想いを唄う――


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  • No.117 by 朔間凛月  2015-11-06 22:45:38 


__ん、早かったねセっちゃ…ん。あー…、ちょっと…悪化した、今悪化したから、
( 普段から口煩く美容だの何だの口にする相手の事を思えばまた風呂場での手入れは時間がかかるものだと思われ、廊下へと張っていた視線を再度目の前の果実へと移せば.ぽすんとソファへと寝転び。これが昼間で有れば速攻で寝落ちしていた所、今は夜中である上に恋先に有る相手の家と有っては寝付けるはずも無く、今更ながらこの"泊まり"と言う好機を得られた事に幸福感を感じていれば.ふと相手の声が降り注ぎ。反射的に緩やかと身を起こしながら素直に感想を述べていた所、相手の方へと改めて向き直った際に瞳に写ったのはなんとも言えぬ相手の姿であり。濡れている為か何時もとは少し違う髪型や緩やかな服装、風呂上がりの為か気持ち火照った頬等に己の理性が刺激されない筈もなく、見ているのも居た堪れなくなったのか視線をそと外せば相手を見ぬ様にとソファに備えたクッションへと顔を伏せつつ何とも理不尽な感想を零し、)

  • No.118 by 瀬名泉  2015-11-07 01:31:24 

…ちょっと、今完全に俺の顔見てから言ったでしょ。流石に傷つくんだけどぉ。
(相手の容体を気遣って早く風呂を切り上げてきたというのに此方と目が合うなり視線を逸らし悪化したなどと漏らす相手に流石に不満感が募ったのか唇を尖らせながら低い声で不満を漏らすと大股で其方に歩み寄っていき。相手が取り出して来ていたらしいやや解凍しかかったブドウを一粒頬張りながらクッションに顔を伏せる相手の前まで進み出ればすぐ隣の空いたスペースに腰を下ろし。顔こそ見えずとも緩いスウェットの襟元から覗く白い首筋に思わずどきりとしながらもそっと手を伸ばし相手のその首元に手を当てるとどうやら体温を測っているのか暫しそのままじっと判断するための間をおいて。悪化しなたなどと零してはいたもののどうやら大分平温に戻ったように感じられる体温にほっと安堵の息を漏らしてから静かに手を離していくとソファの背もたれにゆったりと寄りかかりながら髪の水気をタオルで拭き取り始めて。そのまま頭からタオルを被ることでこれから相手に持ちかける相談で表情が多少可笑しくても分からないように顔を隠しながら髪を拭けば、静かに口を開き。)
…ご飯もお風呂も終わったし、後はもう寝るだけなんだけど…くまくんどうする、リビングで寝る?それとも俺の部屋で寝る?どっちにしろ布団敷いてあげるし、どうせ親も帰ってこないからどっちでも気にしなくていいんだけどぉ…。

  • No.119 by 朔間凛月  2015-11-07 21:22:37 


…っ、何。、…ええー、まさかセっちゃんは俺を一人で此処に寝かせる気?夜とか俺の本領発揮出来る時間なんだけど…朝起きてリビング中が魔界に転じてても文句言わないでね、
( 未だ脳内に焼き付いた相手の姿にそわそわとした気持ちが隠せずに居ればクッションへとうつ伏したままの姿勢で相手の不満を聞き。今更ながらこの恋心から湧く下心の都合の悪さを恨みつつ気持ちを落ち着かせようとしていた所、ふと普段触れることも少ない首筋辺りへの温もりと手の感触を感じれば思わず小さく身を揺らし。ただ妙な緊張に声を低く言葉を返すも、先程のやり取りを思えば単純に体温を測っていただけなのだと察し。心臓に悪いと脳内で悪態をつくも流石に落ち着いたのだろう相手と同じ様にソファの背凭れにと体重を預けながらちらりと其方を見やれば、丁度と疑問を投げかけられ。今先程起こった些細な事でさえ理性を抑え難くなっていた自分としては一緒の部屋で寝る、等もはや.自.殺.行為だろうと思うも、やはり己の煩悩には打ち勝つ事は出来ず。かと言え率直に"一緒に寝たい"等言えば幾ら同性とは言え不信感を抱かれてしまうと考えてか、大分面倒な言い回しでその意思を伝えれば怪しげな笑みを浮かべて見せ、)

  • No.120 by 瀬名泉  2015-11-08 00:54:02 

――なぁに、もしかしてひとりで寝るの寂しいわけぇ?…ふふ、かぁわいい。
(ただ相手を泊める家主として寝床の話をしているだけなのだが、どうにも自分からこんな話を切り出すと相手を寝室に誘おうとしているように感じられてどうにも居心地が悪く、僅かに歪みそうになる表情を唇を引き締めることで留めていれば相手からの何だか遠まわしな言葉に顔を上げて。頭を拭くために被っていたタオルを首まで落とし濡れているためにいつもより少しばかりぺたんとしていて、目に掛かる前髪を指で流しながら怪しげな笑みを浮かべる相手を見るとじわじわと喜び、というより庇護欲からくるような嬉々とした表情に変化していき。先ほど自分を落ち着かせるために相手に"お兄ちゃん"などと口にしたことが余韻を引いているからなのだろうか、相手の回りくどい言い方は何だか遠まわしに自室での共寝を希望しているようで、相手に自分への"そういう意味"での好意がないと割り切ってしまっている今その言葉はまるで照れ隠しをしながらお願いしてくる弟分のように見えてしまっていて。可愛らしいそんな様子についからかうような台詞を掛けながら艶やかな黒髪に手を伸ばすと緩くその頭を撫でて。)

  • No.121 by 朔間凛月  2015-11-08 03:08:40 


ん、…ねぇ、喧嘩売ってんのかなぁ?、…そうやって油断してたらどうなるかって感じなんだけど、
( 察しの良い相手の事、こうまで言えば己の意図など容易く伝わるだろうと思っていた為か、相手の返し言葉には先程嫌でも突き付けられた"弟のような者"という印象が強く残り。かわいい、等の言葉も今己の頭頂を撫でるその動作も己の望むものでは無く、"一人の男として見て欲しい"なんて叶わぬ儚い思いが有る此方としては不満が募ってしまうのは当然で。とは言え恋する相手から撫でられる事は中々良いもので、悔しくも緩く目を細めてしまうも思わずその不満が表へと出れば相手の脇腹辺りをぽすぽすと軽く殴りながら二重の意味を込めた言葉を吐き。此方の恋心が実る事は果たして有るのだろうか、半ば諦め気味になる心情とは裏腹に瞳へと相手の姿が写ればそんな気持ちも上回る様に相手への好意が募ってしまい。多少心苦しいこの恋も己が望んでしまった事、悪いものでは無いと再度感じる事が出来れば殴っていた手を離し相手の撫でる手を柔く払えば、思いにすくりと立ち上がり両手を広げ、)
_ま、いーよ。一緒に寝たいって事にしといて、…それは良いからさ、ね、布団運ぶの手伝ってあげる、

  • No.122 by 瀬名泉  2015-11-08 03:40:30 

はいはい、ごめんねぇ?じゃあ案内するから着いてきて。
(軽く此方の横腹に衝撃を繰り返す相手は仕返しをはかる"弟"のようなそれにしか見えず、こうして相手を弟として見ることで自分の中の恋情に揺れていた気持ちが静まるのが感じられて。相手はどこか不服そうだけれど、それでもきっと同性から気味の悪い恋心を向けられるよりは弟という庇護対象として見られる方が絶対に良いはず、そう思うことで恋心を抱いてしまった今の自分と相手の距離感を自らの中で定めるとどこか安心したように吐息を漏らし。それから緩く払われてしまった手をひらひらと振りながら悪びれた様子などまるでない言葉で謝罪を口にすると相手に続いて立ち上がり。布団は普段両親が各々使う部屋でも自分の部屋でもない、物置となった空き部屋の収納にしまってありそこへと案内すべく相手を先導すると暗かった部屋に電気をつけ目的の収納へと歩み寄っていき。圧縮袋に入っていた敷布団と掛け布団を袋から取り出しちょいちょいと手招きで相手を呼ぶとふんわりとした軽い羽毛の掛け布団の方を相手に掲げて渡して。)
――はい、くまくんはこっちねぇ。俺の部屋は斜め向かいの一番玄関に近い部屋だから、これ持って先行ってて。

  • No.123 by 朔間凛月  2015-11-08 17:08:33 


、はーい。…んじゃ、先に行ってるねぇ、
( 此方がいくら不満な態度を取って居ても笑みを崩さぬ相手を見ている内、どんな不快な行動も相手からしてみれば弟の可愛らしい行動の一環として見えるのかなんて好都合な考えが脳内に浮かび。それならそれで此の儘この"弟"を上手く利用し相手に接近出来るのでは無いかと思考を巡らせれば、相手に顔が見えぬ事を良い事に.にたりと口角を上げ。そんな考えを巡らしつつ居れば物置へと到着し、己の家の物置とは全くと違うその小綺麗さに感心する様きょろきょろと辺りを見渡していれば柔らかな掛け布団を渡され。重い敷き布団を此方に預けないと言った相手のさりげない優しさに惚れ心が揺らいでしまえば思わず頬が緩むも、布団で顔を隠す事により誤魔化せばくるりと向きを変え、相手に指示された通りに足を進め。_てっきり部屋中例の彼のグッズだの何だので埋め尽くされて居ると思って居た為か、雑誌こそ積み上げられているものの基本的シンプルなその部屋に調子を良くしてしまい。同時に普段相手が寝て居るで有ろうベッドへと視線が向かって仕舞えばそちらへと足が進んでいき、相手の気配がない事が幸いか.溢れる欲にその身が動かされれば、そろりとその布団へと顔を埋め[_セっちゃんが何時も寝てる所…]等、聞かれてはあからさまに誤解を招くような言葉を零し、)
_

  • No.124 by 瀬名泉  2015-11-08 17:49:48 

――…ちょっとぉ、布団敷くまでくらい寝るの我慢してよねぇ。ていうか、くまくん夜は活動的になるんじゃなかったの?そんなんじゃ昼間と変わらないじゃない。
(相手が部屋を移動した後そのまま敷布団の他に必要なシーツや枕なども探し出してから、それらを抱えて相手を追い自室へと向かい。相手と同じ部屋で寝る、などという半拷問じみた状況が刻々と迫る現状に思わずごくりと唾を飲み下してから扉を開け部屋に入れば何故だか自分の布団に顔を埋める相手がいて、これが異性ならばその好意を疑うこともあっただろうが相手は同性、ましてや自分の自惚れで自滅してしまわぬようにと好意の可能性を端から外して考えてしまっているためかその行動の理由を"眠たかったから"という相手らしいと思えるものに仮定して。布団を敷くまで眠気が我慢できず先に敷かれていたベッドの布団に手が伸びたと考えればそれらしい、そう自らに言い聞かせるようにして相手の行為に無駄な期待を抱かぬ様にすれば少々呆れたような声色で相手に話しながら部屋の空いたスペースに敷布団を下ろして。顔を埋めた相手の頭目掛けて持ってきた枕を投げ、仕方なしとばかりに敷布団にシーツを掛け始めれば無駄な期待はしないと自分の中で割り切ったにも関わらず先程の光景のせいで脳裏に過る思春期らしい、相手が自分の布団に横たわって、なんて恋情を刺激する妄想を軽く頭を振ることで振り払おうとして。)

  • No.125 by 朔間凛月  2015-11-08 19:21:45 


…、んー…、だってさぁ、目の前にこーんな寝心地の良さそうなベッドが有ったらそりゃ寝たくもなるよねー…って話。
( 布団を運ぶだけの作業、そう時間掛からずに相手は戻ってくる事など頭では分かっているものの、先程から恋心伝わらぬもどかしさからヤケ気味な所が有ってか中々顔を上げられず。いっそ此の儘寝てしまいたいとも思ってしまうも当然眠気など感じているわけでは無く、ふて腐れた様に動かずにいればやはり時間経たずに相手の気配を察知し。側から見れば恋抱く相手の布団に顔を埋めている光景等、あからさまに怪しい物、相手の意識が有れば動揺してしまうのでは無いかと布団越しに一瞬ばかり焦りの念を見せるも、相手から出た問いは眠気から寄る行動なのかと言うもので。心奥底ではあり得ないと理解しているも勝手に夢物語を抱いてしまう己に嫌悪感を抱き始めていれば頭部へと小さな衝撃を感じ。こんな調子の相手に何が伝わるか等もどかしさを感じて仕舞えば、最もな理由をつけつつ当てられた枕を胸に抱いては早々に相手の布団へと潜り込み。ついでに弟として見られて居るのならこの様な言動も気に障りはしないだろう、ヤケ気味に言葉を放ち)
__いーよ、もうそんな事言うセっちゃん何か知らないから。返して欲しけりゃ自分で取りに来なよね、

  • No.126 by 瀬名泉  2015-11-08 19:56:41 

ッ、信じらんない!普通他人のベッドに勝手に潜り込む?あんまり駄々こねる弟は、お兄ちゃんも嫌なんだけどぉ。
(思春期らしい妄想に内情を引っ掻き回される感覚に耐えながら相手の布団の支度をしてやっているというのに相手は何が不服か、自分の布団に潜り込んでしまったその布団の膨らみに思わず人の気も知らないでと理不尽な文句を零しそうになってしまい。そんな言葉を飲み込みはしたもののこのままいつまでも布団の中に居られては此方の理性にも限界というものがあって、あくまで布団に勝手に入ったことを叱る形で相手の行為に非難の声を上げるとその傍まで歩み寄っていき。いつも自分が寝ている布団、その中に居る相手は風呂上がりで更に言えば自分の寝間着を着ていて、健全な青少年には聊か刺激の強い状況に堪える様に唇を噛み締めてから布団の膨らんだ山に手を添えると、あまり強引に起こすのもそれはそれで寝間着が乱れたりだとか、更なる自分への試練を増やしてしまいそうな気配がするためかあくまで揺り起こす様な柔らかな対応で相手を引き出そうと図り。)

  • No.127 by 朔間凛月  2015-11-08 20:31:32 


…、別にセっちゃんの理想の弟になるつもりは無いし、そもそも俺ら同い年じゃん。"対等に"も見てくれないセっちゃんにこの布団を与える資格は無いんだけど、
( 案の定本気で気に障っている声色では無いものの、やはり兄.弟.として見ているのだろうその言葉には不満は募るばかりで。そう酷くも無くゆらゆらと揺さぶられる布団の中、本気で食い付いてこない相手を見計らってか、様子を伺うように顔だけを出して見せれば募る気持ちを次々と口にしていき。取り方によっては"恋の対象"として聞こえるこの言い方を躊躇する程己の欲は弱いものでは無く、言い終えた後にしまったかと不安が過るもどうせ己など同じユニットないしは弟としか見れていない相手の事、勘ぐられ伝わるとは思えず。口では認めて貰えないから布団は渡せないとは言ったものの、理由は一つだけなどでは無く。相手の普段使用している布団に寝間着、一体感.と言えば聞こえは優しいただ己の欲望を満たしたいが為に離れ難い面も大きく有り。微かに香る相手の香りに虚しさこそ感じるものの、それこそ手放し違いもので、煽る様に残した言葉に沿うように布団を握る力を強くすれば相手の反抗を待ち、)

  • No.128 by 瀬名泉  2015-11-08 21:05:34 

…対等から勝手に外れたの、くまくんの方でしょ。同い年なのに俺のこと"お兄ちゃん"にしたのも、全部くまくんが好きでやったことじゃない。
(お兄ちゃんなんて言葉で相手との距離感を計る自分に相手は鬱憤を抱いていたのかもしれない、不意にやってきた相手の反発は奔放な相手ならばあり得ると推測出来たものでそれ自体は大して心を動かすものではなかったが、そんな彼が放った言葉に揺さぶっていた手を止めると小さな声を漏らして。彼が言う"対等"はきっと同い年にも拘わらず弟扱いをする自分への不満からだろう、しかしそれならば先に対等であった同級生という立場から自ら転げた相手こそ此方からすれば対等であった関係を崩した張本人、そんな彼から対等に見ろなどと言われるのは相手の留年を知った時の苦い感覚が込み上げてくるようで酷く不快で。そっとベッドから腰を浮かせ立ち上がるとそのまま相手用に敷いた布団の元まで戻り、残りの支度を済ませると何だか重苦しくなった空気を軽いものに変えようとするように声を上げ。あくまで相手との距離を測り間違えないための、相手が不服とする"お兄ちゃん"としての姿勢は崩さないまま、気に入りの後輩達に笑いかけるような綺麗な笑顔で相手の籠る布団を見つめて。)
かわいく駄々こねるのもいいけど、寝るならちゃんと歯磨きしなきゃでしょ?吸血鬼のくせに虫歯なんて格好つかないんじゃないのぉ?

  • No.129 by 朔間凛月  2015-11-08 22:48:30 


'…その"対等"はどうでも良かったんだけど、'…そうだね、勝手に離脱したのは俺だしそのせいでユニットの責任も全部押し付けたのも俺だよ、…我が儘ばっかなのは悪いと思ってるって、
( 勿論相手がとる"対等"とは学年差の事で有るのだろう、まさか恋対象等取られない事は百も承知で有ったにしろ、突き付けられる現実は重いもので。布団の中故に聞こえずらいだろう相手に聞こえない程の声の大きさでそんな心の悲痛さを零し、気持ちの切り替えをする様に一呼吸整えれば大人しく布団を剥ぎ取り。留年した事に関しては己として特に気にしてなどいなかった、だが相手にとっては大きく影響して居たのだろう。王さまと称するあの彼も、留年により活動をろくにと出来なかった自分も居なかった頃、相手がどんな気持ちで"Knights"と言うユニットを守っていたのか、想像こそ付かないものの相手には嫌な思いでしかないその事柄に触れてしまったのには反省の念を抱くしかなく。それに加え疲労の大きい相手に己の勝手な恋心から我が儘ばかりをぶつけた事に学年問わず年ながらの気持ちを持てば先程とは全くと違う表情で相手を見据え。そんな中、この様な重い空気を打破しようとしてくれて居るのだろう、未だに"兄"としての顔を向けてくれる相手にそっと笑みを向ければ先程相手にされた行動と同じくその頭を緩くと撫でてやり、風呂場と同じく備え付けられた洗面台へと向かう様に相手を促し、)
_ふふ、その吸血鬼にわざわざ歯を磨かせるとか、噛まれる準備満々じゃん。良いよー、後で存分に可愛がってあげるから、

  • No.130 by 瀬名泉  2015-11-08 23:25:07 

…くまくんのくせに生意気ぃ。噛ませる気はないけど、弟に歯磨きさせてあげるのもお兄ちゃんの務めだしねぇ。なんならお兄ちゃんが歯磨きやってあげようか?なぁんて、ね。
(相手に嫌がられようが拗ねられようが、その彼との関係を守るためお兄ちゃんという距離感だけは崩さないと決めたものの、それが原因で相手が布団に籠ってしまったというのにそこから出すためにまたそのキーワードを使ってしまったのは聊かまずかっただろうか、などと後から気になってしまい。しかし相手もそれに意固地になるほど頑固でもなかったのだろう、先程の仕返しのつもりか頭に触れた相手の手に何だかくすぐったい思いを抱きながらふと小さく吹き出すと口角をつり上げながら言葉を返してやり。本当は弟だなんて綺麗な関係に納めることの出来ない感情を相手に隠す後ろめたさが未だに付きまとうものの、ただでさえ執着心が強く相手に固執しやすい己が相手にこの恋心を知られてしまったら、その時こそユニットとしての"対等"すらも崩れてしまうような気がして、自ら線を引くように繰り返す"お兄ちゃん"の言葉で思いを心に押し留めるとからかうように相手の鼻先をちょんと指で触りながら歯磨きをしてやる、なんて冗談を漏らし。それから漸く部屋の扉に手を掛けると風呂の脱衣所と併設された洗面所へと歩みを進め出して。)

  • No.131 by 朔間凛月  2015-11-08 23:58:52 


、…あ、それ良いじゃん。俺は動かなくても済むしセっちゃんはどうしてもやりたい"お兄ちゃん"が出来るし、一挙両得〜、
( またもからかう様な口調と鼻先に触れる指の感覚に、昼間吸血と称し噛み付いた様にまた噛み付いてやろうかと獰猛な気が過るも、そこは一つ抑え。弟として振舞うことは己自身本当に弟と言うことも有ってか苦でこそないものの、やはり恋情有ってからか素直に転ずる事も難しく。洗面台へと向かう中何度も"お兄ちゃん"等繰り返す相手に、今更ながら何故相手はこうも兄を称したいのかが疑問となるも問うに問えず。何より普段から執着する例の彼に対してもその様に振舞う事を多々見てきている為、性分なのかと思っていた節があり。だいぶその態度にも慣れてきてはきたものの、やはり"対等"と認めて貰いたい気持ちが消える事も無いのか、態とらしく相手のからかい案に乗っかって見せれば急かすようにその背を押してみて。_暫くし洗面台へと着いた頃、此方は完全にと逆上せきっていた為に記憶は曖昧で有るも、着替えさせられるなど平気でそんな大胆行動を取った相手や自分の様子が思い返されれば、そんな過去もまるで下心なしの面倒を見る見られるの兄弟.の様に思えてしまい、表にこそ出ないもののまた不満を募らせればそっと相手の背中へと視線を戻し、)

  • No.132 by 瀬名泉  2015-11-09 00:11:44 

くまくんねぇ…マイペースなのはくまくんの売りだと思うけど、そこまで誰にでも世話焼いてもらってたらそのうち勘違いしたファンとかに刺されても知らないよ?
(自分の背中を押すようにして後をついてくる相手の返答は此方としてはただのからかいの一つだったため一瞬困惑してしまい、言葉にやや困ったものの相手がその行為で自分を"お兄ちゃん"として見てくれるのならそれもいいかと溜息交じりに頷き。しかしながらいくら面倒くさがりの相手らしい返事にしてもこうも誰にでも身を任せてしまう態度は聊か心配になるもので顔を傾かせることでちらりと相手の方に視線を向けるとそんな無防備とも言える様子を少々咎めて。そうこうしているうちに洗面所へと到着すれば一度相手から離れ、戸棚の中にあった予備の歯ブラシを取り出して相手の方に差し出して。とは言えもしかすると先程の相手の返答自体からかった自分への仕返しに過ぎなかった可能性も十分にあり、歯ブラシを翳しながらにいとどこか悪戯っぽく笑みを浮かべると緩く首を傾げながら言葉を続けて。)
…で、どうするの?ほんとにお兄ちゃんが歯磨いてあげればいい?今なら冗談でしたーって言えば、お兄ちゃんも無理強いはしないんだけどぉ。

  • No.133 by 朔間凛月  2015-11-09 00:53:36 


あのねぇ…、俺だって誰にでも此処まで気は許してないんだけど。一応世話焼かせる人間位は見極めてるしー…、あーあ、じゃあ良いよ自分で磨くからー、
( 正直歯を磨かれる等、朝の意識が朦朧状態でない限り手伝いを任せた事は無かった為か、口では都合良くお願いを言ってみたものの本気にはして居なく。ただ相手が余りにも"お兄ちゃん"を意識させたがるその態度が気に食わなかた故に発した言葉であり、そんな言葉を半信半疑であれ飲み込んだ相手から指摘されたのは普段からの態度で有り。確かに己は誰にでも気を緩みがちで世話焼かせな面も有る、それは面倒臭がりで態々表情を取り繕う、等と言った事が億劫な己特有の普段の態度で有り、何も誰にでも気を許しているわけでは無い。ましてや此処まで世話を焼かせるのは幼馴染や実の兄、加えて恋心抱く目の前の相手位で有り。何処か相手を"お兄ちゃん"などでは無く"特別な人"と言う括りに入れている事をほのめかす様に語尾を小さくしつつも述べれば、それを誤魔化すように相手が手に持つブラシを取りつつ一つ溜息をつき、)
_はぁ、…セっちゃんの性分は分かるけど、あんまり兄面して余裕こいてるとさ、俺が年寄りの吸血鬼だって事忘れちゃって後で痛い目見るんじゃない?気をつけてよねー、

  • No.134 by 瀬名泉  2015-11-09 01:16:52 

…それ、くまくんこそって感じなんだけどぉ。相手がお兄ちゃんだからって油断してると、そのうち痛い目見るかもよ?まあ、可愛い弟に痛い目見せるほどお兄ちゃんも意地悪じゃないけどねぇ。
(相手を見極めているなんて言っておいて自分に世話を焼かせるだけの距離感を許している時点で、相手の見極めは間違っていると思えてしまい。彼の肉親である本当の兄や幼馴染の彼はいいとして、下心を隠しこうして傍に身を置く自分などに気を許すなど餌を目の前にちらつかせているような危険な状態、それも知らず言葉を続ける相手に思わず呆れたように眉尻を下げながらため息をつくと自分の歯ブラシに手を伸ばして。思えばよく自分に油断するななどといったニュアンスの忠告を口にする相手に僅かな違和感を感じるものの、お兄ちゃんだからと特定の人物に世話を焼く自分を危ぶんでのものだろうと自己完結させてしまえばこちらこそとばかりに反論を口にしてから歯ブラシを口にくわえ歯磨きを始めて。)

  • No.135 by 朔間凛月  2015-11-09 01:39:18 


俺が痛い目に会うとかそれこそ無いと思うけど、…ま、いいや。油断してる人間が食い尽くされた時の顔って堪んないし、
( 自らを兄だと称しながら危険人物などと立てる相手に、大した事をされるなど更々思っていないのか、やや小馬鹿にする様にあり得ないと断言すれば、同じ様に手に持った歯ブラシを口内へと突っ込みだらだらと磨き始め。日々抱いている純粋に綺麗な尊敬、信頼などの言葉を抑え圧倒的に感じる恋と言う欲望を持つ此方からしてみれば、相手の"意地悪"などせいぜい己を咎める様な小さな仕置きくらいなのだろうと思い。だが此方は最も重く決して綺麗、とは言い切れない下心なる欲で有り。そんな気持ちも相手には知り得てる筈はないだろう、先程の警告でさえ軽く流してしまうようなその様子にやれやれと首を振れば、'人間'などと此方を吸血鬼と崇めている故の表現を使いつつその欲から出る言葉を零しては鏡越しに口角を上げ。同時に突如歯を磨く自体の行為に億劫さを感じれば相手の肩へとぽすり頭を乗せ[…めんどい、]等愚痴をこぼしつつ尚だらけた手つきで歯を磨いて行き、)

  • No.136 by 瀬名泉  2015-11-09 02:12:49 

ほぉら、自分で磨くって言ったんだからちゃんとやりなよぉ。吸血鬼の前にくまくんアイドルなんだから、虫歯のアイドルなんて格好悪いでしょ?
(歯を磨き始めてからそれ程経ってもいないはずだというのに早速だれてきた様子の相手に苦笑を漏らすと肩に乗せられた丸い頭をぽんぽんと宥める様に撫でてやり、鏡越しにその表情を窺いながら緩い手つきを咎める様に声を掛けて。アイドルとして弛まぬ努力を積み重ねることで今の自分を保つ自分、そもそもやる気のないだらけた態度すらファンの女の子たちに悲鳴を上げさせる要因となる相手とは本質が違うのだろう、それをこんな小さなことで見せつけられたようで少しだけ困ったような表情を浮かべると肩の相手を起こし先に口をゆすいでしまい。それからまだ少しだけ湿っていた髪が先程から気になっていたのか、不意に洗面所に置いてあったドライヤーを手に取ると残りの水気を飛ばすように髪を乾かし始め。ある程度消音気味のドライヤーではあるもののやはりそれなりの騒音がしてしまい、その中で相手に少々張った声で呼びかけを口にし。)
くまくんもまだ髪少し濡れてるでしょお?口ゆすいだら乾かしてあげるからねぇ。

  • No.137 by 朔間凛月  2015-11-09 20:54:35 


…自慢じゃないけど、この方今まで虫歯にはなった事無いんだよねぇ。身体もわりと丈夫だし、寝る子は育つって言うの?セっちゃんにも見習って欲しい欲しいんだけど、
( 普段から何事にも無頓着気味、行動一つにしても中々動かない極度なマイペースぶりを発揮している己としてはこの歯磨き一つ面倒な動作としか思えないのだろう。相手に催促される様に柔く叩かれるリズムに合わせるように口元をあぐあぐと動かせば気力無し、と言った雰囲気で。そんな中で尚繰り返すように指摘をされれば、全く心に止める様子も無く反抗を口にし。序でに普段から体型維持等と言いろくに食事も取らずと言ったモデルとしての相手の顔を思えば、改善しろとは言わないものの相手の身を案じる様な台詞を口にし。_相手から肩を外され一体制を起こされたのち、半乾き状態だったのだろうかドライヤーの音が響けば仕方無しと加えていたブラシを抜き口を濯ぎ。軽い騒音の中聞こえる相手の声に[ん、…丁重に扱ってねぇ、]等偉そうにもそんな台詞を返しては共に相手の目の前へと移動し膝立ちとなれば乾かされるのを待ち、)

  • No.138 by 瀬名泉  2015-11-09 22:33:27 

…ふふ、お人形扱うみたいに優しく丁寧にしてあげるから。
(自分の髪も相手と布団の準備やらで動き回っているうちに大分乾いてしまっていたようでさほど時間は掛からず、此方がやりやすいように気遣ってか膝立ちになった状態で待っていてくれた相手の髪にそっと指を梳くように通しながらドライヤーの騒音で相手まで届くかどうか、そんな小さな声で呟きを漏らして。過去執着心を寄せていた遊木を人形のように、と望んだ時期もあったがその後の夢ノ咲学院で起きた革命を経て今では少し考えも変わってきていて、しかしそれでもお人形のようにと言葉を漏らしてしまったのは弟のように扱うことで恋情を曝け出してしまわないと決めた相手をお人形のような綺麗で自分の手で汚せない存在だと思っているからなのだろう。相手の柔らかな髪に触れその水気を乾かしながら、これだけ触れ合っていても性が同じというだけで酷く遠い距離にある様に感じる相手の存在に少しだけ僅かに胸が痛むと、乾かし終わったことでドライヤーを止め傍の棚に戻して。目の前で大人しく自分に身を委ねている相手、これは"お兄ちゃん"という線引きの中の行為だと自分に言い聞かせながら相手とこうして自宅で過ごす程じわじわと胸に溜まっていた暗い感情をそっといなすように相手の頭を抱える様に緩く抱くと、自分と同じシャンプーの香りのする髪に僅かに頬を寄せてからすぐ何事もなかったかのように笑って体を離していき。)
…はぁい、おしまい。何だかほんとに弟の髪でも乾かしてるみたいで、なかなか楽しかったよぉ?

  • No.139 by 朔間凛月  2015-11-10 00:00:30 


あー…、?人形とか、吸血鬼の俺とは無縁だけどねぇー…。…_っ、
( 心地良い温風と相手の柔らかな手つきが心地良いのか目を細めていれば、髪越しとは言え触れられている.と言った事には変わりなく近い様で遠いその距離感に同じように切なさを抱き。夜の冴えた感覚では相手の呟きなど当然耳に入っているのか、曖昧に口元を動かしつつ"人形"などと言った妙なワードに緩く感想を加え。思い返せば相手の"人形"の様というのは、以前から固執する幼馴染と同ユニットの彼を例える際に良く口にしていた言葉で有り、そんな苦い過去を思い出しては同じように自分に向かい使ってくる辺り、代替わりとされている様に感じてしまい。相手は一体何を思ってそんな事を発言するのか、台所での意味有りげな台詞も聞こえぬフリこそして居たが脳内には無論焼きついており。恋心からの錯乱だろう、相手が自分に向けている好意などあくまで"弟のよう"または"代替わり"。それ以外に向ける感情何て無いのは分かっている、分かっていてもそう捉えたいと言う気持ちが勝ればドライヤーを仕舞い込む相手を鏡越しに儚げに見つめ。_として居たのも束の間、ふと己の頭部へと頬を寄せる相手が引き金となったのか、何事も無く笑む相手の腕を掴んでは己の胸へと引き寄せていて。抱き締める様な体制になった時、今更ながらこの行為に大きな後悔が沸くも、既に引くに引けずとなってしまっており。相手には何を言われるだろう、弟として見ている彼なら若しかしたらこの状況もソレ関連で纏めてくれるかもしれない、そんな甘く切ない考えが脳内を占めれば唯緊張から速まった鼓動の音だけが耳につく中、ただ相手の言葉に反応出来るよう脳内で考えをまとめており、)

  • No.140 by 瀬名泉  2015-11-10 00:58:04 

ッ、…くまくん、それはだめだよ…。…お兄ちゃんでも、そういうのはだめ。
(少しだけ漏れ出してしまった恋心という欲からの"お兄ちゃん"などという言い訳がぎりぎり効くかどうか、そんな緩やかな抱擁は一瞬ではあったものの痛んでいた胸を温かく癒す反面後から自己嫌悪の念がやってくるような行為で。その一瞬で相手を自分の欲で汚してしまった気さえしてしまいどうにも顔が合わせづらい、そう思っていた矢先不意に視界がぶれたかと思えば先程触れたばかりの温かさに今度は自身が包まれているを感じて。頬が相手の胸板に押し付けられる感触、何だか早まっているような印象を抱く鼓動の音、髪に微かに感じる相手の吐息の熱さ、その全てにはっと気づかされると強い拒絶を露わにするように相手の胸板を突き放して。これも先程の自分の抱擁への仕返しか何かのつもりなのだろうか、質が悪いと思ってしまうような相手の行為に顔を俯かせると小さな声で呟くように言葉を漏らして。先に勝手に恋心を抱いて相手を穢したのは自分、それでも相手の純粋なからかいであってもそんな恋心を揺らす様な事をされれば身勝手だと自覚していても傷ついてしまい。それでもそんな思いを表情に出すなんて自ら相手との関係にひびを入れるに等しいこと、だからこそ昔からお得意だった人形のような、それでも少しだけ傷心の色が覗いてしまうような笑みで相手を見ると先に立ち上がり相手に手を貸すように片手を差し伸べて。)
…もう、お兄ちゃんに悪戯するなんて悪い子だねぇ?でもそういうのは好きになった女の子とかにやってあげなきゃ、お兄ちゃんにやっても意味ないでしょお?

  • No.141 by 朔間凛月  2015-11-10 18:40:46 


…、!_お兄ちゃんお兄ちゃん、…ってさ、だから俺はあんたの事そうは思ってないんだってば。…何が好きな女の子なの、…_意味無いって_何。
( 突飛な此方の行動に困惑しているのだろう、拒絶の言動ないそんな相手に湧いてはイケない淡い期待が湧き上がったのか、出来る事なら此の儘己を苦しめる恋心を吐き出して仕舞いたい衝動に駆られるも、現実はそう甘くも無く。押し返される反動に少しばかり体勢を崩せば項垂れたように俯き。先程の行為は己の欲をぶつけられる反面、心苦しめる行為で有るなど分かっていた事、それを理解していた上で踏み出してしまった自分自身に'自業自得'等そんな言葉で貶せば、何時もは飄々としている表情も歪みを隠せず。そんな葛藤も苦しみも相手にしては計り知れない事なのだろう、妙な間こそ合ったものの、直ぐに綺麗な笑みを浮かべながら再度"お兄ちゃん"などと繰り返し口にし手を差し出す様子に、本当に相手は自分の事など"弟"とでしか思っていないのだと何度目か分からない程残酷な現状を突き付けられれば、視線を落としたまま弱々しくその服の袖を掴み。相手ほど器用に表情を作る事も出来ず、感情を抑えると言った面倒事を好む筈も無く、気付けばぼろぼろと相手を咎める様な口調のまま己の心情が口から溢れてしまい。こんな事を言っても唯相手を困らせるだけ、相手から見れば言う通り世話のかかる我が儘な弟。どう頑張っても変わらないその結末を思えば自然と目奥が熱くなってしまい、泣き顔云々、そんな弱い姿こそ見せれば兄弟例え以前に"2人"としての関係が崩れてしまう事を恐れてか。慣れない作り笑みを浮かべて見せれば刺すような心にも無い台詞を口にしていき、)
_…なぁーんて、驚いた?悪戯好きの弟ってのも中々可愛いでしょ。…ごめんねぇ、おにーちゃん、_…、

  • No.142 by 瀬名泉  2015-11-10 21:47:44 

――…なんでくまくんがそんな顔するの。
(相手は自分のことなど同じユニットのメンバーとしか、よくて世話を焼いてくれる友人程度にしか思っていないはずなのに、相手らしくない作り笑顔に悲しげな色を浮かべたその表情に胸がぎゅっと締め付けられるような感覚を抱いて。まるで相手も恋の苦しみを感じているような、そんな恋心からの欲が出てしまったような勘違いさえしてしまいそうになる中そっと相手の方に片手を伸ばすと似合わない作り笑顔を浮かべるその頬に手を添え、その表情の意味を問うように静かな声を漏らすと僅かに表情を歪め。同性の相手が自分に気などあるはずないのに、こんな風に期待してしまうような表情を見せないでほしい。そんな身勝手な願いから出た言葉は次第にそれが皮切りとなったようにひた隠しにしようと決めた恋心を引き摺りだしていき、頬に触れた手をゆっくりと下ろしていけばそのまま相手の胸板に手を当て。次第に表情すら取り作れなくなっていき漏れ出しそうになる恋心を押し留めようとするような、切なさを堪えるようないびつな笑顔で相手を見つめ。)
…くまくんにそういう顔されると、俺お兄ちゃんで居られなくなっちゃうよ。俺は、くまくんの"お兄ちゃん"でいたいの。"お兄ちゃん"でいなきゃいけないの。…だから、お願いだからそんな顔しないで。

  • No.143 by 朔間凛月  2015-11-10 23:39:40 


…そんな顔、って__あれ、ごめん。…っ、セっちゃんが何で"お兄ちゃん"で居なきゃ何て分かんないけどさ、そのお願いは聞けそうもない、…や、
( 何故そんな顔をするのか、そんな物口が裂けても言えない事柄。理不尽にもそんな事を問う相手に勝手に痛みを感じて仕舞えば作り笑みも不自然に歪み始め。そんな中何を思ったのか、突如頬に触れたのは相手の手。恋人でも家族でも、何でも無い相手からのそんな突飛した行為に止めて欲しいと願う気持ちからか、もはや崩壊寸前となっていた笑みは崩れ、共に目奥に押し込んでいた涙が己の頬と共に相手の手の甲を伝い。咄嗟に謝り出る言葉も涙に震える中、元々自分を覆う皮など脆くあった為か涙も抑える事が出来ず。今更何を取り繕えば良いのか、涙でぼやけるた視界に相手の顔など一々確認する事等出来ず、唯々目の前の彼から伝う何処か悲痛染みた声色の願いに首を横へと振り。何故相手はそんな願いを乞うのか、まるで己と同じ様に抱く恋心を抑える為に"兄"を繕ってきたとも言えるその台詞に、まともでは無い今の脳内では相手も此方を好きなのではと一方的に考えてしまうばかりで。頬から滑り胸へと当てられた手に伝わる心音は乱れた物、そんな一つ一つ暴きだされて行くこの状況に如何にか反抗する様相手のその手を弱く掴めば、未だ震える声で言葉を続け、)
_俺、気持ち悪いよね。本…当、何言ってるんだろうね、こんなん…っ、苦しい、…

  • No.144 by 瀬名泉  2015-11-11 00:46:15 

…今くまくんを苦しめてるのは、"お兄ちゃん"の俺?
(似合わない作り笑顔で悲しい色を隠してなんて欲しくなくて、いつものように笑って欲しくて相手に添えた手に触れた感触は温かい涙の温度で、その涙の理由も服越しにも分かる乱れた心音の意味もきっと自分にあることくらい気付かされていて。どんな理由で合っても大切な、愛しい相手を悲しませているのは自分。その事実が頭を殴られたような衝撃となり抑え込んでいた思いを揺らがせて、僅かに視線を落としながらそっと唇を噛み締めて。もし先程相手が口走ったように自分が"お兄ちゃん"であることが相手を苦しめているのなら、そうは思っても"お兄ちゃん"で居続けることで相手への恋情を押し留めてきた以上そんな言い訳じみた関係でいなければきっと相手を穢してしまう。どちらにしても相手を傷つけてしまうなら自分はどうすればいいのかそれすらもう分からなくて、重ねられた相手の手ごと相手の胸板に添えていた手を自分の方に引き寄せ、両手で包み握った相手の手を祈る様に自らの額に押し当て。届かない想いを隠すこと、そのための行為が相手を傷つけてしまう不条理な状況に感じる悲しみからか、じわじわと瞳に涙を溜めながら普段なら考えられない様な、酷く細い揺れた声で言葉を続けて。)
…俺は、"お兄ちゃん"でいなくちゃ、くまくんに軽蔑されちゃうの。"お兄ちゃん"の俺じゃなきゃ…くまくんに、嫌われちゃうから。…でも、お兄ちゃんの俺がくまくんを泣かせてるなら。俺は…ッ、どうしたらいいか、分かんないよぉ…っ

  • No.145 by 朔間凛月  2015-11-11 19:31:08 


…軽蔑される、とか嫌われるとか…"お兄ちゃん"、とかお兄ちゃんじゃない、とか訳分かんない…ッ。どうしたら良いか、何てそんなの…_っ
( 今までずっと抱え込んできたこの恋、普段から欲望に身を任せ得て来た己としては耐え難い物だったのだろう。相手を想うからこそ伝えたくとも伝えられなかった、それに加え報われる兆しも一向に断たれていたこの状況に苦しんで居なかった訳が無く。苦しめているか、そんな問いに頷いて仕舞えば今度は相手を傷つける、想いを寄せる彼だからこそ素直に頷く訳にもいかず唯首を横に振っては相手の言葉に喚きに似た感情をぶつけ。そっと額に当てられた己の手とそれを包む相手の両手の上から空いていた片手を添えれば歪む視界のまま視線をそろりと上げ、何故か同じ様に俯き微かに震え掠れた声で嘆く相手を見れば尚心苦しさが増してしまい。そんな様子を見ていて感じたのは、苦しさを感じて居るのは己だけでは無かったと言う事実。どうして良いか分からないと悲痛な言葉にそんな確信を持つも、時既に遅く。これ以上気持ちを溢れさせては更に相手を傷つける事になる、そんな事分かりきった事では有るも今の自分には抑える事など出来ず。流れ任せに溢れたのは直向きに隠して来た切ない恋心、受け止められなくても良い、唯思い隠すのはもう嫌だ、そんな我が儘な思いが溢れれば、俯いたまま追い討ちを掛けるように涙が流れ、)
そんなの…、。_ッ、…嫌われたって、軽蔑されたって…、好きで居させて、としか言えないじゃん…、

  • No.146 by 瀬名泉  2015-11-11 21:13:03 

――…ッくま、くん…。くまくんの言う"好き"は、どういう意味の好き…?…俺の"好き"は、汚くてどろどろして、お兄ちゃんなんてものに収まらないような…そういう、重たい好きなんだよ。ちゃんと…っちゃんと言ってくれなきゃ、都合のいい勘違いしちゃうよ…ッ?
(どうしてかお互いに酷く不自由な思考に陥った中相手の口から零れた"好き"の言葉、思わずばっと顔を上げると瞳に溜まった涙を隠すことも忘れ暫し驚いたような表情で相手を見つめて。嫌われることも軽蔑されることももしそんな事態が起こるならその対象は自分のはず、僅かにずれた相手との会話で感じた違和感はそのひとつの言葉と共に急速に自分の中で都合のいい妄想を膨らませていって。もし相手が自分と同じ"相手に隠した想い"を持っているのなら、もしそれが自分が抱えるものと全く同じ感情なら。確信に至っていないというのに勝手に展開していく思考はどう考えても自分の恋心からきた身勝手な妄想にしか思えず、それでも八方塞がりに陥った思考に落とされた一抹の期待に縋らないほど己は出来た人間ではなくて。涙に濡れる相手の頬を両手で包み視線を合わせる様に顔を僅かに近づけると自らの中に閉じ込めた穢れた愛情の存在を曝け出すと共に相手の言葉に確信を見出したい一心で震える声を紡ぎ。次第に早くなる鼓動、それなのに指先は緊張からかどんどん冷え切っていって、もはや感情の高ぶりすら抑えられないのか瞳に溜めていた涙の雫をぼろりと頬に落としながら顔を歪めると懇願するような言葉を囁いて。)
…おねがい、聞かせて…。我儘、言わせてよ…勘違いも、独りよがりも、もうやだよぉ…ッ!

  • No.147 by 朔間凛月  2015-11-11 22:21:25 


__…な、に…言ってんの?、セっちゃんが…好き?…っ、何で。何で__、?…ちょ、無理、なんだけど…急過ぎんじゃん。何それ…ッ、我儘だよ___セっちゃん、…、。
( "好き"、そんな短くも深い意味を持つ一言が己へと重くのしかかれば項垂れた様に表情を落とし。伝えてはいけなかった、押しかかるように己を責め立てる後悔の念に押し潰されそうになった時、聞こえてきたのは耳を疑う事柄で。_相手も自分と同じ苦しみを抱えていた、そんな都合の良い夢物語を今まで散々と語ってきた為か、混乱した脳内や心情では相手の確信を求める台詞もごちゃごちゃと絡みついてしまい。それでも頬を包む相手の冷たい手、視線を合わす先に見えるぐしゃりと歪んだ顔、紛れも無い相手の恋心に嘘では無いのだと確信がつき。と次の瞬間_"我が儘"と嬉しさの込み上げる声色を隠す様に空いた片手を相手の後頭部へと回せば一気にと距離を縮め、触れるだけの口付けを交わし。言葉でとやかく示すより、行動に移してしまうのが己と言うもの、そっとその唇を離せばこつりと相手の額と此方の額を合わせ。頬を流れる涙は先程はまた違う、温かなものへと変わって行けば相手に認めてもらう様言葉を紡いでいき、)
…俺は、ちゃんとセっちゃんが好きだよ?こんな事、普通出来る事じゃないじゃん…、"お兄ちゃん"でも何でもない、唯___好き。…コレでもまだ納得しないとか、洒落にもなんないからね、

  • No.148 by 瀬名泉  2015-11-11 23:04:37 

ッ、やだ…まだ、だめ…っ!もっと、もっともっと言って…好きって、もっと言って…ッ!
(絶対にありえないと何度も自分の中で否定してきた願いに確証を求めること、そこに僅かな希望が見えたからこその行動ではあったもののやはり怖いものは怖くて、相手の発する一言一言が次には自分を否定するのではないかという恐怖に呼吸を浅くしていき。もうこの場から逃げ出してしまいたいと思うほどの緊張感の中ふっと温かな響きを持つ言葉が聞こえたかと思えば次の瞬間目前に迫った相手の顔、そして唇に触れる柔らかな感触にその行為が口づけであることを知り。程なくして離れた唇に残る体温の熱さを確認するように自らの唇に指先を触れさせながら鼻先が触れ合いそうなほど間近にある相手の瞳を見つめると、何度も自己否定の中で抱いてきた甘美な夢が現実となったことを実感し。途端ぼろぼろと勢いを増すように瞳から零れた涙が濡らす歓喜で赤く染まる自らの頬を拭いながら、それでもまだ足りないと欲張りにも訴える想いを包み隠す事もなく素直に訴えると甘えた様に触れ合った額を擦り寄せるようにして。相手の言葉が嬉しくて、けれどまだ夢なんじゃないかと疑ってしまう自分がいて、今まで愛情への飢えを堪えてきた本当の自分が相手を求めていて。お兄ちゃんなどといって相手を甘やかそうとしていた姿はもう欠片もなく、自分の想いのままに相手を欲する言葉を繰り返しながらひくりと嗚咽を漏らすと、それでも湧き上がる幸福感に泣き顔に緩い笑みを滲ませて。)

  • No.149 by 朔間凛月  2015-11-12 00:27:55 


…ッ、ふふ、…嘘つき。誰が"お兄ちゃん"かって感じだよねぇ、…っ、良いよ、沢山甘やかしたげる…__好き、大好き…、本当に、好き。俺は、セっちゃんが__好き。
( 未だ唇や頬に熱が残る中、じわじわと湧く現実感と幸福感に思わず笑みが溢れてはもう互いにぐしゃぐしゃの顔の儘泣き笑い。余程我慢してきたのだろう、どんな形でも誰かの愛情を受ける事自体が少なく見える相手には、己が抱いていた以上に苦しさや恐怖を抱えていたようで。まるで子供の様に欲のままを曝け出す姿、そんな姿を見せてくれるのもきっと恋心繋がった己だけだろう、気持ちの高揚と共に己の欲も素直に滲み出れば、"好き"と感情が次から次えと溢れ出し、何度も、何度も、しつこいと思われる程その感情をぶつけていき。相手を甘やかそう等口にはしたものの、結局こうして己の気持ちを止める事なく伝える行為は"甘え"そのもので。後頭部へと添えていた手を背へと回し嗚咽を繰り返す相手を宥める様にとんとんと叩けば、未だ歓喜に濡れる頬をくいりと拭い。昼間から夕方にかけての気持ちのズレによる喧嘩も、泊まり等とこじ付け色々と葛藤してきた出来事も今となれば大事な過去であり、またそんな事を思える程己の脳内は幸福に満ちている物で。未だ嬉しさから心音は乱れてはいるも、今この時が何より幸せなのか、噛みしめるようにそっと瞼を閉じれば再度この気持ちを伝える様に深く口付けを交わし、)
__…っは、もう、…俺、我慢とか嫌いなの、セっちゃんも知ってるでしょ?…制御してくれる人がこんなんじゃ、どうなっても文句言えないからねぇ、…?

  • No.150 by 瀬名泉  2015-11-12 00:55:40 

ッ、ん…俺だって我慢苦手だよ、普段の状態見れば分かるでしょお?…だから、もう逃がしてあげないから。どうなっても文句なんて言わない代わり、途中で嫌になって逃げようとしたって絶対離してなんてやらないから…――もしそんなことしたら、許さないからねぇ?
(ずっとずっと望んでいた言葉を囁き続けてくれる相手、その唇を重ね合わせ互いの温度を確認できる距離に相手と居られる幸福感に次第に悲しみから零れていた涙も止まっていき。深く口づけられた唇がほんのりと吸い付くようにして離れた後、そのまま相手の肩に額を乗せ夢にまで見たこの幸せな情景を噛み締める様に熱い息を落とすと僅かに相手の肩に頭をすり寄せながら視線だけ相手の顔の方に上げて。汚く醜く、穢れた自分の恋心を受け止めた以上もう堪えることなど止めてしまったのか、普段遊木に固執するときなど不意にちらつかせていた人よりも聊か強い執着心を窺わせる言葉を相手の耳元に囁くと、アイドルの"瀬名泉"としては絶対に露呈させない様な、年相応の幼さが見える柔らかな笑みを浮かべて。それから漸く相手と体を離すと少しだけ頬に残った涙の跡を拭い取り、それからちらりと辺りを見渡して小さく吹き出すと大分気持ちの高ぶりも落ち着いたのか徐々に平常の自己を取り戻し始めて。)
…ふふ、くまくんってばムードないなぁ。散々悩んで苦しんだ恋の告白が自分ちの洗面所で、しかも二人そろって号泣しながらなんて、ほんとありえなぁい。…でも、このくらい惨めな方が俺らにはお似合いなのかもねぇ?

  • No.151 by 朔間凛月  2015-11-12 21:24:42 


っ、…いーよー、俺が望んだ事だし。居なくならなければ、…それで。__…あー、誰かさんが意味深な行動かましてきたからねぇ、俺だって告白場所位考えてたんだけど。…ま、惨めでも何でもさ、_俺たちが幸せなら何でも良いじゃん、
( 深い口付けから伝わってきた相手の熱。その熱に火照る頬も、離れた後の短い吐息も何もが幸福に満ちる様に頬を緩ませては肩に擦り寄る相手の頭頂を優しく撫で。_そんな時.耳元へと囁かれたのは、何処か重く、お世辞にも綺麗とは言えないその執着心。普段その意思が向いているであろう遊木と言う人物を咄嗟に頭に思い描けば、気持ちが通じあったとは言え不安な思いが全くと湧かない訳でも無く。と言うもの過去、引きずっているのは最愛していた兄の留学と言う名の去残しで。"置いてかないで、"そんな幼少期の高い声が脳内に響くと共に、背へと回した手で相手の服を掴めば不安定な心を表向きに出すように小さく呟き。それでも今その思いが向けられているのは自分、この事実だけが安定剤となったのか、緩く目を細めては離れていく相手の様子を目で追い。気持ちもぶつけ何処か爽快となる心持ち、何時もの様子を取り戻しただろう相手の言い分に否定と肯定を混ぜた言葉を返せば、涙跡の残る赤く腫れた目の下を柔く突き。モデルである上好みと言っても良い程綺麗な顔にそんな言葉は似合わないだろう、そう分かっていても流石に惚れた理由がソレと思われては何処か良い気もせず、心に無い暴言を吐いては次の行動を促す様にくいくいと相手の袖を引っ張り、)
…セっちゃん、今本当ぶさいくな顔してる。そんなんじゃアイドルとしてやってけないよ、?…ね、ほら、疲労は肌に良くないんじゃ無かったっけ、

  • No.152 by 瀬名泉  2015-11-12 23:16:05 

はぁ~?何それ、そんなのくまくんも同じようなもんでしょお。人のこと心配してる暇あるなら、自分の顔鏡で見るなりしなよねぇ。…まあいいや、くまくんの言うことも確かだし、何より一日に何回も泣かされて疲れたし…ほら、もういい加減寝よ。
(目の下などという普段触ろうと思って触られることも少ないような部分に触れた指に思わずぴくりと肩を僅かに跳ねさせるものの、続いた相手の言葉に少々表情を曇らせるとむっと唇を尖らせて。綺麗なものに執着する分勿論自分自身も綺麗に整えていたい自分にとって指摘されたくない"不細工"という言葉が、嫌悪から発せられたものではないと分かっていても想いを寄せる相手に言われるのは少々堪えるものがあり、自分も自らの目元に触れ熱を持った状態にあるそれに小さく舌打ちをすると皮肉めいた台詞を相手に返して。発せられた言葉にこそ聊かショックを受けたものの相手が言わんとしていることは何となく察せているようで、棘のある言葉を返しはしたものの相手の気遣いに乗らせてもらうことにして、自分の袖を掴んでいた相手の手をまだ不慣れな様子でそっと掴むとその手を引いて自室へと歩みを進めて。)

  • No.153 by 朔間凛月  2015-11-12 23:59:26 


俺はほら、見た目より中身が大切だから、…あ、まさか本気にしたの?…ふふ、セっちゃんかぁーわいい〜、嘘々好きだよー。…ってねぇ、俺も何億年かってぶりに泣いたし…疲れた、
( モデルという過去の職上、容姿云々に気を第一と巡らせてきた相手としては己が思っている以上に刺さるものが有ったのか、明らかに態度を悪くするその様子に申し訳無さこそ感じるのものの、それと同時に今惚気る程舞い上がった脳内ではその態度すら愛らしく見えてしまい。何よりつまらぬ意地を張る気力も湧いて来ず、となればぎこちなく握られ引かれる手を柔く握り返し。同時に未だヘコみ気味の相手の背へとぴたりとくっついては"好き"等、言えるようになった状況下を最大に使ってか、機嫌取りとも言わんばかりに口にし。久々に泣いた上、疲労事も多かった互いの気力も削がれつつあるのか、疲れたと愚痴紛いに言葉を零せばそのまま相手に体重をかけていき。そんなこんなで寝室へと辿り着けば、そっと身を離し一番乗りとその部屋へと入り。態々己の為にと敷かれた布団を無視した上問答無用と言わんばかりに相手のベッドへとぽすりと倒れば、仰向けの体制のまま両手を広げ、)
_ほーら、そんな突っ立ってないでさ。遠慮せずに俺んとこおーいで、

  • No.154 by 瀬名泉  2015-11-13 00:44:31 

ッお、もいってば!ていうか、別に気にしてないっての!…大体俺は可愛いじゃなくて綺麗なの、そこんとこ間違えないでよねぇ。
(此方の背中にくっついたままぐっと体重を掛けてくる相手は普段から寝ぼけた相手を引き摺ってレッスンに連れていくことも間々あるため重いことは重いが苦ではなく、それよりも想いが通じ合ったからこそ服越しにも伝わる相手の体温が気恥ずかしさを感じさせてしまい。ご機嫌取りなのだろうと分かっているものの分かっていてやっているのか妙に可愛らしい相手の声に振り向くことも出来ないまま気恥ずかしさからやや強い言葉と、やや自己愛じみているもののモデルとして活躍した過去への誇りからか確かな自信が窺える台詞を続け。そうこうしているうちに自室に着けば軽くなる背中に小さく息をついたもの束の間、何食わぬ顔で自分のベッドで此方を誘う相手に流石に表情を殺せなかったのか一気に頬の赤みを強めると閉めたばかりの部屋の扉にどんと背中をくっつけるように後ずさり。相手と違い想いが通じ合ったからといってすぐにこれまで溜めていた欲求を出せるほど素直な性格ではなくて、戸惑いやら恥ずかしさやら、色んな想いがない交ぜになったような複雑な表情のままわなわなと唇を震わせると暫くして漸く言葉を発することが出来て。)
――…~ッほんと馬鹿じゃないのぉ!?っそんな、早速一緒の布団とか…ッもうちょっと段階踏むとかあるでしょお!?くまくんデリカシーなさすぎぃ!

  • No.155 by 朔間凛月  2015-11-13 21:37:47 


んー…、?えー…、俺がそんな事一々考える奴だと思うの?段階とか面倒…。急に襲ったりとかしないんだし良いじゃん、…俺はセっちゃんと一緒がいーなぁ、?
( 相手を抱擁する気でいたその両手も既に痺れをきたしたのか、ものの数秒でその腕を力無く布団へと打ち付ければ.ごろりと体制を変え相手と視線が合う様とし。好きも嫌いも欲のまま表へと出していく己とは裏腹、何事も慎重、かつ素直さの欠ける相手には"二人で寝る"と言った行為には考え深いものが有ってか、暫く空く間に疑問符を浮かべ。漸くして出てきたのは恥じらいを全面的に込めた意思、細かい事を一々と気にする相手に呆れ気味に言葉を返しては、眉を顰めつつ両膝を立て己の顔を支え。それでも真っ赤に染め上がるその表情に己の悪戯心が働いたのか、想い通じ合った今だからこそ使える手法が脳内へと囁かれ。己が散々と惚れる相手、それは相手にも同じ事が言えるだろう。そんな自惚れ気味な考えが浮かべば気持ち雰囲気を変え、偶に機嫌良く兄に頼み事をする際抜群と効く猫な声で態と言葉をぼやかしては、上目で甘えるような視線を送って見せ、)

  • No.156 by 瀬名泉  2015-11-13 22:50:46 

ッそうやって甘えれば俺が折れると思ってんの?くまくんのそういうとこチョ~うざぁい!
(気に入った年下には積極的に世話を焼きに行きあまつさえお兄ちゃんなどと呼ばせてしまう気質からどうにも可愛らしいものに弱い節があり、勿論想いを寄せる相手もそれに該当するどころかむしろその中でも最上級に位置する愛らしさだと心に留めており。普段からどことなく庇護欲をそそるような相手が明らかに故意に此方を落とそうと甘えた声を出しているのは流石に気づいている、けれど気付いていることとそれに抗えるかという話は全く別で。先程からきゅんと高鳴りを覚える胸を押さえながら口でこそ相手の行為に不満を漏らせど正しく誘われるように酷くゆっくりな足取りながら相手の方に近づいて行けば思わずにやけそうになる表情を取り繕ったような硬い表情のままベッドのへりに腰を下ろして。「…仕方ないから一緒に…ね、寝て、あげるけど、変なことしたらベッドから蹴り落とすからねぇ?」長い時間想いを募らせてきた相手との同衾が楽しみでないと言えば嘘になるが、まだまだ素直にそれを表に出せるほど実直にはなれず、ベッドに腰掛けたまま強張った表情でちらりと相手を見るとぶっきらぼうながら相手の要求に折れ、位置的にどうしても上目遣いになる相手の愛らしさに唾を飲み下すともう少しスペースを空けろとばかりに相手を手で払って。)

  • No.157 by 朔間凛月  2015-11-14 00:19:46 


はい、確保ー。…セっちゃんチョロくない?、まぁアレに引っかからない輩は居ないと思うけど。
( 実兄もとい普段から兄を名乗らせる相手からして見れば、これも年下なりの甘え行為、所謂"萌え行為"等と言うものなのだろうと思い。何時ぞやに聞いた妹溺愛の王さまの惚気内に発したそんな言葉がこの行為と一致すれば、複雑感情に首を捻り。それでも完全に射止めたで有ろう相手の近寄る姿が目に写れば、なんやかんや妥協するその心優しさや可愛らしさに隠す事なく口角が上がってしまい。それに共い相手の事を"チョロい"等と称するも.相手が折れるだろうと完全に確信があった為か、今更ながら己の策略に自信を込めた言葉を返し。空きスペースを作るよう払われた手に素直に従う様ごろんと一度回転しては、隣に相手が横になれる程の空間を作り、口では全くと素直さの無い台詞を吐きつつも心何処かでは高揚を隠せないと言った相手の雰囲気を感じ取れば、相手らしいと思う反面その化皮を剥がしてやりたいと言った悪戯心が再度燃え。普段の一行動も素直さの無い中、稀に垣間見得る相手の幼さや愛らしさを思えば、それ見たいの欲が湧いてしまい。散々と蹴り落とす等言われていたにも関わらず、先程の甘えた様子と一変赤くある瞳奥を小さく揺らせば、相手が隣へと横にとなった瞬間を狙い腰辺りへと手を回し抱き寄せ、)
…ん、セっちゃんが無駄に誘ったりしなきゃ、俺も酷い事はしないから。…安眠安眠、

  • No.158 by 瀬名泉  2015-11-14 01:09:16 

さ、そうって…そんなの今までもした覚えないんだけど。
(仮にもファンの間ではモデル界のシニカル王子などと呼ばれた身として"チョロい"などと言われれば反論もしたくなったのだが、実際自分の行動は相手への好意に浮かされた安易なもので、認めたくなくとも実際相手の言う通りの状況のためぐっと悔し気に唇を噛み締める程度の反抗しか出来ず。何にせよそろそろ本格的に眠気が勢いを増し気力も削がれてきていて、相手がベッドのスペースを空けたところでもそもそと緩慢な動きで相手に背を向けるよう体を横たえれば気が抜けていたタイミングを図られたのか不意に自分を抱き寄せた腕に思わず驚いたように息を飲み。その一瞬こそ心臓が止まりそうになったものの、相手の腕に抱かれていると頭が理解した途端触れ合う相手に伝わってしまうのではないかと思うほどばくばくと鼓動が早まれば腰に回されたその手に自分の手を添えながら僅かに身を縮め。辛うじて羞恥心から相手に背を向けて寝そべったのが幸いし羞恥の中にも明らかに喜びの色も浮かぶ表情を見られずに済んだことだけが救いで、聊か刺激の強い状況にどうにか気持ちを落ち着けながら相手の言葉に小さく異論を吐くと自分のこれまでの相手への対応やらを思い出すように僅かに視線を彷徨わせて。)

  • No.159 by 朔間凛月  2015-11-14 01:55:14 


え、無意識…?、それ大分タチ悪いんだけどー…、ふぁ…、何かセっちゃん暖ったかいし…眠くなってきた…、
( 腰へと回す手に沿い抱き寄せた姿勢のまま、この密着した空間に己から仕掛けた事柄とは言え全く恥じらいが無いわけでも無く。密かに高鳴る心音が相手の心音と重なればその心地良さをもっと、と求める様に首筋辺りに顔を埋め。相手には背を向けられている為に表情こそ伺えないものの、伝わる心音や火照り気味の熱を感じればその温さにゆるやかに頬を緩め。己の欲望から起こる行動の数々に態々従う程の労力が残っている事に少しばかり驚きを持つも、伝わる温みに瞼も徐々に重たくなっていき。散々思わせぶり、と言うより良いムードなる物を勝手に作り出しておきながら、また第一に愛する欲、睡魔に押し潰されそうになってしまい、誘う誘わない会話以前の状態になって仕舞えば[…ん、セっちゃんも早く寝なよねぇ、]等明らかに理不尽な台詞を呟けば、相手の温度を確かめる様に腰に回していた手を腹回りへと滑らせ、安定した位置へと着けば意識は有るもののそっと瞼を閉じ、)

  • No.160 by 瀬名泉  2015-11-14 02:43:19 

ッ、ん…はいはい、おやすみぃ…――。
(首筋に感じた感触は恐らく相手の吐息だろうか、少しだけくすぐったい相手の体温とその感触に息を漏らせどわざわざ抵抗することもなく。そろそろ漸く落ち着いてきたのか大分相手の行為にも慣れてきて、まだ確かに羞恥心こそあれど気持ちを沈めるくらいは対処できるようになり、お腹に当てられた相手の手の温度で温められていることもあってか此方もとろとろと緩やかに眠気に侵され始め。他者に対しての警戒心が聊か強い自分ではあるものの触れ合う相手が彼だからか照れさえ落ち着けば何だか穏やかな気持ちでいることが出来て、愛する人と抱き合っていられる多幸感に緩く口元を綻ばせれば僅かに頭を動かすことで自分の首元に寄せられた相手の頭にすり寄って。相手の声を聞く限りそろそろ本格的に眠たくなってきているのだろう、片手を背後に伸ばし相手の髪を軽く撫でながら言葉を掛けるとベッド傍に置いていたリモコンで部屋の明かりを落とし、そのまま微睡へ身を任せ静かに眠りにつき。)

  • No.161 by 朔間凛月  2015-11-14 13:07:33 


( / 背後より失礼致します..!、いつも傲慢りっちゃんと駄文にお付き合い下さり有難うございます::もう、貴方様の瀬名泉と素敵ロルにやられんばかりの毎日です::
…とと、一つお聞かせ下さい。完全に眠りについちゃってる所ですが、場面展開した方が宜しいでしょうか?、ご意見お待ちしております* )

  • No.162 by 瀬名泉  2015-11-14 19:55:10 

(/此方こそ日々お付き合い頂きありがとうございます!そうですね、一先ずこちらは眠らせた感じですのでこのまま朝の場面まで飛ばしてしまうのもありですし、折角夜行性(←)なくまくんがいますから夜中にもうひと悶着起してしまうのも楽しそうですかね^^
それともう一つ此方からもご相談したいのですが、この翌日は平日休日どちらの設定にしましょうか?それによっては学校に行く、もしくは休日だから何かイベントを起こしてみるなど今後の展開が広がるかと!宜しければそれに合わせてやってみたいシチュエーションなどもお聞かせいただけると有難いです。)

  • No.163 by 朔間凛月  2015-11-15 17:00:48 


( / あ"" 模索してたら1日が..ッ!( おお..!夜行性() は中々美味しいですよね..ッ!それで行きましょう!( あだこだなった結果に噛み付いての後日噛み跡ネタがやりたくt(
そ、そうですよね..!私も考えておりました:: 平日で有ればその噛み跡云々で騒いだりも出来ますが..休日もかなり捨て難く..!でもでも、折角のお泊まりなので休日だと楽しそうですね!。
イベント..!所謂初デート..!* 個人的に街中で何らか有り、過去のモデル仕事モードになる相手を見て色々また奮闘するのが有れば美味しいなぁ..と完全俺得シチュが有りm( 貴方様は何かやってみたいシチュ等有りますでしょうか..!)

  • No.164 by 瀬名泉  2015-11-15 19:55:30 

(/では翌日は休日で、そのままデートと行きましょうか^^町に出ればモデル方面でもアイドル方面でもファンがいそうですから、ファンサービス(意味深)が熱いらしいKnightsとして色々イベントが起こせそうですしね(笑)
こちらはそうですね…折角くまくんとのお出掛けですから、モデル魂()に火がついてしまった結果さんざん着せ替え人形にしたり、でも自分のコーディネートで着飾らせた相手に女の子が反応するのが複雑だったり…みたいな、弱嫉妬ネタとかやってみたいですね!)

  • No.165 by 朔間凛月  2015-11-15 20:28:00 


( / 了解です!盛大にいちゃらぶ(物理)させてやりましょう..!カロリー抑え目のセっちゃんに色々食べさせたいですね..(( 意味深..っ、ちょ、画面越しに吹きましたよ( 笑 )Knightsお強い...眠気とサービス精神との戦いです(
な、なな何ですかそのシチュ::有難うございます美味しいです::嫉妬ネタ大好物奴なので是非とも!*
ではでは、貴方様のご承諾後に続いてロル回しますね..! )

  • No.166 by 瀬名泉  2015-11-15 21:40:50 

(/くまくんは甘いもの作るのも食べるのも好きそうですよねえ…きっとくまくんにきゅるるん(←)と可愛い顔でお願いされたらせないずも断れませんよね!
ありがとうごさいます!では嫉妬ネタも交えつつファンサービス旺盛にデートを楽しみましょう(笑)とと、まずは夜行性くまくんの愛らしさからでしたね、そちらもすごく楽しみです^^
ではでは続きの方をよろしくお願いいたします!)

  • No.167 by 朔間凛月  2015-11-15 22:59:25 


__とか、…寝れる訳無いじゃん、馬鹿なの。…ねー…俺の前で寝るとかさぁ、…無防備過ぎなんだけど、…ん、
( 眠気.と言っても然程大したものでは無いのだろう、唯相手の体温の温もりを感じ堪能していた所聞こえたのは、微かに溢れる息の音で。大袈裟には反応出来ないものの微弱ながら高揚する心情に完全に目が冴えて仕舞えば、腹へと回す手を動揺する様にもそりと動かし。慣れや睡魔のせいなのだろう、その後全くと反応せず頭頂をさらりと撫でられれば反射的に口元を緩ませるも直ぐにと照明を消されてしまい。暗闇と共に聞こえる相手の寝息、どうにも冴えた目は閉じる事が出来ずそのままに居れば取り敢えずと落ち着く様に一つ溜息をつき。そんな中相手の抵抗を示さないのを良い事に獲物を狙うかの様に瞳を光らせれば、こんな自分を放る相手に呆れ気味に呟き。それでもやはり高揚している心情は抑える事が出来ないのか、何処かわくわくとした様子で一つ曝け出された首筋へと口付けてみて、)

( / 血〜、とか言っておきながら甘い物好きだと...確かに好きそうですよね*んん::()大半は狙ってやってますけど、後にセっちゃんの赤面顔見て自爆するパターンですね..( )
やったた!今からそわそわしております..!わわ、ハードルが..ッ( 夜行性フル活用しますので頑張りまs(
こんな感じとなりました..!こちらこそ引き続き宜しくお願い致します! )


  • No.168 by 瀬名泉  2015-11-15 23:33:08 

ッ、ふ…んん…。
(日中は普段通り学校やらレッスンやらで体力を消耗し、感情の高ぶりに身を任せたことで蓄積された疲労もあってか普段よりもすぐに眠りにつくことが出来て。暗闇の中相手が何を考えているかも知らずに眠りに落ちてしまった今はもう抵抗など勿論出来るはずもなく、心地よい感覚に身を任せ体を休めていればそこにふと感じられた首筋への感触に小さく吐息を漏らし。首筋などという普段人に触られることも少ない部分だからこそ聊か敏感になっているのだろう、くすぐったいような軽い触れ合いが眠りを妨げることこそしないものの意識がなくともやはりその感触は反応せざるを得ないものだったようでむずがるようなうめき声を漏らしながら枕に額を何度か擦りつけると肩を竦める様に身を縮めて。幾らか身じろいだことで首筋に感じていたむず痒さのようなものも払拭されたのかほっと気を抜くように表情を緩めると小さく体を丸めたまま再び規則正しい寝息を立て始めて。)

(/夜行性くまくんの悪戯に今からどっきどきですよ^^此方もいつせないずを起こしてやろうか、展開が色々妄想できますがベストなタイミングを図れるよう頑張りますね!
では本体はこのくらいで落ちさせて頂きます、なお此方への返信は不要です。)

  • No.169 by 朔間凛月  2015-11-16 00:10:11 


…っ、意識無いのにその反応とか…、誘ってんのかなぁ、…、__夜の吸血鬼程怖いものって無いんだからね、_
( 軽いリップ音と共に一度唇を離せば再度またゆたりと口付けをと繰り返している間、やはり擽ったいなどの感覚は有るのだろう、妙に艶めかしい吐息を零す相手に無意識とは言え此方には誘っている様に感じてしまい。思えば普段から警戒心強く、此方が動かない限り中々隙を見せない相手の事、こんなにも無防備かつ愛らしい姿に自然と頬が紅潮していき。無抵抗な様を良い事にこんな事を仕出かすのは些か気がひけるものの、理性はぐらぐらと揺らいでしまい。擽ったさから身を縮め此方の悪戯を回避されると追いたくなるのが本能か、見えもしない牙を光らせ再度腹へと回した手で此方に引き寄せれば伽羅付けとも何とも言えない台詞を呟き。こうなった己はもう歯止めが効かないのか、己の足を相手の太腿の間へと絡め固定させれば、再度首筋へと顔を寄せ。心無しか唆る香りにゆらりと惚気た瞳で見据えれば、先程口付け箇所に舌を這わせていき、)

  • No.170 by 瀬名泉  2015-11-16 00:36:13 

ッひ、ぅ…っん…ッ!やぁ、だ…。
(心地よい微睡に身を任せている最中首筋に感じた先程よりも直接的な接触は肌を伝うたびぞわりとした感触をもたらし、吐息とも寝言とも判断しにくい小さな悲鳴のような声を漏らすと小さく身を震わせ。慣れない故か快感とは言い難い感触だというのに嫌悪感はないそれ、けれども確実に眠りを妨げる濡れた感触に仄かに頬に熱を灯すと眉間を寄せ、その感触から逃れようと身じろごうとし。しかしながら先程の接触から動きを相手に封じられてしまった状態では逃げる様に身を縮こまらせることも出来ず、身動きの儘ならない状態にかそれとも首筋に感じる艶を帯びた熱の感触にか小さな寝言で拒否のような声を漏らすと不意に寝返りを打とうとするように相手の方に腕を投げ出して。先ほどから続けられる相手の悪戯めいた行為によってか浅い眠りの中見る夢には徐々に色艶めいたものが蔓延り始めたようで、羞恥を堪えていた時のような僅かに強張った表情のまま体を仰向けに転がすと相手の舌の感触を払拭しようとするようにスウェットの襟元から露出した首筋を片手で擦って。)

  • No.171 by 朔間凛月  2015-11-16 01:16:45 


…は、っ、えろ過ぎじゃない…?もう、無理だから、…いただきま__…あうっ、!…何、?今更反抗とか遅いんだけど。
( 舌越しに伝う相手の肌の感触、味こそ何もしないものの手入れの良さは伝わってくる様で。同時にその感覚は相手にとっては大分クるものなのか、悲鳴混じりの甘声が耳に着けば此方も此方で鼓動が早まるのを感じ。逃れる様に身じろぐ足々を絡める力を強めれば完全に高揚しきった表情でその反抗を抑え、ばくばくと興奮気味の心臓音等気にもならないのか更にと噛み付こうと口を開いたその時、せめてものの反抗か、普段軽く頭を叩かれるそれとは違い大きめの衝撃を受け。思わず呻き声を上げればそっと手足を離しその衝撃を受けた部位を抑えればそろりと相手に視線をやり、仰向け姿勢のまま先程己が弄りに弄った首筋を払拭する様拭うその姿に何処かムッとした様子で愚痴をこぼし。それでもなお高揚が都合良く収まるはずもなく、これを口実と言わんばかりに体制を起こせば仰向けになった相手を挟む様に足手を付き、四つん這いに近い相手を覆い被さるような体制になれば無理矢理とその両手を片手で掴み頭上にまとめ固定し、相手の耳元へと口を寄せれば此方が悪いにも関わらず"仕置き"等と都合の良い言葉を選び、一思いにその首筋下へと甘噛みし、)
___悪い子にはお仕置きだからねー、セーっちゃん、

  • No.172 by 瀬名泉  2015-11-16 01:44:25 

――ッは、ぁ…も、なにぃ…?
(寝返りの際偶然投げ出した腕が相手を打ったお蔭で一旦は収まった首筋への行為、そのことに安堵したように眉間を寄せ強張った表情もゆっくりと和らいでいき。しかしその偶然が相手の行為を煽ってしまったとは知らず意識がない故に簡単に拘束されてしまい、しっかりと掴まれた腕から逃げることも出来ないまま寝息を立てていて。しかしながら度重なる微睡を阻害するような行為に緩やかに意識が浮上していたようで皮膚を食む様な甘噛みの感触にとうとうぎゅっと眉を寄せた後ふと薄く瞳を開き言葉を漏らして。とはいえまだ意識は完全には覚醒しておらず寝ている間に相手によって変えられた体勢に気付くことすら難しくて、ゆるゆると自分の上唇と下唇を擦り合わせるようにして口元を動かすと暗闇の中微かに見える相手の陰に首を傾げて。頭が覚醒しきらない状況だからこそか起きている時のようなどこかつんとした様子はなりを潜めていて、ぼうっと呆けた表情のまままだ微睡の中とも現実とも似つかない地点で寝ぼけた瞳を時折瞬かせれば、中途半端なところで起こされたためか再び緩やかに眠りへつこうとするように重たい瞼を閉じていき。)

  • No.173 by 朔間凛月  2015-11-16 19:32:59 


…っ、…あれ、セっちゃん起きたの、?…ね、今いーとこだから邪魔しない___、ちゅー?…、__ん、
( 幾度か甘噛みを繰り返していた為か、口を離した先に見える痛々しく付いた歯型を見れば、何処か満足気に堪能先の微笑みを浮かべ。その歯跡をなぞる様舌を這わせればやや強く吸い、丁度スウェットから見える鎖骨上に赤黒く跡を残せば小さく息を零しまたそっと離れ、その跡を愛でるように人差し指の腹で弄って居れば、如何にも寝惚けた相手の声が聞こえ。口先から引く糸を拘束していた手の服袖で拭えば、今にもまた寝落ちしそうな相手に小さく笑みを零し。未だ夢との狭間にいる為全くと抵抗を示さない相手に釘をさすよう"邪魔をするな"等と口にすれば、火照った心持のままそっとその手を相手の頬へと添え。もごもごと口を動かす様子ですら"キス待ち"と都合良く置き換える辺り相当舞い上がっているのだろう、嬉しささえ篭った声色でその行為を頭に描けば、そのまま噛み付く様に口付けを交わし、完全に緩いその唇間をこじ開け熱い口内へと己の舌をねじ込ませれば惚気た視線を送ってみて、)

  • No.174 by 瀬名泉  2015-11-16 20:32:46 

ん、ッふ…はぁ…。ふふ…くまくん、あまえんぼうだねぇ…?
(夢と現実の境目で微睡んでいるのはどこか体がふわふわするようで心地よく、そんな状況で与えられた口づけは目を覚ますにはあまりにも緩やかな快感を生むだけのもので。柔らかな相手の唇の感触も校内に滑り込んできた舌の感触も、刺激というよりは心地よさを後押しするようなものだったからかとろりと眠気に蕩けた瞳で相手を見つめながら回転の鈍くなった頭でこの状況を分析しようとするものの、ぬるま湯に浸かったような感覚の中では夢の延長線と考えるだけに留まってしまい。夢ならばこのまま身を預けてしまった方が、そんな風に考えてしまったのか口内を撫でる舌に時折熱い吐息を唇の隙間より漏らしながらゆるゆると流されてしまえば覆いかぶさる相手の首にゆっくりと腕を巻き付けて。心地いい夢の中で相手と口づけを交わしている、そう考えてしまったからには普段通りの理性も働かず暫くして唇を離しながら甘ったるさを含んだような息を吐き出すと相手の頭を引き寄せ、緩く首に抱き付くようにしたまままるであやす様な手つきで相手の頭を撫でると眠気故か緩み切った表情で蕩けた笑みを浮かべて。)

  • No.175 by 朔間凛月  2015-11-16 21:18:40 


ふ…っ、ん…、っは、。…何それ、求めてきたのセっちゃんなんだけど。…素直に受け入れちゃってさ、反則、
( 熱い口内、相手の無抵抗な舌の感触を堪能する様に絡ませいけば、その緩やか.かつ濃厚な快感にぞくりと身を震わせ。もっともっと.と甘える様に求めては途中空気を求める為に熱い吐息を零し、口端から溢れる液体も気にはならないのか唯夢中にその感覚を愉しんでいた所、ふとゆるやかな重みを感じ。何事かとそっと口を離せば今この状況が把握でき、眼下に見据える相手の甘ったるい言葉口調や表情そのどれもが普段の彼とはかけ離れたまた違った愛らしいもの、あやされる様に行われる行為に身を任せつつその言葉にムっとするものを感じれば、散々やりたい放題やってきた己自身にも小さい罪悪感が湧いてしまい。流石に無抵抗な相手を此処まで手篭めるつもりは無かった、だがこの状況は理性の制御が利かず暴走した結果であり。そんな己さえも包み込むようなその甘やかしにふと困った様に眉尻を下げれば、諦めた様に相手の首元へと顔を埋めていき。相手の体温を感じている内、段々と高揚していた気持ちも治まってきたのか.ふと一つ窓を見つめ。正確な時刻こそ分からないもの、夜行性と言えどそろそろ限界も近付いてきたのか、疲労に一つ瞼を閉じればそのまま相手にのしかかる様な体制で眠りへと落ちていき、)
__あーあ、…そんな状態で酷い事するとか、俺が悪者みたいじゃん。__続きは意識がある時にやって貰うからねぇ…ふぁ…俺も寝よう、…

  • No.176 by 瀬名泉  2015-11-16 21:55:56 

…ん、いいこだねぇ…――。
(夢の中という誤解こそあれど目の前にいる相手を甘やかしたいという想いは夢だろうが現実だろうが同じで、首筋に埋まる相手の頭を撫でながら眠りを妨げるような相手の悪戯が無くなったことで漸く眠気に身を任せることが出来る様になったのか重たい瞼をそのまま閉じて。相手が体の上に乗っているため少々重さを感じるものの、その重さも服越しに伝わる体温も何だか心地よい、幸せな感じがするものでそのまま相手を追うように再び眠りに落ちていき。)
――…は?
(今度は途中で目覚めてしまう事もなく朝までゆっくりと体を休めることが出来たようで、休日ということもあり普段学校に行く時よりかは少しだけ遅い時間にふと目が覚めて。温かい布団、にしては何だか重たいようなものの下でぱちりと瞼を開き、伸びをしようと腕を伸ばしかけたところで肩に埋まる相手の頭に気付き間の抜けた声を漏らして。確かに眠りについたとき相手は自分の背後にいたはずで、寝相にしたって聊か無理のある体勢に相手と自分がいることをここで漸く理解すると混乱でまだまだ回転の鈍い脳みそをどうにか動かし一先ず体を起こすべく相手を目覚めさせようとして。)
…ちょっとぉ…くまくん重たい!起きてってばぁ!

  • No.177 by 朔間凛月  2015-11-16 23:01:41 


…んー…、…、
( ゆらりゆらりと夢の中、心地良い体温に身を任せる様穏やかな呼吸を繰り返しながら深い眠りにと落ちていて。昨晩色々と合ったものの、流石は即爆睡型といった物.普段は寝相こそ周りを巻き込む程の悲惨ぶりであるも、今回ばかりは余程の疲労だったかそう大きく動いた様子も無く相手の上と安定した形で眠っており。そんな状態では無論相手の声など耳に等届いてはおらず、唯タイミング良く呻いた声が返事の様になればその後も安定したリズムで寝息を立て。それでも完全に睡眠周期が深いものとなっているのか、時折もぞもぞと身じろぎをすれば相手の足の間へと己の足を滑り込ませ、まるで離れるのを拒むかの様に相手を固定させ、)

  • No.178 by 瀬名泉  2015-11-16 23:15:28 

ッくまくんって、ば…っちょっと何これ、くまくん何したの!?
(相手が寝汚いことくらい普段の様子から分かってはいたものの流石に身動きの取れない状態からは脱したくて揺り起こすように相手の身体を軽く押すと僅かにずれた相手の頭の影、髪の毛で丁度見えなくなっていた自分の首元に目が行き。そこにあったのは昨晩相手が散々悪戯した痕跡である噛み跡やら鬱血痕やら、その時の状況を知らなければうっかり誤解してしまってもおかしくないようなものばかりで。果ては自分の上で覆いかぶさるようにして眠っていた相手、昨晩の相手の行動をここから誤解もなく推測するなど不可能で寝ている間に勝手に体を蹂躙されたのでは、などという勘違いまで発展してしまい。かっと耳まで真っ赤になるほど顔が熱を帯び、咄嗟に自分がきちんと眠りについたとき通りの服装でいるかまで確認した後相手の丸い頭を容赦なくすぱんと叩くと首筋の痕跡を片手で押さえながらわなわなと震え、羞恥から裏返りそうになる声を張り上げ相手に抗議の言葉を浴びせて。)

  • No.179 by 朔間凛月  2015-11-16 23:46:09 


…ぅ、!、…んあ、?……何。…セっちゃん…、煩い。…ん.
( ちょっとやそっとの衝撃ではそう簡単にと目覚め無いのか、軽くと押され身を起こされればずるずると自身の重みで自然と胸板辺りへと顔を埋める体制となり。まだ心地の良い夢の中へと入る為か、また規則的な呼吸を繰り返して居れば突如頭部へと大きな衝撃が走り。幾ら睡眠深いとは言え流石に目を覚まさないと言った事は無いのだろう、びくりと小さく身を揺らせば呻き声を零し、何やら喚き散らす相手の声に当然真面に聞く耳を持つわけも無く。加えて親愛なる者であろうと誰であろうと睡眠を邪魔されるのは毛嫌う己の事、まだぼやく視界にそっと顔のみを上げれば寝惚け眼で相手を睨みつけ。きっと相手の慌て騒ぎ様は己に向けられたもの、その位どんなに朦朧とした脳内でも理解する事は出来るも、今この状況下では反省や動揺の色は一切見せるなどはせず。あからさまに不機嫌口調で煩いなどと暴言を吐けば、またぼすんと相手の身に頭を投げ.むにゃむにゃと口元を動かしては再度眠りへと入り込もうとし、)

  • No.180 by 瀬名泉  2015-11-17 00:24:22 

ッ、…っだめだめ、今回は見逃してあげないから!ちゃんと起きて、これ説明してよねぇ!
(睡眠をこよなく愛する相手を叩き起こそうとすれば反発を受けることは当たり前、それは理解していたもののいざ想いが伝わってから改めて相手の嫌悪感むき出しの視線を受けるとどうしても不安からか怯んでしまい、びくりと肩を揺らすと一瞬相手を起こす手を止めて。しかしそれでも首筋に残った一方的な情事すら想像できてしまうような痕跡を放っておくことは出来なくて、少しだけ戸惑ったように唇を結び眉を寄せてからもう一度相手の肩に手を伸ばし。相手の体がずり落ちたことで上体が起こせるようになり、ベッドの背もたれに背を預ける形で姿勢を立て直すと意を決して再度相手の肩を揺らし、どこか先程の相手の嫌悪の視線を再び受けるだろうことに若干の怯えの色を滲ませながらも抗議の声を続けて。)

  • No.181 by 朔間凛月  2015-11-17 00:50:31 


…ん…なぁ、…に。…ふぁ…眠いんだけど…、…あー…、俺が付けたの。…噛み跡とかかっこいいでしょ、…
( また薄らと眠りへ入りかけた頃、またも肩を揺らされ言葉を投げかける事で無理矢理と引き戻らされば嫌々と首を横に振るもそう事は思い通りと成らず。大した日の量こそ無いものの、振り込む日の光を忌む己で有ってか真横と放り出された布団を頭から被れば再度相手の方へと目線を上げ。そんな中目に入った相手の何処か不安の色が浮かぶその表情に不機嫌さも軽減されたのか、先程とは比べやや柔らかな口調で尚愚痴を零して居れば漸く相手の言い分が理解出来。改めて見ると思った以上に痛々しく残る血痕や噛み跡の数々に、余程の舞い上がりだったかとふと思えば許し欲しさか取り敢えずと相手に擦り寄り。自重の意識こそそれさえ有るものの表に出すといった事は態々しないのか、悪びれも無く己のやった事実だけを率直に伝えればまだ惚気た瞳で力が抜け切った笑みを見せ、)

  • No.182 by 瀬名泉  2015-11-17 01:07:11 

かっこよくないでしょ、撮影とかステージの時とかどうするつもりぃ!?ていうか、その…ど、どこまでやった、の…?
(漸く此方に意識を向け始めた相手にほっとしたのも束の間、悪びれなく飛び出してくる言葉の数々にむっと表情を歪めると擦り寄ってきた相手を拒否するように押し返して。アイドルとしての活動に支障が出るのは勿論不服だが、それ以上に今知りたいのはこの痕跡が果たしてどこまで自分と相手との関係を進めた結果残ったものかということで。意識のない間に男ではあるものの所謂処女を奪われるまで発展したとは考えにくいものの、それでもそこへ至るまでのステップを幾らか勝手に登らされた可能性は十分にあり、恥じらいからか言いにくそうに口をもごつかせながらも言葉を続けると赤くなった頬を隠すように腕を翳して。)

  • No.183 by 朔間凛月  2015-11-17 01:33:29 


…そこは上手く誤魔化してよ、。…どこまでっ…て…へぇ、…何知りたい?…セっちゃんが誘ってきた辺りからぁ、ぜー…んぶ?、…
( 流石にこの場に及んでの誤魔化し甘えは通用し無かったのか、ぐいと押し返されれば包まっていた布団へと身を潜め再度相手の腹辺りへと頭を乗せ。モデル.アイドル等々肌には特に意識の高い相手の事、それが一晩で傷付いたのは納得がいかないのか不服そうな言葉をぶつけられれば適当にこくこくと頷いてみせ。だがそれも本題を聞き出す前のワンクッションだったのか、真っ赤に染め上げその問いを問われれば如何しても湧いてしまうのは悪戯心で。正直こちらも童貞、営み自体に十分な知識も持たない上相手の承諾無しに組み敷く様な野蛮かつ獰猛な行為は行わないと、欲に従順過ぎる己でも決めているの事柄であり。それでも昨晩の行為は思い返せば大分と生々しいもの、気力こそ持てば其れこそ完全に組み敷いて居ただろう記憶をこくと思い返せばにったりと意味ありげな笑みを浮かべ。そっと這う様にもたれる相手にくっつけば、同じ様に人差し指でその跡をなぞりながらゆたりと小首傾げて、)

  • No.184 by 瀬名泉  2015-11-17 02:01:19 

ッ意味わかんない、誘ってなんかないし!お、俺が寝てたからって変な嘘つかないでよねぇ!
(意識のないうちに行われた行為について、訊ねた結果返ってきた相手の意味深とも取れる笑みは確かに見た目こそ可愛らしいものではあるもののその表情がもたらす感情は不安以外の何物でもなく。口角を引きつらせ僅かに身を引こうとするものの寄り添ってきた相手の体によりそれも封じられてしまい、痕の残る箇所をなぞる相手の指にすら僅かに体を震わせる始末で。昨晩の状況は分からないものの相手の放つ淫猥とさえ感じてしまう意味ありげな行為の数々は此方には少々刺激が強くて、相手の顔を遠ざける様に頬をぎゅっと押しのけながら自分の頬にも片手を当て火照る熱を収めようとして。他人をからかうのを楽しむ節がある相手に遊ばれてしまっているのだろう、此方の羞恥心を煽るような相手の言葉に断固とした否定を繰り返しながら真実を求める様に声を張ると相手を押しのけていた手を離し、代わりに身の危険を回避しようとするかのように自分のスウェットの襟元を引き寄せ痕の残る部分を隠して。)

  • No.185 by 朔間凛月  2015-11-17 22:05:24 


んむー…、…全部が嘘、って訳じゃないんだけど…、あふ…、…大丈夫、ヤっては無いから。、噛んでー…、ちゅーしただけー…、
( 未だ完全に覚醒しない意識、ふわふわとした脳内の儘誤魔化そうと甘えるも相手はそれどころでは無い様で、捕まれ押される頬に抵抗する程の気力も湧かずに居れば大人しく身を引いていき。幾ら相手の抵抗が無かったにしろ無理にと組み敷いたのは自分、それでも思い通じ合ってからこそ行う行為故に完全には否定する気にはなれないのか、反省の色は未だ見せずにもぞりと身を寄せ。微かに目に映る相手の己を守る様なその行為に、まるで此方が獰猛な何かと思われていそうなそれこそ何処か寂しささえ感じるものの、其れ程一つ一つの事柄に慎重で大切に思う相手らしい思考だと認めれば欠伸と共に小さく笑みを零し。思うに相手は不安なのだろう、その不安を煽っても此方の利得にはならない、そう幾らか言い聞かせ己の悪戯心を沈ませれば.ちろりと舌を見せながら昨晩行った行為をまだ眠気と混じる口調で伝え、)

  • No.186 by 瀬名泉  2015-11-17 22:46:41 

ッ、はぁー…人が寝てる間に何してくれてんのさぁ。折角両想いだって分かったのに…そういうの、ちょっと狡いと思うんだけどぉ?
(体を重ねてしまったのではないか、という疑問をはっきりさせたい思いはあったものの流石に明け透けに訊ねるのは気が引けたからこそ大分濁したニュアンスで問いかけたというのに思った以上にストレートな回答が返ってきたことに少しだけ怯んでしまい、気まずそうに目を逸らしながらわざとらしいため息をつくと何はともあれ行為に至っていなかった事実に安堵して。相手の勝手な所業でユニットの活動にやや支障をきたす可能性を残されたこと自体には勿論不満を感じているものの、それよりも強く思うのは漸く想いが通じ合った仲だというのに此方に意識がないうちに相手一人であれやこれやと恋の甘露を味わわれたことで。それならばいっそ起こしてくれればよかったのに、などと思ってしまう程度には此方とて相手との時間を過ごしたいと感じていて、むっと唇を尖らせたまま相手から顔を逸らすようにそっぽを向くと駄々を捏ねているようで恥ずかしい思いもあってかぼそりと小さく呟くようにして不満を漏らして。)

  • No.187 by 朔間凛月  2015-11-17 23:34:21 


…んー…、ん、。ふふ、…拗ねない拗ねない、…そんな急かさなくてもさぁ…ちゃんとシてあげるから、
( 安堵と共に盛大に溢れる溜息を耳にすれば、なんやかんやと事実を認めて貰えたと理解でき、不満こそ連ねて降りかかるものの此方としては夢うつつ.完全に流す様に小さく唸っては、頭に被る布団へと身を縮こませ。それでも尚聞こえてくる愚痴の先に飛び込んできたのは何とも可愛らしい言い分で、勝手と一人で堪能していた甘い時間を羨むかの様に呟かれるその言葉に突き動かされたか、またそろりと布団から顔を出せば有無言わさずに唇を奪い。昨晩程の艶めかしさや高揚感こそ薄く有るが口付けによる幸福感は高く、口を離した後に惚気瞳でふにゃりと微笑んではその笑顔と裏腹に直球な言葉を放ち。またふと眠たげな表情へと戻れば力が抜けた様に相手へと体重をかけ、夜中に見せた多少獰猛な欲に任せた姿形はどこへ行ったのか首元へと顔を擦り寄らせ甘い空気を作った後、全くと悪気は無いのだろう.何処と無く期待を裏切るような言葉で返し、)
__…あ、でも今からとかは無しね、…朝からとか、本当無理だからぁ…、__てことでおやすみぃ、

  • No.188 by 瀬名泉  2015-11-18 00:19:12 

~ッ馬鹿じゃないのぉ!?もういい、俺はもう起きるから!
(自分の子供っぽい不満が相手に聞こえてしまったのだろう、布団から顔を出す相手を視界の隅に捉え今更ながら湧いてくる羞恥心から誤魔化す様な言い訳を、と思いそちらを向いた瞬間タイミングを図ったかのように与えられた口づけに思わず固まってしまい。相手との甘い時間を自分だけ過ごしそびれたことへの不満は大きかったものの、だからといって早速体を重ねたいなどとは思っておらずあまりに直球な相手の台詞にわなわなと唇を震わせながら顔に熱を集中させるとどっと言いたいことが溢れ出したように言葉をぶちまけて。完全に相手に翻弄されていることくらいとっくに自覚しているのに、それでも贈られた口づけは胸の辺りがほわんと温かくなるほど嬉しくて、翻弄される悔しさやらそれでも感じてしまう嬉しさやら、様々な感情からとうとういたたまれなくなった様に自分だけでもと起床の意志を告げると此方に体重を掛けてくる相手を無理矢理ベッドのマットに押し落として。)

  • No.189 by 朔間凛月  2015-11-18 20:27:24 


…っわ、!…何なの…?。…うー…眠いー…、。…、ん…セっちゃん、…置いてかないで、
( おやすみ等と告げたからには本気で睡眠へと思ったのか重たい瞼を閉じ、何処か火照る相手の体温に身を任せ心地良くに寝息を立てていき。複雑な心境の相手とは裏腹、完全に此方のペースへと持ち込み好き勝手行ってきた身としては.余程の余裕が合ったのだろう、無理に引き剥がされ身を投げ出されれば.ぽふりとした柔らかな着地と共に小さく声を上げ。折角の眠りを二度として妨げられた為か、項垂れた頭を起こす事もせずうだうだと愚痴を零しては一向に動こうとはせず。同時に相手の移動意思を聞けば置いて行かれる等察知したのか、どうもその様な類は苦手な為に何処か不安な声色で相手の服袖を掴めば.表情さえ見せないものの寂しげな空気を作りつつ夢半分に口を動かし、)

  • No.190 by 瀬名泉  2015-11-18 22:21:04 

…ほぉら、おいで。連れてってあげるから、せめてリビングのソファで寝てな。
(今日は運よく仕事が入っていなかったものの日々規則正しい生活を心がける身としてはこれ以上布団で惰眠を貪るなど出来ず、そろそろ朝食をとその場を立とうとした途端先ほどまで布団に包まったままだった相手に袖を引き留められ思わず動きを止め。どこか寂しげな色を窺わせる相手の声は不安定な印象を受け、普段意識して自分の気を引こうとするときの態度とは明らかに違うその様子に暫し戸惑ったように沈黙し。自分が相手に嫌悪の感情を向けられるのが怖いように、相手も自分に置いて行かれることに何かしら思うものがあるのだろう、静かに息をついてから袖を掴む相手の手を外させてからベッドの傍にしゃがみ込むと相手を迎え入れる様に両手を広げて。自分の習慣を曲げたくはないものの寂しげな相手をこのままにしていくことなどそれこそ出来なくて、折半案とばかりに言葉を続けると相手を安心させようと薄く笑みを浮かべてみせて。)

  • No.191 by 朔間凛月  2015-11-18 23:26:40 


…、うん、…うん。…そうする、…_
( 散々相手を振り回し我が儘を突き付けてきた直後に放たれた"置いてかないで"何て言葉、この言葉自体に含む不安な思いが声色と伝わってしまえば何とも反応のし難い空気となってしまい。その間すら深く突き刺さった過去を思い返される様で、中々俯いた顔を上げることが出来ずに居れば暫しのその間の後そっと手を離され。普段で有れば誰であろう見せないその弱い部分を見られた挙句、拒絶されたかの様なその行動に不安が募ればふと眠気に重なる重たい視線を上げ。だがそんな不安も目の前の光景を見れば直ぐと救われたもので、見えたのは笑みながら両手を広げ構える相手の姿、先程まで完全に此方のペースへ巻き込み.少々優位にすら感じていたのが覆される様に安心感を与えられ。未だ勝てた事の無い睡魔すら抑えられるようなその安堵に思わず視界こそ緩みそうになるも、そんな感情を抱く前にはもう相手の首元へと手を回し抱き着く体制となっており[__ありがと、]本心から溢れるその言葉は余り口にしないもの、ふと呟けばまた安堵からの眠気に身を任せ、)
…ふぁ、ちゃんと運んで。…落とさないでねぇー…、

  • No.192 by 瀬名泉  2015-11-19 00:02:24 

はいはい、だったらちゃんと掴まっててよねぇ。ッよい、しょっと…。
(どうやら相手の不安を和らげてやることには成功したようで小さく呟かれた言葉と共に首に回る腕に安堵の息を漏らすとそっと言葉を囁き、何度かあやす様に背中を撫でてやってから相手の背中と膝の裏に腕を回して。あくまで自分はモデルとして綺麗に見える程度の筋肉しかつけることを許さなかったことから眠気に意識を飛ばした同年代の同性を運ぶのは聊か辛いものがあるが相手の安心感と引き換えならそれも大した問題にはならず、僅かにふらつきながらも相手をゆっくりと抱き上げればそのままリビングへと向かって。そっとソファに相手の体を横たえ、一応気を遣っているのかカーテンや照明など相手の眠りをこれ以上妨げるものは控えてやりながらひとり空間で隣接したキッチンへと向かうと相手がきちんと目覚めた時のために朝食とも昼食とも言いにくい軽いメニューを作り始めて。)

  • No.193 by 朔間凛月  2015-11-19 00:20:09 


_…ん、…_
( 不安と安堵.と己にとっては朝からそんな気が乱れる事柄は大きな疲労となるのか、昨晩相手の意識朦朧とした中宥められた時と同様にそっと背を撫でられれば浅くも眠りと落ち。多少肉付きは悪くも立派とした年齢に沿う体型な上.動く事を良くとせず寝てばかりいる己の事、綺麗に整えられ余分な物の少ない相手の体型には負担が大きいのか些か不安定な足取りで有るも、既に意識の無い此方としては気にすることも無く。ソファへと横たえれば浅い眠りに身体が反応する様寝返りを打ち、自然と睡眠に快適な体制となればまた規則良い寝息を立て始め。完全な休日で有れ普段で有れば昼.下手すれば夕方近くまで爆睡状態である為、相手とは対照的.何の気もなしに心地良く眠りに溺れ、)

  • No.194 by 瀬名泉  2015-11-20 00:39:47 

――…くまくん、ごはん出来たんだけどぉ。
(キッチンのカウンター越しに相手が再び眠りについたことを確認すると、すやすやと穏やかな寝息を立てる様がいつもよりどことなく幼く見えて思わずふと笑みが零れてしまい。何だか温かい気持ちになりながら食事の支度を進めるとアボカドと卵を挟んだサンドイッチ、サラダやオレンジなどのフルーツ類など昨晩の食事に続きヘルシーなレシピを拵えて。それらを相手の眠るソファの傍にあるローテーブルに並べ食事の支度を済ませるとそろそろ昼と言ってもいい時間帯になってきたこともあり相手を起こすべくそっと近寄っていき。ラグに腰を下ろしソファに頬杖を突くようにして相手の顔を覗き込みながら声を掛けてみるもののこの程度の呼びかけで相手が起きるとは到底思えず、整った顔立ちの相手の頬をつんと指で突いて見ながらその表情を観察するように視線を浴びせ。そんな最中昨晩相手に散々悪戯を仕掛けられていた、という事実を思い出しちらりと相手の柔らかそうな血色のいい唇に視線を向けると少しだけ躊躇いがちながら言葉を零して。)
…起きないと、勝手にキスしちゃうよ…?

  • No.195 by 朔間凛月  2015-11-20 22:18:24 


…ん…、ぅ…、
( 胸元に抱くソファへと備え付けられたクッションを抱き締めつつ.こくこくと夢に身を任せて居れば、環境の良さが大きいのだろう快適と表情を緩ませ乍ら未だ目覚める気配も無く眠り続け。普段から単なるキャラ作りとも言い切れず体質なのか、昼間の日の出る間と言えば兄弟共々日の光を忌み嫌い棺桶に籠るやら場所問わず眠りこけるやらして居た為に、普段とは違う.例え愛すべき相手の家で有ろうが無理に目を覚まそうともしない様で。それも過去、無理に生活リズムを取り戻そうした際.それが仇と体調を崩した事も有ってか、面倒臭がりな己なりに無理無くリズムを整えようと意識はしている為に此処で起こされても文句は言えない立場で有り。それでも眠いは眠い、起きる気配無しに小さく寝息を立てていれば頬を突かれ。赤ん坊のソレか頬を突かれればそちらに向かう様にもごもごと口元を動かしては相手に向かい寝返りを打ち、相手の忠告も無論聞こえては居ないにしろタイミング良く息を零して、)

  • No.196 by 瀬名泉  2015-11-21 20:17:16 

…起きないくまくんが悪いんだからね。
(相手にしてみれば眠っているうちにした無意識の動作なのだろうが、息を漏らす唇が幼さの中に落とした艶のようなものを感じさせ思わず唾を飲むと昨晩の仕返しも含め今は自らの欲のままに従うことにして。最後のプライドとばかりにあくまで相手のせいだとでもいうような言葉を零してからそっと距離を詰め、伏せられた長い睫毛を僅かな時間見つめてから熟れたような赤い唇に自分の唇を重ね。少しだけしっとりとした唇に吸い付いた時間はそれ程長くなかったが、だからこそ名残惜しさを感じながら唇を離すと鼻先が触れ合いそうなほど顔を近づけたままじわじわと頬を赤らめていき、今更ながら中々に大胆なことをしてしまったと自らの行動を恥じているのか未だ眠り続ける相手の顔から視線を逸らしながら自分の唇に指先を当てて。)
――…もう一回、したら…流石に起きるかなぁ…。

  • No.197 by 朔間凛月  2015-11-21 22:05:35 


___、…ふ…、
( 呼吸を繰り返す間に突如途切れた感覚、意識は何処か遠くと有る中でも多少の感覚は感じるのかふるりと睫毛を揺らし。睡眠の深浅も有ってか、先程まで身動ぎ多かった事も重なり現実へと引き寄せらる感覚が沸けば夢うつつとそっと薄目を開き。普段で有れば外からの刺激に反応をする事など無かったものの、微かに残る熱からか湿っぽく感じる唇に朦朧とする意識でも何処か違和感を感じ。其れに加え微かに感じる相手の気配や台詞、こう言った類にはどうも鋭いのか.今この状況を薄々と理解すれば勿論取った行動は"寝たふり"であり。と言うもの、気持ち通じて間も無い事もある為か、直ぐと行動に移す己とは裏腹に慎重過ぎる相手からは行動を起こされた事が無く。不満からの試しか、または唯単に相手の愛らしき恥顔見たさの悪戯行動か.ふと瞼をまた閉じれば演技半分本気半分に寝息を立ててみて、)

  • No.198 by 瀬名泉  2015-11-21 23:30:35 

…ッ、ん…。…やっぱり、顔は可愛いよねぇ…。ゆうくんの顔は世界一綺麗だけど…くまくんは、"好き"だからなぁ…。
(視線を逸らしていたことにより相手の起床に気付けなかったとは全く知らず、結局もう一度と自分の欲に負けてしまったのかそっと唇を重ねるとモデルだ何だと芸能界に長くいた割には案外慣れていないのか、先程から同じように唇をくっつけるだけの何とも稚拙な口づけを繰り返して。欲に負けたとはいえ理性面でもその二回目が限界だったのか唇を離すなりずるずるとソファの座面に額をくっつけるようにして顔を伏せると言い知れない恥ずかしさと嬉しさの入り混じったような感覚に耐える様に小さく身を震わせて。それから暫くして顔を上げると座面に頬を乗せたまま目前の相手の顔を見つめると、見れば見るほど分かるその整った作りに感嘆の息を漏らすように声を乗せて。自分が執着する遊木と比べれば相手の顔は好みの分かれるところだろうがそれでも自分が恋したのは目の前の相手の方で、熱っぽい思いのこもった惚気紛いの言葉を呟きながらきゅっと唇を結ぶと体を起こし、もう起しても起きない相手のことは一先ず置いておいて自分の分の食事を済ませてしまおうとテーブルに向かうため相手に背を向けようとして。)

  • No.199 by 朔間凛月  2015-11-22 02:29:09 


…、。っ__…へぇー、"好き"なの?、
( 先程の呟きが行動に移るのを待つ間、我ながら上手く寝たふりが出来ているのか.それとも相手の動揺が大きいのか、幸い此方の起床共に寝たふりをしている事には気付いない様で。直ぐと間も無く唇を塞がれれば緩やかに瞼を開いてしまい、目を瞑っているにしろ間近に見える相手はモデルとしても活躍して居た事も有ってか驚く程整った顔立ちで有り、流石に惚れた相手.こればかりは避けられない好みと言うのも有ってか思わずどきりと心臓が脈を打つも、それさえ掻き消すようなぎこちなさに笑みが溢れそうとなり。長くも無く口が離されればまた何事も無かった様にくはりと口を開け呼吸を寝たものとしていた時、思いもしなかった相手の惚気混じりの言葉が聞こえ。基本照れ隠しにも暴言を吐く事の多い相手、"かわいい"こそ冗談半分に口にする事は有っても心底から思い慕う様な調子で言われる事など無く、ましてや"好き"だの"愛してる"だの率直で小っ恥ずかしい台詞を吐かない様な相手からのその言葉にかなりとその類には耐性が有った己でさえ居たたまれ無く動揺に頬が熱くなるのを感じ。それは相手も相手なのだろう、それ以上何も言わず立ち去ろうとする彼の服裾を掴んでは寝起きとは思え無いはきりとした口調な上に喜びを悪戯に隠す様な声色で問いかけてみて、)

  • No.200 by 瀬名泉  2015-11-23 19:14:23 

ッ、盗み聞きなんて良い趣味してるねぇ?起きたなら起きたって言ってよ、ご飯もう出来てるよ。
(相手を好きだと強く心の中で思っていてもそれを口に出して伝えるのは容易いことではなく、伝えるべき相手が眠っているからこそ口から零れた言葉に自分自身段々と羞恥心が込み上げてきて。それなのに聞こえた寝起きにしては聊かはっきりとしているような声と袖に感じた感覚に僅かな時間固まってから恐る恐る其方を振り返ると案の定目を覚ましどこか悪戯っぽい様子で此方に視線を送る相手がいて、それまでどうにか堪えていた羞恥心が一気に高まるのを感じれば言葉こそ拗ねたような低い声ながら表情は明らかに動揺と僅かな羞恥心からほのかに赤みを灯していて。しかしながら相手の性格的に先程の自分の発言だけを取り上げてからかっているとすればその前の密かな口づけの際は起きていなかったのだろう、そう信じていたい思いもありなるべくこの話題を続けないようすぐに用意されていた食事の話へと相手の興味を誘導し。)

  • No.201 by 朔間凛月  2015-11-25 00:31:22 



( / わわ、お返事遅れてしまい申し訳有りません..!::
ここ4日5日、大事な案件有っての顔出しが出来ないので、ご了承下さいませ..!宜しくお願い致します:: )


  • No.202 by 瀬名泉  2015-11-26 00:24:02 

(/ご報告ありがとうございます!此方はいつまででも待っていますので、どうぞリアルの方に集中して下さいませ^^)

  • No.203 by 朔間凛月  2015-11-29 22:20:19 


…ふふ、誤魔化してんのバレバレだけど。…キスまでしといてさぁ…良く言うよね、…俺の事"好き"なのかって聞いてるの、
( 微かに頬へと赤を灯す様子がまた可愛らしく見えるのか.掴んでいた袖をそっと離せば、らしくも無く眠気を抑える様にもそりも起き上がり相手に覆い被さる様その背へと飛びついてみて。それでも完全に眠気が振り払える筈もなくそのまま体重を掛けていけば、羞恥や動揺からか話題を逸らそうと企む相手に向かい冗談を被せる様な言葉を投げ。先程の口付けがバレて居ないとでも思っていたのか、どこか忙しい相手の鼓動を身を通じ感じれば追い討ちをかけるかの様に.にんまりと笑みを浮かべて見せ、再度乗っかる様に首元へと手を回せば耳元へと口寄せ乍ら問い詰め。それと共に感じた先程までの不満、告白時、散々と"好き"を求めてきた相手からのその言葉は聞いた事もなく。口付けこそ貰っては見たもののやはり言葉で伝わる物はまた違うのだろう、甘える様身を擦り寄らせる行動とは裏腹に何処か不安な本心を見据える様な声色で問い、)

( / わわ、長らくお待たせしました..!ただいま戻りました*
引き続き宜しくお願い致します..!)

  • No.204 by 瀬名泉  2015-11-29 22:58:05 

~ッ好きだよ、何か悪いのぉ!?そもそも好きじゃなきゃキスなんて絶対許さないし、布団どころか家にだって呼ばないっての!そのくらい察してよねぇ!?
(ばれていないと信じていたかったのにあっさりと口にされた相手の言葉に思わず身を固くし。背に飛び乗ってきた相手の体重こそ何とか支えたもののこれからどう返答すればいいか分からずただただ羞恥に震えるだけで沈黙を続けていた中、甘えた様に擦り寄る相手の体温と共に口にされたどこか不安げな心を窺わせる言葉に押され自棄になったように声を上げると此方に抱き付く相手を視界の隅に捉えて。自分が相手の好意を不安なように相手も自分が好意を抱いているか確かめたいのだろう、告白の際散々相手に愛の言葉を求めた癖に此方からは何とも、なんて道理が通らないと分かってはいたようで大分相手の追い打ちに後押しされた感は否めないものの珍しく自らの想いをそのままに口にするとひとしきり離し終わったところで首に回った相手の腕をそっと掴んで。)
…これ、離してよ。またくまくんだけ、とか…嫌なんだけど。――…ちゃんと、前から抱きしめてよ。

(/お帰りなさいませ!お待ちした分此方は楽しみが増えたようなものですから、どうぞお気になさらず。
こちらこそよろしくお願いしますー^^)

  • No.205 by 朔間凛月  2015-11-30 00:25:15 


__、ふぅ…ん、…まぁ、セっちゃんが俺の事大好きって事位…知ってたけどねぇ。…そう、
( 此方の不安など容易く読み取られたのか、それとも先程の追い討ちに本心を言えざるを得なくなったのか、何方にせよ何処かヤケ気味にで有りつつも心底と言える相手の告白に思わず驚いた様に間を空け。己が想像していた顔真っ赤に恥じらいながら_等と言った甘い妄想とはまた違うその本心の晒し方に動揺した様に口をもゆりと緩ませれば、その言葉を噛み締め。相手に歓喜に溢れた感情を悟られぬ様口元をそっと抑えつつ可愛くもない返しをしては、また首へと回した手で抱き締めようとしたその時、そっとその腕へと手を添えられ。思ってもいなかったその願いに困惑こそ感じるものの、滅多に彼是求めない愛すべき相手の要望と有れば睡魔等打ち払うのも容易いようで。そっと回していた手を解き、未だ重い身体で立てば相手の正面へと周り柔らかく相手を抱き締め、)
__はぁ、…俺を朝からこんなに動かせるの、セっちゃん位だからね…?、ご褒美ご褒美、…

  • No.206 by 瀬名泉  2015-11-30 22:46:51 

…くまくんは、言ってくれない訳ぇ…?
(仕方なしとばかりに重い腰を浮かす相手に色々と言いたいことはあるが、それでも行動に移してくれるのは相手にしてみれば珍しいことで自分が求めたから動いてくれていることも分かっていて、口にしかけた不満はそのまま飲み込んで。今までずっと眠っていたからだろうか、相手の体温はいつもよりほんの少しだけ高いような気がして、その心地よい温もりに僅かに表情を緩めながらそっと背中に腕を回すと肩に顔を埋め。普段から素直になれない自分ではあるもののどちらかと言えばこうして甘えているのは好きで、相手のお蔭できっかけが出来たのかもう少しだけそんな甘ったるい欲を相手にぶつけてみることにして。ぎゅっと相手の身体に抱き付いたまま、あくまで口では自分ばかりでは不当だとばかりの不満として、けれど本心は純粋に相手の口からその想いを確かめたいという甘えから相手にも言葉を求めると、顔を埋めていた肩から僅かに頭を持ち上げちらりと視線だけを相手の方に向けてみて。)

  • No.207 by 朔間凛月  2015-11-30 23:28:49 


んー…あー…、好き。セっちゃん大好きー…、
( 肩へと触れる相手の熱を帯びた吐息.回された腕、その行為一つにも幸福を感じれば眠気に重い身体も徐々に軽くなって行く様で。 此方からの甘え仕草や言動は流石は弟、と言うべきか唯単に性分なのか、普段から全面的に押し出している身である為.こうして甘える心地良さも勿論味わい尽くしてる訳で有り。そんな己である為か甘やかす側に回ってみたい、等思う事も無いわけでは無いのか、発せられる言葉こそ相手らしいと言えば相手らしい素直では無いものの心無しか甘えからの台詞にも聞こえ。そんな珍しい心持ちにきゅんと心踊らせられればゆるりと相手への思いを惚気た声色で何度か口にしていき、伝え終えれば小さく笑みを零すと同時に現段階の熱さを思ってか、呆れ口調では有るものの何処か嬉しさの残る思いを吐き、)
…ふふ、。コレがまだ付き合ってー…?一晩しか経って無いとかさぁ…熱過ぎでしょ、俺ら、

  • No.208 by 瀬名泉  2015-12-01 00:55:45 

…なぁにぃ…飛ばし過ぎると冷めるとか考えてる訳ぇ…?
(自分の甘えた内情は相手に気付かれていないだろうか、少しだけ気がかりではあるものの自分の要求に素直に愛の込められた言葉に思わず取り繕う事もなくふにゃりと笑みを浮かべると笑みを含んだような吐息を漏らして。相手の肩に額をぐりぐりと擦り寄せながら時折ふ、ふふ、と笑い声にも似た小さな声を呟いて、抱き合っていても少しだけ隙間が生まれてしまっていた腹の辺りの空間まで相手に密着させるように正面に居る相手の膝の上にそのまま乗りあげて。珍しく、というか相手の前では中々見せない遊木に絡むときのような、甘ったるい空気感を纏いながら相手の言葉に耳を傾けていたものの、続いた台詞にぴくりと僅かに反応を見せるとのそのそと緩慢な動きで相手から一度上体を起こして。正面、間近から相手の顔を明らかに先程までとは違う不満げな瞳で見つめると、僅かに震えを含んだ不安定な心情を反映したような細い声を漏らして。)

  • No.209 by 朔間凛月  2015-12-01 22:44:08 


…っ、あのさぁ…まだ夜じゃないから…本当鬼畜なんだけどー…。…そんな事言って無いじゃん、…不安なの、?
( 今目の前に見える相手のまるで別人とも言えるその姿に心構えもロクに出来て居なかった為か、絶対にと揺るがない余裕の有った心持ちも多少は揺らぐ様で。満面にと緩むその笑みに釣られやんわりと笑みを浮かべていたも束の間、付き合う前は当然.執着を見せる遊木にしか見せない様な甘ったるい空気や言動に上手く対応等出来るわけもなく。自分のペースを殆ど完全に相手のものとされた今、そろりと視線を揺らがせれば先程から勢い良く湧く欲情を抑えようと愚痴を零し。普段であれば日のある時間帯、動く事すら良しとしない己としては昼間からのこの状況は大きな試練他ならず、思わず鬼畜だと相手を咎めれば深く溜息を吐き。それでも目の前にいる相手の何処と無く不安なその声に反応してしまうのが逃れられない恋情なのか、抱き締めた腕に力を込めればそっと問いかけ、)

  • No.210 by 瀬名泉  2015-12-02 00:58:55 

…別にぃ?構い過ぎて飽きられるくらいなら、こういうこと控えようかなって思っただけ。
(不安か否かと聞かれれば勿論不安と答えられるくらいには未だに相手との関係性に確証を感じられていなくて、気まぐれな相手がいつまでも自分などと恋人ごっこなど出来ないと心のどこかで思っている節があり。縛られるのを嫌う相手、相手を好くあまり縛ってしまう自分、どう考えても相性の悪いお互いだからこそ恋人同士という繋がりを強固なものにしたいのに、そう思って行動すれば結局相手を縛る結果となってしまう。かつて懐いていてくれたはずの遊木に邪険にされている現在のように、相手もその二の舞になってしまったらと思うと不安でたまらなくて、それでもその不安すら相手を縛る一因となってしまいそうで素っ気ない振りで言葉を返すとごつ、と鈍い音がするような勢いで相手の肩から鎖骨の辺りに頭を乗せて。大抵のことはそれなりに器用にこなしてきたのに、肝心な所ばかり不器用で理性的になりきれない自分自身を内心自嘲しながらそっと相手の胸板に手を置き体を離すと、そのまま乗り上げていた相手の膝から体を退けて。これ以上自分の不安が相手を縛る重しになってしまわないように、今度こそ手に入れたものを逃がしてしまわないように、とんと自分の胸を軽く叩いてからいつものような憎まれ口で相手を急かすと改めて食事の並べられたテーブルに向かって腰を落ち着け。)
――…はい、おしまい。ほら、さっさとご飯食べよ。まあトーストなんかはくまくんが中々起きてくれないせいですっかり冷めちゃったけどぉ?

  • No.211 by 朔間凛月  2015-12-02 20:09:13 


…、。えー…、文句言うなら先食べれば良かったじゃん。…あ、まさか…新婚夫婦初めての朝ー…って言いたいの?_セっちゃんてば、…ロマンチぃストぉ、
( 何となくと発言した単なるからかい一つにしても相手にとっては大事で有ったのか、別に等とそっけなく返す相手の言葉と明らかに相対する行動に矛盾を覚えれば、先程まで高揚していた感情も理性で制御する事が出来。相手にどんな過去が有ったのか、そんな事己が知る余地が無かったにしろ薄々と"遊木"という人物との彼是には感づかされる物が有り。己自身が体験した兄の"裏切り"それとはまた違くも過去と現在の対応の違いから不安を抱える者同士、多少の他人不信に陥り易い所が有るのだろうか、勝手にと根拠を付ければ離れていく相手の様子は重々しくも見えてしまい。一人残されるその感覚に痛い程の思い出が湧き上がれば.ぐ、と胸元辺りの服を掴み小さく項垂れ。_だがそんな葛藤も直ぐに誤魔化せる様な相手の憎まれ口に足が勝手にと動けば、向かいに用意された席へと腰を降ろし。冗談を口にする事でまた何時もの調子を取り戻せば思いに手を合わせ挨拶を済まし、取り敢えず目に付いた食事へと手を伸ばしていき、)
__何てねー、怒んないでよ。…頂きまぁす、

  • No.212 by 瀬名泉  2015-12-02 22:00:38 

はいはい、馬鹿言ってないでさっさと食べてよねぇ。折角のお休みにいつまでもダラダラしてるなんてもったいないでしょお?
(いつもと変わらぬ態度でからかってくる相手の様子からすると此方の重苦しい不安の念は誤魔化しきれたのだろうか、ひとまず変に突っ込まれてしまわなかったことに密かに安堵の息を漏らし。相手同様挨拶とばかりに両手を合わせてから食事を口に運び始めると何だかんだとやっているうちに朝ごはんのつもりだった食事も完全に昼食と言っても変わらない様な時間帯になってしまっていて、折角の休日がどんどん過ぎていってしまっている現状に小さく溜息をついてからどこか恨みがましさをにじませたような目つきでじとりと相手を見て。そのまま暫しサラダやトーストなどといった食事を口に運びながら相手の方を見つめた末、不意に何か思いついたように目を輝かせると途端に不機嫌さを露わにしていた表情をにやあ、と笑みに変えて。)
…くまくんさぁ、いきなり家に泊まったり俺の休日を邪魔したり色々迷惑掛けてくれてるよねぇ?これって紛れもない借りだと思うんだよねぇ…俺の時間をくまくんにあげたんだから、今度はくまくんが俺に時間をくれる番じゃない?

  • No.213 by 朔間凛月  2015-12-02 23:04:44 


…丸一日ダラダラねぇ…いいじゃん。じゃあまた夜に起こし__うわぁ…、それ反則じゃない?俺だって色々配慮して行動してたんだけどー…セっちゃんの鬼ぃー…、
( そんな相手の些細な不安も口にされれば勿論受け止め対応はしたのだろう、だがそう問う事で未だ兄を"軽蔑"と言ったある意味で執着している己としては受け止める自信も然程大きくは無く、気づかぬ振り等最低な行為で有ると痛く理解して居るもついその選択を取ってしまい。後ろめたさが残る脳内でただもくもくと料理を口へと運んで居れば、その後ろめたさに付け込まれた様な提案を投げかけられ。言いたい事をぼやかしてか何か、後輩いびり等の悪趣味を持つ相手ならではのその笑みと問いに思わず盛大に不快さを前面に出せばテーブルへとこつり伏せ。思えばこうして不機嫌な感情も安安とぶつけられるこの関係を心地良い等感じるも.やはり面倒な言は面倒で、うだうだと文句を口にしては足を伸ばし相手の足先をちょんちょんと数度突き。だが相手の言う事は何より最も、反論にもならない反論をぶつけるも通用しないと分かれば諦めた様にそっと視線のみを上げ、急かすようにまた足先を突き、 )
…とか言ってもさ、どーせ慈悲とか無いんでしょ?…いーよー、じゃあもう好きにしなよ。…俺の気が変わらない内に、ほらはーやくぅー…、

  • No.214 by 瀬名泉  2015-12-04 22:36:02 

ふふ、くまくんには今日一日俺のお人形になってもらいまぁす。くまくんって顔はいいのに色々無頓着な所あるでしょお?だから、今日はお兄ちゃんがくまくんに似合う服見繕ってあげる。俺も服見たかったし、丁度いいでしょ?
(予想通り繕うことなく不満げな様子を曝け出す相手に小さく笑みを零すも今回はその態度に折れてやる気は全くなくて、諦めの言葉と共にせめてもの抵抗とばかりに足を突く相手の足先をテーブルの下で軽く払ってから上機嫌な様子で人差し指を立て。他人に見られるときの綺麗に作った笑顔のまま暗に買い物に付き合えという要求を口にすればその裏に忍ばせた相手と初めてになるだろう所謂"デート"とも言える事実はあえて伏せて置き。先程のやり取りであまりにあからさまに甘えてしまうのは控えた方がいいと学習したのか、だからこそあくまでただ買い物に行きたいだけである旨を強めた言い方で提案をするとテーブルに頬杖を突き、拒否権なんて与えるつもりもないくせにまるでどうする、と相手に委ねる様に首を傾げて見せて。)

  • No.215 by 朔間凛月  2015-12-05 01:28:58 


…、"お人形"…、?それってどう言う___あぁー…、服、ね。…セっちゃんが言うなら別に良いけどー…、正直面倒そうだよねぇ…、
( 未だ後ろめたさが残っている為か.先程踏み込んでやれなかった償いに相手の要求には応えようと腹を括っていたも、 いざ提案された比喩言葉は素っ頓狂な物で。"お人形"、その例えから間も無く連想される人物が安易に浮かべば.抑え難い汚れた感情が湧き上がってしまい。払われた足先をふらふらと揺らしつつ.ふと己はその人物の台替わりに過ぎないのでは等とまるで相手を信用仕切れていないその考えに嫌気がさしたのか、思わず喰いかかる様に身を乗り出すも次に続く言葉には落ち着かされる物が有り。聞けば何とも言い返し辛い事実とそれに加えられた買い物の申し出で、己の思っていた恐怖にも似た不安とは全く違っていたその提案に力が抜けていけば再度机へと顔を伏せ。こみ上げる安堵と柔い喜びを悟られない様、面倒だ、等口では言うものの.内心は素直になれない相手らしい誘い方なのかと妄想を巡らし。_暫くして顔を上げにへらと緩い笑みを向ければ重い腰を上げ、挨拶を済ませば此方としても楽しみなのだろう.さっさと自分用の食器等を重ねシンクへと運び、)
…ま、今日の俺は調子が良いから…付き合ってあげるよ。" でーと " 、

  • No.216 by 瀬名泉  2015-12-05 18:02:47 

ッ、で!…デートじゃ、ないし…俺がくまくんを着せ替え人形にしたいだけなの、そこんとこ間違えないでよねぇ。
(あえて浮ついた本当の目的を隠していたというのにそれを言い当ててくる相手に思わず声を上げかけ。不意を突かれたせいで僅かに頬に赤みを強めた表情で相手から目を逸らすと今更過ぎる言い訳とともに、あくまで相手で遊びたいだけ、ただのショッピングである側面を強調して。自分でもあからさま過ぎる反応だと分かってはいるもののそのまま流されて相手のペースに巻き込まれるなどプライドが許さず、相手に続いて食事の終わった皿類を重ね自分もキッチンへと向かえば出かける前に食洗機にだけ突っ込んでしまうつもりのようでパン屑など大きな汚れだけさらさらと水で流してから食洗機に詰め始めて。そんな中ふと疑問が浮かんだのか傍に居た相手に視線を向けながら口を開くと、出かける同意を得られたことはよかったがそもそも自分の家に訪れた際相手は制服だったわけで、出かけるにしてもそこまでの服はどうするつもりなのか、その旨を訊ねてみて。)
…あ。ていうかくまくん制服しかないじゃん。今日休みだし、そもそも夢ノ咲の制服ってだけで俺らがアイドルだって誇張しながら歩いてるようなもんだし…オフなのに無駄に目立っちゃいそうだよねぇ。

  • No.217 by 朔間凛月  2015-12-05 22:24:45 


ふふ、…ほんっと素直じゃないよねぇ、俺の前でくらい素直になれば良いのに。…ん、服?…あー…、確かに。目立ってデートの邪魔されちゃ嫌だもんねぇ、…セっちゃんが、
( 己の揶揄い言葉も.騙されているかと思われる程上手く引っかかる相手が面白くも愛らしいのだろう、思わず小さく笑みを零せば遅れて隣へと並ぶ相手の頬をつんつんと突き。先程珍しくも甘えてきた相手に理性云々で上手く対応出来なかった為か、また普段通りと言えば普段通り素直になれずにいる相手に気を使う様に口を開けば.誰のせいだと言われてしまいそうな理不尽にもさり気なく甘い願望を伝えてみて。だがそんな事兎も角、相手としては早く出掛けたいのだろう、出掛ける為の服装等について問われれば思い出したように.ふむと考え込む素振りを見せ。流石に制服では不味い、そんな意見にまた揶揄い言葉をかけるも.相手の言い分は正論であり。それでも此方としては選択肢もそう多くないのか、泊まりに来た身としては図々しくも思える意見を平然と述べて見せれば.どうかと小首を傾げ、)
…あー…、だったらさ?セっちゃんの服貸して欲しいんだけど。…サイズもそう変わらないんじゃない?、

  • No.218 by 瀬名泉  2015-12-06 22:01:05 

んー…やっぱりそうするしかないよねぇ…。サイズは確かに合うけど、正直くまくんと俺じゃタイプが違うし…まあ、すぐにお店行って着替えちゃえばいっか。
(此方がわざわざデートだと明言しなかったことが相手にとっていい揶揄いの対象になってしまったのだろうか、執拗にその旨を強調してくる相手に思わずむっと表情を曇らせるものの、悪戯っ子のように頬を突く様子に絆され反論することも出来ずにいて。そんな中返ってきた相手の返答、自分とてその案は真っ先に思いついたものの一応モデルとしてコーディネートには人一倍気を遣っている方で、だからこそ相手にはきちんと相手に合わせたものを着せたいというこの場ではただの我儘にしかならない願いからその手段を避けてしまっていて。とはいえスウェットのまま出掛けさせるなどそれこそ自分のプライドが許さず、すぐに着替えさせることを前提にその提案に首を縦に振ると食器をセットし終わった食洗機を作動させてから手を布巾で拭い。)

  • No.219 by 朔間凛月  2015-12-06 22:36:11 


うん、…何でも良いけどー…、ふぁ…ふ。眠い…出るなら早く出した方が良いよ、…俺このまま寝落ち出来るし。…ほーら、
( 此方の揶揄いが気に触っているのだろう不服そうに表情を曇らせる相手を見れば、まるで己が優位に立てているとでも思う様に悪戯に口元を上げ。暫くその感覚を堪能した後に漸く突いていた手を離せば先程から発せらる相手の意見をぼんやりと聞き、流石は元モデルと言うべきか.服のこだわりの強いからこそ出る不満言葉に関心こそ持つものの、然程興味の無い此方としてはどうでも良い事の様に思えてしまい。適当に相槌を打ちながら相手の作業が終わるのを待って居れば如何しても湧いてくる眠気に大きく欠伸を零し、普段この時間帯で有れば平気で所構わず睡眠を取っている所、眠いものは眠いのだろう。今更デートの約束を放る等しないにも関わらず急かす様に脅し文句を付ければ、ぐい.と相手の腕を引き思い一つに相手の部屋へと足を進め、)

  • No.220 by 瀬名泉  2015-12-07 00:47:50 

ちょっとぉ、ほんとに寝ないでよ?なるべくコーディネートに時間かけないようにするけど、それでもみっともない格好で外歩かせるわけにはいかないんだから。
(このまま寝落ち、なんて言葉も相手ならあり得そうで少しだけ焦ったように声を漏らすと手を引かれるままに相手の後を追っていき。とはいえ確かに普段なら、というか学生である以上それが"普段"になるのも聊かおかしな話なのだが日中は基本的に眠っている相手が自分の願いを叶えるためにこうして起きていてくれているという時点である意味特別扱いをしてくれているのだろうと再認識すれば、思わずにやけそうになる口元を引き締めて。部屋に到着するなり壁に備え付けられた大きなクローゼットの扉を開け放ちそこからいくつかの服を手にとっては傍に立つ相手に合わせてを繰り返しコーディネートを決めていけば、先程宣言したとおり割にすんなりと服を決定し。ネイビーのモッズコートを中心とした比較的カジュアルな合わせのそれらを相手に投げ渡すと、背を向けたままいくつか言葉を口にしそのまま自分の服選びへと続いて。)
――ほら、これくまくんの服ねぇ。もっと可愛い感じのがあれば良かったんだけど俺の趣味じゃないし、このくらいカジュアルな組み合わせならくまくんにも無難に似合うと思うよぉ。

  • No.221 by 朔間凛月  2015-12-07 01:29:20 


ん、早いじゃん…、ありがと。…てか、俺のイメージが可愛いとか…頭ん中どうなってんの?。…俺からしてみればセっちゃんの方が断然可愛いんけど、
( 部屋へと到着するや否か.宣言通り手際良く己の為にと服を選ぶ相手の横顔を眺めていれば、世話好きとは言え此処まで己の事を考えてくれている相手の言動に嬉しさから砕けた笑みを浮かべ。手渡された衣服を胸に抱えその笑みのまま礼こそ口にするものの.やはり何処か照れ臭いのだろう、此処まで思考を巡らす相手から出た言葉に軽く食いつくもやはり緩んだ心情から本心まで零してしまい。だがそんな事に恥じらいも然程感じないのが己と言うもので、何事も無かったかの様にその衣服等を近くの棚の上へとおけば.着替えるべく着用しているスウェットを脱いで行き。_恋人で有ろうなかろう身の危険、と言う様な物を感じる事に疎いのか、着替える事さえ睡魔と重なり面倒事だと本能的に感じれば下着姿のまま.当然と言わんばかりに相手にとただをこね、)
…てか無理、力入んない…。着替えるの手伝ってー…、

  • No.222 by 瀬名泉  2015-12-07 21:57:31 

…はぁ?くまくんとかさくんはユニットの中でもそういう感じでしょお?まあ王さまは微妙なところだけど…とにかく、普段あれだけファンの母性本能がんがんに煽っといて何言ってるのって感じなんだけどぉ。
(可愛いなどと言われるより綺麗と称賛される方が好む質ではあるものの相手に言われるのはまた別で、思わず胸に感じる温かさに感化され嬉しさを出してしまうのをす寸前のところで留めると少しだけにやけそうになった口元を誤魔化すように呆れたような声を漏らしてみて。一年生な上ファンを「お姉様」などと呼ぶ後輩は勿論のこと普段から甘えた態度を見せる相手も言ってみればユニットにとっての可愛さ要員、そう勝手にカテゴライズさせていたからこそ半ば本音の言葉で応戦するとそうしている間にも自分の服も決めてしまい。早速着替えをと思いスウェットの裾に手を掛けた途端背後から聞こえた駄々っ子のような甘えた言葉、怠惰な性格こそ嫌えども庇護欲をそそられるような状況にはめっぽう弱く、うっかり絆されそうになる自分自身を引き留めながら相手に背を向けたままでいれば今日のコーディネートらしい柔らかな素材のシャツを堪える様に胸元で握りしめて。)
ッ何甘えてんの、さっさと着替えてよねぇ。くまくんはゆうくんと違って"弟"じゃないんだから、お兄ちゃんが手伝わなくたってひとりで出来るでしょお?

  • No.223 by 朔間凛月  2015-12-07 23:28:45 


…、それと此れは違うって言うかさぁ…、スーちゃんはアレ.完全に素じゃん。…まぁ俺も素だけど…、見かけだけ、って言うか油断して噛み付かれても知らないよー…って一番身に染みてるの誰かなぁ?
( 幾ら褒め言葉とは言え、仮にも男である上性からか綺麗さを求む彼としては可愛い等と称されるのが気に食わなかったのか、正論通りの反論言葉に思わず返す言葉も詰まりかければ一度口をくと結び。それでも己から見える彼の愛らしさや可愛らしさは否定出来ないのか、相手をそう称する言葉は伝えずとも愚痴愚痴と反論にもならない反論を口にしていき。それとは別に己自身可愛い等と称される事には特に嫌な気もする訳が無く、ファン前ではこの堕落した素性も可愛らしく見えてしまうらしい好都合な状況を幾度か目の当たりにしては己のあざとさなる物も当然理解している訳で。むうと膨れ半分に伴い隠された獰猛な己の素性を仄めかした揶揄いを掛けようとするも、聞こえてきたのは己の自然と反発的に感じていた"弟"と言うワードで。肯定どころかその言葉を否定するその現状に先程までの不満が嘘かのように晴れれば、珍しく調子を乱された様に頬を赤く染め。そんな様子から己の負けを認めれば棚へと載せていた衣服を手に取り、幸い相手が背を向けていた為.この状況を好都合と思えばやんわりと染まった頬を隠す様にいそいそと着替えを進め、)
…何て。"お兄ちゃん"でも無いセっちゃんだよね。はぁ…良いよ、もう…俺の負け。大人しく着替えまーす…っと、

  • No.224 by 瀬名泉  2015-12-08 00:17:35 

…くまくんが急かしたんだから、とっとと着替えちゃってよねぇ。
(身に染みて、という言葉通り意識こそない間に施されたにしてもしっかりと刻み込まれた首筋の歯型を思い出し思わずその個所を庇うように手で覆うと勢いよく後ろを振り返って。流石にここまで振り回されるのは好き嫌いという問題ではなく性格的に腑に落ちなくて一言文句をとそちらを見た途端目に入った相手の薄く色づいた頬に思わず不満の声を上げることも忘れ気付かれないうちに再び相手に背を向けて。てっきり此方ばかり相手に振り回されていたと思っていたのに恐らく先程自分が零した言葉に赤面する相手を見てしまった以上それは勝手な誤解だったと認めざるを得なくて、目にした光景に思わず緩く口元に笑みを浮かべながら先程までより随分と柔らかくなった声色で相手の着替えを促すと自分も着替えに取り掛かり。グレーのチェスターコートに似合うようなしっかりとしつつも固くなり過ぎないシャツスタイル、自分の魅力を理解して着こなすコーディネートに身を包むと先程の発見から少々だらしなく緩んでしまった表情を相手に見られないうちに洗面所へと逃げて。)
ッじゃあ俺先に洗面所使うから!見張られてないからってベッドに戻ったりしないでよねぇ?

  • No.225 by 朔間凛月  2015-12-08 22:11:16 


んー…、?…って…別に寝ないけど、。…何あれ、
( てっきりまた何時ものように顔を染め反論の意を唱えてくるだろう相手を想像していた為か、着替え作業に同系色のバイカラーニットから顔を出せば反論無しの相手を不思議と伺い。背を向けたままの彼からは此方の失態とも言える恥じらい姿等見られていないはず、完全に己思考を信じきっている為に益々この状況が読めずに居て。幾ら此方が余裕満載己のペースに持ち込むのが上手いとしても逆にと言えば持ち込まれればどうか、中々引き摺りがちな面もある為深く付け込まれなかったのは幸いなのだろう。何を動揺しているのか一度も此方を振り向かず逃げる様にその場を去る相手を訝しげに思うも、此方としては今一人となる時間に安堵を覚えていて。注意を受けたにも関わらず空となった布団へとぽふり身を投げれば一度深く息を吐き、眠気こそまだ残っては居るも此処は起きておくべきと本能が囁いたのか、また長々と掛かるで有ろう相手の支度を待ち、)

  • No.226 by 瀬名泉  2015-12-09 01:03:48 

――…ちょっとぉ、やっぱり寝てるじゃん。今から出かけるのに服にしわ付けないでよねぇ。
(相手の紅潮した顔を結果的に盗み見てしまったことに対する優越感と安心感のようなものが混じり合った不思議な感覚が顔をどうにも締まりのないものに変えてしまい、洗面所につくなりそんなだらしのない自分に喝を入れる様にぱしゃぱしゃと水で顔を洗い。冷たい水で顔を洗ったことで大分気持ちも落ち着いたようで、ついでに寝ぐせがないか最終チェックをしてから部屋に戻ると案の定布団に伏せてしまっている相手が真っ先に目に入り。待たせてしまった自分も悪いとは思うがその姿に流石にため息を漏らすと体重を掛けないように寝ころんだ相手の胴体にぎゅむ、と足を乗せ呆れたような声を上げながら相手を見下ろして。自分が出て行っていた間に相手の頬の赤みも何だか収まってしまったようで、それが少し残念な気もするがこれ以上だらしなく表情が緩んでしまうこともないだろうという安堵で締めると相手に乗せていた足を下ろしてから両手を差し出して。)
…ほぉら、起きて。今日はくまくんに最っ高に似合う服見つけるまで家に帰さないからねぇ?

  • No.227 by 朔間凛月  2015-12-09 22:13:51 


…んぐう、…寝てないってばー…。…っよい、しょ…、別に俺は帰んなくても良いけどねぇ、…兄者煩いし、
( どれ程時間が経っただろうか、空白の時間を過ごすのも全く苦では無い為かぼんやりと布団の端を手先で弄り過ごして居れば頬の赤みも大分落ち着いてきた様で。その安堵からかふと瞼を閉じた所で丁度.待っていた相手の呆れ声が聞こえ、其方の方向へと顔を向けようとすれば突如腹部辺りに重みこそ無いものの違和感を感じ。此方を起こす手段と言え踏まれて居る.等余りよろしくは思わないのか、反射的に呻き声を上げれば元々睡魔に等負けていなかったとも言いたげに不満声で相手を柔く睨み。それでも本心からの悪意では更々ない為か、差し出された両手を何言う無く掴み体制を起こせばふるふると数度頭を振り。余程楽しみなのだろう、己を起こす脅し文句とは言え家にまで帰さないと口にする相手を微笑ましく等思って仕舞えば、口元に笑みを描きその意見に乗るかの様に半信半疑な言葉を返し。_それと共に相手の背をとんと押せば玄関口へと向かい、)
…ん、早く行かないと店とか混むんじゃない…?、良く分かんないけどさ、…、

  • No.228 by 瀬名泉  2015-12-10 22:25:06 

言われなくとも急ぎますぅ。まあ、まずはあそこの店覗いてー、次はあそこで…――。
(相手に背を押されながら行く玄関までの道のりすら既に気持ちをわくわくと高まらせ、口でこそいつもの様な嫌味っぽさを滲ませた言葉を返すものの、隠し切れなかった弾む想いが漏れ出したようにこれから回る店のルートを確認しながら鼻歌交じりに呟いて。家を出てきちんと施錠を確認してからマンションのエレベーターを降りていき、エントランスにたどり着いたところで一度立ち止まり。本来ならば昨日の帰りのようにバイクを飛ばせば一番なのだろうが、相手とのデートという目的が前提にある以上それもなんだか味気なくて、ちらりと背後の相手の方に視線を向けてから暫し考えるような沈黙を挟むと僅かに相手との距離を詰め。少しだけ躊躇いがちながら相手の方に手を伸ばし、そっと相手の人差し指に自分の人差し指をきゅっと絡めると視線を逸らしたまま小さく言葉を紡ぎ始めて。)
…バイク、昨日のでガソリンなくなったかも。…だから、さぁ…そんなに距離ないし、俺は歩いて行ってもいいと思ってるんだけ、ど…。

  • No.229 by 朔間凛月  2015-12-10 23:14:54 


…、…へぇ、そうなの?、。…まぁ、どうせ忌々しい日の光は浴びなきゃだし、…醍醐味ってヤツだもんねぇ、
( 嫌味こそまた口には出すものの根っからの本心では無いのだろう、これから先の予定を明らかに楽しみ.と言わんばかりに口にする相手は何処か幼くも見え、同い年な上学年も一つ上である彼のそんな姿が珍しくも有るのかくつくつと笑みを零せば直ぐ後ろを付いて歩き。広けたエントランスへと到着すれば何を思ったのか、周りに人影の無いのを確認してか距離を詰め寄りぎこちなく手先を絡められ。突如の行動にまだ上手く回っていない思考でぼんやりとその指先を眺めて居れば、漸くと提案と共に相手の意図が読め。バイクなる乗り物の事こそ良く知らない身では有るものの几帳面な相手の事、行き帰り程のガソリンの準備など怠るとは考え難く.この提案こそまた相手なりの甘えと受け止めればそのいじらしさににこにこと妖しげに笑みを浮かべて。遠慮がちに絡まれた手先を一度離し.所謂"恋人繋ぎ"なる様指を絡めてはぴたりと互いの肩をくっつけ、)
…ふふ、こんな外で大胆な事したいとか、セっちゃんも欲張りだねぇ…、誰かに見られる前には離すから。…それまでコレで文句は無いでしょ?、

  • No.230 by 瀬名泉  2015-12-12 00:41:51 

…誰かに見られそうになるまでは、勝手に離しちゃだめだから。
(甘え過ぎてはいないか、相手にとって苦しいと感じる束縛になってしまってはいないか、出来るだけ負担になってしまわないようにそっと伸ばした指が離れたことに一瞬体が強張るもののすぐに絡み直された指先に静かに息を漏らして。相手に受け入れてもらえたことが心の底から嬉しくて、じんわりと頬に赤みと熱を灯しながら安心したように表情を緩めると絡んだ指に力を込めて。きゅっと強すぎないくらいに手を繋いでから甘えを許されたことが余程嬉しかったのかそんな嬉々とした色を消しきれずいつもの小奇麗に整えた表情とは違うものの柔らかく温かみを感じる笑みで繋がれた指に視線を落とすと、小さな声で言葉を続け。それから漸くエントランスから足を進め、アイドルという立場を考えてか相手となるべく長く手を繋いでいたいからか、わざと人通りの少ない道を選んで入っていくと時折視線を繋いだ手元に向け、目元を緩ませて。)

  • No.231 by 朔間凛月  2015-12-12 10:59:01 


ほーい、…って、何その顔。…_気持ち悪ーい、…
( 己の記憶こそ曖昧では有るものの.今朝寝起き一番に見せた己の軽い嫌悪を恐れていたようにも見えた相手、普段強気で弱味を見せないにも内心は案外不安がりなのかも知れない、そんな推測を裏付ける様に発せられた言葉に自然な返事を返しては此方も少々強く手を握り返し。人気の無い道程を進む中、日々物事に無関心な己で有れこの状況は嬉しくも愉しくも感じるのか.何時もは再起不能となっている昼間にも関わらず軽い足取りで歩みを進め。それは相手も同じ_と言うよりそれ以上か、何時もの取り繕った様な表情とは一変.完全に緩んだ笑みを浮かべる様子に思わず胸が高鳴るのを感じ。また先程の様に調子を崩されては不都合と思った為か.気持ち悪いなど心にもない言葉を投げかけては一度じとりとした視線を向け。_其れでも本心から湧く言葉に嘘はつけないのか、一気に距離を縮め相手の耳元へと口寄せれば[嘘、。可愛い、]、囁いた後ゆっくりと身を離し.満足気ににんまりと笑みを浮かべ、)

  • No.232 by 瀬名泉  2015-12-13 21:03:47 

ッ、…くまくんのそういうとこ、ほんっと嫌ぁい。
(相手に対して自分が先手を打てている自覚がない以上時折行使される相手の意地悪の理由が分かっておらず、だからこそそれを完全に相手の性質だからだと認識していて、漸く手を繋ぐことが出来たと思っていた最中ふと気が緩んでいた瞬間に放たれた"気持ち悪い"の一言に思わず表情が固まり。じとりとした相手の視線も口にされた言葉もまるで遊木の嫌悪の念を彷彿とさせるもの、弟として執着する彼にそんな視線を浴びせられるのはまだ過去の自分の行いも相まって諦めがつく問題なのだが好き慕う相手に同じ視線を向けられて平然としていられるほど強靭な精神など持ち合わせていなくて。きりきりと締め付けられるような胸の痛みと共に弁解でも謝罪でも、何か話さなければと息を漏らした時一気に耳元に唇を寄せた相手に過敏なほど肩を震わせながら僅かに身を縮めるも口にされた言葉は先程とは真逆のもので。完全に相手に振り回され一瞬ぽかんと呆けた表情を浮かべた後、じわじわと傷心を堪えるようなしかめっ面に変わっていくと握った相手の手の甲に爪が食い込んでしまうほどきつく手を握りしめながら呻くような低い声で言葉を漏らして。)

  • No.233 by 朔間凛月  2015-12-15 00:07:54 


んー…嫌い?何…でっ痛い痛い痛い…!、あ、やまるから…、…!
( 一瞬ばかり見せた相手の固まった表情や言動から先程の相手の性質の推測に確信を持てば、今後の先手打ちの悪戯もどう変えていこうか等己なりに配慮の意思を巡らせていれば突如手の甲辺りから鋭い痛みが走り。しかめっ面に呻き声、流石に此方がやり過ぎた真似をしたのかと反省の色を見せる間も無くきりきりと痛みが伝われば流石の己も声を上げざるを得ず。痛みを訴えるかの様に爪を立てる相手の手の甲をぺちぺちと叩くと同時に昼間っからのこの気持ちの上がり方には負担が有るのか、何処か懇願する様に大人しく謝罪の言葉を述べれば相手を最も簡単に落とせる最終手段を行使し。_最終手段と言っても唯の甘えっ面を見せるだけのものなのだが、昨晩同じ布団へと誘いこむ事に成功した事例がある為に自信は有り。痛みに潤んだ瞳を揺らしつつそんな余裕など無いのだが無理に空いた片手で相手の服袖をくいと引っ張ってはこてんと首を傾げてみせ、)
…セっちゃ、…痛ぁい、。

  • No.234 by 瀬名泉  2015-12-15 00:42:07 

…もういいよ、行こ。あんまり遅くなるとまぁたくまくん泊めなきゃいけなくなっちゃいそうだしぃ?
(相手にとっての自分は、自分にとっての相手と同じ認識でいるのだろうか。好きとはいってもそこに込められる意味は様々で、重く苦しい自分の恋心と違い相手の言う好きはもしかしたら本当にその場だけのすぐに飽きてしまうようなものなのではないか。一度煽られた不安はじわじわと胸の中に広がっていき鋭い痛みと共に喉までせり上がってくるような苦しさを訴えてきて、唇を噛み締めたまま僅かに視線を落としていればそんな最中に相手の悲鳴が耳に届き。可愛らしく自分に謝り解放を求める相手、いつもならきゅんと胸にくる様な光景なのに沈んだ想いの中には到底響いて来ず、ただ相手の訴えだけは聞く気になったのかするりとそのまま相手の掌を離すと先程まで握っていた手をひらりと翳しながら相手に背を向けて。急がなければ、なんて尤もらしい理由を口にすることでこの子供のように拗ねる自らの醜い部分を隠すと先程よりやや速めた歩みで先を急ぎ。)

  • No.235 by 朔間凛月  2015-12-15 01:33:57 


…、?…ッ、__待って!
( 何時もの彼ならきっとまた直ぐに表情緩め妥協してくれるはず、暫し見せた相手の苦し紛れな表情も気になりはするもコレで如何にか変えられると確信は持っていて。_だが返って来たのは惚気た声でも言葉でも無く。加えて痛みとはまた別の刺激.相手の体温を感じなくなった手先から暫く時が止まった様に全身が強張ってしまい、行き過ぎた揶揄いは後に自分も相手も傷つける事等何度か経験をしているにも関わらず脳内は学習をしない様で。相手の考えている事がちっとも分からない_疑問符を頭に浮かべていればいつの間にか足を進められていて。手を引かれていない為に相手との距離が開いていくと、やはり如何しても避けられない恐怖が込み上げてきてしまい。目の前を行く相手の背中が歪む中、まるで自分の声とは思えない程強く相手を引き貯める為に言葉を発せば苦し足取りに追い掛け、外だというのも何も気にせずその背を背後から抱き締めれば自分らしくもなく細々と言葉を紡ぎ。)
__ごめ、…ん。ごめん…ッ不安にさせた、また。俺またセっちん不安にさせたでしょ、…ねえ。

  • No.236 by 瀬名泉  2015-12-15 02:19:44 

…別に、くまくんが心配することじゃないでしょお。くまくんが一人になりたくないなら"つなぎ"でも何でも傍に居てあげるし、俺はくまくんが居てくれるならその間は勝手に楽しんでるから。
(相手の好きはきっと一人になりたくないから、過去の辛い思い出から匿ってくれるような相手が欲しいから発せられるもので、言葉では違うと言っていても衣更に向けていた執着と自分に向けた好きには恐らく大した差などないのだろう。もしかしたらユニットで一番傍にいたからそう錯覚しているだけで、仮に他のメンバーが自分の位置にいたらその相手と付き合っていたのではないだろうか。相手の性質と不安を理解し、自分の中に好かれる要素を見いだせないがために陥っていく暗い想像は留まることを知らず、折角のデートだったはずなのに気が付けばこんなにも仄暗い想いでいっぱいになってしまった自分自身に嫌悪の感情を抱いて。そうやって自分に抱き付く背後の相手をまた不安にさせてしまったこともまた自分の落ち度であり、愛しい相手に不安を抱かせてしまったことにより何かを吹っ切ったように息を深く吐くと回された相手の腕をそっと解いて。仄暗い想像から出た結論、いずれは離れていくであろう相手に深く執心することの無意味さを自分の中で確立させれば遊木の時のような、同じ轍を踏んでしまわないようにという無意識の自己防衛からか諦めにも似た色を瞳に宿したまま相手に向き直ると薄く作った笑みを浮かべながら言葉を続けて。)
…心配とか、気遣いとか…くまくんそういう面倒なの苦手でしょ?…そんな余計なもので一緒に居られる時間が短くなるくらいなら、そんなもの要らない。なるべく長く…くまくんが飽きるまで一緒に居てくれれば、それでいいよ。

  • No.237 by 朔間凛月  2015-12-15 23:25:20 


__ッ、何…言ってるの。それだと俺が単なるお遊びで付き合ってるって言われてる様なもんじゃん…?、_飽きるまで、…とか何でそうなるんだよ。信用されないのは…俺が悪いかも知れないけどさぁ。それでも不安なら不安って言えば良いじゃん!
( 己の抱くこの不安は側から見れば一人を恐怖と変換してしまう、そんな性質として受け止められてしまっているのだろうか。実際一人はとても恐ろしく恐怖を抱く物、だがそれ以上に相手の見えない心情は恐ろしさを引き立てるものであり、抵抗する間も無く腕を離されれば鈍い音が頭に響き。苦しさを隠すのが上手い相手の得意技.貼り付けたような笑み等直視する事が出来ずに居れば視線を一度地面へと落とし。きっと相手はこのデートと言う形を守りたいのだろう、心優しい相手なりの己の気持ちを汲み取り如何にか進行しようとする態度でさえ今は不安を湧き上がさせる要素となってしまい、それに加え流れる様に浴びせられる言い分が一つ一つがナイフの様に突き刺されば次の瞬間有ろう事か相手の胸ぐらを掴んでおり。これだけはしたくなかった、ただ汚い己の我が儘で醜い欲望感情で壊れていく様な姿だけは見せたくなかった、そんな後悔すら跳ね除けるように赤黒い瞳で相手の何処か儚げな水色の瞳を覗き込めば噛み付くように己の不安をぶつけていってしまい、)
__俺はあんたの気持ちが分からないのが一番不安だよ。心配とか気遣いが面倒、って言うけど…そう、だけど。例外が居たって可笑しくない位思えないの。…言って、不安な事今ここで言え…!

  • No.238 by 瀬名泉  2015-12-15 23:57:58 

…だって、くまくん飽き性な方でしょ。干渉されるのも、面倒くさいのも嫌いでしょ。…不安とか、そういう面倒臭いものの中でも一番厄介なものでしょ。くまくんに嫌われるかもしれないもの、何でわざわざ出さなきゃいけないのさ。
(相手は穏やかと言えば聞こえはいいが言ってしまえば極力荒々しい行動を始めとしたエネルギーの浪費を好まないタイプだと勝手に思っていたからこそ、胸倉を掴むなどという方法で自分を引き留めたことが非常に意外で思わず固まってしまい。ぶつけられる言葉は自分の不安を指摘しているはずなのにどこか相手の不安まで感じ取れるような悲痛な声を聞きながら、心から感情が抜け落ちてしまったかのような呆けた表情で語り出し。好きな相手のことはいくら金をつぎ込もうが目の届くようにして自分の手の中に置いておきたい、遊木にさえ金で雇った監視を付けている自分だからこそ相手のことは隅から隅まで知っているつもりで、面倒事を嫌う相手が彼の言う"例外"であるはずがないと心の底から信じ切ってしまっているのか相手のように不安に心を震わす事もなく淡々と当然のことのように告げ。胸倉を掴む相手の手をそっと包むように片手を添えながら相手の深い血色の瞳を見つめ返せば僅かに口角を上げ、薄い笑みを浮かべたまま静かに言葉を続けるとそっと瞳を伏せて。)
…俺はお兄ちゃんだから、平気なの。大好きな子には世話を焼いて、不安な時はずっと一緒に居てあげて、悪いものから守ってあげられる。けど、くまくんは違うでしょ?くまくんは、あの優しくて綺麗で、他人のために馬鹿みたいに一生懸命尽くすゆうくんですら耐えきれなかった俺の"重さ"を支えられるほど強くない。――…俺はくまくんの言う"例外"だったとしても、くまくんはそうじゃないんだよ。

  • No.239 by 朔間凛月  2015-12-16 00:44:30 


__何であんた何かに決め付けらんなきゃならない訳。何が嫌われるかもしれないの、何が平気なの、…何__ッ!、比較されるまで信用されて無いんだね、…何も行動起こして無い癖に、唯逃げてるだけの癖に、…この根性無し、
( 微かに肌へと伝わっていた周りの空気もすっかり冷え切ってきた物、そんな気温とは裏腹に己自身も感じた事のない熱さが身体を駆け巡れば.普段の自分とは想像もつかない程感情的になっているのが身に染みて良く分かり。こんなにまで狂い掛けた己の姿を見ても尚、己の不安一切見せないどころか.まるで普段とは真逆の様に冷めた表情で淡々と話しを仕出す相手を見れば、感情的となっている今だからか自分へと向けられた嫌悪に似た念さえふつふつと湧いて来てしまい。更に先程述べた"例外"、その言葉を丸切りに否定された瞬間、反射的に添えられた手を振り払い気付けば相手の頬へと平手打ちをかましており。_相手が不安感情を見せないのなら、そんな単なる理由では無いにしろ相手に肉体的な傷を負わせた上に自嘲的な笑みを浮かべればもう狂い掛けていた心も抑える物が無くなってしまい。_嫌われた、そんな言葉が脳内を占めれば最低な行為を行使した本人にも関わらず歪んだ笑みのまま涙で顔を汚し、)
_その顔だって無理して作ってるんじゃないの?、そこまでして醜く取り繕うとすんだったら、こうして自分の欲ぶち撒けた方がよっぽど利口に見えるんだけど。__ッ…馬鹿みたい。あんたの"重さ"より、よっぽど汚いじゃん__俺、

  • No.240 by 瀬名泉  2015-12-16 01:39:54 

ッ、…――根性なしでいいよ。嫌な所ぶちまけて、逃げられて、嫌われて…ただ、想うことさえ嫌がられるようになるなら、一生知られたくない。弟として好きだったゆうくんに嫌われた時だって、辛くて苦しくて、どうにもならなかったのに…くまくんに、っ初めて心の底から好きになった人にまで、拒絶されたら…ッも、笑える自信ない、よ…っ!
(最後に顔をぶたれたことなんていつだっただろうか、むしろ幼い頃からモデルとして顔を商売道具にしてきた分もしかすると初めての行為だったかもしれない。じんじんと熱を持った様な痛みを訴える頬にすっかり冷たくなった自分の指先を這わせながら目の前で涙する相手を見つめていればとうとう隠し通してきた不安が緩やかに決壊していき。一度慕ってきてくれた遊木に拒絶されてから、好かれる顔だということに自信を持つ反面自らの内面性に酷くコンプレックスを抱くようになってしまった己、嫌われて拒絶されるくらいなら手の内など見せず、いつしか"お兄ちゃん"として常に相手を自分が囲った檻の中で可愛がるような接し方しか出来なくなってしまっていて。今まではそうして一年生の葵ゆうたとも上手くやれていたのに、それが通用しないどころか相手の怒りを煽るものとなってしまったことが自分の中にあった不安を一気に膨らませて、薄く浮かべていた笑顔の仮面すら徐々に悲痛な色を滲ませていく中ぽつぽつと震える声で言葉を漏らすと頬に添えていた指先で自分の口角を笑うために押し上げて。アイスブルーの瞳に張った涙の膜も無理矢理押し上げた笑顔で誤魔化したまま相手を見つめると爪を立てながら自らの胸板に手を当てて。)
――俺は、億の価値がある綺麗な顔で、笑顔さえ浮かべればどんな奴でも惚れ込むくらい、精巧なお人形。それには自信あるよ、けど…いくら万人が俺を綺麗だって言ってくれたって、俺の中身を好きだって言ってくれた人なんか居やしない。くまくんだって、俺が甘えた時呆れてたじゃん。…そんな態度とられて、何で不安を打ち明けられるって思う訳…ッ?

  • No.241 by 朔間凛月  2015-12-17 22:21:56 


それは…ッ、それは…だって…、セっちゃん、俺がちょっと不機嫌で拒絶しただけで傷付いてたじゃん。"お兄ちゃん"に裏切られたのだって、俺が、俺自身が自分の知らない内に相手を傷付ける様な事しちゃってたからかも知れないんだよ…ッ?そんな…バケモノなのに、甘えられたりしたら何でもして良い、何でも曝け出していいんだって…勘違いする、じゃん…!俺絶対酷い事するよ?自分が制御出来なくなったら、何するか分からないんだよ?
( 人に害を与える存在、己を吸血鬼等称するのは自分自身を戒めた言い回しだったのかも知れない。赤く広がった殴り跡に指を這わす姿、恐れを抱いているとも捉えてしまう無理な歪な表情を浮かべる姿、そのどれもが今己に向かい向けられているのだと脳内に声が響けば.よろりと一歩後退りをし。熱を帯びた手の平と相手の顔を交互に比べて見れば今自分が何をしたのか、それに対する恐怖で口元が震えてしまい。折角と相手の不安が徐々に吐き出されて居るのにも関わらずロクに受け止める事すら出来なくなってしまえば醜い姿を完全に曝け出していき。その語り途中で出てくる"兄"の存在も'バケモノ"と称する自重言葉も全て自分へと降りかかる槍の様に感じれば、まるで体力を削がれた姿で力無く感情の収まりかけた暗い瞳で相手を見据え。_今更何を言えばいいのだろう、すっからかんに抜けた脳内では上手く思考など纏まらないのか、唯只管許されるはずもない謝罪の言葉を吐けばそのまま覚束ない足取りで後退し、)
__でも、もう…手遅れかな。…俺、もう弁解とか誤魔化しとか上手い事出来ないから。…ごめん、無理強いさせて…ごめん、__ごめん…ッ、

  • No.242 by 瀬名泉  2015-12-18 00:06:56 

――…俺も大概だろうけど、くまくんも随分な怖がりだね。ねえくまくん、俺の話ちゃんと聞いて。…こんな情けないこと、二度と言わないから…ちゃんと、一回で覚えてよね。
(自分は拒絶されることに怯えて、相手は曝け出すことに怯えて、お互いの過去がその由縁となってしまっていることは十分に理解でき。しかしそれを理解すればするほど感じる互いの噛みあうはずの部分がずれているような感覚に小さく溜息をつくと自身の瞳に薄く溜まり始めていた涙を指先で拭って、後退する相手に歩み寄り。逃がさないとばかりに相手の両頬に手を当て涙に濡れる表情ごと包み込んでやると少しだけ呆れたような、自嘲の混じったような声で小さく呟き。決心をつけるように息を吐き、それから相手と自分の額をそっとくっつけるとそのまま目を伏せて。お互い相手を想い合うからこそ生まれる心のずれと不安、それを解消させる方法があるとすれば昨晩想いを伝え合った時の様な、何方かが一歩踏み出すことしかなくて。昨晩の相手は同性というマイノリティーさえ飲み込んで自分に想いを伝えてくれた、だとしたら今相手の不安を取り除くために自分が出来ることは相手のように自らも一歩不安な心の殻を破ることで。まだ少しだけ怖くて震える声も、相手の反応が怖くて上げることの出来ない視線もスマートな対応とは言い難いけれど、それでも意を決して唇を開くと囁くような酷く細い声ながら自分の想いを素直に漏らし始めて。)
…俺、くまくんにだったら酷いことされてもいいよ。どんなことされたって、くまくんにしてもらえるなら何だって嬉しいよ。避けられて、嫌われて…拒絶されるより、その方がずっといい。だから…甘え、させてよ。大好きなんだもん、甘えたいしお返しがもらえるならどんなに酷いことだって、くまくんにしてもらえるなら全部受け入れたいよ。だから…どれだけ酷いことしたっていいから、最後はちゃんと受け入れて。拒絶だけで終わらせないで、ちゃんと愛されてるって思わせて。

  • No.243 by 朔間凛月  2015-12-19 23:18:28 


( ああああっ::背後様!お返事かなり遅くて申し訳ありません...っ!:本題クリスマスはぼっちなくせ年末前の忙しさで中々お返事出来ず..言い訳がましいですね::
日々妄想でお返事内容は万全なのですがいざ手をつけると寝落ちがっ::勝手ながらのかなりのスローペースになりそうですが、もう暫くお待ち頂けると幸いです..!)

  • No.244 by 朔間凛月  2015-12-20 19:26:18 


ッ___そ、れが…それがセっちゃんの望みなの?、壊されて…ボロボロになってまで俺と一緒に居たいの…?そんなの…馬鹿、だよ。そんな訳無い。人は皆…傷付くの何て嫌___な、のに…ッ!
( もう修復なんて許されない、過去に感じた残酷で冷たい感情が己を支配していけば逃げ場を探す様に足取りを悪くし。そんな時、ふと捕らえられたのは両頬.包み込まれる相手の手は不安に冷たく、勿論こんな己を見て自分の気持ちを今更曝け出すなど.とてもでは無いが勇気がいる事で有るのは己が一番良く理解出来ていて。合わせられる額と相手の発せられる震えたか細い声に耳を傾けざるを得なくなれば、そっと相手の不安を受け止めて行き。相手にとっての"拒絶"、何よりも恐ろしく感じてしまうその行為を包み隠さず吐き出す相手の様子は少なくとも今の己には痛い程心に響き渡り。思わず不安な心に声を荒げるもみっともない姿、これ以上醜い姿を見せても今の相手ならきっと受け止めてくれるのだろう.相手の言葉にはそう感じさせてくれるものがあり。愛すだけで良い、それが己にとってはどんなに楽で申し訳ない程簡単な事か、徐々に冷たかった身体に暖かさが灯れば未だ震えた手先で相手を抱きしめ。まだ歪んだ思考の中の暖かさに歓喜にを覚えれば己らしくも無くくしゃりと歪んだ顔で涙を流し。それと同時に取り戻す己の自我、本来ならばこうかけていただろう台詞を伝えては思いに相手の後頭部をあやす様に撫で、)
…愛されてるって確かめさせて、…なんて、_そんな簡単な事、幾らでもしたげるよ。_俺、セっちゃん大好きだもん。大好き、だから…、ありがとう。__本当は怖かったんでしょ?、自分の殻破って思い伝える_とかセっちゃんには向いてないし。怖かったねぇ、

  • No.245 by 瀬名泉  2015-12-21 14:08:57 

ッ、ん…っ!怖、かった…ッこんなこと言ったら、嫌われるんじゃないかって、ぇ…っ!
(相手の不安を取り除くため自分がとった行動、自らが選んでそうしたことではあるもののやはり根底にある恐怖は拭えず相手の反応に強い怯えの色を映すように伏せた睫毛を震わせて。しかしその行動が相手の中にきちんと届いてくれたのだろう、柔らかな抱擁と共に口にされた言葉に堪えていた涙がぼろりと瞳から零れると擦り寄るような動きで相手の肩に顔を埋め。恋のときめきなどとは違う、極度の緊張から未だにどくどくと高鳴る胸を少しの隙間でも惜しむようにぴったりと相手の身体に密着させ自らも相手の首に腕を回すとあやす様な相手の言葉に小さく頷いて。相手を束縛するような重たい言葉、一度その想いが原因で遊木に疎遠にされるようになった経験から同じことを恋愛感情として強く好いている相手に向けるのは酷く恐ろしいことで、受け入れてもらえたから良かったもののもしものことを考えると今でも怯えの感情は収まらず、あふれる涙に時折肩を跳ねさせ嗚咽を漏らしながららしくもなく相手に縋りつくと抱え込んでいた弱音を涙声で吐き出して。)
くまくん、ッは…こ、こんなに重くても、ちゃんと好きでいてくれるの…ッ?と、途中で嫌になって逃げたり、っとか…嫌われたり、したら…俺ッほんとに死んじゃうかもしれない、よ…っ?

(/先日はわざわざご報告ありがとうございました。此方も年末年始はやや予定が詰まっておりましてお返事が遅れることが度々あるかと思います;;その際はどうかご了承くださいませ!)

  • No.246 by 朔間凛月  2015-12-21 23:35:51 


…、素直素直。_何度も、何度も言うけど…ッ、俺はセっちゃんが好き、なんだよ…?どんなに重くたって、…好き、なんだから。自身持ってよ。…そもそも、…ッあんなに傷付けたのに、さ…まだ好いてくれる。こんな俺に的確な人が何処に居るっていうのさ、
( 本当に怖かった。己の心底の気持ちをぶつけるなど、知らず間に相手を傷付けてしまう行為を取ってしまうなど.どんなに恐ろしかったか。相手の背へと回した手の震えを誤魔化す様に擦り寄る相手に身を押し付け、伝わる細やかな相手の心音を聞いていれば自然と此方が宥めてやらなければとも思う程心に余裕が生まれていき。_相手も大概では無かったのだろう、一歩踏み出す勇気の重さを受け止めれば宣言通り甘えに身を任す相手に甘やかな言葉を返していき。相手の弱い姿、醜い姿等こうして関係が成立する前に何度か目の当たりにしていたも、今回はまた別格の不安を抱えて吐き出した為か一層弱くも見えて。そんな彼を今受け止めてやれるのは己しか居ない_微かな優越感に交え幸福感すら感じてくれば人目気にせず腕を後頭部へと回し強く抱き締め。気付けばあんなに晴れやかだった空も忌々しく感じた日の光も殆ど落ちていて、ふとその事を勘付けばあくまでさりげなく周りの状況を伝え、)
__本当に後悔して無いんだね。…っ、ふふ。結局不恰好じゃん、誰かに見られてたら如何するの。

  • No.247 by 朔間凛月  2015-12-21 23:38:38 



( / おとと、抜けていました..:: いえいえ..!やはり何方もお忙しいのですね。勿論把握させて頂きます!今年も残り日数少ないですが、これからも宜しくお願い致します* )

  • No.248 by 瀬名泉  2015-12-22 17:36:35 

――ッ、それは、だめ…。俺はゆうくんのことで散々男色だの言われてるけど、くまくんは違うし…。
(強く抱きしめられれば比例するように徐々に楽になっていく胸の痛みにほう、と小さく安らいだような吐息を漏らすと相手の肩に頬をくっつけたままぼんやりと視線を放って。日が落ちたことで街頭の明かりがぼんやりと辺りを照らし始め、人気がない道とはいえ見通しが大分悪くなりだしたことでもぞもぞと小さく身じろぐと相手の言葉もあってかゆっくりと体を離し。名残惜しさからつんとした感覚を訴える鼻先を押さえる様に手を添えながら小さく首を振り、こんな状況を目撃されてしまう可能性に難色を示すとぽつぽつと言葉を零し。遊木に対するストーカー紛いの行動や誘拐監禁などといった過去の行いから男色疑惑なるものが吹き出してしまっているのは確か、そんな土壌が出来上がってしまっている己とは違い相手はあくまでノーマルとして見られているからこそ自分との関係などというスキャンダラスな光景を誰かに見られるわけにはいかないと強く感じていて。未だ赤く充血した瞳からぽろぽろと零れ落ちる涙を拭いながら僅かに距離を取るものの、片手では相手が離れて行ってしまわないようにと服の裾をきつく握りしめたまま高ぶってしまった気持ちを落ち着けようとしていて。)
ッ、はぁ…ごめん、もうちょっと待って…。なんか、ちょっと…ッ涙、全然止まんなく、て…。

  • No.249 by 朔間凛月  2015-12-27 00:51:42 


_いいよ、それこそ我慢とかされても困るし。…この、位なら…別に変には思われないでしょ、
( 遊木との彼是の有る彼なりの気遣いか、周りの目が無いのならそれこそ甘えて来ただろう状況でも.今はいつ誰の目にとまるかも分からない野外である為にそっと身を離され。感情の起伏がそう激しくは無い己で有るにしても今回の様な恋絡み、ましてや己の今まで抱えてきた恐怖を吐き出すなどと言った大それた事をした後では感情の高ぶりも未だ多少に残ってはいる訳で。無論性格上相手はそれ以上の高ぶりを覚えていたのか、謝りを入れながらも涙を零すその姿に如何にかして抑えてやろうと思う気持ちが勝り。そっと相手の頭部へと手を伸ばせばその柔らかな髪をぽんぽんと軽く叩くように撫で。これでも周りからして見れば奇怪にも見えてしまうかもしれない、だが己の心情からすればそんな事など些細な事と思えてしまい。_ひとしきり相手が落ち着き始めただろう思えば手を離し、気持ちを切り替えるかのように日の沈みかけた空を見上げれば.今更ながら現状況に誤りを入れ、)
__本当、ごめんね。顔だって殴っちゃったし…俺割とセっちゃんの顔大好きだから、…自己嫌悪、してるんだけど。

  • No.250 by 瀬名泉  2015-12-28 23:23:31 

…ふふ、くまくんじゃなきゃ賠償問題にしてたかもねぇ?まあ、くまくん相手でも責任はちゃんと取ってもらうけど。
(確かに頭を撫でている程度では恋人同士などと書き立てる方がおかしいと思えるほど淡い触れ合いと思えるが、それにしたって聊か仲が良すぎるような違和感の残るものでもあり。しかしそんなぎりぎりのところを突いてでも自分を慰めようとしてくれたその気遣いが一番嬉しくて、その微笑ましい様子に思わず小さく笑みを零せば次第に涙も収まっていき。深く息をつきながらいまだに僅かな痛みをひりひりと訴えてくる頬に何気なく手を添えていれば相手もその傷を気にしていたのだろう、顔には自信を持っているモデルとしては勿論、瀬名泉という個人としても相手の謝罪の端々に含まれていた賛辞は嬉しいもので思わず緩みそうになる表情をどうにか取り繕えば相手に一歩近づいて。つん、と悪戯紛いに相手の頬を突いてから大丈夫だと伝える様ににっと笑みを浮かべて見せれば冗談っぽく言葉を続ければ一瞬だけ相手の耳元に唇を寄せて。相手以外には到底聞こえない様な小さな囁きを落としてからすぐに離れると、相手を誘い出すように意味深な目配せをしてから先を歩み始めて。)
――今夜は責任とって、買い物終わったらくまくんち泊めて。勿論拒否権なんてないんだからねぇ?

  • No.251 by 朔間凛月  2016-01-01 00:59:04 


___っ、ふふ。…大胆だねぇ、セっちゃん?でも、よりにもよって兄者の居る日に泊まりに来るとか…タチ悪いよ。声とか抑えて貰わなきゃだし、…なぁんて。いーいよ、泊まりにおいで。
( 手の感触からも分かる整えられた髪質、それに伴う様にまた整った綺麗な顔、どれもが己の好みで有ろうなかろう引き寄せられるものは大いに有り。それ故に傷をつけてしまった事を深くこそ反省はしていたものの.相手の提案紛いな誘い文句など予想はしていなく。耳元へと吐かれる微かな吐息と甘い囁きが多少擽ったくも感じれば小さく首をすくめるも、此方からしてみれば上手い誘いで有るのか思わず緩む口角も隠さずに.にたにたと笑みを浮かべ。_拒否権など無い。その言葉に彼らしさを感じた為かくすりと笑みを零すも、本日家に居るのは忌々しく思う兄の存在。それを思い出せば苦味を含んだ表情をふと見せるも相手が居ればそんな尖った気持ちも和らぐのだろう、小さな溜息と共に揶揄い言葉を続けては先導する相手の隣を歩き。_それにしても帰るにはまだ早い、先程相手が口にした買い物を優先させる言葉をかけ、)
_ねぇ、それで何処に連れてってくれるの?俺良く分かんないからさぁ…セっちゃんに任せるよー


( / あああッ新年ですね、!だいぶお久しぶりでございます..!明日からは通常通りお返事出来るかと思います..!それは兎も角、貴方様にお会いできたのも幸運*これからも我が儘凛月共々冴えない背後も宜しくお願い致します..! )

  • No.252 by 瀬名泉  2016-01-04 17:43:40 

…声抑えなきゃいけないくらい良くしてくれるなら、啼かされてあげてもいいけどぉ?
(相手が口にした言葉は恐らく単なる揶揄いの意しか込められていない軽いものだったのだろうが、たまにはそれに反撃をと照れてしまいそうになる自身の感情を抑え嘲るような笑みを浮かべながら振り返ると、そっと自らの唇に人差し指を当てながら艶を含んだ意味深な言葉を続けて。あまり長く相手の方を向いて気持ちを抑えていられる自信もなかったためすぐに向き直ってしまったが相手も反撃を予測していないはず、それなりに報いることが出来ただろうとひとり満足したような溜息を漏らしてから漸く細い路地から街頭や店舗の照明できらきらと輝きを纏っているように見える大通りへと出ると少し辺りを見渡してからさりげない身振りで伊達と思しき黒ぶちの眼鏡を掛けて。此処からは一目にもつくだろうことを相手にも知らせる様に鞄に予め用意していたのだろうマスクを相手に手渡し、それから傍の店をそっと指さすとこれから買い物に回る順路を軽く説明して。)
…まずはあそこね。まだ人が多いのがちょっと気になるけど、俺が普段買ってるところだから気利かせてくれるはず。後は隣と…向かいの店なんかもいいかも。アクセサリーはどうせくまくん面倒臭がるだろうから控えめにして…――。

(/此方こそ大分遅れてしまい申し訳ありません;;改めまして、明けましておめでとうございます!
一月中は当方リアルの方でやや予定が詰まっています故お返事が遅れ気味になってしまうと思いますが、どうかご勘弁下さいませ…(泣)
お相手させて頂き始めてはや三ヶ月、すぐに廃れていってしまうトピが多い中長くお相手させて頂けて本当にうれしいです^^これからもどうぞよろしくお願いいたします!)

  • No.253 by 朔間凛月  2016-01-08 23:18:55 


そりゃ勿…論、___っ、!?…あー…本ッ当無理…今直ぐ帰りたい所だけど…我慢、我慢。_その言葉覚えてなよ。
( この後の予定を聞くに混ぜた揶揄いの言葉、また何時もの様に頬を染めては羞恥に尖った反論をしてくると踏んでいたのだろう、相手の反撃には当然構えなどしては居なく。何時もなら此方が仕掛ける艶かしい色声や仕草を完全にモノにしているかの様な相手の言動に思わず頬に熱が込み上げるのを感じ。同時にやはり健全男子、口では老人と称する己であれクるのもはクるのだろう.先程曝け出した醜い欲望に任せた感情とはまた別な強い欲に呑まれそうになるも、此処は一つ抑える様に己の胸辺りの服をぎゅっと掴み耐えつつどこか興奮染みた様ににたりと笑みを浮かべれば脅し文句の様に最後言葉を付け加え。_そんな此方の葛藤もまるで御構い無し、人目のつく街路へと到着すれば仮にもアイドル.手渡されたマスクを重怠げな仕草で装着し。回るので有ろう店の話をされても正直此方としては特に興味もある訳では無く、こくこくと適当に相槌を打ってやれば半ば強引に相手の説明を中断させ、)
__あー…、はいはい。…はい、じゃあそこ行こ?あんまり長々説明してたら寝ちゃうかも知れないしねぇ…、…で、何処から行くんだっけ、


( / あわあああ::言っていた側から...ッ!此方までお返事遅く申し訳ありませんん::
無論了解です...!リアルは優先して頂きたいので::凛月共々大人しくお待ちさせて頂きますッ::*
な、何と…三ヶ月も経つのですね..!時間の流れとはまた早いもの..( いえいえそんな..!実を言うとこんなにも長くお付き合いさせて頂いた方は初めても近いので、私も大変嬉しく思います* 此方こそ!是非とも今後末長くお付き合いお願い致します..! )


  • No.254 by 瀬名泉  2016-01-09 19:25:58 

もう、興味ないのは最初から分かってたけどさぁ…もうちょっとちゃんとしてよね、迷子になったって探してやらないよ?
(相手への挑発はどうやら成功したらしい、自分の言葉に堪えるような声を漏らしながら顔を赤らめる相手に内心ほくそ笑みながらも表面上はあくまで何も感じていない風な、すました表情を保っていて。早速店を回るというのに案の定気のない言葉を返してくる相手に半ば呆れたような声色ではありながらもその姿さえどこか微笑ましくて口元を緩めながら言葉を返すとそっと眼鏡のブリッジを押し上げて。相手に向けた言葉こそやや冷たいものだが、その言葉の通り相手をほったらかしにするなど普段からお兄ちゃんぶりたかる性分を覗かせる己に出来るはずもなく、相手の手を掴み自分のコートの裾を掴ませるように促すと視線を目的の店へと戻し。「…くまくんから握ってるくらいなら、仮にファンに見られたっていつもの感じだって見逃されるでしょ。どこ行くか分かんないなら、せめて掴まっててよねぇ。」元々相手はユニットの中でも甘えが許されるようなポジション、だからこそ空いてからならファンに見られたところで可笑しな勘繰りもされないだろうと踏んでか小声でその旨を囁いてやると、相手がきちんとついてきているか窺いながら緩やかに歩みを進めて。)

  • No.255 by 朔間凛月  2016-01-09 22:36:32 


迷子に何かさせられない癖にぃー、…っ、?とと。…まぁ、そうだけどさ…なぁんか、癪。しゃーくー…、あ、
( 己が興味の無い事など百も承知なのだろう、表情こそ柔らかなものでは有るも諦めた様な呆れた様な態度で言葉を返す相手にそれこそ面倒と言った風に頷き。迷子、など一体相手は自分を何だと思っているのか、仮に逸れたとしても流石にこの年で迷子になったからと喚き散らす事は無いものの.やはり面倒事が増えるのは嫌なのか一瞬態度を改めようとも思うも相手が相手、性分上己を置いていく等できないはず。そう根拠も無い自信だけの確信をつけば余裕綽々と言わんばかりに言葉を返し、_とそんな余裕も砕かれる様に掴まれる手首、そのまま裾へと誘導させられれば何事と相手の方を向き。同時に先程の行動の意図を汲み取れれば不覚にも.それこそ恋に踊る少女の様にドキリと心臓が揺らげば何時もの調子が掴めずに動揺からか多少視線を泳がせ。_こんなはずでは無い、先程から何なのか完全に何時もと真逆。ペースを掴まれっぱなしのこの状況にか.それとも不覚にもときめいてしまった己にか不満すら思えば多少大きめの声で駄々に似た感情を出してしまい。それが丁度近場を通る女子高生で有ろう数人の女性集団の目を引いてしまったのか、何処か興奮した様にひそひそと会話を始めるその様子に直感的に嫌な勘が過ぎり。掴んでいた相手の裾をそのままぐいぐいと引っ張ればギリギリと聞こえるまで距離を詰め、事の現状を伝えては言葉では危機を伝えているにも関わらず何処か楽しげな声色で、)
__ねぇ、セっちゃん。…セーっちゃん、…ちょっとやらかしちゃった。早く行かないと捕まっちゃうし、急いだ方が良いと思うんだけど、

  • No.256 by 瀬名泉  2016-01-11 17:50:15 

…くまくんさぁ、一体何年アイドルやってる訳ぇ?危機感とかさぁ…ほんっと、どこまでぼけぼけなんだか。…しょうがないからちょっと走るよ、くまくんのせいなんだから文句言わないでよねぇ?
(意図的に相手への反撃を試みたせいかやや強く反発を見せる相手に何だか先手を取れた実感を感じひそかに笑みを浮かべていて。しかしそんなひと時も束の間、あいての反発が予想以上に周りに目立ってしまっていたのだろう、自分も得意げになっていたせいで気付くことの出来なかった周りの反応を相手に知らされ不機嫌を粟原にするように眉を寄せると深く重たいため息をあからさまにつきながらぐちぐちと相手に文句をぶつけてしまい。とはいえ相手の反応を誘発させた自分にも責任はあると感じているからかよく口にする根に持った様な粘着質な文句までは口にせず、相手が言葉で指した対象だろうやや浮足立った様子の女子高生の集団に目を向け。モデルやアイドルとしての笑顔、時には"王子様"などと称される綺麗に取り繕った笑みで其方にそっと手を振ってから不意にどこか悪戯っぽく片目を閉じ、プライベートだということを知らせる様に唇の前で人差し指を添えてからいきなり相手の腕をぐっと掴むと、そのまま彼女たちに追われないよう人ごみに紛れる様にして足早にその場を後にし。そのまま少しだけ迂回しつつ目的の店までたどり着くと、少しずれた眼鏡を直しながら丁度接客に出てきた店員に目配せをして。)
――…まあ、ここまで来れば大丈夫でしょ。ああいう子達にはちょっとグレード高くて入りにくいだろうし、ここの店員ならそういうファンは止めてくれるだろうから。

  • No.257 by 朔間凛月  2016-01-11 19:46:58 


ありゃお怒り?ごめんってば、…?…ふふっ、あの子達セっちゃんスマイルにやられてるねぇ、やっるー…う、…ちょ、ま___!
( この状況が同ユニットの後輩である彼で有ればきっと慌てふためいて居ただろう、だが己はこれでも"アイドル"としての経験は重ねてきている方である為か.この多少のスリルも楽しみとさえ思う気持ちが湧いてしまい。だがそんな己反面やはり相手のお咎めはもっともなものであり、流石に悪い気はしていない訳でも無く。本心とこそ感じさせない様な軽い口調で謝罪を添えていればふとまた沸く黄色い悲鳴が耳に入り、大体は予想が着いている為に相手の方を向けば案の定普段通りと言えば普段通り.綺麗に作り上げられた相手の笑みが見え。幾ら作られたものとは言え、やはり綺麗なものは綺麗.誰もが惚れてしまうようなその光景に少しばかりの嫉妬が過るも、共にそんな彼の誰も知ることの無い.本当の表情を見る事が出来る優越感が上を越せば仕方無しに小さく息を吐き。その意図など分からせない様また何時ものように揶揄いの言葉を加えれば同じ様とは言えずともその集団へとまるで[見つかっちゃった]とも言うつい甘やかしたくなる悪戯っ子の様な笑みを向け。最後に一つ仕掛けをとすればそれも丁度良く遮られ、気付けば人混みを掻き分ける為と足が進んでおり。__足が止まった頃には己の意識も朦朧。完全に上がりきった息の合間に相手へと返答をすれば辺りを数度見渡し、多少息が整えば改めて目の前へと立つ店員へと会釈をし、)
_はぁ…っ、は…っちょ、…セっちゃ…っ、速すぎ…!あ、着いたんだ…、ふぅっ…うん。分かった、万全なお店…ね、ありがと、

  • No.258 by 瀬名泉  2016-01-16 23:24:35 

ちょっとお、くまくん体力落ちたんじゃないのぉ?たまには自主的に鍛えたりした方がいいんじゃない?
(彼女たちを撒くために人混みをくぐる様にして走り抜けてきたこともあり此方もやや息が上がっているものの、普段からモデルとしてのプロ意識からかスタイル意地のために自主的なトレーニングを欠かさないこともあり相手程疲労感を露わにはしておらず。上がってしまった息を整える相手を横目にどこか意地の悪さを感じさせる笑みで鼻を鳴らすとからかうような言葉を相手に向けてやり。実際問題日中は睡眠、それ以外もたまにピアノを弾いているくらいで自ら進んで運動などという面倒をしそうにない相手との基礎体力の差はユニットとしては目立たなかったとしても今後のために鍛えておくに越したことはなく、暫し品定めするような目つきで相手の身体を眺めてから「…うん、もうちょっと筋肉付けないとモデルとしてはイマイチかなぁ。」などと呟きを漏らし。そんな中漸く傍に寄ってきた店員に意識を移すと相手の二の腕辺りを掴んだまま引っ張る様にして店の中を進んでいき。丁寧に飾るように並べられた服を眺めながら時折店員と何やら言葉を交わしたり、ようやっと服を選ぶまで漕ぎつけたことで腕こそ引いていても大分意識が相手から服選びに移ったようにそちらに集中しているような様子を見せ。)

  • No.259 by 朔間凛月  2016-01-17 00:25:27 


んー、落ちた.って言うか…自主的にむさ苦しく運動ーとか似合わないじゃん。俺は、静寂な世闇に生きる吸血鬼だからねぇ、…寝てー…好きな事してればー…って、聞いてる?
( 暫しの休憩により漸く上がった息も落ち着いてきたのか、何時もの調子を取り戻すように数回小さく頭を振れば走って来た為に乱れた毛先を手で軽く整え。そんな遅れに身嗜みを整える己とは反面、流石体型維持にも力を入れている為か余裕に息も整いからかいの言葉まで投げ掛けてくる相手に悔しさと共に素直に尊敬の意が込み上げ。それでもそんな尊敬言葉も口にしないのは己の負けず嫌い面か、イマイチ等と称されればまた意味も分からない反論を口にし。_そんな反論すら耳に入っていないのだろう、引かれる手を離されてはワザとでは無いにしろ完全に己から意識が背く相手を邪魔しては悪いと思うと同時に暇を持て余せば、彼へと付く定員とはまた別の.己の傍で作業を進める店員に何言う無しに話しかけてみて、)
、ねぇねぇ、暇だから構って欲しいんだけど。セっちゃ…あー、瀬名くんは良く此処に来たりするの? 、俺はね__

  • No.260 by 瀬名泉  2016-01-22 20:03:05 

…くまくん、何よそ見してんの。ほら服、とりあえずだけどこれ着てみて。はぁやぁくぅ、出遅れた分急いでよねぇ。
(店員と自分のイメージを相談しながら相手に似合う服をと試行錯誤していた最中、傍にこそいるものの自分ではなく他の店員と会話することで暇を紛らわせようとしている様子の相手に嫉妬などと認めたくはないものの確かにもやもやとした何かが胸の中に広がっていき。そもそも彼を放置した自分が悪いのだが、そんなことはお構いなしに相手と店員との会話を途中で遮る様にぐっと相手の腕を引くとその胸に漸く決まったらしい一先ずのコーディネートを押し付けて。そのまま相手の腕を引き試着室まで連れていくとそのまま相手だけ押し込むかと思いきや、押し込むと同時に自らも試着室に押し入っていき。カーテンを閉め切ってから少しだけむっとしたような、どこか不機嫌そうな様子で相手と向きあうとそのまま相手の上着に手を掛け。)
――…くまくんさぁ、ほんと誰にでも甘えるよねぇ。そういうつもりないのかもしれないけど、アイドルなんだし安売りで可愛さ振り撒くのやめてよねぇ?

  • No.261 by 朔間凛月  2016-01-23 23:31:13 


へぇー、そんな感じ何だ。おっもしろー…、い?。あー…セっちゃん、終わった__え、ちょっ…な、何?てか…、此処。二人で入る所じゃないと思うんだけど、
( 幾ら暇の埋め合わせとは言え会話に花が咲いたのは事実、あくまでも己の為にと服を選んでくれている相手の存在などすっかりと気にしなくも成る程楽しげに_として居れば流石に相手の目に付いてしまったのだろう、突如会話を遮られる様手を引かれれば.会話相手へとなってくれた彼女へと断りの為小さく手を振り。だがそんな心の余裕も束の間、何処か不機嫌そうにも見える彼に流されるまま試着室へと連れて行かれれば一言付け加えようとするも直ぐにと遮られてしまい。_気付けば目の前には愚痴を零す相手、上着へとかけられる手。加えて密着度の高い試着室へと二人、目まぐるしく変わる状況に流石の己も動揺は隠せないのか、慌てた様に口を開けば率直な感想を述べ。同時に素っ頓狂な状況に頭の回転が鈍ったのか、周りの目を人一倍気にする彼の思わぬ一面を面白くも思えば.相手の気など知れずに言葉を続け、)
__ねぇ…、セっちゃんが何に対して怒ってんのかイマイチなんだけど。こんなトコで2人ー…とか、大胆じゃない?

  • No.262 by 瀬名泉  2016-01-24 00:16:58 

ッ、話逸らさないで!…俺はお兄ちゃんだし弟分の世話を焼くのが好きだけど、ゆうくんみたいに泉さん泉さんてついて来てくれるのも好きな訳。まあ、今はちょっと違うけど…。だから、なんていうか…ッくまくんも、俺にだけついて来ればいいと思うんだ、け…ど……?
(成り行きで相手と狭い空間にふたりきりになってしまったが、今更改めてそれを指摘されると何だか恥ずかしくなってきてしまいぴしゃりと跳ねのける様に相手の言葉を遮ると手を掛けていた相手の上着を引き寄せることで距離を詰め。そこから始まった前説は相手もよく知るであろう自分の気性についてと現在はやや関係に変化が見られる遊木との懐かしい話、そこから察しろとばかりに言葉を続け相手にも過去自分を慕ってきてくれた彼のように、自分だけを求めてくれればなんて身勝手な願いを口にしかけたところで漸く自身が何を要求しようとしているのか気付いて。これではまるで相手に嫉妬しているみたいで、そんな自分の未熟な心を晒す様な不用意な言動に今更ながら気付くとじわじわと頬に赤みが差していき。実際のところ自分自身では深くまで気付けていないもののいくら顔が好みだからといって過去のモデル時代に世話を焼いていただけの遊木に未だに執着しているところからも窺えるように明らかに執着心は強い方、ただ世話を焼く関係でさえそれだけ強いのだから恋人同士として強い愛情を注ぐ相手には尚更で。強い熱を帯びてしまった頬を相手に着せるために持っていた服で隠すようにすると少しだけ気まずそうにちらりと相手の方を見て。それから小さく息を吐き、道中お互いの気持ちを吐き出し合ったからこそなのかこれまでよりも少しだけ素直な言葉を口にすると相手の反応を窺うように恐る恐るそちらを見つめて。)
――…ファンは、しょうがないけど…オフの時は、あんまり他の奴に構って欲しくない、かも。…正直、あのなずにゃんの後輩…紫乃くん?とも、そうだし…甘えるの、俺だけじゃだめな訳ぇ…?

  • No.263 by 朔間凛月  2016-01-24 22:23:35 


_?、っ…あー…、やっと分かった。_ふふ、回りくどーい。そこは俺だけじゃダメ?じゃなくて"俺だけ見て"、で良いんだけど、_、__何てね、ごめん。無意識だけどさ、ちょっと意地悪だった、かも。…でもあーんな感情とか抑えんの得意なセっちゃんが嫉妬とか素直に嬉しい。きゅんときたしお詫びね、_、
( 恐らく先程の己の態度は相手にとって不快を上乗せするものだったのか、上着共に引かれ距離を縮められれば益々この状況に疑問が浮かぶばかりで。_だがそんな謎も直ぐと解明、赤くと火照る頬に合わせ伝えられたのは何とも可愛らしい"嫉妬"で有り。今迄の彼の行動や遊木へのあれこれを見ていれば執着心の強い様子は勿論理解していた為か、漸く相手の不満な様子と先程暇の埋め合わせとは言え.相手をそっちのけ楽しげに会話をしていた己を照らせば少しばかりの後悔と共に相手がこうも己へと執着をしていた事実につい嬉しさが勝ってしまい。確かに己自身は誰とでも初対面で有ろう気を許しがちな所が有り、思いを寄せる相手から見れば不安や不満が沸くのも当然なのかもしれない、そんな風に自己を見つめ直しては少しばかり謝罪の言葉を述べ。_そんな懺悔感情も最中、やはり目の前へと見える相手の言動は如何しても心に響いてしまったのか、直ぐと己の感情に身を任せる悪い癖と分かっていても行動へと移してしまっていて。言っても額へと唇を落とす程度であるも外で.ましてや試着室など異質な空間を配慮してか、これ以上の事を進めぬ為にと相手の唇へと己の人差し指を当てれば誘導するように視線だけを試着室のカーテンへと向け、)
_はーい、…これ以上求めるの無しだから。この位自分で着替えられるしねぇー…、俺が色々抑えきれてる内に早く外出た方が良いんじゃない?、

  • No.264 by 瀬名泉  2016-01-25 23:57:33 

ッ、…終わったら声掛けて、外で待ってるから。
(自分の抱えていた想いは己でも分かる位あからさまな嫉妬の感情であったものの、少しの成長のお蔭でそれを口に出すまでは出来る様になってもそれを嫉妬だと的確に明言されるとどうしてもまだ抵抗が残ってしまい。先ほどまでよりも頬の赤みを強めながら堪え切れなくなった様に相手に声を返そうと思った矢先、不意に額に感じた柔らかな感触にぽかんと呆けた顔を浮かべるとわなわなと唇を震わせながら思わず一歩後退し。一応仕切りがあるとはいえ店員も沢山控えている店の中、配慮こそ感じられるもののそれでも危ういと感じてしまう行動に不安を感じるよりも、今はそんな危険の伴う行動でも嫉妬の中に落とされてしまえば嬉しさの方がずっと強まってしまい。何か言いたげにぱくぱくと口を開閉させるものの余計な言葉を発してしまわないよう言葉を控えるとぼそりと一言告げるが早く手にしていた残りの服を相手に押しつけ試着室から出て行き。試着室のすぐ横の壁に寄りかかりながら先程相手の唇が触れた額にそっと指先を添えると先程感じた嬉しさがまた込み上げてきてしまい、周りに可笑しく思われないように顔を隠しつつも堪え切れず口角を緩ませると小さく息をつき。)

  • No.265 by 朔間凛月  2016-01-26 22:52:13 


、…__まさか、ねぇ。、くくく…俺調子乗っちゃうよ〜?、
( 路上での言い合い後と思えば大分素直な感情だったのだろう、幾ら此方が無意識とは言え相手の嫉妬心を擽っていたとしても.以前の彼なら到底その感情も伝えようとはしなかったで有ろう。その上.先程までペースを掴まれていた身、反撃とも言える行為で相手を宥められた事も気分を良くするものなのか、人の目の無い事が幸い緩んだ頬を前面に出せば思わず己を吸血鬼_などと象徴するかの様に喉奥で笑みをこぼし。側から見れば大分奇怪に思える程そわそわとした様子で改めて手渡された衣服を見つめれば暫しそれを見つめた後、大人しく着替えを始め。_数分の時間の後、お洒落の事は良く分からずと言った己でもなんとなくと分かる何処かしっくりとくるその身が嬉しいのか、試着室へと備え付けられた全身鏡に姿を映しては満足したのか[_お待たせ〜、ど?似合う?、]等と浮かれた声色でひょこりとカーテンから姿を覗かせ問い、)

  • No.266 by 瀬名泉  2016-01-28 20:38:43 

ッ、…俺が選んであげたんだから似合ってて当たり前でしょお?でも…うん、やっぱりかわいい。
(少しだけ耳障りな音を立てて開いたカーテンから姿を見せた相手に気付き寄りかかっていた壁から体を起こしそちらに向き直ると見立てた通りとはいえやはり本物の相手が身に着けていると違うのか一瞬驚いたように目を開いてからすぐにどこか空気を柔らかくして。普段からすました顔をしている分どことなく鋭ささえ感じる空気感は今はどこにもなく、緩んだ雰囲気は恋人特有の甘さを感じさせるものであり。話の口切りこそ普段の様な自信の強い言葉だったものの次第に自分の選んだ服を纏ってくれている相手にじわじわと湧き上がる想いをぽつりと漏らして。そのままそっと相手に近寄っていき少しだけ服の着方を直してやりながらちらりと視線をそちらにあげると緩みそうな口元をどうにか引き締めながら言葉を続けて。)
…くまくん的にはどう?基本はこういうラフめだけどほっこりかわいい系のやつが似合うと思うんだけど、このニットとかクリームじゃなく赤茶とかも似合うと思うんだよねぇ。

  • No.267 by 朔間凛月  2016-01-28 22:44:37 


かわいい、_ねぇ。何か照れ臭いけど、まぁ…セっちゃんが選んでくれてんだから似合ってるんじゃない?、ふふ、俺の事良く分かってるーって感じ、好き。
( 顔を覗かせた先に見えた相手といえば何時もの凜とした様子で有るも、直ぐとその皮は剥がれたのか此方へと寄るにつれ甘くなる空気を直感だろう感じれば釣られて緩やかに笑みを描き。加えて細やかに服装を整えて貰う中相手としては色々と言いたい事も多いのだろう、何処か楽し気な空気を隠しきれない口調の相手の呟きに耳を傾ければ此方も率直なる感想を述べていき。_と流石に油断も過ぎたのか、他の定員の目も強く程では無いが遠慮気味に浴びているにも関わらず公共の面で"好き"等どストレートな感情言葉まで口にしてしまえば流石の己で有れ少しばかり慎むべきと脳内で咎められ。何と無く予想の出来る相手の反応を思ってか、まるでカバーしてやるとも言わんばかりにまた口を開けば話題転換と己の服裾をひらひらとさせながら問い、)
_あー…。あのさ、これ以外にも何か俺に似合うのーとか有ったりする?、あんまり時間も無いからあと何着かってだけ教えて貰いたいなぁ、なんて。

  • No.268 by 瀬名泉  2016-01-28 23:34:11 

う、ん…まあ、これ結構似合ってるし、ちょいちょい小物とかボトムとか変えてみて、くらいかなぁ…。
(相手が不意にストレートな言動を投げてくることくらいそろそろ慣れてきたと思っていたのだが、やはり愛しく思う相手に"好き"などと言われることに慣れられるほど相手からの好意に冷めてもいなくて。じわじわと押し迫る羞恥心によってか先程より僅かに頬の血色が良くなった様に見える頬を片手で冷やすように押さえながら何度か小さく頷き、視線を彷徨わせつつも相手の言葉に応えるとここで漸く周りから何となく向けられている視線に気付き。普段なら真っ先に気付きそうなものをここまで感じなかったということはそれだけ服選びに、ひいては相手に夢中になってしまっていたということだろうか、自分の行動から推し量れるこの事実に内心自嘲すると危うく恋心に溺れかけていた自分を律するように小さく咳ばらいをして。)
じゃあ…これとだけ合わせてみてくれる?ボトム、今のかこれかどっちかにしてコーディネート決めたいから。それなら時間掛かんないしいいでしょお?

  • No.269 by 朔間凛月  2016-01-29 00:00:52 


…ほーい、んじゃあ着替えてくるねー。…とと忘れてた、はいこれ、着替える時邪魔だから持っててー、
( 程々長く付き合いがある為に相手の反応にも軽くながら予測は出来るのだろう、案の定動揺から紅潮頬の相手を思い一早く誤魔化しを効かせたのは正解だったか.通常を装う相手の姿を確認出来れば何事も無かったかの様に己はただゆるりと指示を聞くのみで。こんな事を考え行動する内は何とも己がエスコートを決める恋人であれば"彼氏"的な存在にと思えてしまうのか、偶には此方が彼是考えるのも悪くないと思えるのも相手のお陰で有ると今更ながら理解し。と同時に相手の指示を聞き終えれば手渡されたボトムを受け取りつつ試着室へと向かい、傍へと脱ぎ捨てられた衣服を纏めれば何ともだらし無く思えるもそれを直接と相手に手渡し。_暫し後、何を思ってか特に終わった等の報告もせず急とカーテンを開ければ思う感想を述べてみて、)
_んー。俺的には選んで貰ってる側だし…何とも言えないけどこっちのが好みかなー、って思うんだけど、

  • No.270 by 瀬名泉  2016-02-01 21:54:37 

…うん、くまくんにしてはいい判断じゃない?確かにさっきのよりも、ボトムはきれい目にしてすっきりさせた方が可愛いだけじゃなくていいかも。
(邪魔だからと手渡された衣服は元々自分が相手に貸してやっていた服だったはずなのだが今は意識的には相手の服、という風に感じられてしまい、ほのかに相手の匂いや体温が残ったそれらに思わず顔を埋めそうになってしまい。流石にそこまで欲望に従順では己の体裁が保てないと自分自身理解しており、欲望に突き動かされそうになった自分の身体をどうにか留め僅かに衣類を抱く程度に留めて。ボトムを変えるだけということでそれ程時間もかからず出てきた相手の姿を暫し眺めてから相手の言葉に同意するように頷き。そうして服が決まった途端さっと店員を呼ぶように片手を上げそのまま相手の方を指さすと支払いのカードを渡したり着てきた服を渡したりとあれこれしながら淡々と事を進めていき。)
――彼が着てる服そのまま着てくから値札とってお会計ねぇ、一括でお願い。あとこの服、次来た時に持ってくから預かってもらえる?

  • No.271 by 朔間凛月  2016-02-02 00:27:57 


はぁーあー、終わったー…。俺もう疲れたよー…って居ない。ん、お会計…、お会計?、…え、ねぇ、まさかとは思うけどセっちゃん、俺の服の払ってるとこ?
( 通常の己で有れば自己の買い物であれ億劫、ましてや他人の付き添い等早々しない為か.この短時間で疲労したので有ろう体力を惜しむ様に大きく溜息を零せば共に伸びを始め。それでも嫌気こそ刺さないのはやはり彼と共に居るからか、自然と本来苦痛である時間も楽しみなものへと変えてしまう関係に不思議な感覚こそ感じればだらりとそのまま脱力をし。_とそうこうしている内に相手の姿は既にと無く。てっきり元の服へと着替えると思い込んでいた為か、何やら手続きを行う彼の姿が目に留まれば思わず先程の店員へと状況を求める様にその服裾を引っ張り問い。先程の嫉妬云々は今もう頭に無いのか、幾ら相手の欲に付き合ったと言う形では合ったもののまさか服まで購入.とまで考えては居らず。暫し状況判断の為話し込んだ後彼の背後へと足を進めれば思う事口にし、)
_ねぇ、それって俺が今着てる服のお金じゃないの?何で、言ってくれれば俺だって出したんだけど。…良いの?

  • No.272 by 瀬名泉  2016-02-05 00:17:05 

…あのねぇ、その服はあくまで俺がくまくんに着せたいから着せた服なの。今日はくまくん、俺の着せ替え人形って言ったでしょお?お人形は勝手にご主人様に服貢がれてればいいの。大体、俺はモデルで稼いでるから払えるけど…くまくん外部の仕事とか受けてないでしょ?
(あくまで今日は自分が相手を着飾らせたい、という個人的欲に相手を付き合わせた訳で、だからこそこの場で自分が払うのが道理だろうと思っていた分相手の発言は意外そのもので思わず一瞬呆けた表情を浮かべて。溜息交じりに相手の言葉を跳ねのけながら店員からカードを受け取るとするりと財布に収め、会計が完了したところで軽く店員に会釈してから相手の袖をそっと引き店を出ようと歩みを進め始め。というか、そもそもの話をしてしまえば自分と同じモデル業を兼業する嵐、実家が金持ちの司、楽曲提供などで何気に稼ぐレオと違い相手が外部で仕事をしているという話は聞いたことがなく、一応一流と言えるモデルである自分が着るような店の服の代金を相手が払えるようにはどうにも思えなくて。相手の懐を軽く見ているという訳ではないにしろどうにも払わせる、という考えには至らなかったのか困ったように眉を下げながらそれとなく指摘し。)

  • No.273 by 朔間凛月  2016-02-07 20:23:19 


…まぁ、そうなんだけどさぁ?親に一つ二つ頼めばどーにでも出来たんだけど…いっか。折角だし貢がれたげるよー…ありがと、ご主人様ー、
( 滑らかに購入手続きを終えた後、袖を引かれ外へと促される中返される返答を聞いていれば直接的で無くとも己の懐を案じている相手に小さく笑みこそ溢れ。確かにユニット内メンバーでは目立った外部活動もしていなければ家柄が特別高貴なわけでも無い、それでも幼少期から兄を海外へと送る等一般家庭よりは裕福な方であると自負していた為か資金云々には何処と無く余裕こそ持ってしまっており。何気なく反抗伺うような台詞を口にしてしまうもこれはあくまで相手の好意、口では未だ凛と素直では無くとも己を思っての事に甘えたくなったのか諦めたように礼を述べれば揶揄い表現で相手を称し。_そんなやりとりを終えてか、本来であれば菓子時と考えていた時刻もとうに過ぎている時刻となってしまっていればふと思った今晩の事を問い。)
ん、そう。セっちゃん、夕飯どうする?多分俺ん家行っても兄者が邪魔してくるだろうし…出来れば食べて帰りたいなーとか思ってんだけど、

  • No.274 by 瀬名泉  2016-02-10 21:05:21 

…じゃあくまくんの食べたいもの食べに行こ。俺は行った先でなるべくカロリー高くなさそうなもの食べるから。
(ご主人様などと呼ばれて喜ぶような危ない趣味は持ち合わせていないつもりだったが、どことなく気まぐれな猫にも似た雰囲気のある相手に言われると何となく胸がもぞもぞするというか、これが所謂萌えという感情なのか少しだけ表情を不器用に歪め。不慣れな感情に上手く表情が作れている気がしなくてそれとなく相手から顔を逸らしながら言葉を続けると洋服選びで散々振り回した負い目も僅かながら感じているのか夕食に関しては相手の希望を汲もうとする意志を見せ。とはいえその返答を待つまで店の前に居る、というのもアイドルということがばれているか否か不明の状況だがそれを差し引いたにしても見目がそもそも麗しい相手を着飾らせたことにより緩やかに向けられている羨望に似た視線が少し鬱陶しくて。着飾らせたのは自分でも、そんな相手が不特定多数の好奇の視線を浴びるのは良しとしないらしく、そっと相手の袖を引くようにしてゆっくりと歩みを進め始めて。)
――…顔、ちゃんと隠してよねぇ。ただでさえ注目浴びてるんだから、よく見たらアイドルのー…とか、段階的にばれちゃったら余計に大変でしょお?

  • No.275 by 朔間凛月  2016-02-10 21:54:09 


ほいほーい、任せて。俺も食べれてセっちゃんも大丈夫そうな__あー…、彼処。パスタとか食べたい、何かお洒落だし。ね、良いでしょ?
( 先程の突拍子も無い呼び名で呼んでしまった為だろうか、何処かよそよそしく視線を外す相手を面白く心中で思ってしまえばマスク越しににたにたと笑みを浮かべ。そうこうして居れば先程の食事案に対する相手の意思が耳に入り、何かの引け目だろうか.場所指定を任されれば承諾に返事を一つと共に直ぐさま目に入った店を指差し。と言うもの、先程からやや鈍感な己でさえ感じる程の好奇な視線は気になっては居たのか.手っ取り早く身を隠すには近場の店内が良いと考えていた為に相手の袖先を引っ張っては返答より先に多少強引に目的地へと向かい。先程の店内といい相手は多少嫉妬気質、というか独占欲なるものが強いと認識している為か.その性質を買い悪戯こそしたくなる気持ちも有るもののやはり彼には楽しんで貰いたい一心が強いのか、店前へと着くと同時に店員1人を捕まえ。幸い他の客が並んでいなかった上にその流れ.まるで当初から考えていたかの様なお得意の仕草や声色で強引にも空きかけの端席を指差しては落とし文句の様に口を開き問い。)
_ふふ、セっちゃんカッコいいもんねぇ。俺も其処まで馬鹿じゃ無いし、気をつけまーす。__あ、席二つお願いー… 出来れば端っこが良いんだけど…駄目?

  • No.276 by 瀬名泉  2016-02-10 23:15:58 

…くまくんさぁ、まさかしょっちゅう"そういうこと"やってたりしないよねぇ…?
(一応普段から相手を引っ張っていくような場面が多いせいか勝手にリードする立ち位置だと思い込んでいたものの、相手も面倒臭がっている癖に頭の回転が遅い訳ではない故の適切な判断により近場の店まで連れられればその店先で相手が見せた店員とのやり取りに思わず後ろで溜息をつき。アイドルという職業柄言い方は悪いが観客に媚びを売るのはある程度得意な方、しかしながら相手の先ほどの店員に向けた仕草はややあざとすぎるというか、一応恋人という関係の己にしてみれば少し癇に障るものでもあり。あっさり相手の落とし文句に騙され店内へと案内する店員の後を追いながらやや強めに相手を肘で小突くとじとりと疑うような視線を向けながら言葉を漏らし。別にこの程度で浮気だなんだと声を荒げる程ヒステリックに恋人面するつもりはないものの心境はやはり複雑で、変装用にと掛けていた眼鏡をそっと押し上げながら自然な仕草で一瞬だけ相手の耳元に囁きかけ、すぐに離れると案内された席へと腰を下ろして。)
――…あんまり安売りしてたら、俺だって考えがあるんだから。嫌ならそういうの、ちょっと控えなよねぇ。

  • No.277 by 朔間凛月  2016-02-11 00:01:11 


はーい、ありがと。…あー…、まぁ、余程状況が悪く無いとやんないけど。好きでも無い人にやるのも疲れ__ッ、考えねぇ、気になりはするけど大人しくした方が良いかも。
( やはり幼い頃から得た良方、初期頃こそ無意識なものだったとしてもこの年と成っては流石に"使い物"となる技となっていて。案の定此方の言動にきゅん、とでもきたのだろうやや頬を赤らめつつも意図も簡単に要望が通ってしまえば何とかなったこの状況に安堵の息を漏らし。だがそんな様子の己とは反面、やはりこちらの態度に不満を抱いてしまったで有ろう相手の不機嫌さが伝わってくればおずりと視線を後ろへと向け。咎める様な疑問口調から相当なものと見たのか、弁解と口を開きどうにか自然に偶にとやっているだけと伝えようとするもそんな言葉は望んでいなかったのか、耳元へと掛かる吐息と共に脅し文句さえ聞こえてくれば思わず肩をぴくりと揺らし。空き席へと向かう途中に先程の言葉を脳内で繰り返せばぽつりと本心を零すも着席すればそんな事もけろりとし、取り敢えずこの状況打破が先と思えば向かいに座る相手の足先をつんつんと突き。これだけ機嫌を崩す彼の心情はどうだろうか、色々と考えを巡らす程何処か子供っぽく嫉妬心を抱える彼の可愛らしさが占めてしまえば思わずテーブルへと伏せたまま視線だけを上げた状態で甘えれば良いなどと甘事を口にし。)
_んねー、セっちゃん拗ねないでよー…、後でたっくさん甘えればいーじゃん。ほら、早く食べよ?はいメニュー、

  • No.278 by 瀬名泉  2016-02-11 00:41:08 

…拗ねてない、そういううざい絡み方やめてよねぇ。…俺これ、くまくんもさっさと決めな。
(まだ先程の店員が相手の仕草に頬を染めた光景が焼き付いているせいだろうか、胸に残るもやもやとした不快感からか目の前に伏せる相手の頭にばさりと重ねる様にしてメニューを開くと唇をつんと尖らせたままさっとメニューに目を通していき。とはいえ勿論カルボナーラだのといった明らかにカロリーの高そうなものを省いて行けば選択肢はそう多くはなく、野菜やタコといった比較的ヘルシーな具材でまとめられたジェノベーゼのパスタを指さしながら相手の頭の上からメニューを退けると相手の方に冊子を手渡して。相手のメニューが決まるまで暇をつぶすようにテーブルに肘をつきながら視線を放り先程相手の仕草に顔を赤らめた彼女を見つけると、別に彼女に非があるわけではないと理解こそしているものの収まらないもやもやをぶつける様にじとりとした視線を浴びせて。そうして不躾な視線を向けていたところ、不意に視線で追っていた彼女と目が合ってしまい。不満の目を向けていたとはいえそこはアイドル、というか目が合ってしまったならいっそ先程の相手のことなど掻き消してしまえば、などというプライドと嫉妬とがない交ぜになったような感情からすぐに表情を柔らかな微笑みに変えると、そっと口パクで"頑張れ"などと伝えてやりながら緩く手を振ってやって。)

  • No.279 by 朔間凛月  2016-02-11 01:20:40 


あう"、ちょ…此の儘とか何、絶対拗ねてんじゃん。…ん、じゃあ俺コレで。定員さん呼__、俺目の前に居るんだけど。…いい、やっぱコッチで、
( 拗ねてない等口ではそう言うものの態度や頭部に荒々しく重ねられたメニュー表からはどう取っても拗ねて居ないハズは無く、何処と無くそれを指摘すればもぞもぞともう一つ用意されたメニュー表を引っ張り出し品を眺め。彼の事を考えれば身体に制限を掛けている人の前でガッツリとしたものを注文するのもどうなのか、そんな気遣いが脳内を過ればキャベツとベーコンと言った己としてはまた抑えめなペペロンチーノと注文を固め。余り時間を掛けてはアレだろうと視線をそっと上げれば丁度笑顔でなにやら口にする相手が目に入り、目線の先には先程の己が口説いたと言っては大袈裟だが落とした彼女で有り。一瞬ばかりの間の後、先程散々此方の行動にアレコレと言い不満がっていた相手の行動とは思えない行動に不服感を感じたのか、先程決めかけていた品を止めては相手の事等一切配慮しないがっつりとしたクリームパスタへと品を変え。我ながら子供らしいと思う反面不満さを隠すにはこうする他思いつかなかったのだろう、未だ謎に思う相手の行動にじとりとした視線を向けつつも定員が注文へと駆け寄せれば[はい、コレとコレ。宜しくねぇ、]二人分の品を頼んで行き、)


  • No.280 by 瀬名泉  2016-02-11 23:01:15 

…くまくんの時だって、俺すぐ隣に居たんだけどぉ?まあでも、あの子今のでくまくんとのことなんて忘れちゃったかもねぇ。
(仕返しなんて柄じゃないが、それでもあの店員に相手の笑顔が焼き付いたままでいるのも相手に自分の気持ちが分からないのも個人的に腑に落ちないものがあり、だからこそ起こした行動に相手が不服そうにするのを見ると思わず鼻で笑ってしまい。ざまあみろとでも言いたげな様子で相手の言葉をそのまま返す様な恨み言を口にすると視線を今一度先の店員に移し、自分の媚びのお蔭か先程よりどこかそわそわと浮ついた様子の彼女を目で追いながら言葉を続けると漸く満足したように目を伏せながら息をつき。我ながら子供っぽい憂さ晴らしだったとは自負しているものの一応気分は大分晴れたようで、用済みとなった店員には勿論それ以上意味深な視線を向けてやることなどなく料理が来るまでの暇つぶしとばかりに机を指先でとんとん、と叩いていて。相手にも自分と同じ思いをさせる、という行為自体は悪質だったと思うが、よくよく考えてみればこんな風にやり返すことなど遊木相手では何の効果も発揮されない行為だったはず、相手も不機嫌になったという事実がある意味自分への好意を感じさせる行動にも見えてきて。ちらりと相手を窺うように視線を上げてから、その不服そうな表情を確認した途端仄暗い幸福感に頬を緩め。)
…ふふ、良い顔してるねぇくまくん。馬鹿な女に媚びた顔より、そっちの方がずっと良いよぉ?

  • No.281 by 朔間凛月  2016-02-12 00:14:55 


…っ、別に媚びて無いんだけど。寧ろセっちゃんが上書きしてくれて助かったよねぇー、あ り が と 。…なぁんかムカつく。セっちゃんムカつくー、
( 何処かそわそわとした様子の定員を前に注文時こそ人懐っこい笑みを浮かべてはいたものの注文終わればそれどころでは無いのか、彼女の気配が薄れた所でふと不機嫌満載なオーラを放ち。大体相手は何なのか、多少相手の嫉妬を煽ってしまうような行動は取っていたのかもしれない、それでも結果的には良い環境を得られた。相手にとって負荷は与えて居ないつもりになっていた己も己で有るがそんなに不満心を押し殺せるような容量は生憎持ち合わせておらず、ぐりぐりと足先で攻撃してみれば思わず子供じみた反論に棘を持たせストレートにムカつく等と言葉を零し。恐らくこの不服感情は相手の理解度だけでは無いのだろう、先程の定員に対する態度.ましてや此方よりも上手をいった等言われてしまえば全く無縁と思っていた何かしらの感情が悶々と湧き上がっているのも承知しており。またそんな感情を抑えられない自分自身にも何だかモンモンとしてしまえばまたブツブツと言葉を投げていた所、漸く注文していた料理が到着し。特に写真を撮るわけでも無く添えられたスプーンとフォークを握ってはまだ治らない苛立ちをそのまま言葉にし、後に挨拶言葉を口にしては先にと料理を口に運び、)
__もう良いし堂々と食べちゃうからね。セっちゃんはその飾り気無い女の子ーしたご飯でも食べてて。…頂きます、

  • No.282 by 瀬名泉  2016-02-12 02:14:24 

はいはい、くまくんこそそんなの食べておデブになったりしないでよ?じゃ、いただきまぁす。
(相手の怒った顔や自分に対しての不満顔は苦手だったはずなのだが、それが嫉妬という好意の裏付けであると認識した途端そんな相手の表情が妙に嬉しくなってしまい、幼い子のようなテーブル下の反撃もまた可愛げのある行動に思えてきて。苛立ちの中食事を始める相手をどこか満足そうな目で見つめた後自分も食事に手を付け始めれば食べる仕草すら静かに美しく、まるで心がけながら食しているような模範的な作法のまま食べ進めれば、腹八分目ということなのだろうか少量残した状態でフォークを置き。僅かに唇に付着したソースをナプキンで拭ってから一息つき不機嫌さを未だ醸し出す相手に視線を移すと両手で頬杖を突きながらあまりに対照的な緩んだ表情を向けて。嫉妬してもらえているということが強く相手の好意を認識させてくれる、今まで遊木に対して一方通行なアプローチだった分間接的にでもその想いを感じられることがこんな状況だというのに嬉しくて、嬉々とした想いに仄かに頬を染めながら不服の顔を眺めればちらりと周りにどこか意味深な視線を流して。)
くまくんさぁ、さっきの女に嫉妬してるでしょお。俺もくまくんの時したから分かるよぉ?…ゆうくんは俺が他の子に目掛けてもなぁんにも反応してくれなかったから、そういうあからさまなの新鮮。くまくんは俺に無関心じゃないって、ちゃんと執着してくれてるって分かって……――なんか、癖になっちゃいそう。

  • No.283 by 朔間凛月  2016-02-13 00:42:43 


…癖になるとか本当、悪趣味。そんな試す様な事しなくたって俺は"ゆうくん"じゃないし、怒るに決まってんじゃん。__でも、そうやって自分の欲とか曝け出しちゃう所とかも好きだなーって思うんだよ?…それがまたムカつくよね。
( 流石は芸能界で揉まれた経験の有る相手、礼儀作法はほぼほぼ完璧と言った風に小綺麗に食事を取る様子とは一転、未だ不機嫌さ放ったまま黙々と口の中へと頬張り気味に食事を運ぶ二人の光景を見ればこれまた可笑しくも見えてしまうもので。相手から少し遅れ完食とした所、既に食事を終えて居たのだろう相手は未だ気分が良いのか.それこそ滅多に見せる事の無い緩んだままの表情で此方へと話しかけて来れば嫌でも気になってしまうものであり。そんな気になる内容はごく簡単、あまり声を大にして言えない内容では有るも彼の素直な一言一言で。此処まで素直な感情を見せてくれることがそう多くなかった為か、不思議と苛立っていた矛先が散乱して行けばそれと引き換えにじわじわと歓喜の感情も湧いてくる様で。小さなため息がもう己自身が根にも持っていない事を象徴するものであっても、それでも相手に乗せられている感覚は気に入らないものなのか、もはや嫌がらせでも何でも無い.駄々言葉を口にすれば態とらしく机へと伏せてみて、)
あーあー…、なぁんかまだ苛々するなぁ。食後のデザートでも有れば俺の気も変わると思うんだけどなぁ。セっちゃんどケチだからなぁ、残念無念此処でふて寝しちゃうかもー、

  • No.284 by 瀬名泉  2016-02-17 23:11:26 

はいはい分かったってば、一個だけね。あんなカロリー高そうなパスタ食べたんだから、デザートくらいちょっとは自重しなよぉ?
(想いを伝え合ったばかりの時こそ相手の想いがどれだけのものなのか、愛され慣れていないが故の"愛されている"という自信の欠如が生み出した不安感に悩まされていたものの、緩やかに自信を持ち始めたがために得た安定から相手の不機嫌も憎まれ口も心を揺るがすものにはならなくなってきていて。だからこそ出来るようになったまるで相手を試す様なこちらの行為に向けられた言葉に満足げに目じりを下げると声こそ仕方なしとばかりに繕いつつも満ち足りた想いが吐息にちらついたような普段より幾分か明るい声色で返しながらメニューをデザートの面を表にして差し出し。本音を言ってしまえばこの安らいだ感覚に任せて相手に好きなだけ好きなものを食べさせてしまいたい、などという堕落した考えも一瞬はちらついたがどうしたってそこでプロとしてのスタンスを捨てられないのが己、一応お詫びの体のはずなのだがそれでもあくまでアイドルとしてカロリーは気にするようにと口煩い言葉を挟みながらメニューの中でカロリーが比較的低いであろうフルーツ系のタルトやシャーベットなどをそっと指さして。)

  • No.285 by 朔間凛月  2016-02-21 23:29:20 


やーりぃ、。割と甘いトコあるよね__んー、でも選択は相変わらず。けど良ーや、そこらへんも美味しそうだし。よし決まりー、
( 相手が妥協する事は目に見えていたのだろう、些か明るい声色に乗せて許しが出ればまるで先程の不機嫌さが吹き飛んだ様に笑みを浮かべながら顔を上げ。思えば不安がりな彼の事、己が見せた攻撃感情は苦では無かったのだろうか、つい今朝方見せた彼の言動からそんな不安が今更ながら沸き起こるもこの調子.もう彼なりに安心が得られたのならとこれ以上細作も無と感じれば口元緩ませ。それはそう、相手の指差すメニュー欄に目を通せば何を思ったのか.素直に妥協言葉を口にすれば桃色に近い柔らかな色の苺のシャーベットを選択し。_同時に定員を呼び注文を終えた所、時間も時間のせいか突如己の端末から音が漏れれば嫌な感と共にもぞもぞと遅い動きでそれを取り出し。着信主は思っていた通り兄の名前、この場で不快な態度を取ってもどうかと思ったのか、気付けば上手い言い訳と共に目の前の彼の手へとその端末を渡しており。)
_う。わぁ…兄者。…ねぇ、今俺がココで出たら絶対険悪満載になると思うんだよね。しかも今日セっちゃん、俺の家泊まるんでしょ?許可とっときなよ、ほら。お願いー、

  • No.286 by 瀬名泉  2016-02-25 17:10:26 

はぁ?俺あの人あんまり好きじゃないんだけど…ていうか高校生にもなってそれとか、ちょっとブラコン過ぎて引くわぁ。
(一先ずデザートのお蔭か変に拗ねられるような事態は脱したらしい、注文を取った店員が戻っていく姿を視認しながらやれやれとばかりに溜息をついていれば目の前から小さな音漏れが聞こえて。飲食店なのだからと咎めようと口を開きかけたところで相手から渡された端末、それに表示された名前に相手程嫌ってはいないにしろあの独特な気性を思い出して思わず眉を寄せれば相手の逃げる様な要求に不満の声を漏らして。どの口が言うか、と突っ込まれそうな発言はさて置いて、確かに相手の家に泊まる以上相手の両親かそれに匹敵する保護責任者に了承を得なければいけないのは事実で、暫しなり続ける端末を見つめた後意を決したように通話のボタンを押すと端末を耳元に当てて。何だかハートマークが端末を介して飛んできているような錯覚さえ起こしそうになる電話相手の声に深く息をつくと、一応相手の兄だからという意識が働いたのか表情とは裏腹に声ばかり取り繕った言葉で返事を返して。)
――お電話変わりました、Knightsの瀬名泉です。凛月くんは今から其方に送り届ける予定なのですが、ユニットメンバー同士の友好を深めたいということで僕も凛月くんのお宅に宿泊させて頂けないかと思っておりまして。ご了承頂けますか、零さん?

  • No.287 by 朔間凛月  2016-02-26 00:02:16 


だよねぇ、本当ありえな__、に、それズルいんだけど…。__。ん、?…あー…、そこ置いといて。ありがと、
( 如何やら己の作戦が通用したのか、未だ鳴り響く着信音と共に相手の妥協した様な承諾言葉が得られれば心端に安堵の心情が灯り。_とそんな悠々と注文待ちをしていようとも束の間.此方の愚痴紛いな言葉を遮る様に聞こえてきたのは己の認識に無い相手の口調言葉であり。多少の身構えが無かった訳でも無い、それでも何時もの彼とは思えない程の堅苦しげな様子に如何しても心揺らぐ己が居て。加えて身内と言う事も合ってか.そんな彼の様子が籍入れ前の両親御挨拶と被る等馬鹿馬鹿しく思える妄想に見舞われれば、何処か惚気た表情でぼうと相手の顔を見つめてしまい。そんな葛藤を繰り返して居た為か、食事持ち隣へと立つ店員の存在に一瞬ばかり反応が遅れれば己らしくもなく何処か素っ気ない返答をしてしまい。_と彼是している内に電話も一区切り付いたのだろうのか、タイミングを見計らえば如何にも自然と言うように会話の切り口を開くも.やはり先程の対応共に恥じらうべき妄想が過って仕舞えばふと視線を落としつつ目の前のシャーベットを備え付けられた食器で軽く突く等悶々とした様子で、)
_どーだった?、てかセっちゃん、クラス違うけどあの人と同じ学年じゃん。何時も通り嫌味ったらしい感じで泊まらせろーって言っといても良かったのに。あんな…ねぇ。


  • No.288 by 瀬名泉  2016-02-26 01:19:20 

――…はい、携帯返す。同じ学年って言っても一応年上だし、あんな化物わざわざ挑発するような口きくのも馬鹿馬鹿しいでしょお?
(暫し電話口の彼の兄と幾らか言葉を交わした後通話を切ると、その間に運ばれてきたシャーベットに手を伸ばす相手の前に端末を置き返却し。相手が自分と兄との会話で何を感じたかは全く察せないものの、何にせよ自分より確実に格上、年上、おまけに好いた相手の親族ともなればおのずと緊張もしてしまい、気恥ずかしい感情だけはあくまで口に出さず言い訳の様な言葉を返して。「…あ、許可は取れたよぉ。ていうかすごい喜ばれたっていうか…『可愛い弟が友達とお泊り会なんて、お兄ちゃんうれしいのう…』って電話口でちょっと泣かれたんだけど。」ともあれ一先ず宿泊の許可は下りた、というかむしろブラコン気味の相手の兄からは喜ばれてしまったことを伝えた後複雑そうに頬を掻くとさりげなく相手から視線を逸らし。泊めてもらえるという事実は嬉しいのだが、相手の兄ということはもし結婚なんてしたら自分の兄にもなる訳で…などという妄想をしたところで自分の考えの恥ずかしさに気づき、じわりと頬に赤みを帯びながら眉を寄せると胸の前で腕を組んだまま沈黙してしまい。)

  • No.289 by 朔間凛月  2016-02-26 21:07:11 


うげ…、。仮にも敵ユニットのメンバーだってのにその態度とかありえないんだけど…俺が友達居ない寂しーい子みたいじゃん。…あー…、いやセっちゃんの対応が良かったのかも__。、?
( 些か落ち着かない心情が有るものの許可が得られた事実が知れれば分かっていた事柄とは言え安堵した様に一息つき、それと共に漸く気持ちの整理が付いたのか俯き顔を上げれば目の前へと置かれたシャーベットを一口含み。それはどうあれ実の兄の許可内容、ただでさえ良くは思っていない上歓喜余る等鬱陶しい以外の何者でもないのか、苦味ったらしい表情を浮かべれば愚痴を零し。共に感じたのはまたその態度、自分で称するのもどうかと思うが愛する弟との通話.現在心広くおおらかな人物であれ別人となれば少しばかり良い気もしなかったのではないか、それでいて許可以上に喜びを見せられれば今更ながら相手の交渉術というか態度には感心する点が見受けられ。もごもごと口を動かしつつそんな事柄を思っていればふと、何を思ったのか突如赤面に沈黙とされれば多少ばかり動揺の色が見え。_まさかと思うのは己自身が落ち着かなくなる程の惚気事であるも、相手がそう感じるかは勿論確証なく。これで此方の読み違えとなれば恥も良いところ、だが今の舞い上がった心情内では"そう"としか思えず。 [_頭冷やせば、]丁度一口分、備え付けられたスプーンへとシャーベットを乗せれば釣られ火照り出す頬を隠す様に顔を背けながら其の儘相手の口元へと押し出し、)


  • No.290 by 瀬名泉  2016-02-26 22:08:48 

ッ別にくまくんのお兄ちゃんだからって照れたりと、か……~っ!
(最近何だか自分の妄想癖というか、変に浮足立ってしまっている部分を思い知らされる場面が増えたような気がして小さく溜息をつけば放置してあったグラスに手を伸ばしもうすっかり氷の解けたお冷を口に含んで。とはいえこんなぬるい水で顔の火照りが収まるはずもなく、そっと自分の頬に片手を当て少しでも目立たないようにと努めていた矢先、相手から差し出された薄桃色のシャーベットが目に入り。冷たそうでいて氷の細かな粒が照明できらきらと控えめに輝くそれと相手を見比べながらその意図を読み取ろうとすればそちらから漏れ出た一言に思わずかっと頬を赤く染めて。まさか相手に思考を読まれていたのか、だとかそんなにあからさまだっただろうか、だとか色々なことが頭を巡りつつ変に考え込んでしまった脳みそが出した結論は一先ずこの場を誤魔化さなければということで、いつもの様なつんとした物言いである以上に重大な墓穴を掘る発言をぽろりと口にしてしまい。言ってしまっては後の祭り、自覚した時には既に遅く耳まで真っ赤に染めながらわなわなと体を震わせると差し出されたシャーベットを奪い取る様に素早く口に含んだ後完全に相手を視界に入れないようそっぽを向いてしまい。)

  • No.291 by 朔間凛月  2016-02-27 22:22:28 


っ、と。下手なツンデレぇ、って…ありゃ…本当だったんだ…。へぇ、はぁ…、ふぅん…?
( 伸ばした手の先の相手の表情はどうなのか、此方の勝手な思い込みで頭を冷やせなど流石に不味かったかと思えば反らした視線をそっと彼へと戻した所.タイミングを合わせたかの様に言い訳がましい発言が聞こえ。己の兄だから照れた訳ではない.彼らしいつんとした口調から即座に嘘と見抜いてしまえば後の祭り、みるみると顔を赤らめていく相手に釣られ此方まで思わずきょとんとしてしまえば何時も素直に出てくる揶揄い言葉も喉奥で止まってしまい。同時に其の儘ぼやりとした表情で曖昧に言葉を濁しながら相槌を打てば空となったスプーンで己の頭を冷やす様に残りのシャーベットを黙々と口に含み。_暫し一息にかき込んだ後、まだキンとする口元を軽くぱたぱたと服袖で叩けば未だそっぽ向く相手の側へと立ち寄り、敢えてか何か此方も同じ事を考えていた等言うのは流石に恥じらいあってか飲み込むも何処か意図するように帰ろうなど言葉かけては軽い仕草で相手の腕引き立ち上がらせ。)
__ごちそーさまぁ。…ほーらセっちゃん、何時までも恥ずかしがってちゃキリないんだけど。別に恥ずかし事じゃないじゃん、ね。帰ろ?

  • No.292 by 瀬名泉  2016-02-27 23:15:29 

…くまくんと違って俺は繊細なのぉ。それに子供じゃないんだから一人で立てるってば、腕離して。
(まさか相手も似たようなことを考えているとは勿論知らず、ひとりこんな場所で馬鹿げた妄想をしてしまっていたことを露見させてしまった恥ずかしさに熱い顔を上げられずにいて。そうしているうちに相手はデザートを食べ終わってしまったのだろう、立ち上がる補助とばかりに引かれた腕にそっと顔を上げるとむっすりと唇を尖らせながらそちらを見上げ。勝手に墓穴を掘って勝手に自滅したのは自分だが、それに対していつものように揶揄うでもなくさっさと平常に戻る様にと口にする相手の反応が何だか冷たく感じてしまって、少し拗ねたような物言いで返すと相手に掴まれていた腕を振り払い。さっさと帰りの支度を済ませた後伝票を片手にレジの方へと向かっていくと何となくもやもやした気分の当てつけとばかりに相手に支払わせる隙も与えぬようカードでの支払いを即座に済ませてしまい。自分に払われることにやや負い目を感じているように見受けられる相手にささやかな当てつけをしたことで少しだけ気も晴れたのか小さく息をつくと相手の方を振り返り。)
――…ほら、此処からはくまくん頼りなんだからしっかりしてよねぇ。

  • No.293 by 朔間凛月  2016-02-27 23:57:51 


あーあー…、なぁんかしてやられた感。…まぁいーけど、頼りって言われても困るよね。俺ココが何処かいまいち分かん無いし、…んー…
( 差し当たり自分ばかりが、と惚気た妄想をしていたのにも関わらずロクな指摘も揶揄いもしなかった己を不満に思ったのだろう、拗ねた口調で此方の行動に非を当てられれば多少の狡さも感じていた為かそっと手を離し。またそれに被せる様か、幾ら他活動をしていない己であれ無一文なわけでは無い上先程多額な服諸々まで払わせてしまった為に流石に今度は此方がと口を開くも、余裕無く会計を済まされてしまえば流石に溜息出ない訳もなく。店を出た後も調子乗らずといった風にもたもたと歩いて居ればそれを察したのかまた偶々か、先程まで不満そうに見えた彼の軽い口調が聞こえれば流石は深く考え込むのを嫌う己.ぱっと表情を変えてみれば反応する様に相手の側へと寄り。_それでも相手に頼られてしまえば悩みの種、正直連れてこられたこの場もよく分からずと言って仕舞えば普段余り使う事の無い端末を取り出してみて 。 [んー…若者の使うモノこれは良く分からん…]日が落ちた事も有ってか、何処かまた己の立てたキャラを際立たせるような口調で手に持つ端末を弄って居れば恐らく自家のナビか何かを探してか首を捻り、)

  • No.294 by 瀬名泉  2016-02-28 00:58:44 

ああもう鈍臭いなぁ!ほら、調べてあげるから住所言って。
(ここまで此方の行きたい場所を回る形で居たためだろうか、相手にとって見知らぬ場所から自宅までの道のりを調べるのに手間取っている様子を暫し見つめた後堪え切れなくなったとばかりに声を上げて。ただ何の興味もない相手ならば言葉通り"鈍臭い"という面倒事の一つとして見ていたのかもしれないが、遊木や葵ゆうたを含む好ましく思っている者に関しては何だか手の掛かる弟の様な庇護欲も同時に感じる手際の悪さでもあって。恋人として、プライド高い自分が口づけもその先も許してもいいと思える相手も勿論例外ではなく、むしろ普段の設定じみた吸血鬼キャラを引き立てようとしているような台詞すらどこか愛らしさを感じさせるものがあり。一瞬声を荒げこそしたもののすぐに手を貸すように相手の端末を横から抜き取り地図の画面を開くと仕方ないとばかりに薄く笑みながら、ナビの準備をした状態で相手の返事を待ち。)

  • No.295 by 朔間凛月  2016-02-28 01:49:59 


おとと、調べてくれんの?さっすがセっちゃーん、若盛りぃー。あ、住所は__、
( 幾ら自分を年老いた吸血鬼などと称しても歳はまだまだ若い者であるはず、それでいても良く分からない物は分からないのか未だ明るい画面とにらめっこ状態で居れば痺れを切らしたか隣の彼の手にと渡り。こう思っても今更だが彼のこの頼りになる、というより兄らしい行動は己の中では苦々しい思い出こそ有るもののやはり何処かでは心地良く感じるものがあるのか、彼の意図を察すればその行為に甘える様に画面を一緒して覗き込む為身を寄せ手の先を見つめ。指示された通り住所を述べれば流石は活気的な現代、直様己の家が表示されれば [ほお、…]等と関心したようなこれまた間抜けな相槌言葉を零し。_とまた意外にもギリギリ歩いては行けない程の距離で無い事を知れば改めて己自身が余り外に出向かないのが痛く刺さり。過去に一二度か幼馴染である衣更に連れてこられた…程の記憶ではこの場もそう馴染み無かったのだと無理矢理結論付ければ、画面のさす方角へとそっと指差し、)
_わー、…割と近い。これだと30分、ってなってるけどさ…ここ、このちょっと雑木林っぽい所抜ければ20分位で着くかも。…歩いてく?、

  • No.296 by 瀬名泉  2016-02-29 22:37:01 

…まあ、わざわざバスだのタクシーだの探す方が面倒くさいかもねぇ。いいよ、歩いて行こ。
(この程度のことで感心されても、と困ったように眉を寄せながら傍で相槌を打つ相手を見つめるものの、普段からお兄ちゃん面したがる性分にとっては頼られているという感覚がこんな些細なことでも優越感を感じさせ。そんな中表示された相手の自宅までの道のりは歩けないでもないが普段はタクシーでも探して移動するような微妙な距離、どうするか地図を眺めつつ悩んでいたところ相手からの案に顔を上げると少し考える様に唇に指を当てて。この微妙な距離でわざわざ足を探すのが面倒というのは勿論本音、それに加え雑木林を抜けるなど相手の案の道を行けば人目も少ないし町中よりは少しくらいいちゃつけるんじゃないか、などという下心もやや含め相手の案に頷いて。手にしていた相手の端末を返しながら相手が指さしていた方向に目を向けると変装用に掛けている伊達眼鏡を指で押し上げながら軽く相手の袖を引いて。)

  • No.297 by 朔間凛月  2016-03-01 00:50:21 


うぇーい、了解。…夜なら俺万能だからさ、ちゃんと追いついて来ないと置いてっちゃうかも。くく、テンション上がるねぇ、
( 相手からして見れば勿論造作も無い事、あっさりと渡した端末を返し渡されればそっとコート横のポケットへとしまい。、昼間の己で有れば当然の様に歩く事すら外へ出る事も億劫がるもの、夜となれば完全に思考も変わってしまうのか普通に考えてもこの距離.歩いて行く等面倒と思えるにも関わらず歩いてみたいと思うのは好奇心と高揚感があるせいで。早速と腕を引かれたのもいい事、普段であれば此方がずるずると重みとなり引き摺られているも逆に現在.相手のやや前を進んでおり。また普段とは違う、相手を進ませているこの感覚が何だか面白くも感じてしまえば軽く振り向き挑発とも思える様な台詞を吐いてみて。そんなうきうきと浮かれたままの気持で暫しの歩みを進めていた最中、雑木林と言ってもこんな小綺麗な街中にそんな物騒と言っては何だが整備の入っていない場など早々無い事に気付けば.如何にか幼い記憶を探り寄せていく内伝えなければならない事項がふと浮かんでしまい、)
__あ、ねぇ。いっこ言い忘れてたけどその雑木林?さ…多分どっかのお金持ちさんの大庭園なんだよねぇ…。俺小ちゃい時は良く遊ばせて貰ってたけど今だと不法侵入になっちゃうかな、

  • No.298 by 瀬名泉  2016-03-01 04:28:20 

ッ、は…ちょっと、なんでそんな大事なこと忘れてるわけぇ!?アイドルが他人の家に不法侵入とか、もし見つかったら罰則ものでしょお!?
(もう随分と空も暗くなったからか夜を活動の場とする相手らしい勝ち気な態度に思わず苦笑いを浮かべるものの、ごくごく一般的な昼型の自分にとっては闇夜を先行してくれる相手はこの場面では頼りがいのある存在となり。しかし先を行く相手について行く道中不意に零された、不意に伝えられるべきではなかっただろう重大な問題に思わず普段の如く不満と驚きを込めて漏らしかけた声を咄嗟に自分の両手で塞ぎ。相手の言う通り私有地なのだとしたら下手な大声は禁物だろう、一応こんな場面でもそんな理性が働く自分自身に思わず感心しつつ今更過ぎる打ち明けに潜めた声ながら怒りを露わにして相手を咎めると先を行っていた相手の腕を掴んで。今からでも引き返せば、と考え一度後ろを振り返るものの既に半ばかそれを過ぎた頃なのだろう、戻るにも自身には正直道が分からず。深く重たく、わざとらしいくらいの溜息をついてから掴んだ相手の腕を自分の方に引き寄せ声が届くように顔を近づけると不満を煮えさせたような低い声で囁いて。)
――…このお仕置きは此処抜けてから、たぁっぷりしてあげるねぇ?一先ず今は最短で林を抜けて、道分かるんでしょお?

  • No.299 by 朔間凛月  2016-03-01 21:43:06 


ふふ、舞い上がり過ぎちゃったのかもねぇ…こーゆー時はまだまだ自分も子供だ__、って…わぁ、は…、ちょっとおふざけ過ぎた?
( 夜闇と言うだけでも気分が上がってしまう上愛しの相手と二人っきりでの散歩とは言えずとも同じ時間を過ごせているのが己にとっては純粋に"楽しい"事なのだろう、浮かれた心持ちでは普通に考えれば重大な物事も軽く思えてしまい。それでも重大事項には変わらずか、やはりと言ってはやはり彼の咎め言葉が飛ぶもへらりとした笑みで流して仕舞おうと変わらず手を引いており。_とまた余裕も束の間、稀に見る相手の強引さと言うべきか大胆さというべきか、言葉を遮る様に身を引かれれば思わず緩んでいた口元も苦々しいものへと変わっていき。何時もの笑みとはまた違った冷ややかな笑みを浮かべては、言葉こそまだ緩やかでは有るものの今更ながら己の仕出かした事に責任を覚え始め。、加えてこんな状況でも何なのだが相手の行動力や低い声色、何時も以上に顰めた咎める様な表情は如何しても惚れてしまう要素がある様で。声には出さずともそんな彼を"かっこいい"等と感じてしまえばその心持ちを表に出さぬ様と相手の腕軽く掴み[…ん、その木の間抜ければ出れるから]先へと歩み速め進め、)

  • No.300 by 瀬名泉  2016-03-01 22:08:46 

――…ほんっとにくまくんはぁ!!俺が居る時は勿論だけど、ひとりの時ももうこんな道通らないでよねぇ!?
(流石に自分の剣幕から普段どれだけ叱ってものらりくらりと躱してしまう相手にも事の重大性が伝わったらしい、ほっとするというのも違う気がするが一先ずきちんと意思の疎通が出来たことに小さく息をつくと歩みを進める相手に腕を引かれながら雑木林を抜けて。完全に林を抜けて少しした頃漸く堪えていたものを放出できる環境になったと感じた途端背後から相手の後頭部をばしんと打つと、モデルとして紙面を飾る時のすました顔など想像出来ない様な不機嫌に満ち満ちたある意味生き生きとした表情で怒声を上げて。私有地を所有する家主に見つからず雑木林を抜けられたのは幸いだったが、この調子では他にも相手が不法侵入を疑われかねない抜け道を利用している可能性があると踏んだのか、それについても釘を刺す形で咎めるとまだむすっと唇を尖らせたまま相手から視線を逸らして。)
…で、あとどのくらい?俺この辺りはあんまり詳しくないし、雑木林なんて抜けたお蔭で全然検討つかないんだけどぉ。

  • No.301 by 朔間凛月  2016-03-01 23:03:33 


_あう、ッ…__うー…老人の身体は大切に扱ってよー…。あーあー…今ので全部飛んだ。セっちゃんのせいでぜーんぶ飛んだ…、
( 己の幼い記憶も正しいものがあったか、半ば半信半疑に指差した木々の間を通り抜ければ記憶通り開けた場へと到着する事が出来。そんな小さな感動に浸ろうとしたのが抑の天罰か.後方より急と頭部に衝撃が伝われば間抜けな声と共によろりと体制を崩し、暫しくらくらとする視界共に脳内で揺らいでいたも今自分の身に何が起こったのかを遅くも理解すれば未だぐわんとする頭部へと両手を当てながら相手の方をちらりと見やり。言われずとも生き生きと見える程怒りを露わにする彼等想像が付いていた為か何時もの様に冗談踏まえ此方に非があるにも関わらず文句言葉を並べては一度ぽすんと相手の方へと体重をかけるもこのやり取り自体慣れっこなのだろう、直ぐにと体制を起こせば飛ぶはずも無い記憶を呼び起こしながらある方向へと足を向かわせ。_暫く歩みを進めた後に見えたのは漸く一般市民の場と見える住宅街であり、段々と見える景色が見覚えのあるものと変われば小さく見える我が家の屋根後方を指差して、)
_みーえた、…あれ。あのちょっとログハウスーみたいな色した一軒家、うん…案外普通だから。

  • No.302 by 瀬名泉  2016-03-01 23:39:08 

…安心した、くまくんの血筋が皆頭可笑しいわけじゃないんだねぇ。まあ、そうだとしたら何で兄弟だけ拗らせちゃったのかも気になるところだけど。
(いくら強く叩いたとはいえ自分の腕力程度で相手の記憶が飛ぶはずがないとは思っているが、それでも倒れ掛かってきた相手の身体を支えてやる位の優しさは残っていたようでやれやれとばかりに溜息をつきながらそちらを見て。すぐに体を起こした相手の後についてその先も歩みを進めていけば相手の指さす方向に視線を向け、そこにあった思ったよりも普通な家の外観に暫し瞬きを繰り返し。相手も相手の兄も吸血鬼キャラなんて濃いものを拗らせている以上親も同じような人間である可能性を考えある程度構えていたのだが、意外な外観に思わず安心からかふっと小さく笑みを零すと口元を緩めながら言葉を続け。他人の家に泊まる等記憶にあるうちでは無い、あったとしてもかなり久々のことにこの後に及んで少しだけ緊張が走るものの、自宅の洗練され過ぎて酷く無機質な冷たい家庭よりも何だか温かみを感じられる相手宅にその緊張も強くはなく。そうして相手宅まであと少しというところでふと何かを思い出したように声を上げると、おずおずと窺うように相手に話しかけ始めて。)
…あ、そういえば俺手土産とか持ってきてないんだけど大丈夫?一応泊めてもらう訳だし…ああ、でも職場みたいな感じじゃないし、同級生の家とかだとどうなの…?…あんまりこういう経験ないし、よく分かんないんだけど。

  • No.303 by 朔間凛月  2016-03-02 00:19:43 


っふ、…セっちゃん慣れてなさ過ぎ。んー…、別に良いけどね、まーくんも良く来るけど偶に何か持ってくる程度だし、特に気にしなくて良いと思うんだけど。
( 彼の言う通り血筋どうのキャラどうのは強烈なものなのかもしれない、だがそれはあくまでも一部の姿.今は可笑しな言動の兄も昔からああでは無いと思った所で知る人こそ少ない。心通わせた相手だからこそ何時かは話すべき課題、一人胸に留めつつ普通な平凡な家へと向かっていれば突如.兄の在住する自宅に帰るのが嫌だからと良く寝泊りをする己にしては突拍子も無い質問を受ければその可笑しさに小さく吹いてしまい。確かに泊まり等以ての外友人交流すら余り持たなさそうな相手の事、色々と不安事も有るのだろう。此処の間柄では軽くタブーとしてきた幼馴染の彼の名を出すのに一瞬ばかり戸惑うも気持ちをぶつけた後、変な意味では捉えないだろうと信じたい気持ちからか敢えて彼の名を出せばごく普通な泊まり常識なるものをそっと教えてみて。_そんなこんなで1日ぶりの我が家の門、ふと気になった現段階の家内状態を思案した後ほつりと呟いては己荷物内からごくごく一般的な鍵を取り出した後家の扉を開け、)
_はい到着…、と親居るのかな…。まぁ何方でも良いし多分兄者だけかなって思う、…_夜勤多いしあの人達。_たーだいまぁ、

  • No.304 by 瀬名泉  2016-03-02 00:40:41 

…ふぅん、そういうもんなの。じゃあ今度来るときは何か持ってきてあげる。
(付き合ってからさほど日は経っていないとはいえそんな間柄でも時折自分の癇に触れてくる相手の幼馴染の存在、そもそも相手と同じユニットに所属してからというものその存在に関しては何度も視認してきたし遊木関連でも彼のことは見聞きしているため会話こそほぼしたことがないがよく聞く名であり。だからこそ相手との関係において色々なことを疑ってしまう対象でもあるのだが、そんな己の内情は相手も何となく把握し始めたのかあくまで何てことないことのように告げる言葉に深い詮索は不要と判断したのかそれでも少しだけ低くなった声で相槌を打って。別に対抗意識という訳ではないが幼馴染の彼が出来て自分に出来ない気遣いがあるというのが少しだけ癪で、それとない次の機会のことも匂わせる形で言葉を続けると玄関を行く相手の後ろについて自身も家へと踏み込んで。)
――…こんばんは、お邪魔します。

  • No.305 by 朔間凛月  2016-03-02 21:00:09 


ふふ、緊張してるねぇ、そんな警戒しなくても何も出てこな__、っ、兄者…。ちょ、…本当ウザい、別に呼んでも無いし求めても無いんだけど、
( 流石にこうも上手くとは相手の心情など読める程世の中は簡単ではないのか、何処と無く低いトーンで返答言葉こそ何ともない寧ろ嬉しく思えるものであるも返されれば気に障ってしまった事に少しばかり軽率な口零しだったかと脳内過ぎり。そんな思案も彼是、戸を開ければ見慣れた我が家の風景が目にと飛び込んで来て。心なしか複雑な感情と共に安心感が沸けば小さく一息つく己とは反面、やはり泊まり経験も浅いと言う相手からすれば緊張事なのか入り言葉も敬語となる何処か強張った顔持ちの相手を見やればくすくすと笑みを零し。_と油断も油断、柔らかな空気も突如終止符を打つ形になるのはやはり"兄"と言う人物の存在であり。幾月か前のイベントでこそ心分かち合うとは大袈裟.蟠りも溶けてきたとは言えやはり邪険に思い扱ってしまうのは未だ未だなのだろう、忌み言葉を吐いては何時も通りのやりとりを仕出かし_とゴタゴタするも見えるのは折角と彼なりの気遣いか入浴も未だ済ませていない様なユニット活動後なのだろう制服姿であり。そんな態度を見て仕舞えば流石か、不満に思う気持ちを押さえ込めば低く警戒するような声のトーンでこの後の風呂どうこうの話の蹴りをつけ、)
_…お風呂、先入れって事でしょ。…アンタがそんな格好とか察しろって言ってるようなもんだし。_ね、セっちゃん先入ってきて?荷物とかは俺二階の自分の部屋持って上がるし着替えも後で置いとくからさ、

  • No.306 by 瀬名泉  2016-03-05 19:12:45 

あ、えっと…じゃあ、お風呂先に頂き、ます。
(ぎこちない自分を見てだろうか、笑みを漏らす相手に少しだけむっとするものの今はそんなことまで指摘している余裕はなく、案の定弟の帰宅にすぐ顔を見せた相手の兄の登場に少しだけ肩に力が入ってしまい。いつも学校で目にしているため人見知りなどということではないのだが、やはり学校で"年上の同級生"として会うのと"恋人の兄"として会うのでは心持が全然違って、風呂を促す相手にまで硬い言葉で返してしまえばそっと辺りを見渡して。自身がマンション暮らしということもあってだろうか、一軒家の間取りというのは何だか新鮮なものがあり風呂は何処かと探る様に恐る恐る辺りに視線を向けていればそんな自分に気付いたのか相手の兄が此方に寄ってきて。同じ三年生とはいえ年上である上クラスも違う相手とはあまり交流もなく、弟の友人としてやってきた自分に気を良くしてか妙にによによと笑みを浮かべながら風呂の場所を教えてくれた相手に珍しくぎこちない笑みを浮かべながら辛うじて会釈をするとそそくさと教えてもらった風呂場に入って。)

  • No.307 by 朔間凛月  2016-03-06 23:42:07 



頂きます、って俺にまで緊張しちゃってんじゃん…、セっちゃんかーわ…_い。な、に…ニヤニヤしてんの、良いからもう俺等に干渉して来ないでよ。…上がる、
( 急に風呂と催促されても他人の家な上一見家なる暮らし自体も構造が違う処と無理な話か、どんな大掛かりなステージ上でも見せた事のない程緊張しきった表情で辺りを恐ると見渡す相手に胸の辺りが擽られる感覚がすれば思わず頬が緩みそうになるも何せ兄の手前。彼の前では幼い頃以来緩んだ様な幸せに満ちた、何て幸福な表情はそう見せた記憶が無い為に下手に感情が出れば感の良過ぎる相手の事、自分達の関係性が見抜かれてしまうのではと如何にか頬を軽く叩き抑え。そんな一葛藤もして居ればそれは出し抜かれるだろう、本来ならば己が家仕組みを教える所それも先を越されて仕舞えば何時もと言えば何時ものじとりたした表情で己兄の顔を睨み。_そんなで相手が風呂場へと移動した後、憎み感情を勝る相手への好意や"かわいい"等と惚気てしまう気持ちは出てしまうものなのか、兄前とも関わらず思わずそのままの感情を出して仕舞えば思わず.ぎくりと言葉顔強張らせ。隠すように足早に階段をと登っていけば己の部屋、手頃に相手のサイズと合うようTシャツ等選び始め、)


  • No.308 by 瀬名泉  2016-03-10 00:08:25 

…あれ、くまくん随分と準備早いねぇ。まあ遅いよりいいけど…――
(風呂場に到着し早速シャワーを浴び始めるものの流石に他人の家で長々と風呂に入っているのも悪いと思い普段から比べればずっと簡易的に湯浴みを済ませるとそもそも自宅と違いスキンケアやらといった作業もないため早々に風呂場を出て。そんな中自分も相当早くに上がったはずなのに、相手が用意したのか正直疑ってしまうくらい手際よく用意されていた衣服に戸惑いながら言葉を漏らし。ともあれこれを着なければそんな言葉を相手に聞かせてやることも出来ない訳で、一先ず着替えをとそれらを摘み上げさっさと身にまとい始めて。しかし着始めて気付いたが相手と自分なら不服ながら自分の方が体重こそ重いが体格においては大した差もなかったはず、それにも関わらず纏った着替えはやや自分には大きく。初めてとも言えるお泊りにすっかり空回りしている頭では"弟の友人が来ることに思わずおもてなしに力を入れてしまったかの兄の仕業かもしれない"などという推測は勿論立てることが出来ず、ただただ何故こんなに服が大きいのかという地点でぐるぐると思考が回ってしまい。ともあれこのようなみっともない格好では外になど出られず、結果そっと洗面所の扉をそっと開き隙間から顔を覗かせるとやや控えめな声で相手を呼び。)
…く、くまくん…?なんか、ちょっと着替えがおかしい気がするんだけどぉ…?

  • No.309 by 朔間凛月  2016-03-13 00:38:15 


あーったた、コレならセっちゃんでも着れそー。…ふふ、彼シャツ彼シャ__、?。_なぁにセっちゃ、___っ、!?
( 身長体重余り差が無くともやはり己は標準に比べ痩せ気味と言うのが現状であり、暫し時間をかけた後大分緩めな何処か可愛らしいTシャツにスウェットのパンツを合わせれば側から見れば強盗にでも入られたかの様な引き出しを足先で器用に閉め。相手もそう人の家で長風呂とも言う性格では無い事を思えばやや急ぎ足で階段を降り_なんて浮かれ気分も矢先、ヤケに上がるのが早い上一応洗面所であれ浴室の外で身を晒す等そんなヘマはしないだろう相手の予想外の声が聞こえれば何事かと慌て半分に押して入ってしまい。_突如声を失うのも無理は無いのだろう。兄の衣服を着られただのどう言った意図で準備しただのは跳ね退ける程彼の容姿表情にクるものを感じれば己奥からどくどくと熱い感情が湧いてしまい。何せ風呂上がり、何せ見える鎖骨や世に言う萌袖なるもの、何処を如何突いても己には抑える術が無く。だが此処で彼是起こして仕舞えばバレるのも一発、そんな事は脳内で分かってはいるものの理性.と言うか感情とは抑えられず、思わず息荒くした儘頬を染め上げれば辛うじて今持っている服装を相手へと押し付け、)
_あの、さ…、あ…。そのかっこ、駄目だと思うんだよね。俺的には誘ってる、様にしか見えないし…そもそもその服兄者の、だし。_着替えて、早く。

  • No.310 by 瀬名泉  2016-03-16 22:32:59 

ッ、ご…め…置いてあったから、くまくんかなって、思っちゃって…。き、着替える…から、一旦出てって…。
(勝手の知らない他人の家で体に見合わないみっともない大きさの服を纏って出来ることなんて相手を呼ぶくらいで、どうにか相手に気付いてもらえたことに安堵したのも束の間、自分にとってはただただみっともないだけの格好も相手にとっては違ったようで。その相手の反応のせいか急に現状が違う意味で恥ずかしくなってきてしまい、押し付けられた服をそろりと受け取りながらじわじわ赤みを強めていく頬を相手の視線から隠すように顔を俯かせて。相手が自分をどういう目で見ているか、それがありありと目に見える形で感じられてしまたことが何とも居た堪れないのと同時に男である自分に色情を抱いてくれているという事実が深い安心をもたらして。喜んだらいいのか恥ずかしがればいいのか分からない状況に耐えきれなくなった様に相手を静かに、しかし有無を言わさぬ力強さで更衣室から押し出すともそもそと新しく手渡された服に着替え始め。程なくして着替え終わったのだが何だか自分には似合わない様な可愛らしいTシャツにモデルとしてのプライドやら個人的な羞恥心やらでどうにも出て行きにくく、扉の傍にそっと佇むと扉の鍵を外しながら声を上げて。)
――…くまくん、まだ居る…?ちょっと、なんていうか…これはこれで出にくいんだけど、どういうチョイスな訳ぇ?

  • No.311 by 朔間凛月  2016-03-19 23:06:20 


…はぁ、あ…。何か、もう…流石の俺も限度ってモンがあるじゃん…何なの本当ありえない。__?いるけど。可愛いでしょー、中々気に入ってるやつだからセっちゃんに着て欲しかったんだよね、
( 無論相手に衣服を押し付けている間も間、如何にかこの昂ぶる感情を抑えようとしたのも良いものの下手に動けば理性が効かなくなるとも思ったのだろう固まったまま居れば、やや力強く背を押され部屋を後にすることが出来。己にしては上手く、特に大事も起こさずに済んだ安心感で背を扉に押し付けたままずるずると力の抜けた様に座りこむも未だ脳裏に新しい相手の艶かしい姿が浮かべばふるふると小さく頭を左右にと振り。相手は男である、だとかは最早問題では無いのか、好きと決めた感じた相手の故意的では無いものの魅惑に取り憑かれた様にほやりと視線を泳がせていれば着替え終わったのだろう何処か通常通りとは言えない彼の声質の質問にはとなれば悪魔で自然に、何事も無かったかの様に返答し。だが流石にそう早くは熱も冷める訳無く、二度も彼の姿を見れば此方の意思反して身体がどう動くか分からない。そんな環境に立たされれば相手の姿を見えない事良い事に扉越しに話を乗せ、)
…あー、ねぇ。俺次入ってもいーい?出来れば直ぐ入りたいからセっちゃん今ドア開けたら直ぐ俺の部屋行って欲しいんだけど。飲み物とかは兄者に貰って良いから。ね、

  • No.312 by 瀬名泉  2016-03-21 22:41:30 

…ん。なるべく、早く戻ってきてよねぇ…。
(先程まで着ていた相手の兄の寝間着は普通に不格好さが恥ずかしかったのだが、今はそれとはまったく別の意味で羞恥心を煽られている状況にあり。いつもは選ばない様な可愛らしいTシャツも、普段好んで選ぶ素材と違う触り心地も、自宅とは違う洗剤の匂いもその全てが"相手の服を着ている"というイレギュラーな状況をはっきりと実感させ、それがどれだけ普段すました顔をしていてもれっきとした男子高校生の身にはやや毒で。それでもいつまでもこうして脱衣所で籠城することも出来なくて髪を拭くためのタオルを頭から被り殆ど表情が覗けない様にしてから漸く脱衣所の扉を開いて相手を迎え。相手の言いつけを小さく頷きながら聞いてから、ひとりの状況の気まずさを思いするりと一度だけ相手の小指に人差し指を絡めてからあまりひとりにしないで欲しいと我ながら幼い我儘を口にしてから燻る欲に赤みを帯びた頬を相手に感づかれないうちにとそそくさその場を後にして。途中若干迷いつつもリビングに寄り、此方の行動を読んでいたのか分からないがやけに笑顔で準備よく麦茶とコップを乗せたトレイを用意していた相手の兄からそれらを受け取ると足早に相手の自室へ向かって。やっと一人の状況でこの火照った体を冷ますことが出来るかと思っていた期待を裏切る様に相手の部屋に入るなり当然ながら感じる相手の匂いや自分の知らない相手が想像できる品々の並ぶ部屋に当然落ち着くことなど出来なくて。テーブルに麦茶の乗ったトレーを置いてから一口冷たいそれを含み、頭に被せていたタオルを顔に手繰り寄せながらテーブルに突っ伏すと重く長いため息を吐き出しながら泣き言の様な情けない声を漏らして。)
――…もう、今夜眠れないかも…。

  • No.313 by 朔間凛月  2016-03-23 22:13:19 


_、__駄目だ、…頭可笑しくなりそう…。
( 身勝手な感情任せに指示を出したのは良いものの.さて相手は素直に行動してくれるだろうか、人に指図されるのを余り好まぬ彼の事、それこそ説教紛いに愚痴を零す為目の前に立たれ様ものなら如何手を出していたのか分からない等今更乍不安に扉へと視線を送っていればがらりとした音と共に彼の姿を捉え。だがそんな身構えも全く不要、如何したか有難い事にタオルで相手の顔が隠れていれば妙な気も落ち着くばかりで__と油断も束の間、誰が想像しただろう甘え言葉と共に指なんて絡められ様ものなら.それはもう己の心中パニックを起こす訳で。何も一瞬の出来事、先程の行為に対する感情が湧いたのは丁度浴室内で身体だの髪だのを綺麗にとした後であり。ぐるぐると感情が喚く中、洗面台へと備え付けられた鏡越しに入浴後だからか否か火照った頬をまじまじと見つめれば言葉の通り狂いそうな脳内をほつりと口にして。_それでも何時迄も此処に立ち往生していてはキリがないと悟ったのか、何時も通りと言えば何時もの通り、ロクにドライヤーも掛けず濡れた儘の髪で肩へとタオルを掛けた状態でリビングへと出向けば彼同様にこりと気味の悪い程機嫌の良い笑み浮かべる兄に麦茶の入ったコップを手渡され。普段であれば気持ち悪いだの何だの言う所、それが一切表にも出せないのかこくんと小さく頷いては驚きと喜びの交えた表情で此方を伺う兄を横に自室へと向かいその戸の前へと立ち。こんな状況でも己らしさ、と言うか気持ちの切り替えは得意な方、深く深呼吸をすればその戸を開けて)
_はぁ、気持ちよかったぁ。ね、セっちゃん…、え、寝てるの?ねぇ、夜はまだこれからなんだけど、

  • No.314 by 瀬名泉  2016-03-30 20:37:12 

(/お返事お待たせしてしまい本当に申し訳ありません!今週末には恐らく顔出し出来ると思いますので今暫しお待ちくださいませ。)

  • No.315 by 朔間凛月  2016-03-31 23:54:35 



( / いえいえ..!此方何時でもお待ちして居ますので、背後様の都合の良い時にお返事貰えると嬉しいです::* 決してご無理はなさらず..! )


  • No.316 by 瀬名泉  2016-04-02 22:54:52 

(/長らくお待たせしてしまい本当に申し訳ありませんでした。
かれこれ大体6ヶ月ほどでしょうか、短命なトピックが多い中長いお付き合いをさせて頂いたと思います。トピックを立てたばかりの頃はお相手が中々見つからず、貴方様がいらっしゃってくれた時は本当に嬉しかったです。
ただ、長くお付き合いさせて頂くにつれ私自身が思い描く「瀬名泉」と、私が実際に動かす「瀬名泉」の差が自分の中で目立つようになってしまいました。思い描いた通りに動かせばいいのにそれが出来なくて、折角お相手様が居て返事を待っててくれているのに、個人的な拘りが邪魔をして中々文章が書けなくなってしまっていました。

長々と言い訳紛いの私情を失礼いたしました。ここからが本題なのですが、身勝手とは重々承知した上で私は今操作する「瀬名泉」をこれ以上続けたくないと思ってしまいました。
私が今操作している「瀬名泉」とのお相手をご希望されるのでしたら、本当に申し訳ありませんがこの度でお相手を解消とさせて下さい。
もしも、私の理想とする「瀬名泉」を作り上げていくことをお許しいただけるのなら、これまでのやり取りを全てリセットした上で改めて私にお相手を務めさせて頂けませんでしょうか。
お返事お待ちしております。)

  • No.317 by 朔間凛月  2016-04-02 23:51:13 



( / 背後様のご意見、一読させて頂きました。
先ずは改めましてこの繋がり、本当に長い期間此方こそお相手有難うございます..!私も中々スレ続かぬ中、偶々自分好み、と言います貴方様のスレに出会えたばかりに此処まで楽しく活動させて貰えて居るので本当に感謝して居ります。

本題の方も長く文章、私なぞつまらぬ相手の為に丁寧なお気持ちを書いて下さり単純に嬉しく思いました::
現操作中の「瀬名泉」と貴方様の感じる「瀬名泉」、お先に上手く理想にと歩め無かった私の操作する「朔間凛月」にも非は有ると思います。申し訳ありません。
余り長々と述べてもキリが有りませんね、結論意見だけを述べてしまうと私は貴方様の演じやすい、理想の「瀬名泉」とお相手させて頂きたくと思います。伴いやりやすいロルの長さの変動、また其れに沿い此方が操作しています「朔間凛月」にもこうして欲しい、こう動いて欲しいなど有りましたらご意見申して貰えないでしょうか..?

此方も大変長文失礼いたしました:: )


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