Russian Blue 2015-08-18 22:00:45 |
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それは…ッ、それは…だって…、セっちゃん、俺がちょっと不機嫌で拒絶しただけで傷付いてたじゃん。"お兄ちゃん"に裏切られたのだって、俺が、俺自身が自分の知らない内に相手を傷付ける様な事しちゃってたからかも知れないんだよ…ッ?そんな…バケモノなのに、甘えられたりしたら何でもして良い、何でも曝け出していいんだって…勘違いする、じゃん…!俺絶対酷い事するよ?自分が制御出来なくなったら、何するか分からないんだよ?
( 人に害を与える存在、己を吸血鬼等称するのは自分自身を戒めた言い回しだったのかも知れない。赤く広がった殴り跡に指を這わす姿、恐れを抱いているとも捉えてしまう無理な歪な表情を浮かべる姿、そのどれもが今己に向かい向けられているのだと脳内に声が響けば.よろりと一歩後退りをし。熱を帯びた手の平と相手の顔を交互に比べて見れば今自分が何をしたのか、それに対する恐怖で口元が震えてしまい。折角と相手の不安が徐々に吐き出されて居るのにも関わらずロクに受け止める事すら出来なくなってしまえば醜い姿を完全に曝け出していき。その語り途中で出てくる"兄"の存在も'バケモノ"と称する自重言葉も全て自分へと降りかかる槍の様に感じれば、まるで体力を削がれた姿で力無く感情の収まりかけた暗い瞳で相手を見据え。_今更何を言えばいいのだろう、すっからかんに抜けた脳内では上手く思考など纏まらないのか、唯只管許されるはずもない謝罪の言葉を吐けばそのまま覚束ない足取りで後退し、)
__でも、もう…手遅れかな。…俺、もう弁解とか誤魔化しとか上手い事出来ないから。…ごめん、無理強いさせて…ごめん、__ごめん…ッ、
――…俺も大概だろうけど、くまくんも随分な怖がりだね。ねえくまくん、俺の話ちゃんと聞いて。…こんな情けないこと、二度と言わないから…ちゃんと、一回で覚えてよね。
(自分は拒絶されることに怯えて、相手は曝け出すことに怯えて、お互いの過去がその由縁となってしまっていることは十分に理解でき。しかしそれを理解すればするほど感じる互いの噛みあうはずの部分がずれているような感覚に小さく溜息をつくと自身の瞳に薄く溜まり始めていた涙を指先で拭って、後退する相手に歩み寄り。逃がさないとばかりに相手の両頬に手を当て涙に濡れる表情ごと包み込んでやると少しだけ呆れたような、自嘲の混じったような声で小さく呟き。決心をつけるように息を吐き、それから相手と自分の額をそっとくっつけるとそのまま目を伏せて。お互い相手を想い合うからこそ生まれる心のずれと不安、それを解消させる方法があるとすれば昨晩想いを伝え合った時の様な、何方かが一歩踏み出すことしかなくて。昨晩の相手は同性というマイノリティーさえ飲み込んで自分に想いを伝えてくれた、だとしたら今相手の不安を取り除くために自分が出来ることは相手のように自らも一歩不安な心の殻を破ることで。まだ少しだけ怖くて震える声も、相手の反応が怖くて上げることの出来ない視線もスマートな対応とは言い難いけれど、それでも意を決して唇を開くと囁くような酷く細い声ながら自分の想いを素直に漏らし始めて。)
…俺、くまくんにだったら酷いことされてもいいよ。どんなことされたって、くまくんにしてもらえるなら何だって嬉しいよ。避けられて、嫌われて…拒絶されるより、その方がずっといい。だから…甘え、させてよ。大好きなんだもん、甘えたいしお返しがもらえるならどんなに酷いことだって、くまくんにしてもらえるなら全部受け入れたいよ。だから…どれだけ酷いことしたっていいから、最後はちゃんと受け入れて。拒絶だけで終わらせないで、ちゃんと愛されてるって思わせて。
( ああああっ::背後様!お返事かなり遅くて申し訳ありません...っ!:本題クリスマスはぼっちなくせ年末前の忙しさで中々お返事出来ず..言い訳がましいですね::
日々妄想でお返事内容は万全なのですがいざ手をつけると寝落ちがっ::勝手ながらのかなりのスローペースになりそうですが、もう暫くお待ち頂けると幸いです..!)
ッ___そ、れが…それがセっちゃんの望みなの?、壊されて…ボロボロになってまで俺と一緒に居たいの…?そんなの…馬鹿、だよ。そんな訳無い。人は皆…傷付くの何て嫌___な、のに…ッ!
( もう修復なんて許されない、過去に感じた残酷で冷たい感情が己を支配していけば逃げ場を探す様に足取りを悪くし。そんな時、ふと捕らえられたのは両頬.包み込まれる相手の手は不安に冷たく、勿論こんな己を見て自分の気持ちを今更曝け出すなど.とてもでは無いが勇気がいる事で有るのは己が一番良く理解出来ていて。合わせられる額と相手の発せられる震えたか細い声に耳を傾けざるを得なくなれば、そっと相手の不安を受け止めて行き。相手にとっての"拒絶"、何よりも恐ろしく感じてしまうその行為を包み隠さず吐き出す相手の様子は少なくとも今の己には痛い程心に響き渡り。思わず不安な心に声を荒げるもみっともない姿、これ以上醜い姿を見せても今の相手ならきっと受け止めてくれるのだろう.相手の言葉にはそう感じさせてくれるものがあり。愛すだけで良い、それが己にとってはどんなに楽で申し訳ない程簡単な事か、徐々に冷たかった身体に暖かさが灯れば未だ震えた手先で相手を抱きしめ。まだ歪んだ思考の中の暖かさに歓喜にを覚えれば己らしくも無くくしゃりと歪んだ顔で涙を流し。それと同時に取り戻す己の自我、本来ならばこうかけていただろう台詞を伝えては思いに相手の後頭部をあやす様に撫で、)
…愛されてるって確かめさせて、…なんて、_そんな簡単な事、幾らでもしたげるよ。_俺、セっちゃん大好きだもん。大好き、だから…、ありがとう。__本当は怖かったんでしょ?、自分の殻破って思い伝える_とかセっちゃんには向いてないし。怖かったねぇ、
ッ、ん…っ!怖、かった…ッこんなこと言ったら、嫌われるんじゃないかって、ぇ…っ!
(相手の不安を取り除くため自分がとった行動、自らが選んでそうしたことではあるもののやはり根底にある恐怖は拭えず相手の反応に強い怯えの色を映すように伏せた睫毛を震わせて。しかしその行動が相手の中にきちんと届いてくれたのだろう、柔らかな抱擁と共に口にされた言葉に堪えていた涙がぼろりと瞳から零れると擦り寄るような動きで相手の肩に顔を埋め。恋のときめきなどとは違う、極度の緊張から未だにどくどくと高鳴る胸を少しの隙間でも惜しむようにぴったりと相手の身体に密着させ自らも相手の首に腕を回すとあやす様な相手の言葉に小さく頷いて。相手を束縛するような重たい言葉、一度その想いが原因で遊木に疎遠にされるようになった経験から同じことを恋愛感情として強く好いている相手に向けるのは酷く恐ろしいことで、受け入れてもらえたから良かったもののもしものことを考えると今でも怯えの感情は収まらず、あふれる涙に時折肩を跳ねさせ嗚咽を漏らしながららしくもなく相手に縋りつくと抱え込んでいた弱音を涙声で吐き出して。)
くまくん、ッは…こ、こんなに重くても、ちゃんと好きでいてくれるの…ッ?と、途中で嫌になって逃げたり、っとか…嫌われたり、したら…俺ッほんとに死んじゃうかもしれない、よ…っ?
(/先日はわざわざご報告ありがとうございました。此方も年末年始はやや予定が詰まっておりましてお返事が遅れることが度々あるかと思います;;その際はどうかご了承くださいませ!)
…、素直素直。_何度も、何度も言うけど…ッ、俺はセっちゃんが好き、なんだよ…?どんなに重くたって、…好き、なんだから。自身持ってよ。…そもそも、…ッあんなに傷付けたのに、さ…まだ好いてくれる。こんな俺に的確な人が何処に居るっていうのさ、
( 本当に怖かった。己の心底の気持ちをぶつけるなど、知らず間に相手を傷付けてしまう行為を取ってしまうなど.どんなに恐ろしかったか。相手の背へと回した手の震えを誤魔化す様に擦り寄る相手に身を押し付け、伝わる細やかな相手の心音を聞いていれば自然と此方が宥めてやらなければとも思う程心に余裕が生まれていき。_相手も大概では無かったのだろう、一歩踏み出す勇気の重さを受け止めれば宣言通り甘えに身を任す相手に甘やかな言葉を返していき。相手の弱い姿、醜い姿等こうして関係が成立する前に何度か目の当たりにしていたも、今回はまた別格の不安を抱えて吐き出した為か一層弱くも見えて。そんな彼を今受け止めてやれるのは己しか居ない_微かな優越感に交え幸福感すら感じてくれば人目気にせず腕を後頭部へと回し強く抱き締め。気付けばあんなに晴れやかだった空も忌々しく感じた日の光も殆ど落ちていて、ふとその事を勘付けばあくまでさりげなく周りの状況を伝え、)
__本当に後悔して無いんだね。…っ、ふふ。結局不恰好じゃん、誰かに見られてたら如何するの。
( / おとと、抜けていました..:: いえいえ..!やはり何方もお忙しいのですね。勿論把握させて頂きます!今年も残り日数少ないですが、これからも宜しくお願い致します* )
――ッ、それは、だめ…。俺はゆうくんのことで散々男色だの言われてるけど、くまくんは違うし…。
(強く抱きしめられれば比例するように徐々に楽になっていく胸の痛みにほう、と小さく安らいだような吐息を漏らすと相手の肩に頬をくっつけたままぼんやりと視線を放って。日が落ちたことで街頭の明かりがぼんやりと辺りを照らし始め、人気がない道とはいえ見通しが大分悪くなりだしたことでもぞもぞと小さく身じろぐと相手の言葉もあってかゆっくりと体を離し。名残惜しさからつんとした感覚を訴える鼻先を押さえる様に手を添えながら小さく首を振り、こんな状況を目撃されてしまう可能性に難色を示すとぽつぽつと言葉を零し。遊木に対するストーカー紛いの行動や誘拐監禁などといった過去の行いから男色疑惑なるものが吹き出してしまっているのは確か、そんな土壌が出来上がってしまっている己とは違い相手はあくまでノーマルとして見られているからこそ自分との関係などというスキャンダラスな光景を誰かに見られるわけにはいかないと強く感じていて。未だ赤く充血した瞳からぽろぽろと零れ落ちる涙を拭いながら僅かに距離を取るものの、片手では相手が離れて行ってしまわないようにと服の裾をきつく握りしめたまま高ぶってしまった気持ちを落ち着けようとしていて。)
ッ、はぁ…ごめん、もうちょっと待って…。なんか、ちょっと…ッ涙、全然止まんなく、て…。
_いいよ、それこそ我慢とかされても困るし。…この、位なら…別に変には思われないでしょ、
( 遊木との彼是の有る彼なりの気遣いか、周りの目が無いのならそれこそ甘えて来ただろう状況でも.今はいつ誰の目にとまるかも分からない野外である為にそっと身を離され。感情の起伏がそう激しくは無い己で有るにしても今回の様な恋絡み、ましてや己の今まで抱えてきた恐怖を吐き出すなどと言った大それた事をした後では感情の高ぶりも未だ多少に残ってはいる訳で。無論性格上相手はそれ以上の高ぶりを覚えていたのか、謝りを入れながらも涙を零すその姿に如何にかして抑えてやろうと思う気持ちが勝り。そっと相手の頭部へと手を伸ばせばその柔らかな髪をぽんぽんと軽く叩くように撫で。これでも周りからして見れば奇怪にも見えてしまうかもしれない、だが己の心情からすればそんな事など些細な事と思えてしまい。_ひとしきり相手が落ち着き始めただろう思えば手を離し、気持ちを切り替えるかのように日の沈みかけた空を見上げれば.今更ながら現状況に誤りを入れ、)
__本当、ごめんね。顔だって殴っちゃったし…俺割とセっちゃんの顔大好きだから、…自己嫌悪、してるんだけど。
…ふふ、くまくんじゃなきゃ賠償問題にしてたかもねぇ?まあ、くまくん相手でも責任はちゃんと取ってもらうけど。
(確かに頭を撫でている程度では恋人同士などと書き立てる方がおかしいと思えるほど淡い触れ合いと思えるが、それにしたって聊か仲が良すぎるような違和感の残るものでもあり。しかしそんなぎりぎりのところを突いてでも自分を慰めようとしてくれたその気遣いが一番嬉しくて、その微笑ましい様子に思わず小さく笑みを零せば次第に涙も収まっていき。深く息をつきながらいまだに僅かな痛みをひりひりと訴えてくる頬に何気なく手を添えていれば相手もその傷を気にしていたのだろう、顔には自信を持っているモデルとしては勿論、瀬名泉という個人としても相手の謝罪の端々に含まれていた賛辞は嬉しいもので思わず緩みそうになる表情をどうにか取り繕えば相手に一歩近づいて。つん、と悪戯紛いに相手の頬を突いてから大丈夫だと伝える様ににっと笑みを浮かべて見せれば冗談っぽく言葉を続ければ一瞬だけ相手の耳元に唇を寄せて。相手以外には到底聞こえない様な小さな囁きを落としてからすぐに離れると、相手を誘い出すように意味深な目配せをしてから先を歩み始めて。)
――今夜は責任とって、買い物終わったらくまくんち泊めて。勿論拒否権なんてないんだからねぇ?
___っ、ふふ。…大胆だねぇ、セっちゃん?でも、よりにもよって兄者の居る日に泊まりに来るとか…タチ悪いよ。声とか抑えて貰わなきゃだし、…なぁんて。いーいよ、泊まりにおいで。
( 手の感触からも分かる整えられた髪質、それに伴う様にまた整った綺麗な顔、どれもが己の好みで有ろうなかろう引き寄せられるものは大いに有り。それ故に傷をつけてしまった事を深くこそ反省はしていたものの.相手の提案紛いな誘い文句など予想はしていなく。耳元へと吐かれる微かな吐息と甘い囁きが多少擽ったくも感じれば小さく首をすくめるも、此方からしてみれば上手い誘いで有るのか思わず緩む口角も隠さずに.にたにたと笑みを浮かべ。_拒否権など無い。その言葉に彼らしさを感じた為かくすりと笑みを零すも、本日家に居るのは忌々しく思う兄の存在。それを思い出せば苦味を含んだ表情をふと見せるも相手が居ればそんな尖った気持ちも和らぐのだろう、小さな溜息と共に揶揄い言葉を続けては先導する相手の隣を歩き。_それにしても帰るにはまだ早い、先程相手が口にした買い物を優先させる言葉をかけ、)
_ねぇ、それで何処に連れてってくれるの?俺良く分かんないからさぁ…セっちゃんに任せるよー
( / あああッ新年ですね、!だいぶお久しぶりでございます..!明日からは通常通りお返事出来るかと思います..!それは兎も角、貴方様にお会いできたのも幸運*これからも我が儘凛月共々冴えない背後も宜しくお願い致します..! )
…声抑えなきゃいけないくらい良くしてくれるなら、啼かされてあげてもいいけどぉ?
(相手が口にした言葉は恐らく単なる揶揄いの意しか込められていない軽いものだったのだろうが、たまにはそれに反撃をと照れてしまいそうになる自身の感情を抑え嘲るような笑みを浮かべながら振り返ると、そっと自らの唇に人差し指を当てながら艶を含んだ意味深な言葉を続けて。あまり長く相手の方を向いて気持ちを抑えていられる自信もなかったためすぐに向き直ってしまったが相手も反撃を予測していないはず、それなりに報いることが出来ただろうとひとり満足したような溜息を漏らしてから漸く細い路地から街頭や店舗の照明できらきらと輝きを纏っているように見える大通りへと出ると少し辺りを見渡してからさりげない身振りで伊達と思しき黒ぶちの眼鏡を掛けて。此処からは一目にもつくだろうことを相手にも知らせる様に鞄に予め用意していたのだろうマスクを相手に手渡し、それから傍の店をそっと指さすとこれから買い物に回る順路を軽く説明して。)
…まずはあそこね。まだ人が多いのがちょっと気になるけど、俺が普段買ってるところだから気利かせてくれるはず。後は隣と…向かいの店なんかもいいかも。アクセサリーはどうせくまくん面倒臭がるだろうから控えめにして…――。
(/此方こそ大分遅れてしまい申し訳ありません;;改めまして、明けましておめでとうございます!
一月中は当方リアルの方でやや予定が詰まっています故お返事が遅れ気味になってしまうと思いますが、どうかご勘弁下さいませ…(泣)
お相手させて頂き始めてはや三ヶ月、すぐに廃れていってしまうトピが多い中長くお相手させて頂けて本当にうれしいです^^これからもどうぞよろしくお願いいたします!)
そりゃ勿…論、___っ、!?…あー…本ッ当無理…今直ぐ帰りたい所だけど…我慢、我慢。_その言葉覚えてなよ。
( この後の予定を聞くに混ぜた揶揄いの言葉、また何時もの様に頬を染めては羞恥に尖った反論をしてくると踏んでいたのだろう、相手の反撃には当然構えなどしては居なく。何時もなら此方が仕掛ける艶かしい色声や仕草を完全にモノにしているかの様な相手の言動に思わず頬に熱が込み上げるのを感じ。同時にやはり健全男子、口では老人と称する己であれクるのもはクるのだろう.先程曝け出した醜い欲望に任せた感情とはまた別な強い欲に呑まれそうになるも、此処は一つ抑える様に己の胸辺りの服をぎゅっと掴み耐えつつどこか興奮染みた様ににたりと笑みを浮かべれば脅し文句の様に最後言葉を付け加え。_そんな此方の葛藤もまるで御構い無し、人目のつく街路へと到着すれば仮にもアイドル.手渡されたマスクを重怠げな仕草で装着し。回るので有ろう店の話をされても正直此方としては特に興味もある訳では無く、こくこくと適当に相槌を打ってやれば半ば強引に相手の説明を中断させ、)
__あー…、はいはい。…はい、じゃあそこ行こ?あんまり長々説明してたら寝ちゃうかも知れないしねぇ…、…で、何処から行くんだっけ、
( / あわあああ::言っていた側から...ッ!此方までお返事遅く申し訳ありませんん::
無論了解です...!リアルは優先して頂きたいので::凛月共々大人しくお待ちさせて頂きますッ::*
な、何と…三ヶ月も経つのですね..!時間の流れとはまた早いもの..( いえいえそんな..!実を言うとこんなにも長くお付き合いさせて頂いた方は初めても近いので、私も大変嬉しく思います* 此方こそ!是非とも今後末長くお付き合いお願い致します..! )
もう、興味ないのは最初から分かってたけどさぁ…もうちょっとちゃんとしてよね、迷子になったって探してやらないよ?
(相手への挑発はどうやら成功したらしい、自分の言葉に堪えるような声を漏らしながら顔を赤らめる相手に内心ほくそ笑みながらも表面上はあくまで何も感じていない風な、すました表情を保っていて。早速店を回るというのに案の定気のない言葉を返してくる相手に半ば呆れたような声色ではありながらもその姿さえどこか微笑ましくて口元を緩めながら言葉を返すとそっと眼鏡のブリッジを押し上げて。相手に向けた言葉こそやや冷たいものだが、その言葉の通り相手をほったらかしにするなど普段からお兄ちゃんぶりたかる性分を覗かせる己に出来るはずもなく、相手の手を掴み自分のコートの裾を掴ませるように促すと視線を目的の店へと戻し。「…くまくんから握ってるくらいなら、仮にファンに見られたっていつもの感じだって見逃されるでしょ。どこ行くか分かんないなら、せめて掴まっててよねぇ。」元々相手はユニットの中でも甘えが許されるようなポジション、だからこそ空いてからならファンに見られたところで可笑しな勘繰りもされないだろうと踏んでか小声でその旨を囁いてやると、相手がきちんとついてきているか窺いながら緩やかに歩みを進めて。)
迷子に何かさせられない癖にぃー、…っ、?とと。…まぁ、そうだけどさ…なぁんか、癪。しゃーくー…、あ、
( 己が興味の無い事など百も承知なのだろう、表情こそ柔らかなものでは有るも諦めた様な呆れた様な態度で言葉を返す相手にそれこそ面倒と言った風に頷き。迷子、など一体相手は自分を何だと思っているのか、仮に逸れたとしても流石にこの年で迷子になったからと喚き散らす事は無いものの.やはり面倒事が増えるのは嫌なのか一瞬態度を改めようとも思うも相手が相手、性分上己を置いていく等できないはず。そう根拠も無い自信だけの確信をつけば余裕綽々と言わんばかりに言葉を返し、_とそんな余裕も砕かれる様に掴まれる手首、そのまま裾へと誘導させられれば何事と相手の方を向き。同時に先程の行動の意図を汲み取れれば不覚にも.それこそ恋に踊る少女の様にドキリと心臓が揺らげば何時もの調子が掴めずに動揺からか多少視線を泳がせ。_こんなはずでは無い、先程から何なのか完全に何時もと真逆。ペースを掴まれっぱなしのこの状況にか.それとも不覚にもときめいてしまった己にか不満すら思えば多少大きめの声で駄々に似た感情を出してしまい。それが丁度近場を通る女子高生で有ろう数人の女性集団の目を引いてしまったのか、何処か興奮した様にひそひそと会話を始めるその様子に直感的に嫌な勘が過ぎり。掴んでいた相手の裾をそのままぐいぐいと引っ張ればギリギリと聞こえるまで距離を詰め、事の現状を伝えては言葉では危機を伝えているにも関わらず何処か楽しげな声色で、)
__ねぇ、セっちゃん。…セーっちゃん、…ちょっとやらかしちゃった。早く行かないと捕まっちゃうし、急いだ方が良いと思うんだけど、
…くまくんさぁ、一体何年アイドルやってる訳ぇ?危機感とかさぁ…ほんっと、どこまでぼけぼけなんだか。…しょうがないからちょっと走るよ、くまくんのせいなんだから文句言わないでよねぇ?
(意図的に相手への反撃を試みたせいかやや強く反発を見せる相手に何だか先手を取れた実感を感じひそかに笑みを浮かべていて。しかしそんなひと時も束の間、あいての反発が予想以上に周りに目立ってしまっていたのだろう、自分も得意げになっていたせいで気付くことの出来なかった周りの反応を相手に知らされ不機嫌を粟原にするように眉を寄せると深く重たいため息をあからさまにつきながらぐちぐちと相手に文句をぶつけてしまい。とはいえ相手の反応を誘発させた自分にも責任はあると感じているからかよく口にする根に持った様な粘着質な文句までは口にせず、相手が言葉で指した対象だろうやや浮足立った様子の女子高生の集団に目を向け。モデルやアイドルとしての笑顔、時には"王子様"などと称される綺麗に取り繕った笑みで其方にそっと手を振ってから不意にどこか悪戯っぽく片目を閉じ、プライベートだということを知らせる様に唇の前で人差し指を添えてからいきなり相手の腕をぐっと掴むと、そのまま彼女たちに追われないよう人ごみに紛れる様にして足早にその場を後にし。そのまま少しだけ迂回しつつ目的の店までたどり着くと、少しずれた眼鏡を直しながら丁度接客に出てきた店員に目配せをして。)
――…まあ、ここまで来れば大丈夫でしょ。ああいう子達にはちょっとグレード高くて入りにくいだろうし、ここの店員ならそういうファンは止めてくれるだろうから。
ありゃお怒り?ごめんってば、…?…ふふっ、あの子達セっちゃんスマイルにやられてるねぇ、やっるー…う、…ちょ、ま___!
( この状況が同ユニットの後輩である彼で有ればきっと慌てふためいて居ただろう、だが己はこれでも"アイドル"としての経験は重ねてきている方である為か.この多少のスリルも楽しみとさえ思う気持ちが湧いてしまい。だがそんな己反面やはり相手のお咎めはもっともなものであり、流石に悪い気はしていない訳でも無く。本心とこそ感じさせない様な軽い口調で謝罪を添えていればふとまた沸く黄色い悲鳴が耳に入り、大体は予想が着いている為に相手の方を向けば案の定普段通りと言えば普段通り.綺麗に作り上げられた相手の笑みが見え。幾ら作られたものとは言え、やはり綺麗なものは綺麗.誰もが惚れてしまうようなその光景に少しばかりの嫉妬が過るも、共にそんな彼の誰も知ることの無い.本当の表情を見る事が出来る優越感が上を越せば仕方無しに小さく息を吐き。その意図など分からせない様また何時ものように揶揄いの言葉を加えれば同じ様とは言えずともその集団へとまるで[見つかっちゃった]とも言うつい甘やかしたくなる悪戯っ子の様な笑みを向け。最後に一つ仕掛けをとすればそれも丁度良く遮られ、気付けば人混みを掻き分ける為と足が進んでおり。__足が止まった頃には己の意識も朦朧。完全に上がりきった息の合間に相手へと返答をすれば辺りを数度見渡し、多少息が整えば改めて目の前へと立つ店員へと会釈をし、)
_はぁ…っ、は…っちょ、…セっちゃ…っ、速すぎ…!あ、着いたんだ…、ふぅっ…うん。分かった、万全なお店…ね、ありがと、
ちょっとお、くまくん体力落ちたんじゃないのぉ?たまには自主的に鍛えたりした方がいいんじゃない?
(彼女たちを撒くために人混みをくぐる様にして走り抜けてきたこともあり此方もやや息が上がっているものの、普段からモデルとしてのプロ意識からかスタイル意地のために自主的なトレーニングを欠かさないこともあり相手程疲労感を露わにはしておらず。上がってしまった息を整える相手を横目にどこか意地の悪さを感じさせる笑みで鼻を鳴らすとからかうような言葉を相手に向けてやり。実際問題日中は睡眠、それ以外もたまにピアノを弾いているくらいで自ら進んで運動などという面倒をしそうにない相手との基礎体力の差はユニットとしては目立たなかったとしても今後のために鍛えておくに越したことはなく、暫し品定めするような目つきで相手の身体を眺めてから「…うん、もうちょっと筋肉付けないとモデルとしてはイマイチかなぁ。」などと呟きを漏らし。そんな中漸く傍に寄ってきた店員に意識を移すと相手の二の腕辺りを掴んだまま引っ張る様にして店の中を進んでいき。丁寧に飾るように並べられた服を眺めながら時折店員と何やら言葉を交わしたり、ようやっと服を選ぶまで漕ぎつけたことで腕こそ引いていても大分意識が相手から服選びに移ったようにそちらに集中しているような様子を見せ。)
んー、落ちた.って言うか…自主的にむさ苦しく運動ーとか似合わないじゃん。俺は、静寂な世闇に生きる吸血鬼だからねぇ、…寝てー…好きな事してればー…って、聞いてる?
( 暫しの休憩により漸く上がった息も落ち着いてきたのか、何時もの調子を取り戻すように数回小さく頭を振れば走って来た為に乱れた毛先を手で軽く整え。そんな遅れに身嗜みを整える己とは反面、流石体型維持にも力を入れている為か余裕に息も整いからかいの言葉まで投げ掛けてくる相手に悔しさと共に素直に尊敬の意が込み上げ。それでもそんな尊敬言葉も口にしないのは己の負けず嫌い面か、イマイチ等と称されればまた意味も分からない反論を口にし。_そんな反論すら耳に入っていないのだろう、引かれる手を離されてはワザとでは無いにしろ完全に己から意識が背く相手を邪魔しては悪いと思うと同時に暇を持て余せば、彼へと付く定員とはまた別の.己の傍で作業を進める店員に何言う無しに話しかけてみて、)
、ねぇねぇ、暇だから構って欲しいんだけど。セっちゃ…あー、瀬名くんは良く此処に来たりするの? 、俺はね__
…くまくん、何よそ見してんの。ほら服、とりあえずだけどこれ着てみて。はぁやぁくぅ、出遅れた分急いでよねぇ。
(店員と自分のイメージを相談しながら相手に似合う服をと試行錯誤していた最中、傍にこそいるものの自分ではなく他の店員と会話することで暇を紛らわせようとしている様子の相手に嫉妬などと認めたくはないものの確かにもやもやとした何かが胸の中に広がっていき。そもそも彼を放置した自分が悪いのだが、そんなことはお構いなしに相手と店員との会話を途中で遮る様にぐっと相手の腕を引くとその胸に漸く決まったらしい一先ずのコーディネートを押し付けて。そのまま相手の腕を引き試着室まで連れていくとそのまま相手だけ押し込むかと思いきや、押し込むと同時に自らも試着室に押し入っていき。カーテンを閉め切ってから少しだけむっとしたような、どこか不機嫌そうな様子で相手と向きあうとそのまま相手の上着に手を掛け。)
――…くまくんさぁ、ほんと誰にでも甘えるよねぇ。そういうつもりないのかもしれないけど、アイドルなんだし安売りで可愛さ振り撒くのやめてよねぇ?
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