Russian Blue 2015-08-18 22:00:45 |
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( / わわ、お返事遅れてしまい申し訳有りません..!::
ここ4日5日、大事な案件有っての顔出しが出来ないので、ご了承下さいませ..!宜しくお願い致します:: )
…ふふ、誤魔化してんのバレバレだけど。…キスまでしといてさぁ…良く言うよね、…俺の事"好き"なのかって聞いてるの、
( 微かに頬へと赤を灯す様子がまた可愛らしく見えるのか.掴んでいた袖をそっと離せば、らしくも無く眠気を抑える様にもそりも起き上がり相手に覆い被さる様その背へと飛びついてみて。それでも完全に眠気が振り払える筈もなくそのまま体重を掛けていけば、羞恥や動揺からか話題を逸らそうと企む相手に向かい冗談を被せる様な言葉を投げ。先程の口付けがバレて居ないとでも思っていたのか、どこか忙しい相手の鼓動を身を通じ感じれば追い討ちをかけるかの様に.にんまりと笑みを浮かべて見せ、再度乗っかる様に首元へと手を回せば耳元へと口寄せ乍ら問い詰め。それと共に感じた先程までの不満、告白時、散々と"好き"を求めてきた相手からのその言葉は聞いた事もなく。口付けこそ貰っては見たもののやはり言葉で伝わる物はまた違うのだろう、甘える様身を擦り寄らせる行動とは裏腹に何処か不安な本心を見据える様な声色で問い、)
( / わわ、長らくお待たせしました..!ただいま戻りました*
引き続き宜しくお願い致します..!)
~ッ好きだよ、何か悪いのぉ!?そもそも好きじゃなきゃキスなんて絶対許さないし、布団どころか家にだって呼ばないっての!そのくらい察してよねぇ!?
(ばれていないと信じていたかったのにあっさりと口にされた相手の言葉に思わず身を固くし。背に飛び乗ってきた相手の体重こそ何とか支えたもののこれからどう返答すればいいか分からずただただ羞恥に震えるだけで沈黙を続けていた中、甘えた様に擦り寄る相手の体温と共に口にされたどこか不安げな心を窺わせる言葉に押され自棄になったように声を上げると此方に抱き付く相手を視界の隅に捉えて。自分が相手の好意を不安なように相手も自分が好意を抱いているか確かめたいのだろう、告白の際散々相手に愛の言葉を求めた癖に此方からは何とも、なんて道理が通らないと分かってはいたようで大分相手の追い打ちに後押しされた感は否めないものの珍しく自らの想いをそのままに口にするとひとしきり離し終わったところで首に回った相手の腕をそっと掴んで。)
…これ、離してよ。またくまくんだけ、とか…嫌なんだけど。――…ちゃんと、前から抱きしめてよ。
(/お帰りなさいませ!お待ちした分此方は楽しみが増えたようなものですから、どうぞお気になさらず。
こちらこそよろしくお願いしますー^^)
__、ふぅ…ん、…まぁ、セっちゃんが俺の事大好きって事位…知ってたけどねぇ。…そう、
( 此方の不安など容易く読み取られたのか、それとも先程の追い討ちに本心を言えざるを得なくなったのか、何方にせよ何処かヤケ気味にで有りつつも心底と言える相手の告白に思わず驚いた様に間を空け。己が想像していた顔真っ赤に恥じらいながら_等と言った甘い妄想とはまた違うその本心の晒し方に動揺した様に口をもゆりと緩ませれば、その言葉を噛み締め。相手に歓喜に溢れた感情を悟られぬ様口元をそっと抑えつつ可愛くもない返しをしては、また首へと回した手で抱き締めようとしたその時、そっとその腕へと手を添えられ。思ってもいなかったその願いに困惑こそ感じるものの、滅多に彼是求めない愛すべき相手の要望と有れば睡魔等打ち払うのも容易いようで。そっと回していた手を解き、未だ重い身体で立てば相手の正面へと周り柔らかく相手を抱き締め、)
__はぁ、…俺を朝からこんなに動かせるの、セっちゃん位だからね…?、ご褒美ご褒美、…
…くまくんは、言ってくれない訳ぇ…?
(仕方なしとばかりに重い腰を浮かす相手に色々と言いたいことはあるが、それでも行動に移してくれるのは相手にしてみれば珍しいことで自分が求めたから動いてくれていることも分かっていて、口にしかけた不満はそのまま飲み込んで。今までずっと眠っていたからだろうか、相手の体温はいつもよりほんの少しだけ高いような気がして、その心地よい温もりに僅かに表情を緩めながらそっと背中に腕を回すと肩に顔を埋め。普段から素直になれない自分ではあるもののどちらかと言えばこうして甘えているのは好きで、相手のお蔭できっかけが出来たのかもう少しだけそんな甘ったるい欲を相手にぶつけてみることにして。ぎゅっと相手の身体に抱き付いたまま、あくまで口では自分ばかりでは不当だとばかりの不満として、けれど本心は純粋に相手の口からその想いを確かめたいという甘えから相手にも言葉を求めると、顔を埋めていた肩から僅かに頭を持ち上げちらりと視線だけを相手の方に向けてみて。)
んー…あー…、好き。セっちゃん大好きー…、
( 肩へと触れる相手の熱を帯びた吐息.回された腕、その行為一つにも幸福を感じれば眠気に重い身体も徐々に軽くなって行く様で。 此方からの甘え仕草や言動は流石は弟、と言うべきか唯単に性分なのか、普段から全面的に押し出している身である為.こうして甘える心地良さも勿論味わい尽くしてる訳で有り。そんな己である為か甘やかす側に回ってみたい、等思う事も無いわけでは無いのか、発せられる言葉こそ相手らしいと言えば相手らしい素直では無いものの心無しか甘えからの台詞にも聞こえ。そんな珍しい心持ちにきゅんと心踊らせられればゆるりと相手への思いを惚気た声色で何度か口にしていき、伝え終えれば小さく笑みを零すと同時に現段階の熱さを思ってか、呆れ口調では有るものの何処か嬉しさの残る思いを吐き、)
…ふふ、。コレがまだ付き合ってー…?一晩しか経って無いとかさぁ…熱過ぎでしょ、俺ら、
…なぁにぃ…飛ばし過ぎると冷めるとか考えてる訳ぇ…?
(自分の甘えた内情は相手に気付かれていないだろうか、少しだけ気がかりではあるものの自分の要求に素直に愛の込められた言葉に思わず取り繕う事もなくふにゃりと笑みを浮かべると笑みを含んだような吐息を漏らして。相手の肩に額をぐりぐりと擦り寄せながら時折ふ、ふふ、と笑い声にも似た小さな声を呟いて、抱き合っていても少しだけ隙間が生まれてしまっていた腹の辺りの空間まで相手に密着させるように正面に居る相手の膝の上にそのまま乗りあげて。珍しく、というか相手の前では中々見せない遊木に絡むときのような、甘ったるい空気感を纏いながら相手の言葉に耳を傾けていたものの、続いた台詞にぴくりと僅かに反応を見せるとのそのそと緩慢な動きで相手から一度上体を起こして。正面、間近から相手の顔を明らかに先程までとは違う不満げな瞳で見つめると、僅かに震えを含んだ不安定な心情を反映したような細い声を漏らして。)
…っ、あのさぁ…まだ夜じゃないから…本当鬼畜なんだけどー…。…そんな事言って無いじゃん、…不安なの、?
( 今目の前に見える相手のまるで別人とも言えるその姿に心構えもロクに出来て居なかった為か、絶対にと揺るがない余裕の有った心持ちも多少は揺らぐ様で。満面にと緩むその笑みに釣られやんわりと笑みを浮かべていたも束の間、付き合う前は当然.執着を見せる遊木にしか見せない様な甘ったるい空気や言動に上手く対応等出来るわけもなく。自分のペースを殆ど完全に相手のものとされた今、そろりと視線を揺らがせれば先程から勢い良く湧く欲情を抑えようと愚痴を零し。普段であれば日のある時間帯、動く事すら良しとしない己としては昼間からのこの状況は大きな試練他ならず、思わず鬼畜だと相手を咎めれば深く溜息を吐き。それでも目の前にいる相手の何処と無く不安なその声に反応してしまうのが逃れられない恋情なのか、抱き締めた腕に力を込めればそっと問いかけ、)
…別にぃ?構い過ぎて飽きられるくらいなら、こういうこと控えようかなって思っただけ。
(不安か否かと聞かれれば勿論不安と答えられるくらいには未だに相手との関係性に確証を感じられていなくて、気まぐれな相手がいつまでも自分などと恋人ごっこなど出来ないと心のどこかで思っている節があり。縛られるのを嫌う相手、相手を好くあまり縛ってしまう自分、どう考えても相性の悪いお互いだからこそ恋人同士という繋がりを強固なものにしたいのに、そう思って行動すれば結局相手を縛る結果となってしまう。かつて懐いていてくれたはずの遊木に邪険にされている現在のように、相手もその二の舞になってしまったらと思うと不安でたまらなくて、それでもその不安すら相手を縛る一因となってしまいそうで素っ気ない振りで言葉を返すとごつ、と鈍い音がするような勢いで相手の肩から鎖骨の辺りに頭を乗せて。大抵のことはそれなりに器用にこなしてきたのに、肝心な所ばかり不器用で理性的になりきれない自分自身を内心自嘲しながらそっと相手の胸板に手を置き体を離すと、そのまま乗り上げていた相手の膝から体を退けて。これ以上自分の不安が相手を縛る重しになってしまわないように、今度こそ手に入れたものを逃がしてしまわないように、とんと自分の胸を軽く叩いてからいつものような憎まれ口で相手を急かすと改めて食事の並べられたテーブルに向かって腰を落ち着け。)
――…はい、おしまい。ほら、さっさとご飯食べよ。まあトーストなんかはくまくんが中々起きてくれないせいですっかり冷めちゃったけどぉ?
…、。えー…、文句言うなら先食べれば良かったじゃん。…あ、まさか…新婚夫婦初めての朝ー…って言いたいの?_セっちゃんてば、…ロマンチぃストぉ、
( 何となくと発言した単なるからかい一つにしても相手にとっては大事で有ったのか、別に等とそっけなく返す相手の言葉と明らかに相対する行動に矛盾を覚えれば、先程まで高揚していた感情も理性で制御する事が出来。相手にどんな過去が有ったのか、そんな事己が知る余地が無かったにしろ薄々と"遊木"という人物との彼是には感づかされる物が有り。己自身が体験した兄の"裏切り"それとはまた違くも過去と現在の対応の違いから不安を抱える者同士、多少の他人不信に陥り易い所が有るのだろうか、勝手にと根拠を付ければ離れていく相手の様子は重々しくも見えてしまい。一人残されるその感覚に痛い程の思い出が湧き上がれば.ぐ、と胸元辺りの服を掴み小さく項垂れ。_だがそんな葛藤も直ぐに誤魔化せる様な相手の憎まれ口に足が勝手にと動けば、向かいに用意された席へと腰を降ろし。冗談を口にする事でまた何時もの調子を取り戻せば思いに手を合わせ挨拶を済まし、取り敢えず目に付いた食事へと手を伸ばしていき、)
__何てねー、怒んないでよ。…頂きまぁす、
はいはい、馬鹿言ってないでさっさと食べてよねぇ。折角のお休みにいつまでもダラダラしてるなんてもったいないでしょお?
(いつもと変わらぬ態度でからかってくる相手の様子からすると此方の重苦しい不安の念は誤魔化しきれたのだろうか、ひとまず変に突っ込まれてしまわなかったことに密かに安堵の息を漏らし。相手同様挨拶とばかりに両手を合わせてから食事を口に運び始めると何だかんだとやっているうちに朝ごはんのつもりだった食事も完全に昼食と言っても変わらない様な時間帯になってしまっていて、折角の休日がどんどん過ぎていってしまっている現状に小さく溜息をついてからどこか恨みがましさをにじませたような目つきでじとりと相手を見て。そのまま暫しサラダやトーストなどといった食事を口に運びながら相手の方を見つめた末、不意に何か思いついたように目を輝かせると途端に不機嫌さを露わにしていた表情をにやあ、と笑みに変えて。)
…くまくんさぁ、いきなり家に泊まったり俺の休日を邪魔したり色々迷惑掛けてくれてるよねぇ?これって紛れもない借りだと思うんだよねぇ…俺の時間をくまくんにあげたんだから、今度はくまくんが俺に時間をくれる番じゃない?
…丸一日ダラダラねぇ…いいじゃん。じゃあまた夜に起こし__うわぁ…、それ反則じゃない?俺だって色々配慮して行動してたんだけどー…セっちゃんの鬼ぃー…、
( そんな相手の些細な不安も口にされれば勿論受け止め対応はしたのだろう、だがそう問う事で未だ兄を"軽蔑"と言ったある意味で執着している己としては受け止める自信も然程大きくは無く、気づかぬ振り等最低な行為で有ると痛く理解して居るもついその選択を取ってしまい。後ろめたさが残る脳内でただもくもくと料理を口へと運んで居れば、その後ろめたさに付け込まれた様な提案を投げかけられ。言いたい事をぼやかしてか何か、後輩いびり等の悪趣味を持つ相手ならではのその笑みと問いに思わず盛大に不快さを前面に出せばテーブルへとこつり伏せ。思えばこうして不機嫌な感情も安安とぶつけられるこの関係を心地良い等感じるも.やはり面倒な言は面倒で、うだうだと文句を口にしては足を伸ばし相手の足先をちょんちょんと数度突き。だが相手の言う事は何より最も、反論にもならない反論をぶつけるも通用しないと分かれば諦めた様にそっと視線のみを上げ、急かすようにまた足先を突き、 )
…とか言ってもさ、どーせ慈悲とか無いんでしょ?…いーよー、じゃあもう好きにしなよ。…俺の気が変わらない内に、ほらはーやくぅー…、
ふふ、くまくんには今日一日俺のお人形になってもらいまぁす。くまくんって顔はいいのに色々無頓着な所あるでしょお?だから、今日はお兄ちゃんがくまくんに似合う服見繕ってあげる。俺も服見たかったし、丁度いいでしょ?
(予想通り繕うことなく不満げな様子を曝け出す相手に小さく笑みを零すも今回はその態度に折れてやる気は全くなくて、諦めの言葉と共にせめてもの抵抗とばかりに足を突く相手の足先をテーブルの下で軽く払ってから上機嫌な様子で人差し指を立て。他人に見られるときの綺麗に作った笑顔のまま暗に買い物に付き合えという要求を口にすればその裏に忍ばせた相手と初めてになるだろう所謂"デート"とも言える事実はあえて伏せて置き。先程のやり取りであまりにあからさまに甘えてしまうのは控えた方がいいと学習したのか、だからこそあくまでただ買い物に行きたいだけである旨を強めた言い方で提案をするとテーブルに頬杖を突き、拒否権なんて与えるつもりもないくせにまるでどうする、と相手に委ねる様に首を傾げて見せて。)
…、"お人形"…、?それってどう言う___あぁー…、服、ね。…セっちゃんが言うなら別に良いけどー…、正直面倒そうだよねぇ…、
( 未だ後ろめたさが残っている為か.先程踏み込んでやれなかった償いに相手の要求には応えようと腹を括っていたも、 いざ提案された比喩言葉は素っ頓狂な物で。"お人形"、その例えから間も無く連想される人物が安易に浮かべば.抑え難い汚れた感情が湧き上がってしまい。払われた足先をふらふらと揺らしつつ.ふと己はその人物の台替わりに過ぎないのでは等とまるで相手を信用仕切れていないその考えに嫌気がさしたのか、思わず喰いかかる様に身を乗り出すも次に続く言葉には落ち着かされる物が有り。聞けば何とも言い返し辛い事実とそれに加えられた買い物の申し出で、己の思っていた恐怖にも似た不安とは全く違っていたその提案に力が抜けていけば再度机へと顔を伏せ。こみ上げる安堵と柔い喜びを悟られない様、面倒だ、等口では言うものの.内心は素直になれない相手らしい誘い方なのかと妄想を巡らし。_暫くして顔を上げにへらと緩い笑みを向ければ重い腰を上げ、挨拶を済ませば此方としても楽しみなのだろう.さっさと自分用の食器等を重ねシンクへと運び、)
…ま、今日の俺は調子が良いから…付き合ってあげるよ。" でーと " 、
ッ、で!…デートじゃ、ないし…俺がくまくんを着せ替え人形にしたいだけなの、そこんとこ間違えないでよねぇ。
(あえて浮ついた本当の目的を隠していたというのにそれを言い当ててくる相手に思わず声を上げかけ。不意を突かれたせいで僅かに頬に赤みを強めた表情で相手から目を逸らすと今更過ぎる言い訳とともに、あくまで相手で遊びたいだけ、ただのショッピングである側面を強調して。自分でもあからさま過ぎる反応だと分かってはいるもののそのまま流されて相手のペースに巻き込まれるなどプライドが許さず、相手に続いて食事の終わった皿類を重ね自分もキッチンへと向かえば出かける前に食洗機にだけ突っ込んでしまうつもりのようでパン屑など大きな汚れだけさらさらと水で流してから食洗機に詰め始めて。そんな中ふと疑問が浮かんだのか傍に居た相手に視線を向けながら口を開くと、出かける同意を得られたことはよかったがそもそも自分の家に訪れた際相手は制服だったわけで、出かけるにしてもそこまでの服はどうするつもりなのか、その旨を訊ねてみて。)
…あ。ていうかくまくん制服しかないじゃん。今日休みだし、そもそも夢ノ咲の制服ってだけで俺らがアイドルだって誇張しながら歩いてるようなもんだし…オフなのに無駄に目立っちゃいそうだよねぇ。
ふふ、…ほんっと素直じゃないよねぇ、俺の前でくらい素直になれば良いのに。…ん、服?…あー…、確かに。目立ってデートの邪魔されちゃ嫌だもんねぇ、…セっちゃんが、
( 己の揶揄い言葉も.騙されているかと思われる程上手く引っかかる相手が面白くも愛らしいのだろう、思わず小さく笑みを零せば遅れて隣へと並ぶ相手の頬をつんつんと突き。先程珍しくも甘えてきた相手に理性云々で上手く対応出来なかった為か、また普段通りと言えば普段通り素直になれずにいる相手に気を使う様に口を開けば.誰のせいだと言われてしまいそうな理不尽にもさり気なく甘い願望を伝えてみて。だがそんな事兎も角、相手としては早く出掛けたいのだろう、出掛ける為の服装等について問われれば思い出したように.ふむと考え込む素振りを見せ。流石に制服では不味い、そんな意見にまた揶揄い言葉をかけるも.相手の言い分は正論であり。それでも此方としては選択肢もそう多くないのか、泊まりに来た身としては図々しくも思える意見を平然と述べて見せれば.どうかと小首を傾げ、)
…あー…、だったらさ?セっちゃんの服貸して欲しいんだけど。…サイズもそう変わらないんじゃない?、
んー…やっぱりそうするしかないよねぇ…。サイズは確かに合うけど、正直くまくんと俺じゃタイプが違うし…まあ、すぐにお店行って着替えちゃえばいっか。
(此方がわざわざデートだと明言しなかったことが相手にとっていい揶揄いの対象になってしまったのだろうか、執拗にその旨を強調してくる相手に思わずむっと表情を曇らせるものの、悪戯っ子のように頬を突く様子に絆され反論することも出来ずにいて。そんな中返ってきた相手の返答、自分とてその案は真っ先に思いついたものの一応モデルとしてコーディネートには人一倍気を遣っている方で、だからこそ相手にはきちんと相手に合わせたものを着せたいというこの場ではただの我儘にしかならない願いからその手段を避けてしまっていて。とはいえスウェットのまま出掛けさせるなどそれこそ自分のプライドが許さず、すぐに着替えさせることを前提にその提案に首を縦に振ると食器をセットし終わった食洗機を作動させてから手を布巾で拭い。)
うん、…何でも良いけどー…、ふぁ…ふ。眠い…出るなら早く出した方が良いよ、…俺このまま寝落ち出来るし。…ほーら、
( 此方の揶揄いが気に触っているのだろう不服そうに表情を曇らせる相手を見れば、まるで己が優位に立てているとでも思う様に悪戯に口元を上げ。暫くその感覚を堪能した後に漸く突いていた手を離せば先程から発せらる相手の意見をぼんやりと聞き、流石は元モデルと言うべきか.服のこだわりの強いからこそ出る不満言葉に関心こそ持つものの、然程興味の無い此方としてはどうでも良い事の様に思えてしまい。適当に相槌を打ちながら相手の作業が終わるのを待って居れば如何しても湧いてくる眠気に大きく欠伸を零し、普段この時間帯で有れば平気で所構わず睡眠を取っている所、眠いものは眠いのだろう。今更デートの約束を放る等しないにも関わらず急かす様に脅し文句を付ければ、ぐい.と相手の腕を引き思い一つに相手の部屋へと足を進め、)
ちょっとぉ、ほんとに寝ないでよ?なるべくコーディネートに時間かけないようにするけど、それでもみっともない格好で外歩かせるわけにはいかないんだから。
(このまま寝落ち、なんて言葉も相手ならあり得そうで少しだけ焦ったように声を漏らすと手を引かれるままに相手の後を追っていき。とはいえ確かに普段なら、というか学生である以上それが"普段"になるのも聊かおかしな話なのだが日中は基本的に眠っている相手が自分の願いを叶えるためにこうして起きていてくれているという時点である意味特別扱いをしてくれているのだろうと再認識すれば、思わずにやけそうになる口元を引き締めて。部屋に到着するなり壁に備え付けられた大きなクローゼットの扉を開け放ちそこからいくつかの服を手にとっては傍に立つ相手に合わせてを繰り返しコーディネートを決めていけば、先程宣言したとおり割にすんなりと服を決定し。ネイビーのモッズコートを中心とした比較的カジュアルな合わせのそれらを相手に投げ渡すと、背を向けたままいくつか言葉を口にしそのまま自分の服選びへと続いて。)
――ほら、これくまくんの服ねぇ。もっと可愛い感じのがあれば良かったんだけど俺の趣味じゃないし、このくらいカジュアルな組み合わせならくまくんにも無難に似合うと思うよぉ。
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